JP5926633B2 - エアバッグ用プロテクタクロス及びエアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ用プロテクタクロス及びエアバッグ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5926633B2
JP5926633B2 JP2012146121A JP2012146121A JP5926633B2 JP 5926633 B2 JP5926633 B2 JP 5926633B2 JP 2012146121 A JP2012146121 A JP 2012146121A JP 2012146121 A JP2012146121 A JP 2012146121A JP 5926633 B2 JP5926633 B2 JP 5926633B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
slit
protector cloth
retainer
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012146121A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014008850A (ja
Inventor
香里 鈴木
香里 鈴木
達也 丸山
達也 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takata Corp filed Critical Takata Corp
Priority to JP2012146121A priority Critical patent/JP5926633B2/ja
Publication of JP2014008850A publication Critical patent/JP2014008850A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5926633B2 publication Critical patent/JP5926633B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、エアバッグ用プロテクタクロス及びエアバッグ装置に関し、特に、エアバッグ装置の異音の発生を抑制可能なエアバッグ用プロテクタクロス及び該エアバッグ用プロテクタクロスを備えたエアバッグ装置に関する。
自動車等の車両には、衝突時等の緊急時にエアバッグを車内で膨張展開させて乗員に生ずる衝撃を吸収するためのエアバッグ装置が搭載されることが一般的になってきている。かかるエアバッグ装置は、一般に、通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグと、該エアバッグにガスを供給するインフレータと、前記エアバッグ及び前記インフレータを支持するリテーナと、前記エアバッグを被覆するモジュールカバーと、を有し、車両衝突時等の緊急時には、前記インフレータから前記エアバッグにガスが供給されて前記エアバッグが膨張し、前記モジュールカバーが開裂して前記エアバッグが車内に放出され膨張展開される。
近年、エアバッグの衝撃を緩和するとともに、組付作業性を向上させるために、リテーナに配置されたフックをモジュールカバーに形成された開口部に相対移動可能に係合させることによって、リテーナをフローティング状に位置決めする構造が増加している(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特許文献1に記載されたエアバッグ装置は、リテーナ及びモジュールカバーの少なくとも一方には、相手側に圧接して両者間の摺動抵抗を増大させる圧接片が設けられていることを特徴としている。かかる構成によれば、リテーナとモジュールカバーとを相対移動させて位置調整し、取付壁部の遊嵌穴にリテーナのフックを係止した際に、圧接片による摺動抵抗でモジュールカバーとリテーナとの相対位置を保持できるため、リテーナに対するモジュールカバーの位置調整作業を容易にできる上、反復継続的な微少な車体振動がエアバッグ装置に入力された場合に、リテーナとモジュールカバーとの相対移動が規制されるため、車体振動に伴う異音発生を抑制することができる。
特許文献2に記載されたエアバッグ装置は、リテーナ内に収容されたエアバッグを覆って所定折り畳み形状を保形する布材の端辺を、リテーナとモジュールカバーとの間に介在させてなる緩衝体を備えたことを特徴としている。かかる構成によれば、エアバッグを覆うパッキングクロスを利用することで、リテーナ側から伝達された振動によるモジュールカバーとの間で発生する異音を、低コストで効率よく低減することができる。
特開2010−137704号公報 特開2011−213315号公報
上述した特許文献1及び特許文献2に記載されたように、フローティング構造を有するエアバッグ装置では、リテーナのフックがモジュールカバーの開口部に遊嵌状に係止されていることから、車両の振動等によりリテーナが振動し、モジュールカバーと衝突して異音が発生する。そして、これらの特許文献に記載された発明によっても異音を低減することが可能である。
しかしながら、特許文献1に記載されたエアバッグ装置では、フックの他に圧接片が配置されていることから、構造が複雑になるとともに重量が増加してしまうという問題があった。また、特許文献2に記載されたエアバッグ装置では、布材(パッキングクロス)に形成されたスリットにリテーナのフックを挿通させる作業が難しく、組付作業に労力及び時間を要するという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑み創案されたものであり、エアバッグ装置の異音の発生を抑制することができるとともに、組付作業性を向上することができる、エアバッグ用プロテクタクロス及びエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグと、該エアバッグにガスを供給するインフレータと、前記エアバッグ及び前記インフレータを支持するリテーナと、前記エアバッグを被覆するモジュールカバーと、を有し、前記モジュールカバーの側壁部に形成された複数の開口部と、前記リテーナに形成され前記開口部に係止可能な複数のフックと、を有するエアバッグ装置の前記エアバッグの折り畳み形状を保持するエアバッグ用プロテクタクロスであって、前記エアバッグの上部表面を覆う中央部と、記中央部の位置決めを行う連結部と、記フックに挿通される複数のスリットが形成されたスリット部と、記側壁部と前記リテーナとの隙間に配置される緩衝部と、を有し、前記連結部、前記スリット部及び前記緩衝部は、前記中央部を中心に両側に向かって順に配置されており、前記スリット部のうち少なくとも一つのスリットは、前記フックの形状に沿った腕部と、該腕部から前記連結部側に形成された脚部と、を備えたT字状スリットである、ことを特徴とするエアバッグ用プロテクタクロスが提供される。
また、本発明によれば、通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグと、該エアバッグにガスを供給するインフレータと、前記エアバッグ及び前記インフレータを支持するリテーナと、前記エアバッグを被覆するモジュールカバーと、を有し、前記モジュールカバーの側壁部に形成された複数の開口部と、前記リテーナに形成され前記開口部に係止可能な複数のフックと、前記エアバッグの折り畳み形状を保持するエアバッグ用プロテクタクロスと、を有するエアバッグ装置において、前記エアバッグ用プロテクタクロスは、前記エアバッグの上部表面を覆う中央部と、記中央部の位置決めを行う連結部と、記フックに挿通される複数のスリットが形成されたスリット部と、記側壁部と前記リテーナとの隙間に配置される緩衝部と、を有し、前記連結部、前記スリット部及び前記緩衝部は、前記中央部を中心に両側に向かって順に配置されており、前記スリット部のうち少なくとも一つのスリットは、前記フックの形状に沿った腕部と、該腕部から前記連結部側に形成された脚部と、を備えたT字状スリットである、ことを特徴とするエアバッグ装置が提供される。
上述したエアバッグ用プロテクタクロス及びエアバッグ装置において、前記スリット部は、前記T字状スリットの腕部よりも長いI字状のロングスリットを含んでいてもよいし、開口部を形成するワイドスリットを含んでいてもよいし、全てのスリットが前記T字状スリットにより構成されていてもよい。
また、前記スリット部は、前記T字状スリットの脚部を有しないI字状のノーマルスリットを含んでいてもよい。また、前記T字状スリットは、前記脚部の長さ分だけ前記連結部側又は前記緩衝部側に移動した位置に配置されていてもよい。
上述した本発明に係るエアバッグ用プロテクタクロス及びエアバッグ装置によれば、リテーナとモジュールカバーとの隙間にエアバッグ用プロテクタクロスを介在させるようにしたことから、この挟まれたエアバッグ用プロテクタクロスが緩衝部を構成し、リテーナがモジュールカバーと衝突して生じる異音の発生を抑制することができる。また、少なくとも一つのスリットをT字状スリットで構成することによって、I字状のノーマルスリットと比較して、フックにスリットを挿通しやすくすることができ、組付作業性を向上させることができる。また、T字状スリットの脚部を連結部側に形成することにより、挿通後のフックの外側(下側)をT字状スリットの腕部で支持することができ、T字状スリットの開裂を抑制することができる。
また、保持力を維持したい両端部と中間部に挿通しやすいT字状スリットを配置し、その中間部に横長のロングスリットを配置することにより、T字状スリットの挿通と同時に又はその後に、複数のフックに纏めてロングスリットを挿通させることができ、組付作業性を向上させることができる。
また、保持力を維持したい両端部と中間部に挿通しやすいT字状スリットを配置し、その中間部に上下方向に拡張されたワイドスリットを配置することにより、T字状スリットの挿通と同時に又はその後に、残りのワイドスリットを容易にフックに挿通させることができ、組付作業性を向上させることができる。
また、全てのスリットをT字状スリットで構成することにより、全てのフックに対して容易にT字状スリットを挿通させることができ、組付作業性を向上させることができる。
さらに、両端部に配置されたT字状スリットをノーマルスリットに置換することにより、両端部のスリットの保持力を向上させることができ、エアバッグ用プロテクタクロスの抜けを抑制することができる。
また、T字状スリットを脚部の長さ分だけ連結部側に移動した位置に配置することにより、ノーマルスリットをT字状スリットに変更した際におけるT字状スリットの弛みを解消することができ、エアバッグ用プロテクタクロスの抜けを抑制することができる。また、T字状スリットを脚部の長さ分だけ緩衝部側に移動した位置に配置することにより、スリット部をフックに挿通しやすくすることができ、エアバッグ用プロテクタクロスの組み付け性を向上させることができる。
また、エアバッグ用プロテクタクロスの両端を折り曲げて緩衝部を多重に形成することにより、リテーナとモジュールカバーとの隙間に挟まれる基布を厚くすることができ、緩衝性能を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るエアバッグ装置を示す断面図である。 図1に示したエアバッグ用プロテクタクロスの平面図であり、(A)は第一実施形態、(B)はその変形例、を示している。 本発明の第一実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロスの接続方法を示す図であり、(A)は第一工程、(B)は第二工程、(C)は第三工程、(D)は第四工程、を示している。 本発明の他の実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロスを示す部分拡大図であり、(A)は第二実施形態、(B)は第三実施形態、(C)は第四実施形態、(D)は第五実施形態、(E)は第六実施形態、を示している。 本発明の他の実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロスを示す平面図であり、(A)は第七実施形態、(B)は第八実施形態、を示している。 本発明の他の実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロスを示す断面図であり、(A)は第九実施形態、(B)は第十実施形態、を示している。
以下、本発明の実施形態について図1〜図6を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の実施形態に係るエアバッグ装置を示す断面図である。図2は、図1に示したエアバッグ用プロテクタクロスの平面図であり、(A)は第一実施形態、(B)はその変形例、を示している。
本発明の実施形態に係るエアバッグ装置は、図1及び図2に示したように、通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグ1と、エアバッグ1にガスを供給するインフレータ2と、エアバッグ1及びインフレータ2を支持するリテーナ3と、エアバッグ1を被覆するモジュールカバー4と、を有し、モジュールカバー4の側壁部41に形成された複数の開口部41aと、リテーナ3に形成され開口部41aに係止可能な複数のフック31と、エアバッグ1の折り畳み形状を保持するエアバッグ用プロテクタクロス5と、を有するエアバッグ装置であって、エアバッグ用プロテクタクロス5は、エアバッグ1の上部表面を覆う中央部51と、中央部51の両側に配置され中央部51の位置決めを行う連結部52と、連結部52の両側に配置されフック31に挿通される複数のスリットが形成されたスリット部53と、スリット部53の両側に配置され側壁部41とリテーナ3との隙間に配置される緩衝部54と、を有し、スリット部53のうち少なくとも一つのスリットは、フック31の形状に沿った腕部Saと、腕部Saから連結部52側に形成された脚部Sbと、を備えたT字状スリットStであることを特徴とする。
図1に示したエアバッグ装置は、例えば、助手席用エアバッグ装置であり、助手席の前面に配置されたインストルメントパネル(図示せず)に嵌め込まれており、エアバッグ1を被覆するモジュールカバー4の板状部42は、インストルメントパネルの一部を構成している。そして、エアバッグ1は、インフレータ2の作動により内部にガスが供給されると膨張展開を開始し、モジュールカバー4の板状部42を開裂させて車室内に放出され、助手席に着座した乗員の前方に膨張展開される。
前記エアバッグ1は、底部にインフレータ2を挿入可能な開口部(図示せず)を有し、この開口部にインフレータ2の頭部22が挿入され、エアバッグ1の内側からバッグリング6が配置され、ボルト及びナット等の締結具61によりリテーナ3に固定され支持されている。バッグリング6は、例えば、リテーナ3に固定されるフランジ部と、インフレータ2を被覆するドーム部と、インフレータ2から噴出されたガスをエアバッグ1内に放出する複数の開口部(図示せず)と、を有している。
前記インフレータ2は、エアバッグ1に供給されるガスを発生させるガス発生器であり、例えば、略円板形状の外形をなしている。具体的には、インフレータ2は、リテーナ3に固定されるフランジ部21と、エアバッグ1の内部に挿入される頭部22と、頭部22に外周に形成された複数のオリフィス23と、を有している。かかるインフレータ2は、図示しないECU(電子制御ユニット)に接続されており、加速度センサ等の計測値に基づいて制御される。ECUが車両の衝突や急減速を感知又は予測すると、インフレータ2はECUからの点火電流により点火され、インフレータ2の内部に格納された薬剤を燃焼させてガスを発生させ、オリフィス23からガスを外部に放出し、エアバッグ1にガスを供給する。
前記リテーナ3は、エアバッグ1及びインフレータ2を支持する部材であり、モジュールカバー4に接続可能に構成されている。例えば、リテーナ3は、箱形状をなしており、底部にインフレータ2を挿入する開口部32を有し、外周を囲う壁面部33にはモジュールカバー4の開口部41aと対応する位置にフック31が配置されている。フック31は、一般に、車体の前後方向に配置された壁面部33に配置されることが多い。また、フック31は、リテーナ3が金属製の場合には溶接により接続してもよいし、リテーナ3が樹脂製の場合には樹脂で一体成型するようにしてもよい。
前記モジュールカバー4は、インストルメントパネルの一部を構成する板状部42と、板状部42の内側に立設された側壁部41と、を有している。側壁部41は、エアバッグ1の全周を覆うように筒状に形成されていてもよいし、エアバッグ1の前後左右のみを覆うように配置された四枚の板部材により形成されていてもよい。また、側壁部41は、板状部42と一緒に射出成形されていてもよいし、振動溶着等により板状部42に接続されていてもよい。また、前後左右の側壁部41のうち、車体の前後方向に配置された前後の側壁部41には、左右方向に配列された複数の開口部41aが形成されている。
前記エアバッグ用プロテクタクロス5は、折り畳まれたエアバッグ1の表面を覆うことにより、エアバッグ1の折り畳み形状を保持する機能を有するとともに、エアバッグ1の円滑な膨張展開を補助する機能を有する。エアバッグ用プロテクタクロス5は、プロテクタシート、パッキングクロス、パッキングシート等とも称される部品であり、例えば、エアバッグ1と同じ素材の基布により構成される。
かかるエアバッグ用プロテクタクロス5は、例えば、図2(A)に示したように、略長方形の外形をなしており、中心から両側に向かって順に、中央部51、連結部52、スリット部53、緩衝部54が形成されている。なお、図示したエアバッグ用プロテクタクロス5の外形は、中央部51の部分が窪んだ形状を有しているが、かかる形状に限定されるものではなく、エアバッグ1の上部表面を覆うことができる形状であれば、単なる長方形であってもよいし、中央部51の部分が張り出した形状であってもよい。
中央部51は、エアバッグ1の上部表面を覆う部分であり、略中心部にはミシン目状のテアライン51aが形成されている。エアバッグ用プロテクタクロス5は、エアバッグ1の膨張展開時に、テアライン51aに沿って開裂し、エアバッグ1を放出する。
連結部52は、エアバッグ用プロテクタクロス5の中央部51の位置決めを行う部分である。具体的には、エアバッグ用プロテクタクロス5をエアバッグ1やリテーナ3側(例えば、バッグリング6を固定する締結具61)に固定する部分である。例えば、図の左側の配置された第一連結部52aはエアバッグ1に縫合される部分であり、図の右側に配置された第二連結部52bはバッグリング6を固定する締結具61に係止される部分である。図示した第一連結部52aは縫合予定線であり、かかる縫合予定線に沿ってエアバッグ1に縫合される。第二連結部52bは、エアバッグ用プロテクタクロス5に形成された開口部52c内に突出するように形成されたタブ52dを有し、タブ52dに締結具61に挿通可能な係止孔52eが形成されている。
ここで、図2(B)に示した変形例は、第一連結部52aを、第二連結部52bと同様に、バッグリング6を固定する締結具61に係止可能に構成したものである。すなわち、第一連結部52aは、開口部52c、タブ52d及び係止孔52eを有している。なお、一対の連結部52は、両方を縫合部によって構成してもよい。
スリット部53は、リテーナ3に配置されたフック31に挿通可能に形成された切れ目である。図2(A)において、スリット部53とフック31との相対的な位置を明確にするために、フック31の配置を一点鎖線で仮想的に図示している。スリット部53は、例えば、両端部及び中央部に配置されたT字状スリットStと、T字状スリットSt間に配置されたスリットを統合したロングスリットSlと、により構成されている。
T字状スリットStは、フック31の形状に沿った腕部Saと、腕部Saから連結部52側に形成された脚部Sbと、を備えている。かかるT字状スリットStによれば、フック31の挿通時に三角形状の空間を形成することができ、フック31の厚さ方向に隙間を形成することができ、脚部Sbを有しないノーマルスリット(I字状スリット)と比較して、フック31の挿通時に遊びを形成することができ、フック31にスリットを挿通しやすくすることができ、組付作業性を向上させることができる。
また、T字状スリットStの脚部Sbを連結部52側に形成することにより、挿通後のフック31の外側(下側)をT字状スリットの腕部Saで支持することができ、エアバッグ用プロテクタクロス5が上側に引っ張られた場合であっても、T字状スリットStの開裂を抑制することができる。
ロングスリットSlは、二つ以上のフック31を挿通可能な長さを有する。すなわち、一つのフック31に対応したノーマルスリットを連通するように統合した形状を有している。かかるロングスリットSlは、図の左右方向に変形しやすく、フック31の挿通時に略楕円形状又は略菱形形状の空間を形成することができ、ノーマルスリットと比較して、フック31の挿通時に遊びを形成することができ、フック31にスリットを挿通しやすくすることができ、組付作業性を向上させることができる。
ここで、ロングスリットSlは、図の左右方向に変形しやすく、遊びが大きいことから、フック31を挿通しやすいものの、フック31が抜けやすくなってしまう。そこで、T字状スリットStを要所に配置することが好ましい。T字状スリットStは、フック31と一対一で対応するスリットであることから、ロングスリットSlと比較してフック31が抜け難いという性質を有する。T字状スリットStは、例えば、図示したように、スリット部53の両端部及び中央部に配置されるが、フック31の本数に応じて任意に調整することができ、例えば、両端部から均等な間隔(例えば、フック31に対して二つ置きの間隔)でT字状スリットStを配置するようにしてもよい。
緩衝部54は、リテーナ3とモジュールカバー4との隙間、具体的には、リテーナ3の外側とモジュールカバー4の側壁部41の内側との間に配置される部分である。この隙間にエアバッグ用プロテクタクロス5を介在させることにより、リテーナ3がモジュールカバー4と衝突して生じる異音の発生を抑制することができる。図1に示したように、緩衝部54は、リテーナ3のフック31を側壁部41の開口部41aに係止させたときに、側壁部41の下端部41bよりも下方にはみ出るように長さが調節される。
続いて、上述したエアバッグ用プロテクタクロス5の接続方法について、図3を参照しつつ説明する。ここで、図3は、本発明の第一実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロスの接続方法を示す図であり、(A)は第一工程、(B)は第二工程、(C)は第三工程、(D)は第四工程、を示している。
図3(A)に示した第一工程は、エアバッグ1を折り畳む工程である。エアバッグ1の開口部には、バッグリング6が内側から配置されており、その外周に締結具61が挿通される。この状態で、エアバッグ1は平面展開された後、所望の形状に折り畳まれる。このとき、エアバッグ1には、エアバッグ用プロテクタクロス5の第一連結部52aが既に縫合されていることから、エアバッグ1にバッグリング6を装着した状態で、エアバッグ用プロテクタクロス5は一部がエアバッグ1に固定されることとなる。
図3(B)に示した第二工程は、エアバッグ用プロテクタクロス5でエアバッグ1の上部表面を覆う工程である。具体的には、エアバッグ用プロテクタクロス5の中央部51が折り畳まれたエアバッグ1の上部表面に配置されるように、エアバッグ用プロテクタクロス5で折り畳まれたエアバッグ1を多い、第二連結部52bを反対側の締結具61に係止させる。ここまでの工程により、エアバッグ用プロテクタクロス5は一対の連結部52が固定され中央部51が位置決めされる。
図3(C)に示した第三工程は、エアバッグ1にリテーナ3を装着する工程である。具体的には、リテーナ3の窪みに第二工程後のエアバッグ組立体を挿入し、締結具61をリテーナ3に挿通する。
図3(D)に示した第四工程は、スリット部53をフック31に挿通する工程である。かかる工程により、エアバッグ用プロテクタクロス5の接続が完了する。ここでは、エアバッグ組立体をリテーナ3に装着してから両方のスリット部53をフック31に挿通する場合について説明したが、一方のスリット部53をフック31に挿通してから、エアバッグ組立体をリテーナ3に装着し、他方のスリット部53をフック31に挿通するようにしてもよい。最終的に、第四工程後のエアバッグ組立体(エアバッグモジュール)は、図1に示したように、フック31をモジュールカバー4の開口部41aに挿通することにより、エアバッグ装置が完成する。
次に、本発明の他の実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロス5について、図4〜図6を参照しつつ説明する。ここで、図4は、本発明の他の実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロスを示す部分拡大図であり、(A)は第二実施形態、(B)は第三実施形態、(C)は第四実施形態、(D)は第五実施形態、(E)は第六実施形態、を示している。図5は、本発明の他の実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロスを示す平面図であり、(A)は第七実施形態、(B)は第八実施形態、を示している。図6は、本発明の他の実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロスを示す断面図であり、(A)は第九実施形態、(B)は第十実施形態、を示している。なお、各図において、上述した第一実施形態と共通する構成部品については、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
図4(A)に示した第二実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロス5は、スリット部53を、両端部及び中央部に配置されたT字状スリットStと、T字状スリットSt間に配置されたスリットを連結部52側に拡張したワイドスリットSwと、により構成したものである。スリット部53を構成する各スリットは、フック31と一対一に対応するように配置されており、第一実施形態のロングスリットSlに替えて、開口部を形成するワイドスリットSwにより構成されている。かかる構成によっても、従来のノーマルスリットと比較して各スリットをフック31に挿通しやすくすることができ、組付作業性を向上させることができる。
図4(B)に示した第三実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロス5は、全てのスリットをT字状スリットStにより構成したものである。かかる構成によっても、従来のノーマルスリットと比較して各スリットをフック31に挿通しやすくすることができ、組付作業性を向上させることができる。
図4(C)に示した第四実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロス5は、上述した第一実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロス5において、両端部に配置されたT字状スリットStを、脚部Sbを有しない略I字状のノーマルスリットSnに置換したものである。かかる構成により、T字状スリットSt及びロングスリットSlにより組付作業性を向上させつつ、両端部のスリットの保持力を向上させることができ、エアバッグ用プロテクタクロス5の抜けを抑制することができる。
図4(D)に示した第五実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロス5は、上述した第三実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロス5において、両端部に配置されたT字状スリットStを、脚部SbをノーマルスリットSnに置換したものである。かかる構成によっても、T字状スリットStにより組付作業性を向上させつつ、両端部のスリットの保持力を向上させることができ、エアバッグ用プロテクタクロス5の抜けを抑制することができる。
図4(E)に示した第六実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロス5は、上述した第三実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロス5において、両端部に配置されたT字状スリットStの脚部Sbの長さを短く形成したものである。かかる構成によっても、T字状スリットStにより組付作業性を向上させつつ、両端部のスリットの保持力を向上させることができ、エアバッグ用プロテクタクロス5の抜けを抑制することができる。このように、T字状スリットStの脚部Sbの長さは、必要に応じて任意に調節することができる。
図5(A)に示した第七実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロス5は、上述した第一実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロス5において、第二連結部52bの外側に配置されたスリット部53(T字状スリットSt及びロングスリットSl)を、T字状スリットStの脚部Sbの長さ分tだけ連結部52側に移動した位置に配置したものである。
T字状スリットStでは、脚部Sbの長さ分tだけ遊びを有することから、従来のノーマルスリットと同じ位置に配置した場合には、フック31の挿通後に弛みが発生する可能性がある。そこで、脚部Sbの長さ分tだけスリット部53の位置を内側に配置することにより、T字状スリットStの弛みを解消することができ、エアバッグ用プロテクタクロス5の抜けを抑制することができる。
なお、ここでは、第二連結部52bの外側に配置されたスリット部53の位置のみを内側にずらしているが、第一連結部52aの外側に配置されたスリット部53の位置も内側にずらすようにしてもよいし、スリット部53を構成するT字状スリットSt及びロングスリットSlのうちT字状スリットStのみを内側にずらすようにしてもよい。
図5(B)に示した第八実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロス5は、上述した第一実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロス5において、第二連結部52bの外側に配置されたスリット部53(T字状スリットSt及びロングスリットSl)を、T字状スリットStの脚部Sbの長さ分tだけ緩衝部54側に移動した位置に配置したものである。
T字状スリットStでは、脚部Sbの長さ分tだけ遊びを有することから、その分だけスリット部53を外側(緩衝部54側)にずらしたとしても、T字状スリットStの脚部Sbの先端部が従来のノーマルスリットと同じ位置に配置され、少なくとも従来と同じ位置にエアバッグ用プロテクタクロス5を係止させることができる。また、スリット部53を外側(緩衝部54側)にずらしたことによって、フック31への挿通に余裕を持たせることができ、スリット部53をフック31に挿通しやすくすることができ、エアバッグ用プロテクタクロス5の組み付け性を向上させることができる。
なお、ここでは、第二連結部52bの外側に配置されたスリット部53の位置のみを外側にずらしているが、第一連結部52aの外側に配置されたスリット部53の位置も外側にずらすようにしてもよいし、スリット部53を構成するT字状スリットSt及びロングスリットSlのうちT字状スリットStのみを外側にずらすようにしてもよい。さらに、第二連結部52bの外側に配置されたスリット部53及び第一連結部52aの外側に配置されたスリット部53のうち、いずれか一方を内側にずらし、他方を外側にずらすようにしてもよい。
図6(A)に示した第九実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロス5は、緩衝部54を、エアバッグ用プロテクタクロス5の両端部を折り曲げて多重に構成するようにしたものである。具体的には、エアバッグ用プロテクタクロス5の両端部を第一実施形態よりも長く形成するとともに、フック31に挿通可能な複数のスリットにより構成される係止部54aを形成することによって、エアバッグ用プロテクタクロス5の両端部を折り曲げながらフック31に係止させ、緩衝部54を三重に構成している。かかる構成により、リテーナ3とモジュールカバー4との隙間に挟まれる基布を厚くすることができ、緩衝性能を向上させることができる。なお、緩衝部54は、図示した構成に限定されるものではなく、二重に構成してもよいし、四重以上に構成してもよい。
図6(B)に示した第十実施形態に係るエアバッグ用プロテクタクロス5は、緩衝部54を、エアバッグ用プロテクタクロス5の両端部を折り曲げて縫合することによって二重に構成したものである。かかる構成により、リテーナ3とモジュールカバー4との隙間に挟まれる基布を厚くすることができ、緩衝性能を向上させることができる。また、縫合部54bは、スリット部53に沿って形成されることから、スリット部53の開裂を抑制することもできる。なお、緩衝部54は、図示した構成に限定されるものではなく、三重以上に構成してもよい
上述した第九実施形態及び第十実施形態において、エアバッグ用プロテクタクロス5の両端部のうち、いずれか一方の緩衝部54のみを多重構造にしてもよいし、いずれか一方を第九実施形態に示した多重構造とし、他方を第十実施形態に示した多重構造とするようにしてもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されず、エアバッグ装置は、助手席用エアバッグ装置の他、サイドエアバッグ装置、カーテンエアバッグ装置、ニーエアバッグ装置、歩行者用エアバッグ装置等であってもよい等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1 エアバッグ
2 インフレータ
3 リテーナ
4 モジュールカバー
5 エアバッグ用プロテクタクロス
6 バッグリング
21 フランジ部
22 頭部
23 オリフィス
31 フック
32 開口部
33 壁面部
41 側壁部
41a 開口部
41b 下端部
42 板状部
51 中央部
51a テアライン
52 連結部
52a 第一連結部
52b 第二連結部
52c 開口部
52d タブ
52e 係止孔
53 スリット部
54 緩衝部
54a 係止部
54b 縫合部
61 締結具
Sl ロングスリット
Sn ノーマルスリット
St T字状スリット
Sw ワイドスリット

Claims (7)

  1. 通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグと、該エアバッグにガスを供給するインフレータと、前記エアバッグ及び前記インフレータを支持するリテーナと、前記エアバッグを被覆するモジュールカバーと、を有し、前記モジュールカバーの側壁部に形成された複数の開口部と、前記リテーナに形成され前記開口部に係止可能な複数のフックと、を有するエアバッグ装置の前記エアバッグの折り畳み形状を保持するエアバッグ用プロテクタクロスであって、
    前記エアバッグの上部表面を覆う中央部と、
    記中央部の位置決めを行う連結部と、
    記フックに挿通される複数のスリットが形成されたスリット部と、
    記側壁部と前記リテーナとの隙間に配置される緩衝部と、を有し、
    前記連結部、前記スリット部及び前記緩衝部は、前記中央部を中心に両側に向かって順に配置されており、
    前記スリット部のうち少なくとも一つのスリットは、前記フックの形状に沿った腕部と、該腕部から前記連結部側に形成された脚部と、を備えたT字状スリットである、
    ことを特徴とするエアバッグ用プロテクタクロス。
  2. 前記スリット部は、前記T字状スリットの腕部よりも長いI字状のロングスリットを含む、ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ用プロテクタクロス。
  3. 前記スリット部は、開口部を形成するワイドスリットを含む、ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ用プロテクタクロス。
  4. 前記スリット部は、全てのスリットが前記T字状スリットにより構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ用プロテクタクロス。
  5. 前記スリット部は、前記T字状スリットの脚部を有しないI字状のノーマルスリットを含む、ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ用プロテクタクロス。
  6. 前記T字状スリットは、前記脚部の長さ分だけ前記連結部側又は前記緩衝部側に移動した位置に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ用プロテクタクロス。
  7. 通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグと、該エアバッグにガスを供給するインフレータと、前記エアバッグ及び前記インフレータを支持するリテーナと、前記エアバッグを被覆するモジュールカバーと、を有し、前記モジュールカバーの側壁部に形成された複数の開口部と、前記リテーナに形成され前記開口部に係止可能な複数のフックと、前記エアバッグの折り畳み形状を保持するエアバッグ用プロテクタクロスと、を有するエアバッグ装置において、
    前記エアバッグ用プロテクタクロスは、請求項1〜6のいずれかに記載のエアバッグ用プロテクタクロスである、ことを特徴とするエアバッグ装置。
JP2012146121A 2012-06-28 2012-06-28 エアバッグ用プロテクタクロス及びエアバッグ装置 Expired - Fee Related JP5926633B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012146121A JP5926633B2 (ja) 2012-06-28 2012-06-28 エアバッグ用プロテクタクロス及びエアバッグ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012146121A JP5926633B2 (ja) 2012-06-28 2012-06-28 エアバッグ用プロテクタクロス及びエアバッグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014008850A JP2014008850A (ja) 2014-01-20
JP5926633B2 true JP5926633B2 (ja) 2016-05-25

Family

ID=50105918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012146121A Expired - Fee Related JP5926633B2 (ja) 2012-06-28 2012-06-28 エアバッグ用プロテクタクロス及びエアバッグ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5926633B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6507740B2 (ja) 2015-03-12 2019-05-08 Joyson Safety Systems Japan株式会社 エアバッグ装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11180240A (ja) * 1997-12-24 1999-07-06 Kansei Corp エアバッグ装置
JPH11321509A (ja) * 1998-05-15 1999-11-24 Kansei Corp エアバッグ装置
JP3608524B2 (ja) * 2001-04-13 2005-01-12 トヨタ自動車株式会社 頭部保護エアバッグ装置の取付構造
US6860505B2 (en) * 2001-10-10 2005-03-01 Sanko Gosei Kabushiki Kaisha Airbag device for use in a vehicle
KR100529496B1 (ko) * 2003-10-17 2005-11-21 현대모비스 주식회사 차량의 조수석 에어백 장치
WO2007004354A1 (ja) * 2005-07-06 2007-01-11 Autoliv Development Ab 助手席用エアバッグ装置
US7478826B2 (en) * 2006-01-19 2009-01-20 Autoliv Asp, Inc. Airbag module flaps
CN101821136B (zh) * 2007-10-15 2012-07-18 奥托立夫开发公司 安全气囊组件
JP5481256B2 (ja) * 2010-04-02 2014-04-23 タカタ株式会社 エアバッグモジュールカバーの組立構造
KR101181195B1 (ko) * 2010-07-09 2012-09-18 현대모비스 주식회사 무릎 에어백장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014008850A (ja) 2014-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1948483B1 (en) Flexible housing for an airbag module
US7766381B2 (en) Steering wheel with air bag device
WO2013014800A1 (ja) サイドエアバッグ装置を備えた車両用シート
JP5652784B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP6054637B2 (ja) エアバッグ装置
JP6224915B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP2019098921A (ja) 後席サイドエアバッグ装置
JP2004322713A (ja) エアバッグ装置
JP6039884B2 (ja) エアバッグ装置
JP5926633B2 (ja) エアバッグ用プロテクタクロス及びエアバッグ装置
JP5633993B2 (ja) エアバッグ装置
JP5990156B2 (ja) カーテンエアバッグ装置
JP2010052669A (ja) ニーエアバッグ装置
JP6088986B2 (ja) エアバッグ装置
JP7032187B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP2021120271A (ja) 乗物用シート
WO2012133009A1 (ja) エアバッグ装置
KR101676661B1 (ko) 무릎 에어백장치
JPWO2020036048A1 (ja) サイドエアバッグ装置
JP2020100353A (ja) エアバッグ装置
JP7189412B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP3189225U (ja) エアバッグ装置
JP5804967B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP6450544B2 (ja) カーテンエアバッグ装置用取付構造およびカーテンエアバッグ装置
JP6955148B2 (ja) 乗物用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150320

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5926633

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

SZ02 Written request for trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316Z02

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

SZ02 Written request for trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316Z02

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316533

S803 Written request for registration of cancellation of provisional registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316803

SZ03 Written request for cancellation of trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313Z03

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316354

SZ02 Written request for trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316Z02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees