JP2014205870A - 蒸着マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】熱変形を抑制して蒸着される薄膜パターンの高精細化を図る。
【解決手段】スリット状の複数の貫通孔5を並列に並べて有するシート状の磁性金属部材2の一面に樹脂製のフィルム3を密接させた構造を有し、前記各貫通孔5内の前記フィルム3の部分に貫通する複数の開口パターン6を設けた蒸着マスク1であって、前記フィルム3は、線膨張係数が直交二軸で異なる異方性を有し、前記磁性金属部材2の前記貫通孔5の長軸に交差する方向に前記フィルム3の線膨張係数の小さい軸を合わせたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁性金属部材と樹脂製フィルムとを密接させた構造の複合型の蒸着マスクに関し、特に、熱変形を抑制して蒸着される薄膜パターンの高精細化を図り得る蒸着マスクに係るものである。
従来の蒸着マスクは、板厚が30μm〜100μm程度の金属板をレジストマスクを使用してウェットエッチングし、スリット状の開口パターンを形成したものとなっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−129728号公報
しかし、このような従来の蒸着マスクにおいては、金属板をウェットエッチングして該金属板に貫通する複数の開口パターンを形成しているので、ウェットエッチングの等方性エッチングにより開口パターンの解像度が悪く、板厚の数倍の開口幅しか形成することができなかった。
特に、金属板として線膨張係数が1×10−6/℃程度と小さいインバーが使用されたときには、インバーはウェットエッチングし難いため、形成される開口パターンは、有機EL用TFT基板の電極形状に合わせて矩形状に形成することができなかった。そこで、インバーをマスクの基材として使用するときには、一般に、上記特許文献1に記載されているように、開口パターンは細長いスリット状に形成することが多かった。
そして、図6(a)に示すように、このようなメタルの蒸着マスク1は、被蒸着基板としての基板17の裏面に配置された磁石15により吸着され、基板17の蒸着面に密着保持された状態で使用される。この場合、インバー22の隣接する開口パターン6間の細長状の部分22aに作用する磁束は、蒸着マスク1の全面に亘って一様ではないため、密着力をあげるために磁石15の磁界強度を強くするとインバー22の上記部分22aが、その長軸と交差する方向(X軸方向)に動いて、開口パターン6が変形することがある。そこで、通常は、インバー22の上記部分22aが動かない程度に強度を弱めた磁界(例えば、20mT程度)が適用される。
一方、上記蒸着マスク1を、図6(b)に示すように、蒸着源20をスリット状の開口パターン6の長軸(Y軸)に交差する方向(X軸方向)に移動しながら蒸着する蒸着装置に適用したときには、蒸着源20の輻射熱により蒸着マスク1の蒸着源20に対向した部分だけが加熱されることになる。特に、当該部分のインバー22は薄くて細長いため、基板17に比べて熱容量が小さい。したがって、インバー22の隣接する開口パターン6間の細長状の部分22aが熱膨張して、その長軸方向(Y軸方向)に伸びることになる。
上述したように、上記蒸着マスク1に対しては、強度の強い磁界を作用させることができないため、磁石15によるインバー22の拘束力が弱い。したがって、蒸着源20によって加熱されて伸びたインバー22の上記部分22aは、図6(b)に示すように、基板17の蒸着面から剥がれて垂れ下がり、インバー22の当該部分22aの裏面と基板17の蒸着面との間に隙間23が生じることになる。そのため、蒸着源20から蒸発した蒸着材料Mの回り込みにより薄膜パターン21のエッジがぼやけたり、形状が拡大したりする問題がある。特に、薄膜パターン21が高精細になればなるほどこの問題は無視することができず、これが高精細化を制限する一要因ともなっていた。
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、熱変形を抑制して蒸着される薄膜パターンの高精細化を図り得る蒸着マスクを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による蒸着マスクは、スリット状の複数の貫通孔を並列に並べて有するシート状の磁性金属部材の一面に樹脂製のフィルムを密接させた構造を有し、前記各貫通孔内の前記フィルムの部分に貫通する複数の開口パターンを設けた蒸着マスクであって、前記フィルムは、線膨張係数が直交二軸で異なる異方性を有し、前記磁性金属部材の前記貫通孔の長軸に交差する方向に前記フィルムの線膨張係数の小さい軸を合わせたものである。
本発明によれば、磁性金属部材の隣接する貫通孔間の細長状の部分は、その長軸と交差する方向にフィルムを介して互いに繋がって同方向の動きが規制されているため、磁性金属部材を吸着してマスクを基板に密着させるために基板の裏面に配置される磁石の磁界強度を従来よりも強くしても、磁性金属部材の上記部分が動くおそれがない。したがって、磁石の磁界強度を強くして磁性金属部材に対する吸着力を増すことにより、蒸着源の輻射熱により磁性金属部材が部分的に加熱されて伸びても磁性金属部材の上記部分が基板面から剥がれて垂れ下がるのを防止することができる。それ故、マスクと基板との間に隙間が生じず、蒸着源から蒸発した蒸着材料のマスク裏面側への回り込みが抑制されて薄膜パターンのエッジがぼやけたり、形状が拡大したりするのを抑制することができる。したがって、薄膜パターンの高精細化が進んでも容易に対応することができる。
また、フィルムが線膨張係数に異方性を有し、磁性金属部材の貫通孔の長軸に交差する方向に上記フィルムの線膨張係数の小さい軸を合わせているので、同方向へのフィルムの伸び(熱変形)が抑えられ、開口パターンの同方向への位置ずれ及び形状拡大が抑えられる。したがって、これによっても、薄膜パターンの高精細化に対応することができる。
本発明による蒸着マスクの実施形態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)の要部拡大断面図である。 本発明による蒸着マスクの製造について示す図であり、マスク用部材の作製工程を説明する断面図である。 本発明による蒸着マスクの製造について示す図であり、フレーム接合工程を説明する断面図である。 本発明による蒸着マスクの製造について示す図であり、開口パターン形成工程を説明する断面図である。 本発明による蒸着マスクを使用して行う蒸着について説明する断面図である。 従来のメタルマスクを使用して行う蒸着について説明する断面図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による蒸着マスクの実施形態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)の要部拡大断面図である。この蒸着マスク1は、磁性金属部材と樹脂製フィルムとを密接させた構造を有するもので、磁性金属部材2と、樹脂製フィルム3と、フレーム4と、を備えて構成されている。
上記磁性金属部材2は、後述のフィルム3を保持すると共に、被蒸着基板(以下、単に「基板」という)の裏面に配置された磁石(例えば、電磁石)によって吸着され、基板との間に上記フィルム3を挟んで該フィルム3を基板の蒸着面に密着させるためのもので、基板としての、例えばガラス基板の線膨張係数(例えば5×10−6/℃)に近似した線膨張係数を有する、例えばFe−Ni系合金、Fe−Ni−Co系合金等のシート状部材である。そして、細長いスリット状の複数の貫通孔5を予め定められた所定間隔で並列に並べて有している。
上記磁性金属部材2の一面には、可視光を透過する樹脂製のフィルム3が密接して設けられている。このフィルム3は、マスクの本体部を成すもので、線膨張係数が直交二軸(X軸、Y軸)で異なる異方性を有し、上記磁性金属部材2の貫通孔5の長軸に交差する方向に線膨張係数の小さい軸(X軸)が合わされている。この場合、上記係数の小さい軸(X軸)方向の線膨張係数は、磁性金属部材2の線膨張係数に合わせて、例えば50℃〜200℃の温度範囲で4×10−6/℃〜5×10−6/℃の樹脂フィルムが選択される。このような樹脂フィルムとしては、具体的には、例えば東レ・デュポン株式会社製のポリイミドフィルムでカプトン(米国デュポン社の登録商標)150EN−Aがある。
上記磁性金属部材2の各貫通孔5内には、貫通孔5の長軸方向に並べてフィルム3を貫通する複数の開口パターン6が設けられている。この開口パターン6は、蒸着源から蒸発した蒸着材料を選択的に通過させて、基板上に一定形状の薄膜パターンを形成させるためのもので、例えば有機EL用TFT基板のアノード電極と同じ形状大きさに形成されている。又は、同色に対応した複数のアノード電極に跨った大きさに形成されてもよい。
上記磁性金属部材2の周縁部に接合してフレーム4が設けられている。このフレーム4は、磁性金属部材2とフィルム3との複合シートを張った状態で支持するもので、上記複数の貫通孔5を内包する大きさの開口7を有する枠状の部材であり、磁性金属部材2と同じ金属材料又は近似した線膨張係数を有する金属材料で形成されている。なお、磁性金属部材2とフレーム4との接合は、接着剤を使用して行ってもよいが、蒸着時の熱で発生するアウトガスにより薄膜パターンが汚染されるおそれがあるため、溶接するのが望ましい。
次に、このように構成された蒸着マスク1の製造について説明する。本発明による蒸着マスク1は、大別してマスク用部材の形成工程、フレーム接合工程及び開口パターン形成工程を経て製造される。最初に、マスク用部材の形成工程について、図2を参照して説明する。
先ず、図2(a)に示すように、線膨張係数が直交二軸で異なり異方性を有する、厚みが10μm〜30μm程度で長尺の例えばポリイミドフィルムを裁断して一定面積のフィルム3を作製する。
上記ポリイミドフィルムは、例えば東レ・デュポン株式会社製のカプトン(登録商標)150EN−Aである。このポリイミドフィルムは、長手方向(機械搬送方向で図1のY軸方向に相当)の線膨張係数が12×10−6/℃、幅方向(図1のX軸方向に相当)の線膨張係数が5×10−6/℃であり、予め定められた所定の温度を加えながら幅方向に延伸させることによって製造される。
次に、図2(b)に示すように、上記フィルム3の一面に良電導性の金属膜からなるシード層8を蒸着、スパッタリング又は無電解めっき等の公知の成膜技術により50nm程度の厚みで形成する。この場合、フィルム3が上述のようにポリイミドであるときには、シード層8としてニッケル等を使用するのがよい。銅はポリイミド内に拡散するため、ポリイミドに対するシード層8としては好ましくない。
次で、図2(c)に示すように、フィルム3のシード層8上にフォトレジストを30μm〜50μmの厚みに例えばスプレー塗布した後、これを乾燥してレジスト層9を形成する。
続いて、図2(d)に示すように、フォトマスクを使用してレジスト層9を露光・現像し、細長いスリット状の複数の貫通孔5の形成位置に対応して該貫通孔5と形状寸法の同じ複数の島パターン10を形成する。この場合、スリット状の貫通孔5は、フィルム3の熱膨張係数が小さい軸(X軸)方向と交差する方向(Y軸方向)に長軸を有するものであるため、島パターン10はY軸方向に細長く形成される。また、同時に、複数の島パターン10を内包する蒸着有効領域外の部分にて、予め定められた所定位置に図示省略のアライメントマーク用の島パターンも形成される。
次に、フィルム3をめっき浴に浸漬して、図2(e)に示すように、上記島パターン10の外側のシード層8上に磁性金属部材2として、線膨張係数が例えば5×10−6/℃程度の例えばFe−Ni系合金、Fe−Ni−Co系合金等を30μm〜50μmの厚みに形成する。この場合、使用するめっき浴は、形成しようとする磁性金属部材2に応じて公知のめっき浴のうちから適宜選択される。その後、同図(f)に示すように、有機溶剤又は上記レジストに専用の剥離剤を使用して島パターン10を剥離し、該島パターン10に対応した位置に開口部11を形成する。
次いで、フィルム3をシード層8のエッチング液中を通過させて、図2(g)に示すように、上記開口部11内のシード層8をエッチングして除去し貫通孔5を形成する。さらに、フィルム3を洗浄してマスク用部材12を得る。
次に、フレーム接合工程について、図3を参照して説明する。
先ず、図3(a)に示すように、上記マスク用部材12をX軸、Y軸方向に一定のテンションをかけた状態で枠状のフレーム4に架張し、同図(b)に示すようにマスク用部材12の周縁部にレーザ光Lを照射して磁性金属部材2とフレーム4とを溶接する。
続いて、開口パターン形成工程について、図4を参照して説明する。
先ず、図4(a)に示すように、レーザ加工装置のXYステージ13上にマスク用部材12を、フィルム3を下側にして載置する。このXYステージ13は、ガラスプレート14の表面を載置面とし、ガラスプレート14の裏面側に磁石15(例えば電磁石)を配置した構造を有し、X軸及びY軸方向に移動可能に構成されている。したがって、マスク用部材12は、上記磁石15により磁性金属部材2が吸着されてガラスプレート14に密着固定される。このとき、同図に示すように、ガラスプレート14上に例えばエタノール等の液体16を塗布し、液体16の表面張力によりフィルム3をガラスプレート14上に密着させるとよい。
次に、図4(b)に示すように、開口パターン6が形成される。詳細には、開口パターン6は、XYステージ13を予め定められた所定ピッチでXY方向にステップ移動しながら、図示省略のレーザ照射装置により、例えば波長が355nmのレーザ光Lを磁性金属部材2の貫通孔5内のフィルム3上に集光し、フィルム3をレーザアブレーションして形成される。このとき、集光するレーザ光Lの焦点における断面形状は、開口パターン6と同じ形状大きさとなるように整形されている。したがって、レーザ光Lの焦点位置がフィルム3の下面の位置に合致するように焦点高さ位置を適切に制御すれば、開口パターン6の磁性金属部材2とは反対側の開口端の形状を設計通りに仕上げることができる。それ故、図5に示すように磁性金属部材2とは反対側のフィルム3の面3aを基板17との密着面とすれば、設計通りの大きさの薄膜パターン21を蒸着形成することができる。なお、レーザ光Lの波長は、355nmに限られず、樹脂フィルム3をアブレーション加工することが可能であれば266nm,254nm又はそれ以下であってもよい。
また、レーザ光Lの焦点の高さ位置をフィルム3の磁性金属部材2側の面からその反対側の面3aに向かって徐々に下げながら、複数ショットで開口パターン6を形成すれば、図1(b)に示すように、開口面積がフィルム3の磁性金属部材2側の面3bからその反対側の面3aに向かって暫時狭くなるように、側壁18にテーパを付けて開口パターン6を形成することができる。このとき、開口パターン6の側壁18のテーパ角度を蒸着材料の分子のマスク面に対する最大入射角度(マスク面の法線と成す角度)に合わせて、例えば20°〜50°に形成すれば、フィルム3の磁性金属部材2側における開口パターン6の開口端縁部6aが蒸着の影となるのをより効果的に防止することができる。
なお、開口パターン形成工程においては、複数の開口パターン6のうち、いずれか一つの開口パターン6の座標位置に対して予め定められた座標位置であって、磁性金属部材2のアライメントマーク用貫通孔内のフィルム3に基板17とのアライメントをとるための貫通する図示省略のアライメントマークも形成される。
次に、本発明による蒸着マスク1を使用して行う薄膜パターン21の形成について説明する。
先ず、図5(a)に示すように、裏面に磁石15(例えば電磁石)を配置した状態で基板17が基板ホルダー19に保持される。
続いて、基板17の蒸着面にフィルム3の面3aを対向させて蒸着マスク1が配置され、基板17及び蒸着マスク1に予め設けられたアライメントマークを使用して両者がアライメントされる。そして、両者がアライメントされた状態で、磁石15の磁力により蒸着マスク1の磁性金属部材2が吸着され、蒸着マスク1が基板17の蒸着面に密着して固定される。このとき、図1(a)に示すように、磁性金属部材2の隣接する貫通孔5の間に位置する細長状の部分2aは、フィルム3を介してX軸方向に互いに繋がって同方向の動きが規制されているため、磁石15の磁界強度を従来よりも強くしても、磁性金属部材2の上記部分2aは動かない。それ故、本実施形態においては、磁石15の磁界強度を従来よりも10倍強い200mTに設定している。
基板17及び蒸着マスク1を一体的に保持した基板ホルダー19は、図5(b)に示すように、蒸着装置の真空槽内の基板取付け部に基板17の蒸着面側を下にして取り付けられる。
ここで使用する蒸着装置は、蒸着マスク1のスリット状の貫通孔5に対応して、その長軸(Y軸)方向に長いルツボを有する蒸着源20を備え、該蒸着源20が上記貫通孔5の長軸(Y軸)と交差する方向(X軸方向)に移動可能に構成されたものである。
したがって、基板17への蒸着は、図5(b)に示すように、蒸着源20をX軸方向に一定速度で移動しながら、移動中の各時点における蒸着源20の真上に位置する蒸着マスク1の開口パターン6を介して行われる。それ故、従来技術と同様に、移動中の各時点における蒸着源20の真上に位置する蒸着マスク1の一部分が蒸着源20の輻射熱により加熱される。
しかしながら、従来技術と違って、本実施形態においては、磁石15の磁界強度が従来よりも10倍強い200mTに設定されているため、蒸着マスク1は磁石15の強い磁力によって基板17に吸着されており、磁性金属部材2の隣接する貫通孔5の間に位置する細長状の部分2aが伸びて基板17から剥がれ、垂れ下がるおそれがない。したがって、蒸着マスク1と基板17との間に隙間が生じず、蒸着源20から蒸発した蒸着材料Mのマスク裏面側への回り込みが抑制されて薄膜パターン21のエッジがぼやけたり、形状が拡大したりするおそれがない。
また、使用するフィルム3は、線膨張係数が直交二軸で異なる異方性を有するものであり、磁性金属部材2の貫通孔5の長軸に交差する方向(X軸方向)にフィルム3の線膨張係数の小さい軸を合わせているので、X軸方向へのフィルム3の伸びが抑えられ、開口パターン6の同方向への位置ずれ及び形状拡大が抑えられる。したがって、例えば有機EL用TFT基板において画素ピッチの狭い高精細化が進んでも、隣接する画素に他の色の有機EL材料が付着するのを避けることができる。
さらに、磁性金属部材2の線膨張係数、及びフィルム3のX軸方向の線膨張係数を基板17の線膨張係数に合わせているため、基板17、磁性金属部材2及びフィルム3のX軸方向への変形量が略同じになり、基板17上に形成される薄膜パターン21のX軸方向への位置ずれを抑制することができる。なお、Y軸方向への位置ずれは、例えば有機EL用TFT基板の場合には、同色間での位置ずれであるため問題とならない。
なお、上記実施形態においては、蒸着マスク1がフレーム4を備えたものである場合について説明したが、本発明はこれに限られず、フレーム4は無くてもよい。この場合は、シート状の蒸着マスク1をその四方に一定の張力で張った状態で基板17上に設置し、基板17と蒸着マスク1のアライメントを行った後、磁石15で磁性金属部材2を吸着して基板17に蒸着マスク1を密着させるとよい。
また、上記実施形態においては、フィルム3がポリイミドである場合について説明したが、本発明はこれに限られず、フィルム3は線膨張係数に異方性を有し、そのうち係数の小さい線膨張係数が磁性金属部材2の線膨張係数に近似したものであれば、他の樹脂製フィルムであっても、多層積層フィルムであってもよい。
1…蒸着マスク
2…磁性金属部材
3…フィルム
4…フレーム
5…貫通孔
6…開口パターン
7…開口
17…基板(被蒸着基板)
20…蒸着源

Claims (6)

  1. スリット状の複数の貫通孔を並列に並べて有するシート状の磁性金属部材の一面に樹脂製のフィルムを密接させた構造を有し、前記各貫通孔内の前記フィルムの部分に貫通する複数の開口パターンを設けた蒸着マスクであって、
    前記フィルムは、線膨張係数が直交二軸で異なる異方性を有し、
    前記磁性金属部材の前記貫通孔の長軸に交差する方向に前記フィルムの線膨張係数の小さい軸を合わせたことを特徴とする蒸着マスク。
  2. 前記磁性金属部材の線膨張係数と、前記フィルムの係数の小さい線膨張係数とを合わせたことを特徴とする請求項1記載の蒸着マスク。
  3. 前記各線膨張係数を被蒸着基板の線膨張係数に合わせたことを特徴とする請求項2に記載の蒸着マスク。
  4. 前記フィルムは、ポリイミドであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蒸着マスク。
  5. 被蒸着基板の蒸着面に密接させて使用され、前記貫通孔の長軸に交差する方向に前記被蒸着基板と蒸着源とを相対的に移動しながら蒸着する蒸着装置に適用されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の蒸着マスク。
  6. 前記磁性金属部材の周縁部に接合して、前記複数の貫通孔を内包する大きさの開口を有する枠状のフレームを備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の蒸着マスク。
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