JP6988631B2 - ステータコア及びモータ - Google Patents
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Description
(1)第1ヨーク面と、
第1ヨーク面の反対の第2ヨーク面と、
第1ヨーク面から第2ヨーク面に向かって第1ヨーク面及び第2ヨーク面に直交する方向に延伸する接触面を有するヨーク外壁部と、
ヨーク外壁部と対向するように第1ヨーク面の一辺から第2ヨーク面の一辺に延伸するヨーク内壁部と、を有するヨーク部と、
ヨーク内壁部からヨーク外壁部と反対の方向に延伸するティース部と、を有するステータコアであって、
ヨーク外壁部の高さに対する接触面の高さの比率は、90%以上であり、
接触面のビッカース硬度は、ステータコアの材料である電磁鋼板のビッカース硬度の1倍超1.9倍以下である、ことを特徴とするステータコア。
(2)ティース部は、第1ティース面と、第1ティース面の反対の第2ティース面と、第1ティース面から第2ティース面に第1ティース面及び第2ティース面に直交する方向に向かって延伸するシェービング面を有するティース側面部と、を有し、
シェービング面のビッカース硬度は、接触面のビッカース硬度よりも低い、(1)に記載のステータコア。
(3)収納される筐体の内壁部とヨーク外壁部との間の離隔距離の最大値は、2μm以下である、(1)又は(2)に記載のステータコア。
(4)ヨーク部の周方向の圧縮応力は、2MPa以上20MPa以下である、(1)〜(3)の何れか一項に記載のステータコア。
(5)ステータコアを有するステータと、ロータと、ステータ及びロータを収容する筐体とを有し、
ステータコアは、
第1ヨーク面と、
第1ヨーク面の反対の第2ヨーク面と、
第1ヨーク面から第2ヨーク面に向かって第1ヨーク面及び第2ヨーク面に直交する方向に延伸し且つ筐体の内壁部と接触する接触面を有するヨーク外壁部と、
ヨーク外壁部と対向するように第1ヨーク面の一辺から第2ヨーク面の一辺に延伸するヨーク内壁部と、を有するヨーク部と、
ヨーク内壁部からヨーク外壁部と反対の方向に延伸するティース部と、を有し、
ヨーク外壁部の高さに対する接触面の高さの比率は、90%以上であり、
接触面のビッカース硬度は、ステータコアの材料である電磁鋼板のビッカース硬度の1倍超1.9倍以下である、ことを特徴とするモータ。
本発明の発明者らは、ステータコアと筐体との間の熱伝導特性を向上させて、モータの温度上昇を抑制するための種々の実験及び検討を重ねてきた。本発明の発明者らは、上記課題を解決するために筐体に収容されるステータコアにおいて、筐体と接触するステータコアの外壁部に表面及び裏面に直交する接触面を形成することで、筐体とステータとの間の接触部の接触面積率を向上させることを見出した。本発明の発明者らは、筐体とステータコアとの間の接触部の接触面積率を向上させることで、筐体とステータコアとの間の熱伝導特性を向上させて、モータの温度上昇を抑制することを知見した。さらに、本発明の発明者らは、表面及び裏面に直交する接触面をシェービング加工及び切削加工等で形成することを知見した。
図1は第1実施形態に係るステータコアを有するモータの平面図である。図1において、矢印Aで示される方向は周方向であり、矢印Bで示される方向は径方向であり、ドットCで示される方向は回転軸方向である。
図4は、第1実施形態に係るステータの製造工程を示すフローチャートである。
図6(a)は第1比較例に係るステータコアと筐体との接触部の部分断面図であり、図6(b)は第2比較例に係るステータコアと筐体との接触部の部分断面図である。図6(c)は第3比較例に係るステータコアと筐体との接触部の部分断面図であり、図6(d)は第1実施形態に係るステータコアと筐体との接触部の部分断面図である。
図7は第2実施形態に係るステータを有するモータの平面図である。図7において、矢印Aで示される方向は周方向であり、矢印Bで示される方向は径方向であり、ドットCで示される方向は回転軸方向である。
図9は、第2実施形態に係るステータの製造工程を示すフローチャートである。
ステータコア1及び2では、接触面132はシェービンク加工により形成されるが、実施形態に係るステータでは、ヨーク部の外壁部に形成される接触面は切削加工により形成されてもよい。
10 ヨーク部
13 ヨーク外壁部
20、30 ティース部
24、34 第1ティース側壁部
25、35 第2ティース側壁部
100、200、300 モータ
101、301 筐体
102、302 ロータ
131 ダレ
132 接触面
133 破断面
134 カエリ
Claims (5)
- 第1ヨーク面と、
前記第1ヨーク面の反対の第2ヨーク面と、
前記第1ヨーク面から前記第2ヨーク面に向かって前記第1ヨーク面及び前記第2ヨーク面に直交する方向に延伸する接触面を有するヨーク外壁部と、
前記ヨーク外壁部と対向するように前記第1ヨーク面の一辺から前記第2ヨーク面の一辺に延伸するヨーク内壁部と、を有するヨーク部と、
前記ヨーク内壁部から前記ヨーク外壁部と反対の方向に延伸するティース部と、を有するステータコアであって、
前記ヨーク外壁部の高さに対する前記接触面の高さの比率は、90%以上であり、
前記接触面のビッカース硬度は、前記ステータコアの材料である電磁鋼板のビッカース硬度の1倍超1.9倍以下である、ことを特徴とするステータコア。 - 前記ティース部は、第1ティース面と、前記第1ティース面の反対の第2ティース面と、前記第1ティース面から前記第2ティース面に前記第1ティース面及び前記第2ティース面に直交する方向に向かって延伸するシェービング面を有するティース側面部と、を有し、
前記シェービング面のビッカース硬度は、前記接触面のビッカース硬度よりも低い、請求項1に記載のステータコア。 - 収納される筐体の内壁部と前記ヨーク外壁部との間の離隔距離の最大値は、2μm以下である、請求項1又は2に記載のステータコア。
- 前記ヨーク部の周方向の圧縮応力は、2MPa以上20MPa以下である、請求項1〜3の何れか一項に記載のステータコア。
- ステータコアを有するステータと、ロータと、前記ステータ及びロータを収容する筐体とを有し、
前記ステータコアは、
第1ヨーク面と、
前記第1ヨーク面の反対の第2ヨーク面と、
前記第1ヨーク面から前記第2ヨーク面に向かって前記第1ヨーク面及び前記第2ヨーク面に直交する方向に延伸し且つ前記筐体の内壁部と接触する接触面を有するヨーク外壁部と、
前記ヨーク外壁部と対向するように前記第1ヨーク面の一辺から前記第2ヨーク面の一辺に延伸するヨーク内壁部と、を有するヨーク部と、
前記ヨーク内壁部から前記ヨーク外壁部と反対の方向に延伸するティース部と、を有し、
前記ヨーク外壁部の高さに対する前記接触面の高さの比率は、90%以上であり、
前記接触面のビッカース硬度は、前記ステータコアの材料である電磁鋼板のビッカース硬度の1倍超1.9倍以下である、ことを特徴とするモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018059482A JP6988631B2 (ja) | 2018-03-27 | 2018-03-27 | ステータコア及びモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018059482A JP6988631B2 (ja) | 2018-03-27 | 2018-03-27 | ステータコア及びモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019176548A JP2019176548A (ja) | 2019-10-10 |
JP6988631B2 true JP6988631B2 (ja) | 2022-01-05 |
Family
ID=68169073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018059482A Active JP6988631B2 (ja) | 2018-03-27 | 2018-03-27 | ステータコア及びモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
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2018
- 2018-03-27 JP JP2018059482A patent/JP6988631B2/ja active Active
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JP2019176548A (ja) | 2019-10-10 |
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