JP2014174042A - 電流センサ - Google Patents

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武 塚本
Tatsuya Takagi
達也 高木
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Abstract

【課題】1枚の板材が曲げられて形成されたコアを充填材で封止した際に、コアの磁気ギャップの寸法バラツキを低減することができる電流センサを提供する。
【解決手段】ケース20は、コア30の一端部32を挟むように形成されていると共に、コア30が当該ケース20の収容部22に配置されたときに一端部32よりも高く形成された第1壁部26を有している。また、ケース20は、コア30の他端部33を挟むように形成されていると共に、コア30が当該ケース20の収容部22に配置されたときにコア30の他端部33よりも高く形成された第2壁部27を有している。これにより、コア30が充填材50の熱の影響を受けたとしても、第1壁部26及び第2壁部27によってコア30の磁気ギャップ34を固定することができる。また、磁気ギャップ34の寸法が変動することを防止することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、コアに発生する磁束の大きさに基づいて当該電流の大きさを検出するように構成された電流センサに関する。
従来より、薄板状のコア断片が複数枚積層されて一体化されたリング状のコアを備えた電流センサが、例えば特許文献1で提案されている。コアは、薄板状のコア断片が複数枚積層されたものがリング状となるようにプレス加工されることで形成されている。
また、コアは、そのリング状の一部分が切断・開放されることで磁気ギャップが形成されている。さらに、コアは筐体に収納されると共に筐体に充填された充填材によって封止されている。
特開2005−308526号公報
しかしながら、上記従来の技術では、薄板状のコア断片が複数枚積層されたものがプレス加工されているので、コアとして用いられない部分が非常に多い。そこで、1枚の板材が曲げられて形成されたコアを用いることが考えられる。ところが、1枚の板材で構成されたコアは、複数枚のコア断片が積層されたコアよりも変形しやすいので、コアが筐体に収納されて充填材で封止されるときに充填材の熱の影響を受けやすい。このため、磁気ギャップの寸法が変化してしまうので、電流センサ毎に磁気ギャップの精度がばらついてしまうという問題がある。
本発明は上記点に鑑み、1枚の板材が曲げられて形成されたコアを充填材で封止した際に、コアの磁気ギャップの寸法バラツキを低減することができる電流センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、電流センサは、一端部(32)及び他端部(33)を有する板材(31)が筒状に曲げられて形成されていると共に、一端部(32)と他端部(33)とが一定の磁気ギャップ(34)を介して対向配置されたコア(30)を備えている。
また、電流センサは、収容部(22)を有し、収容部(22)にコア(30)が配置されたケース(20)を備えている。さらに、電流センサは、コア(30)が収容部(22)に配置された状態で収容部(22)に充填されることによりコア(30)を封止した充填材(50)を備えている。
そして、電流センサは、コア(30)の中空部分を貫通するように測定対象の電流が流れることによってコア(30)に発生する磁束の大きさに基づいて当該電流の大きさを検出するように構成されており、以下の点を特徴としている。
すなわち、ケース(20)は、コア(30)の一端部(32)を挟むように形成されていると共に、コア(30)が収容部(22)に配置されたときに一端部(32)よりも高く形成された第1壁部(26)を有していることを特徴とする。
また、ケース(20)は、コア(30)の他端部(33)を挟むように形成されていると共に、コア(30)が収容部(22)に配置されたときに他端部(33)よりも高く形成された第2壁部(27)を有していることを特徴とする。
これによると、コア(30)の一端部(32)の位置が第1壁部(26)によって規制されると共に、コア(30)の他端部(33)の位置が第2壁部(27)によって規制される。このため、コア(30)が充填材(50)の熱の影響を受けたとしても、第1壁部(26)及び第2壁部(27)によってコア(30)の磁気ギャップ(34)を固定することができる。
また、各壁部(26、27)は一端部(32)や他端部(33)よりも高く形成されているので、一端部(32)及び他端部(33)のうちの一部について磁気ギャップ(34)の寸法が変動することを防止することができる。したがって、電流センサ毎にコア(30)の磁気ギャップ(34)の寸法バラツキを低減することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る電流センサの外観図である。 図1のケースとコアの分解図である。 ケースにコアが収納された状態における図2のIII−III断面図である。 第2実施形態に係る電流センサのケースの断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。図1及び図2に示されるように、電流センサ10は、ケース20と、コア30と、回路部40と、充填材50と、を備えて構成されている。
ケース20は、電流センサ10の外観をなすものであり、樹脂材料が成形されたものである。本実施形態では、ケース20は四角柱をなしている。このようなケース20は、貫通孔21と、収容部22と、コネクタ部23と、を有している。
貫通孔21は、ケース20の一面24とこの一面24とは反対側の他面25とを貫通するように設けられている。測定対象となる電流が配線等を介してこの貫通孔21を貫通するように流れる。
収容部22は、ケース20のうち貫通孔21を構成する部分を除いた部分において、当該ケース20の一面24のうちの一部が他面25側に凹んだことにより形成された空間部である。すなわち、収容部22は貫通孔21の周囲に設けられている。この収容部22には、コア30や回路部40が収容されている。
コネクタ部23は、回路部40と外部とを電気的に接続するための接続部である。コネクタ部23は、ケース20の他面25から突出するように設けられており、図示しない電流検出装置と接続されたケーブルのコネクタが接続される。
コア30は、当該コア30の中空部分を貫通するように測定対象の電流が流れることによって当該コア30に磁束を発生させる部品である。コア30は、1枚の板材31で構成されており、当該板材31の一端部32と他端部33とが一定の磁気ギャップ34を介して対向配置されて構成されている。コア30としては、パーマロイ等の磁性材料が用いられる。
具体的には、コア30は、板材31の一部が曲げられた曲げ部35と、板材31の一部であると共に曲げ部35に接続された第1板部36及び第2板部37と、で構成されている。つまり、コア30を展開すると、板材31は第1板部36と第2板部37とで曲げ部35を挟んだものとして構成されている。
なお、板材31の一端部32が第1板部36において曲げ部35とは反対側の端部に対応する。また、板材31の他端部33が第2板部37において曲げ部35とは反対側の端部に対応する。
曲げ部35は、図2に示されるように、半円筒状となるように一定の径で曲げられている。これにより、曲げ部35に発生する磁束の経路が一定の径の円弧状となるので、曲げ部35における磁気抵抗を小さくすることができる。
また、コア30は、第1板部36に第1テーパ部36aを有すると共に、第2板部37に第2テーパ部37aを有している。具体的には、第1テーパ部36aは、曲げ部35のうちの一端部32側の端部35aから一端部32の先端32aに至るまで、板材31のうちの第1板部36の幅が連続して狭くなるように形成されている。
ここで、「曲げ部35のうちの一端部32側の端部35a」とは、半円筒状の曲げ部35の周方向の一方の端部を指す。この曲げ部35の端部35aは、曲げ部35のうち第1板部36に接続された部分を指し、第1テーパ部36aの始点に対応している。第1テーパ部36aの終点は第1板部36の一端部32の先端32aに対応している。
一方、第2テーパ部37aは、曲げ部35のうちの他端部33側の端部35bから他端部33の先端33aに至るまで、板材31のうちの第2板部37の幅が連続して狭くなるように形成されている。ここで、「曲げ部35のうちの他端部33側の端部35b」は、半円筒状の曲げ部35の周方向の他方の端部を指す。すなわち、曲げ部35の端部35bが第2テーパ部37aの始点に対応し、第2板部37の他端部33の先端33aが第2テーパ部37aの終点に対応する。
なお、「第1板部36の幅」とは、第1板部36を構成する板材31の厚みではなく、第1板部36の短軸方向の幅寸法のことである。「第2板部37の幅」についても同様に、第2板部37の短軸方向の幅寸法のことである。
そして、第1板部36の一端部32が第2板部37の他端部33との間で磁気ギャップ34を形成するように、当該第1板部36の中間部が曲げられている。これにより、コア30の曲げ部35のうちの一端部32側の端部35aと曲げ部35のうちの他端部33側の端部35bとの対向距離が、磁気ギャップ34よりも長くなっている。これにより、曲げ部35の径を大きくすることができるので、コア30の磁気抵抗を小さくすることができる。
回路部40は、コア30に発生する磁束の大きさを検出するための図示しないホールICや、ホールICからの信号を処理するための図示しない回路チップ等が実装されたものである。ホールICは、コア30の磁気ギャップ34に配置されている。
充填材50は、コア30及び回路部40がケース20の収容部22に収容された状態で当該収容部22に充填された封止部材である。充填材50は、収容部22においてコア30を封止している。充填材50として、例えばウレタン等の材料が用いられる。なお、収容部22に充填された充填材50の表面がケース20の一面24の一部となる。以上が、本実施形態に係る電流センサ10の全体構成である。
続いて、上記の電流センサ10のうちのケース20の収容部22における具体的な構造について説明する。図3に示されるように、ケース20は、収容部22に形成された第1壁部26と第2壁部27とを有している。
第1壁部26は、コア30がケース20の収容部22に収容されたときに、コア30の一端部32を挟むように収容部22に形成されている。すなわち、第1壁部26は、コア30の一端部32を挟む2枚の壁を含んで構成されている。具体的には、第1壁部26は、コア30の一端部32の内周面側に対向する第1の壁26aと、コア30の一端部32の外周面側に対向する第2の壁26bと、を有している。言い換えると、第1壁部26は断面コの字状の部分であり、断面コの字の中空部にコア30の一端部32が配置されていると言える。
また、第1壁部26は、コア30が収容部22に配置されたときに一端部32よりも高く形成されている。具体的には、ケース20に対するコア30の挿入方向、すなわちケース20の一面24に垂直な方向において、コア30のうちケース20の他面25側の底面を基準とした第1壁部26の高さをケース壁高さと定義する。つまり、第1の壁26a及び第2の壁26bの高さがケース壁高さとなる。また、ケース20の一面24に垂直な方向において、コア30のうちケース20の他面25側の底面を基準としたコア30の一端部32の高さを磁気ギャップ高さと定義する。ここで、上述のようにコア30には第1テーパ部36aが設けられているので、「コア30の一端部32の高さ」はケース20の一面24に垂直な方向におけるコア30の先端32aの高さとする。このような定義によると、ケース壁高さは磁気ギャップ高さよりも高くなるように第1壁部26が形成されている。
さらに、第1壁部26は、図3に示されるようにコア30がケース20の収容部22に収容されたときに、コア30の一端部32に対して第1の隙間28を介するように設けられている。すなわち、コア30にがたつきが発生していない初期状態では、第1壁部26とコア30の一端部32との間に第1の隙間28が形成されており、第1壁部26とコア30の一端部32とは互いに接触せずに離間している。
一方、第2壁部27は、コア30がケース20の収容部22に収容されたときに、コア30の他端部33を挟むように収容部22に形成されている。具体的には、第2壁部27は、コア30の他端部33を挟む2枚の壁、すなわちコア30の他端部33の内周面側の第3の壁27aと、コア30の他端部33の外周面側の第4の壁27bと、を有して構成されている。第2壁部27は、第1壁部26と同様に、断面コの字状をなしており、断面コの字の中空部にコア30の他端部33が配置されている。
また、第2壁部27は、コア30が収容部22に配置されたときに他端部33よりも高く形成されている。第1壁部26の場合と同様に、ケース20の一面24に垂直な方向において、コア30のうちケース20の他面25側の底面を基準とした第2壁部27の高さをケース壁高さとし、コア30のうちケース20の他面25側の底面を基準としたコア30の一端部32の高さを磁気ギャップ高さと定義する。ここで、第3の壁27a及び第4の壁27bの高さがケース壁高さとなる。また、コア30には第2テーパ部37aが設けられているので、「コア30の他端部33の高さ」はケース20の一面24に垂直な方向におけるコア30の先端33aの高さとする。このような定義によると、ケース壁高さは磁気ギャップ高さよりも高くなるように第2壁部27が形成されている。
さらに、第2壁部27は、第1壁部26と同様に、コア30がケース20の収容部22に収容されたときに、コア30の他端部33に対して第2の隙間29を介するように設けられている。すなわち、初期状態では、第2壁部27とコア30の他端部33との間に第2の隙間29が形成されており、第2壁部27とコア30の他端部33とは互いに接触せずに離間している。
次に、電流センサ10の電流検出方法について説明する。電流センサ10の貫通孔21に配線等が通された状態で電流が流れると、当該電流の大きさに対応した磁束がコア30に発生する。また、この磁束が磁気ギャップ34に漏れる。
ここで、コア30には緩やかなテーパ部36a、37aが設けられているので、磁路と磁気ギャップ34の断面積比が大きくなっている。このため、ヒステリシス(残留磁束)が低減し、磁気飽和の発生が抑制される。
そして、磁気ギャップ34に漏れた磁束がホールICによって検出される。また、回路部40ではホールICによって検出された磁束の大きさに対応した信号が処理される。こうして、電流の大きさが検出される。電流センサ10で検出された電流の大きさに対応した信号は、コネクタ部23を介して外部に出力される。
以上説明したように、本実施形態では、ケース20の収容部22に上述の第1壁部26及び第2壁部27が形成されていることが特徴となっている。これにより、コア30の一端部32の位置を第1壁部26によって規制することができると共に、コア30の他端部33の位置を第2壁部27によって規制することができる。このため、コア30が収容部22に収容された状態で当該収容部22に充填材50が充填された際に、コア30が充填材50の熱の影響を受けたとしても、第1壁部26及び第2壁部27によってコア30の磁気ギャップ34を固定することができる。
また、各壁部26、27はコア30の一端部32及び他端部33よりも高く形成されていることが特徴となっている。このため、コア30の一端部32及び他端部33のうちの一部について磁気ギャップ34の寸法が変動することを防止することができる。
さらに、本実施形態では、コア30がケース20に収容された状態ではコア30の各端部32、33が壁部26、27との間で隙間28、29を介して収容されることが特徴となっている。このようにコア30が各壁部26、27と接触していないので、コア30が各壁部26、27から応力を受けないようにすることができる。このため、コア30の磁気ギャップ34の寸法バラツキを低減することができる。
上記のように、コア30の磁気ギャップ34を所望の寸法に固定することができるので、電流センサ10毎にコア30の磁気ギャップ34の寸法バラツキを低減することができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。本実施形態では、図4に示されるように、第1壁部26の第1の壁26aが、コア30の一端部32の内周面の面方向に対して平行になっている。また、第2の壁26bが収容部22に対するコア30の挿入側に向かって第1の壁26aと第2の壁26bとの間隔が広がるように傾けられている。つまり、第2の壁26bがテーパ状に形成されている。なお、図4は、図2のIII−III断面に対応した断面図である。
一方、第2壁部27の第3の壁27aが、コア30の他端部33の内周面の面方向に対して平行になっている。また、第4の壁27bが収容部22に対するコア30の挿入側に向かって第3の壁27a及び第4の壁27bとの間隔が広がるように傾けられている。つまり、第4の壁27bがテーパ状に形成されている。
以上のように、各壁部26、27を構成する一方の壁が傾けられていることにより、コア30が収容部22に挿入されたときに、コア30がテーパ状の第2の壁26b及び第4の壁27bを滑って収容部22に収容される。このため、収容部22に対してコア30を自己整合的に位置合わせすることができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示された電流センサ10構成は一例であり、上記で示した構成に限定されることなく、本発明を実現できる他の構成とすることもできる。例えば、コア30の曲げ部35が半円筒状であることは形状の一例であり、コア30の磁気抵抗特性に影響を及ぼさない範囲で例えば円弧状に曲げられていても良い。
第2実施形態では、第2の壁26b及び第4の壁27bが傾けられて形成されていたが、これは一例である。したがって、第1の壁26a及び第3の壁27aが傾けられていても良い。
すなわち、第1の壁26a及び第2の壁26bのうちのいずれか一方が、コア30の一端部32の内周面もしくは外周面の面方向に対して平行になっていると共に、他方が収容部22に対するコア30の挿入側に向かって第1の壁26aと第2の壁26bとの間隔が広がるように傾けられていれば良い。
また、第3の壁27a及び第4の壁27bのうちのいずれか一方が、コア30の他端部33の内周面もしくは外周面の面方向に対して平行になっていると共に、他方が収容部22に対するコア30の挿入側に向かって第3の壁27a及び第4の壁27bとの間隔が広がるように傾けられていれば良い。
20 ケース
22 収容部
26 第1壁部
27 第2壁部
30 コア
31 板材
32 一端部
33 他端部
34 磁気ギャップ
50 充填材

Claims (3)

  1. 一端部(32)及び他端部(33)を有する板材(31)が筒状に曲げられて形成されていると共に、前記一端部(32)と前記他端部(33)とが一定の磁気ギャップ(34)を介して対向配置されたコア(30)と、
    収容部(22)を有し、前記収容部(22)に前記コア(30)が配置されたケース(20)と、
    前記コア(30)が前記収容部(22)に配置された状態で前記収容部(22)に充填されることにより前記コア(30)を封止した充填材(50)と、を備え、
    前記コア(30)の中空部分を貫通するように測定対象の電流が流れることによって前記コア(30)に発生する磁束の大きさに基づいて当該電流の大きさを検出するように構成された電流センサであって、
    前記ケース(20)は、
    前記コア(30)の一端部(32)を挟むように形成されていると共に、前記コア(30)が前記収容部(22)に配置されたときに前記一端部(32)よりも高く形成された第1壁部(26)と、
    前記コア(30)の他端部(33)を挟むように形成されていると共に、前記コア(30)が前記収容部(22)に配置されたときに前記他端部(33)よりも高く形成された第2壁部(27)と、を有していることを特徴とする電流センサ。
  2. 前記第1壁部(26)は、前記コア(30)の一端部(32)の内周面側の第1の壁(26a)と、前記コア(30)の一端部(32)の外周面側の第2の壁(26b)と、を有し、
    前記第2壁部(27)は、前記コア(30)の他端部(33)の内周面側の第3の壁(27a)と、前記コア(30)の他端部(33)の外周面側の第4の壁(27b)と、を有して構成されており、
    前記第1の壁(26a)及び前記第2の壁(26b)のうちのいずれか一方が、前記一端部(32)の面方向に対して平行になっていると共に、他方が前記収容部(22)に対する前記コア(30)の挿入側に向かって前記第1の壁(26a)と前記第2の壁(26b)との間隔が広がるように傾けられており、
    前記第3の壁(27a)及び前記第4の壁(27b)のうちのいずれか一方が、前記他端部(33)の面方向に対して平行になっていると共に、他方が前記収容部(22)に対する前記コア(30)の挿入側に向かって前記第3の壁(27a)及び前記第4の壁(27b)との間隔が広がるように傾けられていることを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
  3. 前記第1壁部(26)は、前記コア(30)が前記ケース(20)の収容部(22)に収容されたときに、前記コア(30)の一端部(32)に対して第1の隙間(28)を介するように設けられており、
    前記第2壁部(27)は、前記コア(30)が前記ケース(20)の収容部(22)に収容されたときに、前記コア(30)の他端部(33)に対して第2の隙間(29)を介するように設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の電流センサ。
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