JP2014199251A - 電流センサ - Google Patents

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武 塚本
達也 高木
Tatsuya Takagi
達也 高木
小田 輝夫
Teruo Oda
輝夫 小田
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Abstract

【課題】均一の磁気抵抗特性を有するコアを備えた電流センサを提供する。【解決手段】コア30は、曲げ部35のうちの一端部32側の端部35aから一端部32の先端32aに至るまで、板材31の幅が連続して狭くなる第1テーパ部36aを有している。また、コア30は、曲げ部35のうちの他端部33側の端部35bから他端部33の先端33aに至るまで、板材31の幅が連続して狭くなる第2テーパ部37aと、を有している。これにより、曲げ部35から各先端32a、33aに至るまでコア30の形状に起因して磁界が集中する箇所が存在しないので、コア30において均一の磁気抵抗特性を得ることができる。【選択図】図3

Description

本発明は、コアに発生する磁束の大きさに基づいて当該電流の大きさを検出するように構成された電流センサに関する。
従来より、磁性体製の板材が曲げられて形成された電流センサ用のコアが、例えば特許文献1で提案されている。具体的に、特許文献1では、曲げられた板材で構成されたコア本体と、曲げられた板材の両端部が所定のギャップを介して対向配置されたギャップ部と、を備えたコアの構成が提案されている。
このうち、コア本体は、ギャップとは反対側からギャップ部とコア本体との接続部に至るまで、板材の短軸方向の寸法すなわち板材の幅寸法が小さくなるように傾斜した傾斜部を有している。一方、ギャップ部における板材の幅寸法は一定になっている。
特開2008−233013号公報
しかしながら、上記従来の技術では、コア本体には板材の幅寸法が小さくなる傾斜部が設けられている一方、ギャップ部には傾斜部が設けられていないので、傾斜部とギャップ部との接続角部に磁界が集中してしまう。このため、コア本体とギャップ部との接続部における磁気抵抗が不均一となり、電流センサにおいて所望の電流検出特性が得られないという問題がある。
本発明は上記点に鑑み、均一の磁気抵抗特性を有するコアを備えた電流センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、板材(31、81)の一部が曲げられた連結部(35、82)と有すると共に、連結部(35、82)とは反対側において板材(31、81)の一端部(32、85)と他端部(33、86)とが一定の磁気ギャップ(34、87)を介して対向配置されたコア(30、80)を備えている。
また、コア(30、80)の中空部分を貫通するように測定対象の電流が流れることによってコア(30、80)に発生する磁束の大きさに基づいて当該電流の大きさを検出するように構成された電流センサであって、以下の点を特徴としている。
すなわち、コア(30、80)は、連結部(35、82)のうちの一端部(32、85)側の端部(35a、89b)から一端部(32、85)の先端(32a、85a)に至るまで、板材(31、81)の幅が連続して狭くなる第1テーパ部(36a、83b)と、連結部(35、82)のうちの他端部(33、86)側の端部(35b、90b)から他端部(33、86)の先端(33a、86a)に至るまで、板材(31、81)の幅が連続して狭くなる第2テーパ部(37a、84b)と、を有していることを特徴とする。
このように、コア(30、80)には第1テーパ部(36a、83b)及び第2テーパ部(37a、84b)が設けられているので、連結部(35、82)から各先端(32a、33a、85a、86a)に至るまでコア(30、80)の形状に起因して磁界が集中する箇所が存在しない。したがって、コア(30、80)において均一の磁気抵抗特性を得ることができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る電流センサの外観図である。 図1のケースとコアの分解図である。 (a)はコアのうち各テーパ部側を見た図、(b)はコアの側面図、(c)はコアの磁気ギャップ側を見た正面図である。 積層コアに発生する磁束密度の分布を示した斜視図である。 第1板部及び第2板部のうち幅が連続して狭くなる部分と幅が一定になっている部分とに分かれているコアについて磁束密度の分布を示した図である。 図3に示されたコアについて磁束密度の分布を示した図である。 被測定電流と直線性との関係を示した図である。 磁気ギャップの長さとS/N比との関係を示した図である。 第2実施形態に係るコアの側面図である。 図9に示されたコアの展開図である。 本発明の第3実施形態に係るコアの斜視図である。 (a)は図11のコアのうち各テーパ部側を見た図、(b)は図11のコアのうち第1板部側を見た図、(c)は図11のコアのうち第2板部側を見た図、(d)は図11のコアの磁気ギャップ側を見た図である。 他の実施形態を説明するための平面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。図1及び図2に示されるように、電流センサ10は、ケース20と、コア30と、回路部40と、充填材50と、を備えて構成されている。
ケース20は、電流センサ10の外観をなすものであり、樹脂材料が成形されたものである。本実施形態では、ケース20は四角柱をなしている。このようなケース20は、貫通孔21と、収容部22と、コネクタ部23と、を有している。
貫通孔21は、ケース20の一面24とこの一面24とは反対側の他面25とを貫通するように設けられている。測定対象となる電流が配線等を介してこの貫通孔21を貫通するように流れる。
収容部22は、ケース20のうち貫通孔21を構成する部分を除いた部分において、当該ケース20の一面24のうちの一部が他面25側に凹んだことにより形成された空間部である。すなわち、収容部22は貫通孔21の周囲に設けられている。この収容部22には、コア30や回路部40が収容されている。
コネクタ部23は、回路部40と外部とを電気的に接続するための接続部である。コネクタ部23は、ケース20の他面25から突出するように設けられており、図示しない電流検出装置と接続されたケーブルのコネクタが接続される。
コア30は、当該コア30の中空部分を貫通するように測定対象の電流が流れることによって当該コア30に磁束を発生させる部品である。コア30は、1枚の板材31で構成されており、当該板材31の一端部32と他端部33とが一定の磁気ギャップ34を介して対向配置されて構成されている。コア30としては、パーマロイ等の磁性材料が用いられる。
コア30がケース20の収容部22に収納されると、コア30の中空部分にケース20の貫通孔21が位置することとなる。また、貫通孔21を測定対象の電流が通過する。したがって、コア30の中空部分に測定対象の電流が通過することとなる。
回路部40は、コア30に発生する磁束の大きさを検出するための図示しないホールICや、ホールICからの信号を処理するための図示しない回路チップ等が実装されたものである。ホールICは、コア30の磁気ギャップ34に配置されている。
充填材50は、コア30及び回路部40がケース20の収容部22に収容された状態で当該収容部22に充填された封止部材である。充填材50として、例えばウレタン等の材料が用いられる。なお、収容部22に充填された充填材50の表面がケース20の一面24の一部となる。以上が、本実施形態に係る電流センサ10の全体構成である。
続いて、上記の電流センサ10のうちのコア30の具体的な構成について説明する。図3に示されるように、コア30は、板材31の一部が曲げられた曲げ部35と、板材31の一部であると共に曲げ部35に接続された第1板部36及び第2板部37と、で構成されている。つまり、コア30を展開すると、板材31は第1板部36と第2板部37とで曲げ部35を挟んだものとして構成されている。
なお、板材31の一端部32が第1板部36において曲げ部35とは反対側の端部に対応する。また、板材31の他端部33が第2板部37において曲げ部35とは反対側の端部に対応する。
曲げ部35は、図3(a)に示されるように、半円筒状となるように一定の径で曲げられている。ここで、「半円」とは、真円を2分割したものとする。したがって、「半円筒状」とは、円筒の中心軸を通るように中心軸に沿って円筒が2分割された状態を指す。これにより、曲げ部35に発生する磁束の経路が一定の径の円弧状となるので、曲げ部35における磁気抵抗を小さくすることができる。
また、コア30は、第1板部36に第1テーパ部36aを有すると共に、第2板部37に第2テーパ部37aを有している。具体的には、図3(b)に示されるように、第1テーパ部36aは、曲げ部35のうちの一端部32側の端部35aから一端部32の先端32aに至るまで、板材31のうちの第1板部36の幅が連続して狭くなるように形成されている。
ここで、「曲げ部35のうちの一端部32側の端部35a」とは、半円筒状の曲げ部35の周方向の一方の端部を指す。この曲げ部35の端部35aは、曲げ部35のうち第1板部36に接続された部分を指し、第1テーパ部36aの始点に対応している。第1テーパ部36aの終点は第1板部36の一端部32の先端32aに対応している。
一方、第2テーパ部37aは、曲げ部35のうちの他端部33側の端部35bから他端部33の先端33aに至るまで、板材31のうちの第2板部37の幅が連続して狭くなるように形成されている。ここで、「曲げ部35のうちの他端部33側の端部35b」は、半円筒状の曲げ部35の周方向の他方の端部を指す。すなわち、曲げ部35の端部35bが第2テーパ部37aの始点に対応し、第2板部37の他端部33の先端33aが第2テーパ部37aの終点に対応する。
なお、「第1板部36の幅」とは、第1板部36を構成する板材31の厚みではなく、第1板部36の短軸方向の幅寸法のことである。「第2板部37の幅」についても同様に、第2板部37の短軸方向の幅寸法のことである。
ここで、曲げ部35のうち第1テーパ部36a及び第2テーパ部37aに対応した側面とは反対側の側面、第1板部36のうち第1テーパ部36aとは反対側の側面、及び第2板部37のうち第2テーパ部37aとは反対側の側面は、同一平面に位置している。
そして、図3(c)に示されるように、第1板部36の一端部32が第2板部37の他端部33との間で磁気ギャップ34を形成するように、当該第1板部36の中間部が曲げられている。これにより、コア30の曲げ部35のうちの一端部32側の端部35aにおける内壁面と曲げ部35のうちの他端部33側の端部35bにおける内壁面との対向距離が、磁気ギャップ34よりも長くなっている。すなわち、各板部36、37のうち曲げ部35側に接続された部分の対向距離すなわち曲げ部35の内径(直径)をL1とし、磁気ギャップ34をL2と定義すると、L1>L2の条件を満たすようにコア30が構成されている。このような条件を満たすコア30では、曲げ部35の径が大きくなるので、磁気抵抗を小さくすることができる。
さらに、第1板部36は、曲げ部35のうちの一端部32側の端部35aの接線方向に沿って、曲げ部35のうちの一端部32側の端部35aに接続されている。同様に、第2板部37は、曲げ部35のうちの他端部33側の端部35bの接線方向に沿って、曲げ部35のうちの他端部33側の端部35bに接続されている。これにより、曲げ部35で補足した磁束を第1板部36及び第2板部37に効率良く導くことができる。
上記の構成のコア30は、1枚の板材31がプレス加工されることで第1テーパ部36a及び第2テーパ部37aが形成され、この板材31に曲げプレスが行われることにより形成される。コア30は、各テーパ部36a、37aを設けるために板材31の一部を切り取るだけで構成できるので、効率的に磁性材料を使用することが可能となり、磁性材料を無駄なく利用できる。また、1枚の板材31で構成できるので、小型・軽量で低価格のコア30を実現することが可能となる。
次に、電流センサ10の電流検出方法について説明する。電流センサ10の貫通孔21に配線等が通された状態で電流が流れると、当該電流の大きさに対応した磁束がコア30に発生する。また、この磁束が磁気ギャップ34に漏れる。
ここで、コア30には緩やかなテーパ部36a、37aが設けられているので、磁路と磁気ギャップ34の断面積比が大きくなっている。このため、ヒステリシス(残留磁束)を低減させることができ、磁気飽和の発生を抑制することができる。
そして、磁気ギャップ34に漏れた磁束がホールICによって検出される。また、回路部40ではホールICによって検出された磁束の大きさに対応した信号が処理される。こうして、電流の大きさが検出される。電流センサ10で検出された電流の大きさに対応した信号は、コネクタ部23を介して外部に出力される。
続いて、本実施形態に係るコア30の形状による効果について説明する。まず、発明者らが、図3に示されたコア30の形状の発想に至った経緯について説明する。
従来のコアは、薄板状のコア断片が複数枚積層されて一体化されたものであった。このような積層コアは、薄板状の磁性体が複数枚積層されたものがリング状となるようにプレス加工されることで構成されていた。しかしながら、発明者らが積層コアの内部に発生する磁束密度の分布について調べた結果、積層コアには不要な部分が多いことがわかった。
具体的には、図4に示されるように、積層コア60のうち外側にはほとんど磁束が流れていないことに対し、磁路が短くなる内側に磁束が集中していることがわかった。そこで、発明者らは、積層コア60のうち磁束が集中する内側の部分だけを用いることにより、積層コア60の小型化及び軽量化が可能であると考えた。また、発明者らは、コア断片を複数枚積層するのではなく、1枚の板材31を折り曲げてコア30を形成すれば良いと考えた。
ここで、磁束密度をB、磁気抵抗をRm、測定対象の電流をI、積層コア60の断面積をSとすると、積層コア60の磁束密度Bは、B=(I/Rm)×(1/S)で表される。すなわち、断面積Sを小さくすることで磁束密度Bが高くなる。しかしながら、磁路の断面積を大きくすることが磁気回路設計として好ましい一方、磁気ギャップ34に磁束密度を集中させるためにはコア30のうち磁気ギャップ34を構成する部分の断面積を小さくする必要がある。そこで、発明者らは、図3に示されるように、曲げ部35から第1板部36及び第2板部37の幅が連続して狭くなる形状のコア30を発案した。
次に、コア30の第1板部36及び第2板部37の幅が連続して狭くなっていること、すなわち第1板部36及び第2板部37のうち磁気ギャップ34を構成する部分の幅が一定になっていないことの効果について説明する。
発明者らは、磁気ギャップ34を構成する部分の幅が一定になっているコア30の磁束密度の分布と、図3に示されたコア30の磁束密度の分布と、を調べた。その結果を図5及び図6に示す。
図5に示されるように、コア70の第3板部71及び第4板部72のうち幅が連続して狭くなる部分と幅が一定になっている部分とに分かれている形状では、各部分の接続部分であるくびれ部71a、72aに磁束密度が集中していることがわかる。これは、くびれ部71a、72aにおいて磁気抵抗が不均一に変化することが原因である。すなわち、くびれ部71a、72aの形状は緩やかに変化せずに角部になっていることが、磁気抵抗が急激に変化する原因になっている。なお、第3板部71及び第4板部72のうち幅が一定になっている部分によって磁気ギャップ73が形成されている。
これに対し、図6に示されるように、本実施形態に係るコア30の第1板部36及び第2板部37の幅は磁気ギャップ34の部分に関係なく連続して狭くなっているので、第1板部36及び第2板部37において磁束密度が集中する部分がない。すなわち、本実施形態では、コア30の第1板部36及び第2板部37に磁束密度を集中させる変極部が設けられていないので、第1板部36及び第2板部37において磁気抵抗を均一に変化させることができる。
なお、変極部は、くびれ部71a、72aの他に第3板部71及び第4板部72が直角に折り曲げられた部分等が該当する。変極部は、磁気抵抗が急激に変化する部分であると言える。
ここで、本実施形態では、磁気ギャップ34の幅を調整するために第1板部36の中間部が曲げられているが、この曲げ形状は直角ではなく板面が曲面であるR形状になっている。このため、第1板部36の中間部において磁気抵抗が不均一に変化することはない。したがって、磁束密度の集中を回避することができる。
また、コア30の第1板部36及び第2板部37の幅は連続して狭くなっているので、第1板部36及び第2板部37のうち磁気ギャップ34を構成する部分の断面積を小さくすることができ、ひいては磁束密度を集中させることができる。したがって、本実施形態に係るコア30は、急激な磁気抵抗の増加を抑えることができると共に、磁気ギャップ34に効率良く磁束を導く磁気回路を構成することができる。
続いて、発明者らは、図5及び図6の各コア30、70において、被測定電流に対する直線性について調べた。「直線性」とは、電流値に対応する磁束密度の傾きの変化率のことである。例えば、直線性が0%であれば、電流値に対する磁束密度の傾きに変化がないことを示している。つまり、電流値と磁束密度とは比例している。一方、直線性がマイナスの値になると、電流値に対する磁束密度の傾きが小さくなっていることを示している。この場合、電流値が増加しても磁束密度は飽和する傾向にある。
図7に示されるように、図5に示されたコア70では、被測定電流の電流値の増加に伴って直線性が下がってしまう。これは、コア70のくびれ部71a、72aによって急激な磁気飽和が発生したことにより直線性が悪化したものと考えられる。これに対し、図6に示された本実施形態に係るコア30では、被測定電流の電流値が増加したとしても直線性の低下は僅かである。すなわち、本実施形態に係るコア30は変極部としてのくびれ部71a、72aを有していないので、電流値の増加に伴って急激な磁気飽和が発生しない。したがって、本実施形態に係るコア30は、被測定電流に対する直線性の低下を抑制することができる。
さらに、発明者らは、図5及び図6の各コア30、70において、磁気ギャップ34、73の長さに対する被測定電流のS/N比について調べた。図5のコア70については、磁気ギャップ73の長さは第3板部71及び第4板部72のうちの幅が一定になっている部分の先端から曲げ部側への長さに対応する。図6のコア30については、磁気ギャップ34の長さは第1板部36及び第2板部37の先端32a、33aから曲げ部35側への長さに対応する。
図8に示されるように、図5及び図6の各コア30、70では、磁気ギャップ34、73が短くなると被測定電流のS/N比も高くなっていく。しかしながら、本実施形態に係るコア30のS/N比は、図5に示されたコア70のS/N比よりも全体的に高くなっている。これは、本実施形態に係るコア30には変極部としてのくびれ部71a、72aが無く、図5に示されたコア70には変極部としてのくびれ部71a、72aが設けられているためである。すなわち、本実施形態に係るコア30は図5に示されたコア70よりもくれ部71a、72bの分だけ板材31の面積が増えるので外部からのノイズを遮断することができ、ひいてはシールド効果を高めることができる。
以上説明したように、本実施形態では、コア30に第1テーパ部36a及び第2テーパ部37aを設けたことが特徴となっている。これにより、曲げ部35から各先端32a、33aに至るまでコア30の形状に起因して磁界が集中する箇所を無くすことができる。言い換えると、コア30の各板部36、37において磁界が集中する箇所が存在しない。したがって、コア30において均一の磁気抵抗特性を得ることができる。
また、本実施形態に係るコア30は、第1板部36の中間部が曲げられているが、第2板部37は曲げられていない形状になっている。このため、板材31が折り曲げられる際に、第2板部37を基準として曲げ部35や第1板部36の中間部を形成することができる。すなわち、第2板部37が加工の基準となるので、曲げ部35や第1板部36の中間部の加工精度を向上させることができる。このため、加工によって磁気ギャップ34が寸法公差を超えないようにすることができる。
さらに、第1板部36の中間部が曲げられているので、第1板部36のうちの一端部32側にスペースを確保することができる。したがって、ケース20の収容部22のスペース効率を向上させることができる。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、曲げ部35が特許請求の範囲の「連結部」に対応する。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。図9の側面図及び図10の展開図に示されるように、板材31としてH幅のロール材を使用した場合、プレス加工時のバリ抑制のために、コア30が第1角部35c及び第2角部35dを有する構成であっても良い。なお、図9及び図10では各角部35c、35dを斜線ハッチングで示している。
具体的には、板材31の長手方向に垂直な幅方向において、曲げ部35の幅が、第1板部36のうち曲げ部35に接続された部分の幅よりも大きくなっている。このため、曲げ部35のうち、第1テーパ部36aを曲げ部35内まで引き延ばしたときにこの曲げ部35内の仮想の第1テーパ部36aによって切り取られる部分が第1角部35cとなる。言い換えると、曲げ部35の端部35aのうち、第1板部36の第1テーパ部36a側の角部が第1角部35cである。
第2角部35dについても第1角部35cと同様に、曲げ部35のうち、第2テーパ部37aを曲げ部35内まで引き延ばしたときにこの曲げ部35内の仮想の第2テーパ部37aによって切り取られる部分が第2角部35dとなる。言い換えると、曲げ部35の端部35bのうち、第2板部37の第2テーパ部37a側の角部が第2角部35dである。
以上のように、コア30に各角部35c、35dを設けることにより、プレス加工時のバリを抑制することができる。
なお、曲げ部35に第1角部35cが設けられていても、第1テーパ部36aは、曲げ部35の端部35aから一端部32の先端32aに至るまで、板材31のうちの第1板部36の幅が連続して狭くなるように形成されている。同様に、曲げ部35に第2角部35dが設けられていても、第2テーパ部37aは、曲げ部35の端部35bから他端部33の先端33aに至るまで、板材31のうちの第2板部37の幅が連続して狭くなるように形成されている。また、各角部35c、35dがコア30の磁気特性に影響することもない。
(第3実施形態)
本実施形態では、第1、第2実施形態と異なる部分について説明する。図11に示されるように、本実施形態に係るコア80は、1枚の板材81の一部が複数曲げられた連結部82と、板材81の一部であると共に連結部35に接続された第5板部83及び第6板部84と、で構成されている。つまり、コア80を展開すると、板材81は第5板部83と第6板部84とで連結部82を挟んだものとして構成されている。
そして、板材81の一端部85が第5板部83において連結部82とは反対側の端部に対応する。また、板材81の他端部86が第6板部84において連結部82とは反対側の端部に対応する。また、板材81の一端部85と他端部86とが一定の磁気ギャップ87を介して対向配置されている。
図12(a)に示されるように、連結部82は、曲げ部88、第1接続部89、及び第2接続部90を備えて構成されている。連結部82の幅は一定である。曲げ部88は、上述の曲げ部35と同様に、半円筒状となるように一定の径で曲げられたものである。
第1接続部89は、曲げ部88と第5板部83とを接続する板状の部分である。第1接続部89のうちの一方の端部89aが曲げ部88のうちの一方の端部88aに接続され、第1接続部89のうちの他方の端部89bが第5板部83のうちの一方の端部83aに接続されている。そして、第1接続部89は、曲げ部88のうちの一端部85側の端部88aの接線方向に沿って、曲げ部88のうちの一端部85側の端部88aに接続されている。これにより、曲げ部88で補足された磁束を第1接続部89に効率良く導くことができる。
また、第1接続部89は、他方の端部89b側に設けられた第1角部89cを有している。第1角部89cは、第1接続部89のうちの他方の端部89b側の幅が第5板部83のうちの一方の端部83aの最大幅よりも大きいことにより設けられた部分である。
第2接続部90は、曲げ部88と第6板部84とを接続する板状の部分である。第2接続部90のうちの一方の端部90aが曲げ部88のうちの他方の端部88bに接続され、第2接続部90のうちの他方の端部90bが第6板部84のうちの一方の端部84aに接続されている。そして、第2接続部90は、曲げ部88のうちの他端部86側の端部88bの接線方向に沿って、曲げ部88のうちの他端部86側の端部88bに接続されている。これにより、曲げ部88で補足された磁束を第2接続部90に効率良く導くことができる。
また、第2接続部90は、他方の端部90b側に設けられた第2角部90cを有している。第2角部90cは、第1角部89cと同様に、第2接続部90のうちの他方の端部90b側の幅が第6板部84のうちの一方の端部84aの最大幅よりも大きいことにより設けられた部分である。
上記の第1角部89c及び第2角部90cは、板材81のプレス加工時のバリ抑制の役割を果たすものである。
図12(a)及び図12(b)に示されるように、第5板部83は、第3テーパ部83bを有している。第3テーパ部83bは、第5板部83のうちの一方の端部83aから一端部85の先端85aに至るまで、第5板部83の幅が連続して狭くなるように形成された部分である。第1接続部89に第1角部89cが設けられていても、第3テーパ部83bは、第1角部89cの端部89bから一端部85の先端85aに至るまで、第5板部83の幅が連続して狭くなるように形成されている。
図12(c)に示されるように、第6板部84は、第4テーパ部84bを有している。第4テーパ部84bは、第6板部84のうちの一方の端部84aから他端部86の先端86aに至るまで、第6板部84の幅が連続して狭くなるように形成された部分である。第2接続部90に第2角部90cが設けられていても、第4テーパ部84bは、第2角部90cの端部90bから他端部86の先端86aに至るまで、第6板部84の幅が連続して狭くなるように形成されている。
上記のコア80の構成において、第5板部83の一端部85が第6板部84の他端部86との間で磁気ギャップ87を形成するように、第2接続部90のうちの他方の端部90bと第5板部83のうちの一方の端部83aが曲げられている。これにより、図12(a)に示されるように、コア80の中空部がL字状になっている。また、コア80の全体がL字状になっているので、コア80のスペース効率を向上させることができる。なお、第1実施形態と同様に、第5板部83の中間部を曲げることにより、さらなるスペース効率の向上が可能である。
ここで、コア80の曲げ部88のうちの各端部88a、88bにおける内壁面の対向距離すなわち曲げ部88の内径(直径)が磁気ギャップ87よりも長くなるように、第2接続部90及び第5板部83が曲げられている。第2接続部90及び第5板部83は、変極部ではない形状、すなわちR形状となるように曲げられている。これにより、コア80の磁気抵抗を小さくすることができる。
そして、板材81において、連結部82のうち第3テーパ部83b及び第2テーパ部37aに対応した側面とは反対側の側面、第5板部83のうち第3テーパ部83bとは反対側の側面、及び第6板部84のうち第4テーパ部84bとは反対側の側面は、同一平面に位置している。
以上のようなコア80の形状によると、図12(d)に示されるようにコア80の幅が広くなっているので、太いバスバー等を測定対象にすることができる。また、第6板部84を加工の基準とすることにより、コア80の曲げ部分の加工精度を向上させることができる。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、曲げ部88、第1接続部89、及び第2接続部90が特許請求の範囲の「連結部」に対応する。また、第3テーパ部83bが特許請求の範囲の「第1テーパ部」に対応し、第4テーパ部84bが特許請求の範囲の「第2テーパ部」に対応する。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示された電流センサ10構成は一例であり、上記で示した構成に限定されることなく、本発明を実現できる他の構成とすることもできる。例えば、コア30の曲げ部35が半円筒状であることは形状の一例であり、コア30の磁気抵抗特性に影響を及ぼさない範囲で例えば円弧状に曲げられていても良い。
上記各実施形態では、コア30、70は1枚の板材31、81によって構成されていたが、複数の板材31、81によって構成されていても良い。例えばプレス加工された2枚の板材31、81が積層されて曲げられることによりコア30、70が形成されても良い。このように、複数の板材31、81が積層されることで板材31、81の表皮効果によって磁束の通り道を積極的に作ることができる。特に、被測定電流が交流の場合は表皮効果が高まるので、コア30、70を複数の板材31、81で構成することにメリットがある。
上記第3実施形態では、第1接続部89には第1角部89cが設けられ、第2接続部90には第2角部90cが設けられていたが、これは構成の一例である。したがって、コア80に第1角部89c及び第2角部90cが設けられていなくても良い。この場合、第1接続部89のうちの他方の端部89b側の幅と第5板部83のうちの一方の端部83aの最大幅とが同じになる。同様に、第2接続部90のうちの他方の端部90b側の幅と第6板部84のうちの一方の端部84aの最大幅とが同じになる。
また、図13に示されるように、コア30の磁気ギャップ34に2個のホールIC100を並べて配置しても良い。この場合、コア30のうち磁気ギャップ34を構成する部分、すなわち第1板部36及び第2板部37のうち磁気ギャップ34を構成する部分が平行になるように対向配置されている。これにより、被測定電流を2つのレンジで測定することができる。第3実施形態で示されたコア80の磁気ギャップ34に2個のホールIC100が配置される場合も同様に第5板部83及び第6板部84のうち磁気ギャップ87を構成する部分が平行になるように対向配置されていれば良い。
30 コア
31 板材
32 板材の一端部
32a 一端部の先端
33 板材の他端部
33a 他端部の先端
34 磁気ギャップ
35 曲げ部
35a、35b 曲げ部の端部
36a 第1テーパ部
37a 第2テーパ部

Claims (7)

  1. 板材(31、81)の一部が曲げられた連結部(35、82)を有すると共に、前記連結部(35、82)とは反対側において前記板材(31、81)の一端部(32、85)と他端部(33、86)とが一定の磁気ギャップ(34、87)を介して対向配置されたコア(30、80)を備え、
    前記コア(30、80)の中空部分を貫通するように測定対象の電流が流れることによって前記コア(30、80)に発生する磁束の大きさに基づいて当該電流の大きさを検出するように構成された電流センサであって、
    前記コア(30、80)は、
    前記連結部(35、82)のうちの前記一端部(32、85)側の端部(35a、89b)から前記一端部(32、85)の先端(32a、85a)に至るまで、前記板材(31、81)の幅が連続して狭くなる第1テーパ部(36a、83b)と、
    前記連結部(35、82)のうちの前記他端部(33、86)側の端部(35b、90b)から前記他端部(33、86)の先端(33a、86a)に至るまで、前記板材(31、81)の幅が連続して狭くなる第2テーパ部(37a、84b)と、
    を有していることを特徴とする電流センサ。
  2. 前記連結部は、半円筒状となるように一定の径で曲げられた曲げ部(35)として構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
  3. 前記板材(31)において、前記曲げ部(35)のうちの前記一端部(32)側の端部(35a)から前記一端部(32)の先端(32a)までを第1板部(36)とすると共に、前記曲げ部(35)のうちの前記他端部(33)側の端部(35b)から前記他端部(33)の先端(33a)までを第2板部(37)とすると、
    前記第1板部(36)は、前記曲げ部(35)のうちの前記一端部(32)側の端部(35a)の接線方向に沿って、当該一端部(32)側の端部(35a)に接続されており、
    前記第2板部(37)は、前記曲げ部(35)のうちの前記他端部(33)側の端部(35b)の接線方向に沿って、当該他端部(33)側の端部(35b)に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の電流センサ。
  4. 前記曲げ部(35)のうちの前記一端部(32)側の端部(35a)における内壁面と前記曲げ部(35)のうちの前記他端部(33)側の端部(35b)における内壁面との対向距離が、前記磁気ギャップ(34)よりも長いことを特徴とする請求項2または3に記載の電流センサ。
  5. 前記連結部は、
    半円筒状となるように一定の径で曲げられた曲げ部(88)と、
    前記曲げ部(88)のうちの前記一端部(85)側の端部(88a)に接続された第1接続部(89)と、
    前記曲げ部(88)のうちの前記他端部(86)側の端部(88b)に接続された第2接続部(90)と、
    を有して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
  6. 前記第1接続部(89)は、前記曲げ部(88)のうちの前記一端部(85)側の端部(88a)の接線方向に沿って、当該一端部(85)側の端部(88a)に接続されており、
    前記第2接続部(90)は、前記曲げ部(88)のうちの前記他端部(86)側の端部(88b)の接線方向に沿って、当該他端部(86)側の端部(88b)に接続されていることを特徴とする請求項5に記載の電流センサ。
  7. 前記曲げ部(88)のうちの前記一端部(85)側の端部(88a)における内壁面と前記曲げ部(88)のうちの前記他端部(86)側の端部(88b)における内壁面との対向距離が、前記磁気ギャップ(87)よりも長いことを特徴とする請求項5または6に記載の電流センサ。
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