JP2024067669A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷装置の構成を簡素化しながらインクミストを硬化させて回収する。【解決手段】印刷装置10は、印刷媒体Sを支持する外周面24aを有するプラテンドラム24と、紫外線硬化型インクを吐出して印刷を行う印刷ヘッド25と、印刷媒体Sに吐出された紫外線硬化型インクに紫外線を照射するピニング部71と、インクミストを吸引する気流を発生させる吸引ブロアー103と、外周面24aに対向する吸引口76aと吸引口76aから吸引されたインクミストが通過するダクト76とを有し吸引ブロアー103と接続されるミスト回収ユニット72と、を備え、ダクト76は、印刷ヘッド25とピニング部71との間に位置すると共に、ダクト76の側面には、ピニング部71から照射された紫外線を、ダクト76内に進入させて、吸引口76aから吸引されたインクミストを硬化させる光透過部77が形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、印刷装置に関する。
従来、印刷ヘッドから吐出されるUVインクに光を照射することにより印刷媒体上でインクを硬化させて印刷媒体に画像を印刷する印刷装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような印刷装置では、印刷ヘッドのノズルからインクが吐出される際に発生するインクミストが印刷装置内を汚すおそれがあるために、このインクミストを回収する回収機構を備えている。特許文献1の回収機構は、画像定着用の光源とは別に、ミスト硬化用の光源を備えている。
特開2010-201876号公報
特許文献1に記載の技術では、画像定着用の光源とは別に、ミスト硬化用の光源を備えるため、装置の構成が複雑化し易く、また、コストが高くなるという課題がある。
そもそも、特許文献1に記載の技術では、ミスト硬化用の光源から発せられる紫外線をインクミストのみに照射させるために、プラテンとノズル面との間の空間を通過させる。しかしながら、近年の高画質化の要望に応えるためにプラテンギャップはかなり狭くなっており、1mmを下回ることもある。このため、プラテンにもノズル面にも紫外線を当てずに、プラテンとノズル面との間の空間を、紫外線を通過させようとすると、ミスト硬化用の光源の配置などの調整が煩雑であるという課題がある。
本開示の一態様は、媒体を支持する支持面を有する支持部と、前記支持面を搬送される前記媒体に紫外線硬化型インクを吐出して印刷を行う印刷ヘッドと、前記媒体に吐出された前記紫外線硬化型インクに紫外線を照射して硬化させる紫外線照射部と、前記印刷ヘッドから前記紫外線硬化型インクを吐出する際に発生するインクミストを吸引する気流を発生させる気流生成部と、前記支持面に対向する位置に設けられた吸引口と、前記吸引口から吸引された前記インクミストが通過するダクトと、を有し、前記気流生成部と接続されるミスト回収部と、を備え、前記ダクトは、前記印刷ヘッドと前記紫外線照射部との間に位置すると共に、前記ダクトの前記紫外線照射部側の側面の一部には、前記紫外線照射部から照射された紫外線の一部を、前記ダクト内に進入させて、前記吸引口から吸引された前記インクミストを硬化させる光透過部が形成されている印刷装置である。
本実施形態に係る印刷装置の概要を示す図。 印刷部を示す図。 第1のピニングユニットを示す斜視図。 第1のピニングユニットのプラテンドラム側の端部周辺を示す側面図。 ピニングユニットの要部断面図。 回収機構の概要を示す図。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
[1.印刷装置の概要]
図1は、本実施形態に係る印刷装置10の概要を示す図である。
以下、各図においては、理解の便宜のため、実物とは異なる比率で各部材を図示する。また、以下に示す「上流」、「下流」は、印刷媒体Sの搬送方向の上流、下流を示す。なお、印刷媒体Sの搬送経路65の周辺の部材の位置関係についても、この搬送方向の上流、下流に対応させて位置関係を示す場合がある。
印刷装置10は、印刷媒体Sに対してインクを吐出することにより画像を形成するインクジェット式の印刷装置である。印刷装置10で使用される印刷媒体Sとしては各種のシートを用いることができる。印刷媒体Sは、例えば、普通紙や上質紙等の紙、あるいは、合成樹脂製のフィルムを利用できる。
印刷媒体Sは、媒体の一例に対応する。
印刷装置10は、媒体繰出部11、印刷部12、媒体巻取部13、媒体搬送部14、制御部16及び筐体17を備える。
媒体繰出部11は、印刷媒体Sを印刷部12に供給する。媒体繰出部11は、円筒状又は円柱状の繰出軸21を有する。繰出軸21は、図示しない繰出モーターの動力によって回転する。繰出軸21には印刷媒体Sをロール状に巻き重ねたロール体22が装着される。繰出軸21の回転によって印刷媒体Sがロール体22から繰り出される。
印刷部12は、プラテンドラム24、複数の印刷ヘッド25、複数の第1のピニングユニット26、複数の第2のピニングユニット27、複数のUV照射器28,29,30を備える。複数の印刷ヘッド25、複数の第1のピニングユニット26、複数の第2のピニングユニット27、複数のUV照射器28~30は、プラテンドラム24の外周面24aに沿って並ぶように配置される。
プラテンドラム24は、回転軸33を中心として回転する円筒形状のドラムである。プラテンドラム24は、その外周面24aで印刷媒体Sを支持し、矢印Aの方向に回転することにより、印刷媒体Sを矢印Aの方向に搬送する。即ち、矢印Aの方向は、印刷媒体Sの搬送方向である。
外周面24aは、媒体を支持する支持面の一例に対応する。プラテンドラム24は、支持部の一例に対応する。
媒体巻取部13は、図示しない巻取モーターの動力によって回転する巻取軸35を有する。巻取軸35にはロール体36が装着され、ロール体36を回転させることにより、印刷媒体Sをロール体36に巻き取って回収する。
媒体搬送部14は、媒体繰出部11により供給される印刷媒体Sを、図示しない搬送モーターの動力により、矢印Aで示す搬送方向に搬送する。媒体搬送部14は、印刷媒体Sに当てられる複数の搬送ローラー41~63を備え、複数の搬送ローラー41~63は、印刷媒体Sの搬送経路65を形成する。
搬送ローラー41~51は、媒体繰出部11から繰り出された印刷媒体Sを印刷部12のプラテンドラム24に向けてガイドしながら搬送する。搬送ローラー46と、搬送ローラー47,48とは、対向配置され、印刷媒体Sを挟み込んで搬送する。搬送ローラー51は、印刷媒体Sをプラテンドラム24の外周面24aに近接させて支持する。
搬送ローラー52~63は、プラテンドラム24から印刷媒体Sを媒体巻取部13に搬送する。搬送ローラー52は、印刷媒体Sを、プラテンドラム24の外周面24aに巻き掛けるように屈曲させる。搬送ローラー53と、搬送ローラー54,55とは、対向配置され、印刷媒体Sを挟み込んで搬送する。
制御部16は、CPU等のプロセッサーを備え、プロセッサーによりプログラムを実行して、ソフトウェアとハードウェアとの協働により印刷装置10の各部を制御する。CPUはCentral Processing Unitの略である。
制御部16は、図示しない駆動回路を介して印刷ヘッド25、搬送モーター、繰出モーター、巻取モーターを動作させる。また、制御部16には、各種センサーが接続され、制御部16は、各種センサーの検出値を取得して各部の制御に反映させる。
筐体17は、媒体繰出部11、印刷部12、媒体巻取部13、媒体搬送部14、制御部16を収納する。
[2.印刷装置の要部の構成]
図2は、印刷部12を示す図である。
印刷部12は、印刷媒体Sの幅方向に沿って設置されたラインヘッドである複数の印刷ヘッド25を有する。複数の印刷ヘッド25は、印刷媒体Sの搬送方向に、適宜の間隔を空けてドラムの外周面24aに沿って配置される。
印刷ヘッド25は、紫外線の照射により硬化するUVインクを吐出するヘッドである。印刷ヘッド25は、幅方向に沿って配置されるノズル列を有する。印刷ヘッド25は、ノズル列の長さに応じて、幅方向の所定の範囲にUVインクを吐出可能である。プラテンドラム24の周囲には、印刷媒体Sの搬送方向に沿って順にホワイト、シアン、マゼンタ、ブラック、イエローの各色のUVインクを吐出する5個の印刷ヘッド25が配置される。
ホワイトの印刷ヘッド25とシアンの印刷ヘッド25との間には、UV照射器28が配置される。イエローの印刷ヘッド25の下流には、UV照射器29が配置される。UV照射器28,29は、印刷媒体Sに吐出されたUVインクに紫外線を照射し、UVインクを本硬化させる。これにより、複数の印刷ヘッド25により印刷媒体Sに形成された画像が定着される。
UV照射器29の下流に位置する印刷ヘッド25は、透明なUVインクを吐出する。この印刷ヘッド25により、複数の印刷ヘッド25によって形成された画像が透明なUVインクによって被覆される。
UV照射器29の下流には、図1に示すようにUV照射器30が配置される。UV照射器30から照射された紫外線により、透明なUVインクは本硬化される。
各印刷ヘッド25のプラテンドラム24と対向する面には、UVインクが吐出される複数のノズルが形成されたノズル面25aが設けられる。
シアン、マゼンタ、ブラックの3個の印刷ヘッド25のそれぞれの下流には、第1のピニングユニット26が配置されている。また、ホワイトの印刷ヘッド25、イエローの印刷ヘッド25及び透明の印刷ヘッド25のそれぞれの下流には、第2のピニングユニット27が配置されている。
第1のピニングユニット26は、UV光源を備えたピニング部71を備える。第1のピニングユニット26には、一体的にミスト回収ユニット72が設けられている。ピニング部71は、各印刷ヘッド25から吐出されるUVインクをUV光源から照射される紫外線により仮硬化させる。ミスト回収ユニット72は、各印刷ヘッド25からUVインクが吐出される際に発生するミストを回収する。
ピニング部71は、紫外線照射部の一例に対応する。ミスト回収ユニット72は、ミスト回収部の一例に対応する。
第2のピニングユニット27は、UV光源を備えていないダミーピニング74を備える。第2のピニングユニット27には、一体的にミスト回収ユニット72が設けられている。
ダミーピニング74は、ミスト回収ユニット72に対する取付位置及び外形が、ピニング部71と同一である。すなわち、第1のピニングユニット26と、第2のピニングユニット27とは、ピニング部71とダミーピニング74とのいずれかを有するかの点で異なっている。
よって、ダミーピニング74と印刷媒体Sとの距離などを含めた位置関係は、ピニング部71と印刷媒体Sとの距離などを含めた位置関係と同一である。これにより、ピニングユニット26、27では、印刷媒体Sを搬送中にそれぞれのピニングユニット26、27と、印刷媒体Sとの間に発生する気流の変化を無くすことができる。よって、例えば、ミストを同一の気流の条件で吸引し、回収できる。
なお、以下の説明では、イエローの印刷ヘッド25に隣接する第2のピニングユニット27を、「a」を付して、第2のピニングユニット27aという。また、ホワイト、および、透明の印刷ヘッド25に隣接する第2のピニングユニット27を、「b」を付して、第2のピニングユニット27bという。
[3.紫外線照射部の構成]
図3は、第1のピニングユニット26を示す斜視図である。図4は、第1のピニングユニット26のプラテンドラム24側の端部周辺を示す側面図である。図5は、第1のピニングユニット26の部分断面図である。なお、第1のピニングユニット26は、図1、図2に示すように、プラテンドラム24の径方向に延びた状態で配置されており、配置位置に応じて鉛直方向に対して傾斜している。しかしながら、図4、図5では、説明の便宜のために、第1のピニングユニット26を図面上は、上下方向に延びた状態で図示する。
第1のピニングユニット26は、シアン、マゼンタ、ブラックの印刷ヘッド25毎に、それぞれ配置される。以下の説明では、印刷ヘッド25と第1のピニングユニット26との関係を説明する場合には、特段の説明がない限り、シアン、マゼンタ、ブラックのいずれかの色に関する印刷ヘッド25と第1のピニングユニット26との関係を説明する。
第1のピニングユニット26は、プラテンドラム24の外周面24aに対向して配置されるピニング部71と、ピニング部71の径方向外側に位置するミスト回収ユニット72と、を備える。
ミスト回収ユニット72は、中空状の本体部75と、本体部75からプラテンドラム24に向かって延びるダクト76と、を有する。
本体部75には、中空状の負圧室78が形成される。負圧室78の側壁78aには、ミスト排出口79が形成される。ミスト排出口79には、図6に示す回収ホース101が接続される。この回収ホース101は、フィルターを介して図6に示す吸引ブロアー103に接続される。吸引ブロアー103が駆動することにより、負圧室78が負圧にされる。
ダクト76は、ピニング部71の上流側において、本体部75からピニング部71に沿ってプラテンドラム24に向かって延びる。ダクト76の先端にはプラテンドラム24に対向して開口する吸引口76aが形成される。吸引口76aはダクト76の内外を連通させる。吸引口76aは、印刷ヘッド25の下流側に配置される。
ダクト76は負圧室78に連通するため、負圧室78が負圧になると吸引口76aから周囲のインクミストが吸引される。吸引口76aを通じて吸引されたインクミストはダクト76内を通過し、負圧室78のミスト排出口79から回収ホース101に排出される。
図4、図5に示すように、ピニング部71は、ケース71aと、ケース71aの内部に収容されたUVユニット80とを有する。
UVユニット80は、幅方向に延びる角柱状のベースプレート81を有する。ベースプレート81は径方向に厚みを有する。ベースプレート81の径方向内側面には、LED基板82が支持される。LED基板82は幅方向に延びる。LED基板82には、複数のUV光源83が設けられる。複数のUV光源83は、幅方向に沿って配置される。UV光源83は、UVLED光源である。UV光源83の照射方向は、容器状のカバー84で保護される。
LEDは、Light Emitting Diodeの略語である。UVは、ultravioletの略語である。UV光源83は、光源の一例に対応する。
カバー84はベースプレート81に固定される。カバー84は、金属で形成される。カバー84は、幅方向に延びる矩形状の底面部84aと、底面部84aの周囲に形成された周囲壁84bとを有する。底面部84aは、UV光源83とプラテンドラム24との間に位置する。底面部84aには、厚み方向に貫通するスリット状の開口84a1が形成されている。開口84a1は、UV光源83の所定の光線軸方向に形成される。開口84a1は、断面では、径方向においてUV光源83から離れるにしたがって開口幅が拡大する。具体的には、開口84a1は、UV光源83側よりもプラテンドラム24側の開口幅が大きい断面台形状に形成される。
開口84a1は、第2開口部の一例に対応する。
UV光源83は、底面部84aの開口84a1を通じてプラテンドラム24側に紫外線を照射可能である。開口84a1の断面台形状の開口形状により、UV光源83から出射された紫外線について印刷媒体Sに照射される紫外線の範囲が規定される。UV光源83は、印刷媒体Sに吐出されたUVインクを仮硬化させる。
底面部84aの内面、すなわち、径方向外側面には、ガラス板85が配置される。ガラス板85は、底面部84aの開口84a1を閉塞する。ガラス板85の上流側および下流側には、緩衝部材の一例としてのスポンジ86が配置される。
ベースプレート81の径方向外側には、放熱フィン87が配置される。放熱フィン87により、ピニング部71が発する熱が放熱される。
ベースプレート81の上流側の面81a及び下流側の面81bには、それぞれ遮光板アッシー88が取付けられる。遮光板アッシー88は、複数の締結部材89で締結される。締結部材89としては、ビス又はリベットが好適である。
遮光板アッシー88は、UV光源83から照射された紫外線が、プラテンドラム24とピニング部71との間の照射スペースΔから、上流側または下流側の印刷ヘッド25に向けて漏れるのを防止する。
遮光板アッシー88は、遮光板の一例に対応する。
遮光板アッシー88は、一対の遮光板材90、91により構成される。一対の遮光板材90、91は、搬送方向に厚みを有して幅方向に延びる板材である。
上流側の遮光板材90は、径方向に延びる基部90aと、基部90aの径方向内端から上流側に折れ曲がった先端部90bとを有する。先端部90bは径方向内側に進むに連れて上流側に傾斜する。
下流側の遮光板材91は、径方向に延びる基部91aと、基部91aの径方向内端から下流側に折れ曲がった先端部91bとを有する。先端部91bは径方向内側に進むに連れて下流側に傾斜する。
一対の遮光板材90、91は、基部90a、91aが重ね合わせられることによりY字状に構成される。遮光板材90、91は、基部90a、91aにおいてベースプレート81に締結される。
なお、遮光板アッシー88は、シアン、マゼンタ、ブラックの各印刷ヘッド25の下流に隣接する第1のピニングユニット26と、イエローの印刷ヘッド25に隣接する第2のピニングユニット27aとに取付けられている。一方で、ホワイト、透明の各印刷ヘッド25に隣接する第2のピニングユニット27bには、遮光板アッシー88は取付けられていない。
[4.紫外線誘導部の構成]
図5に示すように、本実施形態では、ミスト回収ユニット72のダクト76は、印刷ヘッド25とピニング部71との間に位置する。ダクト76のピニング部71側の側面には、ピニング部71から照射された紫外線の一部を、ダクト76内に進入させる光透過部77が形成される。光透過部77を透過した紫外線により、吸引口76aから吸引したインクミストをダクト76内で硬化させることができる。
本実施形態では、ダクト76の吸引口76a側は、径方向に延びており、断面略U字状に形成される。すなわち、ダクト76は、吸引口76a側では、上流側側面76bと、上流側側面76bの幅方向の両端に形成された、側面76cと、図5に示す側面76dと、を有する。したがって、本実施形態のダクト76は、吸引口76a側では、ピニング部71側が開放された断面略U字形状である。光透過部77は、側面76c、76dの間の離間した空間により形成される。すなわち、本実施形態では、光透過部77は、開口形状により形成される開口部である。光透過部77は、幅方向に長く形成され、印刷ヘッド25のノズル列よりも長く形成される。光透過部77は、UVインクが吐出される領域よりも幅方向に長く形成される。
また、ダクト76の上流側側面76bおよび側面76c、76dのすべての内壁面76b1、76d1はダクト76の上流側側面76bおよび側面76c、76dのすべての外壁面76b2、76c2よりも反射率が高く形成される。例えば、ダクト76は金属板を折り曲げて形成する。そして、ダクト76の外壁面76b2、76c2を、例えば、黒色に塗布する。これにより、遮光板アッシー88を越えて照射スペースΔから漏れた紫外線、いわゆる、漏れ光がダクト76の外壁面76b2、76c2に当たった場合には吸収し易くしている。これに対して、本実施形態では、ダクト76の内壁面76b1、76d1はダクト76の外壁面76b2、76c2よりも反射率を高くすることにより、ダクト76内では紫外線を減衰し難くしている。
なお、ダクト76は、ピニング部71や遮光板アッシー88などの面形状に沿って配置されるため、側面76c、76dの間の開放された空間は、ピニング部71や遮光板アッシー88などの面形状により閉塞された状態である。よって、インクミストが通過可能な流路が構成され、ダクト76内をインクミストが通過可能である。
ミスト回収ユニット72は、ミスト回収部の一例に対応する。
光透過部77を閉塞する遮光板アッシー88の遮光板材90、91には、厚み方向に貫通する貫通孔88aが形成される。貫通孔88aは、遮光板材90、91の光透過部77と対向する位置に形成される。貫通孔88aは、ピニング部71から照射された紫外線の一部をダクト76内に進入可能とする。貫通孔88aは、幅方向に長い長孔である。貫通孔88aは、印刷ヘッド25のノズル列の長さよりも幅方向に長く形成される。
貫通孔88aは、第1開口部の一例に対応する。
貫通孔88aの近傍において、カバー84の底面部84aには、底面部84aの角を切り欠いたような形状の反射面84cが形成される。反射面84cは、下流側に進むに連れて径方向内側に傾斜する傾斜面である。カバー84において、反射面84cと、底面部84aのプラテンドラム24に対向する部分の外表面と、が成す角度θが135°よりも有意に大きく形成される。反射面84cの傾斜形状により、紫外線が貫通孔88aに向かうことが遮られ難くなっている。特に、本実施の形態では、カバー84は金属で構成されており、反射面84cにより紫外線を良好に反射可能である。反射面84cは、印刷ヘッド25のノズル列の長さよりも幅方向に長く形成される。
ここで、貫通孔88aを有する遮光板アッシー88において、下流側の遮光板材91の先端部91bは、径方向内側に進むにつれてカバー84の開口84a1側に傾斜している。よって、先端部91bは、反射面84cに沿った傾斜形状をしている。また、先端部91bは、径方向内側に進むにつれて反射面84cから離間するように傾斜している。これにより、遮光板材91の先端部91bと、カバー84の反射面84cとは、開口84a1側に向けて広がる形状を形成する。よって、開口84a1からの紫外線は、先端部91bと反射面84cとにより、貫通孔88a、光透過部77に誘導されて、ダクト76内に誘導され易くなっている。
光透過部77と、貫通孔88aと、反射面84cと、先端部91bとにより、本実施の形態の紫外線誘導部93が構成される。
[5.回収機構の構成]
図6は、回収機構100の概要を示す図である。
印刷装置10は、インクミストを回収する回収機構100を備える。回収機構100は、印刷ヘッド25の色毎に設けられたミスト回収ユニット72と、ミスト回収ユニット72から延びる回収ホース101と、各回収ホース101が接続された回収タンク102と、回収タンク102に接続された吸引ブロアー103と、を有する。
吸引ブロアー103は、印刷ヘッド25から紫外線硬化型インクを吐出する際に発生するインクミストを吸引する気流を発生させる。すなわち、吸引ブロアー103が駆動すると、各回収ホース101を介してそれぞれのミスト回収ユニット72の負圧室78が負圧にされ、ミスト回収ユニット72のダクト76の吸引口76aからインクミストが吸引される。吸引されたインクミストは、回収ホース101を介して回収タンク102に回収される。回収タンク102では、インクミストはサイクロン分離により分離されて回収される。
本実施の形態では、ミスト回収ユニット72と回収ホース101は6色分設けられる。これに対して、回収タンク102と吸引ブロアー103は一つである。
吸引ブロアー103は、気流生成部の一例に対応する。
[6.印刷装置の動作]
印刷装置10において印刷動作が開始されると、印刷媒体Sが搬送され、印刷媒体Sが印刷位置を通過する際に、印刷ヘッド25によりUVインクが印刷媒体Sに吐出される。また、第1のピニングユニット26やUV照射器28~30から紫外線が印刷媒体S上のUVインクに照射され、印刷媒体S上のUVインクが適宜に硬化される。これにより、印刷媒体Sには硬化したUVインクによる画像が形成される。
一般に、印刷ヘッドは、画像記録用のインクを印刷媒体Sに吐出する際に、画像記録用のインクよりも粒径が小さいインクミストを発生させる。このインクミストは空気中を浮遊して、印刷装置10の内部を汚す恐れがあるため、印刷装置10では、ミスト回収ユニット72のダクト76からインクミストを吸引し回収機構100に回収している。
本実施形態では、ミスト回収ユニット72のダクト76には光透過部77が設けられており、第1のピニングユニット26には、紫外線誘導部93が設けられている。ここで、ピニング部71からカバー84の開口84a1を通じて照射された紫外線の一部は、印刷媒体Sやカバー84の底面部84aなどで反射されながら進む。この際に、この紫外線は、遮光板アッシー88の貫通孔88aを通じて光透過部77に到達可能であり、光透過部77からダクト76内に進入可能である。よって、ダクト76内に吸引されたインクミストに対して紫外線を照射することが可能となり、ダクト76内でインクミストを硬化して粉末化することができる。粉末化したインクミストは、吸引ブロアー103により、ダクト76や回収ホース101を通じて回収タンク102に回収される。
よって、ダクト76内や回収ホース101内に液体状のインクミストが付着することが抑制される。このため、ダクト76や回収ホース101の流路抵抗の増大が抑制される。また、粉末化したインクミストは、少ない風量で回収し易い。したがって、吸引ブロアー103の出力を抑制し易く、本実施形態では、エネルギーの消費を抑制し易くなっている。換言すれば、吸引ブロアー103の出力を維持した状態で、さらに多くのミスト回収ユニット72および回収ホース101を設けることができる。すなわち、吸引ブロアー103の出力を維持した状態で、さらなる多色の印刷ヘッド25を有する印刷装置10にすることができる。
また、本実施形態では、ダクト76の内壁面76b1、76d1は金属面であり、黒色が塗布された外壁面76b2、76c2よりも反射率が高い。よって、ダクト76内では紫外線を減衰し難くして、吸引されたインクミストに紫外線が確実に当たり易くなっている。これにより、インクミストの硬化漏れが抑制され易くなる。
[7.実施形態の作用]
以上説明したように、本実施形態に係る印刷装置10は、印刷媒体Sを支持する外周面24aを有するプラテンドラム24と、外周面24aを搬送される印刷媒体Sに紫外線硬化型インクを吐出して印刷を行う印刷ヘッド25と、を有する。また、この印刷装置10は、印刷媒体Sに吐出された紫外線硬化型インクに紫外線を照射して硬化させるピニング部71と、印刷ヘッド25から紫外線硬化型インクを吐出する際に発生するインクミストを吸引する気流を発生させる吸引ブロアー103と、を有する。さらに、この印刷装置10は、吸引ブロアー103と接続されるミスト回収ユニット72を備える。ミスト回収ユニット72は、外周面24aに対向する位置に設けられた吸引口76aと、吸引口76aから吸引されたインクミストが通過するダクト76と、を有する。この印刷装置10において、ダクト76は、印刷ヘッド25とピニング部71との間に位置する。また、ダクト76のピニング部71側の側面の一部には、ピニング部71から照射された紫外線の一部を、ダクト76内に進入させて、吸引口76aから吸引されたインクミストを硬化させる光透過部77が形成されている。
この構成によれば、印刷媒体Sに吐出されたインクを硬化させるためのピニング部71が照射する光を利用してインクミストを硬化させて回収することができる。よって、印刷装置10の構成を簡素化しながらインクミストを硬化させて回収することができる。なお、インクミストが粉末化されて回収されるため、インクミストがダクト76の内部に液体状のまま付着してダクト76の流路抵抗が増加することを抑制することもできる。
本実施形態では、印刷ヘッド25とピニング部71との間には、ピニング部71から照射された紫外線が、印刷ヘッド25側へ入射するのを防ぐ遮光板アッシー88が設けられている。遮光板アッシー88の光透過部77と対向する位置には、ピニング部71から照射された紫外線の一部がダクト76内に進入するのを可能とする貫通孔88aが形成されている。
この構成によれば、遮光板アッシー88により、ピニング部71からの紫外線を漏れ難くしつつ、ダクト76内には進入可能として、ダクト76内でインクミストを硬化させることができる。
また、本実施形態では、ピニング部71は、UV光源83と、UV光源83とプラテンドラム24との間に位置しUV光源83から出射された紫外線のうち、印刷媒体Sに照射される紫外線の範囲を規定する開口84a1が設けられた底面部84aと、を有する。ミスト回収ユニット72側の底面部84aの一部には、遮光板アッシー88で反射された紫外線を貫通孔88a及び光透過部77を通過させてダクト76内へ反射させる反射面84cが形成されている。
この構成によれば、ピニング部71からの紫外線をダクト76内に進入させ易くできる。
また、本実施形態では、遮光板アッシー88の一部は、開口84a1側へ傾斜している。
この構成によれば、開口84a1を通過して広がる紫外線を遮光板アッシー88により反射させ易くでき、ピニング部71からの紫外線をダクト76内に進入させ易くできる。
また、本実施形態では、光透過部77は、印刷ヘッド25のノズル列の長さ以上の幅を有する。
この構成によれば、印刷ヘッド25のノズル列の長さに応じて生じるインクミストの硬化漏れを抑制できる。
光透過部77は、開口部である。
この構成によれば、光透過部77を簡易な構成で形成することができる。
ダクト76の内壁面76b1、76d1はダクト76の外壁面76b2、76c2よりも反射率が高い。
この構成によれば、ダクト76の外部では紫外線の反射を抑えることによりダクト76の外部でインクミストが硬化して粉末化することを抑制する。一方で、ダクト76の内部では、紫外線を反射させてダクト76内を移動させ易くすることによりインクミストの硬化漏れを抑制し易くできる。
[8.他の実施形態]
上述した実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明を実施する具体的態様に過ぎず、本発明を限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、例えば以下に示すように、種々の態様において実施することが可能である。
上述した実施形態では、ダクト76の光透過部77は、側面76cと76dとの間の開口形状により形成された構成を説明した。しかしながら、光透過部77は、側面と側面との間に下流側側面が形成され、その下流面に形成された貫通孔形状でもよい。
上述した実施形態では、ダクト76の光透過部77は、側面76cと76dとの間の開口形状により形成された構成を説明した。しかしながら、光透過部77は、開口形状に限定されない。例えば、側面76cと側面76dとの間に配置された透明な部材により光透過部77を構成してもよい。透明な部材は、例えば、ガラスである。この場合には、光透過部77を閉塞形状としながら紫外線をダクト76内に導くことができ、吸引口76aの吸引力を維持しながらインクミストを硬化させることができる。
上述した実施形態では、シアン、マゼンタ、ブラックに対応して、ピニング部71を有する第1のピニングユニット26が配置され、ホワイト、イエロー、透明色に、ピニング部71を有しない第2のピニングユニット27a、27bが配置される構成を説明した。しかしながら、シアン、マゼンタ、ブラック、ホワイト、イエロー、透明色、のすべての色に対応させて、ピニング部71を有する第1のピニングユニットを設けてもよい。なお、少なくとも、いずれかの色でピニング部71を有する第1のピニングユニット26が配置されればよい。
[9.上記実施の形態によりサポートされる構成]
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)媒体を支持する支持面を有する支持部と、前記支持面を搬送される前記媒体に紫外線硬化型インクを吐出して印刷を行う印刷ヘッドと、前記媒体に吐出された前記紫外線硬化型インクに紫外線を照射して硬化させる紫外線照射部と、前記印刷ヘッドから前記紫外線硬化型インクを吐出する際に発生するインクミストを吸引する気流を発生させる気流生成部と、前記支持面に対向する位置に設けられた吸引口と、前記吸引口から吸引された前記インクミストが通過するダクトと、を有し、前記気流生成部と接続されるミスト回収部と、を備え、前記ダクトは、前記印刷ヘッドと前記紫外線照射部との間に位置すると共に、前記ダクトの前記紫外線照射部側の側面の一部には、前記紫外線照射部から照射された紫外線の一部を、前記ダクト内に進入させて、前記吸引口から吸引された前記インクミストを硬化させる光透過部が形成されている印刷装置。
この構成によれば、印刷媒体に吐出されたインクを硬化させるための紫外線照射部が照射する紫外線を利用してインクミストを硬化させて回収することができる。よって、印刷装置の構成を簡素化しながらインクミストを硬化させて回収することができる。
(構成2)前記印刷ヘッドと前記紫外線照射部との間には、前記紫外線照射部から照射された紫外線が、前記印刷ヘッド側へ入射するのを防ぐ遮光板が設けられており、前記遮光板の前記光透過部と対向する位置には、前記紫外線照射部から照射された紫外線の一部が前記ダクト内に進入するのを可能とする第1開口部が形成されている構成1に記載の印刷装置。
この構成によれば、遮光板により、紫外線照射部からの紫外線を漏れ難くしつつ、ダクト内には進入可能として、インクミストを硬化させることができる。
(構成3)前記紫外線照射部は、光源と、前記光源と前記支持部との間に位置し前記光源から出射された紫外線のうち前記媒体に照射される紫外線の範囲を規定する第2開口部が設けられた底面部と、を有し、前記ミスト回収部側の前記底面部の一部には、前記遮光板で反射された紫外線を前記第1開口部及び前記光透過部を通過させて前記ダクト内へ反射させる反射面が形成されている構成2に記載の印刷装置。
この構成によれば、紫外線照射部からの紫外線をダクト内に進入させ易くできる。
(構成4)前記遮光板の一部は、前記第2開口部側へ傾斜している構成3に記載の印刷装置。
この構成によれば、第2開口部を通過して広がる紫外線を遮光板により反射させ易くでき、紫外線照射部からの紫外線をダクト内に進入させ易くできる。
(構成5)前記光透過部は、前記印刷ヘッドのノズル列の長さ以上の幅を有する構成1から4のいずれかに記載の印刷装置。
この構成によれば、印刷ヘッドのノズル列の長さに応じて生じるインクミストの硬化漏れを抑制できる。
(構成6)前記光透過部は、開口部である構成1から5のいずれかに記載の印刷装置。
この構成によれば、光透過部を簡易な構成で形成することができる。
(構成7)前記光透過部は、透明な部材である構成1から5のいずれかに記載の印刷装置。
この構成によれば、光透過部を閉塞形状としながら紫外線をダクト内に導くことができ、吸引口の吸引力を維持しながらインクミストを硬化させることができる。
(構成8) 前記ダクトの内壁面は前記ダクトの外壁面よりも反射率が高い構成1から7のいずれかに記載の印刷装置。
この構成によれば、ダクトの外部では紫外線の反射を抑えることによりダクトの外部でインクミストが硬化して粉末化することを抑制できる。また、ダクトの内部では、紫外線を反射させてダクト内を移動させ易くすることによりインクミストの硬化漏れを抑制し易くできる。
10…印刷装置、24…プラテンドラム(支持部)、24a…外周面(支持面)、25…印刷ヘッド、26…第1のピニングユニット、71…ピニング部(紫外線照射部)、71a…ケース、72…ミスト回収ユニット(ミスト回収部)、76…ダクト、76a…吸引口、76b…上流側側面、76b1…内壁面、76b2…外壁面、76c…側面、76c2…外壁面、76d…側面、76d1…内壁面、77…光透過部、81a…上流側の面、81b…下流側の面、82…LED基板、83…UV光源(光源)、84…カバー、84a…底面部、84a1…開口(第2開口部)、84b…周囲壁、84c…反射面、85…ガラス板、86…スポンジ、87…放熱フィン、88…遮光板アッシー(遮光板)、88a…貫通孔(第1開口部)、89…締結部材、90…遮光板材、90a…基部、90b…先端部、91…遮光板材、91a…基部、91b…先端部、93…紫外線誘導部、103…吸引ブロアー(気流生成部)、S…印刷媒体(媒体)、Δ…照射スペース、θ…角度。

Claims (8)

  1. 媒体を支持する支持面を有する支持部と、
    前記支持面を搬送される前記媒体に紫外線硬化型インクを吐出して印刷を行う印刷ヘッドと、
    前記媒体に吐出された前記紫外線硬化型インクに紫外線を照射して硬化させる紫外線照射部と、
    前記印刷ヘッドから前記紫外線硬化型インクを吐出する際に発生するインクミストを吸引する気流を発生させる気流生成部と、
    前記支持面に対向する位置に設けられた吸引口と、前記吸引口から吸引された前記インクミストが通過するダクトと、を有し、前記気流生成部と接続されるミスト回収部と、
    を備え、
    前記ダクトは、前記印刷ヘッドと前記紫外線照射部との間に位置すると共に、前記ダクトの前記紫外線照射部側の側面の一部には、前記紫外線照射部から照射された紫外線の一部を、前記ダクト内に進入させて、前記吸引口から吸引された前記インクミストを硬化させる光透過部が形成されている
    印刷装置。
  2. 前記印刷ヘッドと前記紫外線照射部との間には、前記紫外線照射部から照射された紫外線が、前記印刷ヘッド側へ入射するのを防ぐ遮光板が設けられており、
    前記遮光板の前記光透過部と対向する位置には、前記紫外線照射部から照射された紫外線の一部が前記ダクト内に進入するのを可能とする第1開口部が形成されている
    請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記紫外線照射部は、光源と、前記光源と前記支持部との間に位置し前記光源から出射された紫外線のうち前記媒体に照射される紫外線の範囲を規定する第2開口部が設けられた底面部と、を有し、
    前記ミスト回収部側の前記底面部の一部には、前記遮光板で反射された紫外線を前記第1開口部及び前記光透過部を通過させて前記ダクト内へ反射させる反射面が形成されている
    請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記遮光板の一部は、前記第2開口部側へ傾斜している
    請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記光透過部は、前記印刷ヘッドのノズル列の長さ以上の幅を有する
    請求項1から4のいずれかに記載の印刷装置。
  6. 前記光透過部は、開口部である
    請求項1から4のいずれかに記載の印刷装置。
  7. 前記光透過部は、透明な部材である
    請求項1から4のいずれかに記載の印刷装置。
  8. 前記ダクトの内壁面は前記ダクトの外壁面よりも反射率が高い
    請求項1から4のいずれかに記載の印刷装置。
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