JP6007033B2 - 車両用サンバイザ - Google Patents

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本発明は、車両のサンバイザに関し、特にチケット類やカード類等の被保持片を保持するチケットホルダを備えたサンバイザに関する。
一般に、車両のサンバイザは、板状のサンバイザ本体と、このサンバイザ本体を覆う表皮を備えている。表皮の外面にチケットホルダを設けることは周知である。従来のチケットホルダは、表皮と同じ材料等からなる帯状材にて構成されている(特許文献1等参照)。上記帯状材は、サンバイザの短手方向に延び、その両端がサンバイザ本体にウェルダー溶着されている。上記帯状材からなるチケットホルダと表皮との間に、チケット類やカード類を差し入れて保持させる。
特開平08−104180号公報
上記従来のチケットホルダは、ウェルダー加工時の位置決め誤差によって取り付け位置がばらつきやすい。また、ウェルダー溶着部が破れることもある。更に、表皮材等を帯状に切り取ることでチケットホルダにしているため、端材が発生してしまい、経済性が劣る。
本発明は、被保持片を受け入れて保持するチケットホルダを有する車両用サンバイザにおいて、
保形性を有する板状のサンバイザ本体を備え、前記チケットホルダが、前記サンバイザ本体と一体に形成されており、
前記チケットホルダとして、前記サンバイザ本体の外面には一方向に延びる段差が形成され、かつ前記段差が開口されることによってスリット状の挿入口が構成され、更に前記サンバイザ本体の内部の、前記一方向と交差しかつ前記外面に沿う挿入方向における前記挿入口よりも奥側には、前記挿入口から挿入された被保持片を挿抜可能に保持する保持部が設けられていることを特徴とする。
このサンバイザによれば、チケットホルダ専用の部品が不要であり、部品点数を削減できる。また、サンバイザ本体を形成すれば、同時にチケットホルダも出来上がるため、ウェルダー加工等の、チケットホルダを形成するためだけの工程が不要であり、組立工数を削減できる。更には、チケットホルダの位置ずれ、ウェルダー溶着部の破れ、端材の発生等を回避できる。
前記サンバイザ本体の外面に挿入凹部が形成され、前記挿入凹部の前記挿入方向の奥側の端部が前記段差を構成していることが好ましい。
これによって、段差ひいてはチケットホルダが、サンバイザ本体の外面から突出しないようにできる。また、被保持片の一部分を挿入口から挿入して保持部に保持させた状態で、被保持片の残りの挿入口より外側の部分を挿入凹部に収容できる。
前記サンバイザ本体が、その厚み方向に対向しかつ互いに重ね合わされて接合された第1本体板及び第2本体板を含み、前記段差ひいては前記挿入口が、前記第1本体板に形成され、前記保持部が、前記段差よりも前記挿入方向の奥側の第1、第2本体板どうしの間に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、第1本体板を成形すれば、同時にチケットホルダの挿入口をも形成できる。また、第1本体板と第2本体板を組み付けることで、同時にチケットホルダの保持部を形成できる。さらに、第1本体板と第2本体板との間に被保持片の収容空間を形成できる。
前記保持部として、前記第2本体板の内面には、前記挿入方向に延びるとともに前記第1本体板に向けて突出して、前記被保持片を前記板部分との間に挿抜可能に挟持する凸条が形成されていることが好ましい。
これによって、被保持片に対する保持力を向上できる。
本発明によれば、チケットホルダがサンバイザ本体に一体形成されているため、部品点数を削減でき、かつウェルダー加工が不要な分だけ組立工数を削減できる。したがって、ウェルダー加工時の位置決め誤差に起因するチケットホルダの位置ずれを招くおそれがない。また、ウェルダー溶着部の破れの問題も生じない。更に、端材が発生することもない。
図1は、本発明の第1実施形態を示し、車両の前部の右座席用のサンバイザの正面図であり、上記車両の前部の右側の天井部を二点鎖線にて示す。 図2は、図1のII−II線に沿う、上記サンバイザの側面図である。 図3は、図1のIII−III線に沿う、上記サンバイザの断面図であり、被保持片を二点鎖線にてチケットホルダの最も奥まで差し込んだ状態で示す。
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1は、車両用のサンバイザ1を示したものである。サンバイザ1は、サンバイザ本体10と、アーム20を備えている。サンバイザ本体10は、長手方向を左右に向けた板状になっている。図2に示すように、サンバイザ本体10は、厚み方向(図2において左右)に対向する第1本体板11(第1パッド)及び第2本体板12(第2パッド)を含む。換言すると、サンバイザ本体10は、厚み方向に2つの本体板11,12に分割されている。本体板11,12は、それぞれ樹脂材料を射出成形することによって形成され、保形性を有している。ひいては、サンバイザ本体10は保形性を有している。ここで、保形性とは、形状を維持するための支持手段が無くても、若しくはある程度の外力が加えられても、自らの形状を維持する程度の剛性又は弾性を有していることを言う。したがって、軟質樹脂や織布等からなる表皮は、保形性を有さず、サンバイザ本体に含まれない。本体板11,12を構成する樹脂材料としては、例えばポリプロピレン(PP)にタルクを混ぜたフィラー入りポリプロプレン(PPF、PP−TD)が挙げられるが、これに限定されるものではない。各本体板11,12の外面(他方の本体板とは反対側の面)はそれぞれ意匠面(化粧面)になっている。これら第1本体板11及び第2本体板12が、互いの内面どうしを向かい合わせ、かつ互いに重ね合わされて接合されている。
詳細な図示は省略するが、本体板11,12どうしの接合手段は、凹部と凸部との嵌合でもよく、爪と爪掛止部との係合でもよく、ネジ止めでもよい。凹部と凸部との嵌合として、例えば筒状のボスを本体板11,12の一方に設け、上記ボスに嵌め入れられるピンを本体板11,12の他方に設けてもよい。複数種の接合手段を組み合わせてもよい。サンバイザ1には、サンバイザ本体10を覆う表皮が設けられていない。
図1に示すように、サンバイザ本体10の1の隅部からアーム20が突出されている。図1及び図2に示すように、アーム20は、L字状に折り曲げられており、その一端部がブラケット21を介して車両のルーフに回転可能に取り付けられる。アーム20にサンバイザ本体10が回転可能に支持されている。サンバイザ1を車両のルーフ3に添わせた格納位置では、第1本体板11が車室に面し、かつ第2本体板12がルーフ3に面する。サンバイザ1をルーフ3から下方へ垂らした展開位置では、第1本体板11がフロントガラス4に面し、かつ第2本体板12が車室に面する。
なお、これとは逆に、格納位置では第1本体板11がルーフ3に面し、かつ第2本体板12が車室に面し、展開位置では第1本体板11が車室に面し、かつ第2本体板12がフロントガラス4に面するようにしてもよい。
図1に示すように、サンバイザ1には、チケットホルダ30が設けられている。チケットホルダ30は、チケット類やカード類等の被保持片2をサンバイザ本体10の外面に沿う挿入方向aに受け入れて保持する。ここで、挿入方向aは、サンバイザ本体10をルーフ3に添わせた状態で車幅方向に沿い、かつ車両外側から車両中央側に向かう方向であることが好ましい。要するに、図1に示すように、右座席用のサンバイザにおいては、挿入方向aは右から左であることが好ましい。図示は省略するが、左座席用のサンバイザにおいては、挿入方向は左から右であることが好ましい。
以下、チケットホルダ30の詳細構造を説明する。
図1に示すように、チケットホルダ30は、サンバイザ本体10と一体成形されている。言い換えると、チケットホルダ30は、サンバイザ本体10と同一の樹脂材料にて構成され、サンバイザ本体10と一体になっている。チケットホルダ30は、挿入口31と、保持部40を有している。
図1及び図3に示すように、サンバイザ本体10の外面には段差13が形成されている。ここでは、第1本体板11の外面に段差13が形成されている。段差13は、サンバイザ1の短手方向(挿入方向aと交差する一方向、図1において上下)に延びている。この段差13が開口されることによって、この開口が挿入口31を構成している。したがって、2つの本体板11,12のうち第1本体板11に挿入口31が形成されている。挿入口31は、サンバイザ1の短手方向に延びるスリット状になっている。挿入口31の厚みtは、少なくとも被保持片2の厚みより大きく、且つ数mm以下が好ましい。ここでは、挿入口31の厚みtは、1mm以下になっており、例えばt=0.5mm程度になっている。挿入口31の長さは、被保持片2の幅よりも少し大きめであり、例えば数cm程度である。サンバイザ本体10の内部空間(本体板11,12の内面どうし間の空間)が挿入口31を通してサンバイザ本体10の外部に連なっている。
段差13及び挿入口31は、具体的には次のようにして形成されている。
図1及び図3に示すように、第1本体板11内の例えば四角形の領域が、第2本体板12に向かって(図1の紙面奥方向に)凹んでいる。これによって、第1本体板11の外面に挿入凹部32が形成されている。挿入凹部32は、第1本体板11と直交する方向から見て概略四角形になっている。第1本体板11における挿入凹部32を除く外面は、全体的に平坦になっている。
図3に示すように、挿入凹部32の挿入方向aの奥側(図3において左)の端部が、段差13を構成している。第1本体板11における段差13よりも挿入方向aの奥側(図3において左)の第1板部分41と、挿入凹部32の底部33とは、互いに縁切りされ、かつサンバイザ本体10の厚み方向(図3において上下)にずれている。これら第1板部分41と挿入凹部底部33との互いに対峙する縁どうしによって挿入口31が画成されている。挿入凹部32が挿入口31に連なっている。
図1及び図3に示すように、挿入凹部32における挿入方向aの手前側(挿入口31とは反対側、図3において右)の部分は、挿入口31に向かって傾く傾斜面34になっている。しかも、傾斜面34は、底部33に近づくにしたがって傾斜度が漸次小さくなり、底部33の平坦面に滑らかに連続している。挿入凹部32の幅方向(図1において上下、図3において紙面と直交する方向)の両側の縁と第1本体板11の外面との間は、段差面状の側面35にて塞がれている。
図1及び図3に示すように、サンバイザ本体10における挿入口31よりも挿入方向aの奥側(図1において左側)の内部には、保持部40が設けられている。すなわち、挿入口31よりも挿入方向aの奥側における第1、第2本体板11,12どうしの間に保持部40が設けられている。更に詳しくは、保持部40は、段差13から上記ストッパ51までの間の第1板部分41と、第2本体板12における第1板部分41と対向する第2板部分42との間に設けられている。保持部40は、挿入口31から挿入された被保持片2を挿抜可能に保持するものである。
図1及び図3に示すように、保持部40は、凸条43(リブ)を含む。図3に示すように、凸条43は、第2板部分42の内面から第1板部分41に向けて突出するとともに、挿入方向a(サンバイザ本体10の長手方向)に沿って延びている。図1に示すように、凸条43は、サンバイザ1の短手方向(図1において上下)に沿って挿入口31の中央部と同じ位置に配置されている。図3に示すように、凸条43は、第2板部分42と一体に形成されている。ひいては、保持部40がサンバイザ本体10と一体になっている。凸条43の挿入方向aの手前側(図3において右)の端部の角部分は、大きくR面取りされて、部分円状の案内部44を構成している。案内部44は、挿入口31よりも第2本体板12の側(図3において下側)に延びている。凸条43と突出端縁(図3において上端)と第1板部分41の内面(図3において下面)との間には、狭い隙間45が形成されている。隙間45の厚みdは、少なくとも挿入口31の厚みt以下であり(d≦t)、好ましくは一般的なチケット1枚の厚み程度になっており、例えば、d=数百μm程度になっている。ここでは、隙間45の厚みdは、d=0.3mm程度に設定されている。図3の二点鎖線にて示すように、この隙間45に被保持片2を挿入することで、第1板部分41と凸条43とによって被保持片2が挿抜可能に挟持される。
図1及び図3に示すように、さらに、チケットホルダ30は、ストッパ51(挿入規制部)を含む。ストッパ51は、凸条43よりも挿入方向aの奥側(図3において左)に設けられており、第1本体板11の内面から第2本体板12に向けて突出するように形成されている。したがって、ストッパ51は、第1本体板11ひいてはサンバイザ本体10と一体になっている。
なお、第2本体板12にストッパ51が設けられていてもよい。すなわち、ストッパ51が、第2本体板12の内面から第1本体板11に向けて突出されていてもよい。
上記構成のサンバイザ1において、被保持片2をチケットホルダ30に保持させる際は、被保持片2を第1本体板11の外面に沿って挿入方向aの手前側から奥側(図1において左側)にスライドさせて挿入凹部32に入れる。このとき、被保持片2を第1本体板11の外面又は挿入凹部32の底面に宛てて摺動させてもよい。挿入凹部32の挿入方向aの手前側の部分を傾斜面34にすることによって、被保持片2をスムーズに挿入凹部32内に案内できる。
被保持片2を更に挿入方向aにスライドさせて挿入口31に差し入れる。すると、被保持片2の先端縁が案内部44に当たって隙間45に案内される。これによって、被保持片2を第1板部分41と凸条43とによって挟持でき、ひいては、被保持片2を保持部40にてしっかりと押さえて保持できる。なお、被保持片2の厚みが隙間45の厚みdより大きいときは、第1板部分41又は第2板部分42が弾性変形することで、被保持片2を隙間45内に受け入れることができる。
図3の二点鎖線にて示すように、さらに、被保持片2を挿入方向aの奥側にスライドさせると、やがて被保持片2の先端がストッパ51に突き当たる。したがって、それ以上、被保持片2を差し込むのが禁止される。これによって、被保持片2の全体が挿入口31よりも奥側に入り込まないようにでき、被保持片2の基端(挿入方向aの手前側の部分)が挿入口31から外に出た状態で、被保持片2を保持することができる。被保持片2の基端は、挿入凹部32に収容することができる。
被保持片2をチケットホルダ30から引き出す際は、被保持片2を挿入方向aの手前側(図2において右)に引く。上述したように、被保持片2の先端をチケットホルダ30に深く差し入れても、被保持片2の基端は挿入口31から外に出ているから、この被保持片2の基端を把持することで、被保持片2の引き抜きを簡単に行うことができる。そして、被保持片2を隙間45から引き抜き、更に挿入口31から引き抜き、更には挿入凹部32から引き出す。挿入凹部32の挿入方向aの手前側の部分を傾斜面34にすることによって、被保持片2を挿入凹部32から簡単に取り出すことができる。
サンバイザ1によれば、チケットホルダ30がサンバイザ本体10に一体形成されているため、チケットホルダ専用の部品が不要であり、部品点数を削減できる。また、第1本体板11を成形すると、同時にチケットホルダ30の挿入口31をも形成でき、更に第1本体板11と第2本体板12を組み付けると、同時にチケットホルダ30の保持部40を形成できる。したがって、裁断やウェルダー加工等の、チケットホルダを形成するためだけの工程が不要であり、組立工数を削減できる。更に、ウェルダー加工時の位置決め誤差に起因するチケットホルダの位置ずれを招くおそれがなく、チケットホルダ30の位置が製品ごとにばらつくのを防止できる。また、ウェルダー溶着部の破れの問題も生じない。端材が発生することもない。
さらに、サンバイザ1は表皮レスであるため、部品点数を一層削減でき、コストダウンを図ることができる。
保持部40として凸条43を設けることで、チケットホルダ30の被保持片2に対する保持力を向上できる。加えて、凸条43によって第2本体板12の剛性を確保することができる。
サンバイザ本体10の外面に挿入凹部32を形成し、この挿入凹部32の一端部に段差13ひいては開口部31を形成することで、チケットホルダ30が、サンバイザ本体10の外面から突出しないようにできる。
本発明は、上記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変をなすことができる。
例えば、第1本体板11の外面に、挿入凹部32に代えて、盛上がり部を設け、この盛上がり部の一側面を段差とし、かつこの段差に挿入口31を形成してもよい。この場合、盛上がり部の内部に保持部40を設けることが好ましい。
凸条43の数は1つに限られず、2つ以上であってもよい。2つ以上の凸条43をサンバイザ本体10の短手方向(図1において上下)に間隔を置いて並べてもよい。
サンバイザ1を展開位置(ルーフ3から垂らした状態)にしたとき、サンバイザ本体10の車室を向く側にチケットホルダ30を設けてもよい。サンバイザ本体10の両側にチケットホルダ30を設けてもよい。すなわち、チケットホルダ30を第1本体板11だけでなく第2本体板12にも設けてもよい。
サンバイザ本体10が、2つの本体板11,12に分割されておらず一体物であってもよい。
本発明は、車両のサンバイザに適用できる。
1 サンバイザ
2 被保持片
10 サンバイザ本体
11 第1本体板(第1パッド)
12 第2本体板(第2パッド)
13 段差
30 チケットホルダ
31 挿入口
32 挿入凹部
33 底部
34 傾斜面
35 側面
40 保持部
41 第1板部分
42 第2板部分
43 凸条
44 案内部
45 隙間
51 ストッパ(挿入規制部)

Claims (1)

  1. 被保持片を受け入れて保持するチケットホルダを有する車両用サンバイザにおいて、
    保形性を有する板状のサンバイザ本体を備え、前記チケットホルダが、前記サンバイザ本体と一体に形成されており、
    前記チケットホルダとして、前記サンバイザ本体の外面には一方向に延びる段差が形成され、かつ前記段差が開口されることによってスリット状の挿入口が構成され、更に前記サンバイザ本体の内部の、前記一方向と交差しかつ前記外面に沿う挿入方向における前記挿入口よりも奥側には、前記挿入口から挿入された被保持片を挿抜可能に保持する保持部が設けられており、
    前記サンバイザ本体が、前記一方向及び前記挿入方向と直交する厚み方向に対向する第1本体板及び第2本体板を含み、これら第1本体板及び第2本体板が互いに重ね合わされて接合されており、
    前記第1本体板が、第1板部分と、前記第1板部分よりも前記挿入方向の奥側とは反対側に配置された挿入凹部底部とを含み、前記挿入凹部底部が、前記第1板部分よりも前記第2本体板側へ凹み、前記第1板部分と前記挿入凹部底部との間に前記段差ひいては前記挿入口が形成されており、
    前記第2本体板における前記第1板部分と対向する第2板部分には、前記挿入方向に延びるとともに前記第1本体板へ向けて突出して、前記被保持片を前記第1本体板との間に挿抜可能に挟持する凸条が形成され、前記凸条が前記保持部となっており、
    前記凸条における前記被保持片を挟持する部分が、前記挿入凹部底部よりも前記第1板部分側に突出され、前記凸条の前記挟持する部分と前記第1板部分との間の隙間の前記厚み方向の寸法が、前記挿入口の前記厚み方向の寸法よりも小さいことを特徴とする車両用サンバイザ。
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