JP4735253B2 - 画像記録装置 - Google Patents
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Description
周面に記録媒体を保持しつつ回転するドラムと、
前記記録媒体にインクを吐出する記録ヘッドと、
前記記録媒体の浮き又は剥がれを検知する検知機構と、
前記ドラムの周面に対向して配置され、前記ドラムの周面に接離可能な剥離爪を有する保護機構と、
を備え、
前記保護機構は、
前記記録ヘッドよりも前記ドラムの回転方向上流側に当該記録ヘッドに隣接して配置され、
常態で前記剥離爪を前記ドラムの周面から離間させておき、前記検知機構により前記記録媒体の浮き又は剥がれが検知された際には、前記剥離爪を前記ドラムの周面に接近させて当該記録媒体と前記ドラムの周面との間に挿入し、当該記録媒体を前記ドラムの周面から剥離させて当該記録媒体が前記記録ヘッドと対向する位置に搬送されるのを遮断することを特徴とする。
また、保護機構は、記録ヘッドの搬送方向上流側に隣接されているので、浮き又は剥がれが検知された記録媒体が、記録ヘッドと対向する位置に搬送される手前で当該記録媒体を遮断する。
前記保護機構は、前記ドラムの周面のうち前記記録媒体の後端から先端までの領域であって当該記録媒体を保持していない領域と対向している間に、前記剥離爪を前記ドラムの周面に接近させることを特徴とする。
前記保護機構は、前記剥離爪を回動自在に備えていることを特徴とする。
前記ドラムの前記記録媒体の先端部を保持する部分には、前記剥離爪の一端部が入り込む溝部が形成されていることを特徴とする。
また、保護機構は、浮き又は剥がれが検知された記録媒体が、記録ヘッドと対向する位置に搬送される手前で当該記録媒体を遮断するので、浮き又は剥がれが検知された記録媒体による記録ヘッドのインク吐出面の破損を確実に防止することが可能である。
以下に、本発明に係る画像記録装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲を図示例に限定するものではない。
ここで、剥離爪101の一端部は回動してドラム2に接触することとしても良く、ドラム2の保護のために剥離爪101の少なくとも一端部を弾性素材からなるものとしても良い。
本実施形態において用いられるインクは、活性エネルギー線を照射されて硬化するものである。詳しくは、活性エネルギー線としての紫外線の被照射により硬化する紫外線硬化型インクであり、主成分として、重合性化合物(公知の重合性化合物を含む。)と、光開始剤と、を少なくとも含有するものである。このような紫外線硬化型インクは、重合性化合物としてラジカル重合性化合物を含むラジカル重合系インクとカチオン重合性化合物を含むカチオン重合系インクとに大別されるが、その両系のインクが本実施形態に用いられるインクとしてそれぞれ適用可能であり、ラジカル重合系インクとカチオン重合系インクとを複合させたハイブリッド型インクを本実施形態に用いられるインクとして適用してもよい。ただし、酸素による重合反応の阻害作用が少ない又は無いカチオン重合系インクのほうが機能性、汎用性に優れるため、特に、カチオン重合系インクを用いることが好ましい。
本実施形態において用いられる記録媒体については、通常のインクジェットプリンタに適用される普通紙、再生紙、光沢紙などの各種紙、各種布地、各種不織布、樹脂、金属、などの材質からなるもの等が適用可能である。また、本実施形態においては保護機構10が記録媒体の先端部から搬送を遮断するので、記録媒体はカットシート状のものが用いられる。
図5に示すように、画像記録装置1には、記録ヘッド7、紫外線照射装置11、検知機構5、保護機構10、ドラム2の回転機構3、記録媒体の搬送機構14及び保持機構4等に電気的に接続されるとともにこれらを制御する制御部12が設けられている。制御部12は、例えば、CPU、ROM、RAM(いずれも図示せず)からなり、ROMに記録された処理プログラムをRAMに展開してCPUによりこの処理プログラムを実行するものである。
ここで、検知機構5により記録媒体の浮き又は剥がれが検知された場合、制御部12は、記録媒体の後端から先端が保護機構10の下方を搬送される間に、保護機構10が動作するように制御している。つまり、保護機構10は、画像記録動作を一旦停止しても慣性力で回転を続けるドラム2の記録媒体を保持していない領域(図1中A)に対向したときに動作し、剥離爪101の一端部がドラム2と記録媒体の先端部との間に入って当該記録媒体が記録ヘッド7に対向する位置に搬送されるのを遮断するようになっている。ここで、保護機構10を記録媒体の先端が搬送される直前で動作させると、記録媒体の先端部とドラム2との間に剥離爪101が入り、記録媒体の搬送を確実に遮断でき好ましい。
画像記録装置1に所定の画像情報が送られると、回転機構3はドラム2の回転を開始し所定の回転速度になるまで加速する。ドラム2の回転速度が所定の値になると、搬送機構14は記録媒体を搬送し、搬送された記録媒体をガイドローラが回転中のドラム2の周面に案内する。すると、保持機構4は案内された記録媒体をドラム2の回転に伴って巻回させて保持し、制御部12は当該記録媒体への画像記録を開始させる。
このように溝部19を形成することにより、保護機構10が動作すると、溝部19の内側を剥離爪101の一端部が入り込んで移動し、記録媒体の先端部とドラム2との間に入って記録媒体の搬送を遮断し、記録媒体がドラム2から剥離される。
従って、浮き又は剥がれが検知された記録媒体の搬送を容易に遮断し、記録ヘッド7のインク吐出面を効果的に保護することができる。
2 ドラム
3 回転機構
4 保持機構
5 検知機構
7 記録ヘッド
8 ヘッドユニット
10 保護機構
101 剥離爪
102 支持部
103 バネ
104 係止片
105 係止板
11 紫外線照射装置
111 光源
12 制御部
14 搬送機構
19 溝部
Claims (4)
- 周面に記録媒体を保持しつつ回転するドラムと、
前記記録媒体にインクを吐出する記録ヘッドと、
前記記録媒体の浮き又は剥がれを検知する検知機構と、
前記ドラムの周面に対向して配置され、前記ドラムの周面に接離可能な剥離爪を有する保護機構と、
を備え、
前記保護機構は、
前記記録ヘッドよりも前記ドラムの回転方向上流側に当該記録ヘッドに隣接して配置され、
常態で前記剥離爪を前記ドラムの周面から離間させておき、前記検知機構により前記記録媒体の浮き又は剥がれが検知された際には、前記剥離爪を前記ドラムの周面に接近させて当該記録媒体と前記ドラムの周面との間に挿入し、当該記録媒体を前記ドラムの周面から剥離させて当該記録媒体が前記記録ヘッドと対向する位置に搬送されるのを遮断することを特徴とする画像記録装置。 - 前記保護機構は、前記ドラムの周面のうち前記記録媒体の後端から先端までの領域であって当該記録媒体を保持していない領域と対向している間に、前記剥離爪を前記ドラムの周面に接近させることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
- 前記保護機構は、前記剥離爪を回動自在に備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像記録装置。
- 前記ドラムの前記記録媒体の先端部を保持する部分には、前記剥離爪の一端部が入り込む溝部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像記録装置。
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JP2005378566A JP4735253B2 (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 画像記録装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005378566A JP4735253B2 (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 画像記録装置 |
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Family
ID=38301715
Family Applications (1)
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JP2005378566A Active JP4735253B2 (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 画像記録装置 |
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2005
- 2005-12-28 JP JP2005378566A patent/JP4735253B2/ja active Active
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JP2005313519A (ja) * | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Toppan Printing Co Ltd | インクジェット記録装置 |
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