JP2019151040A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光硬化性のインクを用いて印刷を行う印刷装置において、光照射装置の照射口付近で散乱した光の一部が印刷ヘッドのノズル面に入射することを防ぐ。【解決手段】印刷装置1は、所定の搬送方向Dsに搬送される記録媒体Sを支持する曲面30aを有する支持部材30と、支持部材30に対向する位置に配置されたノズル面39のノズルから液体を吐出することにより曲面30a上の記録媒体Sに画像を印刷する吐出ヘッド36aと、筐体371と発光部372とを有し発光部372から射出された光を照射口373を介して曲面30a上の記録媒体Sに照射する照射部37aと、吐出ヘッド36aと照射部37aとの間に配置された遮光板70aと、を備える。照射部37aの筐体371を、ノズル面39のうち照射口373から最も遠い部位39aを通りかつ遮光板70aの下端71aと接する仮想接平面P1よりも、曲面30aから遠ざかる位置に配置する。【選択図】図3

Description

本発明は、印刷装置に関する。
従来より、光硬化性のインクを用いて、ドラム式の印刷装置で印刷を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された技術は、UV光を記録媒体に向けて照射する光照射装置を、各印刷ヘッドに隣接させて配置し、この光照射装置の照射口付近に傾斜部を設けることにより、UV光の一部(漏れ光)が各印刷ヘッドのノズル面に入射するのを防ぐものである。かかる技術を採用すると、ノズル面に付着したインクが漏れ光によって硬化するのを抑制することができる、とされている。
特開2017−196795号公報
しかし、特許文献1に記載された構成を採用しても、長時間印刷を継続した場合には、各印刷ヘッドのノズル面に付着したインクが硬化することが確認された。本願発明の発明者は、光照射装置の照射口付近で散乱した光(散乱光)の一部がノズル面に入射することによって上記現象が起こることを発見した。かかる散乱光は、光源付近で発生しており反射回数も比較的少ないため、ノズル面に到達したときに強度が比較的高く、ノズル面に付着したインクの硬化に大きく寄与することが明らかとなっている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、光硬化性のインクを用いて印刷を行う印刷装置において、光照射装置の照射口付近で散乱した光(散乱光)の一部が印刷ヘッドのノズル面に入射することを防ぐことを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る印刷装置は、所定の搬送方向に搬送される記録媒体を支持する曲面を有する支持部材と、支持部材に対向する位置に配置されたノズル面のノズルから液体を吐出することにより、曲面で支持される記録媒体に画像を印刷する吐出ヘッドと、筐体と、筐体の内部に収容されて液体を硬化させる光を照射する発光部と、を有し、発光部から射出された光を、筐体によって規定された照射口を介して、曲面で支持される記録媒体に照射する照射部と、搬送方向において吐出ヘッドと照射部との間に配置された遮光板と、を備え、筐体は、ノズル面のうち照射口から最も遠い部位を通りかつ遮光板の下端と接する仮想接平面よりも、曲面から遠ざかる位置に配置されているものである。
かかる構成を採用すると、特定の仮想接平面(吐出ヘッドのノズル面のうち照射部の照射口から最も遠い部位を通りかつ遮光板の下端と接する仮想接平面)よりも、記録媒体を支持する支持部材の曲面から遠ざかる位置に、照射部の筐体を配置しているため、照射口付近での散乱光を全て遮光板で遮断することができ、散乱光の一部が吐出ヘッドのノズル面へと入射することを防ぐことができる。従って、散乱光の一部が吐出ヘッドのノズル面へと入射することに起因してノズル面に付着したインクが硬化することを防ぐことができる。
本発明に係る印刷装置において、遮光板と支持部材との間隔を、吐出ヘッドと支持部材との間隔よりも広くすることができる。
かかる構成を採用すると、支持部材の曲面によって支持された記録媒体に遮光板が接触することを防ぐことができるので、記録媒体の損傷を防ぐことができる。
本発明に係る印刷装置において、既に述べた吐出ヘッドを、搬送方向において照射部の上流側に配置された第1吐出ヘッドとし、既に述べた遮光板を、搬送方向において照射部の上流側に配置された第1遮光板とし、既に述べた仮想接平面を、第1吐出ヘッドのノズル面のうち照射口から最も遠い部位を通りかつ第1遮光板の下端と接する第1仮想接平面とすることができる。かかる場合において、搬送方向において照射部の下流側に配置された第2遮光板と、搬送方向において第2遮光板の下流側に配置された第2吐出ヘッドと、をさらに備え、第2吐出ヘッドのノズル面のうち照射口から最も遠い部位を通りかつ第2遮光板の下端と接する第2仮想接平面よりも、曲面から遠ざかる位置に筐体を配置することができる。
かかる構成を採用すると、二つの仮想接平面(照射部の上流側にある第1仮想接平面及び照射部の下流側にある第2仮想接平面)よりも、支持部材の曲面から遠ざかる位置に、照射部の筐体を配置しているため、照射口付近での散乱光を全て第1・第2遮光板で遮断することができ、散乱光の一部が第1・第2吐出ヘッドのノズル面へと入射することを防ぐことができる。従って、散乱光の一部が第1・第2吐出ヘッドのノズル面へと入射することに起因してノズル面に付着したインクが硬化することを防ぐことができる。
本発明の実施形態に係る印刷装置のレイアウトを示す平面図(上側から見た図)。 本発明の実施形態に係る印刷装置の全体構成を示す正面図(前側から見た図)。 本発明の実施形態に係る印刷装置の印刷ヘッドとUVランプの位置関係を示す説明図。 本発明の実施形態に係る印刷装置のヘッド移動機構を前側から見た場合の斜視図。 本発明の他の実施形態に係る印刷装置の印刷ヘッドとUVランプの位置関係を示す説明図。
以下、本発明に係る印刷装置1の実施形態について、図を参照して説明する。なお、本発明は、かかる実施形態によって制約されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るヘッド移動機構を装備する印刷装置1のレイアウトを示す平面図である。また、図2は、図1に示す印刷装置1の全体構成を説明するための正面図である。印刷装置1では、装置の前側に繰出部2、プロセス部3及び巻取部4が左右方向に配列されるとともに、プロセス部3の後側にメンテナンス部5が配置され、プロセス部3のプロセスユニット3Uが一体的にメンテナンス部5に対して移動自在となっている。なお、これらの図面及び後に説明する図面では、印刷装置1の左右方向X、前後方向Y及び鉛直方向Zに対応した三次元の座標系を採用している。
図2に示すように、印刷装置1では、繰出部2及び巻取部4は各々繰出軸20及び巻取軸40を有している。そして、繰出部2及び巻取部4にシートSの両端がロール状に巻き付けられ、それらの間に張架されている。こうして張架された経路Pcに沿ってシートSが繰出部2からプロセス部3に搬送されてプロセスユニット3Uによる印刷処理を受けた後、巻取部4へと搬送される。本発明の「記録媒体」に相当するシートSの種類は、紙系とフィルム系に大別される。具体例を挙げると、紙系には上質紙、キャスト紙、アート紙、コート紙等があり、フィルム系には合成紙、PET(Polyethylene terephthalate)、PP(polypropylene)等がある。なお、以下の説明では、シートSの両面のうち、画像が記録される面を表面と称する一方、その逆側の面を裏面と称する。
繰出部2は、シートSの端を巻き付けた繰出軸20と、繰出軸20から引き出されたシートSを巻き掛ける従動ローラー21と、を有する。繰出軸20は、シートSの表面を外側に向けた状態で、シートSの端を巻き付けて支持する。そして、繰出軸20が図2の紙面において時計回りに回転することで、繰出軸20に巻き付けられたシートSが従動ローラー21を経由してプロセス部3へと繰り出される。ちなみに、シートSは、繰出軸20に着脱自在な図示していない芯管を介して繰出軸20に巻き付けられている。従って、繰出軸20のシートSが使い切られた際には、ロール状のシートSが巻き付けられた新たな芯管を繰出軸20に装着して、繰出軸20のシートSを取り換えることができるようになっている。なお、図2中の符号Seは、従動ローラー21と前駆動ローラー31の間でシートSの幅方向への端を検出するエッジセンサーである。
プロセス部3は、繰出部2から繰り出されたシートSをプラテンドラム(支持部材)30の表面(曲面)30aで支持しつつ、プラテンドラム30の表面30aに沿って配置されたプロセスユニット3Uにより処理を適宜行って、シートSに画像を印刷するものである。プロセス部3では、プラテンドラム30の両側に前駆動ローラー31と後駆動ローラー32とが設けられており、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送されるシートSがプラテンドラム30に支持されて、画像の印刷を受ける。
前駆動ローラー31は、溶射によって形成された複数の微小突起を外周面に有しており、繰出部2から繰り出されたシートSを裏面側から巻き掛ける。そして、前駆動ローラー31は図2の紙面において時計回りに回転することで、繰出部2から繰り出されたシートSを搬送経路の下流側へと搬送する。なお、前駆動ローラー31に対してはニップローラー31nが設けられている。ニップローラー31nは、前駆動ローラー31側へ付勢された状態でシートSの表面に当接しており、前駆動ローラー31との間でシートSを挟み込む。これによって、前駆動ローラー31とシートSの間の摩擦力が確保され、前駆動ローラー31によるシートSの搬送を確実に行うことができる。
プラテンドラム30は、図示していない支持機構によりY方向に延びる回動軸301周りに回動自在に支持された円筒形状のドラムであり、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送されるシートSを裏面側から巻き掛ける。プラテンドラム30は、シートSとの間の摩擦力を受けてシートSの搬送方向Dsに従動回転しつつ、その表面(曲面)30aでシートSを裏面側から支持するものである。ちなみに、プロセス部3では、プラテンドラム30への巻き掛け部の両側でシートSを折り返す従動ローラー33、34が設けられている。これらのうち従動ローラー33は、前駆動ローラー31とプラテンドラム30の間でシートSの表面を巻き掛けて、シートSを折り返す。一方、従動ローラー34は、プラテンドラム30と後駆動ローラー32の間でシートSの表面を巻き掛けて、シートSを折り返す。このように、プラテンドラム30に対して搬送方向Dsの上・下流側各々でシートSを折り返すことで、プラテンドラム30へのシートSの巻き掛け部を長く確保することができる。
後駆動ローラー32は、溶射によって形成された複数の微小突起を外周面に有しており、プラテンドラム30から従動ローラー34を経由して搬送されてきたシートSを裏面側から巻き掛ける。そして、後駆動ローラー32は図2の紙面において時計回りに回転することで、シートSを巻取部4へと搬送する。なお、後駆動ローラー32に対してはニップローラー32nが設けられている。このニップローラー32nは、後駆動ローラー32側へ付勢された状態でシートSの表面に当接しており、後駆動ローラー32との間にシートSを挟み込む。これによって、後駆動ローラー32とシートSの間の摩擦力が確保され、後駆動ローラー32によるシートSの搬送を確実に行うことができる。
このように、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送されるシートSは、プラテンドラム30の表面(曲面)30aによって支持される。そして、プロセス部3では、プラテンドラム30に支持されるシートSの表面に対してカラー画像を印刷するために、プロセスユニット3Uが設けられている。プロセスユニット3Uは、前後一対に設けられた前面プレート35a及び背面プレート35b(図4参照)を有している。各プレート35a、35bは、プラテンドラム30の表面30aに沿った円弧形状を有しており、図示していない連結部材により相互に連結されてユニットフレームを構成している。そして、このユニットフレームに対し、以下に説明するようにプロセスユニット3Uの構成要素(印刷ヘッド36a〜36e、UVランプ37a、37b、ヘッド移動機構)が装着されている。
イエロー、シアン、マゼンタ及びブラックに対応する4個の印刷ヘッド(吐出ヘッド)36a〜36dが、この色順で搬送方向Dsに並ぶ。より詳しくは、これら4個の印刷ヘッド36a〜36dは、プラテンドラム30の回動軸301から放射状に配置されている。また、印刷ヘッド36a〜36dのうち搬送方向Dsの上流側に配置される2個の印刷ヘッド36a、36bは1つのヘッド移動機構により移動されてプラテンドラム30に巻き掛けられるシートSに対して位置決めされる。また、下流側に配置される2つの印刷ヘッド36c、36dも別のヘッド移動機構により移動されてプラテンドラム30に巻き掛けられるシートSに対して位置決めされる。そして、これらの2つのヘッド移動機構で4個の印刷ヘッド36a〜36dを移動して位置決めすることで印刷ヘッド36a〜36dのノズル面39(図3参照)のノズル先端(インクの吐出口)とシートSとの距離、いわゆるペーパーギャップを適正な値に設定することが可能となっている。このように、ペーパーギャップが調整された状態でプラテンドラム30の外周部に巻き掛けられるシートSに対して各印刷ヘッド36a〜36dがインクを吐出することで、シートSの表面にカラー画像を形成される。ヘッド移動機構の構成及び動作については、後に詳述する。
なお、図示はしていないが、本実施形態において印刷ヘッド36a〜36eは、引用文献1に記載のプリンターにおける印刷ヘッドと同様に、複数の単位ヘッドが搬送方向Dsに直交するY方向に二行千鳥で並び、さらに各単位ヘッドではY方向に並ぶ複数のノズルが開口する。こうして、印刷ヘッド36a〜36eのノズル面39では、複数のノズルがY方向に設けられている。本実施形態において、ノズル面39とは、単位ヘッドにおけるノズルが開口された面のみを指すのではなく、各単位ヘッドのノズルが形成された面及びその周辺の面を指す。具体的には、回転ドラム30に対向する面であるとともに、後述のワイピング処理において、ワイピング機構のワイパーが拭く領域を含む。したがって、ノズル面39は、回転ドラム30に対向する面であるとともに、ワイピングにおいてワイパーにより拭かれる領域でもある。
印刷ヘッド36a〜36dで使用するインクや記録液等の液体としては、紫外線(光)を照射することで硬化するUV(ultraviolet)インク(光硬化性インク)が用いられる。そこで、プロセスユニット3Uでは、インクを硬化させてシートSに定着させるために、UVランプ37a、37bが設けられている。なお、このインク硬化は、仮硬化と本硬化の二段階に分けて実行される。複数の印刷ヘッド36a〜36dの各間には、仮硬化用のUVランプ37aが配置されている。つまり、UVランプ37aは比較的弱い紫外線を照射することで、インクの形状が崩れない程度にインクを硬化(仮硬化)させるものであり、インクを完全に硬化させるものではない。一方、複数の印刷ヘッド36a〜36dに対して搬送方向Dsの下流側には、本硬化用のUVランプ37bが設けられている。つまり、UVランプ37bは、UVランプ37aより強い紫外線を照射することで、インクを完全に硬化(本硬化)させるものである。こうして仮硬化・本硬化を実行することで、複数の印刷ヘッド36a〜36dが形成したカラー画像をシートS表面に定着させることができる。
さらに、UVランプ37bに対して搬送方向Dsの下流側には、印刷ヘッド36eが設けられている。印刷ヘッド36eは、プラテンドラム30に巻き掛けられたシートSの表面に対して若干のクリアランスを空けて対向しており、透明のUVインクをインクジェット方式でシートSの表面に吐出する。つまり、4色分の印刷ヘッド36a〜36dによって形成されたカラー画像に対して、透明インクがさらに吐出される。なお、印刷ヘッド36eについては、既に述べたヘッド移動機構とは別のヘッド移動機構により単独で移動され位置決めされてペーパーギャップが適正な値に設定される。
このように印刷ヘッド36a〜36e、UVランプ37a、37b及びヘッド移動機構がユニットフレームに装着されてプロセスユニット3Uが構成されている。そして、通常動作、つまり印刷処理を行う際には、図1に実線で示すように繰出部2及び巻取部4の間に位置決めされる。一方、プロセスユニット3Uのメンテナンス動作、例えば印刷ヘッド36a〜36eに対するワイピング処理、キャッピング処理等を行う際には、図1に1点鎖線で示すように、プロセスユニット3Uは図示していないスライド駆動機構によりメンテナンス部5に移動される。
次に、図3を用いて、UVランプ37aの具体的な構成を説明するとともに、印刷ヘッド36a、36bとUVランプ37aの位置関係について説明する。
本実施形態におけるUVランプ37aは、本発明における照射部に相当するものであり、図3に示すように、筐体371と、筐体371の内部に収容されて液体を硬化させる光(UV光)を照射する発光部372と、を有し、発光部372から射出されたUV光を、筐体371によって規定された照射口373を介して、プラテンドラム30の表面30aで支持されるシートSに照射するように構成されている。発光部372としては、LED、メタルハライドランプ、キセノンランプ、カーボンアーク灯、ケミカルランプ、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ等を用いることもできる。
シートSの搬送方向Dsにおいて、印刷ヘッド36bよりも上流側の印刷ヘッド(第1吐出ヘッド)36aとUVランプ37aとの間には、遮光板70bよりも上流側の遮光板(第1遮光板)70aが配置されており、下流側の印刷ヘッド(第2吐出ヘッド)36bとUVランプ37aとの間には、下流側の遮光板(第2遮光板)70bが配置されている。遮光板70a、70bは、UVランプ37aの照射口373から照射されるUV光が印刷ヘッド36a、36bのノズル面39に入射することを抑制するための板状部材である。本実施形態においては、図3に示すように、遮光板70a、70bとプラテンドラム30の表面30aとの間隔G1を、印刷ヘッド36a、36bとプラテンドラム30の表面30aとの間隔G2よりも広く設定している。
ここで、図3において右下がり斜線で示した領域A1の内部にUVランプ37aが配置されてしまうと、光源372から照射された光がプラテンドラム30の表面30a又はシートSの表面で反射して反射光となり、その反射光が筐体371に当たって散乱した散乱光が上流側の印刷ヘッド36aに直接入射することを上流側の遮光板70aは防ぐことができない。また、図3において右上がり斜線で示した領域A2の内部にUVランプ37aの筐体371が配置されてしまうと、筐体371に当たって散乱した散乱光が下流側の印刷ヘッド36bに直接入射することを下流側の遮光板70bは防ぐことができない。
そこで、本実施形態においては、図3に示すように、UVランプ37aの筐体371を、上流側の印刷ヘッド36aのノズル面39のうち照射口373から最も遠い部位39aを通りかつ上流側の遮光板70aの下端71aと接する仮想接平面(第1仮想接平面)P1よりも、プラテンドラム30の表面30aから遠ざかる位置に配置するとともに、下流側の印刷ヘッド36bのノズル面39のうち照射口373から最も遠い部位39aを通りかつ下流側の遮光板70bの下端71bと接する仮想接平面(第2仮想接平面)P2よりも、プラテンドラム30の表面30aから遠ざかる位置に配置している。
このように、二つの仮想接平面P1、P2よりもプラテンドラム30の表面30aから遠ざかる位置にUVランプ37aの筐体371を配置しているため、筐体371における照射口373付近での散乱光が直接ノズル面39に入射するのを遮光板70a、70bで遮断することができ、筐体371に当たって散乱した散乱光の一部が印刷ヘッド36a、36bのノズル面39へと直接入射することを防ぐことができる。印刷ヘッド36b、36cとその間に配置されたUVランプ37aとの位置関係、印刷ヘッド36c、36dとその間に配置されたUVランプ37aとの位置関係、印刷ヘッド36d、36eとその間に配置されたUVランプ37bとの位置関係は、既に説明した印刷ヘッド36a、36bとその間に配置されたUVランプ37aとの位置関係と実質的に同様であるので、詳細な説明を省略する。
図2に戻ってプロセス部3及び巻取部4の構成説明を続ける。プロセス部3では、印刷ヘッド36eに対して搬送方向Dsの下流側には、UVランプ38が設けられている。UVランプ38は強い紫外線を照射することで、印刷ヘッド36eが吐出した透明インクを完全に硬化(本硬化)させるものである。これによって、透明インクをシートSの表面に定着させることができる。
プロセス部3によりカラー画像の形成されたシートSは、後駆動ローラー32によって巻取部4へと搬送される。巻取部4は、シートSの端を巻き付けた巻取軸40の他に、巻取軸40と後駆動ローラー32の間でシートSを裏面側から巻き掛ける従動ローラー41を有する。巻取軸40は、シートSの表面を外側に向けた状態で、シートSの端を巻き取って支持する。つまり、巻取軸40が図2の紙面において時計回りに回転すると、後駆動ローラー32から搬送されてきたシートSが従動ローラー41を経由して巻取軸40に巻き取られる。ちなみに、シートSは、巻取軸40に着脱自在な図示していない芯管を介して巻取軸40に巻き取られる。従って、巻取軸40に巻き取られたシートSが満杯になった際には、芯管ごとシートSを取り外すことが可能となっている。
次に、プロセスユニット3Uに装備されるヘッド移動機構の構成について、図4を参照しつつ詳述する。
図4は、2個の印刷ヘッド及びこれら印刷ヘッドを移動して位置決めするヘッド移動機構の構成を前側から見た場合の斜視図である。以下においては、図4を参照しつつ、印刷ヘッド36c、36dを駆動するヘッド移動機構6の構成及び動作について説明するが、印刷ヘッド36a、36bを移動させるヘッド移動機構も同様であるため、その構成及び動作の説明は省略する。
ヘッド移動機構6は、印刷ヘッド36cにより印刷を行う位置(マゼンタインクの着弾位置)でのプラテンドラム30の接線に対して垂直な方向(つまりプラテンドラム30の回動軸301から上記着弾位置を通過する放射方向)を第1方向D1とし、印刷ヘッド36cを第1方向D1に移動させて位置決めする。また、これと同時に、印刷ヘッド36dにより印刷を行う位置(ブラックインクの着弾位置)でのプラテンドラム30の接線に対して垂直な方向(つまりプラテンドラム30の回動軸301から上記着弾位置を通過する放射方向)を第2方向D2とし、印刷ヘッド36dを第2方向D2に移動させて位置決めする。このように、本実施形態では、両印刷ヘッド36c、36dの移動方向D1、D2は互いに角度θだけ傾斜しており、ヘッド移動機構6は当該角度関係を維持しながら両印刷ヘッド36c、36dを移動させて位置決めする機能を有している。
ヘッド移動機構6は、印刷ヘッド36cを保持するためのホルダ61cを有している。ホルダ61cは、前ホルダ部材611、後ホルダ部材612及び両ホルダ部材611、612を連結する連結プレート613を有しており、後ホルダ部材612に設けられる開口部614を介して印刷ヘッド36cを(−Y)方向からホルダ61cに対して挿脱自在となっている。
前ホルダ部材611の前面及び後ホルダ部材612の後面にはリニアガイド62が第1方向D1に延設されており、これら2つのリニアガイド62により前面プレート35a及び背面プレート35bに対してホルダ61cが第1方向D1に移動自在に構成されている。より詳しくは、前ホルダ部材611の前面に対し、第1方向D1に延びる直線状のレール621が固定されるとともにレール621に沿って2つのスライダー622、622が第1方向D1にスライド自在に取り付けられている。そして、これら2つのスライダー622、622が前面プレート35aの後面に固定されている。また、後ホルダ部材612の後面に対しても、前ホルダ部材611と同様に構成されたリニアガイド62が取り付けられ、リニアガイド62のスライダー622、622が背面プレート35bの前面に固定されている。こうして、ホルダ61cに前後2個のリニアガイド62、62を設けたことで、印刷ヘッド36cを保持したままホルダ61cが第1方向D1に移動自在となっている。
また、ヘッド移動機構6においては、印刷ヘッド36dを保持するためのホルダ61dが、ホルダ61cから搬送方向Dsの下流側に所定距離だけ離間して設けられている。ホルダ61dは、ホルダ61cと同様に、前ホルダ部材611、後ホルダ部材612及び連結プレート613を有しており、後ホルダ部材612に設けられる開口部614を介して印刷ヘッド36dをホルダ61dに対して挿脱自在となっている。また、前ホルダ部材611の前面及び後ホルダ部材612の後面には、リニアガイド62が第2方向D2に延設されており、これら2つのリニアガイド62により前面プレート35a及び背面プレート35bに対してホルダ61dが第2方向D2に移動自在に構成されている。なお、ホルダ61dに設けられるリニアガイド62の構成は、レール621の延設方向が異なる点を除き、ホルダ61cに設けられるリニアガイド62と同一である。そのため、ここでは同一符号を付して詳しい説明を省略する。
ホルダ61cを構成する前ホルダ部材611には、左側カムフォロア63cの一方端部が固定され、他方端部がホルダ61dに向けて右側に延設され、両前ホルダ部材611の略中間位置まで延設されている。左側カムフォロア63cの他方端部では、後側部分が若干切り欠かれて薄肉部に仕上げられるとともに、その薄肉部の後側方向には、(図示されていない)第1軸受が左側カムフォロア63cに回動自在に取り付けられている。第1軸受は、後述するカム65に接触するものである。また、左側カムフォロア63cの第1軸受のさらに他方端部寄りには、(図示されていない)第2軸受が回動自在に取り付けられている。第2軸受は、後述する右側カムフォロア63dの平面部が接触するものである。
ホルダ61dを構成する前ホルダ部材611には、右側カムフォロア63dの一方端部が固定され、他方端部がホルダ61cに向けて左側に延設され、両前ホルダ部材611の略中間位置まで延設されている。右側カムフォロア63dは、左側カムフォロア63cに取り付けられた(図示されていない)第2軸受を介して左側カムフォロア63cに連動するように構成されるとともに、左側カムフォロア63cに対して左右方向に変位可能に構成されている。右側カムフォロア63dの他方端部には、第2軸受に接触する平面部が設けられている。平面部は、右側カムフォロア63dの左側カムフォロア63cへの連動と、右側カムフォロア63dの左側カムフォロア63cに対する変位と、を実現させるものである。
ホルダ61c、61dの間には、カム65が回動自在に配置されている。カム65は、左側カムフォロア63cに取り付けられた第1軸受に接触する一方、第2軸受には接触しないように配置されている。カム65の外周面が第1軸受の外周面に当接することにより、左側カムフォロア63cの他方端部が支持される。また、左側カムフォロア63cに取り付けられた第2軸受の外周面が右側カムフォロア63dの平面部に当接することにより、右側カムフォロア63dの他方端部が支持される。すなわち、カム65によって、間接的に両カムフォロア63c、63dの他方端部が支持されることとなる。
カム65は、カムフォロア63c、63dの厚みよりも若干厚く仕上げられており、前後方向Yに延設された(図示されていない)カム軸に取り付けられている。カム軸は動力伝達部67を介してモーター等のアクチュエータ68と連結されており、アクチュエータ68で発生した駆動力が動力伝達部67によりカム軸に伝達される。これによって、カム軸が軸心周りに回動してカム65も回動する。カム65の回動により、カム65に接触する第1軸受が回動するとともに左側カムフォロア63cがカム軸に対して変位し、これにより印刷ヘッド36cが第1方向D1に移動する一方、第2軸受を介して左側カムフォロア63cに連動する右側カムフォロア63dがカム軸及び左側カムフォロア63cに対して変位し、これにより印刷ヘッド36dが第2方向D2に移動する。
なお、印刷ヘッド36a、36bについても、印刷ヘッド36c、36dと同様にしてヘッド移動機構6と同一構成のヘッド移動機構により位置決めされる。また、残りの印刷ヘッド36eについては、別のヘッド移動機構により位置決めされる。
こうして、印刷動作の準備が完了すると、印刷動作が実行されるが、装置の稼働状況に応じてプロセスユニット3Uのメンテナンス動作を行う必要がある。このメンテナンス動作では、プロセスユニット3Uが全体的に後側、つまり(−Y)方向に移動させられ、メンテナンス部5で種々のメンテナンス処理が実行される。これらのメンテナンス処理のうち、特に印刷ヘッド36a〜36eに関連するものとして、例えばワイピング処理がある。このワイピング処理は、各印刷ヘッド36a〜36eのノズルの目詰まりを防止するために行うものであり、メンテナンス部5には、ワイピング処理を実行する(図示されていない)ワイピング機構が設けられている。そして、メンテナンス部5に移動されたプロセスユニット3Uに対し、ワイピング機構のワイパーによってワイピング処理が実行される。
本実施形態のように、シートSの支持部材としてプラテンドラム30を用い、2つの印刷ヘッド36a、36bの間にUVランプ37aを配置した構成では、UVランプ37aから照射された光のうち、プラテンドラム30の表面30a又はシートSの表面で散乱した散乱光については、たとえ遮光板70a、70bを用いたとしても完全には防ぐことが出来ない。そこで上述のように、メンテナンス部5で種々のメンテナンス処理を定期的に実行することで印刷ヘッド36a、36bのノズルの目詰まりを防止している。
しかしながら、以上説明した実施形態に係る印刷装置1においては、二つの仮想接平面P1、P2よりもプラテンドラム30の表面30aから遠ざかる位置に、UVランプ37aの筐体371を配置しているため、UVランプ37aの照射口373付近で筐体371に当たって散乱した散乱光を全て遮光板70a、70bで遮断することができ、筐体371による散乱光の一部が印刷ヘッド36a、36bのノズル面39へと入射することを防ぐことができる。従って、従来の光硬化性のインクを用いた印刷装置に比べて印刷ヘッド36a、36bのノズル面39に入射する漏れ光の量を低減することができるため、上述のメンテナンス処理を実行する間隔を従来に比べて長くすることが可能となり、印刷効率を向上させることができる。
また、以上説明した実施形態に係る印刷装置1においては、遮光板70a、70bとプラテンドラム30の表面30aとの間隔G1を、印刷ヘッド36a、36bとプラテンドラム30の表面30aとの間隔G2よりも広くしているため、プラテンドラム30の表面30aによって支持されたシートSに遮光板70a、70bが接触することを防ぐことができる。この結果、シートSの損傷を防ぐことができる。
なお、上記実施形態においては、UVランプ(照射部)の上流側及び下流側の双方に印刷ヘッド(吐出ヘッド)を配置した場合の位置関係について説明したが、UVランプ(照射部)の上流側及び下流側の何れか一方にのみ印刷ヘッド(吐出ヘッド)を配置した場合においても、当然、本発明を適用することができる。
例えば、図2に示したUVランプ38の上流側の印刷ヘッド36eを、UVランプ38に対して比較的近接させて配置する場合には、UVランプ38と印刷ヘッド36eとの間に遮光板を配置しても、UVランプ38の筐体からの散乱光が印刷ヘッド36eのノズル面に入射する場合がある。そのような場合には、UVランプ38の筐体を、印刷ヘッド36eのノズル面のうちUVランプ38の照射口から最も遠い部位を通りかつ遮光板の下端と接する仮想接平面よりも、プラテンドラム30の表面30aから遠ざかる位置に配置するようにする。このように、仮想接平面よりもプラテンドラム30の表面30aから遠ざかる位置にUVランプ38の筐体を配置すると、UVランプ38の照射口付近で筐体に当たって散乱した散乱光を全て遮光板で遮断することができ、筐体による散乱光の一部が印刷ヘッド36eのノズル面へと入射することを防ぐことができる。
また、上記実施形態においては、プラテンドラム30を用いたいわゆるドラム式の印刷装置1に本発明を適用した例を示したが、ドラム式の印刷装置1とは異なる印刷装置にも本発明を適用することができる。
例えば、図5に示すように、前ローラー110の表面111と後ローラー120(支持部材)の表面(曲面)121と平らな支持面を有するガイド130とによってシートSを支持しながら第一の搬送方向DS1へとシートSを搬送しつつ、印刷ヘッド(吐出ヘッド)140のノズル面141のノズルからシートSの表面に対してUVインクを吐出することにより画像を印刷し、後ローラー120の表面121によってシートSの搬送方向を第二の搬送方向DS2に変更し、後ローラー120の下流側に、筐体151及び発光部152を有するUVランプ(照射部)150を配置し、印刷ヘッド140とUVランプ150の間に遮光板160を配置した印刷装置1Aにおいては、UVランプ150の位置によっては、UVランプ150の照射口153付近でUVランプ150の筐体151に当たって散乱した散乱光が印刷ヘッド140のノズル面141に入射する場合がある。
そこで、かかる構成を有する印刷装置1Aにおいては、図5に示すように、UVランプ150の筐体151を、印刷ヘッド140のノズル面141のうちUVランプ150の照射口153から最も遠い部位を通りかつ遮光板160の下端161と接する仮想接平面Pよりも、後ローラー120の表面121から遠ざかる位置に配置する。このように、仮想接平面Pよりも後ローラー120の表面121から遠ざかる位置にUVランプ150の筐体151を配置すると、UVランプ150の照射口153付近でUVランプ150の筐体151に当たって散乱した散乱光を全て遮光板160で遮断することができ、筐体151による散乱光の一部が印刷ヘッド140のノズル面141へと入射することを防ぐことができる。
本発明は、以上の各実施形態に限定されるものではなく、これら実施形態に当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。すなわち、これら実施形態が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、これら実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1・1A…印刷装置、30…プラテンドラム(支持部材)、30a…プラテンドラムの表面(曲面)、36a…印刷ヘッド(第1吐出ヘッド)、36b…印刷ヘッド(第2吐出ヘッド)、36c・36d・36e…印刷ヘッド(吐出ヘッド)、37a・37b…UVランプ(照射部)、371…筐体、372…発光部、373…照射口、38…UVランプ(照射部)、39…ノズル面、39a…ノズル面のうち照射口から最も遠い部位、70a…遮光板(第1遮光板)、70b…遮光板(第2遮光板)、71a…遮光板の下端、71b…遮光板の下端、120…後ローラー(支持部材)、121…後ローラーの表面(曲面)、140…印刷ヘッド(吐出ヘッド)、141…ノズル面、150…UVランプ(照射部)、151…筐体、152…発光部、153…照射口、160…遮光板、161…遮光板の下端、Ds・DS1・DS2…搬送方向、G1…遮光板とプラテンドラムの表面との間隔、G2…印刷ヘッドとプラテンドラムの表面との間隔、P…仮想接平面、P1…仮想接平面(第1仮想接平面)、P2…仮想接平面(第2仮想接平面)、S…シート(記録媒体)

Claims (3)

  1. 所定の搬送方向に搬送される記録媒体を支持する曲面を有する支持部材と、
    前記支持部材に対向する位置に配置されたノズル面のノズルから液体を吐出することにより、前記曲面で支持される前記記録媒体に画像を印刷する吐出ヘッドと、
    筐体と、前記筐体の内部に収容されて前記液体を硬化させる光を照射する発光部と、を有し、前記発光部から射出された光を、前記筐体によって規定された照射口を介して、前記曲面で支持される前記記録媒体に照射する照射部と、
    前記搬送方向において前記吐出ヘッドと前記照射部との間に配置された遮光板と、を備え、
    前記筐体は、前記ノズル面のうち前記照射口から最も遠い部位を通りかつ前記遮光板の下端と接する仮想接平面よりも、前記曲面から遠ざかる位置に配置されている、
    印刷装置。
  2. 前記遮光板と前記支持部材との間隔は、前記吐出ヘッドと前記支持部材との間隔よりも広い、請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記吐出ヘッドは、前記搬送方向において前記照射部の上流側に配置された第1吐出ヘッドであり、
    前記遮光板は、前記搬送方向において前記照射部の上流側に配置された第1遮光板であり、
    前記仮想接平面は、前記第1吐出ヘッドの前記ノズル面のうち前記照射口から最も遠い位置を通りかつ前記第1遮光板の下端と接する第1仮想接平面であり、
    前記印刷装置は、
    前記搬送方向において前記照射部の下流側に配置された第2遮光板と、
    前記搬送方向において前記第2遮光板の下流側に配置された第2吐出ヘッドと、をさらに備え、
    前記筐体は、前記第2吐出ヘッドの前記ノズル面のうち前記照射口から最も遠い部位を通りかつ前記第2遮光板の下端と接する第2仮想接平面よりも、前記曲面から遠ざかる位置に配置されている、請求項1又は2に記載の印刷装置。
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