JP6162476B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、折り畳まれたエアバッグを覆うエアバッグカバーを備えたエアバッグ装置に関する。
図10は、従来のエアバッグ装置100の例を示す断面図であり、エアバッグ装置100の一部を示している。
図示のように、エアバッグ装置100は、エアバッグ101と、インフレータ102と、エアバッグ101を保持する保持部材103と、連結部材104と、エアバッグカバー110を備えている。エアバッグカバー110は、エアバッグ101を覆うエアバッグリッド111と、エアバッグリッド111の裏側に形成された周壁112を有する。連結部材104が周壁112に取り付けられて、保持部材103が連結部材104により周壁112に連結される。エアバッグカバー110は、合成樹脂により成形され、車両部材(図示せず)に取り付けられる。
車両の緊急時等には、インフレータ102から供給されるガスにより、エアバッグ101が膨張してエアバッグリッド111を押し開く。その後、エアバッグ101は、エアバッグカバー110から飛び出し、車両内で膨張展開する。このエアバッグ101の膨張展開時には、エアバッグリッド111がエアバッグ101に押されて、周壁112がエアバッグリッド111と連結部材104の間で引っ張られる。その結果、エアバッグリッド111から周壁112に力が加えられるとともに、連結部材104から周壁112に力が加えられる。このような力に耐えられるように、周壁112には充分な強度が要求されており、周壁112は厚くなる傾向がある。特に、連結部材104の取付位置で、周壁112に大きな力が加えられるため、連結部材104から加えられる力に対応して、周壁112は厚くなる。
ところが、周壁112を厚くするのに伴い、エアバッグカバー110の成形(例えば、射出成形)時に、エアバッグリッド111が周壁112の位置で冷え難くなり、エアバッグリッド111の冷え方にむらが生じる。また、周壁112における収縮量が多くなり、エアバッグリッド111内で収縮の程度が変化する。その結果、エアバッグリッド111と周壁112を一体に成形する際に、エアバッグリッド111の表面において、周壁112に応じたヒケが発生し易くなる。
これに対し、従来、リッド本体(エアバッグリッド)と脚片部の間に薄肉部を形成することで、エアバッグリッドにヒケが発生するのを抑制するエアバッグ装置が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載されたエアバッグ装置では、薄肉部を形成するために、脚片部の周囲の構造が複雑になっており、エアバッグカバーを容易には成形できない。また、薄肉部の形成に、移動可能なスライド駒を用いる必要があるため、エアバッグカバーの成形工程が複雑になり、エアバッグカバーの成形に手間が掛かる。薄肉部を除いて、脚片部の全体が厚いため、脚片部の凝固と冷却の時間も長くなる。従って、従来のエアバッグ装置においては、エアバッグカバーの成形時間が長くなる虞がある。
特開平7−267033号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、エアバッグリッドを有するエアバッグカバーの成形時に、エアバッグリッドの表面にヒケが発生するのを防止しつつ、エアバッグカバーの成形時間を短縮することである。
本発明は、エアバッグカバーと、エアバッグカバー内に配置されるエアバッグと、エアバッグを保持する保持部材と、保持部材をエアバッグカバーに連結する連結部材と、を備えたエアバッグ装置であって、エアバッグカバーが、エアバッグを覆うエアバッグリッドと、エアバッグリッドの裏側に形成されてエアバッグを囲む周壁と、周壁の外側に位置して連結部材により保持部材が連結される連結部と、を有し、連結部が、連結部材が取り付けられる取付部を有し、エアバッグリッドから離して周壁の外面に形成され、複数の連結部が、互いに離して周壁の外面に形成されたエアバッグ装置である。
本発明によれば、エアバッグリッドを有するエアバッグカバーの成形時に、エアバッグリッドの表面にヒケが発生するのを防止しつつ、エアバッグカバーの成形時間を短縮することができる。
第1実施形態のエアバッグ装置を示す斜視図である。 車両に取り付けられたエアバッグ装置を示す断面図である。 エアバッグカバーを表側からみて示す斜視図である。 第2実施形態のエアバッグ装置を示す図である。 第3実施形態のエアバッグ装置を示す図である。 第4実施形態のエアバッグ装置を示す図である。 第5実施形態のエアバッグ装置を示す図である。 第6実施形態のエアバッグ装置を示す図である。 第7実施形態のエアバッグ装置を示す図である。 従来のエアバッグ装置の例を示す断面図である。
本発明のエアバッグ装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態のエアバッグ装置は、エアバッグにより車両の乗員を保護する保護装置であり、各種車両の車両部材に取り付けられる。車両部材は、車両を構成する部材であり、エアバッグ装置は、車両内で所定の車両部材に取り付けられる。以下、エアバッグ装置について、助手席用エアバッグ装置を例に採り説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のエアバッグ装置1Aを示す斜視図である。図2は、車両90に取り付けられたエアバッグ装置1Aを示す断面図であり、図1の矢印X−X線でみたエアバッグ装置1Aを模式的に示している。
図示のように、車両90は、インストルメントパネル91と、エアバッグ装置1Aが固定される固定部材92を備えている。インストルメントパネル91は、ウインドシールド(図示せず)の下方に位置する車両部材であり、前席(ここでは、助手席)(図示せず)の前方に配置される。固定部材92は、インストルメントパネル91内に配置されている。エアバッグ装置1Aは、インストルメントパネル91に取り付けられて、インストルメントパネル91内で固定手段(図示せず)により固定部材92に固定される。
エアバッグ装置1Aは、膨張展開可能なエアバッグ2と、インフレータ3と、エアバッグ2を収容するエアバッグカバー10と、エアバッグ2が取り付けられる保持部材4と、保持部材4をエアバッグカバー10に連結する複数の連結部材5と、保持部材4に固定されたブラケット6を備えている。インフレータ3がエアバッグ2に取り付けられて、エアバッグ2とインフレータ3が保持部材4に取り付けられる。保持部材4は、板状部材からなり、折り畳まれたエアバッグ2とインフレータ3を保持する。エアバッグ2は、基布により形成され、折り畳まれた状態で、エアバッグカバー10内に配置される。
連結部材5は、保持部材4からエアバッグカバー10に向かって突出する突片からなり、保持部材4の縁部に一体に形成されている。複数の連結部材5は、それぞれ係止爪5Aを有し、係止爪5Aは、連結部材5の先端に形成されている。係止爪5Aがエアバッグカバー10に係止されることで、連結部材5がエアバッグカバー10に取り付けられる。連結部材5により、保持部材4は、エアバッグカバー10に連結されて、エアバッグカバー10の裏側に取り付けられる。これにより、エアバッグ2とインフレータ3がエアバッグカバー10に取り付けられて、エアバッグ装置1Aが組み立てられる。
インストルメントパネル91は、エアバッグ2の展開用の開口部94と、開口部94の周縁に形成された周縁部95を有する。開口部94は、エアバッグ2が展開可能な形状(ここでは、矩形状)をなし、車両90の車室96に向かって開口する。エアバッグカバー10内のエアバッグ2は、開口部94を通って、開口部94から車室96に展開する。周縁部95は、開口部94を囲む段部からなり、開口部94の周縁の全体に形成されている。
エアバッグ装置1Aは、インストルメントパネル91の表側から開口部94に挿入されて、インストルメントパネル91に取り付けられる。その際、エアバッグカバー10が、周縁部95に接触し、開口部94においてインストルメントパネル91に取り付けられる。また、エアバッグ装置1Aのブラケット6は、固定手段により固定部材92に固定される。これにより、エアバッグ装置1Aは、固定部材92に固定されて、インストルメントパネル91に取り付けられた状態に維持される。
車両の緊急時等には、インフレータ3が、エアバッグ2内でガスを発生して、ガスをエアバッグ2に供給する。エアバッグ2は、ガスにより膨張しつつ展開して、エアバッグカバー10を押し開く。また、エアバッグ2は、エアバッグカバー10から車室96に飛び出し、車室96内の所定領域に膨張展開する。これにより、エアバッグ2が、エアバッグカバー10の表側に展開し、インストルメントパネル91の一部を覆うように、助手席の前方で膨張展開する。助手席の乗員は、エアバッグ2により受け止められて保護される。
次に、エアバッグカバー10について詳しく説明する。
図3は、エアバッグカバー10を表側からみて示す斜視図である。エアバッグカバー10は、表側において閉鎖され、裏側に向かって開放するように形成されている。
なお、裏側とは、折り畳まれたエアバッグ2が配置される側(エアバッグ2側)である。エアバッグ2は、エアバッグカバー10とインストルメントパネル91の裏側に配置される。これに対し、表側とは、エアバッグ2が展開する空間側であり、ここでは、乗員側(車室96側)である。車両90内で、乗員は、エアバッグカバー10とインストルメントパネル91の表側に位置し、エアバッグ2は、エアバッグカバー10とインストルメントパネル91の表側に向かって展開する。また、裏面は乗員からみえない裏側の面であり、表面は乗員からみえる表側の面である。
図1〜図3に示すように、エアバッグカバー10は、折り畳まれたエアバッグ2を覆うカバー部材であり、合成樹脂により成形される。例えば、金型を用いた射出成形により、エアバッグカバー10の全体が金型内で成形される。また、エアバッグカバー10は、板状のエアバッグリッド11と、折り畳まれたエアバッグ2を囲む周壁12と、周壁12の外側(エアバッグ2の反対側)に位置する連結部13と、連結部材5が挿入される挿入孔14を有する。エアバッグ2は、周壁12内に配置されて、エアバッグリッド11により覆われる。
エアバッグリッド11は、インストルメントパネル91の開口部94を塞ぐ蓋であり、開口部94に対応する形状に形成されている。エアバッグカバー10のインストルメントパネル91への取付時に、エアバッグリッド11は、インストルメントパネル91の表側から開口部94に嵌め込まれて、開口部94に配置される。その状態で、インストルメントパネル91の表面とエアバッグリッド11の表面は、段差なく配置される。また、エアバッグリッド11の外縁部は、周縁部95に接触する。車両90内で、エアバッグリッド11は、展開するエアバッグ2により押し開けられる。
周壁12は、エアバッグリッド11の裏側(裏面)に形成された筒状部からなり、エアバッグリッド11からエアバッグカバー10の裏側に突出する。ここでは、周壁12の全体がエアバッグリッド11から所定の突出方向に突出し、周壁12がエアバッグリッド11側の基端から突出方向の先端まで均一な厚さに形成されている。なお、均一な厚さとは、実質的に均一な厚さのことをいう。従って、周壁12は完全に均一な厚さである必要はなく、例えば、成形の都合(抜き勾配等)で周壁12の厚さが多少変化していてもよい。このように、均一な厚さは、厳密に均一な厚さに限定されず、均一とみなせる厚さや略均一な厚さを含む。
連結部13は、保持部材4が連結される被連結部であり、保持部材4は、連結部材5によりエアバッグカバー10の連結部13に連結される。連結部13は、連結部材5が取り付けられる取付部15と、取付部15から周壁12まで突出する突部16を有する。連結部材5は、連結部13の取付部15のみに、又は、取付部15と周壁12に取り付けられる。また、連結部材5により、保持部材4は、連結部13のみに、又は、連結部13と周壁12に連結される。即ち、連結部材5は、少なくとも取付部15に取り付けられて、保持部材4を少なくとも連結部13に連結する。第1実施形態では、連結部材5は、取付部15のみに取り付けられて、保持部材4を連結部13のみに連結する。他の実施形態については後述する。
連結部13は、エアバッグリッド11から離して周壁12の外側の面(外面)に一体に形成され、周壁12の先端側に設けられる。取付部15は、周壁12の外側に位置し、周壁12に沿って形成されている。周壁12と取付部15が所定間隔を開けた状態で並置されて、隙間が周壁12と取付部15の間に形成される。突部16は、取付部15を支える基部であり、取付部15と周壁12の間において、取付部15と周壁12に一体に形成されている。取付部15は、突部16により周壁12のみに繋がり、周壁12のみにより支えられる。
エアバッグカバー10は、周壁12の外面に分散して形成された複数の連結部13と、連結部材5が配置される配置部17と、取付部15に形成された矩形状の挿入孔14を有する。連結部13は、周壁12の外面の一部に形成され、複数の連結部13は、それぞれエアバッグリッド11から突出する周壁12の突出方向に沿って形成されている。また、複数の連結部13は、複数の連結部材5の連結位置に対応して、互いに離して周壁12の外面に形成されている。各連結部13において、取付部15が周壁12の外面に並べて形成され、突部16が取付部15の両側部に形成されている。
配置部17は、連結部材5が挿入される挿入部(隙間)であり、周壁12と取付部15の間に形成されている。連結部材5は、配置部17に配置されて、取付部15に取り付けられる。また、連結部材5は、取付部15の内側(周壁12側)から挿入孔14に挿入されて、取付部15に取り付けられる。挿入孔14は、連結部材5(係止爪5A)を係止するための係止孔であり、取付部15は、連結部材5を係止する係止部である。
連結部材5の係止爪5Aは、挿入孔14内で取付部15に引っ掛かるフックであり、連結部材5の先端に外側に向かって形成されている。連結部材5が配置部17に配置された状態で、係止爪5Aは、取付部15の内側から挿入孔14に挿入され、取付部15に引っ掛けられるようにして係止される。連結部材5は、取付部15に係止される係止爪5Aにより、取付部15に取り付けられる。
周壁12は、4つの壁面を有する矩形状に形成され、エアバッグリッド11よりも薄くなっている。複数の連結部13は、複数の連結部材5に対応して、周壁12の対向する2つの壁面(対向壁面12A)に形成されている。複数の連結部材5の係止爪5Aは、それぞれ挿入孔14において取付部15に係止されて、取付部15に取り付けられる。取付部15は、周壁12よりも厚くなっており、連結部材5に接触して、連結部材5から加えられる力を受ける。
エアバッグ装置1Aの組み立て時には、折り畳まれたエアバッグ2とインフレータ3を保持部材4に取り付ける。次に、複数の連結部材5の係止爪5Aを、それぞれ対応する連結部13の配置部17に押し込み、連結部材5を配置部17に挿入する。これに伴い、連結部材5が弾性変形して、係止爪5Aが取付部15に沿って挿入孔14まで移動する。続いて、係止爪5Aは、取付部15の挿入孔14に挿入されて、取付部15の内側から取付部15の外側(周壁12の反対側)まで配置される。同時に、連結部材5は、元の形状に復元して、取付部15に沿って配置部17に配置される。なお、係止爪5Aを配置部17に押し込む際には、周壁12と連結部13が弾性変形してもよく、連結部材5、周壁12、及び、連結部13が弾性変形してもよい。
複数の連結部材5の係止爪5Aは、それぞれ挿入孔14内に配置されて、取付部15に引っ掛けられる。これにより、係止爪5Aが挿入孔14から抜けるのが防止され、係止爪5Aが取付部15に係止される。係止爪5Aにより、連結部材5は、挿入孔14に挿入されて、取付部15に取り付けられる。また、連結部材5により、保持部材4が周壁12の連結部13に連結されて、エアバッグ装置1Aの組み立てが完了する。エアバッグ2とインフレータ3は、エアバッグカバー10に取り付けられて、エアバッグカバー10、保持部材4、及び、連結部材5の間の空間に配置される。その後、エアバッグ装置1Aが車両90に搭載される。
エアバッグ2の膨張展開時には、インフレータ3から供給されるガスにより、エアバッグ2が、周壁12内で膨張して、エアバッグリッド11を表側に向かって押す。エアバッグリッド11は、エアバッグ2から加えられる力により、表側に変形して湾曲する。続いて、エアバッグリッド11に形成されたティアライン(図示せず)が裂けて、エアバッグリッド11に扉部が形成される。エアバッグ2は、扉部を押し開いて車室96に展開する。その際、エアバッグ2は、周壁12を外側に押して、周壁12に力を加える。同時に、周壁12により、エアバッグ2の展開方向が規制されて、エアバッグ2がエアバッグリッド11に向かって展開する。また、エアバッグ2は、周壁12により誘導されて、車室96に展開する。
エアバッグ2の膨張展開時に、エアバッグリッド11がエアバッグ2により表側に押されて、周壁12と連結部13がエアバッグリッド11と連結部材5の間で引っ張られる。その結果、エアバッグリッド11から周壁12に力が加えられるとともに、連結部材5から取付部15に力が加えられる。連結部材5の取付位置では、取付部15に相対的に大きな力が加えられて、取付部15が周壁12よりも大きな力を受ける。そのため、取付部15には、周壁12よりも高い強度が要求される。
これに対し、第1実施形態のエアバッグ装置1Aでは、取付部15の厚さを変更することで、取付部15の強度を、連結部材5から加えられる力に対応して調節することができる。この取付部15により連結部材5から加えられる力を受けるため、周壁12を厚くする必要がなく、周壁12の全体を薄くすることができる。また、周壁12の厚さは、エアバッグリッド11から加えられる力に対応して設定すればよいため、周壁12を従来の周壁よりも薄くすることができる。
周壁12が薄くなるのに伴い、エアバッグカバー10の成形時に、エアバッグリッド11の冷え方にむら(冷却むら)が生じるのが抑制される。また、連結部13はエアバッグリッド11から離れているため、連結部13がエアバッグリッド11の成形に影響するのを防止できる。その結果、エアバッグリッド11と周壁12を一体に成形する際に、エアバッグリッド11の表面において、周壁12に応じたヒケが発生し難くなる。周壁12の凝固と冷却の時間が短くなるため、エアバッグカバー10の成形時間も短くなる。
周壁12の外面に連結部13を形成するだけでヒケの発生が防止されるため、エアバッグカバー10の構造が複雑になるのが抑制され、エアバッグカバー10の構造を簡単にすることができる。その結果、エアバッグカバー10の成形工程が単純になるため、エアバッグカバー10の成形に要する手間と時間を削減することができる。
従って、エアバッグカバー10の成形時に、エアバッグリッド11の表面にヒケが発生するのを防止しつつ、エアバッグカバー10の成形時間を短縮することができる。また、エアバッグカバー10の外観を向上しつつ、エアバッグカバー10の生産性を向上することができる。周壁12をエアバッグリッド11よりも薄くすることで、エアバッグリッド11のヒケに対する周壁12の影響を低減することができ、ヒケの発生を、より確実に防止することができる。
連結部材5を周壁12と取付部15の間の配置部17に配置するため、連結部材5により周壁12を押さえて、周壁12の変形を抑制することができる。また、周壁12の反りが防止されるため、折り畳まれたエアバッグ2と周壁12の接触を防止でき、接触による異音の発生を防止することができる。連結部材5とエアバッグ2の間の周壁12により、連結部材5とエアバッグ2の接触が防止されるため、エアバッグ2が連結部材5により傷付くのを防止することもできる。
連結部材5を挿入孔14に挿入することで、連結部材5を取付部15の所定位置に容易に取り付けることができる。挿入孔14は周壁12の外側の取付部15のみに形成すればよい。そのため、挿入孔14をエアバッグカバー10に容易に形成でき、エアバッグカバー10の成形時間を短縮することができる。係止爪5Aを取付部15に係止することで、連結部材5を取付部15に簡単かつ確実に取り付けることができる。
連結部13は、周壁12の突出方向に沿って形成される。そのため、エアバッグカバー10を金型により成形するときに、金型を周壁12と連結部13に対して同じ方向に移動することで、周壁12と連結部13を金型から抜くことができる。従って、スライドのような特殊な構造を金型に設ける必要がなく、エアバッグカバー10の成形コストを低減できるとともに、エアバッグカバー10の成形時間を短縮することができる。
なお、エアバッグ装置1Aは、インストルメントパネル91の裏側からインストルメントパネル91に取り付けるようにしてもよい。連結部材5は、係止爪5A以外の取付部材(例えば、ねじ)により、連結部13に取り付けてもよい。保持部材4と連結部材5を別の部品にして、連結部材5により、保持部材4を連結部13に連結してもよい。複数の連結部13を繋げて周壁12の外面に形成してもよい。ただし、複数の連結部13を互いに離して周壁12の必要な箇所に形成することで、エアバッグカバー10を軽量化することができる。
次に、第1実施形態のエアバッグ装置1Aと一部が異なる他の実施形態(第2〜第7実施形態)のエアバッグ装置について説明する。第2〜第7実施形態のエアバッグ装置は、基本的には、第1実施形態のエアバッグ装置1Aと同様に構成され、第1実施形態のエアバッグ装置1Aと同様の効果を発揮する。従って、以下では、既に説明した事項と相違する事項を説明し、既に説明した事項と同じ事項の説明は省略する。また、第1〜第7実施形態のエアバッグ装置の相違点は、連結部材5とエアバッグカバー10のみであるため、第2〜第7実施形態では、連結部材5とエアバッグカバー10についてのみ説明する。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態のエアバッグ装置1Bを示す図であり、エアバッグ装置1Bの半断面を模式的に示している。図4に示すエアバッグ装置1Bは、図2に示すエアバッグ装置1Aにおいて、左方の連結部13を含む部分に対応する。
図示のように、第2実施形態のエアバッグ装置1Bでは、エアバッグカバー10の周壁12が第1実施形態のエアバッグ装置1Aと相違する。エアバッグカバー10は、周壁12に形成された通過部18を有する。
通過部18は、周壁12を貫通する矩形状の貫通部であり、周壁12の先端から挿入孔14の位置まで形成されている。連結部材5を取付部15に取り付けるときに、連結部材5と係止爪5Aが、通過部18に挿入されて、通過部18を通過する。その後、係止爪5Aが挿入孔14に挿入されて、連結部材5が取付部15に取り付けられる。通過部18により、連結部材5を取付部15に容易に取り付けることができる。
(第3実施形態)
図5は、第3実施形態のエアバッグ装置1Cを示す図であり、エアバッグ装置1Cを図4と同様に示している。
図示のように、第3実施形態のエアバッグ装置1Cでは、連結部材5が第1実施形態のエアバッグ装置1Aと相違する。連結部材5は、取付部15の外側から挿入孔14に挿入されて、取付部15に取り付けられる。ここでは、係止爪5Aが、連結部材5の先端に内側に向かって形成されている。係止爪5Aは、取付部15の外側から挿入孔14に挿入されて、取付部15に係止される。連結部材5とエアバッグ2の間の周壁12により、エアバッグ2が連結部材5に接触するのを防止することができる。
(第4実施形態)
図6は、第4実施形態のエアバッグ装置1Dを示す図であり、エアバッグ装置1Dを図4と同様に示している。
図示のように、第4実施形態のエアバッグ装置1Dでは、挿入孔19が第1実施形態のエアバッグ装置1Aと相違する。エアバッグカバー10は、連結部材5が挿入される挿入孔14、19を有する。一方の挿入孔14は、取付部15に形成され、他方の挿入孔19は、周壁12に一方の挿入孔14と同様に形成されている。挿入孔14、19は、取付部15と周壁12に位置を合わせて形成されて、取付部15と周壁12を貫通する。
連結部材5は、周壁12の内側(エアバッグ2側)から、取付部15と周壁12の挿入孔14、19に挿入されて、取付部15に取り付けられるとともに、周壁12に取り付けられる。その際、連結部材5の係止爪5Aが、取付部15と周壁12の挿入孔14、19に挿入されて、挿入孔14、19において取付部15と周壁12に係止される。保持部材4は、連結部材5により、連結部13と周壁12に連結される。
連結部材5を挿入孔14、19に挿入することで、連結部材5を取付部15と周壁12に容易に取り付けることができる。また、連結部材5を、取付部15に加えて周壁12に取り付けることで、連結部材5から加えられる力を、取付部15と周壁12に分散することができる。取付部15を分散された力に対応して形成すればよいため、取付部15を薄くすることができる。取付部15が薄くなるのに伴い、エアバッグカバー10の成形時に、取付部15の凝固と冷却の時間が短くなり、エアバッグカバー10の成形時間が短縮される。
なお、周壁12の厚さは、上記したように、エアバッグリッド11から加えられる力に対応して設定すればよく、周壁12に足りない強度は、取付部15により補えばよい。取付部15の厚さは、取付部15に要求される強度に対応して設定され、例えば、取付部15は、周壁12よりも厚く、又は、周壁12よりも薄く形成される。また、相対する取付部15と周壁12において、挿入孔14、19は同じ位置にあり、係止爪5Aを受ける挿入孔14、19の縁部も同じ位置にある。連結部材5の係止爪5Aは、挿入孔14、19の縁部で、取付部15と周壁12に係止される。
(第5実施形態)
図7は、第5実施形態のエアバッグ装置1Eを示す図であり、エアバッグ装置1Eを図4と同様に示している。
図示のように、第5実施形態のエアバッグ装置1Eでは、連結部材5が第4実施形態のエアバッグ装置1Dと相違する。連結部材5は、取付部15の外側から、取付部15と周壁12の挿入孔14、19に挿入されて、取付部15に取り付けられるとともに、周壁12に取り付けられる。ここでは、係止爪5Aが、連結部材5の先端に内側に向かって形成されている。係止爪5Aは、取付部15の外側から挿入孔14、19に挿入されて、取付部15と周壁12に係止される。
エアバッグ2の膨張展開時には、周壁12がエアバッグ2により押されて、周壁12と取付部15が外側に変形する。その結果、連結部材5の係止爪5Aが挿入孔14、19内に位置する状態に維持されて、連結部材5が取付部15と周壁12から外れるのが防止される。係止爪5Aは、車両の振動等により取付部15と周壁12から外れなければよい。従って、係止爪5Aを大きくする必要がなく、係止爪5Aを小さくすることができる。
(第6実施形態)
図8は、第6実施形態のエアバッグ装置1Fを示す図であり、エアバッグ装置1Fを図4と同様に示している。
図示のように、第6実施形態のエアバッグ装置1Fでは、取付部15が第1実施形態のエアバッグ装置1Aと相違する。挿入孔14が取付部15に形成されておらず、連結部材5が取付部15の端部20に取り付けられる。端部20は、エアバッグリッド11側の取付部15の端部である。連結部材5の係止爪5Aが取付部15の端部20に引っ掛けられるように係止されて、連結部材5が取付部15の端部20に取り付けられる。
挿入孔14を形成しないため、エアバッグカバー10の成形工程が単純になり、エアバッグカバー10を容易に成形することができる。取付部15の端部20と周壁12の先端により、連結部材5の位置が規制されるため、連結部材5を正確な位置に配置することができる。
(第7実施形態)
図9は、第7実施形態のエアバッグ装置1Gを示す図であり、エアバッグ装置1Gを図4と同様に示している。
図示のように、第7実施形態のエアバッグ装置1Gでは、挿入孔21が第6実施形態のエアバッグ装置1Fと相違する。エアバッグカバー10は、周壁12に、連結部材5が挿入される挿入孔21を有する。挿入孔21は、取付部15の端部20とエアバッグリッド11の間の周壁12に形成されている。連結部材5は、周壁12の内側から、周壁12の挿入孔21に挿入されて、取付部15の端部20に取り付けられる。その際、連結部材5は、取付部15の端部20に取り付けられるとともに、周壁12に取り付けられる。
挿入孔21が取付部15の端部20とエアバッグリッド11の間に位置するため、挿入孔21を周壁12に容易に成形することができる。また、連結部材5を、取付部15に加えて周壁12に取り付ける場合には、第4実施形態と同様に、取付部15を薄くすることができる。その結果、エアバッグカバー10の成形時間を短縮することができる。
以上、エアバッグ装置1A〜1Gをインストルメントパネル91に取り付ける実施形態について説明したが、エアバッグ装置1A〜1Gは、インストルメントパネル91以外のパネルに取り付けてもよい。また、エアバッグ装置1A〜1Gをパネル以外の車両部材に取り付けてもよい。即ち、本発明は、助手席用エアバッグ装置だけでなく、エアバッグカバーを備えた種々のエアバッグ装置に適用できる。
1A〜1G・・・エアバッグ装置、2・・・エアバッグ、3・・・インフレータ、4・・・保持部材、5・・・連結部材、5A・・・係止爪、6・・・ブラケット、10・・・エアバッグカバー、11・・・エアバッグリッド、12・・・周壁、13・・・連結部、14・・・挿入孔、15・・・取付部、16・・・突部、17・・・配置部、18・・・通過部、19・・・挿入孔、20・・・端部、21・・・挿入孔、90・・・車両、91・・・インストルメントパネル、92・・・固定部材、94・・・開口部、95・・・周縁部、96・・・車室。

Claims (9)

  1. エアバッグカバーと、エアバッグカバー内に配置されるエアバッグと、エアバッグを保持する保持部材と、保持部材をエアバッグカバーに連結する連結部材と、を備えたエアバッグ装置であって、
    エアバッグカバーが、エアバッグを覆うエアバッグリッドと、エアバッグリッドの裏側に形成されてエアバッグを囲む周壁と、周壁の外側に位置して連結部材により保持部材が連結される連結部と、を有し、
    連結部が、連結部材が取り付けられる取付部を有し、エアバッグリッドから離して周壁の外面に形成され
    複数の連結部が、互いに離して周壁の外面に形成されたエアバッグ装置。
  2. 請求項1に記載されたエアバッグ装置において、
    周壁が、エアバッグリッドよりも薄いエアバッグ装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたエアバッグ装置において、
    エアバッグカバーが、周壁と取付部の間に、連結部材が配置される配置部を有し、
    連結部材が、配置部に配置されて取付部に取り付けられるエアバッグ装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載されたエアバッグ装置において、
    連結部材が、取付部に係止される係止爪により、取付部に取り付けられるエアバッグ装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載されたエアバッグ装置において、
    連結部が、エアバッグリッドから突出する周壁の突出方向に沿って形成されたエアバッグ装置。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載されたエアバッグ装置において、
    エアバッグカバーが、取付部に形成されて連結部材が挿入される挿入孔を有し、
    連結部材が、取付部の挿入孔に挿入されて取付部に取り付けられるエアバッグ装置。
  7. 請求項1ないしのいずれかに記載されたエアバッグ装置において、
    エアバッグカバーが、取付部と周壁を貫通して連結部材が挿入される挿入孔を有し、
    連結部材が、取付部と周壁の挿入孔に挿入されて、取付部に取り付けられるとともに、周壁に取り付けられるエアバッグ装置。
  8. 請求項1ないしのいずれかに記載されたエアバッグ装置において、
    連結部材が、エアバッグリッド側の取付部の端部に取り付けられるエアバッグ装置。
  9. 請求項に記載されたエアバッグ装置において、
    エアバッグカバーが、取付部の端部とエアバッグリッドの間の周壁に形成されて連結部材が挿入される挿入孔を有し、
    連結部材が、周壁の挿入孔に挿入されて、取付部の端部に取り付けられるエアバッグ装置。
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