JP4593407B2 - カバーユニット及びカバー取付け構造 - Google Patents
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Description
この場合、カバー内面に、切り起こし部が存在しない個所において、フック&ループ等の貼着具を取付け、カバー内面をシート状部材に貼着することにより、強制的にカバーを倒伏状態とすることが考えられるが、切り起こし部の反り等の変形が大きくて、その変形力が貼着具の貼着力に勝るときには、カバー及び切り起こし部は、浮き上がり、前記同様、シート部材の開口を確実に閉じることが困難となる。しかも、貼着具は、シート状部材の材質(繊維以外からなるもの)によってはシート状部材に貼着することができず、さらには、貼着具という別部品の取付けが別途必要となる問題点を有している。
第2の技術的課題は、シート状部材に形成される開口を適正に閉じることができる簡易なカバーの取付け構造を提供することにある。
シート状部材に形成された開口を、起倒動可能とされたカバーにより開閉するカバーユニットであって、
前記カバーの基端部に、前記シート状部材の開口周縁部表面上に配置する第1取付け板部が起倒動可能に設けられ、
前記第1取付け板部に、前記シート状部材の裏側に配置されて該シート状部材の開口周縁部を該第1取付け板部と協働して挟持状態とするための第2取付け板部が設けられ、
前記第1取付け板部、前記カバーの少なくともいずれか一方に、該カバーの倒伏状態を着脱可能に保持する係止部が設けられている構成としてある。この請求項1の好ましい態様として請求項2〜7の記載の通りとなる。
シート状部材に形成された開口が、起倒動可能とされたカバーにより開閉されるカバー取付け構造において、
前記カバーの基端部に第1取付け板部が延出した状態で起倒動可能に設けられていると共に、該第1取付け板部に、該第1取付け板部に対向配置を取り得る第2取付け板部が設けられ、
前記第1取付け板部と前記第2取付け板部とが、該第1取付け板部を前記シート状部材の開口周縁部表面側に配置した状態で該開口周縁部を挟持するように配置され、
前記第1取付け板部、前記カバーの少なくともいずれか一方に、該カバーの倒伏状態を着脱可能に保持する係止部が設けられている構成としてある。
図1,図2において、符号1は、車両のフロアに敷設されたシート状部材としてのフロアカーペットである。このフロアカーペット1には、運転席側であって車幅方向外側において、比較的長めの長方形状(帯状)の開口2が形成されており、その開口2を通じて、フロアに表示された当該車両の車台番号(図示略)を確認できることになっている。フロアカーペット1には、さらに開口2の長手方向両側外方にスリット状の取付け孔3が形成されており、その各取付け孔3と開口2との間には帯状のカーペット部分1aが存在している。
また、このカバー5の内面には、一対の位置決め用突部8が突設されている。この一対の突部8は、カバー5の長手方向両側であって、幅方向中央よりもカバー5の基端側寄りに位置されており、本実施形態においては、その形状は、平面視T字形状に形成されている。
1a カーペット部分(開口側縁部)
2 開口
3 取付け孔
4 カバーユニット
5 カバー
7 係止爪部(係止部)
9 薄肉部
10 第1取付け板部
11 係止突起部(係止部)
13 係合爪部
18 第2取付け板部
19 係合孔
Claims (8)
- シート状部材に形成された開口を、起倒動可能とされたカバーにより開閉するカバーユニットであって、
前記カバーの基端部に、前記シート状部材の開口周縁部表面上に配置する第1取付け板部が起倒動可能に設けられ、
前記第1取付け板部に、前記シート状部材の裏側に配置されて該シート状部材の開口周縁部を該第1取付け板部と協働して挟持状態とするための第2取付け板部が設けられ、
前記第1取付け板部、前記カバーの少なくともいずれか一方に、該カバーの倒伏状態を着脱可能に保持する係止部が設けられている、
ことを特徴とするカバーユニット。 - 請求項1において、
前記カバーが、倒伏状態にあるとき、前記第1,第2取付け板部を覆うように設定されている、
ことを特徴とするカバーユニット。 - 請求項2において、
前記第2取付け板部が、前記第1取付け板部の側部から該第1取付け板部に対して対向配置を取り得るように延びて、該第1取付け板部と該第2取付け板部とが前記開口側縁部を挟持するように設定されている、
ことを特徴とするカバーユニット。 - 請求項3において、
前記シート状部材が、前記開口の側方に隣り合うようにして取付け孔を有するものとされ、
前記第1取付け板部又は前記第2取付け板部の一方に、前記取付け孔に通すための係合爪部が設けられ、
前記第1取付け板部又は前記第2取付け板部の他方に、前記係合爪部を係合させるための係合孔が形成されている、
ことを特徴とするカバーユニット。 - 請求項1において、
前記カバーに係止爪部が設けられ、
前記第1取付け板部に、前記係止爪部に係止するための係止突起部が設けられている、
ことを特徴とするカバーユニット。 - 請求項1において、
前記カバーの基端部と前記第1取付け板部との間に、肉厚が薄板状とされた薄肉部が介在されて、該薄肉部が、該カバーが倒伏状態にあるときに湾曲するように設定されている、
ことを特徴とするカバーユニット。 - 請求項1において、
前記カバーが、前記シート状部材の開口が長孔であることに伴い、長尺とされ、
前記カバーの基端部に、該カバーの長手方向において、前記第1取付け板部が複数設けられている、
ことを特徴とするカバーユニット。 - シート状部材に形成された開口が、起倒動可能とされたカバーにより開閉されるカバー取付け構造において、
前記カバーの基端部に第1取付け板部が延出した状態で起倒動可能に設けられていると共に、該第1取付け板部に、該第1取付け板部に対向配置を取り得る第2取付け板部が設けられ、
前記第1取付け板部と前記第2取付け板部とが、該第1取付け板部を前記シート状部材の開口周縁部表面側に配置した状態で該開口周縁部を挟持するように配置され、
前記第1取付け板部、前記カバーの少なくともいずれか一方に、該カバーの倒伏状態を着脱可能に保持する係止部が設けられている、
ことを特徴とするカバーの取付け構造。
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JP2005257924A JP4593407B2 (ja) | 2005-09-06 | 2005-09-06 | カバーユニット及びカバー取付け構造 |
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Family Applications (1)
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