JP2014206115A - 電動ウォータポンプの取付構造 - Google Patents

電動ウォータポンプの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】車体の振動が電動ウォータポンプに伝播しにくく、且つ電動ウォータポンプの振動が車室内に伝播しにくい電動ウォータポンプの取付構造を提供する。
【解決手段】エンジンルームの車両前面部に配置されたアッパメンバ5とロアメンバ6との間にエンジン用ラジエータ3を配置し、エンジン用ラジエータ3の車両幅方向両端部にはタンク部7を形成し、各タンク部7の上部をアッパメンバ5に、下部をロアメンバ6に、夫々、弾性部材を介して連結する。このうち、例えば車両幅方向左方のタンク部7に電動ウォータポンプ21を取付ける。電動ウォータポンプ21は、剛性を有するタンク部7に固定されると共に、タンク部7の上下部は、夫々、弾性部材を介して車体に連結される。また、振動を吸収するインシュレータ27及び固定用ブラケット28を介して電動ウォータポンプ21をタンク部7に支持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パワープラントの冷却水を循環する車両用の電動ウォータポンプの取付構造に関し、例えば電動ウォータポンプをラジエータに取付ける場合に好適なものである。
このような電動ウォータポンプの取付構造としては、例えば下記特許文献1に記載されるものがある。この電動ウォータポンプの取付構造では、樹脂製のラジエータコアサポートを構成するロアメンバの車幅方向中央部に電動ウォータポンプを取付けている。この電動ウォータポンプの取付構造では、ラジエータコアサポートとフロントサイドメンバとの結合部位、並びにラジエータコアサポートとフードリッジメンバとの結合部が、何れも電動ウォータポンプのラジエータコアサポートへの取付位置から遠く離れている。そのため、これらのメンバを介した電動ウォータポンプの振動が車室内に伝播しにくいとしている。
特開2012−66702号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載される電動ウォータポンプの取付構造では、車室内への電動ウォータポンプの振動は伝播しにくいかもしれないが、車体の振動が電動ウォータポンプに伝播しにくいとはいえない。また、ラジエータコアサポートが樹脂製であるから、電動ウォータポンプの振動が車室内に伝播しにくいとはいっても、車室内への電動ウォータポンプの振動伝播は改善の余地がある。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、車体の振動が電動ウォータポンプに伝播しにくく、且つ電動ウォータポンプの振動が車室内に伝播しにくい電動ウォータポンプの取付構造を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、発明の一態様は、パワーユニットの冷却水を循環する車両用電動ウォータポンプの取付構造において、エンジンルームの車両前面部の上部に配置されるアッパメンバと、前記エンジンルームの車両前面部の下部に配置されるロアメンバと、車両幅方向の一方の端部に冷却水入口を備え、車両幅方向の他方の端部に冷却水出口を備え、前記アッパメンバ及び前記ロアメンバの間に配置されたラジエータと、前記ラジエータの車両後部に配置されたファンシュラウドと、前記ファンシュラウドに取付けられた電動ファンと、前記ラジエータの車両幅方向両端部に形成され、上部が前記アッパメンバに弾性部材を介して連結され、下部が前記ロアメンバに弾性部材を介して連結されるタンク部と、前記車両幅方向何れか一方のタンク部に取付けられた電動ウォータポンプと、を備えたことを特徴とする電動ウォータポンプの取付構造である。
また、前記電動ウォータポンプは、インペラ回転軸が車両上下方向に向けて配置される。
また、前記電動ウォータポンプは、振動を吸収するインシュレータ及び固定用ブラケットを介して前記タンク部に支持される。
発明の一態様によれば、エンジンルームの車両前面部に配置されたアッパメンバとロアメンバとの間にラジエータを配置する。このラジエータは、車両幅方向の一方の端部に冷却水入口を備え、他方の端部に冷却水出口を備える。ラジエータの車両後方には、電動ファンを備えたファンシュラウドが配置される。また、ラジエータの車両幅方向両端部にはタンク部を形成し、各タンク部の上部はアッパメンバに、下部はロアメンバに、夫々、弾性部材を介して連結される。そして、車両幅方向何れか一方のタンク部に電動ウォータポンプを取付ける。電動ウォータポンプは、剛性を有するタンク部に固定されると共に、タンク部の上下部は、夫々、弾性部材を介して車体に連結される。そのため、車体からの振動が電動ウォータポンプに伝播しにくく、また電動ウォータポンプの振動も車室内に伝播しにくい。また、電動ウォータポンプに作用する振動は、電動ウォータポンプをパワーユニットに取付けた場合よりも低減する。
また、電動ウォータポンプのインペラ回転軸を車両上下方向に向けて配置した。そのため、電動ウォータポンプのインペラ回転軸は電動ファンの回転軸と90°ずれる配置となり、電動ウォータポンプの回転軸に起因する振動と電動ファンの回転軸に起因する振動との共振を防止することができ、電動ウォータポンプに作用する振動を低減することができる。
また、振動を吸収するインシュレータ及び固定用ブラケットを介して電動ウォータポンプをタンク部に支持する。そのため、電動ウォータポンプと車体との間には、タンク部連結用弾性部材及びインシュレータの2つの振動吸収部材が介装されることになり、電動ウォータポンプの振動が車室内に伝播するのをより一層抑制することができる。
本発明の電動ウォータポンプの取付構造が適用されたラジエータ周辺の一実施形態を示す背面図である。 図1のラジエータ周辺の側面図である。 図1、図2の冷却水路の模式図である。 図3の冷却水路の概念図である。 図1、図2でラジエータに取付けられた電動ウォータポンプの斜視図である。 図5の側面図である。 図5の背面図である。 図5の電動ウォータポンプ取付構造の効果の説明図である。
次に、本発明の電動ウォータポンプの取付構造の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の電動ウォータポンプの取付構造が適用されたラジエータ周辺の背面図、図2は、図1の側面図である。また、図3は、図1、図2のモータ回路冷却水路の模式図、図4は、図3のモータ回路冷却水路の概念図である。本実施形態の車両はハイブリッド車両であり、車両前方のエンジンルーム内には、車両駆動源、つまりパワープラントとしてエンジン(図示せず)及びモータ1を収納する。また、エンジンルーム内には、図示しないバッテリからの電力を用いて、例えばモータ1の界磁電流を制御するためのインバータ2も配置されている。本実施形態では、エンジンを冷却するための冷却水を冷却するエンジン用ラジエータ3と、モータ1やインバータ2を冷却するための冷却水を冷却するモータ用(モータ回路用)ラジエータ4を備える。そのため、説明がやや複雑になるが、エンジン用ラジエータ3もモータ用ラジエータ4も、共にパワープラントの冷却水を冷却するものであるとして同格に扱う。
エンジンルームの車両前面部上方にはアッパメンバ5が車両幅方向に向けて配置され、同じくエンジンルームの車両前面部下方にはロアメンバ6が車両幅方向に向けて配置されている。本実施形態では、このアッパメンバ5とロアメンバ6の間にエンジン用ラジエータ3が立てて配置されており、そのエンジン用ラジエータ3の車両前方側下部にモータ用ラジエータ4が配置されている。エンジン用ラジエータ3の車両幅方向両端部には、冷却水を貯留するタンク部7が設けられており、各タンク部7の車両上部が上部ブラケット8を介してアッパメンバ5に連結され、各タンク部7の車両下部が下部ブラケット9を介してロアメンバ6に連結されている。上部ブラケット8によるタンク部7とアッパメンバ5の連結部には弾性部材(振動吸収部材)29が介装され、下部ブラケット9によるタンク部7とロアメンバ6の連結部にも弾性部材(振動吸収部材)29が介装されている。また、両タンク部7にモータ用ラジエータ4の車両幅方向両端部が前部ブラケット10を介して連結されている。
ラジエータは、周知のように、ラジエータコアと呼ばれる部分にエンジンやモータなどの冷却水を通水し、ラジエータコアを通過する風によって熱交換を行い、冷却水を冷却するものである。ラジエータコアは、例えば両タンク部7間で冷却水を通水するウォータチューブや通過する風に放熱するコルゲートフィンなどを備えて構成される。また、走行風だけでは冷却水を十分冷却することができない場合や、走行風そのものを受けることができない状態では、エンジン用ラジエータ3のラジエータコアの車両後方に設けられたラジエータファン(電動ファン)11によって風を補う。ラジエータファン11は、エンジン用ラジエータ3のラジエータコアの車両後方面を覆うファンシュラウド12の各通風部(貫通部)13の中央部に設けられている。
このエンジン用ラジエータ3の両タンク部7のうち、車両幅方向一方の端部側、具体的に車両左方のタンク部7の車両上部には冷却水入口が形成され、この冷却水入口には車両後方向きにエンジン用アウトレットホース15が接続されている。また、車両幅方向一方の端部側、具体的に車両右方のタンク部7の車両下部には冷却水出口が形成され、この冷却水出口には車両後方向きにエンジン用インレットホース14が接続されている。そして、エンジン用インレットホース14及びエンジン用アウトレットホース15は、共にエンジンに接続されている。従って、エンジン用ラジエータ3で冷却された冷却水はエンジン用インレットホース14からエンジン内に流入し、エンジンを冷却して加熱された冷却水はエンジン用アウトレットホース15からエンジン用ラジエータ3に流入する。
一方、モータ用ラジエータ3の車両幅方向両端部のうち、車両幅方向一方の端部側、具体的に車両左端部にはインバータインレットホース16の一方の端部が接続されている。また、モータ用ラジエータ3の車両幅方向他方の端部側、具体的に車両右端部にはモータアウトレットホース17の一方の端部が接続されている。インバータ2の冷却水入口には前記インバータインレットホース16の他方の端部が接続され、インバータ2の冷却水出口にはインバータアウトレットホース18の一方の端部が接続されている。前記インバータアウトレットホース18の他方の端部はリザーバタンク19の冷却水入口に接続され、リザーバタンク19の冷却水出口にはポンプ−タンク接続ホース20の一方の端部が接続されている。ポンプ−タンク接続ホース20の他方の端部は電動ウォータポンプ21の冷却水入口に接続され、電動ウォータポンプ21の冷却水出口にはモータインレットホース22の一方の端部が接続されている。モータインレットホース22の他方の端部はモータ1の冷却水入口に接続され、モータ1の冷却水出口には前記モータアウトレットホース17の他方の端部が接続されている。
従って、モータ回路の冷却水路では、モータ用ラジエータ4で冷却された冷却水は、まずインバータインレットホース16を経てインバータ2に流入し、そこからインバータアウトレットホース18を経てリザーバタンク19に流入する。更に、冷却水はポンプ−タンク接続ホース20を経て電動ウォータポンプ21に流入し、モータインレットホース22からモータ1に流入し、モータアウトレットホース17からモータ用ラジエータ4に流入する。モータ1の内部やインバータ2の内部と冷却水路とは電気的絶縁状態にあり、所謂ウォータジャケットの形態でモータ1の内部やインバータ2の内部を冷却する。
前記電動ウォータポンプ21は、エンジン用ラジエータ3のうち、車両左方のタンク部7の上下方向中央部に取付けられている。図5は、エンジン用ラジエータ3に取付けられた電動ウォータポンプ21の斜視図、図6は、図5の側面図、図7は、図5の背面図、図8は、図5の電動ウォータポンプ取付構造の効果の説明図である。図5〜図7では、ホース類は図示していない。この電動ウォータポンプ21は、インペラ回転軸が車両上下方向に向くようにしてエンジン用ラジエータ3に取付けられている。従って、ラジエータファン11の回転軸と電動ウォータポンプ21のインペラ回転軸は、互いに90°ずれた位置に配置される。
エンジン用ラジエータ3の車両左方のタンク部7には、車両上下方向中央部に2つのボス部23が形成され、これらのボス部23に受け用ブラケット24がボルト25によって固定される。この受け用ブラケット24の本体部からは、車両後方及び車両左方に向けて夫々受け部26が突出形成される。一方、電動ウォータポンプ21の本体部は円筒状で、その外周部には、例えばゴムバンド製のインシュレータ27が巻き付けられている。そして、このインシュレータ27の外側に半円弧断面を有する帯状の固定用ブラケット28があてがわれ、その固定用ブラケット28の両端部の貫通穴にボルト25を差し込み、それらのボルト25を受け用ブラケット24の受け部26に締付け、これにより電動ウォータポンプ21がエンジン用ラジエータ3の車両左方のタンク部7に取付けられている。
前述のように、タンク部7とアッパメンバ5又はロアメンバ6との間には振動吸収部材である弾性部材29が介装されており、また電動ウォータポンプ21とタンク部7との間にも振動吸収部材であるインシュレータ27が介装されている。そのため、電動ウォータポンプ21の振動が車体、即ち車室内に伝播しにくく、また車体の振動も電動ウォータポンプ21に伝播しにくい。また、電動ウォータポンプ21は、固定用ブラケット28や受け用ブラケット24を介してエンジン用ラジエータ3の車両左方のタンク部7に取付けられている。そのため、例えば図7に明示するように、エンジン用ラジエータ3と電動ウォータポンプ21とが車両前後方向に重ならないようにレイアウトすることができる。エンジン用ラジエータ3はエンジンルームの車両前面部に配置されていることから、その近傍には走行風が流れる。エンジン用ラジエータ3と電動ウォータポンプ21とが車両前後方向に重なっていなければ、例えば図8に示すように、電動ウォータポンプ21に走行風が当たり、当該電動ウォータポンプ21を冷却することができる。また、電動ウォータポンプ21をエンジン用ラジエータ3のタンク部7の上下方向中央部に配置している。電動ウォータポンプ21の位置が下過ぎると、ゴミが溜まりやすい。また、電動ウォータポンプ21の位置が上過ぎると、ポンプ−タンク接続ホース20内のエアを吸い込んでしまう虞がある。即ち、電動ウォータポンプ21をリザーバタンク19より車両上下方向下方に配置することで、例えば電動ウォータポンプ21の作動によって生じた泡や、ポンプ周辺の冷却水回路中のエアがポンプ−タンク接続ホース20からリザーバタンク19に抜け、電動ウォータポンプ21のエアの吸い込みを防止することができる。
このように本実施形態の電動ウォータポンプの取付構造では、エンジンルームの車両前面部に配置されたアッパメンバ5とロアメンバ6との間にエンジン用ラジエータ3を配置する。このエンジン用ラジエータ3は、車両幅方向の一方の端部に冷却水入口を備え、他方の端部に冷却水出口を備える。エンジン用ラジエータ3の車両後方には、ラジエータファン11を備えたファンシュラウド12が配置される。また、エンジン用ラジエータ3の車両幅方向両端部にはタンク部7を形成し、各タンク部7の上部はアッパメンバ5に、下部はロアメンバ6に、夫々、弾性部材29を介して連結される。そして、車両幅方向左方のタンク部7に電動ウォータポンプ21を取付ける。電動ウォータポンプ21は、剛性を有するタンク部7に固定されると共に、タンク部7の上下部は、夫々、弾性部材29を介して車体に連結される。そのため、車体からの振動が電動ウォータポンプ21に伝播しにくく、また電動ウォータポンプ21の振動も車室内に伝播しにくい。また、電動ウォータポンプ21に作用する振動は、電動ウォータポンプ21をパワーユニットに取付けた場合よりも低減する。
また、電動ウォータポンプ21のインペラ回転軸を車両上下方向に向けて配置した。そのため、電動ウォータポンプ21のインペラ回転軸はラジエータファン11の回転軸と90°ずれる配置となり、電動ウォータポンプ21の回転軸に起因する振動とラジエータファン11の回転軸に起因する振動との共振を防止することができ、電動ウォータポンプ21に作用する振動を低減することができる。
また、振動を吸収するインシュレータ27及び固定用ブラケット28を介して電動ウォータポンプ21をタンク部7に支持する。そのため、電動ウォータポンプ21と車体との間には、タンク部7連結用の弾性部材29及びインシュレータ27の2つの振動吸収部材が介装されることになり、電動ウォータポンプ21の振動が車室内に伝播するのをより一層抑制することができる。
なお、前記実施形態では、モータ回路における冷却水回路の電動ウォータポンプ21をエンジン用ラジエータ3の車両左方のタンク部7に取付けた例について説明したが、要するにパワーユニットの冷却水を循環するための電動ウォータポンプをラジエータの車両幅方向何れか一方のタンク部に取付ければよいので、ラジエータの数や電動ウォータポンプの構成は前記に限定されるものではない。
1はモータ
2はインバータ
3はエンジン用ラジエータ(ラジエータ)
4はモータ用ラジエータ(モータ回路用ラジエータ)
5はアッパメンバ
6はロアメンバ
7はタンク部
8は上部ブラケット
9は下部ブラケット
10は前部ブラケット
11はラジエータファン(電動ファン)
12はファンシュラウド
13は通風部(貫通部)
14はエンジン用インレットホース
15はエンジン用アウトレットホース
16はインバータインレットホース
17はモータアウトレットホース
18はインバータアウトレットホース
19はリザーバタンク
20はポンプ−タンク接続ホース
21は電動ウォータポンプ
22はモータインレットホース
23はボス部
24は受け用ブラケット
25はボルト
26は受け部
27はインシュレータ
28は固定用ブラケット
29は弾性部材

Claims (3)

  1. パワーユニットの冷却水を循環する車両用電動ウォータポンプの取付構造において、
    エンジンルームの車両前面部の上部に配置されるアッパメンバと、
    前記エンジンルームの車両前面部の下部に配置されるロアメンバと、
    車両幅方向の一方の端部に冷却水入口を備え、車両幅方向の他方の端部に冷却水出口を備え、前記アッパメンバ及び前記ロアメンバの間に配置されたラジエータと、
    前記ラジエータの車両後部に配置されたファンシュラウドと、
    前記ファンシュラウドに取付けられた電動ファンと、
    前記ラジエータの車両幅方向両端部に形成され、上部が前記アッパメンバに弾性部材を介して連結され、下部が前記ロアメンバに弾性部材を介して連結されるタンク部と、
    前記車両幅方向何れか一方のタンク部に取付けられた電動ウォータポンプと、
    を備えたことを特徴とする電動ウォータポンプの取付構造。
  2. 前記電動ウォータポンプは、インペラ回転軸が車両上下方向に向けて配置されることを特徴とする請求項1に記載の電動ウォータポンプの取付構造。
  3. 前記電動ウォータポンプは、振動を吸収するインシュレータ及び固定用ブラケットを介して前記タンク部に支持されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動ウォータポンプの取付構造。
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