JP2014195882A5 - - Google Patents

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このように構成された発明では、記録媒体が支持部材の曲面で支持されながら搬送方向に搬送される。そして、ヘッドが放射線硬化型インクを吐出してドット形成位置で記録媒体上にインクドットを形成した後、記録媒体の搬送に伴って当該インクドットが第1放射線照射位置に移動してくると、第1放射線照射部からの放射線の照射を受けて硬化する。この放射線照射時に照射された放射線がヘッドのノズル面に到達してしまうと、吐出口の目詰りが発生してしまうおそれがあるが、本発明では支持部材が曲面を有していることを利用してノズル面への放射線の到達を防止している。より具体的には、放射線を放出する第1放射線照射部の開口部が上記仮想平面と第1放射線照射位置との間に配置されるという配設条件が満足されている。このため、当該開口部に対してノズル面は支持部材の曲面で隠れており、ノズル面に向かって放出される放射線は支持部材の曲面で遮断される。その結果、ノズル面への放射線の到達が確実に防止される。
後駆動ローラーは、前駆動ローラーと同様に溶射によって形成された複数の微小突起を外周面に有しており、プラテンドラム30から搬送されてきたシートMを巻き掛ける。この後駆動ローラーは後駆動モーター32(図2)に接続されており、プリンター制御部200からの動作指令に応じて後駆動モーター32が作動することで所定方向に回転し、画像記録されたシートMを巻取部へと搬送する。
このように、本実施形態では、シートMは裏面をプラテンドラム30で支持されながら搬送方向Dsに搬送可能となっており、プリンター制御部200により前駆動モーター31および後駆動モーター32を制御することでシートMの搬送速度を調整可能となっている。このため、シート搬送速度の調整によってドット形成位置から紫外線照射位置にシートMを搬送するのに要する時間を制御可能となっている。なお、「ドット形成位置」とは次に説明するようにシートMの表面に画像を記録するために記録ヘッド33から紫外線硬化型インクを吐出してインクドットを形成する位置を意味している。また、「紫外線照射位置」とは、シートM上のインクドットに対して紫外線を照射して硬化させてシートM上でのインクドットの広がりを停止する、つまりインク定着を行う位置を意味している。
そこで、本実施形態では、ドット形成位置Pdに形成されたインクドットDTが紫外線照射位置Pi1に移動するまでに要する時間T(以下「照射までの時間」という)が上記第1時間T1と同じ、あるいはそれよりも短くなうようにプリンター制御部200は前駆動モーター31および後駆動モーター32を制御している。これによって、紫外線照射による硬化処理までに互いに隣り合うインクドットDTが過剰に重なり合って画質低下を招くのを防止している。なお、ドット形成位置Pdで形成されるインクドットDTの直径がノズルピッチNPよりも小さい場合には、インクドットDTが紫外線照射位置Pi1に移動するまでに各インクドットDTの直径がノズルピッチNPと同じ値となって隣り合うインクドットDT同士が互いに繋がるように搬送速度を制御するのが望ましい。
上記の光重合開始剤は、上記のとおり、アシルフォスフィン系光重合開始剤及びチオキサントン系光重合開始剤を含有する。これにより、インクの硬化性を優れたものとできることに加え、印刷後初期の硬化膜の着色を防止することもできる。
これに加えて、アシルフォスフィン系光重合開始剤及びチオキサントン系光重合開始剤の合計の含有量は、上記のとおり、インク組成物の総質量(100質量%)に対し、9〜14質量%であり、好ましくは10〜13質量%であり、より好ましくは11〜13質量%である。これらのインク中における総含有量が上記範囲内である場合、インクの硬化性及び吐出安定性に極めて優れる。特に、含有量が9質量%以上であると、粘度が比較的高くなり、画像の汚れの原因であるミストの増加を防止できるため、インクの吐出安定性に優れる。
(アシルフォスフィン系光重合開始剤) 本実施形態における光重合開始剤は、アシルフォスフィン系光重合開始剤、すなわちアシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤(以下、単に「アシルフォスフィンオキサイド」ともいう。)を含む。これにより、特にインクの硬化性に優れ、かつ、印刷後初期の硬化膜の着色、及び硬化膜の経時後の着色を防止できる(硬化膜の初期着色度が小さくなる。)。
更に詳しくは、ブラックインクとして使用されるカーボンブラックとしては、No.2
300、No.900、MCF88、No.33、No.40、No.45、No.52、MA7、MA8、MA100、No.2200B等(以上、三菱化学社(Mitsubishi Chemical Corporation)製商品名)、Raven 5750、Raven 5250、Raven 5000、Raven 3500、Raven 1255、Raven 700等(以上、コロンビアカーボン(Carbon Columbia)社製商品名)、Rega 400R、Rega 330R、Rega 660R、Mogul L、Monarch 700、Monarch 800、Monarch 880、Monarch 900、Monarch 1000、Monarch 1100、Monarch 1300、Monarch 1400等(キャボット社(CABOT JAPAN K.K.)製商品名)、Color Black FW1、Color Black FW2、Color Black FW2V、Color Black FW18、Color Black FW200、Color Back S150、Color Black S160、Color Black S170、Printex 35、Printex U、Printex V、Printex 140U、Special Black 6、Special Black 5、Special Black 4A、Special Black 4等(以上、デグッサ(Degussa)社製商品名)が挙げられる。
このようにシートM上でのインクドットの広がり態様がシートMの種類によって異なる場合があるが、いずれの場合についても良好な画質で画像を記するためには、予め上記したようにシート毎に第1時間T1を計測した上で、それらのうち最も短い値を上記「照射までの時間T」に設定すればよい。このように構成することで、いずれの基材で構成されたシートMについても、紫外線によるノズル詰まりを防止しながら優れた画質で画像を記録することができる。なお、カラー画像を形成するために、色毎にインク組成が異なって第1時間T1もインク毎に異なる可能性があるが、これについてもプリンター1で使用するインクに上記計測を行って適切な第1時間T1を選定し、これに適合する搬送速度でシートMを搬送するように構成すればよい。
また、別の視点から見れば、ピニング処理を実行することでドット形成位置Pdから第1紫外線照射位置Pi1までの距離をより長く設定することが可能となり、これによって設計自由度を高めることができる。さらに、特許文献2に記載の装置と同様に、搬送方向Dsに並んだ複数の紫外線照射ユニットのうち最も下流側の紫外線照射ユニットを「第1紫外線照射ユニット34」として構成する一方、残りの紫外線照射ユニットを「第2紫外線照射ユニット35」として構成することも可能であり、この場合、最も下流側の紫外線照射ユニット34が上記した配設条件および搬送速度条件を満足するように構成すればよい。
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