JP2009271000A - 電流センサ及び電流センサの製造方法 - Google Patents

電流センサ及び電流センサの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数の増大を招くことなく、高感度の電流検出を可能とする電流センサを提供する。
【解決手段】この電流センサは、環状に形成されるとともに、中央の空間に挿入されるバスバー40に電流が流れることによってバスバー40の周辺に生じる磁界を集磁増幅する磁気回路と、この磁気回路により集磁増幅される磁界を検出するための巨大磁気抵抗効果素子からなるセンサチップ60とを備え、センサチップ60により検出された磁界に基づいてバスバー40を流れる電流を検出する。ここでは、センサチップ60を磁性材料からなるリードフレーム20に実装するとともに、このリードフレーム20の一部を環状に形成し、この環状部22により磁気回路を構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば車載バッテリに接続された電源供給用の導体等を被検出体として同被検出体を流れる電流の大きさ等の検出に用いられる電流センサ、及び電流センサの製造方法に関する。
従来、この種の電流センサとしては、ホール素子や磁気抵抗効果素子等からなる磁気検出素子を用いた電流センサがよく知られている。はじめに、ホール素子を用いた電流センサによる電流検出原理について説明する。
周知のように、ホール素子に磁界が付与されるとき、このホール素子には、付与される磁界に比例したホール電圧が発生する。一方、配線等の電流路に電流が流れるとき、この電流路の周辺には、いわゆるアンペアの右ねじに法則に基づいて、電流路を流れる電流の大きさに比例した強度の磁界が形成される。したがって、電流路の周辺に形成される磁界中に上記ホール素子を配置するようにすれば、電流路を流れる電流の大きさに比例したホール電圧が発生するようになる。そして、ホール素子からなる電流センサでは、一般に、このように電流路を流れる電流に起因して発生する磁界をホール電圧として検出することによって、電流路を流れる電流の検出を行うようにしている。
しかしながら、このような電流検出を行う場合、ホール素子に付与される磁界の強度が小さい領域で、上記ホール素子に付与される磁界とこの磁界に伴って発生するホール電圧との比例関係が維持され難くなる。しかも、この領域においては、電流路を流れる電流に起因して発生する磁界の強度自体がそもそも小さいため、上述した原理のみでは、高感度の電流検出を行うことは難しい。そこで、このような電流センサでは通常、例えば特許文献1に記載されるセンサのように、電流路としてのバスバーを流れる電流に起因して発生する磁界を集磁する磁気回路を設け、ホール素子に付与される磁界の強度を増大させるようにしている。以下、図9を参照して、こうした集磁用コアを備える電流センサの一例についてその概要を説明する。なお、ここで検出対象とするバスバーは、例えば車載バッテリに接続された電源供給用の導体等である。
同図9に示されるように、この電流センサは、基本的には、バスバー120を流れる電流に起因して発生する磁界を集磁するための磁気回路としての集磁用コア111と、ホール素子112を含む各種電子部品等が実装されるプリント基板113と、これらの部品を収容する箱体状のケース114とから構成されている。ここで、ケース114の内部には、同ケース114の底面に開口する筒部114aが形成されており、同筒部114aの内部に上記バスバー120が挿入される。一方、上記集磁用コア111は、環状に形成されており、中央の空間に上記筒部114aが挿入されることで筒部114a及びバスバー120を囲繞する。また、この集磁用コア111には、上記ホール素子112を挿入するためのギャップ111aが形成されている。なお、プリント基板113には、ケース114の外壁に取り付けられたオス端子側コネクタ115が接続されており、ホール素子112のホール電圧等の情報の車両側制御部(図示略)への取り込みがこのオス端子側コネクタ115を介して行われる。そして、この電流センサでは、上記バスバー120を流れる電流に起因して発生する磁界が上記集磁用コア111により集磁増幅されると、上記ギャップ111aに漏れ磁束が発生し、この漏れ磁束がホール素子112に作用するようになる。すなわちこれにより、ホール素子112に付与される磁界の強度が所要の強度に増幅されるようになるため、このセンサにおいては、バスバー120に流れる電流が小電流であったとしても、同電流の大きさを適切に検出することができるようになる。
特開2002−303642号公報
このように、バスバー120に流れる電流に起因して発生する磁界を集磁用コア111により集磁増幅することで、バスバー120を流れる電流が小電流であったとしても、電流の大きさを適切に検出することが確かにできるようにはなる。
ただし、こうした電流センサにあっては、バスバー120を流れる小電流を検出するために上述の集磁用コア111が必須の構成要素となるため、電流センサとしての部品点数の増大や、構造の複雑化が避けられないものとなっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数の増大を招くことなく、高感度の電流検出を可能とする電流センサ及び同電流センサの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、環状に形成されるとともに、中央の空間に挿入される被検出体に電流が流れることによって同被検出体の周辺に生じる磁界を集磁増幅する磁気回路と、該磁気回路により集磁増幅される磁界を検出する磁気検出素子とを備え、該磁気検出素子により検出された磁界に基づいて前記被検出体を流れる電流を検出する電流センサにおいて、前記磁気検出素子が、磁性材料からなるリードフレームに実装されるとともに、該リードフレームの一部が環状に形成され、該リードフレームの環状に形成された部分により前記磁気回路が構成されてなることを要旨としている。
同構成によるように、磁気検出素子の実装されるリードフレームの一部を環状に形成するとともに、被検出体に電流が流れることによって被検出体の周辺に生じる磁界を集磁増幅するための磁気回路をこのリードフレームの環状に形成された部分により構成するようにすれば、上述の集磁用コアが不要となるため、電流センサとしての部品点数の増大を回避することができるようになる。また、このように被検出体の周辺に生じる磁界を集磁増幅することによって、磁気検出素子に付与される磁界の強度を所要の強度に維持することができるため、電流センサとしての高感度の電流検出をそのまま維持することもできる。したがって、部品点数の増大を招くことなく、高感度の電流検出が可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電流センサにおいて、前記リードフレームと前記磁気検出素子とを樹脂材料により封止して1次成形された半導体パッケージのリードがそのままコネクタのオス端子となり、かつこのオス端子に係合、接続されるメス端子の保持体の挿入をガイドするコネクタガイドが同オス端子を囲む態様にて前記1次成形された半導体パッケージの全体が樹脂材料により封止されて2次成形されてなることを要旨としている。
上述のように、電流センサには、例えば車両側制御部といった外部機器と接続するためのオス端子側コネクタが設けられている。このため、リードフレームと磁気検出素子とを樹脂材料により封止して半導体パッケージを成形するようにした場合には、電流センサの製造プロセスにおいて、半導体パッケージを成形した後に同半導体パッケージのリードとコネクタのオス端子とを電気的かつ機械的に接続する工程が必要となる。そしてこのことが、電流センサを製造する上での工数の増加を招き、ひいては生産コストの増大を招く要因となる。この点、同構成によれば、半導体パッケージのリードをそのままコネクタのオス端子とするようにすることで、電流センサを製造する際に、こうしたリードとコネクタのオス端子とを接合するための工程を削減することができるようになる。このため、電流センサとしてのコネクタのオス端子となる端子と共にこれに係合、接続されるメス端子の保持体の挿入をガイドするコネクタガイドが一体に導出される構造をとりながらも製造工数が削減され、ひいては生産性の向上が図られるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電流センサにおいて、前記磁気検出素子が、付与される磁界に応じて巨大磁気抵抗効果により抵抗値の変化する巨大磁気抵抗効果素子からなることを要旨としている。
同構成によるように、リードフレームの環状に形成された部分に集磁増幅される磁界を検出する磁気検出素子として巨大磁気抵抗効果素子を採用するようにすれば、例えば磁気抵抗効果素子と比較すると、付与される磁界(詳しくは磁界の強度や方向等)に応じて抵抗値が大きく変化するため、上記リードフレームの環状に形成された部分に集磁増幅される磁界をより高い感度で検出することができるようになる。したがって、電流センサとしてのより高い感度の電流検出が可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の電流センサにおいて、前記磁気検出素子には、前記リードフレームの環状に形成された部分に集磁増幅される磁界の方向と平行な方向にバイアス磁界が付与されてなることを要旨としている。
上述のように、リードフレームの環状に形成された部分に集磁増幅される磁界を検出する磁気検出素子として巨大磁気抵抗効果素子を採用するようにした場合には、より高感度の電流検出が確かに可能となる。ただし、この巨大磁気抵抗効果素子は、付与される磁界の向きが180°だけ異なるとき、付与される磁界に応じた抵抗値の変化量が基本的には同じ大きさとなるため、付与される磁界の向きを検出することができず、ひいては被検出体を流れる電流の向きを検出することができないおそれがある。この点、同構成によれば、リードフレームの環状に形成された部分に集磁増幅される磁界及びバイアス磁界の両者が巨大磁気抵抗効果素子に作用するようになるため、例えば前者の磁界の向きと後者の磁界の向きとが互いに同じ方向であるとき、巨大磁気抵抗効果素子に付与される磁界の強度は、バイアス磁界のみが付与されているときの磁界の強度よりも大きくなる。一方、前者の磁界の向きと後者の磁界の向きとが互いに逆方向であるとき、巨大磁気抵抗効果素子に付与される磁界の強度は、バイアス磁界のみが付与されているときの磁界の強度よりも小さくなる。したがって、磁気抵抗効果素子により検出される磁界の強度がバイアス磁界のみが付与されているときの磁界の強度よりも大きいか、あるいは小さいかに基づいて、上記リードフレームの環状に形成された部分に集磁増幅される磁界に起因して磁気抵抗効果素子に付与される磁界の向きを検出することができるようになるため、ひいては被検出体を流れる電流の向きを検出することができるようになる。
請求項5に記載の発明は、環状に形成されるとともに、中央の空間に挿入される被検出体に電流が流れることによって同被検出体の周辺に生じる磁界を集磁増幅する磁気回路と、該磁気回路により集磁増幅される磁界を検出する磁気検出素子とを備え、該磁気検出素子により検出された磁界に基づいて前記被検出体を流れる電流を検出する電流センサの製造方法であって、前記磁気回路を、磁性材料からなるリードフレームの一部を環状に形成することによって形成した後、該環状に形成された部分により集磁増幅される磁界を検出する磁気検出素子を、同環状に形成された部分に実装することを要旨としている。
同方法によるように、被検出体に電流が流れることにより同被検出体の周辺に生じる磁界を集磁増幅するための磁気回路を、リードフレームの一部を環状に形成することによって形成するようにすれば、電流センサを製造する際に、上述の集磁用コアを電流センサに組み付ける工程を削減することができるようになる。このため、電流センサとしての製造工数を削減することができ、ひいては生産性の向上が図られるようになる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の電流センサの製造方法において、前記磁気検出素子を前記環状に成形された部分に実装した後、前記環状に形成された部分の中央の空間に前記被検出体を挿入することのできる態様にて前記リードフレームと前記磁気検出素子とを樹脂材料により封止して半導体パッケージを1次成形するとともに、この1次成形された半導体パッケージのリードがそのままコネクタのオス端子となり、かつこのオス端子に係合接続されるメス端子の保持体の挿入をガイドするコネクタガイドが同オス端子を囲む態様にて、かつ前記環状に形成された部分の中央の空間に前記被検出体を挿入することのできる態様にて前記1次成形された半導体パッケージの全体を樹脂材料により封止して2次成形することを要旨としている。
同方法によれば、上述の電流センサの製造プロセスに見られるような半導体パッケージのリードとコネクタのオス端子とを接合するための工程を削減することができるため、電流センサとしてのコネクタのオス端子となる端子と共にこれに係合、接続されるメス端子の保持体の挿入をガイドするコネクタガイドが一体に導出される構造をとりながらも製造工数の削減を図ることができるようになる。
本発明にかかる電流センサ、及び電流センサの製造方法によれば、部品点数の増大を招くことなく、高感度の電流検出が可能となる。
以下、本発明にかかる電流センサの一実施形態について図1〜図8を参照して説明する。ここで、図1は、本実施形態にかかる電流センサの斜視構造を示したものであり、はじめに、この図1を参照して、電流センサの概略構造を説明する。
同図1に示されるように、この電流センサは、基本的には内部の各種電子部品等を樹脂部材10により覆うことでこれら各種電子部品等を外部環境から保護する構造を有している。ここで、樹脂部材10の底面側の部分には、図中の一点鎖線で示されるメス端子M1〜M4の保持体50が挿入される際のガイドとなるコネクタガイド30が形成されるとともに、このコネクタガイド30内にメス端子M1〜M4に対応するオス端子T1〜T4がそれぞれ導出されている。ちなみに、端子T1は給電端子、端子T2は接地端子、端子T3,T4は当該電流センサの出力端子としてそれぞれ機能している。また、この電流センサでは、中央の部分に断面矩形状の貫通孔12を有する検出部11が樹脂部材10の上面から導出されており、この貫通孔12が、図中の二点差線にて示す被検出体としてのバスバー40の挿入される部分となっている。ちなみに、このバスバー40は、例えば車載バッテリに接続された電流供給用の導体等からなる。そして、この電流センサでは、バスバー40に電流が流れた際にその周辺に生じる磁界を検出し、検出された磁界に応じた電圧信号を上記オス端子T1〜T4からメス端子M1〜M4を通じて、例えば車両側制御装置といった外部機器に伝達する。
図2(a)は、こうした電流センサの平面構造を示したものであり、また、図2(b)は、同図2(a)のA−A線に沿った断面構造を示したものである。
同図2(a),(b)に示されるように、上記樹脂部材10の内部には、上記貫通孔12を囲繞する態様にて四角環状に形成された環状部22と4本のリード21a〜21dと構成されるリードフレーム20が設けられている。ちなみに、このリードフレーム20は、例えば銅や鉄などの磁性材料により形成されている。そして、本実施形態にかかる電流センサでは、このリードフレーム20の環状部22により磁気回路を構成し、この環状部22により上記バスバー40の周辺に生じる磁界を集磁増幅させて、同環状部22に図中の一点鎖線に沿った方向の磁界Brを形成するようにしている。また、このリードフレーム20の環状部22の一辺を構成する部分には、巨大磁気抵抗効果(GMR)素子を有するセンサチップ60と、このセンサチップ60とボンディングワイヤ62を介して電気的に接続されて同センサチップ60から出力される電気信号の各種処理を実行する制御IC61とが実装されている。ちなみに、巨大磁気抵抗素子は、付与される磁界(詳しくは磁界の強度や方向等)に応じて巨大磁気抵抗効果により抵抗値の変化する素子であり、例えば磁気抵抗効果(MRE)素子と比較すると、付与される磁界に応じた抵抗値の変化量が大きい特性を有しているため、より高い感度で磁気を検出することが可能である。ここで、センサチップ60は、こうした巨大磁気抵抗効果素子をはじめ、この素子の抵抗値の変化を電気信号に変換するための回路等が一体に集積化されたチップである。また、このセンサチップ60には、同センサチップ60及び制御IC61を挟むようにして設けられる2つの磁石64a,64bから図中の一点鎖線の矢印にて示す方向、すなわち上記リードフレーム20の環状部22に集磁される磁界Brと平行な方向のバイアス磁界Bmが常に付与されている。そして、このセンサチップ60に付与されるこのバイアス磁界Bmが上記リードフレーム20の環状部22に集磁される磁界Brの変化の影響を受けて変化し、センサチップ60は、こうしたバイアス磁界Bmの変化を巨大磁気抵抗効果素子を通じて検出して上記バスバー40を流れる電流に応じた電気信号を出力する。一方、上記制御IC61は、ボンディングワイヤ63を介して上記リード21a〜21dに電気的に接続されるとともに、これらリード21a〜21dのうちのリード21aとリード21bとがコンデンサ65を介して電気的に接続されている。そして、これらセンサチップ60、制御IC61、磁石64a,64b、コンデンサ65、リードフレーム20の環状部22の一辺を構成する部分、及びリード21a〜21dの上端部分が樹脂部材13により一体に封止(モールド)されて1次成形されている。また、この1次形成体の下端部から導出されたリード21a〜21dは、2次成形体としての樹脂部材10の内部を通じてコネクタガイド30まで延設されている。
また、上記コネクタガイド30は、樹脂部材10のうちの主に上記樹脂部材13を保護する部分から図中の下側に断面凹字状に導出される部分からなり、このコネクタガイド30内に上記リード21a〜21dが導出されている。そして、本実施形態にかかる電流センサでは、コネクタガイド30内に導出されるこれらリード21a〜21dをそのまま上記コネクタのオス端子T1〜T4として用いるようにしている。ちなみに、この電流センサでは、上述のように、上記コンデンサ65によりリード21aとリード21bとを電気的に接続、すなわち給電端子T1と接地端子T2とを電気的に接続することによってノイズ除去を図るようにしている。
次に、こうした電流センサにおける上記バスバー40を流れる電流の検出方法について、図3及び図4を参照して説明する。
例えばいま、図3(a)に示すように、上記バスバー40内を図中の手前側から奥側の方向に電流I1が流れていたとする。このとき、バスバー40の周辺には、いわゆるアンペアの右ねじに法則に基づいて、図中の時計回りの方向の磁界が形成され、この磁界が環状部22により集磁されることで、環状部22に図中の一点鎖線の矢印にて示す時計回りの方向の磁界Brが形成されるようになる。そしてこの場合、図3(b)に示すように、センサチップ60の設けられる環状部22の一辺を構成する部分では、上記環状部22に形成される磁界Brの向きと、上記磁石64a,64bにより形成されるバイアス磁界Bmの向きとが互いに逆方向になる。したがって、センサチップ60には、環状部22に形成される磁界Brと、磁石64a,64bにより形成されるバイアス磁界Bmとを合成した合成磁界(Bm−Br)が作用するようになる。ここで、本実施形態にかかる電流センサでは、上記磁石64a,64bにより形成されるバイアス磁界Bmの強度が、環状部22に集磁される磁界Brの強度よりも大きくなるように予め設定されている。このため、センサチップ60に付与される合成磁界(Bm−Br)は、上記バイアス磁界Bmと同じ方向を有するとともに、合成磁界(Bm−Br)の強度の値は、バイアス磁界Bmの強度の値よりも小さくなる。また、上記電流I1の大きさに比例して環状部22に集磁される磁界Brの強度が大きくなることから、電流I1の大きさが大きくなるほど、合成磁界(Bm−Br)の強度の値とバイアス磁界Bmの強度の値との差分値が大きくなる。
一方、例えばいま、図4(a)に示すように、上記バスバー40内を図中の奥側から手前側の方向に、すなわち先の図3(a)に示した電流I1の方向と逆の方向に電流I2が流れていたとする。このとき、バスバー40の周辺には、図中の反時計回りの方向の磁界が形成され、この磁界が環状部22により集磁されることで、環状部22に図中の一点鎖線の矢印にて示す反時計回りの方向の磁界Brが形成されるようになる。そしてこの場合、図4(b)に示すように、センサチップ60の設けられる環状部22の一辺を構成する部分では、上記環状部22に形成される磁界Brの向きと、上記磁石64a,64bにより形成されるバイアス磁界Bmの向きとが互いに同じ方向になる。したがって、センサチップ60には、環状部22に形成される磁界Brと、磁石64a,64bにより形成されるバイアス磁界Bmとを合成した合成磁界(Bm+Br)が作用するようになる。このため、センサチップ60に付与される合成磁界(Bm+Br)は、上記バイアス磁界Bmと同じ方向を有するとともに、合成磁界(Bm+Br)の強度の値は、バイアス磁界Bmの強度の値よりも大きくなる。また、上記電流I2の大きさが大きくなるほど、合成磁界(Bm+Br)の強度の値とバイアス磁界Brの強度の値との差分値が大きくなる。
したがって、本実施形態にかかる電流センサでは、センサチップ60を通じて検出される合成磁界の強度がバイアス磁界Bmの強度よりも大きいか、あるいは小さいかに基づいてバスバー40を流れる電流の方向を検出することが可能である。また、検出される合成磁界の強度とバイアス磁界Bmの強度との差分値に基づいてバスバー40を流れる電流の大きさも検出することが可能である。
このように、電流センサとして上記構造を採用することで、従来の電流センサの必須構成要素である集磁用コアをリードフレーム20の環状部22により代用することができるようになる。また、バスバー40に電流が流れることによってバスバー40の周辺に形成される磁界はリードフレーム20の環状部22により集磁増幅されるとともに、この集磁増幅された磁界がセンサチップ60の巨大磁気抵抗効果素子に付与されるため、電流センサとしての高感度の電流検出をそのまま維持することもできる。
次に、こうした電流センサの製造方法について詳述する。図5〜図8は、この電流センサについてその製造プロセスを示したものである。ちなみに、図5〜図7は便宜上、上記リードフレーム20のうちの電流センサ1個分に相当する部分のみを拡大して示したものである。
図5に示すように、平板状のリードフレーム20には、上記環状部22が形成されるとともに、この環状部22から所定間隔を空けて離間するかたちでリード21a〜21dが形成されている。ここで、環状部22は、架設部23を介してアウターフレーム25に連結されている。また、リード21a〜21dは、その先端部分がそのままアウターフレーム25に連結されるとともに、その中間部分が架設部24を介してアウターフレーム25に連結されている。
そして、図6に示すように、上記電流センサの製造に際してはまず、上記環状部22にセンサチップ60及び制御IC61をダイボンディングした後、このセンサチップ60と制御IC61との間でワイヤボンディングを施し、センサチップ60と制御IC61とをボンディングワイヤ62により電気的に接続する。また、制御IC61と各リード21a〜21dとの間でもワイヤボンディングを施し、制御IC61と各リード21a〜21dとをボンディングワイヤ63により電気的に接続する。
次いで、図7に示すように、上記磁石64a,64bをリードフレーム20の環状部22に実装するとともに、上記コンデンサ65をリード21aとリード21bとの間に実装する。その後、例えば適宜の金型などを用いて、図中に実線のハッチングにて示す樹脂モールド領域Mに上記樹脂部材13に対応する樹脂材料を充填し、これを樹脂硬化等により硬化させる。これにより、センサチップ60、制御IC61、磁石64a,64b、コンデンサ65、リードフレーム20の環状部22の一辺を構成する部分、及びリード21a〜21dの上端部分が上記樹脂部材13により一体に封止される。こうして、センサチップ60等を樹脂封止した後、図中に一点鎖線のハッチングにて示す部分、すなわち、リード21a〜21dとアウターフレーム25とが連結されている部分A及び架設部23,24をプレス等により打ち抜く、いわゆるリードカットを施すことで、先の図2(a),(b)等に示した電流センサのうち、樹脂部材10を除く部分を成形する(1次成形)。
こうして、半導体パッケージの1次成形を終えた後、続く2次成形として、適宜の金型によりこの1次成形された半導体パッケージの外周に上記樹脂部材10を成形する。図8は、1次成形された半導体パッケージが内部に配設されているときの金型の断面構造を示したものである。同図8に示されるように、2次成形の際に用いられる金型70は3つの金型71〜73の分割体として構成されている。ここで、第1の金型71には、上記樹脂部材10のうち、主に1次成形された半導体パッケージの外周を保護する部分の半分の形状に対応するキャビティC1が形成されている。また、第2の金型72には、同じく1次成形された半導体パッケージの外周を保護する部分の残りの半分の形状、及び上記貫通孔12を有する検出部11の形状に対応するキャビティC2が形成されている。さらに、第3の金型73には、主に上記コネクタガイド30の形状に対応するキャビティC3が形成されている。そして、この2次成形では、金型70の内部に上記1次成形された半導体パッケージを同図8に示す態様にて配設し、上記キャビティC1〜C3内に上記樹脂部材10に対応する樹脂材料を注湯した後、これを熱硬化等により硬化させることで、先の図2(a),(b)等に示した電流センサが完成する。
このように、電流センサとして上記構造を採用することで、これを製造する際に、半導体パッケージを成形した後に同半導体パッケージのリードとコネクタのオス端子とを電気的かつ機械的に接続するといった工程を削減することができるため、電流センサとしての製造工数が削減され、ひいては生産性の向上が図られるようになる。
以上説明したように、本実施形態にかかる電流センサによれば、以下のような効果が得られるようになる。
(1)巨大磁気抵抗効果素子からなるセンサチップ60や制御IC61等をリードフレーム20に実装するようにした上で、該リードフレーム20の一部に四角環状の環状部22を設け、バスバー40の周辺に生じる磁界を集磁増幅するための磁気回路をリードフレーム20の環状部22により構成するようにした。これにより、上述の集磁用コアが不要となるため、電流センサとしての部品点数の増大を回避することができるようになる。また、このようにバスバー40の周辺に生じる磁界を集磁増幅することによってセンサチップ60の巨大磁気抵抗効果素子に付与される磁界の強度を所要の強度に維持することができるため、電流センサとしての高感度の電流検出をそのまま維持することもできる。したがって、部品点数の増大を招くことなく、高感度の電流検出が可能となる。
(2)リードフレーム20やセンサチップ60等を樹脂部材13により封止して1次成形するようにした。そして、この1次成形された半導体パッケージのリード21a〜21dをそのままコネクタのオス端子T1〜T4として用いるとともに、このオス端子T1〜T4に係合、接続されるメス端子M1〜M4の保持体50の挿入をガイドするコネクタガイド30がこれらオス端子T1〜T4を囲む態様にて1次成形された半導体パッケージの全体を樹脂部材10により封止して2次成形するようにした。これにより、半導体パッケージを成形した後に同半導体パッケージのリードとコネクタのオス端子とを電気的かつ機械的に接続するといった工程を削減することができるようになる。したがって、電流センサとしてコネクタのオス端子T1〜T4と共にこれに係合、接続されるメス端子M1〜M4の保持体50の挿入をガイドするコネクタガイド30が一体に導出される構造をとりながらも製造工数が削減され、ひいては生産性の向上が図られるようになる。
(3)リードフレーム20の環状部22に集磁される磁界を検出するための磁気検出素子を、付与され磁界に応じて巨大磁気抵抗効果により抵抗値の変化する巨大磁気抵抗効果素子により構成するようにした。これにより、リードフレーム20の環状部22に集磁される磁界をより高い感度で検出することができるようになるため、電流センサとしてのより高い感度の電流検出が可能となる。
(4)センサチップ60を挟むようにして磁石64a,64bを設けることで、同センサチップ60にリードフレーム20の環状部22に集磁される磁界Brと平行な方向のバイアス磁界Bmを付与するようにした。これにより、センサチップ60を通じて検出される合成磁界の強度がバイアス磁界Bmの強度よりも大きいか、あるいは小さいかに基づいてバスバー40を流れる電流の方向を検出することができるようになる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・電流センサとして電流の方向を検出する機能が必要ない場合には、上記磁石64a,64bを割愛し、リードフレーム20の環状部22に集磁される磁界のみがセンサチップ60に付与される構成としてもよい。電流センサとしてのこうした構成によれば、リードフレーム20の環状部22に集磁される磁界の強度をセンサチップ60を通じて検出することができるため、検出された磁界の強度に基づいてバスバー40を流れる電流の大きさを検出することができる。
・上記実施形態では、センサチップ60及び制御IC61をリードフレーム20の環状部22に実装するための方法として、ダイボンディングを採用するようにしたが、これに代えて、例えばUV樹脂接合等の方法を採用するようにしてもよい。
・上記実施形態では、リードフレーム20に環状部22を形成した上で、この環状部22により磁気回路を構成するようにしたが、これに代えて、例えば上記リードフレーム20のアウターフレーム25の部分を利用して磁気回路を構成するようにしてもよい。
・上記実施形態では、リードフレーム20の環状部22に集磁される磁界を検出するための磁気検出素子を、巨大磁気抵抗効果素子により構成するようにしたが、例えば上述の磁気抵抗効果素子等により構成するようにしてもよい。要は、リードフレーム20の環状部22に集磁される磁界を検出することのできるものであればよい。
・上記実施形態では、リードフレーム20のリード21a〜21dをそのままコネクタのオス端子として用いるようにしたが、これに代えて、例えばコネクタのオス端子T1〜T4を構成する部材をリード21a〜21dと別に設け、コネクタのオス端子T1〜T4を構成する部材とリード21a〜21dとを電気的かつ機械的に接続するようにしてもよい。
・上記実施形態では、リードフレーム20の環状部22を四角環状に形成するようにしたが、例えば円環状等の形状に形成するようにしてもよい。
本発明にかかる電流センサの一実施形態についてその斜視構造を示す斜視図。 (a),(b)は、同実施形態の電流センサの平面構造を示す平面図、及びA−A線に沿った断面構造を示す断面図。 (a),(b)は、同実施形態にかかる電流センサの磁気回路を構成するリードフレームの環状部についてその概略構造を示す斜視図、及び正面図。 (a),(b)は、同実施形態にかかる電流センサの磁気回路を構成するリードフレームの環状部についてその概略構造を示す斜視図、及び正面図。 同実施形態の電流センサの製造方法についてその製造プロセスの一部を示す平面図。 同実施形態の電流センサの製造方法についてその製造プロセスの一部を示す平面図。 同実施形態の電流センサの製造方法についてその製造プロセスの一部を示す平面図。 同実施形態の電流センサの製造方法についてその製造プロセスの一部を示す断面図。 従来の電流センサについてその一例の分解斜視構造を示す斜視図。
符号の説明
10,13…樹脂部材、11…検出部、12…貫通孔、20…リードフレーム、21a〜21d…リード、22…環状部、23,24…架設部、25…アウターフレーム、30…コネクタガイド、40…バスバー、50…保持体、60…センサチップ、61…制御IC、62,63…ボンディングワイヤ、64a,64b…磁石、65…コンデンサ、70…金型、71…第1の金型、72…第2の金型、73…第3の金型、111…集磁用コア、111a…ギャップ、112…ホール素子、113…プリント基板、114…ケース、114a…筒部、115…オス端子側コネクタ、120…バスバー。

Claims (6)

  1. 環状に形成されるとともに、中央の空間に挿入される被検出体に電流が流れることによって同被検出体の周辺に生じる磁界を集磁増幅する磁気回路と、該磁気回路により集磁増幅される磁界を検出する磁気検出素子とを備え、該磁気検出素子により検出された磁界に基づいて前記被検出体を流れる電流を検出する電流センサにおいて、
    前記磁気検出素子が、磁性材料からなるリードフレームに実装されるとともに、該リードフレームの一部が環状に形成され、該リードフレームの環状に形成された部分により前記磁気回路が構成されてなる
    ことを特徴とする電流センサ。
  2. 前記リードフレームと前記磁気検出素子とを樹脂材料により封止して1次成形された半導体パッケージのリードがそのままコネクタのオス端子となり、かつこのオス端子に係合、接続されるメス端子の保持体の挿入をガイドするコネクタガイドが同オス端子を囲む態様にて前記1次成形された半導体パッケージの全体が樹脂材料により封止されて2次成形されてなる
    請求項1に記載の電流センサ。
  3. 前記磁気検出素子が、付与される磁界に応じて巨大磁気抵抗効果により抵抗値の変化する巨大磁気抵抗効果素子からなる
    請求項1又は2に記載の電流センサ。
  4. 前記磁気検出素子には、前記リードフレームの環状に形成された部分に集磁増幅される磁界の方向と平行な方向にバイアス磁界が付与されてなる
    請求項3に記載の電流センサ。
  5. 環状に形成されるとともに、中央の空間に挿入される被検出体に電流が流れることによって同被検出体の周辺に生じる磁界を集磁増幅する磁気回路と、該磁気回路により集磁増幅される磁界を検出する磁気検出素子とを備え、該磁気検出素子により検出された磁界に基づいて前記被検出体を流れる電流を検出する電流センサの製造方法であって、
    前記磁気回路を、磁性材料からなるリードフレームの一部を環状に形成することによって形成した後、該環状に形成された部分により集磁増幅される磁界を検出する磁気検出素子を、同環状に形成された部分に実装する
    ことを特徴とする電流センサの製造方法。
  6. 前記磁気検出素子を前記環状に成形された部分に実装した後、前記環状に形成された部分の中央の空間に前記被検出体を挿入することのできる態様にて前記リードフレームと前記磁気検出素子とを樹脂材料により封止して半導体パッケージを1次成形するとともに、この1次成形された半導体パッケージのリードがそのままコネクタのオス端子となり、かつこのオス端子に係合接続されるメス端子の保持体の挿入をガイドするコネクタガイドが同オス端子を囲む態様にて、かつ前記環状に形成された部分の中央の空間に前記被検出体を挿入することのできる態様にて前記1次成形された半導体パッケージの全体を樹脂材料により封止して2次成形する
    請求項5に記載の電流センサの製造方法。
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