JP2019018251A - ホブカッタ - Google Patents

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Takumi Ito
匠 伊藤
英二 名畑
Eiji Nahata
英二 名畑
潤史 久古
Junji Kuko
潤史 久古
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    • B23F21/00Tools specially adapted for use in machines for manufacturing gear teeth
    • B23F21/12Milling tools
    • B23F21/16Hobs

Abstract

【課題】容易に取付け可能なホブカッタを提供する。【解決手段】ホブカッタ10は、本体部11、歯切り刃部12及び面取り刃部13を備える。歯切り刃部12は、本体部11の外周面において周方向に配列された複数の歯切り刃12aを有する。面取り刃部13は、本体部11の外周面において周方向に配列された複数の面取り刃13aを有する。本体部11、歯切り刃部12及び面取り刃部13は、一体的に形成されている。面取り刃部13は、軸方向において、歯切り刃部12から離れている。本体部11は、複数の歯切り刃12aの間に第1軸AX10の軸方向に亘って形成される複数の第1刃溝14aと、複数の面取り刃13aの間に第1軸AX10の軸方向に亘って形成される複数の第2刃溝15aとを有する。第1刃溝14aが軸方向に亘って形成される方向の延長上に第2刃溝15aが配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ホブカッタに関する。
従来、歯車素材(以下、「ワーク歯車」という。)に歯切り加工を施すためのホブカッタと、歯切り加工されたワーク歯車に面取り加工を施すための面取りカッタとが、シャフトに対して別々に取付けられた切削工具が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の切削工具によれば、ワーク歯車に対して歯切り加工と面取り加工とを連続して実行できるため、ワーク歯車の加工に要する時間を短縮できる。
米国特許第7103973号明細書
しかしながら、特許文献1の切削工具をホブ盤に取り付ける際、ホブカッタと面取りカッタとをシャフトに対して別々に取付ける必要がある。特に、面取りカッタをシャフトに取り付ける際には、その取付け位置を正確に調整しなければならないため煩雑である。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、容易に取付け可能なホブカッタを提供することを目的とする。
第1の態様に係るホブカッタは、所定軸を中心として回転駆動される本体部と、本体部の外周面において所定軸を中心とする周方向に配列された複数の歯切り刃を有する歯切り刃部と、本体部の外周面において周方向に配列された複数の面取り刃を有する面取り刃部とを備える。本体部、歯切り刃部及び面取り刃部は、一体的に形成される。面取り刃部は、所定軸と平行な軸方向において、歯切り刃部から離れている。本体部は、複数の歯切り刃の間に所定軸の軸方向に亘って形成される複数の第1刃溝と、複数の面取り刃の間に所定軸の軸方向に亘って形成される複数の第2刃溝とを有する。第1刃溝が軸方向に亘って形成される方向の延長上に第2刃溝が配置される。
第1の態様に係るホブカッタは、歯切り刃部及び面取り刃部を備えており、ワーク歯車に対して歯切り加工と面取り加工とを連続して実行できるため、ワーク歯車の加工に要する時間を短縮できる。また、本体部、歯切り刃部及び面取り刃部が一体的に形成されているため、歯切り刃部に対する面取り刃部の位置を調整することなく、ホブカッタをホブ盤に容易に取り付けることができる。また、面取り刃部が軸方向において歯切り刃部から離れているため、面取り刃部を用いて面取り加工する際、歯切り刃部とワーク歯車との干渉を抑制できる。さらに、第1刃溝が軸方向に亘って形成される方向の延長上に第2刃溝が配置されているため、歯切り刃部及び面取り刃部の摩耗が進行した場合、第1刃溝から第2刃溝へ、又は第2刃溝から第1刃溝へ砥石を移動させることによって、面取り刃及び歯切り刃を連続して再研磨することができる。
第2の態様に係るホブカッタは、第1の態様に係り、複数の第1刃溝の周方向における位置は、複数の第2刃溝の周方向における位置と同じである。
第2の態様に係るホブカッタによれば、面取り刃及び歯切り刃を再研磨する際、一直線上に配置された第1刃溝と第2刃溝に砥石を通過させることができるため、より再研磨し易い。
第3の態様に係るホブカッタは、第1又は第2の態様に係り、周方向における1周の周回範囲において、前記複数の面取り刃の歯数は、前記複数の歯切り刃の歯数と同じである。
第3の態様に係るホブカッタによれば、両者の歯数が同じであるため、面取り刃の再研磨と歯切り刃の再研磨とを同時に完了させることができる。
第4の態様に係るホブカッタは、第1乃至第3のいずれかの態様に係り、複数の面取り刃の条数は、複数の歯切り刃の条数と同じである。
第4の態様に係るホブカッタによれば、面取り加工におけるホブカッタのワーク歯車に対する傾きを、歯切り加工におけるホブカッタのワーク歯車に対する傾きから変更する必要がない。従って、ワーク歯車の加工に要する時間をより短縮できる。
第5の態様に係るホブカッタは、第1乃至第4のいずれかの態様に係り、複数の歯切り刃それぞれは、歯切り作用面を有し、複数の面取り刃それぞれは、面取り作用面を有する。軸方向に垂直な径方向における面取り作用面の高さを軸方向における面取り作用面の幅で除した面取り作用面アスペクト比は、径方向における歯切り作用面の高さを軸方向における歯切り作用面の幅で除した歯切り作用面アスペクト比よりも小さい。
第5の態様に係るホブカッタによれば、面取り加工における面取り幅を十分大きくすることができる。
本発明によれば、容易に取付け可能なホブカッタを提供することができる。
ホブカッタの側面図 ホブカッタの正面図 歯切り作用面の構成を示す正面図 面取り作用面の構成を示す正面図 面取り作用面の他の構成を示す正面図 荒切り加工を説明するための模式図 第1面取り加工を説明するための模式図 第2面取り加工を説明するための模式図 仕上げ切り加工を説明するための模式図 面取りされたワーク歯の斜視図 ホブカッタの側面図 ホブカッタの側面図 ホブカッタの側面図
(ホブカッタ10の構成)
図1は、ホブカッタ10の側面図である。図2は、ホブカッタ10の正面図である。図1には、ホブカッタ10による加工対象である歯車素材(以下、「ワーク歯車」という。)20が図示されている。
ホブカッタ10は、ワーク歯車20に対して歯切り加工及び面取り加工を施すことによって、ワーク歯車20にワーク歯21を形成するための切削工具である。
ホブカッタ10は、シャフト30を介して、図示しないホブ盤に装着される。ワーク歯車20に歯切り加工及び面取り加工を実行する際、シャフト30は、第1軸AX10(「所定軸」の一例)を中心として回転駆動される。この際、ホブカッタ10は、シャフト30と一体的に、第1軸AX10を中心として回転駆動され、ワーク歯車20は、第2軸AX20を中心として回転駆動する。
ホブカッタ10は、本体部11、歯切り刃部12及び面取り刃部13を備える。本体部11、歯切り刃部12及び面取り刃部13は、一体的に形成されている。
(1)本体部11
本体部11は、全体として略筒状に形成される。本体部11は、図2に示すように、シャフト30が挿通される挿通孔10aを有する。挿通孔10aは、第1軸AX10に沿って延びる。ワーク歯車20に歯切り加工及び面取り加工を実行する際、本体部11は、シャフト30と一体的に、第1軸AX10を中心として回転駆動される。
本体部11は、第1土台部14、第2土台部15及び隔離部16を有する。第1土台部14、第2土台部15及び隔離部16は、一体的に形成される。
第1土台部14は、筒状に形成される。第1土台部14の外周面には、歯切り刃部12が配置される。第1土台部14は、歯切り刃部12と一体的に形成される。第1土台部14は、複数の第1刃溝14aを有する。複数の第1刃溝14aは、第1土台部14の外周面において、第1軸AX10の軸方向に亘って形成される。各第1刃溝14aは、第1軸AX10を中心とする周方向において、互いに所定間隔をあけて配列される。各第1刃溝14aは、軸方向に亘って延びる延伸方向BXと平行な軸方向に延びる。各第1刃溝14aは、第1軸AX10と平行な軸方向に延びる。各第1刃溝14aは、歯切り刃部12が有する各歯切り刃12aの間に形成される。周方向における各第1刃溝14aどうしの所定間隔は、周方向における1つの歯切り刃12aの長さD12に応じて設定される。周方向における各第1刃溝14aの幅は、周方向において隣接する2つの歯切り刃12aの間隔G12に応じて設定される。
第2土台部15は、隔離部16を挟んで、第1土台部14の反対側に配置される。第2土台部15は、筒状に形成される。第2土台部15の外周面には、面取り刃部13が配置される。第2土台部15は、面取り刃部13と一体的に形成される。第2土台部15は、複数の第2刃溝15aを有する。複数の第2刃溝15aは、第2土台部15の外周面において、第1軸AX10の軸方向に亘って形成される。複数の第2刃溝15aは、周方向において、互いに所定間隔をあけて配列される。各第2刃溝15aは、延伸方向BXの延長上に配置される。各第2刃溝15aは、第1軸AX10と平行な軸方向に延びる。各第2刃溝15aは、面取り刃部13が有する各面取り刃13aの間に形成される。周方向における各第2刃溝15aどうしの所定間隔は、周方向における1つの面取り刃13aの長さD13に応じて設定される。周方向における各第2刃溝15aの幅は、周方向において隣接する2つの面取り刃13aの間隔G13に応じて設定される。本実施形態において、各第2刃溝15aの幅は、各第1刃溝14aの幅と略同じである。
ここで、第1刃溝14aの本数は、第2刃溝15aの本数と同じである。本実施形態において、第1刃溝14a及び第2刃溝15aそれぞれの本数は、12本である。ただし、第1刃溝14a及び第2刃溝15aそれぞれの本数は、1周の周回範囲における歯切り刃12a及び面取り刃13aそれぞれの歯数に応じて設定される。
本実施形態において、各第1刃溝14aの周方向における位置は、各第2刃溝15aの周方向における位置と同じである。周方向において、各第1刃溝14aの位相は、各第2刃溝15aの位相と同じである。従って、図1及び図2に示すように、各第1刃溝14aと各第2刃溝15aは、軸方向において、一直線上に配置される。各第1刃溝14aと各第2刃溝15aは、軸方向において重なっている。
隔離部16は、第1土台部14と第2土台部15との間に配置される。隔離部16は、筒状に形成される。隔離部16の外周面には、刃部が配置されていない。隔離部16の外周面は、全体的に平坦である。隔離部16は、面取り刃部13による面取り加工時に、歯切り刃部12がワーク歯車20と干渉しないよう、軸方向において面取り刃部13を歯切り刃部12から離すために設けられている。軸方向における隔離部16の幅は、面取り加工時に歯切り刃部12がワーク歯車20と干渉しない程度に設定すればよい。
本実施形態において、第1土台部14の外径は、第2土台部15の外径よりも大きく、かつ、隔離部16の外径よりも小さい。ただし、第1土台部14、第2土台部15及び隔離部16それぞれの外径は適宜変更可能である。
(2)歯切り刃部12及び面取り刃部13
歯切り刃部12は、ワーク歯車20の歯切り加工に用いられる。歯切り刃部12は、第1土台部14の外周面に配置される。歯切り刃部12は、第1土台部14と一体的に形成される。歯切り刃部12は、複数の歯切り刃12aを有する。各歯切り刃12aは、歯切り加工時にワーク歯車20の切削に作用する歯切り作用面12bを有する。歯切り作用面12bの形状については後述する。
複数の歯切り刃12aは、第1土台部14の外周面において周方向に配列される。複数の歯切り刃12aは、周方向における1周以上の周回範囲において、らせん状に捩れたねじ筋を形成する。本実施形態において、複数の歯切り刃12aの条数は「3条」である。複数の歯切り刃12aは、3条の連続したねじ筋を形成する。ただし、歯切り刃12aの条数は、特に制限されるものではない。
各歯切り刃12aは、周方向において、互いに間隔G12をあけて配列される。各歯切り刃12aは、2つの第1刃溝14aの間に配置される。周方向における各歯切り刃12aの長さD12は、周方向において隣接する2つの第1刃溝14aの間隔と略同じである。1周の周回範囲における歯切り刃12aの歯数は、加工能率、ワーク歯形精度及び歯切刃部外径などに応じて適宜変更可能である。
各歯切り刃12aは、軸方向において、互いにピッチP12をあけて配列される。軸方向における各歯切り刃12aどうしのピッチP12は、ホブすすみ角、歯切刃部外径及び条数などに応じて適宜変更可能である。
面取り刃部13は、ワーク歯車20の面取り加工に用いられる。面取り刃部13は、第2土台部15の外周面に配置される。面取り刃部13は、第2土台部15と一体的に形成される。面取り刃部13は、複数の面取り刃13aを有する。各面取り刃13aは、面取り加工時にワーク歯車20の切削に作用する面取り作用面13bを有する。面取り作用面13bの形状については後述する。
面取り刃部13は、軸方向において、歯切り刃部12から離れている。面取り刃部13は、軸方向において、歯切り刃部12からずれた位置に配置される。面取り刃部13と歯切り刃部12との軸方向における最短距離P13は、面取り加工時に歯切り刃部12がワーク歯車20と干渉しない程度に設定される。具体的には、最短距離P13は、歯切り刃12aのピッチP12の1.0倍以上が好ましく、ピッチP12の1.5倍以上がより好ましく、ピッチP12の2.0倍以上が更に好ましい。
複数の面取り刃13aは、第2土台部15の外周面において周方向に配列される。複数の面取り刃13aは、周方向における約1周の周回範囲において、らせん状に捩れたねじ筋を形成する。本実施形態において、複数の面取り刃13aの条数は、複数の歯切り刃12aの条数と同じ「3条」である。複数の面取り刃13aは、3条の連続したねじ筋を形成する。
なお、面取り刃部13は、らせん状に捩れたねじ筋を複数の面取り刃13aが形成する点において、円環状の捩れていないねじ筋を形成する周知のミーリングカッタとは明確に異なるものである。
各面取り刃13aは、周方向において、角度G13ごとに配列される。各面取り刃13aは、2つの第2刃溝15aの間に配置される。周方向において隣接する2つの面取り刃13aの切削側の面の間の角度G13は、周方向における1つの第2刃溝15aの幅がなす角度の約2倍である。本実施形態において、2つの面取り刃13aの間の角度G13は、2つの歯切り刃12aの間の角度G12と同じである。周方向における各面取り刃13aの長さD13は、周方向における各歯切り刃12aの長さD12と同じである。1周の周回範囲における面取り刃13aの歯数は、面取り形状及び面取り刃部外径などに応じて適宜変更可能である。
本実施形態において、複数の面取り刃13aは、周方向における約1周の周回範囲に配置されている。そのため、各面取り刃13aは、軸方向において、他の面取り刃13aと隣接していない。
ここで、1周の周回範囲における歯切り刃12aの歯数は、1周の周回範囲における面取り刃13aの歯数と同じである。本実施形態において、1周の周回範囲における歯切り刃12a及び面取り刃13aそれぞれの歯数は、12個である。1周の周回範囲における歯切り刃12a及び面取り刃13aそれぞれの歯数は、第1刃溝14a及び第2刃溝15aそれぞれの本数と同じである。
本実施形態において、各歯切り刃12aの周方向における位置は、各面取り刃13aの周方向における位置と同じである。周方向において、各歯切り刃12aの位相は、各面取り刃13aの位相と同じである。従って、図1及び図2に示すように、各歯切り刃12aと各面取り刃13aは、軸方向において、一直線上に配置される。各歯切り刃12aと各面取り刃13aは、軸方向において重なる。
(3)歯切り作用面12b及び面取り作用面13b
各歯切り刃12aの歯切り作用面12bと、各面取り刃13aの面取り作用面13bとの構成について説明する。図3は、歯切り作用面12bの構成を示す正面図である。図4は、面取り作用面13bの構成を示す正面図である。図5は、面取り作用面13bの他の構成を示す正面図である。
図3に示すように、歯切り作用面12bは、略二等辺三角形状に形成される。歯切り作用面12bは、軸方向に垂直な径方向における高さH1と、軸方向における幅W1とを有する。
一方、図4に示すように、面取り作用面13bは、歯切り作用面12bよりも丈が低く、かつ、歯切り作用面12bよりも幅広の三角形状に形成される。面取り作用面13bは、径方向における高さH2(<H1)と、軸方向における幅W2(>W1)とを有する。
従って、面取り作用面13bの高さH2を幅W2で除した面取り作用面アスペクト比R2(=H2/W2)は、歯切り作用面12bの高さH1を幅W1で除した歯切り作用面アスペクト比R1(=H1/W1)よりも小さい。
また、図5に示すように、面取り作用面13bは、歯切り作用面12bよりも丈が低く、かつ、歯切り作用面12bと同程度の幅を有する台形状に形成されていてもよい。面取り作用面13bは、径方向における高さH3(<H2)と、軸方向における幅W3(=W1)とを有していてもよい。このように、面取り作用面13bは、歯切り作用面12bよりも丈が低く、かつ、歯切り作用面12bと幅が同じであってもよい。
従って、面取り作用面13bの高さH3を幅W3で除した面取り作用面アスペクト比R3(=H3/W3)は、歯切り作用面12bの高さH1を幅W1で除した歯切り作用面アスペクト比R1(=H1/W1)よりも小さい。
このように、本実施形態において、面取り作用面13bは、歯切り作用面12bよりもアスペクト比が低く、歯切り作用面12bよりも扁平である。
なお、歯切り作用面12bと面取り作用面13bの摩耗が進行した場合には、第1刃溝14a及び第2刃溝15aに砥石を通過させることによって、歯切り作用面12bと面取り作用面13bを再研磨する必要がある。
(ホブカッタ10による歯切り加工及び面取り加工)
ホブカッタ10を用いた歯切り加工及び面取り加工について、図6乃至図10を参照しながら説明する。なお、本実施形態において、歯切り加工には、面取り加工前に実行される荒切り加工と、面取り加工後に実行される仕上げ切り加工とが含まれる。また、面取り加工には、ワーク歯21の一端部を面取りする第1面取り加工と、ワーク歯21の他端部を面取りする第2面取り加工とが含まれる。
まず、第2軸AX20周りにワーク歯車20を回転駆動させ、第1軸AX10周りにホブカッタ10を第1回転数で回転駆動させるとともに、ホブカッタ10をワーク歯車20に対して所定角度に傾ける。そして、図6に示すように、ホブカッタ10を第2軸AX20と平行な方向に所定速度で移動させることによって、歯切り刃部12を用いて、ワーク歯車20の外周面の全面に複数のワーク歯21を創成する(荒切り加工)。
次に、第2軸AX20周りにワーク歯車20を回転駆動させながら、第1軸AX10周りにホブカッタ10を第2回転数で回転駆動させる。第2回転数は、荒切り加工における第1回転数よりも速いことが好ましい。そして、図7に示すように、ホブカッタ10を第2軸AX20と垂直な方向に移動させることによって、面取り刃部13を用いて、ワーク歯21の一端部を面取りする(第1面取り加工)。これにより、図10に示すように、隣接する2つのワーク歯21間の歯元21aと、一方のワーク歯21の歯面21bと、他方のワーク歯21の歯面21cとが面取りされる。歯元21a、歯面21b及び歯面21cは、それぞれ面取り刃部13に含まれる2以上の面取り刃13aによって面取りされる。歯元21a、歯面21b及び歯面21cそれぞれの面取り幅は、面取り刃13aの面取り作用面13bの形状(アスペクト比)によって調整可能である。歯元21aの面取り、歯面21bの面取り及び歯面21cの面取りは、それぞれ別々に実行されてもよいし、これらのうち2つが同時に実行されてもよいし、すべてが同時に実行されてもよい。なお、本実施形態では、歯切り刃部12及び面取り刃部13の条数が互いに同じであるため、ワーク歯車20に対するホブカッタ10(第1軸AX10)の傾きは、荒切り加工時と同じままでよい。
続いて、図8に示すように、第2回転数で回転駆動するホブカッタ10を第2軸AX20と垂直な方向に移動させることによって、面取り刃部13を用いて、ワーク歯21の他端部を面取りする(第2面取り加工)。第2面取り加工の詳細は、上述した第1面取り加工と同様である。
次に、第2軸AX20周りにワーク歯車20を回転駆動させながら、第1軸AX10周りにホブカッタ10を第3回転数で回転駆動させる。第3回転数は、荒切り加工における第1回転数よりも速いことが好ましく、面取り加工における第2回転数と同等に設定できる。そして、図9に示すように、ホブカッタ10を第2軸AX20と平行な方向に所定速度で移動させることによって、歯切り刃部12を用いて、各ワーク歯21を仕上げ切りする(仕上げ切り加工)。
(特徴)
(1)ホブカッタ10は、本体部11、歯切り刃部12及び面取り刃部13を備える。歯切り刃部12は、本体部11の外周面において周方向に配列された複数の歯切り刃12aを有する。面取り刃部13は、本体部11の外周面において周方向に配列された複数の面取り刃13aを有する。本体部11、歯切り刃部12及び面取り刃部13は、一体的に形成されている。面取り刃部13は、軸方向において、歯切り刃部12から離れている。本体部11は、複数の歯切り刃12aの間に第1軸AX10の軸方向に亘って形成される複数の第1刃溝14aと、複数の面取り刃13aの間に第1軸AX10の軸方向に亘って形成される複数の第2刃溝15aとを有する。第1刃溝14aが軸方向に亘って形成される方向の延長上に第2刃溝15aが配置されている。
このように、ホブカッタ10は、歯切り刃部12及び面取り刃部13を備えており、ワーク歯車20に対して歯切り加工と面取り加工とを連続して実行できるため、ワーク歯車20の加工に要する時間を短縮できる。また、本体部11、歯切り刃部12及び面取り刃部13が一体的に形成されているため、歯切り刃部12に対する面取り刃部13の位置を調整することなく、ホブカッタ10をホブ盤に容易に取り付けることができる。また、面取り刃部13が軸方向において歯切り刃部12から離れているため、面取り刃部13を用いて面取り加工する際、歯切り刃部12とワーク歯車20との干渉を抑制できる。さらに、第1刃溝14aが軸方向に亘って形成される方向の延長上に第2刃溝15aが配置されているため、歯切り刃部12及び面取り刃部13の摩耗が進行した場合、第1刃溝14aから第2刃溝15aへ、又は第2刃溝15aから第1刃溝14aへ砥石を移動させることによって、面取り刃13a及び歯切り刃12aを連続して再研磨することができる。
(2)各第1刃溝14aの周方向における位置は、各第2刃溝15aの周方向における位置と同じである。そのため、面取り刃13a及び歯切り刃12aを再研磨する際、一直線上に配置された第1刃溝14aと第2刃溝15aに砥石を通過させることができるため、より再研磨し易い。
(3)周方向における1周の周回範囲において、複数の面取り刃の歯数13aは、複数の歯切り刃12aの歯数と同じである。従って、両者の歯数が同じであるため、面取り刃13aの再研磨と歯切り刃12aの再研磨とを同時に完了させることができる。
(4)複数の面取り刃13aの条数は、複数の歯切り刃12aの条数と同じである。そのため、面取り加工におけるホブカッタ10のワーク歯車20に対する傾きを、歯切り加工におけるホブカッタ10のワーク歯車20に対する傾きから変更する必要がない。従って、ワーク歯車20の加工に要する時間をより短縮できる。一方で、ホブカッタ10のワーク歯車20に対する傾きを変更することにより、面取の角度を調整できる。
(5)面取り刃13aの面取り作用面13bにおける面取り作用面アスペクト比R2(=H2/W2)は、歯切り刃12aの歯切り作用面12bにおける歯切り作用面アスペクト比R1(=H1/W1)よりも小さい。そのため、創成された各ワーク歯21の面取り加工において、歯元21a、歯面21b及び歯面21cそれぞれの面取り幅を十分大きくすることができる。
(他の実施形態)
上記実施形態において、ホブカッタ10は、シャフト30と別体であることとしたが、シャフト30と一体であってもよい。
上記実施形態において、本体部11は、隔離部16を有することとしたが、これに限られるものではない。例えば、図11及び図12に示すように、本体部11が隔離部16を有しておらず、軸方向において第1土台部14と第2土台部15とが接続されていてもよい。この場合には、土台部15に隔離スペース15bを設けることによって、軸方向において面取り刃部13を歯切り刃部12から離すことができる。
上記実施形態において、複数の面取り刃13a及び複数の歯切り刃12aそれぞれの条数は、互いに「3条」であることとしたが、これに限られるものではない。例えば、図12に示すように、複数の面取り刃13a及び複数の歯切り刃12aそれぞれの条数は、互いに「1条」であってもよい。
上記実施形態において、複数の面取り刃13aの条数は、複数の歯切り刃12aの条数と同じであることとしたが、条数は互いに異なっていてもよい。例えば、複数の面取り刃13aが2条である場合には、複数の歯切り刃12aを1条とすることができ、複数の面取り刃13aが1条である場合には、複数の歯切り刃12aを2条とすることができる。
上記実施形態において、複数の面取り刃13aは、約1周の周回範囲において、らせん状に捩れたねじ筋を形成することとしたが、1周以上の周回範囲において、らせん状に捩れたねじ筋を形成していてもよい。このように、複数の面取り刃13aは、周方向に1巻だけでなく、1巻以上形成されていてもよい。
上記実施形態において、各第1刃溝14aの周方向における位置は、各第2刃溝15aの周方向における位置と同じであることとしたが、軸方向視で、第1刃溝14aと第2刃溝15aの形状が同一である必要はなく、各第1刃溝14aの少なくとも一部が、各第2刃溝15aの少なくとも一部と重なっていればよい。
上記実施形態において、面取り刃13aの面取り作用面13bにおける面取り作用面アスペクト比R2(=H2/W2)は、歯切り刃12aの歯切り作用面12bにおける歯切り作用面アスペクト比R1(=H1/W1)よりも小さいこととしたが、これに限られるものではない。面取り作用面13bにおける面取り作用面アスペクト比R2は、ワーク歯21の歯元21a、歯面21b及び歯面21cそれぞれにおいて必要な面取り幅に応じて適宜変更可能である。従って、面取り作用面13bにおける面取り作用面アスペクト比R2は、歯切り刃12aの歯切り作用面12bにおける歯切り作用面アスペクト比R1より大きくてもよいし、同じであってもよい。
上記実施形態において、周方向における1周の周回範囲において、複数の面取り刃13aの歯数は、複数の歯切り刃12aの歯数と同じとしたが、面取り刃13aの歯数が歯切り刃12aの歯数と異なっていてもよい。
上記実施形態において、複数の第1刃溝14a及び複数の第2刃溝15aは、第1軸AX10と平行な軸方向に延びるとしたが、図13に示すように、複数の第1刃溝14a及び複数の第2刃溝15aそれぞれが延びる延伸方向BXは、第1軸AX10の軸方向に対して傾斜してもよい。
10 ホブカッタ
11 本体部
12 歯切り刃部
12a 歯切り刃
12b 歯切り作用面
13 面取り刃部
13a 面取り刃
13b 面取り作用面
14 第1土台部
14a 第1刃溝
15 第2土台部
15a 第2刃溝
16 隔離部
20 ワーク歯車
30 シャフト
AX10 第1軸
AX20 第2軸
P12 歯切り刃12aのピッチ
P13 歯切り刃部12と面取り刃部13との最短距離
G12 歯切り刃12aの間隔
G13 面取り刃13aの間隔
D12 歯切り刃12aの長さ
D13 面取り刃13aの長さ
H1 歯切り作用面12bの高さ
W1 歯切り作用面12bの幅
R1 歯切り作用面アスペクト比
H2 面取り作用面13bの高さ
W2 面取り作用面13bの幅
R2 面取り作用面アスペクト比

Claims (6)

  1. 所定軸を中心として回転駆動される本体部と、
    前記本体部の外周面において前記所定軸を中心とする周方向に配列された複数の歯切り刃を有する歯切り刃部と、
    前記本体部の前記外周面において前記周方向に配列された複数の面取り刃を有する面取り刃部と、
    を備え、
    前記本体部、前記歯切り刃部及び前記面取り刃部は、一体的に形成され、
    前記面取り刃部は、前記所定軸の軸方向において、前記歯切り刃部から離れており、
    前記本体部は、前記複数の歯切り刃の間に前記所定軸の軸方向に亘って形成される複数の第1刃溝と、前記複数の面取り刃の間に前記所定軸の軸方向に亘って形成される複数の第2刃溝とを有し、
    前記第1刃溝が前記軸方向に亘って形成される方向の延長上に前記第2刃溝が配置される、
    ホブカッタ。
  2. 前記複数の第1刃溝の前記周方向における位置は、前記複数の第2刃溝の前記周方向における位置と同じである、
    請求項1に記載のホブカッタ。
  3. 前記周方向における1周の周回範囲において、前記複数の面取り刃の歯数は、前記複数の歯切り刃の歯数と同じである、
    請求項1又は2に記載のホブカッタ。
  4. 前記複数の面取り刃の条数は、前記複数の歯切り刃の条数と同じである、
    請求項1乃至3のいずれかに記載のホブカッタ。
  5. 前記複数の歯切り刃それぞれは、歯切り作用面を有し、
    前記複数の面取り刃それぞれは、面取り作用面を有し、
    前記軸方向に垂直な径方向における前記面取り作用面の高さを前記軸方向における前記面取り作用面の幅で除した面取り作用面アスペクト比は、前記径方向における前記歯切り作用面の高さを前記軸方向における前記歯切り作用面の幅で除した歯切り作用面アスペクト比よりも小さい、
    請求項1乃至4のいずれかに記載のホブカッタ。
  6. 所定軸を中心として回転駆動される本体部と、
    前記本体部の外周面において前記所定軸を中心とする周方向に配列された複数の歯切り刃と、前記複数の歯切り刃の間に前記所定軸の軸方向に亘って形成される複数の第1刃溝と、を有する歯切り刃部と、
    前記本体部の前記外周面において前記周方向に配列された複数の面取り刃と、前記複数の面取り刃の間に前記所定軸の軸方向に亘って形成される複数の第2刃溝とを有して、前記所定軸の軸方向において前記歯切り刃部から離れて配置される面取り刃部と、
    を備え、
    前記第1刃溝が前記軸方向に亘って形成される方向の延長上に前記第2刃溝が配置され、
    前記複数の面取り刃の条数は、前記複数の歯切り刃の条数と同じである、
    ホブカッタ。
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