JP2014205387A - 車両用内装材の位置決め構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】位置決めピンの突出方向が位置決め孔の貫通方向に対して傾斜している場合において、位置決め孔をシール材によって確実に塞ぐことが可能な車両用内装材の位置決め構造を提供する。【解決手段】位置決め孔21に挿通されることでドアインナパネル20に対してアッパーボード30を位置決めする位置決めピン40と、対向面35Aからドアインナパネル20に向かって立設される立設リブ50と、立設リブ50によって車室内側から支持され、位置決め孔21を車室内側から塞ぐシール材70と、を備え、位置決めピン40は、ドアインナパネル20側に向かうにつれて下降傾斜され、立設リブ50は、位置決めピン40の基端部を中心として放射状に延びる複数の第1リブ51と、位置決めピン40の基端部から下方に向かって延びる第2リブ52と、第2リブ52と直交する形で延びる第3リブ53と、を備えることに特徴を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、車両用内装材の位置決め構造に関する。
従来、車両パネルに対して車両用内装材を位置決めするための位置決め構造として、下記特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載のものでは、車両用内装材(ドアトリム)側に設けられた位置決めピン(ロケートピン)を車両パネル(ドアインナパネル)に貫通形成された位置決め孔(貫通穴)に挿通することで、車両用内装材の前後方向の位置決めを行う構成となっている。
特開平11−321312号公報
ところで、車両パネルに位置決め孔を形成した場合、位置決め孔(より正確には位置決め孔の内周面と位置決めピンとの間の隙間)を通じて、水や空気などが車両パネルの車室内側に侵入することが想定される。このため、位置決め孔をシール材で塞ぐことが求められる。
ここで、図9に示すように、位置決めピン1の突出方向が位置決め孔2の貫通方向と一致する場合には、位置決めピン1の径を位置決め孔2の径により近い値で設定できるため、位置決めピン1と位置決め孔2の内周面との間に生じる隙間は比較的小さくなり、シール材などで位置決め孔を塞ぎやすい。
しかしながら、意匠や製造上の制約などから、図10に示すように、位置決めピン3の突出方向が位置決め孔2の貫通方向と一致しない場合が想定される。製造上の制約の一例としては、成形型などを用いて位置決めピン3を車両用内装材6と一体的に成形する場合などを例示することができる。アンダーカット部を作らないようにするためには、位置決めピン3の突出方向は、成形型の型抜き方向と一致させる必要がある。このような場合、型抜き方向によっては、位置決めピン3の突出方向が位置決め孔2の貫通方向と一致しない事態が起こり得る。
一般的に車両パネル5に対する車両用内装材6の取付方向は、車両パネル5の延設面と直交する方向(位置決め孔4の貫通方向、図10における左右方向)と一致するものとされる。このため、位置決めピン3の突出方向と位置決め孔2の貫通方向とが一致していない場合(位置決めピン3が貫通方向に対して傾斜している場合)において、位置決めピン3を位置決め孔4に挿通させるためには、位置決め孔4は、位置決めピン3が傾斜する方向(図10では下方向)に延ばす必要があり、長手状の孔(図10では上下方向に長い孔)となる。
このため、位置決めピン3の突出方向が位置決め孔4の貫通方向と一致しない場合には、図10に示すように、位置決めピンの寸法よりも、位置決め孔の寸法が大きくなってしまう。このため、位置決めピン3と位置決め孔4の内周面との間の隙間は大きくなる。これにより、位置決め孔をシール材で塞ぎにくくなり、対策を講じる必要が生じる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、位置決めピンの突出方向が位置決め孔の貫通方向に対して傾斜している場合において、位置決め孔をシール材によって確実に塞ぐことが可能な車両用内装材の位置決め構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、長手状をなす位置決め孔が貫通形成された車両パネルに対して車両用内装材を位置決めするための車両用内装材の位置決め構造であって、前記車両用内装材における前記車両パネル側の面から前記車両パネルに向かって突出され、前記位置決め孔に挿通されることで前記車両パネルに対して前記車両用内装材を位置決めする位置決めピンと、前記車両用内装材の前記車両パネル側の面から前記車両パネルに向かって立設される立設リブと、前記立設リブによって前記車両用内装材側から支持され、前記位置決め孔を前記車両用内装材側から塞ぐシール材と、を備え、前記位置決めピンは、前記車両パネル側に向かうにつれて前記位置決め孔の長手方向における一端側に向かう形で傾斜され、当該位置決めピンの突出方向が前記位置決め孔の貫通方向に対して傾斜する方向に沿うものとされ、前記立設リブは、前記位置決めピンの基端部を中心として放射状に延びる複数の第1リブと、前記位置決め孔の長手方向に沿うとともに、前記位置決めピンの基端部から前記一端側に向かって延びる第2リブと、前記第2リブと直交する形で延びる第3リブと、を備えることに特徴を有する。
本発明においては、立設リブによってシール材を車室内側(車両用内装材側)から支持することができる。ここで、立設リブは、位置決めピンの基端部を中心として放射状に延びる複数の第1リブを備えている。これにより、位置決めピンの基端部付近では、第1リブの各々によってシール材を支持することができる。
ここで、本発明の位置決めピンは、車両パネル側に向かうにつれて位置決め孔の長手方向における一端側に向かう形で傾斜されている。この場合、位置決めピンを位置決め孔に対して車室内側から挿通させるためには、位置決めピンの基端部を、位置決め孔の長手方向における他端側に配し、位置決めピンの先端部を、位置決め孔の長手方向における一端側に配する必要がある(図10における位置決めピン3及び位置決め孔4参照)。
このような構成の場合、位置決めピンの基端部を中心として放射状に延びる複数の第1リブだけでは、シール材を十分に支持することは難しい。なぜなら、位置決めピンの基端部を中心として放射状に延びる複数の第1リブは、中心(位置決めピンの基端部)から遠い部分程、隣り合う第1リブ間の間隔が大きくなってしまうためである。第1リブ間の間隔が大きくなると、その部分では、シール材を十分に支持することが難しい。
本発明では、上述のように位置決めピンが傾斜されているから、位置決めピンの基端部を位置決め孔の長手方向における他端側に配する必要がある。このため、位置決め孔の長手方向における一端側に対応する部分では、位置決めピンの基端部からの距離が遠くなってしまう。このため、仮に各第1リブを位置決め孔の一端側に対向するように延ばした場合には、位置決め孔の一端側では、隣り合う第1リブ間の間隔(シール材を支持しない部分の大きさ)が大きくなり、シール材を支持することが困難となる。これにより、シール材の一部が車室内側に屈曲し、位置決め孔を塞ぐことができない事態が起こり得る。
そこで、本発明では、上記第1リブに加え、位置決めピンの基端部から位置決め孔の一端側に向かって延びる第2リブと、第2リブと直交する形で延びる第3リブを備える構成とした。これにより、第1リブだけでは十分に支持することが難しいシール材の部分(位置決め孔の一端側に配される部分)を第2リブ及び第3リブによって確実に支持することができる。
具体的には、位置決め孔の長手方向に沿って延びる第2リブによって、シール材を位置決め孔の長手方向に亘って支持することができ、第2リブと直交する形で延びる第3リブによって、シール材を位置決め孔の幅方向(位置決め孔の長手方向と直交する方向)に亘って支持することができる。この結果、シール材が車両用内装材側に屈曲することを抑制でき、位置決め孔をシール材によって確実に塞ぐことが可能となる。
上記構成において、前記車両パネルは、ドアパネルとされ、前記車両用内装材は、車両用ドアトリムを構成するアッパーボードとされ、前記アッパーボードは、その上端部が、上方に向かうにつれて前記ドアパネルに向かう形で湾曲する形状をなしており、前記位置決めピンは、前記アッパーボードと一体的に形成され、前記ドアパネルに向かうにつれて下降傾斜する形で突出されているものとすることができる。
本発明のように、上方に向かうにつれてドアパネルに向かう形で湾曲する形状をなしているアッパーボードと位置決めピンとを、仮に一対の成形型で一体的に成形する場合、アッパーボードの意匠面(ドアパネルとは反対側の面)を良好に成形するために、一方の成形型(意匠面を形成するための成形型)を上方及び車室内側から型閉じする場合がある。この場合、他方の成形型(アッパーボードの裏面を形成するための成形型)は、車室外側に向かうにつれて下降傾斜する方向に型抜きする必要がある。このため、アッパーボードの裏面と一体的に形成される位置決めピンは、型抜き方向と同じ方向(位置決め孔の貫通方向に対して傾斜する方向)に突出する形状にすることで、アンダーカット部にならないようにする必要がある。
このように、アッパーボードにおいては、位置決めピンの突出方向が位置決め孔の貫通方向に対して傾斜する方向になり易いという事情がある。つまり、第1リブだけではシール材を支持し難い事態が起こり易い。この点、本発明であれば、第2リブ及び第3リブを備えているため、位置決めピンの突出方向が位置決めピンの貫通方向に対して傾斜している場合であっても、シール材を確実に支持することができ、好適である。
また、前記シール材は、前記位置決めピンが挿通される挿通孔を有しており、前記位置決めピンの外周面のうち、前記位置決め孔の長手方向における前記一端側を向く面には、前記挿通孔の内周面に当接する当接リブが前記一端側に向かって突出され、前記当接リブの前記内周面に対する当接面は、前記車両パネルの延設面に対して直交する方向に沿って延びているものとすることができる。
本発明では、シール材の挿通孔に位置決めピンを挿通させることで、位置決めピンに対してシール材を固定することができる。ここで、位置決めピンの外周面には、当接リブが設けられている。当接リブの当接面がシール材の挿通孔の内周面に当接することで、シール材の位置決めがされる。この当接面は、車両パネルの延設面に対して直交する方向に沿って延びているから、シール材を車両パネルの延設面上において確実に位置決めすることができる。これにより、シール材が車両パネル、ひいては位置決め孔に対して位置ずれする事態を抑制でき、より確実に位置決め孔を塞ぐことができる。
本発明によれば、位置決めピンの突出方向が位置決め孔の貫通方向に対して傾斜している場合において、位置決め孔をシール材によって確実に塞ぐことが可能な車両用内装材の位置決め構造を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るドアトリムを示す斜視図 図1のアッパーボードを裏面から視た図 図2の位置決めピン付近を拡大して示す斜視図 図3の位置決めピンにシール材を取り付けた状態を示す斜視図 図3の位置決めピンを突出端側(図6の矢線で示す方向)から視た図 アッパーボードを示す断面図(図2のA−A線で切断した図に対応) 図6において位置決めピン付近を拡大して示す断面図 比較例を示す図 位置決めピンの突出方向と位置決め孔の貫通方向が一致している構成を示す断面図 位置決めピンの突出方向と位置決め孔の貫通方向が一致していない構成を示す断面図
本発明の一実施形態を図1ないし図8によって説明する。図1は、本実施形態の車両用ドアトリム10(車両用内装材)を示す斜視図である。
車両用ドアトリム10は、トリムボード11を備えている。トリムボード11は、例えば、合成樹脂材料、あるいは合成樹脂材料と天然繊維(ケナフなど)を混合した材料等を板状に成形することで構成されている。
トリムボード11は、図6に示すようにドアインナパネル20(ドアパネル、車両パネル)と対向配置され、ドアインナパネル20に対して取り付けられる。本実施形態では、トリムボード11は、図1に示すように、例えば、アッパーボード30、ミドルボード13、ロアボード14から分割構成されている。
また、トリムボード11の車室内側の面の一部又は全部には、表皮材が貼り付けられている(図6参照)。なお、図6においては、アッパーボード30に貼り付けられる表皮材30Bと、ミドルボード13に貼り付けられる表皮材13Aとを図示している。
図1に示すように、アッパーボード30には、インサイドハンドル17が取り付けられる取付孔31が形成されている。また、ミドルボード13とロアボード14の境界に沿ってアームレスト16が設けられており、ロアボード14には、スピーカグリル15が設けられている。
図2は、アッパーボード30を裏側から視た図である。アッパーボード30は、車両前後方向に長い板状をなしている。また、アッパーボード30は、その上端部が、上方に向かうにつれてドアインナパネル20に向かう形で湾曲する形状をなしている。
アッパーボード30の裏面には、クリップ(図示せず)を保持可能な複数のクリップ座32が形成されている。アッパーボード30は、クリップ座32に保持されたクリップを介してドアインナパネル20に取り付けられる。
次に、ドアインナパネル20に対するアッパーボード30の位置決め構造19(図6参照)について説明する。アッパーボード30の裏面において、車両前後方向の中央部分には、図2及び図6に示すように、立壁部37がドアインナパネル20側に立設されている。立壁部37の立設端には、ドアインナパネル20と対向配置される台座部35が形成されている。
また、アッパーボード30の裏面には、図6に示すように、上下方向に延びる補強リブ36が形成されている。この補強リブ36は、その上端がアッパーボード30の上端付近まで達している。また、補強リブ36は、その下端において立壁部37と接続されている。
本実施形態では、図6に示すように、台座部35がアッパーボード30の下端部に形成されている。なお、アッパーボード30の下端部は、車室内側に屈曲された段差部33とされる。段差部33の裏面から車室外側に立設された立壁部38が台座部35の下端と一体的に接続されている。
台座部35は、ドアインナパネル20と対向配置される対向面35A(車両用内装材の車両パネル側の面)を有している。対向面35Aには、ドアインナパネル20に向かって突出される位置決めピン40と、ドアインナパネル20に向かって立設される立設リブ50が形成されている。位置決めピン40は、図6に示すように、ドアインナパネル20に貫通形成された位置決め孔21に挿通される構成となっている。
図5に示すように、車両前後方向において、位置決めピン40の長さと位置決め孔21の長さは、ほぼ同じ値に設定されている。これにより、位置決めピン40が位置決め孔21に挿通されることで、ドアインナパネル20に対してアッパーボード30が車両前後方向において位置決めされる。
位置決めピン40を設けることで、ドアインナパネル20に対してアッパーボード30を取り付ける際の位置合わせを行うことができる。なお、図5では、位置決め孔21を2点鎖線で示してある。
また、位置決めピン40は、図6に示すように、ドアインナパネル20に向かうにつれて下降傾斜する形で突出されている。位置決めピン40は、図6に示すように、台座部35及びアッパーボード30と一体的に形成されている。
なお、本実施形態において位置決めピン40が下降傾斜している理由は、次の通りである。本実施形態ではアッパーボード30、台座部35、及び位置決めピン40を成形型を用いた射出成形によって一体的に成形する。具体的には、図示しない一対の成形型の間にアッパーボード30、台座部35、及び位置決めピン40の形状に対応した成形空間を設け、その成形空間に溶融樹脂を射出することでアッパーボード30、台座部35、及び位置決めピン40を一体的に成形する。
また、アッパーボード30の意匠面(車室内側)には、意匠性を高くするための模様(例えば、凹凸をなすシボ模様など)が形成されることがある。このような模様を形成するために、一対の成形型のうち、意匠面を成形する成形型の成形面に模様を形成しておく。これにより、成形面の模様が意匠面に形成される(転写される)。
ところで、成形型を用いてアッパーボード30の意匠面に模様を形成する場合、成形型の型閉じ(及び型開き)方向は、意匠面に対して垂直に近い方が好ましい。このようにすれば、より確実に模様を意匠面に形成することができる。
ここで、アッパーボード30は、図6に示すように、その上端部が上方に向かうにつれてドアインナパネル20に向かう形で湾曲する形状をなしている。このため、アッパーボード30の上端付近では、意匠面30Aは、ほぼ上方を向いている。このため、意匠面30Aに模様を形成するためには、一対の成形型のうち、一方の成形型(アッパーボード30の意匠面側を成形する成形型)を斜め上方(上側及び車室外側)に向かって型抜きすることが好ましい。なお、図6において、一方の成形型の型抜き方向を矢線Y1で示す。
これにより、他方の成形型(アッパーボード30の裏面側を成形する成形型)は、一方の成形型の型抜き方向と反対側(ドアインナパネル20に向かうにつれて下降傾斜する方向)に型抜きを行う必要がある。なお、図6において、他方の成形型の型抜き方向を矢線Y2で示す。
他方の成形型を用いて位置決めピン40を成形するためには、型抜き時に位置決めピン40がアンダーカット部とならないようにする必要がある。このためには、位置決めピン40の突出方向を型抜き方向Y2と一致させる必要がある。このような事情から、本実施形態では、位置決めピン40の突出方向は、位置決めピン40を成形するための成形型の型抜き方向、言い換えると、ドアインナパネル20に向かうにつれて下降傾斜する方向に沿うものとされる。
また、位置決め孔21の貫通方向は、ドアインナパネル20の延設面に対して直交する方向(車室内外方向)に沿うものとされる。このため、位置決めピン40の突出方向は位置決め孔21の貫通方向に対して傾斜する方向に沿うものとされる。
また、本実施形態では、各クリップ座32の各クリップ(図示せず)をドアインナパネル20に取り付けるために、ドアインナパネル20に対してアッパーボード30が車室内側(図6の左側)から、車室内外方向(図6の左右方向、ドアインナパネル20の延設面と直交する方向)に沿って取り付けられる構成となっている。
このため、位置決め孔21は、上下方向に長い略方形状をなしている(図5参照)。これにより、下降傾斜する位置決めピン40を車室内側から車室内外方向に沿って、位置決め孔21に挿通させることができる。また、位置決めピン40は、ドアインナパネル20側に向かうにつれて位置決め孔21の長手方向(上下方向)における一端側(下側)に向かう形で傾斜されていると言うこともできる。
本実施形態において、位置決めピン40には、シール材70が取り付けられている。シール材70は、図4に示すように、平面視方形状の板状部材とされる。シール材70は、柔軟性及び弾性を有する材質(例えば、発泡ウレタン樹脂など)によって構成されている。
図4及び図7に示すように、シール材70には、厚さ方向に貫通する挿通孔71が形成されている。挿通孔71に位置決めピン40が挿通されることで、シール材70が位置決めピン40に対して取り付けられている。
シール材70は、立設リブ50によって車室内側から支持され、位置決め孔21を車室内側から塞ぐものとされる。なお、シール材70は、例えば、接着剤や粘着テープなどで、立設リブ50における車室外側の面に貼り付けられている。
図7に示すように、上下方向において、シール材70は、位置決め孔21よりも長いものとされる。また、図5に示すように、車両前後方向において、シール材70は、位置決め孔21よりも長いものとされる。なお、図5では、シール材70を2点鎖線で示してある。
つまり、シール材70は、図7に示すように、位置決め孔21を車室内側から塞ぐ大きさで設定されている。なお、シール材70は、図3及び図4に示すように、台座部35の対向面35Aよりも一回り大きいものとされる。
また、シール材70の外周端部(位置決め孔21と重なる部分よりも外側の領域)は、ドアインナパネル20における位置決め孔21の孔縁部22に対して密着されている。これにより、位置決め孔21を通って外気や水が車室内へ浸入する事態を防止することができる。
位置決めピン40は、図7に示すように、突出端側に向かうにつれて径が小さくなる形状をなしている。これにより、位置決めピン40をシール材70の挿通孔71に挿通させ易くなっている。また、位置決めピン40は、車室外側に開口された略円筒形状をなしている。
また、図7に示すように、位置決めピン40の外周面のうち、下方(位置決め孔の長手方向における一端側)を向く面には、挿通孔71の内周面71Aに当接する当接リブ41が下方に向かって突設されている。
当接リブ41の内周面71Aに対する当接面41Aは、ドアインナパネル20に向かうにつれて、下方に向かう形で延設された延設面とされる。この当接面41Aの水平方向に対する傾斜角度は、位置決めピン40の水平方向に対する傾斜角度よりも小さいものとされる。つまり、当接面41Aの延設方向は、位置決めピン40の突出方向(図7における位置決めピン40の軸線L1参照)と相違するものとされる。
この当接面41Aは、シール材70の位置決めを行うものとされ、当接面41Aにシール材70の内周面71Aが当接することで、シール材70が上方へ変位することが規制される。この当接面41Aは、車室内外方向(ドアインナパネル20の延設面に対して鉛直となる方向)に沿って延びている。また、当接リブ41の車室内側の端部は、図3に示すように、第2リブ52と連結されている。これにより、当接リブ41によって、位置決めピン40の補強がされている。
立設リブ50は、図3及び図5に示すように、位置決めピン40の基端部42を中心として放射状に延びる複数の第1リブ51と、位置決め孔21の長手方向に沿うとともに、位置決めピン40の基端部42から下側に向かって延びる第2リブ52と、第2リブ52と直交する形で延びる第3リブ53と、を備えている。
本実施形態では、位置決めピン40の基端部42から、5本の第1リブ51が延設されている。図5に示すように、複数の第1リブ51は、位置決めピン40の基端部42を中心として、45度間隔で配列されている。
第2リブ52と第3リブ53とは十字状に配されている。第2リブ52は、図5に示すように、その下端が位置決め孔21の孔縁部に達する長さで設定されている。
第3リブ53は、車両前後方向に延設されている。図5に示すように、第3リブ53の車両前後方向(図5の左右方向)の長さは、位置決め孔21の車両前後方向の長さ(位置決め孔21の幅)よりも大きい値で設定されている。
また、第3リブ53は、複数の第1リブ51のうち、車両前後方向に沿って延びる第1リブ51D,51Eとそれぞれ平行状をなしている。また、図5に示すように、第2リブ52と第3リブ53とが交差する点P1は、第2リブ52の延設方向(図5の上下方向)における中間部分に配されている。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態においては、立設リブ50によってシール材70を車室内側(アッパーボード30側)から支持することができる。ここで、立設リブ50は、位置決めピン40の基端部42を中心として放射状に延びる複数の第1リブ51を備えている。これにより、位置決めピン40の基端部42付近では、第1リブ51の各々によってシール材70を支持することができる。
ここで、本実施形態の位置決めピン40は、図7に示すように、ドアインナパネル20側に向かうにつれて下側(位置決め孔21の長手方向における一端側)に向かう形で傾斜されている。この場合、位置決めピン40を位置決め孔21に対して車室内側から挿通させるためには、位置決めピン40の基端部42を、位置決め孔21の上端側(長手方向における他端側)に配し、位置決めピン40の先端部43を、位置決め孔21の下端側に配する必要がある。
このような構成の場合、位置決めピン40の基端部42を中心として放射状に延びる第1リブ51だけでは、シール材70を十分に支持することは難しい。なぜなら、位置決めピン40の基端部42を中心として放射状に延びる複数の第1リブ51は、中心(位置決めピン40の基端部42)から遠い部分程、隣り合う第1リブ51間の間隔が大きくなってしまうためである。これについて、図8の比較例を用いて具体的に説明する。図8は、位置決めピン40から放射状に延びる第1リブ51のみを備える構成である。
図8の比較例に示すように、複数の第1リブ51のみを備える構成では、位置決め孔21の下端側では、位置決めピン40の基端部42(放射状をなす各第1リブの中心)からの距離が遠くなってしまい、隣接するリブ(例えば、隣接する第1リブ51C及び第1リブ51B参照)間の間隔が大きくなってしまう。隣接するリブ間の間隔(シール材70を支持しない部分の大きさ)が大きいと、その部分では、シール材70を支持することが困難となる。
これにより、シール材70の一部(位置決め孔21の長手方向における一端側の部分)がアッパーボード30側に屈曲する可能性がある。仮に、シール材70の一部がアッパーボード30側に屈曲すると、位置決め孔21をシール材70によって塞ぐことができない。なお、図7では、シール材70の一部70A(2点鎖線で図示)がアッパーボード30側に屈曲し、位置決め孔21の一部が塞がれていない状態を示してある。
このような事態(シール材70の屈曲)を防ぐために、本実施形態では、第1リブ51に加え、位置決めピン40の基端部42から下側に向かって延びる第2リブ52と、第2リブ52と直交する形で延びる第3リブ53を備える構成とした。これにより、第1リブ51だけでは十分に支持することが難しいシール材70を第2リブ52及び第3リブ53によって確実に支持することができる。
具体的には、位置決め孔21の長手方向に沿って延びる第2リブ52によって、シール材70を位置決め孔21の長手方向に亘って支持することができ、第2リブ52と直交する形で延びる第3リブ53によって、シール材70を位置決め孔21の幅方向(位置決め孔21の長手方向と直交する方向、図8の左右方向)に亘って支持することができる。この結果、シール材70がアッパーボード30側に屈曲する事態を抑制でき、位置決め孔21をシール材70によって確実に塞ぐことが可能となる。
上記構成において、アッパーボード30は、その上端部が、上方に向かうにつれてドアインナパネル20に向かう形で湾曲する形状をなしており、位置決めピン40は、アッパーボード30と一体的に形成され、ドアインナパネル20に向かうにつれて下降傾斜する形で突出されている。
アッパーボード30においては、上述したような成形上の事情(アッパーボード30の裏面側を成形する成形型の型抜き方向Y2がドアインナパネル20に向かうにつれて下降傾斜する方向となること)があり、位置決めピン40の突出方向は、型抜き方向Y2と一致させる必要がある。このため、位置決めピン40の突出方向が位置決め孔21の貫通方向に対して傾斜する方向になり易い。つまり、第1リブ51だけではシール材70を支持し難い事態が起こり易い。この点、本実施形態であれば、第2リブ52及び第3リブ53を備えているため、位置決めピン40の突出方向が位置決めピン40の貫通方向に対して傾斜している場合であっても、シール材70を確実に支持することができ、好適である。
また、シール材70は、位置決めピン40が挿通される挿通孔71を有しており、位置決めピン40の外周面のうち、下側を向く面には、挿通孔71の内周面71Aに当接する当接リブ41が下側に向かって突出され、当接リブ41の内周面71Aに対する当接面41Aは、ドアインナパネル20の延設面に対して鉛直となる方向に沿って延びている。
本実施形態では、シール材70の挿通孔71に位置決めピン40を挿通させることで、位置決めピン40に対してシール材70を固定することができる。ここで、位置決めピン40の外周面には、当接リブ41が設けられている。当接リブ41の当接面41Aがシール材70の挿通孔71の内周面71Aに当接することで、シール材70の位置決めがされる。この当接面41Aは、ドアインナパネル20の延設面に対して直交する方向に沿って延びている。このため、シール材70をドアインナパネル20の延設面上において確実に位置決めすることができる。
具体的には、図7に示すように、当接面41Aは、車室内外方向に沿って延びるとともに下方を向く面とされる。これにより、シール材70の内周面71Aが当接面41Aに当接することで、内周面71Aを下方から確実に受けることができる。このため、シール材70が上方へ変位する事態を確実に規制することができ、シール材70を位置決めすることができる。これにより、シール材70が位置決め孔21に対して位置ずれする事態を抑制でき、より確実に位置決め孔21を塞ぐことができる。
仮に、当接リブ41を備えていない構成の場合、シール材70の内周面71Aは、位置決めピン40の外周面に対して下方から当接することになる。位置決めピン40は、車室外側に向かうにつれて下降傾斜する方向に突出されているから、その外周面も車室外側に向かうにつれて下降傾斜する傾斜面とされる。このため、位置決めピン40に対して車室外側からシール材70を取り付ける(挿通孔71に位置決めピン40を挿通する)際には、シール材70は、位置決めピン40の外周面にガイドされ、車室内側に向かうにつれて上方へ向かうことになる。これにより、位置決め孔21に対して、シール材70が上方へずれることが懸念される。
本実施形態では、車室内外方向に沿って延びる当接面41Aによってシール材70の内周面71Aを受けることができる。このため、シール材70を位置決めピン40に取り付ける際にシール材70が上方へ変位する事態を規制することができる。これにより、位置決め孔21を確実に塞ぐ位置にシール材70を配置することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば、次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、車両用内装材としてドアトリム10(より詳しくは、アッパーボード30)を例示したが、これに限定されない。車両用内装材としては、位置決めピン40を備えた車両用内装材であればよい。車両用内装材として、例えば、ピラーガーニッシュなどを挙げることができる。
(2)上記実施形態では、車両パネルとして、ドアパネル(より詳しくは、ドアインナパネル20)を例示したが、これに限定されない。車両パネルとして、例えば、ピラーパネルなどを挙げることができる。
(3)上記実施形態では、位置決めピン40がドアインナパネル20に向かうにつれて下降傾斜する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、位置決めピン40がドアインナパネル20に向かうにつれて車両前側に向かう形で傾斜する構成としてもよい。この場合、位置決め孔21は、車両前後方向に長い形状とすればよい。
(4)上記実施形態では、アッパーボード30に設けられた台座部35に位置決めピン40を形成する構成を例示したが、これに限定されない。台座部35を備えていなくてもよく、位置決めピン40は、アッパーボード30の裏面に直接的に形成されていてもよい。
(5)当接面41Aの延設方向(水平方向に対する傾斜角度)は、上記実施形態で例示したものに限定されず適宜変更可能である。当接面41Aの延設方向は、位置決めピン40の突出方向と相違していればよい。
(6)上記実施形態では、第3リブ53を1本のみ設ける構成を例示したが、これに限定されない。例えば、複数の第3リブ53が、第2リブ52の延設方向(上下方向)に沿って配列されていてもよい。
(7)位置決めピン40の形状は略円筒状に限定されず、適宜変更可能である。位置決めピン40は、例えば、角柱状をなしていてもよい。また、位置決め孔21の形状も略方形状に限定されず適宜変更可能である。
10…車両用ドアトリム、19…アッパーボードの位置決め構造(車両用内装材の位置決め構造)、20…ドアインナパネル(車両パネル、ドアパネル)、21…位置決め孔、22…孔縁部(車両パネルにおける前記位置決め孔の孔縁部)、30…アッパーボード(車両用内装材)、35A…対向面(車両用内装材における車両パネル側の面)、40…位置決めピン、41…当接リブ、41A…当接リブの内周面に対する当接面、50…立設リブ、51…第1リブ、52…第2リブ、53…第3リブ、70…シール材、71…挿通孔、71A…挿通孔の内周面

Claims (3)

  1. 長手状をなす位置決め孔が貫通形成された車両パネルに対して車両用内装材を位置決めするための車両用内装材の位置決め構造であって、
    前記車両用内装材における前記車両パネル側の面から前記車両パネルに向かって突出され、前記位置決め孔に挿通されることで前記車両パネルに対して前記車両用内装材を位置決めする位置決めピンと、
    前記車両用内装材の前記車両パネル側の面から前記車両パネルに向かって立設される立設リブと、
    前記立設リブによって前記車両用内装材側から支持され、前記位置決め孔を前記車両用内装材側から塞ぐシール材と、を備え、
    前記位置決めピンは、前記車両パネル側に向かうにつれて前記位置決め孔の長手方向における一端側に向かう形で傾斜され、当該位置決めピンの突出方向が前記位置決め孔の貫通方向に対して傾斜する方向に沿うものとされ、
    前記立設リブは、
    前記位置決めピンの基端部を中心として放射状に延びる複数の第1リブと、
    前記位置決め孔の長手方向に沿うとともに、前記位置決めピンの基端部から前記一端側に向かって延びる第2リブと、
    前記第2リブと直交する形で延びる第3リブと、を備える車両用内装材の位置決め構造。
  2. 前記車両パネルは、ドアパネルとされ、
    前記車両用内装材は、車両用ドアトリムを構成するアッパーボードとされ、
    前記アッパーボードは、その上端部が、上方に向かうにつれて前記ドアパネルに向かう形で湾曲する形状をなしており、
    前記位置決めピンは、前記アッパーボードと一体的に形成され、前記ドアパネルに向かうにつれて下降傾斜する形で突出されている請求項1に記載の車両用内装材の位置決め構造。
  3. 前記シール材は、前記位置決めピンが挿通される挿通孔を有しており、
    前記位置決めピンの外周面のうち、前記位置決め孔の長手方向における前記一端側を向く面には、前記挿通孔の内周面に当接する当接リブが前記一端側に向かって突出され、
    前記当接リブの前記内周面に対する当接面は、前記車両パネルの延設面に対して直交する方向に沿って延びているものとされる請求項1又は請求項2に記載の車両用内装材の位置決め構造。
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