JP2014204456A - 回転型アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】回転型アクチュエータの特性が設計値からずれることを抑制する。【解決手段】支持軸130は、可動電極110を枠体120に取り付け、また可動電極110の回転軸となる。固定電極140は、平面視で可動電極110の可動側第2辺112に対向している。また、可動電極110の可動側第1辺111には第1凹部116が設けられており、枠体120の枠側第1辺121のうち第1凹部116に対向する位置には第2凹部122が設けられている。支持軸130は、一端が第1凹部116に取り付けられており、他端が第2凹部122に取り付けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、回転型アクチュエータに関する。
回転型アクチュエータは、例えば光スキャナーなどにおいて光の方向を変えるために用いられている。このような用途の回転型アクチュエータは、可動部である可動電極と、固定電極と、枠体と、可動電極を枠体に取り付ける支持軸とを有している(例えば特許文献1,2参照)。支持軸は、可動電極の回転軸を兼ねている。
特開2004−219889号公報 特開2008−40228号公報
回転型アクチュエータの可動電極、固定電極、枠体、及び支持軸は、一般的に一つの層をエッチングで除去することにより形成されている。特許文献1,2に記載の構造では、枠体と可動電極の間隔(エッチングにより除去される部分)は、可動電極と固定電極の間隔(エッチングにより除去される部分)より広い。このように互いに異なる幅を有する領域を一つのエッチング工程で除去する場合、除去される領域の幅の精度が低下してしまう。具体的には、エッチングにより除去される領域の幅が狭い場合、エッチングの速度は速く、幅が広いはエッチングの速度は遅くなる。そのため枠体と可動電極の間の領域の加工時間に合わせてエッチングをすると、可動電極と固定電極の間の領域がオーバーエッチングとなってしまう。可動電極と固定電極の間隔が設計値からずれた場合、回転型アクチュエータの特性は設計値からずれてしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、特性が設計値からずれることを抑制できる回転型アクチュエータを提供することにある。
本発明に係る回転型アクチュエータは、可動電極、枠体、支持軸、及び固定電極を有している。可動電極は、可動側第1辺、及び可動側第1辺とは平行ではない可動側第2辺を有している。枠体は、可動電極に対向する辺である枠側第1辺を有している。支持軸は、可動電極を枠体に取り付け、また可動電極の回転軸となる。固定電極は、平面視で可動側第2辺に対向している。可動側第1辺には第1凹部が設けられており、枠側第1辺のうち第1凹部に対向する位置には第2凹部が設けられている。支持軸は、一端が第1凹部に取り付けられており、他端が第2凹部に取り付けられている。
本発明に係る回転型アクチュエータは、可動電極、枠体、支持軸、及び固定電極を有している。可動電極は、可動側第1辺、及び可動側第1辺とは平行ではない可動側第2辺を有している。枠体は、可動電極に対向する辺である枠側第1辺を有している。支持軸は、可動電極を枠体に取り付け、また可動電極の回転軸となる。固定電極は、平面視で可動側第2辺に対向している。可動側第1辺には第1凹部が設けられており、枠側第1辺には、第1凹部の中に入り込んでいる凸部を備えている。支持軸は、平面視で第1凹部の内側に位置している。また支持軸は、一端が第1凹部に取り付けられており、他端が枠側第1辺の凸部以外の部分に取り付けられている
本発明によれば、回転型アクチュエータの特性が設計値からずれることを抑制できる。
第1の実施形態に係る回転型アクチュエータの構成を示す平面図である。 図1の点線で囲んだ部分を拡大した図である。 図2のA−A´断面図である。 図1のB−B´断面図である。 第2の実施形態に係る回転型アクチュエータの構成を示す平面図である。 図5の点線で囲んだ部分を拡大した図である。 図6のC−C´断面図である。 第3の実施形態に係る回転型アクチュエータの構成を示す平面図である。 図8の点線部分を拡大した図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る回転型アクチュエータ10の構成を示す平面図である。回転型アクチュエータ10は、可動電極110、枠体120、支持軸130、及び固定電極140を有している。可動電極110は、可動側第1辺111及び可動側第2辺112を有している。可動側第1辺111は枠体120に対向する辺である。可動側第2辺112は、可動電極110が有する辺のうち、可動側第1辺111とは平行ではない辺である。枠体120は、枠側第1辺121を有している。枠側第1辺121は、可動電極110の可動側第1辺111に対向する辺である。支持軸130は、可動電極110を枠体120に取り付け、また可動電極110の回転軸となる。固定電極140は、平面視で可動電極110の可動側第2辺112に対向している。また、可動電極110の可動側第1辺111には第1凹部116が設けられており、枠体120の枠側第1辺121のうち第1凹部116に対向する位置には第2凹部122が設けられている。支持軸130は、一端が第1凹部116に取り付けられており、他端が第2凹部122に取り付けられている。
このような構成によれば、支持軸130と可動電極110の間隔を小さくして固定電極140と可動電極110の間隔に近づけられると共に、支持軸130と枠体120の間隔を小さくして固定電極140と可動電極110の間隔に近づけられる。さらに、枠体120と可動電極110の間隔を小さくして固定電極140と可動電極110の間隔に近づけられる。このため、回転型アクチュエータ10を製造するときに、可動電極110と固定電極140の間隔が設計値からずれることを抑制でき、その結果、回転型アクチュエータ10の特性が設計値からずれることを抑制できる。以下、詳細に説明する。
図1に示すように、可動電極110の平面形状は矩形であり、可動側第1辺111、可動側第2辺112、可動側第3辺113、及び可動側第4辺114を備えている。可動側第1辺111及び可動側第3辺113は互いに対向しており、可動側第2辺112及び可動側第4辺114は互いに対向している。
固定電極140は、平面視で可動電極110を挟むように2つ設けられている。可動電極110のうち固定電極140と対向する辺である可動側第2辺112及び可動側第4辺114は、櫛歯形状となっている。また固定電極140のうち可動側第2辺112に対向する辺(又は可動側第4辺114に対向する辺)も櫛歯形状となっており、可動電極110の櫛歯部分とかみ合っている。このため、固定電極140と可動電極110は、互いに対向する部分の面積が大きくなり、その結果、可動電極110の駆動力は大きくなる。
枠体120は、可動電極110の4辺のうち固定電極140と対向していない辺である可動側第1辺111及び可動側第3辺113のそれぞれに対向している。支持軸130は、可動側第1辺111及び可動側第3辺113のそれぞれに対応して設けられている。
詳細には、可動側第1辺111及び可動側第3辺113のそれぞれには第1凹部116が設けられている。また、枠体120のうち可動側第1辺111に対向する辺である枠側第1辺121、及び枠体120のうち可動側第3辺113に対向する辺である枠側第2辺123のそれぞれにも、第2凹部122が設けられている。そして2つの支持軸130は、いずれも、一端が第1凹部116の底部に取り付けられており、他端が第2凹部122の底部に取り付けられている。第1凹部116は、可動側第1辺111(又は可動側第3辺113)の中心に設けられている。そして2つの支持軸130の幅方向の中心を結ぶ線が、可動電極110の回転軸となっている。なお、可動電極110の回転軸は、可動側第1辺111の中心を通っている。
回転型アクチュエータ10の可動電極110は、例えば上面が鏡面になっている。この鏡面は、例えば可動電極110の上面に金属膜(例えばAl膜)を形成することにより、形成されている。そして可動電極110の角度を変えることにより、可動電極110に入射してきた光の反射角を変える。回転型アクチュエータ10は、例えば光スキャナーやモーションセンサに用いられる。
制御部20は、可動電極110の動きを制御する。具体的には、可動電極110を回転させるとき、制御部20は、可動電極110と固定電極140の間に、交流電圧と直流電圧とを重畳させた電圧を印加する。これにより、可動電極110は回転する。
図2は、図1の点線で囲んだ部分を拡大した図である。上記したように、支持軸130は、一端が可動電極110の第1凹部116の底部に取り付けられており、他端が枠体120の第2凹部122の底部に取り付けられている。そして、第1凹部116の内壁と支持軸130の間隔、第2凹部122の内壁と支持軸130の間隔、及び可動電極110のうち第1凹部116を有していない部分と枠体120のうち第2凹部122を有していない部分の間隔は、いずれも同一の値Gとなっていることが好ましい。さらにこの値Gは、可動電極110の櫛歯部分と固定電極140の櫛歯部分の間隔に等しいのが好ましい。このようにすると、回転型アクチュエータ10を製造するときに、可動電極110と固定電極140の間隔が設計値からずれることをさらに抑制できる。
また、第1凹部116の深さNと第2凹部122の深さMは互いに等しいのが好ましい。その理由を、図3を用いて説明する。
図3は、図2のA−A´断面を示している。可動電極110が回転したとき、支持軸130はねじれる。このねじれ量は、支持軸130のうち可動電極110に固定されている部分(一端)に近づくにつれて大きくなり、支持軸130のうち枠体120に固定されている部分(他端)に近づくにつれて小さくなる。
もし、第2凹部122を設けずに第1凹部116のみを設け、そのぶん第1凹部116を深くした場合、支持軸130のうち可動側第1辺111(又は可動側第3辺113)に対向する部分はほとんど回転しなくなり、支持軸130と可動側第1辺111(又は可動側第3辺113)が干渉しやすくなる。これは、可動電極110の回転可能範囲が狭くなることを意味する。
逆に、第1凹部116を設けずに第2凹部122のみを設け、そのぶん第2凹部122を深くした場合、支持軸130のうち枠側第1辺121(又は枠側第2辺123)に対向する部分の回転量は大きくなり、支持軸130と枠側第1辺121(又は枠側第2辺123)が干渉しやすくなる。これも、可動電極110の回転可能範囲が狭くなることを意味する。
これに対して第1凹部116の深さNと第2凹部122の深さMを互いに等しくすると、支持軸130のうち枠側第1辺121(又は枠側第2辺123)に面する部分の回転量、及び可動側第1辺111(又は可動側第3辺113)に面する部分の回転量を、いずれも可動電極110の回転量の約半分にすることができる。これにより、図3の点線で示すように、に示すように可動電極110が回転したときに、支持軸130が可動電極110に干渉することを抑制できるとともに、枠体120が支持軸130と干渉することも抑制できる。
なお、支持軸130の幅を2wとして、可動電極110の厚さを2dとした場合、可動電極110と支持軸130が干渉する角度θsは、次の式(1)で与えられる。
Figure 2014204456
図4は、図1のB−B´断面図である。可動電極110が回転したとき、可動電極110と固定電極140が接触しないようにするためには、可動電極110と固定電極140の間隔gを、以下の式(2)を満たすようにする必要がある。
k+g>√(k+d)・・・(2)
ここで、dは可動電極110の厚さの半値であり、kは支持軸130の幅方向の中心を通る直線と可動側第2辺112の間隔である。
次に、回転型アクチュエータ10の製造方法を説明する。まず、基板上に絶縁層及び導電層を形成したものを準備する。基板、絶縁層、及び導電層は、例えばSOI(Silicon On Insulator)基板である。この場合、導電層は、不純物が導入されたシリコン層である。次いで、基板の下面及び導電層の上面を洗浄する。
次いで、導電層上にレジストパターンを形成する。次いで、このレジストパターンをマスクとして導電層をドライエッチングする。これにより、可動電極110、枠体120、支持軸130、及び固定電極140が形成される。その後、レジストパターンは除去される。
その後、基板の下面にレジストパターンを形成する。次いで、このレジストパターンをマスクとして基板をドライエッチングする。これにより、基板及び絶縁層のうち枠体120及び支持軸130の下に位置している部分は除去される。このようにして、回転型アクチュエータ10が形成される。
以上、本実施形態によれば、可動電極110の可動側第1辺111には第1凹部116が設けられており、枠体120の枠側第1辺121のうち第1凹部116に対向する位置には第2凹部122が設けられている。このため、支持軸130と可動電極110の間隔を小さくして固定電極140と可動電極110の間隔に近づけられると共に、支持軸130と枠体120の間隔を小さくして固定電極140と可動電極110の間隔に近づけられる。さらに、枠体120と可動電極110の間隔を小さくして固定電極140と可動電極110の間隔に近づけられる。このため、回転型アクチュエータ10を製造するときに、可動電極110と固定電極140の間隔が設計値からずれることを抑制でき、その結果、回転型アクチュエータ10の特性が設計値からずれることを抑制できる。
また、枠側第1辺121及び可動側第1辺111の一方に凹部を形成する場合と比較して、可動電極110が回転したときに支持軸130が可動電極110又は枠体120と干渉することを抑制できる。このため、可動電極110の回転可能範囲が狭くなることを抑制できる。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係る回転型アクチュエータ10の構成を示す平面図である。本実施形態に係る回転型アクチュエータ10は、以下の点を除いて第1の実施形態に係る回転型アクチュエータ10と同様の構成である。
まず、可動電極110の可動側第1辺111及び可動側第3辺113には、第3凹部117が設けられている。第3凹部117は第1凹部116よりも幅が広い。そして第1凹部116は、第3凹部117の底部に設けられている。本図に示す例では、第1凹部116は、第3凹部117の幅方向において第3凹部117の中央に位置している。
また枠体120の枠側第1辺121及び枠側第2辺123には、凸部124が設けられている。凸部124は第3凹部117の中に入り込んでおり、第2凹部122よりも幅が広い。そして第2凹部122は、凸部124の頂部に設けられている。本図に示す例では、第2凹部122は、凸部124の幅方向において凸部124の中央に位置している。
図6は、図5の点線で囲んだ部分を拡大した図である。本図に示す例において、可動電極110と枠体120の間隔は、いずれの部分においても同一の値Gを有しているのが好ましい。また本実施形態においても、この値Gは、可動電極110の櫛歯部分と固定電極140の櫛歯部分の間隔に等しいのが好ましい
図7は、図6のC−C´断面図である。可動電極110が回転したとき、可動電極110の第3凹部117の側壁と枠体120の凸部124の側壁が接触しないようにするためには、可動電極110の側壁と凸部124の側壁の間隔Gを、以下の式(3)を満たすようにする必要がある。
K+G>√(K+d)・・・(3)
ここで、dは可動電極110の厚さの半値であり、Kは支持軸130の幅方向の中心を通る直線から枠体120の凸部124の側壁までの距離である。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。また、第3凹部117及び凸部124を設けているため、第1の実施形態と比較して、可動電極110の可動側第2辺112及び可動側第4辺114を長くすることができる。これにより、可動電極110と固定電極140とが互いに対向する部分を長くすることができ、その結果、可動電極110の駆動力を大きくすることができる。
(第3の実施形態)
図8は、第3の実施形態に係る回転型アクチュエータ10の構成を示す平面図である。本実施形態に係る回転型アクチュエータ10は、以下の点を除いて第1の実施形態に係る回転型アクチュエータ10と同様の構成である。
まず、枠体120の枠側第1辺121及び枠側第2辺123には第2凹部122が設けられておらず、その代わりに凸部124が設けられている。
また、第1凹部116の幅は第1の実施形態よりも広い。そして枠体120の凸部124は、第1凹部116の中に位置している。そして、支持軸130は、平面視で第1凹部116の内側に位置している。詳細には、一端が第1凹部116の底部に取り付けられており、他端は枠体120の枠側第1辺121又は枠側第2辺123のうちの凸部124以外の部分に取り付けられている。
そして支持軸130は、第1凹部116の中で偶数回180度折り返されている。
図9は、図8の点線部分を拡大した図である。本実施形態において、支持軸130の回転中心となる部分から凸部124の側壁までの距離をKとした場合、第2の実施形態において示した式(2)を満たすのが好ましい。このようにすると、可動電極110の第1凹部116の側壁と枠体120の凸部124の側壁が接触することを抑制できる。
本実施形態によっても、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、支持軸130は、第1凹部116の中で偶数回180度折り返されている。このため、第1凹部116を深くしなくても支持軸130を長くすることができる。支持軸130を長くすることにより、支持軸130をねじれやすくできる。その結果、可動電極110は回転しやすくなる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 回転型アクチュエータ
20 制御部
110 可動電極
111 可動側第1辺
112 可動側第2辺
113 可動側第3辺
114 可動側第4辺
116 第1凹部
117 第3凹部
120 枠体
121 枠側第1辺
122 第2凹部
123 枠側第2辺
124 凸部
130 支持軸
140 固定電極

Claims (8)

  1. 可動側第1辺、及び前記可動側第1辺とは平行ではない可動側第2辺を有する可動電極と、
    前記可動電極に対向する辺である枠側第1辺を有する枠体と、
    前記可動電極を前記枠体に取り付け、前記可動電極の回転軸となる支持軸と、
    平面視で前記可動側第2辺に対向している固定電極と、
    を備え、
    前記可動側第1辺には第1凹部が設けられており、
    前記枠側第1辺のうち前記第1凹部に対向する位置には第2凹部が設けられており、
    前記支持軸は、一端が前記第1凹部に取り付けられており、他端が前記第2凹部に取り付けられている回転型アクチュエータ。
  2. 請求項1に記載の回転型アクチュエータにおいて、
    前記第1凹部及び第2凹部は、深さが互いに同一である回転型アクチュエータ。
  3. 請求項1又は2に記載の回転型アクチュエータにおいて、
    前記枠側第1辺と前記可動側第1辺の間隔は、前記可動側第2辺と前記固定電極の間隔に等しい回転型アクチュエータ。
  4. 請求項3に記載の回転型アクチュエータにおいて、
    前記支持軸と前記可動側第1辺の間隔、及び前記支持軸と前記枠側第1辺の間隔は、いずれも前記枠側第1辺と前記可動側第1辺の間隔に等しい回転型アクチュエータ。
  5. 請求項4に記載の回転型アクチュエータにおいて、
    前記支持軸と前記可動側第1辺の間隔をg、前記可動電極の厚さを2d、前記支持軸を通る直線と前記可動側第2辺の間隔をkとしたとき、以下の式を満たす回転型アクチュエータ。
    k+g>√(k+d
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の回転型アクチュエータにおいて、
    前記可動側第1辺に設けられ、前記第1凹部よりも幅が広い第3凹部と、
    前記枠側第1辺に設けられ、前記第3凹部の中に入り込んでおり、前記第2凹部よりも幅が広い凸部と、
    を備え、
    前記第1凹部は前記第3凹部の底部に設けられており、
    前記第2凹部は前記凸部の頂部に設けられている回転型アクチュエータ。
  7. 可動側第1辺、及び前記可動側第1辺とは平行ではない可動側第2辺を有する可動電極と、
    前記可動電極に対向する辺である枠側第1辺を有する枠体と、
    前記可動電極を前記枠体に取り付け、前記可動電極の回転軸となる支持軸と、
    平面視で前記可動側第2辺に対向している固定電極と、
    を備え、
    前記可動側第1辺には第1凹部が設けられており、
    前記枠側第1辺に設けられ、前記第1凹部の中に入り込んでいる凸部を備え、
    前記支持軸は、平面視で前記第1凹部の内側に位置しており、かつ、一端が前記第1凹部に取り付けられており、他端が前記枠側第1辺の前記凸部以外の部分に取り付けられている回転型アクチュエータ。
  8. 請求項7に記載の回転型アクチュエータにおいて、
    前記支持軸は、前記第1凹部の中で偶数回180度折り返されている回転型アクチュエータ。
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