JP5304497B2 - 液体噴射装置 - Google Patents

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本発明は、液体噴射装置に関する。
電磁波(例えば紫外線(UV))の照射によって硬化する液体(例えばUVインク)を用いて印刷を行なう液体噴射装置が知られている。このような液体噴射装置では、ヘッドのノズルから媒体(紙、フィルムなど)に液体を噴射した後、媒体に形成されたドットに電磁波を照射する。こうすることにより、ドットが硬化して媒体に定着するので、液体を吸収しにくい媒体に対しても良好な印刷を行うことができる(例えば特許文献1参照)。
特開2000-158793号公報
上述したような液体吐出装置において、円筒形状の搬送部材(例えば搬送ドラム)と、その搬送部材の周面に対向して設けられたヘッドとを有し、媒体を搬送部材の周面にて搬送しつつヘッドからインクを吐出することによって媒体に画像を印刷するものがある。この場合、搬送部材の周面上においてドットを完全に固化させると、媒体がカールするおそれがある。
本発明は、媒体のカールを防止することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、媒体を周面にて搬送する円筒形状の搬送部材と、前記搬送部材の前記周面に対向して設けられたヘッドであって、電磁波が照射されることによって硬化する液体を噴射して前記搬送部材上の前記媒体にドットを形成するヘッドと、前記ドット形成後の前記媒体が前記搬送部材から離れた後、前記媒体の前記ドットに前記電磁波を照射する照射部と、を備え、前記照射部が前記電磁波を照射するときに、前記媒体は重力方向に対して傾斜しており、且つ、前記媒体の前記ドットの形成された側の面が重力方向下向きであることを特徴とする液体噴射装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
プリンター1の全体構成のブロック図である。 印刷領域周辺の概略図である。 各ヘッドのノズル配置の説明図である 図4A〜図4Cは、仮硬化におけるUVの照射のタイミングとUVインク(ドット)の形状との関係の説明図である。 本硬化用照射部44の配置についての第1比較例を示す図である。 本硬化用照射部44の配置についての第2比較例を示す図である。 本実施形態のプリンター1による印刷処理のフロー図である。 第2実施形態の印刷領域周辺の概略図である。 第2実施形態における本硬化時の紙Sの状態を示す概略図である。 下流側搬送ローラー21Bの配置を変えた一例を示す図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
媒体を周面にて搬送する円筒形状の搬送部材と、前記搬送部材の前記周面に対向して設けられたヘッドであって、電磁波が照射されることによって硬化する液体を吐出して前記搬送部材上の前記媒体にドットを形成するヘッドと、ドット形成後の前記媒体が前記搬送部材から離れた後、前記媒体のドットに電磁波を照射する照射部と、を備えたことを特徴とする液体吐出装置が明らかとなる。
このような液体噴射装置によれば、媒体のカールを防止することができる。
かかる液体噴射装置であって、前記照射部が電磁波を照射するときに、前記媒体は重力方向に傾斜しており、且つ、ドットの形成面が重力方向下向きであることが望ましい。
このような液体噴射装置によれば、媒体のカールを防止しつつ、ドットの形成面にゴミやミストが付着するのを防止することができる。
かかる液体噴射装置であって、前記照射部は、前記搬送部材から離れた後の前記媒体の搬送経路における曲率半径が、ドットの形成時の曲率半径よりも小さくなる前に、前記媒体に電磁波を照射することが望ましい。
このような液体噴射装置によれば、画質の劣化を防止することができる。
また、前記搬送部材よりも半径が小さい搬送ローラーであって、前記搬送部材から離れた前記媒体のドットの形成面と接する搬送ローラーを有し、前記照射部は、前記搬送ローラーの手前で前記電磁波を照射することが望ましい。
このような液体噴射装置によれば、搬送ローラーにインクが付着するのを防止することができる。
かかる液体噴射装置であって、前記ヘッドは、画像を印刷するための液体を噴射する第1ヘッドと、前記第1ヘッドよりも前記媒体の搬送方向の下流側で、前記媒体の表面を加工する加工液を噴射する第2ヘッドと、を含み、前記第1ヘッドと前記第2ヘッドとの間に、前記照射部よりも照射強度の弱い電磁波を照射する仮硬化用照射部を有することが望ましい。
このような液体噴射装置によれば、光沢を高めることができ、画質の向上を図ることができる。
以下の実施形態では、液体噴射装置としてプリンター(プリンター1)を例に挙げて説明する。
===第1実施形態===
<プリンターの構成について>
図1は、プリンター1の全体構成のブロック図である。また、図2は、印刷領域周辺の概略図である。
プリンター1は、紙、布、フィルム等の媒体に画像を印刷する印刷装置であり、外部装置であるコンピューター110と通信可能に接続されている。
コンピューター110にはプリンタードライバーがインストールされている。プリンタードライバーは、表示装置(不図示)にユーザーインターフェイスを表示させ、アプリケーションプログラムから出力された画像データを印刷データに変換させるためのプログラムである。このプリンタードライバーは、フレキシブルディスクFDやCD−ROMなどの記録媒体(コンピューター読み取り可能な記録媒体)に記録されている。または、このプリンタードライバーは、インターネットを介してコンピューター110にダウンロードすることも可能である。なお、このプログラムは、各種の機能を実現するためのコードから構成されている。
そして、コンピューター110は、プリンター1に画像を印刷させるため、印刷させる画像に応じた印刷データをプリンター1に出力する。
本実施形態のプリンター1は、液体の一例として、紫外線(以下、UV)の照射によって硬化する紫外線硬化型インク(以下、UVインク)を噴射することにより、媒体に画像を印刷する装置である。UVインクは、紫外線硬化樹脂を含むインクであり、UVの照射を受けると紫外線硬化樹脂において光重合反応が起こることにより硬化する。なお、本実施形態のプリンター1は、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色のUVインク(カラーインク)を用いて画像を印刷する。
プリンター1は、搬送ユニット20、ヘッドユニット30、照射ユニット40、検出器群50、及びコントローラー60を有する。外部装置であるコンピューター110から印刷データを受信したプリンター1は、コントローラー60によって各ユニット(搬送ユニット20、ヘッドユニット30、照射ユニット40)を制御して、印刷データに従って媒体に画像を印刷する。コントローラー60は、コンピューター110から受信した印刷データに基づいて、各ユニットを制御し、媒体に画像を印刷する。プリンター1内の状況は検出器群50によって監視されており、検出器群50は、検出結果をコントローラー60に出力する。コントローラー60は、検出器群50から出力された検出結果に基づいて、各ユニットを制御する。
搬送ユニット20は、媒体(例えば、紙Sなど)を所定の方向(以下、搬送方向という)に搬送させるためのものである。この搬送ユニット20は、上流側搬送ローラー21A、下流側搬送ローラー21B、及び、搬送ドラム22を有する。
上流側搬送ローラー21Aは、搬送ドラム22の図中左下の位置に設けられている。また、下流側搬送ローラー21Bは、搬送ドラム22よりも重力方向の下方向に、搬送ドラム22から離れて設けられている。上流側搬送ローラー21A及び下流側搬送ローラー21Bが回転することによって、媒体が搬送されるとともに搬送ドラム22が回転する。
搬送ドラム22は、円筒形状の搬送部材であり、ロール状に巻かれた長尺の紙Sを周面にて搬送する。本実施形態では、図2に示すように、搬送ドラム22の半径をRとし、下流側搬送ローラー21Bの半径をr(<R)とする。
なお、紙Sは上流側の給紙ロール(不図示)から供給され、下流側の巻き取りローラー(不図示)によって巻き取られる。また、紙Sは所定の張力で搬送ドラム22に密着するように搬送される。
ヘッドユニット30は、媒体にUVインクを噴射するためのものである。ヘッドユニット30は、搬送中の媒体に対して各ヘッドからインクを噴射することによって、媒体にドットを形成し、画像を媒体に印刷する。なお、本実施形態のプリンター1のヘッドユニット30の各ヘッドは媒体幅分のドットを一度に形成することができる。また、本実施形態では、UVインクとして、画像を形成するための4色のカラーインクを用いる。図2に示すように、搬送方向の上流側から順に、ブラックのUVインクを噴射するブラックインクヘッドK、シアンのUVインクを噴射するシアンインクヘッドC、マゼンダのUVインクを噴射するマゼンダインクヘッドM、イエローのUVインクを噴射するイエローインクヘッドYの各ヘッドが、搬送ドラム22の周面と対向するように設けられている。以下、カラーインク(ブラック、シアン、マゼンダ、イエロー)を噴射する各ヘッドのことをカラーインク用ヘッドともいう。また、カラーインク用ヘッドによって形成されたドットのことをカラードットともいう。
なお、ヘッドユニット30の構成の詳細については、後で説明する。
照射ユニット40は、媒体に着弾したUVインクに向けてUVを照射するものである。媒体上に形成されたドットは、照射ユニット40からのUVの照射を受けることにより、硬化する。本実施形態の照射ユニット40は、仮硬化用照射部42a〜42e、及び本硬化用照射部44を備えている。
仮硬化用照射部42a〜42eは、媒体に形成されたドットを仮硬化させるためのUVを照射する。仮硬化用照射部42aは、ブラックインクヘッドKの搬送方向下流側に設けられており、仮硬化用照射部42bは、シアンインクヘッドCの搬送方向下流側に設けられている。また、仮硬化用照射部42cは、マゼンダインクヘッドMの搬送方向下流側に設けられており、仮硬化用照射部42dは、イエローインクヘッドYの搬送方向下流側に設けられている。また、仮硬化用照射部42eは、クリアインクヘッドCLの搬送方向下流側に設けられている。
これらの仮硬化用照射部42a〜42eの媒体幅方向の長さは媒体幅以上であり、各ヘッドによって媒体に形成されたドットに仮硬化のためのUV光を照射することができる。本実施形態において、仮硬化とは、インク間の滲みやドットの広がりを抑制するために行う硬化のことである。
本実施形態の仮硬化用照射部42a〜42eは、UV照射の光源として発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を備えている。LEDは入力電流の大きさを制御することによって、照射強度を容易に変更することが可能である。
なお、仮硬化の詳細については後述する。
本硬化用照射部44は、各ヘッドによって媒体に形成されたドットを本硬化させるためのUVを照射するものであり、搬送ドラム22と下流側搬送ローラー21Bとの間に設けられている。なお、本硬化用照射部44をこの位置に配置している理由については後述する。本硬化用照射部44の媒体幅方向の長さは媒体幅以上である。本実施形態において、本硬化とは、ドットを完全に固化させるために行なう硬化のことである。
本実施形態の本硬化用照射部44は、UV照射の光源として、ランプ(メタルハライドランプ、水銀ランプなど)を備えている。
図に示すように、本実施形態の本硬化用照射部44は、搬送ドラム22と下流側搬送ローラー21Bの間の紙Sの印刷面に向けて、本硬化のためのUVを照射する。
なお、本硬化の詳細については後述する。
検出器群50には、ロータリー式エンコーダ(不図示)、紙検出センサ(不図示)などが含まれる。ロータリー式エンコーダは、上流側搬送ローラー21Aや下流側搬送ローラー21Bの回転量を検出する。ロータリー式エンコーダの検出結果に基づいて、媒体の搬送量を検出することができる。
コントローラー60は、プリンターの制御を行うための制御ユニット(制御部)である。コントローラー60は、インターフェイス部61と、CPU62と、メモリー63と、ユニット制御回路64とを有する。インターフェイス部61は、外部装置であるコンピューター110とプリンター1との間でデータの送受信を行う。CPU62は、プリンター全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリー63は、CPU62のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものであり、RAM、EEPROM等の記憶素子を有する。CPU62は、メモリー63に格納されているプログラムに従って、ユニット制御回路64を介して各ユニットを制御する。
<ヘッドの構成について>
本実施形態のプリンター1は、前述したように4つのカラーインク用ヘッド(ブラックインクヘッドK、シアンインクヘッドC、マゼンダインクヘッドM、イエローインクヘッドY)を備えている。これらの各ヘッドは、画像を印刷するためのUVインク(カラーインク)をインク色毎に噴射する。
図3は、各ヘッドのノズル配置の一例の説明図である。
図に示すように各ヘッドは、図に示すように「A列」「B列」の2個のノズル列を備える。
各列のノズルは、搬送方向と交差する方向(ノズル列方向)に沿って、1/180インチの間隔(ノズルピッチ)で並んでいる。また、A列のノズルのノズル列方向の位置と、B列のノズルのノズル列方向の位置は、半ノズルピッチ分(1/360インチ)だけずれている。これにより、1/360インチの解像度でカラードットを形成可能になっている。
なお、これらの各ノズル列のノズル列方向(紙幅方向)の長さは、媒体幅分の長さ以上であり、これにより媒体幅分のドットを一度に形成することができる。
<仮硬化及び本硬化について>
本実施形態のプリンター1では、照射ユニット40として、仮硬化用照射部42a〜42dと本硬化用照射部44とを備えており、ドットの形成後に仮硬化と本硬化の2段階の硬化を行なっている。以下、各硬化の機能について説明する。
仮硬化は、ドットの表面を硬化させることにより、インク間の滲みやドットの広がりを抑制するための硬化である。この仮硬化の際にドットに照射されるUVの照射量は少なく、仮硬化の後においてもUVインク(ドット)は完全に固化していない。なお照射量(mJ/cm)とは、照射強度(mW/cm)と照射時間(sec)との積のことである。本実施形態では媒体の搬送速度が一定(各照射部による照射時間が一定)であるので、照射量は照射強度に依存する。
図4A〜図4Cは、仮硬化におけるUVの照射のタイミングとUVインク(ドット)の形状との関係の説明図である。なお、図4A、図4B、図4Cの順でUVの照射タイミングが遅くなっている。
UVの照射タイミングが早い場合、例えば図4Aのようになる。この場合、インク間の滲みやドットの広がりを抑制することができるが、ドットによって構成される媒体表面の凹凸が大きくなるため光沢が悪化する。
一方、UVの照射タイミングが遅い場合、例えば図4Cのようになる。この場合、光沢は良好になる。但し、他のインクとの間で滲みが生じやすくなる。
本硬化は、インクを完全に固化させるための硬化である。本硬化におけるUVの照射量は、仮硬化のUVの照射量よりも多い。
このようにドット形成後に仮硬化を行うことで、インク間の滲みやドットの広がりを抑制でき、本硬化を行うタイミングにかかわらず画質の劣化を防止できる。本実施形態では、各色のヘッドの搬送方向下流側にそれぞれ仮硬化用照射部が設けられており、各色のドット形成直後に仮硬化を行っている。
<本硬化用照射部の位置について>
(第1比較例)
図5は、本硬化用照射部44の配置についての第1比較例を示す図である。なお、図において本硬化用照射部44の配置以外は図2と同じ構成である。
この第1比較例では、本硬化用照射部44を、仮硬化用照射部42dよりも搬送方向下流側であり、且つ、搬送ドラム22の周面に対向する位置に配置している。
ところで、前述したように本実施形態では、本硬化用照射部44の光源にはランプ(例えばメタルハライドランプ)が使用されている。これは、仮硬化用照射部42a〜42dの光源のLEDと比べて発熱が大きい。よって、この場合、本硬化のUV照射によって搬送ドラム22が加熱されてしまう。また、図の拡大部分に示すように、紙Sが搬送ドラムの周面に沿って湾曲している状態でドットが固まる。搬送ドラム22の周面は円であるので、搬送ドラム22の周面上では曲率、及び、曲率半径はどこも同じである(曲率:1/R、曲率半径:R)。なお、曲率半径とは、曲線(曲面)の局所的な曲がり具合を円に近似したときの半径のことである。また、曲率とは、曲率半径の逆数のことである。
よって、この第1比較例では、紙Sが曲率1/Rで湾曲している状態で紙S上のドットが完全に固化することになる。このため、紙Sがカールするおそれがある。また、本硬化用照射部44のUV照射によって搬送ドラム22が加熱される。
(第2比較例)
図6は、本硬化用照射部44の配置についての第2比較例を示す図である。なお、図において本硬化用照射部44の配置以外は図2と同じ構成である。
第1比較例から、搬送ドラム22の加熱を防止するため、また、紙Sのカールを防止するため、本硬化は搬送ドラム22上ではなく、搬送ドラム22から離れた平らな場所で行うのが望ましいことがわかる。
そこで、第2比較例では、本硬化用照射部44を下流側搬送ローラー21Bよりも搬送方向下流側で紙Sが平らに搬送されている場所に配置している。
しかし、この場合、下流側搬送ローラー21Bの半径はr(<R)なので、下流側搬送ローラー21Bを通過するときの曲率半径が、印刷時(ドット形成時)の曲率半径よりも小さくなる。なお、印刷後の紙Sの搬送経路において、曲率半径は、R(搬送ドラム22の周面上)→無限大(搬送ドラム22と下流側搬送ローラー21B間の紙Sが平らな所)→r(下流側搬送ローラー21Bの周面上)→無限大(下流側搬送ローラー21Bよりも搬送方向下流側の平らな所)と連続的に変化する。
このように、本硬化を行うまでの搬送経路に、印刷時よりも曲率半径が小さくなる所(曲率が大きくなる所)があるので、このときに紙Sに形成されたドット形状が変形し、画質が劣化するおそれがある。また、完全に固化していない紙Sの印刷面のドットが下流側搬送ローラー21Bに接するので、下流側搬送ローラー21Bにインクが付着するおそれがある。
さらに、この場合、下流側搬送ローラー21Bを通過した後の紙Sは、印字面が重力方向の上方を向いて搬送されるので、搬本硬化までの間に印字面にゴミやミストが付着する可能性が高くなる。なお、ミストとは、ヘッドのノズルからインク滴を噴射するときに、伴って発生する微小なインク滴のことである。
(本実施形態)
本実施形態では、図2に示すように、搬送ドラム22と下流側搬送ローラー21Bとの間の平らな所に本硬化用照射部44を配置して、紙Sが搬送ドラム22から離れた後、曲率半径が印刷時(ドット形成時)よりも小さくなる前に(すなわち下流側搬送ローラー21Bの手前で)本硬化を行うようにしている。こうすることで、第1比較例と比べると、紙Sがカールするのを防止できる。また、搬送ドラム22を加熱しないようにすることができる。
また、本硬化の際に、紙Sが重力方向に傾斜しており、且つ、印刷面が重力方向の下方を向いているので、第2比較例と比べると、紙Sの印刷面にゴミやミストが付着しにくい。また、下流側搬送ローラー21Bの手前で本硬化しているので、下流側搬送ローラー21Bを通過する際に曲率半径が小さくなることによる画質の劣化を防止できる。また、紙Sの印刷面が下流側搬送ローラー21Bと接しても、下流側搬送ローラー21Bにインクが付着しないようにできる。
<印刷処理について>
プリンター1が印刷を開始する際には、予め紙Sが搬送ドラム22の周面に沿わされた状態で、上流側搬送ローラー21A、下流側搬送ローラー21Bにて支持されている。
プリンター1がコンピューター110から印刷データを受信すると、コントローラー60は、不図示の搬送モーターを一定速度で回転させる。これにより、上流側搬送ローラー21A及び下流側搬送ローラー21Bが図の矢印方向に一定速度で回転する。また、この回転によって、搬送ドラム22が矢印方向(搬送方向)に回転する。搬送ドラム22の周面に沿わされて上流側搬送ローラー21A及び下流側搬送ローラー21Bにて支持された紙Sは、搬送ドラム22の回転に応じて搬送方向に搬送される。なお、搬送中の紙Sは、搬送ドラム22に静電吸着又はバキューム吸着されている。
コントローラー60は、紙Sが搬送ドラム22の周面上で搬送されている間に、印刷データに基づき、ヘッドユニット30の各ヘッドのノズルからインクを断続的に噴射させることによって媒体にドットを形成するとともに、照射ユニット40の各照射部からUVを照射させる。
図7は、本実施形態のプリンター1による印刷処理のフロー図である。
まず、紙SがブラックインクヘッドKの下を通る際に、ブラックインクヘッドKからブラックインクを噴射させてブラックを印刷する(S101)。そして、ブラックの印刷後、仮硬化用照射部42aからUVを照射させてブラックインクで形成されたドットの仮硬化を行う(S102)。
次に、コントローラー60は、紙SがシアンインクヘッドCの下を通る際に、シアンインクヘッドCからシアンインクを噴射させてシアンを印刷する(S103)。そして、その印刷後、仮硬化用照射部42bからUVを照射させてシアンインクで形成されたドットの仮硬化を行う(S104)。
同様に、コントローラー60は、マゼンダインクヘッドMからマゼンダインクを噴射させてマゼンダを印刷し(S105)、仮硬化用照射部42cからUVを照射させてマゼンダインクで形成されたドットの仮硬化を行う(S106)。また、イエローインクヘッドYからイエローインクを噴射させてイエローを印刷し(S107)、仮硬化用部照射部42dからUVを照射させ、イエローインクで形成されたドットの仮硬化を行う(S108)。
最後に、コントローラー60は、本硬化用照射部44からUVを照射させて紙S上の各ドットの本硬化を行う(S109)。このとき、図2に示すように、紙Sは搬送ドラム22から離れた位置にあり、重力方向に所定角度で傾斜している。また、このとき紙Sの印刷面は重力方向の下方を向いている。そして、その印刷面に向けて本硬化用照射部44からUVを照射する。これにより、紙S上の各ドットが完全に固化される。
このように、本実施形態では、印刷後の紙Sが搬送ドラム22を離れた後、紙Sが平らに搬送されている状態で本硬化を行っているので、紙Sのカールを防止することができる。また、搬送ドラム22を加熱しないようにすることができる。また、印刷時の曲率半径よりも曲率半径が小さくなる前に本硬化を行っているので、画質の劣化を防止することができる。さらに、本硬化時に紙Sの印刷面が重力方向の下方を向いているので、印刷面にゴミやミストが付着するのを防止することができる。
なお、本硬化後の紙Sは、下流側搬送ローラー21Bを介して、搬送方向下流側(図の右側)に搬送される。このとき、紙Sの印刷面が下流側搬送ローラー21Bと接することになるが、本実施形態では、下流側搬送ローラー21Bの手前で本硬化を行っているので、下流側搬送ローラー21Bにインクが付着しないようにすることができる。
===第2実施形態===
図8は、第2実施形態の印刷領域周辺の概略図である。なお、図8において、図2と同一構成の部分には同一符号を付し説明を省略する。第1実施形態(図2)と比べると、クリアインクヘッドCLが設けられている点が異なる。
クリアインクヘッドCL(第2ヘッドに相当する)は、UVが照射されることによって硬化する無色透明のクリアインク(加工液の一種)を噴射するものであり、仮硬化用照射部42dよりも搬送方向下流側に、搬送ドラム22と対向するように設けられている。
この第2実施形態では、画像印刷後(すなわちカラードットの形成及び仮硬化)後、クリアインクヘッドCLからクリアインクを噴射して、紙S上にクリアインクを塗布する。このように、画像の印刷後にクリアインクを塗布すると、媒体表面の光沢を高めることができる。
そして、クリアインクを塗布した後、本硬化用照射部44から紙Sの印刷面にUVを照射して本硬化を行う。
なお、紙Sにクリアインク塗布を塗布した後には仮硬化を行っていない。これは、カラーインクの場合ではインク同士が混ざると滲みが生じるが、クリアインクは無色透明のインクなので、インク同士が混じってもカラーインクの場合のような滲みが生じないからである。なお、クリアインクを塗布するときには、カラーインク(カラードット)はすでに仮硬化されているので、クリアインクとカラーインクとの間で滲みは生じない。
このように、クリアインク塗布後に仮硬化を行わないことによって、クリアインク(クリアドット)の広がりが大きくなるので、紙Sの表面を平滑にすることができ、これによって、光沢をより高めることができる。なお、クリアインク塗布後に、仮硬化用照射部42a〜42dの照射強度よりも弱い照射強度でUV照射を行うようにしてもよい。
<本硬化時の状態について>
図9は、第2実施形態における本硬化時の紙Sの状態を示す概略図である。
本実施形態では、カラードット形成後の紙Sにクリアイクを塗布した後、クリアインク(クリアドット)の仮硬化を行なっていない。よって、クリアドットは、広がりやすい状態になっている。ここで、本硬化時には図のように、紙Sの印刷面は重力方向の下方を向いており、且つ、紙S(紙Sの搬送方向)は重力方向に斜めに傾斜している。このため、媒体に形成されたドットに働く重力は、媒体の斜面に平行な分力(a1)と、斜面に垂直な方向の分力(a2)に分けられる。また、紙Sが搬送方向に搬送されることにより、クリアドットは搬送方向と逆向きの空気抵抗(b)を受ける。これらの各力に応じて、クリアドットの広がりが促される。例えば、空気抵抗bは搬送速度が速いほど大きくなり、搬送速度が遅いほど小さくなる。また、紙Sの重力方向への傾斜が大きいと分力a1が大きくなり、分力a2が小さくなる。一方、重力方向への傾斜が小さいと分力a2が大きくなり、分力a1が小さくなる。よって、搬送速度を速くし、紙Sの重力方向の傾きを大きくすると、図のようにカラードットによる段差がある場合でも、その上に塗布されたクリアインク(クリアドット)の段差を低減することができる。つまり、表面がより平らになり、光沢を高めることができる。
このように、紙Sへのクリアインク塗布後から本硬化までの間に、紙Sを重力方向に傾斜させ、且つ、紙Sの印刷面が重力方向の下方を向くようにしているので、クリアインク(クリアドット)の表面を平滑にすることができる。これにより、光沢を高めるようにすることができる。
また、前述の実施形態と同様に、搬送ドラム22の周面上から離れた位置で本硬化を行っているので、紙Sのカールを防止することができる。また、本硬化のUV照射によって搬送ドラム22を加熱しないようにすることができる
さらに、下流側搬送ローラー21Bよりも手前で本硬化しているので、紙Sの印刷面が下流側搬送ローラー21Bと接しても、下流側搬送ローラー21Bにインクが付着しないようにすることができる。
===その他の実施形態===
一実施形態としてのプリンター等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
<プリンターについて>
前述の実施形態では、装置の一例としてプリンターが説明されていたが、これに限られるものではない。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、液体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の印刷装置に、本実施形態と同様の技術を適用しても良い。
<インクについて>
前述の実施形態は、紫外線(UV)の照射を受けることによって硬化するインク(UVインク)をノズルから噴射していた。しかし、ノズルから噴射する液体は、このようなインクに限られるものではなく、UV以外の他の電磁波(例えば可視光線など)の照射を受けることによって硬化する液体をノズルから噴射しても良い。この場合、仮硬化用照射部及び本硬化用照射部から、その液体を硬化させるための電磁波(可視光線など)を照射するようにすればよい。
<クリアインクについて>
第2実施形態では、画像以外のドットを形成するのに無色透明のクリアインクを用いていたが、クリアインクに限られない。例えば、媒体の表面に光沢性をもたせる半透明な加工液であっても良い。また、加工するのは光沢でなくても良い。媒体の表面の質感を調整するような加工液であっても良い。
<仮硬化について>
前述した実施形態では仮硬化用照射部42a〜42dによって、各色のカラードット形成後にそれぞれ仮硬化を行っていたが、仮硬化を行わなくても良い。あるいは、紙Sにカラードットを全て形成後に仮硬化を行っても良い。この場合、画質が劣化するおそれはあるが、図2のように紙Sが平らなところで本硬化することによって、紙Sのカールを防止することができる。
<本硬化について>
前述の実施形態では、本硬化時に紙Sが重力方向に所定角度で傾斜していたが、紙Sが重力方向に平行になっていても良い。また、紙Sが重力方向と交差する方向に搬送されていても良い。また、前述の実施形態では、本硬化時に紙Sの印刷面が重力方向の下方を向いていたが、重力方向の上方を向いていてもよい。この場合、印刷面にゴミやミストが付着する可能性が高くなるが、紙Sを平らな状態で本硬化することによって、紙Sのカールを防止することができる。
<下流側搬送ローラーについて>
前述の実施形態では、下流側搬送ローラー21Bが、紙Sの印刷面と接していたが、下流側搬送ローラー21Bが紙Sの印刷面と接しないようにしても良い。
図10は、下流側搬送ローラー21Bの配置を変えた一例を示す図である。
なお、図において、下流側搬送ローラー21B及び本硬化用照射部44の配置以外の構成は図2と同じである。
この場合、紙Sが搬送ドラム22上から離れる位置を搬送ドラム22の中心よりも重力方向の上側になるようにしており、また、下流側搬送ローラー21Bを、搬送ドラム22の右端よりも右側で、且つ、搬送ドラム22の中心よりも重力方向の下側に設けている。
そして、下流側搬送ローラー21Bは、図2の場合と逆側方向に回転することにより、紙Sの印刷面と逆側の面(裏面)と接して紙Sを搬送する。なお、この場合においても、下流側搬送ローラー21Bを通過する際に、曲率半径が印刷時よりも小さくなる。よって、図のように本硬化用照射部44を下流側搬送ローラー21Bの手前に配置して、紙Sが搬送ローラー21Bに到達する前に本硬化を行うことが望ましい。
1 プリンター、
20 搬送ユニット、21A 上流側搬送ローラー、21B 下流側搬送ローラー、
22 搬送ドラム、
30 ヘッドユニット、40 照射ユニット、
42a〜42d 仮硬化用照射部、44 本硬化用照射部、
50 検出器群、60 コントローラー、61 インターフェイス部、62 CPU、
63 メモリー、64 ユニット制御回路、
110 コンピューター
K ブラックインクヘッド、C シアンインクヘッド、
M マゼンダインクヘッド、Y イエローインクヘッド、
CL クリアインクヘッド

Claims (4)

  1. 媒体を周面にて搬送する円筒形状の搬送部材と、
    前記搬送部材の前記周面に対向して設けられたヘッドであって、電磁波が照射されることによって硬化する液体を噴射して前記搬送部材上の前記媒体にドットを形成するヘッドと、
    前記ドット形成後の前記媒体が前記搬送部材から離れた後、前記媒体の前記ドットに前記電磁波を照射する照射部と、
    を備え、
    前記照射部が前記電磁波を照射するときに、前記媒体は重力方向に対して傾斜しており、且つ、前記媒体の前記ドットの形成された側の面が重力方向下向きであることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 請求項に記載の液体噴射装置であって、
    前記照射部は、前記搬送部材から離れた後の前記媒体の搬送経路における曲率半径が、前記ドットの形成時の曲率半径よりも小さくなる前に、前記媒体に前記電磁波を照射する
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  3. 請求項に記載の液体噴射装置であって、
    前記搬送部材よりも半径が小さい搬送ローラーであって、前記搬送部材から離れた前記媒体の前記ドットの形成面と接する搬送ローラーを有し、
    前記照射部は、前記搬送ローラーの手前で前記電磁波を照射する
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  4. 請求項1〜に記載の液体噴射装置であって、
    前記ヘッドは、
    画像を印刷するための液体を噴射する第1ヘッドと、
    前記第1ヘッドよりも前記媒体の搬送方向の下流側で、前記媒体の表面を加工する加工液を噴射する第2ヘッドと、
    を含み、
    前記第1ヘッドと前記第2ヘッドとの間に、前記照射部よりも照射強度の弱い電磁波を照射する仮硬化用照射部を有することを特徴とする液体噴射装置。
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