JP2014200912A - 切削ねじ製造工具および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】切歯の摩耗が減少するタップおよび、このタップを使用した切削ねじ製造方法を提供する。【解決手段】切削によりねじを製造する工具10であって、工具の円周に配置される複数の切歯12を有する、工具軸Aの周りに回転可能であるか回転される少なくとも一つの作動領域11を備え、各切歯12は、工具軸Aから径方向に最も遠い点または領域に切歯ヘッド13を有しており、意図する送り方向Vにおいて作動領域11の案内領域15よりも前に位置する開始領域14内で、切歯ヘッド13の工具軸Aからの径方向距離Rが、工具10の意図する送り方向Vと反対向きに増加し、その結果、軸方向断面内で軸方向に離間した切歯12の重ね合わされた外形16が外形相違領域を有し、切歯12の径方向の切歯外形境界20が、開始領域14内および/または案内領域15内で全体的にまたは少なくとも部分的に湾曲している。【選択図】図1
Description
本発明は、請求項1のプリアンブルに係る切削ねじ製造工具、特にタップに関する。さらに、本発明は、上記の工具を用いた切削ねじ製造方法に関する。
このような工具は、工具の円周に配置される複数の切歯(cutting teeth)を有する、工具軸の周りに回転可能であるかまたは回転される少なくとも一つの作動領域を備える。各切歯は、工具軸から径方向に最も遠い点または領域に切歯ヘッドを有している。切歯ヘッドの工具軸からの径方向距離は、作動領域の案内領域内で実質的に同一であるか、または工具の意図する送り方向と反対向きに減少する。切歯ヘッドの工具軸からの径方向距離は、意図する送り方向において作動領域の案内領域よりも前に位置する開始領域内では、工具の意図する送り方向と反対向きに増加する。この結果、軸方向断面では、軸方向に離間した切歯の重ね合わされた外形が外形相違領域を有することになる。
二つの軸方向に離間した切歯が、ワークピースの同一点上に直接連続して作用する場合、後続の切歯によって除去されるチップの断面は、二つの切歯の外形相違領域に少なくとも実質的に一致している。
両方の切歯が工具軸と平行な線に沿って互いに離間するように配置される場合、一方の切歯は他方の切歯に対して軸方向にオフセットしているだけではない。むしろ、工具の円周方向にオフセットするように配置された二つの切歯は、円周方向のオフセットに加えて軸方向のオフセットが存在する場合、互いに対して軸方向にオフセットされた切歯であると理解される。
ねじ山を製造したりまたはねじ山の再加工をしたりするために、チップレスの切削方法およびねじ切り工具が知られている。切削によるねじの製造は、ねじ山ターンの領域でワークピースの材料を除去することに基づいている。チップレスのねじ製造は、ワークピースの形成と、圧力によるワークピース内のねじ山ターンの製造に基づいている。使用されているねじ製造工具および加工方法の概説は、「Handbuch der Gewindetechnik und Frastechnik(ねじ切り技術およびミリング技術のマニュアル)」、発行者:EMUGE-FRANKEN、出版社:Publicis Corporate Publishing、発行年:2004 (ISBN 3-89578-232-7)(以下では単に「EMUGEマニュアル」と呼ぶ)に与えられている。
切削ねじ製造工具はタップ(EMUGEマニュアル第8章、181〜298頁を参照)、ねじフライス盤(EMUGEマニュアル第10章、325〜372頁を参照)を含み、雄ねじのみであるが、ねじ切りダイス(EMUGEマニュアル第11章、373〜404頁を参照)を含む。
タップは、切歯(ねじ切歯(thread cutting teeth)、切れ刃(cutting edge)としても知られる)を有するねじ切り工具である。切歯は、通常、ねじの製造中に加工対象の材料からチップを除去する。タップの一種では、製造すべきねじ山のねじピッチで雄ねじに沿って切歯が配置されている。雌ねじを製造する場合、この種のタップは、工具軸に対して軸方向送り運動で移動される一方、ワークピースの円筒形のコア穴内で、ねじピッチに対応する軸方向送り速度に依存する回転速度で工具軸の周りに回転される。タップの工具軸はコア穴の中心軸と同軸に向けられ、切歯はコア穴の壁でワークピースと恒久的に係合する(連続切削)。その結果、連続的なねじ山ターンがコア穴の壁に製造される。別の種類のタップでは、工具軸と垂直の平面内に二つ以上の切歯が配置されている。これらの平面は互いに離れて、具体的には製造すべきねじ山のピッチに対応するように配置される。
切歯、特に開始領域内の切歯は、特に切歯ヘッドの周辺またはエッジで大きく摩耗する。
本発明は、切歯の摩耗が減少するような最初に述べた工具を開発するという目的に基づいている。さらに、この工具を使用した切削ねじ製造方法を規定することも意図されている。
工具に関して、この目的は請求項1の特徴によって達成される。方法に関して、この目的は請求項19の特徴によって達成される。有利な構成および発展形態は、それぞれの従属項で規定される。
本発明に係る工具は、開始領域内および/または案内領域内で、切歯の径方向の切歯外形境界が全体的にまたは少なくとも部分的に湾曲しているという特徴がある。
本発明の利点は、特に、切歯外形境界内に湾曲を設けたために、切歯の摩耗が減少することである。湾曲の結果、摩耗の影響を受けやすい直線的な外形境界、またはエッジを有する外形境界を回避するか、少なくとも減少させることができ、湾曲した外形境界は摩耗の影響が非常に少なくなる。このため、本発明に係る工具の耐用年数は、同様の既知の工具と比べて増加する。
本発明に係る工具を使用して製造されるねじ山には、さらなる利点が生じる。既知の工具を使用して製造されたねじ山と比較して、このねじ山は表面が非常に滑らかである。さらに、同様に製造されたねじ山は、工具のネガとして、その断面の外形に湾曲を有しており、特にその外形の領域で丸くなっている。総じて、このねじ山は、同様の既知の工具を用いて製造されるねじ山よりもノッチ効果が低い。
本発明の発展形態によると、二つの軸方向に離間した切歯の外形相違領域は、工具軸に対して径方向に離間して配置され全体的にまたは少なくとも部分的に湾曲している二つの境界線を開始領域内に有している。
この発展形態の利点は、外形相違領域の少なくとも部分的に湾曲した境界線のために生じるチップの形状である。この結果、チップは長方形または台形の断面を有しておらず、外形相違領域に対応するような湾曲を持つ断面を有している。こうして、湾曲したチップが製造される。
本発明の発展形態によると、外形相違領域の径方向外側の境界線から外形相違領域の径方向内側の境界線の各点までの最短距離が、内側の境界線の全体にわたり一定であるか、または内側の境界線の少なくとも一部、特に湾曲した部分に沿って一定である。このため、外形相違領域は全体としてまたは少なくとも部分的に一定の厚さを有する。この結果、この外形相違領域に対応するように後続の切歯によって製造されるチップは、全体的にまたは部分的に湾曲しているだけでなく、その断面の全体でまたは部分的に実質的に一定の厚さを有している。
外形相違領域の径方向外側の境界線から外形相違領域の径方向内側の境界線の各点までの最短距離が、内側の境界線全体にわたり増減するか、または内側の境界線の少なくとも一部、特に湾曲した部分に沿って増減してもよい。したがって、外形相違領域は、全体としてまたは少なくとも部分的に厚さが変化する。この形状は、後続の切歯によって製造されるチップの断面にも複製される。
発展形態によると、二つの軸方向に離間した切歯の間の外形相違領域は、二つの切歯の間の増加する軸方向距離とともに増加する。このため、二つの切歯セットが互いに対して軸方向に離れるほど、この切歯ペアの外形相違領域がより大きくなる。
本発明の一構成によると、径方向の切歯外形境界が外形相違領域の径方向内側の境界線を画成する切歯の切歯ヘッドは、径方向の切歯外形境界が外形相違領域の径方向外側の境界線を画成する切歯の二つの切歯側面の間の実質的に中心に配置される。
しかしながら、径方向の切歯外形境界が外形相違領域の径方向内側の境界線を画成する切歯の切歯ヘッドを、径方向の切歯外形境界が外形相違領域の径方向外側の境界線を画成する切歯の二つの切歯側面の間の中心からある距離を置いて配置することも可能である。
上述した構成の結果、それぞれの外形相違領域と製造されるチップの断面とが対応する形状になる。例えば、中心に配置すると、鏡面対象の外形相違領域となり、偏心して配置すると、非対称の外形相違領域となる。製造されるチップの断面は、それぞれ対応した形状を有する。
工具軸に垂直の例えば二つ以上の平面内に切歯が配置されてもよい。これらの平面は、互いから離れて、具体的には製造すべきねじ山のピッチに対応するように配置される。しかしながら、製造すべきねじ山のねじピッチで、工具軸を取り囲む雄ねじに沿って切歯を配置することも可能である。上述した外形相違領域(製造されたチップの断面にも複製される)は、開始領域内の雄ねじに沿った二つの連続する切歯の間の外形相違領域である。雄ねじに沿った二つの連続する切歯の間の外形相違領域は、例えば一定であってもよいし、開始領域内で工具の意図する送り方向と反対向きに増加してもよい。
本発明の発展形態は、工具コア上に配置された切歯を提供する。
この場合、工具コアの円周半径は、開始領域内で工具の意図する送り方向と反対向きに増加してもよい。この場合、テーパーエンドとして知られているものが参照される。工具コアに対する切歯の高さは一定であってもよいし、開始領域内で工具の意図する送り方向と反対向きに増加するように構成してもよい。工具の意図する送り方向と反対向きの、開始領域内での切歯ヘッドの工具軸からの径方向距離の増加は、工具コアの円周半径の増加によって達成され、対応して実現される場合、工具コアに対する切歯の高さの増加によって選択的に支持される。
工具コアの円周半径が開始領域内で実質的に一定であってもよいし、工具コアに対する切歯ヘッドの高さが、開始領域内で工具の意図する送り方向と反対向きに増加してもよい。この場合、工具の意図する送り方向と反対向きの、開始領域内での切歯ヘッドの工具軸からの径方向距離の増加は、工具コアに対する切歯の高さの増加によって達成される。
上述した変形例の代わりに、またはこれらに加えて、工具コアの円周半径が、案内領域内で工具の意図する送り方向と反対向きに減少してもよい。この減少は、開始領域内に選択的に設けられる増加よりも大きくないことが好ましい。代替的に、工具コアの円周半径が案内領域内で実質的に一定であってもよい。この場合、工具コアに対する切歯ヘッドの高さは、案内領域内で実質的に同一であってもよいし、工具の意図する送り方向と反対向きに減少してもよい。この減少は、開始領域内に選択的に設けられる増加よりも大きくないことが好ましい。
本発明の一構成では、切歯の径方向の切歯外形境界の湾曲の半径が、開始領域内および/または案内領域内で、工具コアに対して最も高い切歯の高さの4/10から8/10の間である。
切歯の外形が、開始領域内および/または案内領域内で、その形状の点で互いに一致しているように工具を構成してもよい。
切歯の径方向の切歯外形境界の湾曲の半径は、開始領域内および/または案内領域内で一定であってもよい。代替的に、切歯の径方向の切歯外形境界の各切歯ヘッドの中心部分における湾曲の半径が、開始領域内および/または案内領域内の各切歯の隣接する歯側面の一方または両方の移行領域における湾曲の半径とは異なり、特により大きな半径を有していてもよい。
一発展形態によると、切歯外形境界が屈曲を有していてもよい。しかしながら、代替的に、一つ以上の屈曲が設けられてもよい。特に、例えば切歯ヘッドから一方または両方の隣接する歯側面への移行部に、少なくとも一つの屈曲が設けられてもよい。しかしながら、移行部を屈曲なしで形成してもよい。
本発明に係る方法は、任意の所望の実施形態における本発明に係る上述の工具の使用を提供する。この方法では、既に説明したように、切歯は開始領域内で湾曲したチップを生成する。
この方法の利点は、本発明に係る工具の説明から寄せ集めることができる。
以下の文章では、添付の模式的な図面を参照して例示的な実施形態を説明することにより、本発明のさらなる特徴および利点が詳細に説明される。
相互に対応する部分および部品には、図中で同じ参照符号が与えられる。
図1は、切削によりねじを製造する本発明に係る工具10の例示的な実施形態の軸方向断面図を示す。工具10は、工具の外周に配置された複数の切歯12を有する、工具軸Aの周りに回転可能であるかまたは回転される作動領域11を備える。具体的には、これはタップまたはねじフライス盤(thread milling cutter)であり、工具軸Aと垂直な平面内に二つ以上の切歯12が配置される。これらの平面は離間して、具体的には製造すべきねじ山のピッチに対応するように離間して配置される。
しかしながら、本発明の工具、特にタップは、代替的に、製造すべきねじ山のねじピッチで雄ねじに沿って切歯が配置されるように構成されてもよい。以下の説明は、このような工具にも類似した方法で適用される。
作動領域11は、開始領域14と案内領域15にさらに分割される。開始領域14は、工具の意図する送り方向Vにおいて、案内領域15の前にある。すなわち、開始領域14の切歯12は、案内領域15の切歯12よりも前に加工対象のワークピースと係合する。
図1の工具10において、各切歯12は、工具軸Aから径方向に最も遠い点または領域に切歯ヘッド13を有している。切歯ヘッド13は、それぞれの切歯12の二つの切歯側面(flank)17の間に配置される。開始領域14では、切歯ヘッド13の工具軸Aからの径方向距離Rは、工具10の意図する送り方向Vとは反対向きに増加する。このことは、図1において、開始領域14内で工具軸Aに対して傾斜している切歯ヘッド直線Bから明らかである。対照的に、案内領域15では、切歯ヘッド13の工具軸Aからの径方向距離Rは実質的に一定である。したがって、図1に示す切歯ヘッド直線Cは、案内領域15内で工具軸Aと平行に延びる。
切歯12は工具コア18上に配置される。図1に示す例では、工具コア18の円周半径は、開始領域14内では工具10の意図する送り方向Vと反対向きに増加し、案内領域14内では一定である。このため、開始領域14内には、テーパーエンド(tapered end)として知られるものが存在する。図示の例では、工具コア18に対する切歯ヘッド13の高さは、意図する送り方向Vと反対向きに増加しているが、切歯ヘッド13の高さが開始領域14内で一定となるように構成することも可能である。この場合、意図する送り方向Vと反対向きの、切歯ヘッド13の工具軸Aからの径方向距離Rの増加は、工具コア18の円周半径の変化によってのみもたらされる。
代替的に、工具コア18の円周半径が開始領域14内で実質的に一定であり、案内領域15と同一になるように構成することも可能である。この場合、意図する送り方向Vと反対向きの、切歯ヘッド13の工具軸Aからの径方向距離Rの増加は、工具コア18に対する切歯ヘッド13の高さの対応する増加のみによって実現される。典型的に、これは、開始領域14内の面取り(チャンファー)として知られるものによって達成される。
図1の代わりに、案内領域15内で工具10の意図する送り方向Vと反対向きに、工具コア18の円周半径が減少してもよい。この場合、切歯ヘッド13の工具軸Aからの径方向距離Rも同様に、工具10の意図する送り方向Vと反対向きに減少してもよい。
工具コア18の円周半径が案内領域15内で実質的に一定であるが、工具コア18に対する切歯ヘッド13の高さが、工具10の送り方向Vと反対向きに減少するようにすることも可能である。
図1から、切歯12の径方向の切歯外形の境界20が、開始領域14と案内領域15内で全体的にまたは少なくとも部分的に湾曲していることが分かる。
開始領域14内の軸方向に離間した切歯12の外形16を軸方向断面(すなわち、工具軸Aを含み工具軸Aと平行な断面)で重ね合わせた場合、外形16同士の間に外形相違領域(profile differential area)19(図1には示されていない。図2および図3を参照)が生じる。図2および図3を参照して、この外形相違領域19について以下でさらに詳細に説明する。
図2および図3は、開始領域14内の二つの軸方向に離間した切歯12a、12bの二つの外形16a、16bを軸方向断面で重ね合わせたときの外形相違領域19の二つの異なる例を示している。どちらの場合も、視線方向で後側に位置する切歯12aの切歯ヘッド13aは、視線方向で前側、すなわち上述の切歯12aの前に位置する切歯12bの切歯ヘッド13bよりも、工具コア18に対する高さが大きい。このため、図2および図3の両方において、後側に位置する切歯12aの径方向の切歯外形境界20aと、前側に位置する切歯12bの切歯境界20bとの間に、図面の面内で外形相違領域19が生じる。後側に位置する切歯12aの径方向の切歯外形境界20aは、外形相違領域19の境界線21aを形成し、前側に位置する切歯12bの径方向の切歯外形境界20bは、外形相違領域19の別の境界線21bを形成する。二つの境界線21a、21bは、工具軸Aに対して径方向に離間している。両方の境界線は、少なくとも部分的に湾曲している。
図2および図3において、一方がもう一方の後ろに描かれている、開始領域14内の切歯12a、12bの外形16a、16bは、その形状の点では互いに一致している。しかしながら、これは必ずしもそうとは限られず、外形16a、16bがその形状の点で互いに一致していない多岐にわたる構成が可能である。
図2および図3において一方がもう一方の後ろに位置する切歯12a、12bが、最初に前側に位置する切歯12a、次に後側に位置する切歯12bの順で、ワークピースの同一領域で直接連続して加工に使用される場合、切歯12bによって除去されるチップは、その断面の点で、外形相違領域19に少なくとも実質的に一致している。こうして、湾曲したチップが形成される。
図2に係る例示的な実施形態では、後側に位置する切歯12aの切歯ヘッド13aが、前側に位置する切歯12bの二つの切歯側面17bの間の実質的に中心に配置されている。この結果、その全幅にわたり実質的に同一の厚さを有するチップが生じる。切歯ヘッド13a、13bの領域においてのみ、周縁領域よりもやや厚さの大きいチップとなる。
図3に係る例示的な実施形態では、後側に位置する切歯12aの切歯ヘッド13aが、前側に位置する切歯12bの二つの切歯側面17bの間の中心からある距離を置いて配置されている。この結果、一方の側(図3の左側)では、切歯ヘッド13a、13bの中心と他方の側(図3の右側)よりもかなり幅の狭いチップが形成される。
図2および図3にしたがって、互いに割り当てられる切歯12a、12bの多数の別の構成が実現可能である。それぞれの外形16a、16b、およびそれぞれの径方向の切歯外形境界20a、20bによって、対応する境界線21a、21bを有する外形相違領域19が生じる。
例えば、外形相違領域19の径方向外側の境界線21aから外形相違領域19の径方向内側の境界線21b上の各点までの最短距離は、内側の境界線21bの全体にわたり一定であってもよいし、内側の曲線21bの少なくとも一部、特に湾曲した部分に沿って一定であってもよい。
また、外形相違領域19の径方向外側の境界線21aから外形相違領域19の径方向内側の境界線21b上の各点までの最短距離が、内側の境界線21bの全体にわたり増減してもよいし、内側の曲線21bの少なくとも一部、特に湾曲した部分に沿って増減してもよい。
いずれの場合も、二つの軸方向に離間した切歯12a、12bの間の外形相違領域19が、二つの切歯12a、12bの間の増加する軸方向距離とともに増加するようにしてもよい。
これらの構成を用いて製造されるチップの断面は、それぞれの外形相違領域に一致する構成を有している。
10 工具
11 作動領域
12、12a、12b 切歯
13、13a、13b 切歯ヘッド
14 開始領域
15 案内領域
16、16a、16b 切歯12の外形
17、17a、17b 切歯側面
18 工具コア
19 外形相違領域
20、20a、20b 径方向の切歯外形境界
21a、21b 外形相違領域19の境界線
A 工具軸
B 開始領域14内の切歯ヘッド直線
C 案内領域15内の切歯ヘッド直線
R 工具軸Aからの切歯ヘッド13の径方向距離
V 意図する送り方向
11 作動領域
12、12a、12b 切歯
13、13a、13b 切歯ヘッド
14 開始領域
15 案内領域
16、16a、16b 切歯12の外形
17、17a、17b 切歯側面
18 工具コア
19 外形相違領域
20、20a、20b 径方向の切歯外形境界
21a、21b 外形相違領域19の境界線
A 工具軸
B 開始領域14内の切歯ヘッド直線
C 案内領域15内の切歯ヘッド直線
R 工具軸Aからの切歯ヘッド13の径方向距離
V 意図する送り方向
Claims (19)
- 切削によりねじを製造する工具(10)、特にタップであって、
工具の円周に配置される複数の切歯(12;12a、12b)を有する、工具軸(A)の周りに回転可能であるか回転される少なくとも一つの作動領域(11)を備え、各切歯(12;12a、12b)は、工具軸(A)から径方向に最も遠い点または領域に切歯ヘッド(13;13a、13b)を有しており、
作動領域(11)の案内領域(15)内で、切歯ヘッド(13;13a、13b)の工具軸(A)からの径方向距離(R)が実質的に同一であるか、または工具(10)の意図する送り方向(V)と反対向きに減少し、
意図する送り方向(V)において作動領域(11)の案内領域(15)よりも前に位置する開始領域(14)内で、切歯ヘッド(13;13a、13b)の工具軸(A)からの径方向距離(R)が、工具(10)の意図する送り方向と反対向きに増加し、その結果、軸方向断面内で、軸方向に離間した切歯(12;12a、12b)の重ね合わされた外形(16;16a、16b)が外形相違領域(19)を有し、
切歯(12;12a、12b)の径方向の切歯外形境界(20)が、開始領域(14)内および/または案内領域(15)内で全体的にまたは少なくとも部分的に湾曲していることを特徴としている工具。 - 二つの軸方向に離間した切歯(12;12a、12b)の外形相違領域(19)は、工具軸(A)に対して径方向に離間しており全体的にまたは少なくとも部分的に湾曲している二つの境界線(21a;21b)を開始領域(14)内に有していることを特徴とする請求項1に記載の工具。
- 外形相違領域(19)の径方向外側の境界線(21a)から外形相違領域(19)の径方向内側の境界線(21b)の各点までの最短距離が、内側の境界線(21b)の全体にわたり一定であるか、または内側の境界線(21b)の少なくとも一部、特に湾曲した部分に沿って一定であることを特徴とする請求項2に記載の工具。
- 外形相違領域(19)の径方向外側の境界線(21a)から外形相違領域(19)の径方向内側の境界線(21b)の各点までの最短距離が、内側の境界線(21b)の全体にわたり増減するか、または内側の境界線(21b)の少なくとも一部、特に湾曲した部分に沿って増減することを特徴とする請求項2または3に記載の工具。
- 二つの軸方向に離間した切歯(12;12a、12b)の間の外形相違領域(19)が、二つの切歯(12;12a、12b)の間の増加する軸方向距離とともに増加することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の工具。
- 径方向の切歯外形境界(20b)が外形相違領域(19)の径方向内側の境界線(21b)を画成する切歯(12b)の切歯ヘッド(13b)は、径方向の切歯外形境界(20a)が外形相違領域(19)の径方向外側の境界線(21a)を画成する切歯(12a)の二つの切歯側面(17a)の間の実質的に中心に配置されることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の工具。
- 径方向の切歯外形境界(20b)が外形相違領域(19)の径方向内側の境界線(21b)を画成する切歯(12b)の切歯ヘッド(13b)は、径方向の切歯外形境界(20a)が外形相違領域(19)の径方向外側の境界線(21a)を画成する、切歯(12a)の二つの切歯側面(17a)の間の中心からある距離を置いて配置されることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の工具。
- 製造すべきねじ山のねじピッチで、工具軸(A)を取り囲む雄ねじに沿って切歯(12;12a、12b)が配置され、前記外形相違領域(19)は、開始領域(14)内の雄ねじに沿った二つの連続する切歯(12;12a、12b)の間の外形相違領域(19)であることを特徴とする請求項2ないし7のいずれかに記載の工具。
- 雄ねじに沿った二つの連続する切歯(12;12a、12b)の間の前記外形相違領域(19)が一定であるか、または開始領域(14)内で工具(10)の意図する送り方向(V)と反対向きに増加することを特徴とする請求項8に記載の工具。
- 切歯(12;12a、12b)が工具コア(18)上に配置されることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の工具。
- 工具コア(18)の円周半径が、開始領域(14)内で工具(10)の意図する送り方向(V)と反対向きに増加することを特徴とする請求項10に記載の工具。
- 工具コア(18)の円周半径が開始領域(14)内で実質的に一定であり、
工具コア(18)に対する切歯ヘッド(13;13a、13b)の高さが、開始領域(14)内で工具の意図する送り方向(V)と反対向きに増加することを特徴とする請求項10に記載の工具。 - 工具コア(18)の円周半径が、案内領域(15)内で工具(10)の意図する送り方向(V)と反対向きに減少することを特徴とする請求項10ないし12のいずれかに記載の工具。
- 工具コア(18)の円周半径が案内領域(15)内で実質的に一定であり、
工具コア(18)に対する切歯ヘッド(13;13a、13b)の高さが、案内領域(15)内で実質的に同一であるか、または工具の意図する送り方向(V)と反対向きに減少することを特徴とする請求項10ないし12のいずれかに記載の工具。 - 切歯(12;12a、12b)の径方向の切歯外形境界(20;20a、20b)の湾曲の半径が、開始領域(14)内および/または案内領域(15)内で、工具コア(18)に対して最も高い切歯(12;12a、12b)の高さの4/10から8/10の間であることを特徴とする請求項10ないし14のいずれかに記載の工具。
- 切歯(12;12a、12b)の外形(16;16a、16b)が、開始領域(14)内および/または案内領域(15)内で、その形状の点で互いに一致していることを特徴とする請求項1ないし15のいずれかに記載の工具。
- 切歯(12;12a、12b)の径方向の切歯外形境界(20;20a、20b)の湾曲の半径が、開始領域(14)内および/または案内領域(15)内で一定であることを特徴とする請求項1ないし16のいずれかに記載の工具。
- 切歯(12;12a、12b)の径方向の切歯外形境界(20;20a、20b)の各切歯ヘッド(13;13a、13b)の中心部分における湾曲の半径が、開始領域(14)内および/または案内領域(15)内の各切歯(12;12a、12b)の隣接する歯側面(17;17a、17b)の一方または両方の移行領域における湾曲の半径とは異なり、特により大きな半径を有していることを特徴とする請求項1ないし16のいずれかに記載の工具。
- 請求項1ないし18のいずれかに記載の工具(10)を使用する切削ねじ製造方法であって、
切歯(12;12a、12b)が開始領域(14)内で湾曲したチップを生成することを特徴とする方法。
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