JP2010203910A - 電流センサ及びその製造方法 - Google Patents

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正明 初見
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洋 高田
Shigeru Kawasumi
滋 河住
Yuzuru Uchida
譲 内田
Takeshi Onodera
健 小野寺
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Abstract

【課題】検出精度が良好で製造コストが安価な電流センサ及びその製造方法を提供することにある。
【解決手段】ギャップ2を有する環状の磁気コア3とシールド板となる金属プレート6を直接接触もしくは近接した状態で成形樹脂8によってインサート一体成形し、この成形品に磁電変換素子4が搭載され且つグランドパターンが形成されたプリント基板5を、磁電変換素子4が磁気コア3のギャップ2領域に位置すると共にグランドパターンが金属プレート6に直接接触もしくは近接するように取り付けた。
【選択図】図1

Description

本発明は電流センサ及びその製造方法に関するものであり、詳しくは、環状の一部にギャップを設けた磁気コアで囲まれた空間を貫く導体に流れる被検出電流によって発生した磁界の磁束密度を、前記ギャップ内に配置されたホール素子で検出して電圧変換する方式の電流センサ(磁気比例式電流センサ)及びその製造方法に関する。
従来この種の電流センサには、例えば、ケース内に収容した磁気コアを該磁気コアに接する金属板によって押圧固定し、金属板とその上方に配設した回路基板のグランドパターンを電気的に接続した構造のもの(例えば、特許文献1参照。)、磁気コアとプリント基板をシールド板で抱持してプリント基板のグランドパターンとシールド板を電気的に接続し、これをケース内に収容した構造のもの(例えば、特許文献2参照。)等がある。
このような構造を有する従来の電流センサはいずれも、耐ノイズ性を高めて電流検出の際の外部ノイズの影響を低減し、それによって精度の高い電流検出を実現しようとするものである。
特許第3401320号公報 特開昭63−302371号公報
ところで、上記従来の電流センサのうち、特許文献1に記載されたものは、磁気コア、金属板及び回路基板といった個別の部材がねじ止めによってケースに固定される。そのため、固定部材等の部品点数の増加や製造工数の増加による製造コストの上昇、及び組立精度のバラツキに起因する検出精度の低下が問題となる。一方、製品の組立精度を高めるためには個々の部材の寸法管理や組立の際の作業管理等といった部品管理や工程管理等の管理業務が必要となり、歩留まりを含めたコストアップの要因となる。
特許文献2に記載されたものは、シールド板で磁気コアとプリント基板を抱持する際に要する工数が製造コストを上昇させると共に、上記特許文献1のものと同様に、組立精度のバラツキに起因する検出精度の低下が問題となる。
そこで、本発明は上記問題に鑑みて創案なされたもので、その目的とするところは、検出精度が良好で製造コストが安価な電流センサ及びその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載された発明は、
中空部を有し環状でその一部に間隙部が設けられた磁気コアと、
前記磁気コアに直接接触もしくは近接した状態に配置されシールド効果を有する金属プレートと、
前記磁気コアと前記金属プレートを成形樹脂によりインサート一体成形してなるインサート一体成形部と、
前記インサート一体成形部に取り付けられ、磁電変換素子が搭載されると共にグランドパターンが形成されたプリント基板と、を備えた電流センサであって、
前記中空部及び前記間隙部の夫々は前記インサート一体成形部において少なくともその一部が開放空間として確保されると共に前記金属プレートは前記インサート一体成形部においてその一部が前記成形樹脂から露出しており、
前記間隙部の開放空間に前記磁電変換素子が位置し、且つ前記金属プレートの前記成形樹脂から露出した部分を介して該金属プレートと前記プリント基板のグランドパターンが電気的に接続されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載された発明は、請求項1において、前記インサート一体成形部に対する前記プリント基板の取り付け及び前記金属プレートと前記プリント基板のグランドパターンとの電気的接続は、前記金属プレートの前記成形樹脂から露出した部分と前記プリント基板との前記成形樹脂に対するねじ止めによる共締めによって一括行われていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載された発明は、請求項1または2のいずれか1項において、前記磁電変換素子はホール素子であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載された発明は、
第1の金型に金属プレートをセットする工程と、
前記第1の金型に前記金属プレートに重ねて直接接触もしくは近接するように磁気コアをセットする工程と、
前記第1の金型と第2の金型を型締めする工程と、
前記第1の金型と前記第2の金型で形成されたキャビティ内に成形樹脂を射出することにより、前記磁気コアに前記成形樹脂の射出成形圧力を加えて前記磁気コアを前記金属プレート側に押圧しながらインサート一体成形を行う工程と、
第1の金型及び第2の金型を型開きしてインサート一体成形品を取り出す工程と、
前記インサート一体成形品に磁電変換素子が搭載されたプリント基板を取り付ける工程と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に記載された発明は、請求項4において、
第1の金型に金属プレートをセットする工程と、前記第1の金型に前記金属プレートに重ねて直接接触もしくは近接するように磁気コアをセットする工程との替わりに、予め接触もしくは近接固定させた金属プレートと磁気コアを第1の金型にセットする工程を備えたことを特徴とするものである。
本発明の電流センサは、間隙を有する環状の磁気コアとシールド効果を有する金属プレートを直接接触もしくは近接した状態で成形樹脂によってインサート一体成形し、このインサート一体成形品に磁電変換素子が搭載され且つグランドパターンが形成されたプリント基板を、磁電変換素子が磁気コアの間隙に位置し且つグランドパターンが金属プレートに直接接触もしくは近接するように取り付けた。
その結果、従来の電流センサに比べて部品点数や製造工数が削減されて製造コストの低減が可能となり、組立精度が向上して検出精度の高精度化が可能となった。また、製品の組立精度を高めるための個々の部材の寸法管理や組立の際の作業管理等といった部品管理や工程管理等の管理業務が低減され、歩留まりを含めたコストダウンが実現できた。
また、磁気コアとシールド板となる金属プレートを成形樹脂でインサート一体成形することにより、接着や溶着、あるいはねじ止めに比べて振動や熱による離脱、剥がれ或いはガタツキ等の不具合が防止され、高い信頼性を確保することができた。
本発明の実施形態に係る説明図である。 本発明の実施形態に係る部分説明図である。 本発明の製造工程を示す説明図である。 本発明の製造工程を示す説明図である。 本発明の組立工程を示す説明図である。
以下、この発明の好適な実施形態を図1〜図4を参照しながら、詳細に説明する(同一部分については同じ符号を付す)。尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限られるものではない。
図1は本発明の実施形態の説明図である。但し、カバーを取り外した状態を示している。
本発明の電流センサ1は、一部に間隙(以下、ギャップと呼称する)2を有する磁気コア3、磁気コア3内に発生する磁界の磁束密度を検出して電圧に変換する磁電変換素子(例えば、ホール素子)4が搭載されたプリント基板5、磁気コア3に対する各種電磁波ノイズや静電誘導ノイズ等のノイズの影響を阻止するためのアース(以下、グランドと呼称する)機能を持たせる金属プレート6を基本構成としている。
このうち、磁気コア3はフェライト、アモルファスあるいは珪素鋼等の磁性部材からなり、その形状は断面略矩形で中空部7を有する環状を呈しており、環状の一部にギャップ2が設けられている。また、中空部7の内周面3aと交差する一対の面3b、3cのうち少なくとも一面3bは平面状に形成されている。
金属プレート6は電導性が良好な金属部材からなり、L字状の平板の一方の端部が略直角に折曲されて折曲部6aが形成され、該折曲部6aに、後述するプリント基板5とでねじ止めするためのねじ孔6aaが設けられている。
金属プレート6はL字状部6bが磁気コア3の平面状の面(平面状部)3bに沿って配置されており、金属プレート6のL字状部6bと磁気コア3の平面状部3bが面接触もしくは近接した状態で位置している。つまり、金属プレート6と磁気コア3は直接面接触もしくは近接している。
そして磁気コア3と金属プレート6が上記位置関係を保持した状態で成形樹脂8によって一体的にインサート成形されている。
このとき、磁気コア3の中空部7及びギャップ2は少なくともその一部がそのまま保持され、金属プレート6の折曲部6aの一方の面6abは成形樹脂8外に露出している。
プリント基板5は所定の位置にホール素子4が搭載されていると共にねじ止め用のねじ孔5aが設けられ、ねじ孔5aの周囲近傍には該プリント基板5に形成されたグランドパターンに接続されたグランドパッドが形成されている。プリント基板5上に形成された、ホール素子4の電極端子が接続された配線パターン及びグランドパターンは内部コネクタに接続されている。但し、この説明の部分は図示されていない。
このプリント基板5は、その一部がホール素子4が磁気コア3のギャップ2領域に位置するように成形樹脂8のスリット部8aからギャップ2内に挿入され、同時に一部が金属プレート6の折曲部6a上に位置している。金属プレート6のねじ孔6aaとプリント基板5のねじ孔5aは重なる位置に位置し、両ねじ孔6aa、5aを挿通するねじ9を成形樹脂8内に螺挿することによりプリント基板5と金属プレート6が共締めされて成形樹脂8に固定されている。
このとき、上述したプリント基板5のグランドパッド5bは図2のように、金属プレート6の折曲部6aと対向する側の面に形成されており、ねじ9によるねじ止め固定によってプリント基板5のグランドパッド5bと金属プレート6が直接接触もしくは近接状態に保持されている。
このような構成からなる電流センサ1は、被測定電流が流れる導体が電流センサ1の中空部7を貫くように配置されると共に内部コネクタ(図示せず)が外部コネクタに接続されて使用される。そして、導体に被測定電流が流れるとその電流値に比例した強さの磁界が磁気コア3内に発生し、磁気コア3のギャップ2領域に位置するホール素子4で磁束が検出される。
磁束を検出したホール素子4からは磁束密度に比例した電圧が出力され、電流センサ1のプリント基板5に形成された配線パターン、内部コネクタ及び内部コネクタに接続された外部コネクタを介して外部に設けられた増幅回路等の信号処理回路に伝送され、信号処理回路によって被測定電流の電流値を該電流値に比例した電圧値として得ることができる。
この測定の際、磁束の通路である磁気コア3には金属プレート6が直接接触もしくは近接し、金属プレート6はプリント基板5のランドパターンに接触もしくは近接して内部コネクタに導通され、外部コネクタを介して外部のグランドレベルに保持されている。
そのため、金属プレート6のシールド効果によって磁気コア3内の磁界に対する各種電磁波ノイズや静電誘導ノイズ等のノイズの影響が阻止され、被測定電流の電流値を正確に検知することが可能となる。
次に、本発明の電流センサの製造方法について、図3及び図4を参照して説明する。図3は成形樹脂による磁気コアと金属プレートのインサート一体成形品の製造工程、図4は図3の製造工程を経て作製された成形品にプリント基板等の部材を取り付けて電流センサとする組立工程を示している。
まず、図3(a)の工程において、電導性が良好な金属部材からなる平板をL字状に成形してその一方の端部を略直角に折曲した金属プレート6を準備する。
次に、(b)の工程において、金属プレート6を第1の金型20にセットする。金属プレート6の第1の金型20に対する位置決めは、金属プレート6に設けられた位置決め用孔6baに第1の金型20に設けられた金属プレート位置決め突起部20aを挿通することで行われる。
また、フェライト、アモルファスあるいは珪素鋼等の磁性部材からなりその形状が断面略矩形で中空部を有する環状を呈し、環状の一部にギャップ2が設けられた磁気コア3を準備する。この磁気コアは、中空部の内周面と交差する一対の面のうち少なくとも一面3bは平面状に形成されている。
次に、(c)の工程において、磁気コア3を第1の金型20にセットする。磁気コア3の第1の金型20に対する位置決めは、磁気コア3の中空部(図示せず)及びギャップ2の夫々に第1の金型20に設けられた中空部形状突起部(図示せず)及びギャップ形状突起部20bを嵌合することで行われる。
このとき、磁気コア3は先に第1の金型20にセットされた金属プレート6に重なる位置に配置され、磁気コア3の平面状の面(平面状部)3bと金属プレート6のL字状部6bが直接面接触もしくは近接した状態で位置している。
また、第2の金型30を第1の金型20に対向する位置に配置する。
次に、(d)の工程において、第2の金型30を第1の金型20の方向に向けて移動し、両金型20、30の型合わせ及び型締めを行う。
次に、(e)の工程において、第1の金型20と第2の金型30で形成されたキャビティ15内に第2の金型30に設けられたゲート30aを介して成形樹脂8が注入され、磁気コア3と金属プレート6を一体化するインサート成形が行われる。
このインサート一体成形の際に、金属プレート6に重なるように位置する磁気コア3に成形樹脂8の射出成形圧力が加わって金属プレート6側に押圧され、これにより金属プレート6と磁気コア3の面接触による直接接触もしくは近接される。
次に、(f)の工程において、第2の金型30を型開き方向に移動する。
最後に、(g)の工程において、第1の金型20からインサート一体成形品(以下、成形品と略称する)35を離型して取り出す。
すると(h)のような、成形樹脂8による磁気コア3と金属プレート6の成形品35が完成する。
次に、この成形品から電流センサの完成品に至る組み立て方法について、図4を参照して説明する。
まず、図4(a)の工程において、成形品35は磁気コア3の中空部(図示せず)及びギャップ2はそのまま保持され、金属プレート6の折曲部6aの一方の面6abは成形樹脂8外に露出している。そこで、所定の位置にホール素子4が搭載されていると共にねじ止め用のねじ孔5aが設けられ、ねじ孔5aの周囲近傍にグランドパターンに接続されたグランドパッドが形成され、ホール素子4の電極端子が接続された配線パターン及びグランドパターンが内部コネクタに接続されてなるプリント基板5を、その一部がホール素子4が磁気コア3のギャップ2領域に位置するように成形樹脂8のスリット部からギャップ2内に挿入し、同時に一部が金属プレート6の折曲部6a上に位置するように配置する。
次に、(b)の工程において、互いに重なる位置に位置する金属プレート6のねじ孔6aaとプリント基板5のねじ孔5aにねじ9を挿通し、成形樹脂8内にねじ9を螺挿することによりプリント基板5と金属プレート6がねじ9による共締めによって成形樹脂8に固定される。
このとき、プリント基板5のグランドパッドは金属プレート6の折曲部6aと対向する側の面に形成されており、ねじ止め固定によってプリント基板5のグランドパッドと金属プレート6が接触もしくは近接状態に保持される。
次に(c)の工程において、ホール素子4が搭載されたプリント基板5が取り付けられた成形品35にカバー40を取り付ける。
すると(d)のような、電流センサ1が完成する。
以上説明したように、電流センサに係る本発明の製造方法は、成形樹脂による磁気コアと金属プレートのインサート一体成形品を作製し、これに磁電変換素子が搭載されたプリント基板を取り付けて電流センサを完成するものである。
その結果、従来の電流センサに比べて部品点数や製造工数が削減されて製造コストの低減が可能となり、且つ組立精度が向上して検出精度の高精度化が可能となる。また、製品の組立精度を高めるための個々の部材の寸法管理や組立の際の作業管理等といった部品管理や工程管理等の管理業務が低減され、歩留まりを含めたコストダウンが実現できる。
また、磁気コアとシールド板となる金属プレートを成形樹脂でインサート一体成形することにより、接着や溶着、あるいはねじ止めに比べて振動や熱による離脱、剥がれ或いはガタツキ等の不具合が防止され、高い信頼性を確保することができる。
なお、上記製造工程において、成形樹脂によるインサート成形の前に予め磁気コアと金属プレートを互いに接触固定させておくことも可能である。
上述の実施形態においては、磁気コア1個による電流センサについての説明であったが、複数の磁気コアを並設することも可能である。その場合、金属プレートは個々の磁気コアに対して1枚ずつ設けてもよいし、複数個の磁気コアに対して1枚の金属プレートを供用してもよいし、全ての磁気コアに対して1枚の金属プレートを供用してもよい。
いずれの場合も、全ての磁気コアと全ての金属プレートは成形樹脂によって一体的にインサート成形される。
プリント基板についても同様であり、個々の磁気コアに対して1枚ずつ設けてもよいし、複数個の磁気コアに対して1枚のプリント基板を供用してもよいし、全ての磁気コアに対して1枚のプリント基板を供用してもよい。
但し、プリント基板の枚数は金属プレートの枚数以下とすることが部品の利用効率の点からも有利である。
1 電流センサ
2 間隙(ギャップ)
3 磁気コア
3a 内周面
3b、3c 面
4 磁電変換素子(ホール素子)
5 プリント基板
5a ねじ孔
5b グランドパッド
6 金属プレート
6a 折曲部
6aa ねじ孔
6ab 面
6b L字状部
6ba 位置決め用孔
7 中空部
8 成形樹脂
8a スリット部
9 ねじ
20 第1の金型
20a 金属プレート位置決め突起部
20b ギャップ形状突起部
15 キャビティ
30 第2の金型
30a ゲート
35 インサート一体成形品
40 カバー

Claims (5)

  1. 中空部を有し環状でその一部に間隙部が設けられた磁気コアと、
    前記磁気コアに直接接触もしくは近接した状態に配置されシールド効果を有する金属プレートと、
    前記磁気コアと前記金属プレートを成形樹脂によりインサート一体成形してなるインサート一体成形部と、
    前記インサート一体成形部に取り付けられ、磁電変換素子が搭載されると共にグランドパターンが形成されたプリント基板と、を備えた電流センサであって、
    前記中空部及び前記間隙部の夫々は前記インサート一体成形部において少なくともその一部が開放空間として確保されると共に前記金属プレートは前記インサート一体成形部においてその一部が前記成形樹脂から露出しており、
    前記間隙部の開放空間に前記磁電変換素子が位置し、且つ前記金属プレートの前記成形樹脂から露出した部分を介して該金属プレートと前記プリント基板のグランドパターンが電気的に接続されていることを特徴とする電流センサ。
  2. 前記インサート一体成形部に対する前記プリント基板の取り付け及び前記金属プレートと前記プリント基板のグランドパターンとの電気的接続は、前記金属プレートの前記成形樹脂から露出した部分と前記プリント基板との前記成形樹脂に対するねじ止めによる共締めによって一括行われていることを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
  3. 前記磁電変換素子はホール素子であることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の電流センサ。
  4. 第1の金型に金属プレートをセットする工程と、
    前記第1の金型に前記金属プレートに重ねて直接接触もしくは近接するように磁気コアをセットする工程と、
    前記第1の金型と第2の金型を型締めする工程と、
    前記第1の金型と前記第2の金型で形成されたキャビティ内に成形樹脂を射出することにより、前記磁気コアに前記成形樹脂の射出成形圧力を加えて前記磁気コアを前記金属プレート側に押圧しながらインサート一体成形を行う工程と、
    第1の金型及び第2の金型を型開きしてインサート一体成形品を取り出す工程と、
    前記インサート一体成形品に磁電変換素子が搭載されたプリント基板を取り付ける工程と、を備えたことを特徴とする電流センサの製造方法。
  5. 請求項4において、第1の金型に金属プレートをセットする工程と、前記第1の金型に前記金属プレートに重ねて直接接触もしくは近接するように磁気コアをセットする工程との替わりに、予め接触固定させた金属プレートと磁気コアを第1の金型にセットする工程を備えたことを特徴とする電流センサの製造方法。
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