JP2009250098A - 車両用冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】構成を簡素化するとともに、車両搭載性を向上させることができる車両用冷却装置を提供する。
【解決手段】電動ウォータポンプ32とサーモスタット33とは、1つのハウジング内に収容されて一体化された1つのポンプユニット300を構成しており、ポンプユニット300は、ラジエータ21を含むクーリングモジュール2に組み付けられ、かつラジエータ21の冷却水出口側に配置されている。
【選択図】図2
【解決手段】電動ウォータポンプ32とサーモスタット33とは、1つのハウジング内に収容されて一体化された1つのポンプユニット300を構成しており、ポンプユニット300は、ラジエータ21を含むクーリングモジュール2に組み付けられ、かつラジエータ21の冷却水出口側に配置されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、水冷式内燃機関を冷却する車両用冷却装置に関する。
従来、エンジンを冷却するため、ラジエータ、ウォータポンプ、サーモスタットおよびバイパス通路を備える車両用冷却装置が知られている。
このような車両用冷却装置において、ウォータポンプ、サーモスタットおよびバイパス通路をラジエータに集約させることで、1つのラジエータユニットとしたものがある(例えば、特許文献1参照)。これによれば、配管を接続するだけで、ラジエータユニットをエンジンに組み付けることができるので、エンジン本体の設計を簡素化することができる。
また、ウォータポンプおよびサーモスタットにバイパス通路を一体化した車両用冷却装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3355737号公報
特開2004−293309号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、ラジエータユニット側に、サーモスタット、ウォータポンプ、バイパス通路等の冷却部品および配管部品を組み付ける必要があるため、構成が複雑になり、搭載が困難になるという問題がある。
また、上記特許文献2に記載の技術では、ウォータポンプおよびサーモスタットにバイパス通路を一体化した一体部品の構成が複雑になるとともに、一体部品本体が大型化して車両搭載性が悪化するという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、構成を簡素化するとともに、車両搭載性を向上させることができる車両用冷却装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、電動式ポンプ(32)と流量制御手段(33)とは、1つのハウジング内に収容されて一体化された1つのユニット(300)を構成しており、ユニット(300)は、ラジエータ(21)を含むクーリングモジュール(2)に組み付けられ、かつラジエータ(21)の冷却水出口側に配置されていることを特徴としている。
このように、電動式ポンプ(32)と流量制御手段(33)とを1つのハウジング内に収容することで、電動式ポンプ(32)と流量制御手段(33)とを繋ぐための配管を廃止することができる。これにより、部品点数を低減することができるので、車両用冷却装置の構成を簡素化することが可能となる。さらに、電動式ポンプ(32)と流量制御手段(33)とを1つのハウジング内に収容することで、電動式ポンプ(32)と流量制御手段(33)とを直接接続することができる。これにより、ユニット(300)の小型化を図ることができるので、車両搭載性を向上させることが可能となる。
また、ユニット(300)をラジエータ(21)の冷却水出口側に配置することで、ユニット(300)とラジエータ(21)の冷却水出口とを接続する配管(25)を短くすることができる。これにより、車両用冷却装置の構成をより簡素化することが可能となる。
なお、本明細書では、「クーリングモジュール」とは、ラジエータ単体も含み、さらに少なくともラジエータ、このラジエータへ空気を導くための送風機、およびこの送風機を支持する支持部材とを構成単位としたものをいう。
また、請求項2に記載の発明では、電動式ポンプ(32)と流量制御手段(33)とは、1つのハウジング内に収容されて一体化された1つのユニット(300)を構成しており、ユニット(300)に接続される配管は、ラジエータ(21)からユニット(300)へ冷却水を流入させる配管(25)、迂回回路(3)からユニット(300)へ冷却水を流入させる配管、およびユニット(300)から水冷式内燃機関(1)に冷却水を流出させる配管の3つのみであることを特徴としている。これによれば、車両用冷却装置の構成を簡素化するとともに、車両搭載性を向上させることが可能となる。
また、請求項3に記載の発明では、ユニット(300)は、ラジエータ(21)またはラジエータ(21)を含むクーリングモジュール(2)に組み付けられ、ラジエータ(21)の冷却水出口側に配置されていることを特徴としている。
これによれば、ユニット(300)とラジエータ(21)の冷却水出口とを接続する配管(25)を短くすることができるので、車両用冷却装置の構成をより簡素化することが可能となる。
また、請求項4に記載の発明では、ラジエータ(21)は、ラジエータ(21)にて冷却された冷却水を水冷式内燃機関(1)に向けて流出させる出口パイプ(21g)を有しており、ユニット(300)は、出口パイプ(21g)近傍に配置されていることを特徴としている。
一般に、出口パイプ(21g)は、水冷式内燃機関(1)から流出した冷却水をラジエータ(21)内に流入させる入口パイプ(21f)と比較して、鉛直方向下方側に配置されている。したがって、ユニット(300)を出口パイプ(21g)近傍に配置することで、電動式ポンプ(32)本体内の空気抜きを行い易くすることができ、電動式ポンプ(23)の信頼性を向上させることが可能となる。
また、請求項5に記載の発明では、ラジエータ(21)に空気を供給する送風機(23)を保持するとともに、ラジエータ(21)から送風機(23)に至る空気通路を形成するシュラウド(24)を備え、ユニット(300)は、シュラウド(24)に直接固定されていることを特徴としている。
これによれば、ユニット(300)を車両に容易に搭載することが可能となる。また、一般に、シュラウド(24)は防振ゴムを介して車両ボディに固定されているため、ユニット(300)をシュラウド(24)に固定する際に、新たに防振ゴムを設けなくても、電動式ポンプ(23)の振動を吸収することができる。すなわち、部品点数を増加させることなく、電動式ポンプ(23)の振動を吸収することが可能となる。
また、請求項6に記載の発明では、シュラウド(24)は、環状に形成され、送風機(23)が環状内部に回転可能に配置され、送風機(23)の外周を覆うシュラウドリング部(24a)と、ラジエータ(21)の背面側の空間をシュラウドリング部(24a)まで滑らかな流路によって接続するシュラウド平面部(24b)とを有しており、ユニット(300)は、シュラウド平面部(24b)の空気流れ下流側の面に直接固定されていることを特徴としている。
従来、シュラウド平面部(24b)の空気流れ下流側の面は、何も配置することができない、いわゆるデッドスペースとなっていた。したがって、ユニット(300)を、シュラウド平面部(24b)の空気流れ下流側の面に配設することで、デッドスペースを有効利用することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1〜図3に基づいて説明する。本実施形態は、本発明に係る車両用冷却装置を車両の走行用駆動源として用いられるエンジンの冷却に適用したものである。
本発明の第1実施形態について図1〜図3に基づいて説明する。本実施形態は、本発明に係る車両用冷却装置を車両の走行用駆動源として用いられるエンジンの冷却に適用したものである。
図1は、本第1実施形態に係る車両用冷却装置を示す概略図である。図1に示すように、本実施形態の車両用冷却装置は、エンジン1と、ラジエータ21を有するクーリングモジュール2とを備えている。エンジン1は水冷式であり、冷却水をラジエータ2にて冷却するシステムとなっている。本実施形態では、冷却水としてLLC(不凍液)を用いている。また、クーリングモジュール2は、車両の前端部に搭載されている。なお、エンジン1が、本発明の水冷式内燃機関に相当している。
図2は本第1実施形態におけるクーリングモジュール2を示しており、(a)は断面図で、(b)は空気流れ下流側から見た正面図である。なお、図2(b)において、後述するファン23aは図示を省略している。
図2(a)、(b)に示すように、クーリングモジュール2は、エンジン1の冷却水と空気とを熱交換させて冷却水を冷却するラジエータ21と、図示しない車両用冷凍サイクル(空調装置)内を循環する冷媒と空気とを熱交換させて冷媒を冷却するコンデンサ22と、ラジエータ21およびコンデンサ22に冷却風を送風する電動ファン(送風機)23と、電動ファン23を保持するとともに、ラジエータ21およびコンデンサ22から電動ファン23に至る空気通路を形成して、電動ファン23により誘起される空気流がラジエータ21およびコンデンサ22に流れるように空気流をガイドするファンシュラウド24とを備えている。コンデンサ22は、ラジエータ21よりも空気流れ上流側(車両前方側)に配置されている。電動ファン23は、ラジエータ21よりも空気流れ下流側(車両後方側)に配置されている。
ラジエータ21は、周知のごとく扁平チューブとコルゲートフィンとの組み合わせからなるコア部21aと、チューブに冷却水を分流する入口側タンク21bと、チューブから流出する冷却水を集合する出口側タンク21cとを備えている。本実施形態のラジエータ21は、冷却水が水平方向に流れるクロスフロー型の熱交換器であって、チューブの長手方向は水平方向に延びており、入口側タンク21bおよび出口側タンク21cはコア部21aの水平方向両端部に配置されている。
入口側タンク21bおよび出口側タンク21cには、ラジエータ21を車両ボディ(図示せず)に固定するための突起部21dがそれぞれ設けられている。突起部21dは、入口側タンク21bおよび出口側タンク21cの長手方向両端部、すなわち鉛直方向の上面および下面に配置されており、鉛直方向に突出している。突起部21dには、弾性変形可能な防振ゴム21eが取り付けられている。防振ゴム21eは、突起部21dを覆うように設けられている。
また、入口側タンク21bには、入口パイプ21fが形成されており、冷却水がこの入口パイプ21fより入口側タンク21b内に流入する。一方、出口側タンク21cには、出口パイプ21gが形成されており、冷却水はこの出口パイプ21gよりエンジン1側に流出する。本実施形態では、出口パイプ21gは、入口パイプ21fより鉛直方向下方側に配設されている。より詳細には、出口パイプ21gは、出口側タンク21cの下端部に配設されている。
電動ファン23は、空気流を発生させるファン23aと、ファン23aを回転駆動する電動モータ23bとを有している。電動ファン3は、電動モータ23bによって回転駆動されるものであり、ファンコントローラ(図示せず)によって電動ファン23の回転数が制御されている。ファンコントローラには、後述する冷却装置用ECU6からの制御信号が入力されるため、ラジエータ21への冷却空気の送風量は、冷却装置用ECU6の制御によって変化する構造となっている。
シュラウド24は、樹脂製(例えば、ガラス繊維入りポリプロピレン)であって、環状に形成され、電動ファン23が環状内部に回転可能に配置され、電動ファン23の外周を覆うシュラウドリング部24aと、ラジエータ21の背面側の空間をシュラウドリング部24aまで滑らかな流路によって接続するシュラウド平面部24bと、シュラウドリング部24aと電動モータ23bとを連結して電動モータ23bを支持する複数本のモータステー24cとを有している。そして、本実施形態では、シュラウドリング部24a、シュラウド平面部24bおよびモータステー24c等の各部分が全て一体となるように形成されている。
シュラウドリング部24aは、環状内部において、ファン23aが羽根の先端に必要な大きさの隙間を残して自由に回転し得るベンチュリ型の流路空間を形成しており、その中でファン23aは電動モータ23bの回転軸(図示せず)に支持され、かつ回転駆動される。また、複数本のモータステー24cは、電動モータ23bから放射状に、電動モータ23bの回転軸に対して略直交する方向に延びている。
また、シュラウド24はラジエータ21に固定されており、シュラウド24が固定されたラジエータ21は防振ゴム21eを介して車両ボディ(図示せず)に固定されている。すなわち、本実施形態のクーリングモジュール2は、防振ゴム21eを介して車両ボディに固定されている。
図1に戻り、エンジン1は、ラジエータ21を迂回させて冷却水を流通するとともに、空調空気加熱用のヒータコア31に冷却水(温水)を循環するヒータ回路3と、ラジエータ21に冷却水が循環するラジエータ回路4とを有している。なお、ヒータ回路3が、本発明の迂回回路に相当している。
ヒータ回路3には、加熱用熱交換器としてのヒータコア31が設けられており、電動ウォータポンプ32によって循環される冷却水を、空調用送風機(図示せず)によって送風される空調空気との熱交換により加熱する。ヒータ回路3における電動ウォータポンプ32の吸入側には、流量制御手段としてのサーモスタット33が設けられている。ヒータ回路3は常に開いており、ヒータコア31から流出した冷却水が、サーモスタット33内を通過して、電動ウォータポンプ32に吸入されるようになっている。
ヒータ回路3におけるエンジン1の出口部近傍には、冷却水温センサ34が配設されている。冷却水温センサ34は、エンジン1から吐出された直後の冷却水温度を検出し、その検出信号を後述する冷却装置用ECU6に出力するように構成されている。
ラジエータ回路4は、ヒータ回路3のエンジン出口部から分岐して、サーモスタット33に接続される流路であり、サーモスタット33によって開閉されるようにしている。ラジエータ回路4にはラジエータ21が設けられており、上記の電動ウォータポンプ32によって循環される冷却水を、電動ファン23によって送風される空気との熱交換により冷却する。
本実施形態では、ヒータ回路3中には、排気熱回収経路5が設けられている。排気熱回収経路5は、ヒータ回路3のヒータコア出口部から分岐して、サーモスタット33の上流側に接続される流路であり、上記の電動ウォータポンプ32によって冷却水が循環されるようになっている。排気熱回収経路5の途中には排気熱回収装置51が接続されており、電動ウォータポンプ32によって循環される冷却水を、エンジン1の排気系からの排気ガスとの熱交換により加熱する。すなわち、排気熱回収装置51は、エンジン1の排気ガスの排気熱を回収して、この排気熱を暖機促進に利用するものである。
また、本実施形態の車両用冷却装置は、エンジン1の回転数を検出するエンジン回転数センサ61を備えている。エンジン回転数センサ61は、検出信号を冷却装置用ECU6に出力するように構成されている。
冷却装置用ECU(制御手段)6は、CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータとその周辺回路にて構成されている。そして、冷却装置用ECU6には、冷却水温センサ34およびエンジン回転数センサ61からのセンサ信号が入力される。また、冷却装置用ECU6は、演算結果に基づいて、電動ウォータポンプ32およびファンコントローラ(図示せず)に制御信号を出力する。したがって、冷却装置用ECU6により、冷却水温度やエンジン負荷等の必要冷却水量に応じて、電動ウォータポンプ32の出力を制御することができる。
図3は、本第1実施形態における電動ウォータポンプ32およびサーモスタット33を示す断面図である。図3に示すように、電動ウォータポンプ32は、電力を供給されることで回転するモータ部32Aと、モータ部32Aから回転駆動力を得て冷却水を吸入して吐出するポンプ部32Bとを備えている。本実施形態の電動ウォータポンプ32は、モータ部32Aとポンプ部32Bとが隔壁320により完全に仕切られており、これにより、モータ部32Aおよび後述する制御回路基板326の被水を防止するように構成されている。
具体的には、電動ウォータポンプ32は、シャフト321、ロータ322、ステータ323、ポンプハウジング324、およびモータハウジング325を備えている。
シャフト321は、ロータ322の中心軸に嵌挿され、一端がポンプハウジング324に回転可能に支持され、他端がモータハウジング325に回転可能に支持されている。
ロータ322は、シャフト321に固定され、ステータ323の内周側近傍に磁石部322aを有している。磁石部322aは、リング状に形成された磁石よりなり、例えばネオジウム磁石を用いることができる。また、ロータ322は、シャフト321とともに回転し、冷却水を駆動するインペラ部322bを有している。インペラ部322bは、ポンプハウジング324内側にて回転可能になっている。
ステータ323は、ロータ322の外周に配置されており、ステータ323に発生する回転磁界によりロータ322を回転駆動する。
モータハウジング325内には、制御回路基板326が配置されており、制御回路基板326には、ステータ323を構成するステータコイルに対して制御電流を流す制御用電気回路(図示せず)が搭載されている。制御用電気回路は、抵抗素子、集積回路、電磁コイル、コンデンサ等の各種電子部品326aから構成されている。
ポンプハウジング324内には、吸込流路327、インペラ収容室328および吐出流路329が形成されている。吸込流路327には、サーモスタット33の後述する下流側流路334が接続されている。したがって、吸込流路327には、サーモスタット33を介して冷却水が導入されるようになっている。
インペラ収容室328は、吸込流路327に連通されている。インペラ収容室328内には、ロータ322のインペラ部322bが収容されている。よって、インペラ322bは、モータ部32Aの回転駆動力によって回転することにより、吸込流路327を流れる冷却水を導入して混合させ、吐出流路329に導流するようになっている。吐出流路329は、エンジン1の入口側に連通されている。
なお、制御回路基板326上の各種電気部品326aは、ポンプ部32B、すなわち冷却水が流通する部分に、モータ部32Aとポンプ部32Bとを仕切る隔壁320を介して熱的に接触するように配置されている。これにより、各種電子部品326aを冷却水により冷却することができる。
サーモスタット33は、サーモハウジング331および本体部332を備えている。サーモハウジング331は、エンジン1によって高温化した冷却水の温度よりも融点が高い耐熱プラスチック等の合成樹脂によって形成されている。サーモハウジング331の下流側開口端には、ウォータポンプ32のポンプハウジング324が接続されている。
サーモハウジング331内には、上流側流路333および下流側流路334が形成されている。上流側流路333には、ラジエータ21の出口パイプ21g(図2参照)側から導入される冷却水が流通する第1導入口335が接続されている。上流側流路333は、ラジエータ21から導入される冷却水を下流側流路334に導入するためのものである。
下流側流路334は、電動ウォータポンプ32の吸込流路327に連通されている。また、下流側流路334には、ヒータコア31および排気熱回収装置51(以下、ヒータコア31等ともいう)の出口側から導入される冷却水が流通する第2導入口336が接続されている。下流側流路334には、エンジン1が稼働している間、冷却水が第2導入口336を介して流れ続けるようになっている。下流側流路334は、第2導入口336からの冷却水を後述する感温変形部材332gに導流し、感温変形部材332gに導流された冷却水を吸込流路327に導入するためのものである。また、下流側流路334には、後述する弁体332aが開いている間、上流側流路333から冷却水が導入されるようになっている。したがって、第2導入口336および上流側流路333からの冷却水が、下流側流路334において混合され、電動ウォータポンプ32を介してエンジン1側へ導出されるようになっている。
サーモスタット33の本体部332は、弁体332aと、この弁体332aが着座する弁座332bとを有している。弁座332bは、上流側流路333と下流側流路334との接続部に配置されている。本実施形態では、弁座332bは板状に形成されており、この弁座332bにより上流側流路333が閉塞されるようになっている。また、弁座332bの略中央部には、上流側流路333と下流側流路334とを連通させる連通孔332cが形成されている。
弁座332bにおける下流側流路334側の面には、上流側流路333側に向かって開口した断面コの字形状の第1支持部材332dの両端部が接続されている。また、弁座332bにおける上流側流路333側の面には、下流側流路334側に向かって開口した断面大略コの字形状の第2支持部材332eの両端部が接続されている。
弁体332aは、上流側流路333側から弁座332bに対して離接可能に設けられている。弁体332aと第1支持部材332dとの間には、コイルスプリング332fが配設されている。コイルスプリング332fは、弁体332aおよび第1支持部材332dを互いに近接する方向に付勢するようになっている。弁体332aは連通孔332cより大きく形成されており、弁体332aが弁座332bと接触することにより連通孔332cが閉塞されるようになっている。具体的には、弁体332aは、閉状態において上流側流路333を遮断し、開状態において上流側流路333からの冷却水を下流側流路334に導出させるようになっている。
弁体332aにおける下流側流路334側の面には、ワックスペレット等の感温変形部材332gの一端が固着されている。感温変形部材332gの他端は、第1支持部材332dに固着されている。感温変形部材332gは、下流側流路334内の冷却水の温度が所定の設定温度(例えば、86℃)以上になると、熱膨張するようになっている。このため、弁体332aは、感温変形部材332gによって、下流側流路334内の作動流体の温度に応じて上流側流路333および下流側流路334の配置方向(図3中の左右方向)に駆動されるようになっている。
続いて、本実施形態の車両用冷却装置における冷却水の流れについて説明する。
図1および図3に示すように、エンジン1の始動時には、電動ウォータポンプ32が駆動すると、エンジン1を通過した冷却水はヒータ回路3を循環する。ヒータ回路3を流れる冷却水は、サーモスタット33の第2導入口336から下流側流路334に導流され、感温変形部材332gによって感温される。この場合、冷却水が低温であるため、サーモスタット33の弁体332aは閉状態にあり、上流側流路333から下流側流路334に冷却水が流れることはない。すなわち、冷却水はラジエータ回路4を循環しない。そして、サーモスタット33の下流側流路334に導流された冷却水は、電動ウォータポンプ32の吸込流路327、インペラ収容室328、吐出流路329の順番に通過する。
そして、エンジン1の冷却水温が上昇し、下流側流路334に導流された冷却水が所定の設定温度近傍になると、感温変形部材332gが膨張することにより、弁体332aが弁座332bから離間される。このとき、上流側流路333からの冷却水、すなわちラジエータ21を通過した冷却水が、感温変形部材332gの変形方向(図3中の左右方向)に沿って流れ、下流側流路334、吸込流路327、インペラ収容室328の順番に通過する。そして、ラジエータ21を通過した上流側流路335からの冷却水、およびヒータコア31等を通過した第2導入口336からの冷却水がインペラ部322bの回転によって混合される。その後、混合された冷却水は、吐出流路329を通過してエンジン1側に導流される。したがって、エンジン1の冷却水温が上昇した場合、エンジン1を通過した冷却水は、ヒータ回路3に加えてラジエータ回路2を循環する。
ところで、図2および図3に示すように、電動ウォータポンプ32を構成するハウジング(すなわちポンプハウジング324とモータハウジング325)、およびサーモスタット33を構成するサーモハウジング331は、一体になっている。したがって、電動ウォータポンプ32およびサーモスタット33は、1つのハウジングに収納されており、1つの一体部品、すなわちユニット(以下、ポンプユニット300という)を構成している。具体的には、本実施形態では、ポンプハウジング324の一部(吸込流路327の図3中左半分と、インペラ収容室328とを構成する部分)と、モータハウジング325と、サーモハウジング331の一部(第2導入口336の図3中左半分と、下流側流路334とを構成する部分)が一体成形された第1一体成形部品に、ポンプハウジング324の残りの部分(吸込流路327の図3中右半分と、吐出流路329とを構成する部分)が一体成形された第2一体成形部品と、サーモハウジング331の残りの部分(上流側流路335と、第2導入口336の図3中右半分とを構成する部分)が一体成形された第3一体成形部品とが組み付けられている。
また、図2に示すように、ポンプユニット300は、ラジエータ21を含むクーリングモジュール2に組み付けられている。本実施形態では、ポンプユニット300は、シュラウド24のシュラウド平面部24bにおける空気流れ下流側、すなわち車両後方側の面に直接固定されている。さらに、ポンプユニット300は、シュラウド平面部24bにおけるラジエータ21の出口パイプ21g近傍に配設されている。また、ポンプユニット300は、ウォータホース25を介して出口パイプ21gに接続されている。なお、ウォータホース25は、ポンプユニット300における電動ウォータポンプ32の吐出流路329に接続されている。
そして、ポンプユニット300には、ラジエータ21からポンプユニット300へ冷却水を流入させるウォータホース25、ヒータ回路3からポンプユニット300へ冷却水を流入させるヒータ回路側配管(図示せず)、およびポンプユニット300からエンジン1へ冷却水を流出させるエンジン側配管(図示せず)が接続されている。すなわち、ポンプユニット300に接続される配管は、ウォータホース25、ヒータ回路側配管およびエンジン側配管の3つのみとなっている。
なお、ヒータ回路側配管は、ポンプユニット300におけるサーモスタット33の第2導入口336に接続されている。また、エンジン側配管は、ポンプユニット300におけるサーモスタット33の第1導入口335に接続されている。
以上説明したように、電動ウォータポンプ32とサーモスタット33とを1つのハウジング内に収容することで、電動ウォータポンプ32とサーモスタット33とを繋ぐための配管を廃止することができる。これにより、部品点数を低減することができるので、車両用冷却装置の構成を簡素化することが可能となる。さらに、電動ウォータポンプ32とサーモスタット33とを1つのハウジング内に収容することで、電動ウォータポンプ32とサーモスタット33とを直接接続することができるので、ポンプユニット300の小型化を図ることができ、車両搭載性を向上させることが可能となる。
また、ポンプユニット300をラジエータ21の出口パイプ21g近傍、すなわち冷却水出口側に配置することで、ポンプユニット300とラジエータ21の出口パイプ21gとを接続するウォータホース25を短くすることができる。これにより、車両用冷却装置の構成をより簡素化することが可能となる。このとき、ラジエータ21の出口パイプ21gを入口パイプ21fより鉛直方向下方側に配置することで、電動ウォータポンプ32本体内の空気抜きを行い易くすることができるので、電動ウォータポンプ32の信頼性を向上させることが可能となる。
ところで、従来、ウォータポンプはエンジン1に組み付けられていた。これに対し、本実施形態のように、ポンプユニット300をクーリングモジュール2側に配置することで、エンジン1側から電動ウォータポンプ32を取り外すことができる。したがって、エンジン1内部に内部配管やインペラ等を設ける必要がなくなるので、エンジン1本体を簡素な形状とすることができる。さらに、ウォータポンプをエンジン1に組み付ける従来の場合と比較して、電動ウォータポンプ32の振動環境および温度環境を緩和することができる。すなわち、前記従来の場合と比較して、電動ウォータポンプ32にかかる振動を低減するとともに、電動ウォータポンプ32をより低温の温度環境に配置することができる。これにより、電動ウォータポンプ23のハウジング324、325を樹脂製とすることができるので、電動ウォータポンプ23の軽量化を図ることが可能となる。さらに、電動ウォータポンプ23の制御回路基板326としてガラスエポキシ基板を用いることができるので、コストを低減することが可能となる。
ところで、エンジン1の動力のみで駆動する車両(ハイブリッド車両や電気自動車ではない車両)においては、ベルトやプーリが存在するため、機械式ウォータポンプを電動ウォータポンプ32に変更した場合に、従来の機械式ウォータポンプが配置されていた場所にそのまま電動ウォータポンプ32を配置することは困難であった。これに対し、本実施形態のようにポンプユニット300をクーリングモジュール2側に配置することで、電動ウォータポンプ23の設置場所を確保することが可能となる。
ところで、従来のサーモスタットは、冷却水低温時に弁体に作用する冷却水圧力を逃がすためのバイパス回路を有していた。これに対し、本実施形態では、ポンプユニット300に接続される配管は、ウォータホース25、ヒータ回路側配管およびエンジン側配管の3つのみであるため、上記のバイパス回路を不要とすることができる。これにより、車両用冷却装置の構成を簡素化するとともに、車両搭載性を向上させることが可能となる。
また、ポンプユニット300をシュラウド24に直接固定することで、ポンプユニット300を車両に容易に搭載することが可能となる。さらに、本実施形態では、シュラウド24はラジエータ21に固定されており、シュラウド24が固定されたラジエータ21は防振ゴム21eを介して車両ボディに固定されているため、ポンプユニット300をシュラウド24に固定する際に、新たに防振ゴムを設けなくても、電動ウォータポンプ32の振動を吸収することができる。すなわち、部品点数を増加させることなく、電動ウォータポンプ32の振動を吸収することが可能となる。
ところで、通常、クーリングモジュール2の防振構造は、クーリングモジュール2をエンジン1の振動を抑制する動吸振器の錘として作用するように設計され、エンジン1の振動が車両全体およびステアリングに伝達して乗員に不快感を与えることを抑制している。そこで、本実施形態のように、ポンプユニット300をシュラウド24に固定することで、クーリングモジュール2全体の質量が増加するため、固有振動数を低周波数側へ移動させ、防振領域を広げることが可能となる。
ところで、通常、シュラウド24のシュラウド平面部24bの空気流れ下流側の面は、何も配置することができない、いわゆるデッドスペースとなっていた。したがって、本実施形態のように、ポンプユニット300を、シュラウド平面部24bの空気流れ下流側の面に配設することで、デッドスペースを有効利用することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図4に基づいて説明する。図4は、本第2実施形態におけるクーリングモジュール2を空気流れ下流側から見た正面図である。なお、図4において、ファン23aは図示を省略している。
次に、本発明の第2実施形態について図4に基づいて説明する。図4は、本第2実施形態におけるクーリングモジュール2を空気流れ下流側から見た正面図である。なお、図4において、ファン23aは図示を省略している。
図4に示すように、本実施形態のラジエータ21は、冷却水が上方から下方に向かって流れるダウンフロー型の熱交換器であって、チューブの長手方向は鉛直方向に延びており、入口側タンク21bおよび出口側タンク21cはコア部21aの鉛直方向両端部に配置されている。
また、本実施形態のクーリングモジュール2には、電動ファン23が2つ搭載されている。2つの電動ファン23は、略水平方向に並んで配置されている。より詳細には、2つの電動ファン23のうち一方(図4中右側の電動ファン23)が、他方(図4中左側の電動ファン23)より上方側に配置されている。
ポンプユニット300は、シュラウド24のシュラウド平面部24bにおける空気流れ下流側の面のうち、一方の電動ファン23の下方側に直接固定されている。また、ポンプユニット300は、電動ウォータポンプ32とサーモスタット33との配置方向が略水平方向と一致するように配置されている。
本実施形態においても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態では、ポンプユニット300をシュラウド24に直接固定した例について説明したが、これに限らず、ポンプユニット300をブラケットを介してシュラウド24に固定してもよいし、ポンプユニット300を防振ゴム等の防振構造を介してシュラウド24に固定してもよい。
なお、上記各実施形態では、ポンプユニット300をシュラウド24に直接固定した例について説明したが、これに限らず、ポンプユニット300をブラケットを介してシュラウド24に固定してもよいし、ポンプユニット300を防振ゴム等の防振構造を介してシュラウド24に固定してもよい。
また、上記各実施形態では、流量制御手段として機械式(ワックス式)のサーモスタット33を採用した例について説明したが、流量制御手段はこれに限定されない。例えば、電気的に制御可能な電動弁を採用してもよい。
また、上記各実施形態では、ヒータ回路3のヒータコア出口部から分岐して、サーモスタット33の上流側に接続される流路に、排気熱回収装置51を設けた例について説明したが、これに限らず、前記流路に、EGRクーラ、ATFウォーマ、スロットルボデー、リザーブタンク等を設けてもよい。また、前記流路を設けなくてもよい。
また、上記各実施形態では、制御回路基板326上の各種電気部品326aを、冷却水により冷却するように構成した例にについて説明したが、これに限らず、各種電子部品326aを空冷されるように構成してもよい。
また、上記各実施形態では、電動ファン23を支持する支持部材としてシュラウド24を採用し、このシュラウド24にポンプユニット300を固定した例について説明したが、これに限らず、支持部材として棒状部材からなるステーを採用する、すなわち電動ファン23をステーで支持し、このステーにポンプユニット300を固定してもよい。また、ポンプユニット300を、ラジエータ21の入口側タンク21bもしくは出口側タンク21cに固定してもよい。また、ラジエータ21からステーを延出するとともに、このステーにポンプユニット300を固定してもよい。
1 エンジン(水冷式内燃機関)
2 クーリングモジュール
3 ヒータ回路(迂回回路)
21 ラジエータ
21g 出口パイプ
23 電動ファン(送風機)
24 シュラウド
24a シュラウドリング部
24b シュラウド平面部
31 ヒータコア(加熱用熱交換器)
32 電動ウォータポンプ(電動式ポンプ)
33 サーモスタット(流量制御手段)
300 ポンプユニット(ユニット)
2 クーリングモジュール
3 ヒータ回路(迂回回路)
21 ラジエータ
21g 出口パイプ
23 電動ファン(送風機)
24 シュラウド
24a シュラウドリング部
24b シュラウド平面部
31 ヒータコア(加熱用熱交換器)
32 電動ウォータポンプ(電動式ポンプ)
33 サーモスタット(流量制御手段)
300 ポンプユニット(ユニット)
Claims (6)
- 水冷式内燃機関(1)から流出する冷却水と空気との間で熱交換を行い、前記冷却水を冷却するラジエータ(21)と、
前記水冷式内燃機関(1)と前記ラジエータ(21)とに前記冷却水を循環させる電動式ポンプ(32)と、
前記ラジエータ(21)を流通する前記冷却水の流量と、前記水冷式内燃機関(1)から流出する前記冷却水を前記ラジエータ(21)を迂回させて前記水冷式内燃機関(1)に流入させる迂回回路(3)を流通する前記冷却水の流量とを制御する流量制御手段(33)とを備える車両用冷却装置であって、
前記電動式ポンプ(32)と前記流量制御手段(33)とは、1つのハウジング内に収容されて一体化された1つのユニット(300)を構成しており、
前記ユニット(300)は、前記ラジエータ(21)を含むクーリングモジュール(2)に組み付けられ、かつ前記ラジエータ(21)の冷却水出口側に配置されていることを特徴とする車両用冷却装置。 - 水冷式内燃機関(1)から流出する冷却水と空気との間で熱交換を行い、前記冷却水を冷却するラジエータ(21)と、
前記水冷式内燃機関(1)と前記ラジエータ(21)とに前記冷却水を循環させる電動式ポンプ(32)と、
前記ラジエータ(21)を流通する前記冷却水の流量と、前記水冷式内燃機関(1)から流出する前記冷却水を前記ラジエータ(21)を迂回させて前記水冷式内燃機関(1)に流入させる迂回回路(3)を流通する前記冷却水の流量とを制御する流量制御手段(33)とを備える車両用冷却装置であって、
前記電動式ポンプ(32)と前記流量制御手段(33)とは、1つのハウジング内に収容されて一体化された1つのユニット(300)を構成しており、
前記ユニット(300)に接続される配管は、前記ラジエータ(21)から前記ユニット(300)へ前記冷却水を流入させる配管(25)、前記迂回回路(3)から前記ユニット(300)へ前記冷却水を流入させる配管、および前記ユニット(300)から前記水冷式内燃機関(1)に前記冷却水を流出させる配管の3つのみであることを特徴とする車両用冷却装置。 - 前記ユニット(300)は、前記ラジエータ(21)または前記ラジエータ(21)を含むクーリングモジュール(2)に組み付けられ、前記ラジエータ(21)の冷却水出口側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用冷却装置。
- 前記ラジエータ(21)は、前記ラジエータ(21)にて冷却された前記冷却水を前記水冷式内燃機関(1)に向けて流出させる出口パイプ(21g)を有しており、
前記ユニット(300)は、前記出口パイプ(21g)近傍に配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用冷却装置。 - 前記ラジエータ(21)に空気を供給する送風機(23)を保持するとともに、前記ラジエータ(21)から前記送風機(23)に至る空気通路を形成するシュラウド(24)を備え、
前記ユニット(300)は、前記シュラウド(24)に直接固定されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車両用冷却装置。 - 前記シュラウド(24)は、環状に形成され、前記送風機(23)が環状内部に回転可能に配置され、前記送風機(23)の外周を覆うシュラウドリング部(24a)と、前記ラジエータ(21)の背面側の空間を前記シュラウドリング部(24a)まで滑らかな流路によって接続するシュラウド平面部(24b)とを有しており、
前記ユニット(300)は、前記シュラウド平面部(24b)の空気流れ下流側の面に直接固定されていることを特徴とする請求項5に記載の車両用冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008097965A JP2009250098A (ja) | 2008-04-04 | 2008-04-04 | 車両用冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008097965A JP2009250098A (ja) | 2008-04-04 | 2008-04-04 | 車両用冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009250098A true JP2009250098A (ja) | 2009-10-29 |
Family
ID=41311044
Family Applications (1)
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JP2008097965A Withdrawn JP2009250098A (ja) | 2008-04-04 | 2008-04-04 | 車両用冷却装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2009250098A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012066702A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Nissan Motor Co Ltd | 冷却水循環用電動ポンプの取付構造 |
JP2014141113A (ja) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Toyota Motor Corp | 車両用冷却装置及び電気自動車 |
JP2014206115A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | スズキ株式会社 | 電動ウォータポンプの取付構造 |
JP2019119245A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | ダイハツ工業株式会社 | ハイブリッド車の冷却装置 |
-
2008
- 2008-04-04 JP JP2008097965A patent/JP2009250098A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
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JP6995439B2 (ja) | 2017-12-28 | 2022-01-14 | ダイハツ工業株式会社 | ハイブリッド車の冷却装置 |
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