JP2011010498A - 回転電機 - Google Patents

回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP2011010498A
JP2011010498A JP2009153181A JP2009153181A JP2011010498A JP 2011010498 A JP2011010498 A JP 2011010498A JP 2009153181 A JP2009153181 A JP 2009153181A JP 2009153181 A JP2009153181 A JP 2009153181A JP 2011010498 A JP2011010498 A JP 2011010498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
induction motor
squirrel
slot
cage induction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009153181A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Nishihama
和雄 西濱
Hiroyuki Mikami
浩幸 三上
Tadahiro Shimozono
忠弘 下薗
Keiichiro Kaihatsu
慶一郎 開發
Atsushi Abe
敦 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority to JP2009153181A priority Critical patent/JP2011010498A/ja
Publication of JP2011010498A publication Critical patent/JP2011010498A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Induction Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

【課題】かご形誘導電動機における回転子導体とエンドリングの接合形状や電磁鋼板と端板の寸法に関し、かご形誘導電動機では、回転子導体が長くなることや、回転子導体とエンドリングのつながり部分で電流が集中することで、回転子導体やエンドリングの電気抵抗損が大きくなり効率が低下する問題がある点である。
【解決手段】本発明は、回転子鉄心と、この回転子鉄心の外周近くに間隔を置いて設置された多数の回転子スロットと、これらの回転子スロットに埋め込まれた回転子導体と、回転子鉄心の両端に設置されたエンドリングを備えたかご形誘導電動機において、回転子鉄心は電磁鋼板の両端に端板が設置された構成とし、端板は電磁鋼板よりも回転子スロットの面積が大きいことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明はかご形誘導電動機に関するものである。
従来のかご形誘導電動機において、回転子導体とエンドリングの接合形状に関する公知例として、特許文献1には、回転子導体とエンドリングをロウ付けする従来技術を開示している。また、電磁鋼板と端板の寸法に関する公知例として、特許文献2には、電磁鋼板よりも端板のスロットを大きくする従来技術を開示している。
特開平10−150750号公報 特開平2007−329986号公報
特許文献1及び特許文献2の従来技術は、回転子導体とエンドリングの接合形状に関する技術や電磁鋼板と端板の寸法に関する技術が開示されている、電磁鋼板とエンドリングが離れているため回転子導体が長くなることや、回転子導体とエンドリングのつながり部分で電流が集中することで、回転子導体やエンドリングの損失が増加して効率が低下する問題に対しては何ら示唆されていない。
本発明は、これらの問題に対して高効率で高信頼性なかご形誘導電動機を提供することである。
本発明のその他の目的及び特徴は、以下の記載、及び実施形態の説明で明らかにする。
上記課題を達成するために、本発明は回転子鉄心と、該回転子鉄心の内周に設置された多数の回転子スロットと、該回転子スロットに埋め込まれた回転子導体と、前記回転子鉄心の両端に設置されたエンドリングを備えたかご形誘導電動機において、前記回転子鉄心は電磁鋼板の両端に端板を備え、該端板は前記電磁鋼板よりも前記回転子スロットの面積が大きいことを特徴とするものである。
更に、本発明はかご形誘導電動機において、前記回転子導体と前記エンドリングをダイカストで製造したことを特徴とするものである。
更に、本発明はかご形誘導電動機において、前記回転子導体と前記エンドリングをメッキで製造したことを特徴とするものである。
更に、本発明はかご形誘導電動機において、前記端板のスロットは、外周側を前記電磁鋼板のスロットに対して大きくすることを特徴とするものである。
更に、本発明はかご形誘導電動機において、固定子鉄心と、該固定子鉄心の内周に設置された多数の固定子スロットと、該固定子スロットに埋め込まれた固定子巻線を備え、該固定子よりも前記回転子の積厚を大きくしたことを特徴とするものである。
また、上記課題を達成するために、本発明は回転子鉄心と、該回転子鉄心の内周に設置された多数の回転子スロットと、該回転子スロットに埋め込まれた回転子導体と、前記回転子鉄心の両端に設置されたエンドリングを備えたかご形誘導電動機において、前記回転子鉄心は電磁鋼板の両端に端板を備え、該端板は前記電磁鋼板の位置よりも前記回転子スロットの位置での面積が大きいことを特徴とするものである。
更に、本発明はかご形誘導電動機において、前記端板のスロットは、シャフト側よりも外周側を前記電磁鋼板のスロットに対して大きくすることを特徴とするものである。
本発明によれば、高効率で高信頼性なかご形誘導電動機を提供することを実現できる。
本発明の実施例によるかご形誘導電動機の回転子の部分断面図。 本発明の他の実施例によるかご形誘導電動機の回転子鉄心の部分断面図。 本発明の他の実施例によるかご形誘導電動機の回転子鉄心の部分断面図。 本発明の他の実施例によるかご形誘導電動機の回転子鉄心の部分断面図。 本発明の他の実施例によるかご形誘導電動機の回転子鉄心の部分断面図。 本発明の一実施例によるかご形誘導電動機の部分断面図。
以下、図示した実施例に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例によるかご形誘導電動機の回転子の部分断面図である。回転子210は、回転子鉄心211と、この回転子鉄心211の外周近くに間隔を置いて設置された多数の回転子スロット212と、これらの回転子スロット212に埋め込まれた回転子導体213と、回転子鉄心211の両端に設置されたエンドリング214と、回転子鉄心の内周側に設置されたシャフト215を備えたかご形誘導電動機において、回転子鉄心211は電磁鋼板112の両端に端板111が設置された構成とし、端板111は電磁鋼板112よりも回転子スロット212の面積が大きくなっており、回転子導体213とエンドリング214はダイカストで製造されて、回転子導体213の面積は電磁鋼板112の部分よりも端板111の部分のほうが大きく形成されている。
回転子導体213とエンドリング214のつながり部分では、電流が集中するが、本実施例では、回転子導体213の面積を電磁鋼板112の部分よりも端板111の部分のほうを大きくすることで、電流の流れを滑らかにすることができ、電流の集中を緩和することができる。電流の集中を緩和することで、回転子導体213とエンドリング214のつながりの部分の損失を低減でき効率が向上される。
また、回転子導体213の面積を電磁鋼板112の部分よりも端板111の部分のほうを大きくすることで、応力集中も緩和することができる。応力集中を緩和することで、信頼性が向上できる。特に周速の大きい回転電機において信頼性向上の効果が大きい。
図2から図5は、本発明の他の実施例によるかご形誘導電動機の回転子鉄心の部分断面図を示している。図2(a)は、図1のB−B断面図であり、端板111と電磁鋼板112のみ記載してあり、回転子導体213は非表示である。端板111のスロット形状は、電磁鋼板112のスロット形状ごとに異なり、図2から図5にその変形例の実施例を記載している。
回転子導体213とエンドリング214のつながり部分で電流が集中するが、特に外周側に電流の集中が大きいため、端板111のスロットは、特に外周側を電磁鋼板112のスロットに対して大きくすることで、電流の集中を大きく緩和できる。図2(b)には、端板111の固定子側のスロットを大きくした実施例も記載してある。
図3(a)は、他の実施例としてシャフト側と固定子側の形状を半円形にした端板111と電磁鋼板112を開示している。また、図3(b)には、端板111の固定子側のスロットを大きくした構成例を示している。
図4(a)は、他の実施例として固定子側を円形にして、かつ、前述の図2と同様の形状を組み合わせた端板111と電磁鋼板112を開示している。また、図4(b)には、端板111の固定子側のスロットを大きくした構成例を示している。
図5(a)は、他の実施例として固定子側を半円形にした端板111と電磁鋼板112を示している。また、図5(b)には、端板111の固定子側のスロットを大きくした構成例を示している。
以上の実施例においても、回転子導体213とエンドリング214のつながり部分で電流が集中するが、特に固定子側で電流の集中が大きいため、端板111のスロットは、特に外周側を電磁鋼板112のスロットに対して大きくすることで、電流の集中を大きく緩和できる効果が得られる。
また、前述に示した構成以外に、端板111は2枚以上でもよく、エンドリングに近づくにつれ、スロットの大きさを徐々に大きくしてもよく、そのことで、回転子導体213とエンドリング214の電流や応力の集中がさらに緩和される。本実施例では端板111の材質は鉄を採用しているが、電磁鋼板112と同じものでもよい。また端板111は非磁性と磁性のどちらでもよい。本実施例では回転子導体213とエンドリング214の材質はアルミであるが、銅や他の導電体でもよい。本実施例による回転子導体213とエンドリング214の製造はダイカストにより実施しているが、メッキにより製造してもよい。本実施例による電磁鋼板112と端板111は薄板を積層して製作しているが、圧粉磁心により製作してもよい。
図6は、本発明の一実施例によるかご形誘導電動機の部分断面図である。固定子鉄心321と、この固定子鉄心321の内周近くに間隔を置いて設置された多数の固定子スロット322と、これらの固定子スロット322に埋め込まれた固定子巻線323を備えた固定子320と、回転子鉄心211と、この回転子鉄心211の外周近くに間隔を置いて設置された多数の回転子スロット212と、これらの回転子スロット212に埋め込まれた回転子導体213と、回転子鉄心211の両端に設置されたエンドリング214と、回転子鉄心の内周側に設置されたシャフト215を備えた回転子210を備えたかご形誘導電動機において、固定子鉄心321よりも回転子鉄心211の積厚を大きくしている。誘導電動機は、本実施例のように回転子鉄心211の積厚を大きくすることで、回転子の磁束量が増えてトルクが増加するため、端板111のスロットを電磁鋼板112よりも大きくすることで、回転子導体213とエンドリング214の電流集中を緩和する効果に加えて出力増大の効果がある。
210 回転子
211 回転子鉄心
212 回転子スロット
213 回転子導体
214 エンドリング
215 シャフト
320 固定子
321 固定子鉄心
322 固定子スロット
323 固定子巻線

Claims (7)

  1. 回転子鉄心と、
    該回転子鉄心の内周に設置された多数の回転子スロットと、
    該回転子スロットに埋め込まれた回転子導体と、
    前記回転子鉄心の両端に設置されたエンドリングを備えたかご形誘導電動機において、
    前記回転子鉄心は電磁鋼板の両端に端板を備え、
    該端板は前記電磁鋼板よりも前記回転子スロットの面積が大きいことを特徴とするかご形誘導電動機。
  2. 請求項1において、前記回転子導体と前記エンドリングをダイカストで製造したことを特徴とするかご形誘導電動機。
  3. 請求項1において、前記回転子導体と前記エンドリングをメッキで製造したことを特徴とするかご形誘導電動機。
  4. 請求項1において、
    前記端板のスロットは、外周側を前記電磁鋼板のスロットに対して大きくすることを特徴とするかご形誘導電動機。
  5. 請求項1乃至請求項4において、
    固定子鉄心と、
    該固定子鉄心の内周に設置された多数の固定子スロットと、
    該固定子スロットに埋め込まれた固定子巻線を備え、
    該固定子よりも前記回転子の積厚を大きくしたことを特徴とするかご形誘導電動機。
  6. 回転子鉄心と、
    該回転子鉄心の内周に設置された多数の回転子スロットと、
    該回転子スロットに埋め込まれた回転子導体と、
    前記回転子鉄心の両端に設置されたエンドリングを備えたかご形誘導電動機において、
    前記回転子鉄心は電磁鋼板の両端に端板を備え、
    該端板は前記電磁鋼板の位置よりも前記回転子スロットの位置での面積が大きいことを特徴とするかご形誘導電動機。
  7. 請求項6において、
    前記端板のスロットは、シャフト側よりも外周側を前記電磁鋼板のスロットに対して大きくすることを特徴とするかご形誘導電動機。
JP2009153181A 2009-06-29 2009-06-29 回転電機 Pending JP2011010498A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009153181A JP2011010498A (ja) 2009-06-29 2009-06-29 回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009153181A JP2011010498A (ja) 2009-06-29 2009-06-29 回転電機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011010498A true JP2011010498A (ja) 2011-01-13

Family

ID=43566477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009153181A Pending JP2011010498A (ja) 2009-06-29 2009-06-29 回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011010498A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012003195A1 (de) 2011-02-24 2012-08-30 Fanuc Corporation Kurzschlussläufer für einen Induktionsmotor
DE102012006248A1 (de) 2011-04-04 2012-10-04 Fanuc Corporation Kurzschlussläufer und dessen Herstellungsverfahren

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012003195A1 (de) 2011-02-24 2012-08-30 Fanuc Corporation Kurzschlussläufer für einen Induktionsmotor
US8791618B2 (en) 2011-02-24 2014-07-29 Fanuc Corporation Squirrel-cage rotor for induction motor
DE102012006248A1 (de) 2011-04-04 2012-10-04 Fanuc Corporation Kurzschlussläufer und dessen Herstellungsverfahren
US9071112B2 (en) 2011-04-04 2015-06-30 Fanuc Corporation Squirrel-cage rotor and production method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5557685B2 (ja) 回転電機
EP2200160B1 (en) Rotator for induction electric motor, induction electric motor, compressor, blower, and air-conditioning device
JP6832935B2 (ja) コンシクエントポール型の回転子、電動機および空気調和機
JP2009118618A (ja) 車両用交流発電機及びそれを用いた自動車,車両用交流発電機の製造方法、及び車両用回転電機
JP2006014457A (ja) 同期電動機
JP5843980B2 (ja) かご形回転子の製造方法および誘導電動機の製造方法
JP2005027369A (ja) 電動機
US10291087B2 (en) Electric motor
JP2015521833A (ja) 電気モータのセグメント化された固定子用の層状セグメント
JP6076711B2 (ja) かご形誘導電動機
JP2011010498A (ja) 回転電機
JP5582149B2 (ja) ロータ、これを用いた回転電機および発電機
JP2011172359A (ja) 分割型回転子及び電動機
CN201499035U (zh) 电机转子铁心
JP5183894B2 (ja) 巻線が巻回された鉄心、回転電機、及びリニアモータ
JP4666526B2 (ja) 整流子電動機及び電気掃除機
CN112655141B (zh) 笼型转子及旋转电机
JP5712852B2 (ja) 回転電機固定子
JP2010011635A (ja) 回転電機
JP5152957B2 (ja) ステータ鉄心と電動機のステータおよび電動機
JP2010045872A (ja) 永久磁石式回転機
JP2007097276A (ja) 回転電機の鉄心及びリニアモータの鉄心
JP6032998B2 (ja) モータ締結構造およびこれを備えたモータ
JP6464905B2 (ja) モータ
JP4607823B2 (ja) 交流回転電機