JP2014195374A - 回転電機およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】積層構造の回転子鉄心のスロット内に導体をダイキャスト成形するかご型回転子を備えた回転電機で、ダイキャスト成形後に鉄心の切削加工や切断加工を不要とする回転電機を提供する。
【解決手段】薄鋼板積層の鉄心1に導体挿入部11bと開口部11aとよりなるスロット11が設けられ、該導体挿入部11b内には導体2がダイキャスト成形されたかご型回転子100を備え、前記回転子100の前記薄鋼板のすべての形状寸法が打ち抜きのみによって形成されているものである回転電機。
【選択図】図3

Description

この発明は回転電機に関するもので、特に積層された鉄心のスロット内に導体をダイキャスト成形して構成されたかご型回転子を備えた回転電機およびその製造方法に係るものである。
誘導電動機などの回転電機に適用されるかご型回転子は、従来からよく知られているように複数のスロットを有し、薄鋼板を積層して構成された回転子の鉄心に、アルミあるいはアルミ合金などの導電材をダイキャスト成形することで、導体とエンドリングとを形成している。
導体は鉄心の外周面まで充填されており、ダイキャスト成形のばらつきによって鉄心の外周面からはみ出すおそれがあり、固定子との干渉やエアギャップ不良による騒音発生、重量のアンバランスによる振動発生などの問題を防止するため、通常、ダイキャスト成形後に鉄心の外周面の切削を行って外周形状調整、バランス調整を行っている。
また、前記外周面の切削を行わない例として、原形スロットの外周部が橋絡部によって閉塞した形態の原形鉄心を形成する。この原形鉄心にアルミニウムのダイキャスト成形により原形スロット内に導体を設け、その後導体が設けられた原形鉄心の橋絡部分を、橋絡部の周方向幅寸法より大きい幅寸法で切断除去する。これにて切削加工を行うことなく回転子鉄心の開放形スロット内に導体を有する回転体が完成する技術が示されている(例えば、特許文献1)。
特開平07−288958号公報
一般に導体に流れる電流は、表皮効果によって回転子の外周面付近に多く流れる。そのため隣接するスロット内の導体との電位差が回転子の外周面付近で高くなる。この傾向は起動時や低速運転時において特に大きい。前述した従来例のような回転子の場合、ダイキャスト成形後に鉄心の外周切削を行っているので、導体と鉄心とはスロットの切削部分で接触している場合には導通の可能性があり、鉄心の外周面の近傍で横断電流が流れる。この横断電流はトルク発生には全く寄与せず熱として消費されるため効率低下を招き、また前記切削加工は余分なコストがかかるという問題点がある。
一方、特許文献1に示される技術では、橋絡部分を切断除去するのに上型、下型を具備する打ち抜き装置を用いているが、回転子の軸長が長く、積層鋼板の材質、板厚によっては、橋絡部分を除去するための切断荷重が過大となり加工が困難となる。またスロットがスキューされている場合、切断経路が蛇行するので切断が非常に困難であり、品質が不安定となる。また加工時のねじり反力発生防止の専用具の設置、さらにはスロット数に合わせた切削刃を複数個用いる必要があるため高コストとなるという問題点があり、現実的な技術ではない。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、積層鉄心を構成する薄鋼板はすべての形状寸法が打ち抜きのみによって形成されているものである。すなわちすべての打ち抜き面において、その薄鋼板の厚さ方向全面にわたり打ち抜きによる破断面を備えているものである。このような回転電機の回転子は、その製造過程において、鉄心に対して切削加工が全く施す必要のない、かつ鉄心外周面近傍での横断電流による横流損を低減した回転電機およびその製造方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、回転電機であって、薄鋼板を積層して形成された鉄心に導体挿入部と開口部とよりなるスロットが設けられ、前記導体挿入部内に導体がダイキャスト成形されたかご型回転子を備え、積層して形成された鉄心の薄鋼板は、すべての形状寸法が打ち抜きのみによって形成されているものである。
第2の発明は、第1の発明に係る回転電機の製造方法であって、薄鋼板の打ち抜き工程において、スロットの開口部にはプッシュバック方式によって押し戻された橋絡部が設けられ、鉄心の導体挿入部内に、導体がダイキャスト成形された後、橋絡部が鉄心の径方向に引き抜かれて除去されるものである。
第1の発明に係る回転電機は上記のような構成を採用しているので、導体がスロットの導体挿入部に設けられているので、横断電流が流れやすい回転子の外周面付近での横流損が低減し、回転電機の効率を向上させる。またすべての形状寸法が打ち抜きのみによって形成されているので、高精度でかつばらつきの少ない回転電機が得られまた、従来の如く、外周面切削に起因する積層鉄心間の短絡や切り粉の残存による短絡も防止でき、さらには外周切削という余分な加工を必要とせず、工程数が少なくコスト低減が可能な回転電機を提供できる。
第2の発明に係る回転電機の製造方法は、前記のような製造法を採用しているので、第1の発明と同様の効果がある。
実施の形態1によるかご型回転子を示す斜視図である。 実施の形態1によるかご型回転子の断面と部分側面を示す図である。 実施の形態1によるかご型回転子の正面の断面図である。 実施の形態1による閉スロット鉄心を示す正面図である。 実施の形態1による導体を導体挿入部に挿入した状態を示す拡大図である。 実施の形態1による橋絡部を除去した状態を示す断面図である。 実施の形態1による薄鋼板打ち抜き部の状態を示す拡大図である。 実施の形態1による開口部を示す拡大断面図である。 実施の形態2による閉スロット鉄心を示す正面図である。 実施の形態2による開口部を示す拡大断面図である。 実施の形態3による閉スロット鉄心を示す図である。 実施の形態3による開口部を示す拡大断面図である。 実施の形態4による開口部を示す拡大断面図である。 実施の形態4による橋絡部の除去中を説明する図である。 実施の形態4による橋絡部の除去後を説明する図である。 実施の形態4による開口部を示す拡大断面図である。 回転子の電流分布と横断電流の比較例を示す図である。
実施の形態1.
以下、この発明における実施の形態1について、図を基にして説明する。
図1〜図3は、実施の形態1による回転電機のかご型回転子100(以降、回転子100と称呼する)の回転軸挿入前の状態を表しており、図1は斜視図、図2は断面と部分側面を示す図であり、図3は正面断面図である。この回転子100は鉄心1、導体2およびエンドリング2aとから構成される。
鉄心1は、例えば0.35mm厚の珪素鋼板を複数枚積層して構成され、図3のように鉄心1の外周面1aで開口される開口部11aを有するスロット11が複数設けられ、回転軸を挿入する内周面1bを有す。なお鉄心1は鋼板を徐々に回転させながら積層し、図2のように軸方向に所定の角度を設けたスキューSを有する。
導体2は、例えばアルミニウムやアルミニウム合金などの導電材がダイカスト成形によって形成され、鉄心1のスロット11の導体挿入部11bに挿入されており、それらと鉄心1の両端面で連結するエンドリング2aが設けられている。
上記構成の回転子100の製造手順を以下に述べる。製造は、打ち抜き工程、ダイカスト工程、除去工程の順に行う。
まず、打ち抜き工程によって前段階の状態である図4に示す閉スロット鉄心1cを形成する。次に閉スロット鉄心1cは前述のスキューSを有するように積層される。この閉スロット鉄心1cのスロット11は、外周面1a側に設けられた橋絡部1dによって一時的に閉じられている。この橋絡部1dは閉スロット鉄心1cの打ち抜き工程にて一旦切り離され、既存の技術であるプッシュバック方式によって閉スロット鉄心1cに押し戻されることで構成される。このとき、橋絡部1dは打ち抜きによる材料の塑性伸びを圧入代として圧入され、圧入力と摩擦力によって保持されている。また図5に示すように橋絡部1dは、中央付近に穴1fが設けられているとともに外周面1aと導体挿入部の頂部11cをつなぐ境界部1eに設けてある。
上記のように構成された閉スロット鉄心1cに既存の技術であるダイカスト成形を行い、導体2を構成する(ダイカスト工程)。このとき導体2は融解アルミニウムをスロット11の導体挿入部の頂部11cより内周面1b側の導体挿入部11b内に充填されるとともに、エンドリング2aは積層された閉スロット鉄心1cの軸方向端面と図示しない成形金型に囲まれた領域に融解アルミニウムが充填され、導体2と連結するように構成される。このときスロット11は橋絡部1dによって閉じられているため、融解アルミニウムは閉スロット鉄心1cの外周面1a側に漏れ出すことはない。また、図5に示すエンドリング2aの外径を示す線Bは橋絡部1dに設けた穴1fより内周側となるように構成し、融解アルミニウムが穴1fに流れ込まないようにする。このような状態でアルミニウムを硬化し導体2およびエンドリング2aを形成する。
最後に、導体2が設けられた閉スロット鉄心1cの橋絡部1dを除去することによってスロット11の開口部11aが形成される。このとき、橋絡部1dに設けられた穴1fに、例えば鉄線などの紐状の道具を通し、橋絡部1dを図5に示す径方向Aに引くことで、閉スロット鉄心1cの橋絡部1dを引抜き除去し、最終状態である鉄心1を構成する。こうして構成された回転子100は図3、図6に示すようにスロット11の外周面1a側に導体2が存在しない開口部11aを有する。このような実施の形態1の構造を採用することによって、比較例の鉄心外周面まで導体が充填された図17(a)に示す電流分布に起因する図17(b)に示すような鉄心1の外周面1aの近傍に横断電流Iの流れが抑制される。
ここでこの発明の優れた特徴の1つである鉄心1を構成する薄鋼板が打ち抜かれた面のすべてに、その薄鋼板の板厚方向全面にわたり破断面を備えていることを説明する。
プレス方向をpとした場合の打ち抜き後の薄鋼板である珪素鋼板20の板厚方向断面を図7に示す。図7(a)は図示省略した打ち抜き専用工具の上型と下型とのクリアランスが適切に選定された場合の例を示す。図7(b)はクリアランスが適切でない場合の例を示す。図7(a)に示すように珪素鋼板20の厚さtの全面にわたって打ち抜き面が形成されている。このような面を破断面Hと称呼する。このような厚さtの全面にわたって破断面Hが形成されていると後述するカエリCが形成されず、かつ高寸法精度の鉄心1が得られ、鉄心1の切削加工は不要となる。一方図7(b)に示すように厚さt方向のごく一部分に前記破断面Hが形成され、この破断面Hの打ち抜き方向の下方には剪断面Dが形成され、かつカエリCで示すカエリ部が形成される。
このカエリCを有する珪素鋼板20をそのままとして積層すると回転電機の磁気諸特性に悪影響を及ぼすので何らかの方法によって除去される。この発明は磁気的に安定した高寸法精度の回転子100を備えた回転電機を安価なコストで提供するものであり、鉄心1を構成する珪素鋼板20が所定の形状の寸法を打ち抜かれたすべての面の、厚さ方向の全面にわたり破断面Hを備えているものである。
従って、図4〜図6に基づいて前述した製造方法による導体の成形方法および上記鉄心1のすべての打ち抜き面が破断面Hを有することから、回転子100の製造工程において比較例技術で示されるような鉄心1への切削加工は全く必要とされないものである。
このような実施の形態1によれば、以下のような効果が得られる。
回転子100はスロット11の外周面1a側に導体2が存在しない開口部11aを有するので外周面1a付近の鉄心と導体間の導通が抑制され、横断電流損を低減でき、回転子100の効率を向上することができる。
また橋絡部1dの打ち抜きはプッシュバック方式により一旦切り離し後に打ち抜き薄鋼板に押し戻し、橋絡部1dを径方向に引抜き除去できるようにしたことで、回転子100にスキューSがある場合や回転子100の軸長が長い場合にも、容易に上記形状の回転子100が実現可能となる。
さらに回転子100の外周切削を行う必要がないため、装置初期コストや工具摩耗などのランニングコストを抑えることができ、特に鉄心1の打ち抜き面は高精度となるので、ばらつきが少なく、品質が安定する。
そして橋絡部1dは前記境界部1eに設けられるとともに中央付近に穴1fを有し、この穴1fを用いて橋絡部1dを除去するようにしたことで、使用する材料の量を抑えることができる。
なお上記説明では開口部11aの幅を一定としたが、図8(a)に示すように、導体挿入部の頂部11cにおける開口部寸法W1<外周面1aにおける開口部寸法W2としてもよい。
また図8(b)に示すように、外周面1aにおける開口部寸法をW3>開口部寸法W1とし、このW3を導体挿入部の頂部11cの開口部寸法W1を境界部1eのほぼ中間付近に至る長さhまでとし、これ以降を外周面1aに対して逆台形状の突出部を設けた開口部11aとし、ここに突出部1d−1を有する橋絡部1dとしてもよい。
実施の形態2.
実施の形態2の橋絡部1dを図9に示す。
この実施の形態2による閉スロット鉄心1cは実施の形態1と同様にプッシュバック方式によって打ち抜き後に押し戻された橋絡部1dを有する。この橋絡部1dは外周面1aより外側に突き出した逆台形の突出部1d−1状を有し、突出部1d−1の角は鋭角となるように構成される。
このような構成の閉スロット鉄心1cは、実施の形態1と同様にスロット11にダイカスト成形によって導体2にエンドリング2aが設けられる。
こうして得られた鉄心1及び導体2から、橋絡部1dを引抜き除去する。このとき、突出部1d−1の斜面を支持し、径方向に引くことで閉スロット鉄心1cの橋絡部1dを引抜き除去し、最終状態である鉄心1となり、回転子100を構成する。
このような実施の形態2によれば、実施の形態1と同様な効果に加え、橋絡部1dを支持しやすく、安定して引きぬき除去ができる。
この実施の形態2では、開口部11aの幅を一定としたが、図10に示すような形状、すなわち前述した実施の形態1の図8(a)、(b)と同様の開口部11aとしても、同様の効果が得られる。
実施の形態3.
図11は、実施の形態3の閉スロット鉄心1cを示す。
この実施の形態3による橋絡部1dは実施の形態2と同様の形状を有し、さらに橋絡部1dの中央部に所定の深さを有するスリットSTが設けられている。
この橋絡部1dの除去は、実施の形態2と同様に橋絡部1dの突出部1d−1を支持するが、このとき橋絡部1dを図11中C方向に加圧し弾性変形させて除去する。
このような実施の形態3によれば、実施の形態1と同様な効果に加え、橋絡部1dの中央部にスリットSTを設け、橋絡部1dを除去するとき、図11中C方向に加圧し弾性変形させて除去するようにしたことで、例えば大型の回転子など橋絡部1dと鉄心1との摩擦が大きい場合に、摩擦を低減させることができ、実施の形態1、2よりも安定して引抜き除去ができる。
この実施の形態3では、開口部11aの幅を一定としたが、図12に示すような形状、すなわち実施の形態1の図8(a)、(b)と同様の開口部11aとしても同様の効果が得られる。
実施の形態4.
図13は、実施の形態4の橋絡部1dの形状を示す断面図である。
この実施の形態4によると実施の形態2と同様に橋絡部1dは鉄心1の外周面1aより外側に突き出した突出部1d−1を有するが、橋絡部1dのスロット側幅寸法W11が外周面1aの幅寸法W12より大きい形状を採用している点が異なる。
この実施の形態4では実施の形態2と同様に、橋絡部1dの除去は突出部1d−1を支持し、径方向に引き抜くが、このとき鉄心1は図14においてF方向に弾性変形し、鉄心1と導体2がE部において接合が剥がれる。橋絡部1dのW11とW12との寸法差を微小と設定しているので、鉄心1の変形が弾性変形となり、橋絡部1dの除去後は図15のように鉄心1は元の位置に戻る。
このような実施の形態4によれば、橋絡部1dのスロット側幅寸法W11を外周面側幅寸法W14より微小に大としているので、引抜き工程でE部で鉄心1と導体2の接合が剥がれるようになり、鉄心1と導体2間の導通がさらに抑制され、回転子100の効率をさらに向上することができる。
実施の形態4では開口部11aの幅を一定としたが、例えば図16に示すような開口部11aに凹部11a−1を設けた形状としてもよい。
尚、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 鉄心、1a 外周面、1b 内周面、1c 閉スロット鉄心、1d 橋絡部、
1d−1 突出部、1e 境界部、1f 穴、2 導体、11 スロット、
11a 開口部、11b 導体挿入部、11c 導体挿入部の頂部、20 薄鋼板、
H 破断面、W1,W2,W3 開口部寸法、100 かご型回転子、ST スリット。

Claims (8)

  1. 回転電機であって、薄鋼板を積層して形成された鉄心に導体挿入部と開口部とよりなるスロットが設けられ、前記導体挿入部内に導体がダイキャスト成形されたかご型回転子を備え、
    前記積層して形成された前記鉄心の前記薄鋼板は、すべての形状寸法が打ち抜きのみによって形成されているものであることを特徴とする回転電機。
  2. 前記薄鋼板の厚さ方向全面にわたり、前記打ち抜き時に形成された破断面を有することを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記スロットは前記鉄心の軸長手方向にスキューされていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  4. 前記スロットの前記開口部は、前記導体挿入部の頂部から前記鉄心の外周面につながるように設けられており、前記導体挿入部の頂部における前記開口部の寸法が、前記鉄心の外周面における前記開口部の寸法より小さいことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  5. 請求項1に記載の回転電機の製造方法であって、前記薄鋼板の打ち抜き工程において、前記スロットの前記開口部にはプッシュバック方式によって押し戻された橋絡部が設けられ、
    前記鉄心の前記導体挿入部内に、前記導体がダイキャスト成形された後、前記橋絡部が前記鉄心の径方向に引き抜かれて除去されることを特徴とする回転電機の製造方法。
  6. 前記橋絡部は、該橋絡部に設けられた穴を用いて引き抜かれることを特徴とする請求項5に記載の回転電機の製造方法。
  7. 前記橋絡部は、前記鉄心の外周面より突出して形成された逆台形状の突出部を有し、該突出部を支持して引き抜かれることを特徴とする請求項5に記載の回転電機の製造方法。
  8. 前記橋絡部は、前記突出部の中央部に所定の深さを有するスリットが設けられていることを特徴とする請求項7に記載の回転電機の製造方法。
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