JP2014183815A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料タンクを有効利用することで作業の煩わしさを解消することが可能なコンバインを提供する。
【解決手段】機体後部における機体横幅方向一端側箇所に燃料タンク170が備えられ、燃料タンク170の上面における機体横幅方向一端側箇所に作業台187が形成されている。作業台187は燃料補給作業の際に、補給用燃料が貯留された燃料貯留容器を載置支持する燃料容器載置台としたり、脱穀部や穀粒貯留部の修理点検等のメンテナンス作業を行う際の作業台としても利用することができる。
【選択図】図1
【解決手段】機体後部における機体横幅方向一端側箇所に燃料タンク170が備えられ、燃料タンク170の上面における機体横幅方向一端側箇所に作業台187が形成されている。作業台187は燃料補給作業の際に、補給用燃料が貯留された燃料貯留容器を載置支持する燃料容器載置台としたり、脱穀部や穀粒貯留部の修理点検等のメンテナンス作業を行う際の作業台としても利用することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、機体を走行させながら植立穀稈を刈り取って脱穀処理を行うコンバインに関する。
従来のコンバインでは、例えば、機体の後部に位置する状態で燃料タンクが備えられ、この燃料タンクは、上面が凹凸を備えた湾曲形状に設けられ、燃料を戻すための燃料戻し管や複数の空気抜き管などが、燃料タンクの上面において左右両側に振り分けて接続されるように構成されていた(例えば、特許文献1参照。)。
上記従来構成では、燃料タンクは、上面が凹凸を備えた湾曲形状であり、しかも、上面に燃料戻り管や複数の空気抜き管などが左右両側に振り分けて接続される構成となっているので、燃料補給作業の際には、補給用燃料が貯留された燃料貯留容器を、例えば、別途用意した専用の支持台に支持しながら給油作業を行うようにしたり、あるいは、燃料貯留容器を手で保持しておく等、煩わしい面があった。
又、コンバインには、刈り取った穀稈を脱穀処理する脱穀装置や、脱穀処理にて得られた穀粒を貯留する穀粒貯留部等が備えられるが、これらの脱穀装置や穀粒貯留部において、修理点検等のメンテナンス作業を行う場合、作業者は、それらの各装置の上部側の高い位置で作業しなければならず、この場合においても、別途用意した専用の支持台に載置しながら作業する等の煩わしい面があった。
本発明の目的は、燃料タンクを有効利用することで作業の煩わしさを解消することが可能なコンバインを提供する点にある。
本発明に係るコンバインの特徴構成は、機体後部における機体横幅方向一端側箇所に燃料タンクが備えられ、前記燃料タンクの上面における機体横幅方向一端側箇所に作業台が形成されている点にある。
本発明によれば、燃料タンクの上面における機体横幅方向一端側箇所に作業台が形成される。例えば、燃料補給作業の際に、補給用燃料が貯留された燃料貯留容器を載置支持する燃料容器載置台として利用することができ、その結果、専用の支持台を別途用意したり、燃料補給作業中に燃料貯留容器を手で保持しておく等の作業負担を軽減することができ、使い勝手が良いものとなる。
又、コンバインには、機体後部側に、刈取った穀稈を脱穀処理する脱穀部や、脱穀処理にて得られた穀粒を貯留する穀粒貯留部等が備えられる。そして、これらの脱穀部や穀粒貯留部において、修理点検等のメンテナンス作業を行う場合、高い位置にて行う必要がある。そこで、燃料タンクの上面に作業台が形成されることから、燃料補給時に限らず、メンテナンス作業の際に作業者が燃料タンクに形成された作業台を利用することができる。
しかも、燃料タンクが機体後部における機体横幅方向一端側箇所に位置しており、しかも、燃料タンクの上面における機体横幅方向一端側箇所、すなわち、機体横幅方向外方に臨む端部位置に作業台が形成されるので、作業者が機体に搭載される他の装置との干渉のおそれが少ない状態で、作業台を踏み台として利用し易いものとなる。
従って、燃料タンクを有効利用することで作業の煩わしさを解消することが可能なコンバインを提供できるに至った。
本発明においては、前記燃料タンクに燃料を供給するための給油口が、前記上面における機体横幅方向他端側に寄った位置に形成されていると好適である。
本構成によれば、給油口が燃料タンクの上面における機体横幅方向他端側、つまり、作業台が形成される箇所とは反対側に寄った位置に形成されるので、燃料補給作業中に、燃料貯留容器を作業台に載置して、機体横幅方向の反対側に位置する給油口に対して、能率よく給油を行える。
本発明においては、前記給油口に連通する状態で接続される給油管の注油用の先端開口部が、平面視で前記給油口よりも機体後方側に寄った位置に設けられていると好適である。
本構成によれば、給油管の注油用の先端開口部が平面視で給油口よりも機体後方側に寄った位置にあるので、機体後方外方側から作業者が燃料補給作業を行う場合に、給油口が作業者に近づいた状態となって燃料補給作業が行い易いものとなる。
本発明においては、前記燃料タンク内のエアーを抜くためのエアー抜き管が、前記上面における機体横幅方向他端側に寄った位置に接続されていると好適である。
本構成によれば、エアー抜き管が、燃料タンクの上面における機体横幅方向他端側に寄った位置に接続されるので、作業台を有効に利用することができ、しかも、燃料を補給するときや燃料をエンジンに供給するときには、エアー抜き管により、燃料タンクからエアーを抜いたり、燃料タンクにエアーを取り入れたりすることで、燃料補給作業や燃料供給作業を良好に行うことができる。
本発明においては、前記エアー抜き管が、前記上面における機体横幅方向他端側であって且つ機体前方側に寄った位置に接続されていると好適である。
本構成によれば、エアー抜き管は、給油管のように作業者が直接に利用するものではないので、機体後方外方側に位置する作業者から離れた機体前方側に寄った位置にあっても問題はなく、機体横幅方向他端側に位置するので、燃料タンク上面の作業台を有効に利用することができる。
本発明においては、エンジンからの戻り燃料を前記燃料タンク内に戻すための燃料戻し管が、前記上面における機体横幅方向他端側に寄った位置に接続されていると好適である。
本構成によれば、燃料戻し管が上面における機体横幅方向他端側に寄った位置に接続されるので、作業台を有効に利用することができ、しかも、燃料タンクからエンジンに燃料が供給される際、エンジンにて消費されずに余った場合、その余剰の燃料を燃料戻し管を通して燃料タンク内に戻すことができる。
本発明においては、前記燃料戻し管が、前記上面における機体横幅方向他端側に寄った箇所であって且つ機体前方側に寄った位置に接続されていると好適である。
本構成によれば、燃料戻し管は、給油管のように作業者が直接に利用するものではないので、機体後方外方側に位置する作業者から離れた機体前方側に寄った位置にあっても問題はなく、機体横幅方向他端側に位置するので、燃料タンク上面の作業台を有効に利用することができる。
本発明においては、前記燃料タンクが、機体に搭載された脱穀装置の機体後端側箇所又は排ワラ処理装置の横側方に位置する状態で備えられていると好適である。
脱穀装置は機体前後方向に沿って長尺に形成される場合があり、又、脱穀装置の機体後方側に排ワラ処理装置が設けられる場合もある。そして、燃料タンクが、機体前後方向に沿って長尺の脱穀装置の機体後端側箇所又は排ワラ処理装置の横側方は空き領域になることがある。
そこで、本構成によれば、燃料タンクが、機体に搭載された脱穀装置の機体後端側箇所又は排ワラ処理装置の横側方に位置する状態で備えられるので、空き領域を利用して合理的に燃料タンクを配置させることができる。
本発明においては、前記燃料タンクからエンジンに供給される燃料に作用するオイルフィルタが、前記燃料タンクと前記脱穀装置の側壁部との間に位置する状態で備えられていると好適である。
本構成によれば、燃料タンクと脱穀装置の側壁部との間の狭い箇所に、オイルフィルタを備えるので、オイルフィルタが他物と接触して損傷するおそれを少なくすることができる。
本発明においては、前記燃料タンクの燃料貯留量を示す残量表示部材が、前記燃料タンクの機体横幅方向他端側の縦面部に備えられていると好適である。
本構成によれば、燃料タンクの機体横幅方向他端側の縦面部は、燃料タンクと前記脱穀装置の側壁部との間に位置する箇所であり、ここに残量表示部材が備えられるので、残量表示部材が他物と接触して損傷するおそれを少なくすることができる。
本発明においては、前記燃料タンクの機体前方側に、脱穀処理された穀粒を袋詰め状態で回収する袋詰め回収部が備えられていると好適である。
本構成によれば、袋詰め回収部では、脱穀処理された穀粒が袋詰め状態で回収される。このように袋詰め状態となれば大きな重量となり、作業者が搬出させるときに、燃料タンク付近の各種の装置を干渉するおそれがあるが、各種の装置を合理的に配置することで、袋詰め状態の穀粒と接触して損傷するおそれを少なくすることができるのである。
本発明においては、前記作業台が、燃料補給作業の際に、補給用燃料が貯留された燃料貯留容器を載置支持する燃料容器載置台であると好適である。
本構成によれば、燃料タンクに燃料を補給する燃料補給作業の際に、補給用燃料が貯留された燃料貯留容器を、燃料タンクの上面に形成される作業台に載置支持することができる。このように作業台を燃料容器載置台として利用することで、給油作業を楽に能率よく行うことができる。
本発明においては、前記作業台が、メンテナンス作業の際に作業者が上に乗る踏み台であると好適である。
本構成によれば、機体に搭載される脱穀装置等のメンテナンス作業を行う際に、燃料タンクの上面に形成される作業台に、作業者が上に乗ることで作業を行うことが可能となる。このように作業台を踏み台として利用することで、メンテナンス作業を能率よく行うことができる。
以下、図面に基づいて、本発明に係るコンバインの実施形態についてコンバインの一例である普通型コンバインに適用した場合について説明する。
〔全体構成〕
図1及び図2に示すように、本実施形態における普通型コンバインは、走行機体1の前部に揺動昇降自在に刈取搬送装置2を備えて構成され、走行機体1は、左右一対のクローラ走行装置3を備えた機体フレーム4上に、運転部5、原動部6、刈取搬送装置2にて刈り取られて後方に搬送された刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置7、脱穀装置7にて脱穀処理された穀粒を袋詰め状態で回収する穀粒回収部としての袋詰め回収部8等を備えて構成されている。
図1及び図2に示すように、本実施形態における普通型コンバインは、走行機体1の前部に揺動昇降自在に刈取搬送装置2を備えて構成され、走行機体1は、左右一対のクローラ走行装置3を備えた機体フレーム4上に、運転部5、原動部6、刈取搬送装置2にて刈り取られて後方に搬送された刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置7、脱穀装置7にて脱穀処理された穀粒を袋詰め状態で回収する穀粒回収部としての袋詰め回収部8等を備えて構成されている。
運転部5は、走行機体1の前部右側に位置し、その運転部5の後方に穀粒回収部8が位置する状態で備えられ、走行機体1の左側に脱穀装置7が備えられている。運転部5における運転座席9の下方側に原動部6が備えられている。又、運転部5には、搭乗している運転者に日差しが当たるのを避けるための日除け部材10が備えられている。
尚、この実施形態では、機体横幅方向における左側あるいは右側というときは、機体進行方向に向かう状態で左右を定義するものとする。従って、機体正面視にて記載される図面においては、左右の向きが定義した内容とは逆向きになる。
走行機体1は、原動部6に備えられたエンジン11の動力が図示しない走行用伝動機構を介してクローラ走行装置3に動力が伝達されて駆動走行自在に構成されている。又、エンジン11の動力が、図示しない作業用伝動機構を介して刈取搬送装置2及び脱穀装置7に動力が伝達されるように構成されている。
〔刈取搬送装置〕
次に、刈取搬送装置2について説明する。
刈取搬送装置2は、植立穀稈を刈り取ったのち刈幅方向中間部に向けて寄せ集める刈取部12と、刈取られた穀稈を脱穀装置7に向けて搬送するフィーダ13と、刈取部12の上部で植立穀稈の穂先側を後方に掻き寄せる回転リール14とを備えている。
次に、刈取搬送装置2について説明する。
刈取搬送装置2は、植立穀稈を刈り取ったのち刈幅方向中間部に向けて寄せ集める刈取部12と、刈取られた穀稈を脱穀装置7に向けて搬送するフィーダ13と、刈取部12の上部で植立穀稈の穂先側を後方に掻き寄せる回転リール14とを備えている。
刈取部12は、植立穀稈を刈り取るバリカン型の刈刃15と、刈り取られた穀稈をフィーダ13の入り口部側すなわち刈幅方向の左寄り箇所へ向けて寄せ集めるための横送りオーガ16とを備えている。フィーダ13は、図示はしないが、筒状のフィードケース13Aの内部に図示しない掻き揚げコンベアを備えて、横送りオーガ16により寄せ集められた刈取穀稈を後方の脱穀装置7に向けて搬送するように構成されている。
刈取搬送装置2は、機体フレーム4に固定された軸支部(図示せず)に横軸芯P1周りで上下揺動自在に支持され、機体フレーム4と刈取部12との間に枢支連結された刈取昇降シリンダ17を伸縮操作することで、上下昇降位置を変更調節自在に構成されている。その結果、刈取部12による穀稈の刈取高さを変更することが可能であり、刈取部12が地面に近接した刈取作業姿勢と、刈取部12が地面から所定高さまで上昇した非刈取作業姿勢とに変更することができる。
図2に示すように、刈取部12の後端側の上部から前方向きに左右一対の支持アーム18を延出してあり、この左右一対の支持アーム18の先端部同士にわたって駆動回転自在に、植立穀稈を後方に向けて掻き込む回転リール14が支持されている。
この回転リール14は、一対の支持アーム18の先端部に回転自在に駆動軸19が支持され、この駆動軸19の左右端部に一体回転自在に側面視で四角形の左右一対のリールフレーム20が備えられている。又、これらの左右一対のリールフレーム20に亘って架設される状態で且つ4つの頂部に一本ずつ位置する状態で4本の支持部材21が設けられ、各支持部材21には、その長手方向に沿って並べる状態で複数の掻込み爪22が取り付けられている。
尚、構造については詳述はしないが、回転リール14の回転にかかわらず、掻込み爪22が支持部材21から下方向きに延出した姿勢を保持するように、その姿勢を保持するための周知構成の姿勢保持機構23が備えられている。
尚、構造については詳述はしないが、回転リール14の回転にかかわらず、掻込み爪22が支持部材21から下方向きに延出した姿勢を保持するように、その姿勢を保持するための周知構成の姿勢保持機構23が備えられている。
このような構成の回転リール14は、駆動軸19が回転すると、複数の掻込み爪22が常に下向き姿勢を維持する状態で、左右一対のリールフレーム20及び4つの支持部材21が一体的に回転して、複数の掻込み爪22により刈取対象穀稈を後方に掻き込むことができる。
そして、回転リール14を支持する左右一対の支持アーム18は、リール昇降シリンダ24の伸縮作動により基端部の横軸芯P2周りで上下揺動自在に構成され、回転リール14の上下位置を変更調整することができるように構成されている。
〔運転部〕
次に、運転部5の構成について説明する。
図1及び図2に示すように、運転部5には、運転座席9の機体前方側に操縦塔25が立設されており、その操縦塔25の上部に前部側の操作パネルであるフロントパネル26が備えられ、運転座席9の左横側には横側の操作パネルであるサイドパネル27が備えられている。
次に、運転部5の構成について説明する。
図1及び図2に示すように、運転部5には、運転座席9の機体前方側に操縦塔25が立設されており、その操縦塔25の上部に前部側の操作パネルであるフロントパネル26が備えられ、運転座席9の左横側には横側の操作パネルであるサイドパネル27が備えられている。
上述したように運転座席9の下方側に原動部6が備えられ、運転座席9の位置が高くなるので、それに伴って運転部5の床部5Aも高い位置に設けられることになる。そこで、図4、図6、図7に示すように、機体フレーム4は、運転部5の下方に対応する箇所では、他の箇所よりも所定量上方に位置する状態で床部5Aを構成している。
機体フレーム4は、図3及び図4に示すように、前後方向に沿って延びる左右一対の角筒状のメインフレーム部4Aと、このメインフレーム部4Aの上部に支持された格子状フレーム部4Bと、運転部5の下方に対応する箇所には、他の箇所よりも所定量上方に位置する状態で床部5Aを構成するための高床フレーム部4Cとを備えて構成されている。格子状フレーム部4Bは、複数の前後向きフレーム体28と、複数の横向きフレーム体29が格子状に連結されて構成されている。
図6及び図7に示すように、運転部5の下方に対応する箇所では、格子状フレーム部4Bよりも上方に向けて縦向き姿勢で立設された左右一対の縦板部材30R,30Lと、左右の縦板部材30R,30Lの上端部同士を連結する前後一対の横向き支持体31とを備えて高床フレーム部4Cが構成されている。左右一対の縦板部材30R,30Lのうち左側の縦板部材30Lは、右側のメインフレーム部4Aに支持され、右側の縦板部材30Rは、運転部用の前後向きフレーム体28aに支持される状態で立設されている。又、左右両側の縦板部材30R,30Lの上部に亘って金属製の踏み板32を載置してボルト締結により固定して、運転部5の床部5Aが構成されている。
機体フレーム4における機体前部側の右側箇所に、平面視で機体横幅方向内方側に入り込み凹入する凹入部33が形成され、この凹入部33に入り込む状態で、運転部5に対する乗降用ステップ部34が備えられている。
すなわち、図5及び図7に示すように、機体フレーム4における機体前部右側箇所において、機体最右側に位置する右側前後向きフレーム体28bと、右側の縦板部材30Rと、その下側に位置する運転部用の前後向きフレーム体28aと、右側前後向きフレーム体28bと右側の縦板部材30Rとの間に位置する角筒状フレーム体28cとの夫々により、平面視で機体前端部の右側の角部を切り欠いた状態で凹入部33が形成されている。そして、その凹入部33に入り込む状態で乗降用ステップ部34が備えられている。
図4〜図7に示すように、乗降用ステップ部34は、前後両側の一対の支持板35と、前後両側の支持板35の下端部を連結する下部側連結板36と、前後両側の支持板35の上端部を連結する上部側連結板37とを備えて構成されている。
前後両側の支持板35は、機体前後方向視で上側が幅狭で且つ下側が幅広に形成され、機体内方側(左側)の端縁と下側の端縁とが略直交しており、機体外方側(右側)の端縁が、下方に向かうほど機体内方側(左側)の端縁から離間するように傾斜する傾斜姿勢に形成されている。
下部側連結板36は、帯板状の部材の両端部を同方向に折り曲げてループ状に前後両側の支持板35の下端部にわたり架設連結されており、中間の機体前後方向に沿う直線経路部分36aが1段目の足置き部を形成している。この下部側連結板36の直線経路部分36aは、支持板35の下端部よりも機体外方側に位置し、格子状フレーム部4Bと略同じ高さであり、地面から運転部5に乗り込むときに運転者が足を載せ易いものとなっている。下部側連結板36の直線経路部分36aには、滑り止め用の凹凸部38が形成されている。
上部側連結板37は、前後両側の支持板35の上端縁並びに機体外方側(右側)の端縁における上端側の一部の領域に沿うように、前後方向視で略L字状に折り曲げた状態で、前後両側の支持板35に亘って架設連結されている。上部側連結板37における支持板35の上端縁に対応する上部側の水平面37aが、運転部5の床部5Aと略同じ高さで且つ運転部5の床部5Aの機体右側外方に並ぶ状態で位置している。この上部側の水平面37aにより2段目の足置き部を形成している。このように構成することで、上部側の水平面37aが運転部5の床部5Aに連なる状態となり、運転部5の床部5Aの実質的な床面積を広くすることができる。
前後両側の支持板35の機体内方側(左側)の端縁が、右側の縦板部材30Rの外側面及び運転部用の前後向きフレーム体28aの外側面に一体的に連結固定されている。又、右側前後向きフレーム体28bの前端部及び角筒状フレーム体28cの前端部の夫々が、後側の支持板35の後側面に一体的に連結固定されている。従って、乗降用ステップ部34は、機体フレーム4の機体前部側の右側箇所に形成された凹入部33における内側縁部に隙間なく連なる状態で連結される構成となっている。
次に、操縦塔25及びサイドパネル27の支持構造について説明する。
図14及び図19に示すように、高床フレーム部4Cの上方側には、操縦塔25を支持する操縦塔フレーム39が備えられ、その操縦塔フレーム39に連なる状態でサイドパネル27を支持するサイドパネルフレーム40が備えられている。
図14及び図19に示すように、高床フレーム部4Cの上方側には、操縦塔25を支持する操縦塔フレーム39が備えられ、その操縦塔フレーム39に連なる状態でサイドパネル27を支持するサイドパネルフレーム40が備えられている。
操縦塔フレーム39は、操縦塔25の機体横幅方向全幅にわたり幅広に形成され且つ上下方向に沿って延びる板状支持体41と、操縦塔25の右側端部に設けられた縦向き支持体42とを備え、それらが一体的に連結されている。操縦塔25の前部側は合成樹脂材からなる前カバー43により覆われている。この前カバー43は、左右両側の締め付けネジ44により板状支持体41に固定される。図示はしないが、板状支持体41は、機体横幅方向両側部において前後方向に沿うように平面視でL字状に屈曲形成して支持強度を高めてあり、下端部が左右両側の縦板部材30R,30Lに連結されている。
縦向き支持体42は、操縦塔25の上下方向に沿って延びる丸パイプ材にて構成され、下端部が右側の縦板部材30Rに連結されている。又、上部側はフロントパネル26よりも上方に延設してあり、上方に延設される部分が正面視L字状に屈曲形成されて一体的にアームレスト45を形成している。従って、アームレスト45は、図18に示すように、縦向き支持体42と一連に連なる状態でフロントパネル26よりも上方に立ち上がる縦延設部45aと、その縦延設部45aに連なる横向き姿勢の手置き作用部45bとを備えて構成されている。
図14に示すように、サイドパネルフレーム40は、角筒材を平面視略L字形に屈曲させて形成されており、操縦塔25の後面に沿って延びる横向き姿勢の横延設部40aと、それに連なる状態で且つサイドパネル27の下側に沿って機体前後方向に延びる機体前後向き姿勢の前後延設部40bとを備えて構成されている。そして、横延設部40aが操縦塔フレーム39における板状支持体41に連結支持され、前後延設部40bの機体前部側箇所が縦向き連結体46によりミッションケース47の上部に連結支持されている。又、前後延設部40bの機体後端側箇所がサイドパネル27の後端部において機体フレーム4から立設された角筒状の縦フレーム48に連結支持されている。
縦フレーム48の左側面にアングル材からなる連結ブラケット49が連結され、その連結ブラケット49が片持ち状に機体内方側(左方側)に向けて延出されている。又、前後延設部40bの機体後端側箇所に縦向き姿勢の連結板40cが一体的に連結され、連結ブラケット49の前部側の縦面部49aと連結板40cとを当て付けた状態でボルト締結により連結している。従って、サイドパネルフレーム40が縦フレーム48に連結されており、縦フレーム48によりサイドパネル27の後端部が支持される構成となっている。
図17に示すように、フロントパネル26には、キースイッチ50、各種の異常を報知するための警告灯51、機体の旋回操作を行う操縦操作レバー52、回転リール14の昇降操作を行うリール昇降用操作レバー53、上述したアームレスト45等が備えられている。
操縦操作レバー52は、左右方向の揺動操作にて機体が操作された方向に旋回するように、図示しない旋回用操作機構を作動させるように構成されている。又、操縦操作レバー52は、前後方向にも揺動操作自在であり、前後方向の揺動操作で刈取搬送装置2を下降あるいは上昇させるべく刈取昇降シリンダ17を作動させるように構成されている。
アームレスト45は、操縦塔25の上端部の右側端部から左側方向きにフロントパネル26の左右中間部の上方まで延出されている。しかも、基端側だけで支持された片持ち支持の状態で構成されており、キースイッチ50を操作したり、警告灯51を目視する際の障害物にならないようにしている。又、アームレスト45は、手置き作用部45bが操縦操作レバー52の後側近くに位置しており、操縦操作レバー52を操作する手を載せて支持させる支持台に利用することができる。
図17に示すように、リール昇降用操作レバー53は、フロントパネル26の右側端部に形成されたガイド孔54を挿通して上方に延びる状態で設けられている。そして、図18に示すように、上端側の握り操作部53Aが操縦塔25の右側端部よりも右側外方に突出するように、上方側ほど右側方に位置する傾斜状に構成されている。
アームレスト45の縦延設部45aは、リール昇降用操作レバー53のパネル挿通箇所の後側近くに位置している。上述したように、リール昇降用操作レバー53は上方側ほど右側方に向けて傾斜しており、正面視で握り操作部53Aがアームレスト45よりも右側外方に位置する構成となっている。このように構成することで、アームレスト45により操作が邪魔されるおそれのない状態で良好にリール昇降用操作レバー53を操作することができる。
図2に示すように、サイドパネル27には、走行駆動系に備えられた主変速装置(図示せず)の変速操作を行うための主変速レバー55、走行駆動系に備えられた副変速装置(図示せず)の変速操作を行うための副変速レバー56、刈取搬送装置2への伝動の入り切り操作を行うための刈取クラッチレバー57、脱穀装置7への伝動の入り切り操作を行うための脱穀クラッチレバー58等が備えられている。
図11〜図13に示すように、運転座席9は、原動部6の上方を覆うエンジンボンネット59の上部面に載置支持されている。エンジンボンネット59の上部面60は、サイドパネル27と略同一高さにて横方向に連なる状態で備えられている。又、エンジンボンネット59の上部面60、前部面61、及び、後部面62は、板体にて閉塞される構成となっているが、エンジンボンネット59の右側部はエンジン冷却用の外気を取り入れるために開放され、左側部は冷却後の排風を排出するために開放される構成となっている。
エンジンボンネット59の右側には、外気をエンジン冷却風として吸気するための防塵用網体63を備えた吸気用防塵カバー64が備えられている。原動部6における吸気用防塵カバー64が臨む箇所には、外気によってエンジン11を冷却するためのラジエータ65が備えられている。吸気用防塵カバー64はエンジンボンネット59に一体的に連結されている。
図2に示すように、吸気用防塵カバー64の外方側端部は、機体全体の中で最も右側に位置するものであり、乗降用ステップ部34は、吸気用防塵カバー64の右側端部よりも機体横幅方向内方側に位置する状態で備えられている。尚、図2では、後述する補助ステップ163が外方に張り出す状態を示しているが、非作業では、補助ステップ163は機体内方側に引退するので、吸気用防塵カバー64の右側端部よりも機体横幅方向内方側に位置する状態となる。
エンジンボンネット59は、吸気用防塵カバー64及び運転座席9と共に、機体前後向き軸芯P3周りで揺動自在に機体フレーム4に支持されている。すなわち、図4、図11〜図13に示すように、エンジンボンネット59の機体外方側下端部であって前後方向に離間した2箇所において、機体フレーム4に固定の支点ブラケット66と、エンジンボンネット59の下端部から延設した支持アーム18とが、同一軸芯P3上に位置する前後向きの支点ピン67により揺動自在に枢支連結されている。そして、エンジンボンネット59は、前後両側の支点ピン67により機体前後向き軸芯周りで揺動することにより、エンジン11の上方を覆う閉状態(図13に実線で示す状態)と、エンジン11の上方を開放する開状態(図13に仮想線で示す状態)とにわたり切り換え自在に構成されている。
エンジンボンネット59は、レバーの揺動によりロック状態とロック解除状態とに切り換え自在な周知構造のロック機構68により、閉状態で位置保持することができ、通常の作業状態では、エンジンボンネット59は閉状態に維持される。そして、エンジン11やそれに関連する部材の点検等のメンテナンス作業の際には、ロック機構68の保持状態を解除して開状態に切り換えることで、メンテナンス作業が行い易いものとなる。
エンジンボンネット59を開状態において位置保持するためのケーブル69が備えられている。すなわち、図13に示すように、ケーブル69の一端が、エンジンボンネット59の後側面における機体外方側の上部側箇所に連結され、ケーブル69の他端が、縦フレーム48に固定された後述する下部側支持台70(エアークリーナ支持台)に連結されている。このケーブル69は、エンジンボンネット59が閉状態のときは緩んだ状態となり、エンジンボンネット59が開状態に切り換わり、外方側に張り出した姿勢になると、ケーブル69が緊張状態となってそれ以上の揺動を阻止して、エンジンボンネット59を位置保持することができるようになっている。
上述したようにサイドパネル27の後部を支持する縦フレーム48は、サイドパネルよりも上方に延出する状態で備えられている。そして、この縦フレーム48におけるサイドパネル27よりも上方に延出される箇所に、エンジン給気用のエアークリーナ71、及び、外気を吸気してエアークリーナ71に供給するプレクリーナ72の夫々が支持されている。
エアークリーナ71とプレクリーナ72とは、平面視で重なる状態で且つエアークリーナ71が下側に位置しプレクリーナ72が上側に位置する状態で上下方向に沿って並べて備えられている。
エアークリーナ71とプレクリーナ72とは、平面視で重なる状態で且つエアークリーナ71が下側に位置しプレクリーナ72が上側に位置する状態で上下方向に沿って並べて備えられている。
図14に示すように、縦フレーム48は、角筒状に形成されており、上下方向に沿って延びる状態で備えられている。そして、この縦フレーム48は、その下端部に一体的に連結された水平姿勢の連結板73をボルトにより連結することにより機体フレーム4に支持されている。
次に、エアークリーナ71の取付構造について説明する。
図11〜図14に示すように、縦フレーム48におけるサイドパネル27よりも少し高い位置に、エアークリーナ71を載置支持するエアークリーナ支持台としての下部側支持台70が、縦フレーム48から延設される状態で備えられている。
図11〜図14に示すように、縦フレーム48におけるサイドパネル27よりも少し高い位置に、エアークリーナ71を載置支持するエアークリーナ支持台としての下部側支持台70が、縦フレーム48から延設される状態で備えられている。
下部側支持台70は、エアークリーナ71を受止めて載置支持する水平姿勢の載置部70Aと、載置部70Aを補強する縦向き姿勢の縦面部70Bとを一体的に連なる状態で備えて構成されている。縦面部70Bは、略三角形状の板状体からなり、縦フレーム48の後側面に沿う縦向き姿勢で一端側が連結固定され、機体右側方に向けて突出する状態で延設されている。
載置部70Aは、矩形の板状体の両端部をL字状に屈曲させて、中央に載置用の幅広部分70A1を備え、その両側端部に補強用の折り曲げ部分70A2を備えた形状となっている。そして、この載置部70Aが、幅広部分70A1を上側にし且つ一対の折り曲げ部分70A2が下向きで機体横幅方向両側に位置する状態で、機体後部側端縁を縦面部70Bの機体前部側の側面に当て付けるとともに、一方の折り曲げ部分70A2を縦フレーム48の右側面に当て付けた状態で、それらに一体的に連結固定されている。
図11〜図13に示すように、エアークリーナ71は、下部側支持台70の載置部70Aに載置されてボルト締結により固定されている。そして、エアークリーナ71は、縦フレーム48よりも機体前方側寄りに位置するとともに、縦フレーム48の左側面(機体横幅方向内方側の端部)よりも右側(機体横幅方向外方側)寄りに位置する状態で備えられている。
図13に示すように、エアークリーナ71は、閉状態と開状態とにわたり揺動操作されるときのエンジンボンネット59の外端移動軌跡Jよりも上方に位置する状態で、縦フレーム48に支持されている。従って、エアークリーナ71は、エンジンボンネット59の揺動操作の際に邪魔になることのない状態で、縦フレーム48を利用して簡素な構造で支持することができる。
又、エンジンボンネット59の位置保持用のケーブル69の他端は、下部側支持台70における縦面部70Bに固定のピン74に連結されている。
又、エンジンボンネット59の位置保持用のケーブル69の他端は、下部側支持台70における縦面部70Bに固定のピン74に連結されている。
次に、プレクリーナ72の取付構造について説明する。
図11、図12及び図14に示すように、縦フレーム48における上端部よりも少し低い位置に、プレクリーナ72を載置支持するプレクリーナ支持台としての上部側支持台75が、縦フレーム48から機体前部側に向けて片持ち状に延設される状態で備えられている。
図11、図12及び図14に示すように、縦フレーム48における上端部よりも少し低い位置に、プレクリーナ72を載置支持するプレクリーナ支持台としての上部側支持台75が、縦フレーム48から機体前部側に向けて片持ち状に延設される状態で備えられている。
上部側支持台75は、載置支持用の水平面部75Aと補強用の縦面部75Bとを有する断面L字状のアングル材にて構成されている。そして、水平面部75Aにはプレクリーナ72が入り込むための凹入部76が形成されている。
プレクリーナ72は、上部側に大径のクリーナ本体72Aを備え、クリーナ本体72Aの中央部から下方に突出する状態で塵埃が除去された外気を下向きに排出する小径の吸気筒部72Bを備えて構成され、クリーナ本体72Aの下部に吸気筒部72Bを囲う状態でフランジ部72Cが備えられている。
プレクリーナ72は、吸気筒部72Bが凹入部76に入り込む状態でフランジ部72Cを水平面部75Aに載置させた状態で、フランジ部72Cを水平面部75Aにボルト締結することにより取付固定する構成となっている。図12に示すように、プレクリーナ72は、その上端部の高さが縦フレーム48の上端部よりも高い位置になる状態で備えられている。
エアークリーナ71には、上端が上向きに開口する状態で外気(エアー)を導入するための導入用筒部71Aが形成され、この導入用筒部71Aとプレクリーナ72の排出筒部72Bとが上下方向に延びる接続用ホース77にて連通接続されている。接続用ホース77は、ゴム等の軟質材にて構成され、接続箇所はクランプ78にて締め付けて外気が混入するのを防止している。
エアークリーナ71の左側端部には、フィルター(図示せず)を通過した後の清浄な空気をエンジン11に向けて供給するための給気用筒部71Bが備えられている。この給気用筒部71Bは、給気経路がL字状に屈曲形成されており、エアークリーナ71から横向きに排出される空気の流動方向を下方に向きを変えて、下向きに開口する箇所から外方に排出させるように構成されている。
そして、エアークリーナ71からエンジン11に対して給気が行われる給気管としての給気用ホース79が給気用筒部71Bの下側に接続されている。この給気用ホース79は、縦フレーム48に対して左側(機体横幅方向内方側)に位置して上下方向に延びる状態で備えられている。そして、サイドパネル27に形成された挿通孔80を挿通したのち、原動部6内におけるエンジン11に対する給気箇所(図示せず)まで延設されている。給気用ホース79は、ゴム等の軟質材にて構成され、接続箇所はクランプ81にて締め付けて外気が混入するのを防止している。
次に、運転部5の上方を覆う日除け部材10について説明する。
日除け部材10は、縦フレーム48に支持されている。すなわち、図1、図11及び図14に示すように、角筒状に形成される縦フレーム48の上端に角形の開口が形成され、この縦フレーム48の上端開口部82に日除け部材10の支柱83が差し込まれた状態で日除け部材10が支持されている。この日除け部材10の天板部84は、運転部5にて運転者が起立姿勢になっても邪魔にならないように高い位置に設けられている。
日除け部材10は、縦フレーム48に支持されている。すなわち、図1、図11及び図14に示すように、角筒状に形成される縦フレーム48の上端に角形の開口が形成され、この縦フレーム48の上端開口部82に日除け部材10の支柱83が差し込まれた状態で日除け部材10が支持されている。この日除け部材10の天板部84は、運転部5にて運転者が起立姿勢になっても邪魔にならないように高い位置に設けられている。
図1及び図16に示すように、日除け部材10は、天板部84が支柱83にて片持ち状に支持される状態で備えられ、天板部84は、平面視で、機体前後方向に沿う幅が長く、機体横幅方向に沿う幅が短くなる長方形状に構成されて支柱83の上端に連結されている。又、支柱83との連結箇所から機体前部側ほど上方に位置するように少し傾斜した状態で支持されている。
支柱83は、縦フレーム48の上端開口部82と略同一の角形形状に形成されており、この支柱83が縦フレーム48の上端開口部82に差し込まれる構成となっている。支柱83を縦フレーム48の上端開口部82に差し込むときに、角形嵌合状態で嵌り合うので、日除け部材10は、縦軸芯周りでの位置が角形嵌合状態によって規制されるので、天板部84が、左右方向に位置がずれることなく、運転部5の上方を良好に覆う状態となる。
支柱83の上端に連結されて天板部84を支持する天板部フレーム85が、天板部84の周縁部に沿ってループ状に設けられる周部支持体86と、天板部84の全面にわたって格子状に延びる格子状支持体87とを備えて構成されている。
図15に示すように、周部支持体86は、丸パイプ材を平面視で天板部84の外周部に沿うように略矩形状に折り曲げ形成して構成され、長手方向の両側端部が共に支柱83の上端部に一体的に連結されており、支柱83に対して片持ち状に支持される構成となっている。
格子状支持体87は、天板部84の前後幅に相当する長さの帯板材の両側部を同じ方向に略L字形に折り曲げた形状の前後向き支持単位体87Aと、天板部84の左右幅に相当する長さの帯板材の両側部を同じ方向に略L字形に折り曲げた形状の横向き支持単位体87Bとを、適宜間隔をあけた状態で格子状に並べて、重なり合った箇所でそれらを互いに連結して構成されている。又、この格子状支持体87が周部支持体86に連結されて、天板部84を支持する天板部フレーム85を構成している。そして、覆い板88が複数の前後向き支持単位体87A及び複数の横向き支持単位体87Bの夫々に対してボルト締結により固定されている。
周部支持体86における支柱83との連結箇所から離間した箇所と、支柱83の上下中間部とを連結する斜め姿勢の補強部材89が備えられている。
具体的には、図15及び図15に示すように、補強部材89は、丸パイプ材からなる周部支持体86の前部側端部と後部側端部との夫々に連結される状態で前後一対備えられている。このように構成することで、支柱83により片持ち状に天板部84を支持する箇所における支持強度を向上させている。
具体的には、図15及び図15に示すように、補強部材89は、丸パイプ材からなる周部支持体86の前部側端部と後部側端部との夫々に連結される状態で前後一対備えられている。このように構成することで、支柱83により片持ち状に天板部84を支持する箇所における支持強度を向上させている。
図14に示すように、支柱83の上下途中箇所における前後両側面に、縦フレーム48の上部端縁に係止してそれ以上の差し込みを規制するための係止突起90が形成されている。従って、この係止突起90により、支柱83の上端開口部82に対する差し込み深さを規制する位置決め機構K1が構成されている。
支柱83と縦フレーム48には夫々、上記したように係止突起により支柱83の差し込み深さが規制された状態で、上下に離れた2箇所において、横向きに挿通する状態で挿通孔91が形成されている。それらの挿通孔91に向けて頭付きピン92を挿入することにより、支柱83の抜け外れを防止するように構成されている。又、頭付きピン92は抜け止め具93により抜け外れを防止している。従って、支柱83及び縦フレーム48に形成された各挿通孔91、頭付きピン92、抜け止め具93により、支柱83の抜け外れを防止する抜け止め機構K2が構成されている。
〔穀粒回収部8〕
次に、穀粒回収部8について説明する。
穀粒回収部8は、脱穀装置7にて脱穀処理された穀粒を貯留する穀粒貯留ホッパー94、穀粒貯留ホッパー94から排出される穀粒を収納袋に袋詰めする袋詰め部95等を備えて構成されている。
次に、穀粒回収部8について説明する。
穀粒回収部8は、脱穀装置7にて脱穀処理された穀粒を貯留する穀粒貯留ホッパー94、穀粒貯留ホッパー94から排出される穀粒を収納袋に袋詰めする袋詰め部95等を備えて構成されている。
穀粒貯留ホッパー94について説明する。
穀粒貯留ホッパー94は、合成樹脂材を用いてブロー成型にて一体的に形成されたホッパー本体94Aと、合成樹脂材を用いて一体的に形成された蓋体94Bとを備えて構成されている。すなわち、図24に示すように、ホッパー本体94Aの上面部に円形状の点検用開口96が形成されており、この点検用開口96の周部にネジ部97が形成されている。そして、図23に示すように、蓋体94Bにもネジ部98が形成され、そのネジ部98を点検用開口96の周部に形成されたネジ部97に対して螺合接続させることにより、開閉自在に点検用開口96を閉塞することができるように構成されている。
穀粒貯留ホッパー94は、合成樹脂材を用いてブロー成型にて一体的に形成されたホッパー本体94Aと、合成樹脂材を用いて一体的に形成された蓋体94Bとを備えて構成されている。すなわち、図24に示すように、ホッパー本体94Aの上面部に円形状の点検用開口96が形成されており、この点検用開口96の周部にネジ部97が形成されている。そして、図23に示すように、蓋体94Bにもネジ部98が形成され、そのネジ部98を点検用開口96の周部に形成されたネジ部97に対して螺合接続させることにより、開閉自在に点検用開口96を閉塞することができるように構成されている。
図20に示すように、蓋体94Bの外周面には、所定間隔おきに複数の縦向きリブ99が形成されている。これにより、蓋体94Bを回動させるときに縦向きリブ99により滑り止めして空回りを防止しながら蓋体94Bを回動させることができ、容易に開閉操作を行うことができる。
又、図23に示すように、蓋体94Bの内側の奥側端部には、ホッパー本体94Aのネジ部97の端縁が入り込む凹入溝100が全周にわたって形成されている。この凹入溝100にはパッキン等のシール材を収納することが可能であるが、この実施形態では、穀粒貯留ホッパー94の内部に穀粒の貯留量を検出するために感圧式の貯留量センサS1を用いるようになっており(図20参照)、穀粒貯留ホッパー94の内部の気密性が高ければ、貯留量センサS1が誤作動する要因となるので、シール材は装備しないようにしている。
穀粒貯留ホッパー94の左側(機体横幅方向内方側)の側面には搬入口101が開口形成されており、この搬入口101を通して、脱穀装置7から外部に送出された穀粒を上揚搬送する穀粒搬送装置102の搬送終端部が内部に入り込む状態で備えられ、穀粒搬送装置102は、上端部に設けられた排出口103から穀粒貯留ホッパー94の内部に穀粒を供給するようにしている。
図24に示すように、穀粒貯留ホッパー94における機体前方側箇所及び機体横外方側(左側)箇所に、穀粒貯留空間の内部を目視可能な点検窓104が形成されている。この点検窓104は、穀粒貯留ホッパー94の壁部に挿通孔105が形成され、且つ、挿通孔105の内方側に透明板106を配置して、穀粒貯留ホッパー94の外方側からボルト締結により取り付け固定されている。
このような点検窓104を設けることにより、運転部5に搭乗している運転者や機体横側にいる補助作業者が、点検窓104を通して穀粒貯留ホッパー94の内部の穀粒貯留状態を目視で確認することができる。
このような点検窓104を設けることにより、運転部5に搭乗している運転者や機体横側にいる補助作業者が、点検窓104を通して穀粒貯留ホッパー94の内部の穀粒貯留状態を目視で確認することができる。
図20〜図22に示すように、穀粒貯留ホッパー94の下部には、穀粒を下方に排出自在な穀粒排出部107が備えられている。穀粒排出部107は、前後に並ぶ状態で一対の穀粒排出口108を備えるとともに、一対の穀粒排出口108の夫々に対応させて、貯留する穀粒を夫々の穀粒排出口108に向けて流下案内する先細り傾斜状の漏斗部109を備えて構成されている。
一対の穀粒排出口108は、機体前後方向に間隔をあけて夫々が平面視で矩形状に開口する状態で形成されている。又、図30及び図31に示すように、漏斗部109は、一対の穀粒排出口108の夫々に対して、前後両側及び左右両側の夫々において穀粒排出口108に向けて流下案内するための傾斜面110を有する漏斗状に形成されている。
図24及び図25に示すように、穀粒貯留ホッパー94の上面部に形成される点検用開口96は、穀粒貯留ホッパー94の機体前後幅の略中間位置に形成されており、しかも、平面視で前後一対の漏斗部109にわたる状態で形成されている。具体的には、点検用開口96の前端部は、前部側の穀粒排出口108に対応する漏斗部109のうち穀粒排出口108の後端位置に近い箇所に位置しており、点検用開口96の後端部は、後部側の穀粒排出口108に対応する漏斗部109のうち穀粒排出口108の前端位置に近い箇所に位置している。このように点検用開口96は、前後両側の穀粒排出口108に近い位置にわたる広い範囲で開口しており、運転者は、蓋体94Bを開けることにより、穀粒貯留ホッパー94の内部の穀粒貯留状態を確認することができる。
そして、穀粒排出部107には、一対の穀粒排出口108の夫々に対応させて、穀粒排出口108からの穀粒の排出を許容する開状態と穀粒の排出を阻止する閉状態とに切り換え自在な開閉機構111が前後一対備えられている。以下、図30〜図32を参照しながら開閉機構111の構成について説明する。
示すように、又、前後一対の開閉機構111は、夫々、穀粒排出口108を開放する開位置と穀粒排出口108を遮蔽する閉位置とにわたり水平方向に移動操作自在な板状の移動操作体としてのシャッター板112と、穀粒通過用の開口が穀粒排出口108に連通する状態で穀粒貯留ホッパー94に連結支持される上側支持部113と、穀粒通過用の開口が穀粒排出口108に連通する状態で上側支持部113に連結支持される下側支持部114とが備えられ、シャッター板112が、上側支持部113と下側支持部114とで挟持支持されている。
シャッター板112は、穀粒通過用の挿通孔115が形成されるとともに、挿通孔115を穀粒排出口108に連通させる開位置と、挿通孔115を穀粒排出口108から位置をずらした閉位置とにわたり水平方向に移動操作自在に設けられている。
説明を加えると、シャッター板112は、図32に示すように、略長方形状の板体にて構成されており、その長手方向の一端側に穀粒通過用の挿通孔115が形成され、長手方向の他端側には、握り操作部116を形成するための挿通孔117が形成されている。長手方向の中央部には穀粒排出口108を閉じ状態にするための遮蔽部118が形成されている。
そして、遮蔽部118よりも他端側寄りの箇所には、閉位置においてシャッター板112の位置を規制するための閉位置用係止部119が形成され、長手方向の一端側端部には、開位置においてシャッター板112の位置を規制するための開位置用係止部120が形成されている。又、シャッター板112の幅狭方向(前後方向)の両側端部には、シャッター板112の前後方向の位置ずれを規制する横ずれ規制部121が形成されている。
上側支持部113は、穀粒通過用の開口としての挿通孔122が穀粒排出口108に連通する状態で穀粒貯留ホッパー94に連結支持されるとともに、シャッター板112の上側に位置する状態で備えられている。
すなわち、上側支持部113は、板材を屈曲形成して、穀粒貯留ホッパー94における漏斗部109の傾斜面に沿う傾斜面部123と、上下方向に沿って延びる縦面部124と、シャッター板112の上面側を摺動自在に支持する上側摺動案内部125とを一体形成して構成されている。
すなわち、上側支持部113は、板材を屈曲形成して、穀粒貯留ホッパー94における漏斗部109の傾斜面に沿う傾斜面部123と、上下方向に沿って延びる縦面部124と、シャッター板112の上面側を摺動自在に支持する上側摺動案内部125とを一体形成して構成されている。
説明を加えると、図32に示すように、傾斜面部123と縦面部124とが一連に連なる状態で前後両側に夫々備えられ、前後両側の縦面部124に連なる状態でそれらの前後中間部に位置するとともに、挿通孔122が形成された上側摺動案内部125が一体形成されている。
そして、挿通孔122に穀粒貯留ホッパー94の穀粒排出口108が連通する状態で、前後両側に位置する傾斜面部123が穀粒貯留ホッパー94における漏斗部109の前後両側の傾斜面110に夫々当て付けた状態でボルト締結にて上側支持部113が穀粒貯留ホッパー94に取り付けられている。
下側支持部114は、穀粒通過用の開口としての挿通孔126が穀粒排出口108に連通する状態で上側支持部113に連結支持されるとともに、シャッター板112の下側を支持する状態で備えられている。
すなわち、図32に示すように、下側支持部114は、シャッター板112の下面側を摺動自在に支持する下側摺動案内部127と、排出される穀粒を下方に案内する筒状案内部128と、上側支持部113と連結するための連結用支持部129とを一体的に連結して構成されている。
すなわち、図32に示すように、下側支持部114は、シャッター板112の下面側を摺動自在に支持する下側摺動案内部127と、排出される穀粒を下方に案内する筒状案内部128と、上側支持部113と連結するための連結用支持部129とを一体的に連結して構成されている。
下側摺動案内部127には挿通孔126が形成されており、この挿通孔126が上側摺動案内部125の挿通孔122に対応する箇所に位置する状態で備えられている。筒状案内部128は、角筒状に形成され、下側摺動案内部127の下側に位置して挿通孔126に対応して連通する状態で備えられるが、下側摺動案内部127には、挿通孔126の内周縁にL字状に折り曲げられた折り曲げ片130が一体敵に形成されており、この折り曲げ片130が筒状案内部128の内面に連結されることにより、下側摺動案内部127と筒状案内部128とが一体的に連結固定されている。
筒状案内部128の下方側には、穀粒を収納袋Fに向けて案内するとともに、収納袋Fの移動の際に容易に変形して退避することが可能な軟質材からなる延長筒131が連設されている。この延長筒131は、帯状の連結具132により筒状案内部128に固定されている。
連結用支持部129が前後両側に一対備えられ、前後両側の連結用支持部129は夫々、次のように構成されている。
すなわち、筒状案内部128の外周面に沿う状態で設けられる第1縦面部分129Aと、その第1縦面部分129Aに連なり且つ筒状案内部128よりも幅広のシャッター板112を迂回するように水平方向に延びる水平面部分129Bと、その水平面部分129Bに連なり且つ上下方向に沿って延びる第2縦面部分129Cとを備えて構成されている。そして、第1縦面部分129Aが筒状案内部128の外周面に連結固定されるとともに、第2縦面部分129Cが上側支持部113における縦面部124にボルト締結により取付固定されている。
すなわち、筒状案内部128の外周面に沿う状態で設けられる第1縦面部分129Aと、その第1縦面部分129Aに連なり且つ筒状案内部128よりも幅広のシャッター板112を迂回するように水平方向に延びる水平面部分129Bと、その水平面部分129Bに連なり且つ上下方向に沿って延びる第2縦面部分129Cとを備えて構成されている。そして、第1縦面部分129Aが筒状案内部128の外周面に連結固定されるとともに、第2縦面部分129Cが上側支持部113における縦面部124にボルト締結により取付固定されている。
穀粒貯留ホッパー94の漏斗部109は、上側支持部113の縦面部124との連結箇所から下方に向けて延長形成されており、その箇所において、上側支持部113の縦面部124と穀粒貯留ホッパー94の傾斜面110との間に、機体前後方向に沿って空間Qが形成されている。このように空間Qが形成されることで、連結用支持部129の第2縦面部分129Cと上側支持部113の縦面部124とをボルト締結する作業や取り外し作業の際に、この空間Qを利用して作業を行うことができる。
シャッター板112は、長手方向を機体横幅方向に沿わせる状態で、上側摺動案内部125と下側摺動案内部127とにより挟まれて機体横幅方向に沿って移動操作自在に支持されている。そして、このシャッター板112を機体横幅方向内方側(右側)に移動させ、閉位置用係止部119が下側摺動案内部127の端縁に接当してそれ以上の移動が規制されると、遮蔽部118が穀粒排出口108を遮蔽する閉状態となる。又、シャッター板112を機体横幅方向外方側(左側)に移動させ、開位置用係止部120が下側摺動案内部127の端縁に接当してそれ以上の移動が規制されると、挿通孔115が穀粒排出口108の下方に位置して開状態に切り換わる。
次に、穀粒貯留ホッパー94を支持するための支持構造について説明する。
図25及び図26に示すように、穀粒貯留ホッパー94の前部側及び後部側を支持する状態で前後一対のホッパー支持フレーム140が備えられている。このホッパー支持フレーム140は、1本の棒状部材としての丸パイプ材を略L字状に曲げて、水平方向に延びる横向き延設部140Aと、その横向き延設部140Aの一端部から一連に連なる状態で下方に延びる縦向き延設部140Bとを、一体的に形成して構成されている。そして、横向き延設部分140Aの他端部としての機体横幅方向内方側端部が脱穀装置7の側壁部7Aに支持され、且つ、縦向き延設部140Bの下端部が機体フレーム4に支持されている。
図25及び図26に示すように、穀粒貯留ホッパー94の前部側及び後部側を支持する状態で前後一対のホッパー支持フレーム140が備えられている。このホッパー支持フレーム140は、1本の棒状部材としての丸パイプ材を略L字状に曲げて、水平方向に延びる横向き延設部140Aと、その横向き延設部140Aの一端部から一連に連なる状態で下方に延びる縦向き延設部140Bとを、一体的に形成して構成されている。そして、横向き延設部分140Aの他端部としての機体横幅方向内方側端部が脱穀装置7の側壁部7Aに支持され、且つ、縦向き延設部140Bの下端部が機体フレーム4に支持されている。
そして、穀粒貯留ホッパー94における前後両側端部に、樹脂成型により一体形成される状態でフランジ部141が形成されており、前後一対のホッパー支持フレーム140の横向き延設部140Aにおける機体横幅方向の中間部にホッパー取付部としての取付ブラケット142が備えられ、前後一対のホッパー支持フレーム140の夫々に備えられた取付ブラケット142に、穀粒貯留ホッパー94に形成されている前後両側のフランジ部141をボルト締結により連結固定する構成となっている。
前後一対のホッパー支持フレーム140のうち、機体後部側に位置するホッパー支持フレーム140には、横向き延設部の長手方向の途中部に連結されるとともに、上下方向に沿って延び且つ下端部が機体フレーム4に支持される中間延設部としての中間部支柱143が備えられている。この中間部支柱143は、ホッパー支持フレーム140と同様な丸パイプにて構成され、横向き延設部140Aから下方に向けて一体的に連なる状態で延設される構成となっている。
機体前部側に位置するホッパー支持フレーム140は、横向き延設部140Aの長手方向の途中部が、縦フレーム48に連結固定されて支持される構成となっている。すなわち、図21及び図22に示すように、縦フレーム48の後側面に断面L字状のブラケット144が連結固定され、横向き延設部140Aから前方側に突出する状態で固定延設されたフランジ部145が、ブラケット144にボルト締結にて固定されて支持されている。
従って、機体前部側に位置するホッパー支持フレーム140に対しては、縦フレーム48が、横向き延設部140Aの長手方向の途中部に連結されるとともに、上下方向に沿って延び且つ下端部が機体フレーム4に支持される中間延設部として機能することになる。
従って、機体前部側に位置するホッパー支持フレーム140に対しては、縦フレーム48が、横向き延設部140Aの長手方向の途中部に連結されるとともに、上下方向に沿って延び且つ下端部が機体フレーム4に支持される中間延設部として機能することになる。
又、機体前部側に位置するホッパー支持フレーム140には、横向き延設部140Aと縦向き延設部140Bとが略L字状に連なる屈曲部に補強部材146が備えられている。
図28及び図29に示すように、補強部材146は、機体前部側に位置するホッパー支持フレーム140における横向き延設部140A及び縦向き延設部140Bの前端部同士を斜め方向に連結する前側板状体147と、横向き延設部140A及び縦向き延設部140Bの後端部同士を斜め方向に連結する後側板状体148とを備えて構成されている。そして、一対の板状体147,148のうちの後側板状体148が、ホッパー支持フレーム140の下方側を通過して前側板状体147に向かうように延長形成され、それらの板状体147,148同士が断面略U字状となるように連結されている。
図28及び図29に示すように、補強部材146は、機体前部側に位置するホッパー支持フレーム140における横向き延設部140A及び縦向き延設部140Bの前端部同士を斜め方向に連結する前側板状体147と、横向き延設部140A及び縦向き延設部140Bの後端部同士を斜め方向に連結する後側板状体148とを備えて構成されている。そして、一対の板状体147,148のうちの後側板状体148が、ホッパー支持フレーム140の下方側を通過して前側板状体147に向かうように延長形成され、それらの板状体147,148同士が断面略U字状となるように連結されている。
そして、この補強部材146を利用して、袋詰め作業を行う補助作業者の背中を受止め支持するガード部材149が、機体横側外方に突出する作用姿勢(図21に実線で示す状態)と、機体内方側に引退する格納姿勢(図21の仮想線で示す状態)とに姿勢変更自在に支持されている。
つまり、図27に示すように、補強部材146における前後両側の板状体147,148にわたって貫通支持される状態で枢支ボス部150が備えられ、この枢支ボス部150に回動自在に支持される支軸151により、機体前後軸芯P5周りで回動自在にガード部材149が支持され、作用姿勢と格納姿勢とにわたり姿勢変更自在に構成されている。
ガード部材149は、棒状部材を略L字形に屈曲形成して構成されており、基端側箇所が支軸151により回動自在にホッパー支持フレーム140に支持され、遊端側に機体前後方向に沿う姿勢の支持作用部149Aが備えられている。支持作用部149Aには軟質材からなる保護部材152が付設されている。
図26〜図29に示すように、作用姿勢にあるときにガード部材149を受止め支持する受止め支持部153が、ホッパー支持フレーム140及び補強部材146に連結して固定される状態で備えられている。受止め支持部153は、作用姿勢のガード部材149の下側に位置して機体前後方向視で略L字形に形成される受止め体153aと、平面視で略L字形に折り曲げた板体からなり且つ受止め体153aを下方から支持する下部支持体153bとを備えて構成され、受止め体153aの上部面には弾性材からなる緩衝部材153cが備えられている。
又、補強部材146における後側板状体148を前側板状体147との連結箇所よりも前方側に延長形成して、格納姿勢に切り換えたときにガード部材149を受止める受止め部154が形成されている。
図27及び図28に示すように、補強部材146におけるガード部材149の格納姿勢に対応する位置に、ガード部材149に形成された挿通孔155に入り込み係合自在なロックピン156がバネ157により入り込み方向に移動付勢される状態で備えられている。従って、ガード部材149が格納姿勢に移動すると、ロックピン156が外周面にて案内されて自動的に挿通孔155に入り込み係合して、ガード部材149を格納姿勢にて位置保持することが可能に構成されている。尚、位置保持を解除するときは、ロックピン156をバネ157の付勢力に抗して外方に移動させることで対応できる。
穀粒貯留ホッパー94のフランジ部141が連結される前後一対の取付ブラケット142は、縦向き姿勢で且つ前後向き姿勢のホッパー取付部142aを備え、そのホッパー取付部142aに穀粒貯留ホッパー94のフランジ部141がボルト締結により連結固定される。又、前後一対の取付ブラケット142は、ホッパー取付部142aの下端部から横向き延設部140Aの延設方向(機体横幅方向)に沿って延びる水平姿勢の折り曲げ部142bが一体形成されるとともに、ホッパー取付部142aの横側端部から横向き延設部140Aの延設方向に沿って延びる縦向き姿勢の手摺取付部142cが一体形成されている。
そして、前後一対の取付ブラケット142夫々の手摺取付部に142cにわたって、補助作業者が握り操作自在な平面視アーチ状の手摺部材158が架設連結されている。すなわち、手摺部材158は、丸パイプ材を屈曲形成して構成され、その両側端部を扁平状に潰し変形して、その扁平部が前後の取付ブラケット142の手摺取付部142c夫々にボルト締結により連結固定されて、平面視アーチ状に架設連結されている。従って、手摺部材158が横向き延設部140Aに支持される構成となっている。
次に、袋詰め部95について説明する。
図22、図25及び図26に示すように、袋詰め部95には、中間部支柱143と縦フレーム48とにわたって架設支持される状態で、穀粒貯留ホッパー94からの穀粒を袋詰めする収納袋Fを支持する袋支持具160が備えられている。この袋支持具160は、中間部支柱143と縦フレーム48との夫々に連結されて架設支持される支持杆160aと、この支持杆160aの長手方向の途中部から適宜間隔をあけて機体横幅方向外方側(左側)に向けて片持ち状に固定延設される4本の袋支持棒160bとを備えて構成されている。
図22、図25及び図26に示すように、袋詰め部95には、中間部支柱143と縦フレーム48とにわたって架設支持される状態で、穀粒貯留ホッパー94からの穀粒を袋詰めする収納袋Fを支持する袋支持具160が備えられている。この袋支持具160は、中間部支柱143と縦フレーム48との夫々に連結されて架設支持される支持杆160aと、この支持杆160aの長手方向の途中部から適宜間隔をあけて機体横幅方向外方側(左側)に向けて片持ち状に固定延設される4本の袋支持棒160bとを備えて構成されている。
中間部支柱143の上下中央部よりも少し高い位置に縦向き板状の取付ブラケット161が固定延設されており、この取付ブラケット161、及び、縦フレーム48に固定された下部側支持台70における縦面部70Bの夫々に、支持杆160aの前後両端部に取り付けられた取付板160a1が夫々、上下2箇所にてボルト締結により連結されて、支持杆160aが中間部支柱143と縦フレーム48とにわたって架設支持されている。
取付ブラケット161及び縦面部70Bには、ボルト挿通孔162が上下方向に等間隔をあけて3個形成されており、取付板160a1を上側2個のボルト挿通孔162を用いて取り付ける状態と、下側2個のボルト挿通孔162を用いて取り付ける状態との2状態に切り換えることが可能であり、袋支持棒160bの上下高さを上下2段階に変更調節自在に構成されている。
この袋詰め部95では、2本の袋支持棒160bにて1つの収納袋Fを縦姿勢で支持させ、収納袋Fの開口内に筒状案内部128及び延長筒131を位置させて、シャッター板112を開状態に切り換えることで収納袋F内に穀粒貯留ホッパー94に貯留されている穀粒を収容することができる。又、収納袋F内に穀粒が所定量収納されると、シャッター板112を閉状態に切り換えて、穀粒が収納されている収納袋Fを袋支持棒160bから抜き外して機体外部に搬出させることになる。
このような袋詰め作業は、運転部5に搭乗している運転者ではなく補助作業者が行う必要がある。そこで、補助作業者が袋詰め作業を行うための作業用空間を確保するために補助作業者が載置する補助ステップ163が備えられている。
図3及び図4に示すように、補助ステップ163は、機体フレーム4における右側前後向きフレーム体28bに固定の支点ブラケット164により前後軸芯P4周りで揺動自在に支持されており、水平姿勢で横外側方に突出する作用姿勢と、縦向き姿勢で機体内方側に引退する格納姿勢とに、姿勢切り換え自在に構成されている。圃場における収穫作業中には、補助ステップ163を作用姿勢に切り換えることで袋詰め作業を行うことができ、非作業状態で移動する移動走行時には、補助ステップ163を格納姿勢に切り換えておくことで、機体横幅をコンパクトにして外物との接触を回避できる。尚、補助ステップ163が格納姿勢に切り換えられると、補助ステップ163は、吸気用防塵カバー64の右側端部よりも機体横幅方向内方側に位置する状態となる。
又、上述したように袋詰め部95では、補助作業者が作業を行うものであるが、エンジンボンネット59の左側は冷却後の排風を排出するために開放される構成となっている。そして、図2に示すように、エンジンボンネット59における冷却風排出側開口の外方側空間と、穀粒貯留ホッパー94の下方側の袋詰め作業空間とが連なる状態となっている。そこで、冷却風排出側開口の外方側空間と、袋詰め作業空間とを仕切る仕切り板165が、縦フレーム48にて支持される状態で備えられている。
〔燃料タンク〕
次に、燃料タンク170について説明する。
図2に示すように、穀粒回収部8の機体後方側であって、機体後部における右側箇所(機体横幅方向一端側箇所の一例)に、エンジン11に供給するための燃料を貯留するための燃料タンク170が備えられている。つまり、この燃料タンク170は、脱穀装置7の機体後端側箇所の横側方に位置する状態で備えられることになる。
次に、燃料タンク170について説明する。
図2に示すように、穀粒回収部8の機体後方側であって、機体後部における右側箇所(機体横幅方向一端側箇所の一例)に、エンジン11に供給するための燃料を貯留するための燃料タンク170が備えられている。つまり、この燃料タンク170は、脱穀装置7の機体後端側箇所の横側方に位置する状態で備えられることになる。
燃料タンク170は、金属製であり矩形箱状に形成されており、上面170aに人間が乗ることが可能な程度に大きい剛性を備えた構成となっている。そして、この燃料タンク170は、機体フレーム4の後端部から後方に向けて延設されたタンク支持部171により載置支持されている。
図3及び図4に示すように、タンク支持部171は、左右一対のタンク載置用フレーム体172と、燃料タンク170の周囲を囲うタンク保護用フレーム体173とを備えて構成されている。説明を加えると、左右一対のタンク載置用フレーム体172は、機体フレーム4における最後部に位置する後部横向きフレーム体29aから機体後方に向けて固定延設されている。このタンク載置用フレーム体172は、断面形状が略U字状の部材にて形成されて下向きに開口する姿勢で設けられ、上側の平坦面部分に燃料タンク170を載置支持する構成となっている。そして、載置されている燃料タンク170を左右一対の帯状の保持部材174により保持する構成となっている。一対の保持部材174は夫々、燃料タンク170を上方から押さえるように巻き掛けて前後両側部がタンク載置用フレーム体172に連結固定されている。
又、タンク保護用フレーム体173は、丸パイプ材を燃料タンク170の外周に沿うループ状に屈曲形成して構成され、両端部が後部横向きフレーム体29aに連結されるとともに、平面視において燃料タンク170の周囲を囲う状態で備えられている。
そして、左右一対のタンク載置用フレーム体172の後端部同士を連結体175により連結するとともに、この連結体175をタンク保護用フレーム体173に連結して、タンク支持部171全体の剛性を高めて支持強度を向上させている。
図8〜図10に示すように、燃料タンク170内の燃料は、燃料タンク170の底部に形成された出口から燃料ポンプ176により吸引されて、供給管177を通して、水分を分離するウォーターセパレータ178及び燃料に含まれる異物を除去するオイルフィルタ179を通過させたのちに、エンジン11の近くに備えられた燃料噴射ポンプ180に供給され、噴射ノズル181によりエンジン11の燃焼室(図示せず)に供給される。供給される燃料の多くはエンジン11で消費されるが、使用されずに残った燃料は噴射ノズル181から燃料戻し管182を通して燃料タンク170に戻される。
又、燃料ポンプ176により燃料が吸引されるに伴って燃料タンク170内部が減圧状態とならないように、燃料タンク170内のエアーを抜くためのエアー抜き管183が備えられている。このエアー抜き管183は、例えば、ゴムあるいは軟質の合成樹脂等の可撓性の材料からなり、一端側が燃料タンク170の内部空間に連通しており、他端側が外方空間に連なる状態で設けられる。
図8に示すように、燃料タンク170に燃料を供給するための給油口184が、燃料タンク170の上面170aにおける左側(機体横幅方向他端側の一例)に寄った位置に形成され、その給油口184に連通する状態で接続される給油管185の注油用の先端開口部186が、平面視で給油口184よりも機体後方側に寄った位置に設けられている。又、燃料戻し管182及びエアー抜き管183の夫々が、燃料タンク170の上面170aにおける左側であって且つ機体前方側に寄った位置に接続されている。
このように燃料タンク170に接続される複数の管が、燃料タンク170の上面170aにおける左側に寄った位置に形成されることから、燃料タンク170の上面170aにおける右側(機体横幅方向他端側の一例)は突起物がなく平坦面に形成されている。そして、この平坦面に形成される箇所により各種作業を行うための作業台187が構成されている。
つまり、燃料タンク170に燃料を補給する燃料補給作業の際に、補給用燃料が貯留された燃料貯留容器(図示せず)を、燃料タンク170の上面170aにおける平坦面に形成された作業台187に載置支持することができる。このように作業台187を燃料容器載置台として利用することで、給油作業を楽に能率よく行うことができる。
又、穀粒貯留ホッパー94の蓋体94Bを外したり、脱穀装置7の上部を開放して清掃する等のメンテナンス作業を行う際に、燃料タンク170の上面170aに形成された作業台187に、作業者が上に乗ることで作業を行うことが可能となる。このように作業台を踏み台として利用することで、メンテナンス作業を能率よく行うことができる。
燃料タンク170は、平面視で機体後部側に位置するホッパー支持フレーム140(以下、後部側ホッパー支持フレームという)の近傍に位置する状態で備えられている。そして、図10に示すように、エアー抜き管183が燃料タンク170との被接続箇所から上方に延びる状態で備えられ、エアー抜き管183の上端部が、内部空間に連通する状態で後部側ホッパー支持フレーム140に形成された被接続部188に接続されている。
被接続部188は、横向き延設部140aの長手方向の途中部に、下向きに開口する状態で形成されている。又、後部側ホッパー支持フレーム140は、上述したように丸パイプ材を略L字状に曲げて形成されるものであるから、横向き延設部140aの内部空間と縦向き延設部140bの内部空間とは一連に連なっており、エアー抜き管183は、このように一連に連なっている後部側ホッパー支持フレーム140の内部空間に連通する状態で被接続部188に接続される。
そして、横向き延設部140aの脱穀装置7側の端部に内部空間を外方に開放するための開口が形成されている。すなわち、図10に示すように、横向き延設部140aの脱穀装置7側の端部を脱穀装置7の側壁部7Aに連結する連結部189に、開口を外方に連通させる連通路190が形成されている。
横向き延設部140aの脱穀装置7側の端部には板状の取付体191が連結固定されており、この取付体191を脱穀装置7の側壁部7Aに備えられた被取付部材192にボルト締結により連結される。取付体191には内部空間に連なる状態で貫通孔193が形成され、被取付部材192には貫通孔193に連なる箇所が横向きに外方開放される連通路190が形成されている。
又、縦向き延設部140bの下端部に内部空間を外方に開放するための開口が形成されている。すなわち、縦向き延設部140bの下端部が連結される機体フレーム4に内部空間を外方に連通させる連通路194が形成されている。
すなわち、縦向き延設部140bの下端部にも、横向き延設部140aの脱穀装置7側の端部と同様に、板状の取付体195が連結固定されており、この取付体195を機体フレーム4にボルト締結により連結される。そして、取付体195には内部空間に連なる状態で貫通孔196が形成され、機体フレーム4には、貫通孔196に連なる箇所に、上下方向に貫通して下向きに開口する貫通孔197が形成され、この貫通孔197により外方に連通させる連通路194が構成されている。
このように構成することで、燃料ポンプ176の作動により燃料の供給が行われた場合、横向き延設部140aの脱穀装置7側の端部、及び、縦向き延設部140bの下端部から外気が吸引されて、燃料タンク170内に供給されるので燃料供給が良好に行われる。上記した連通路190,194は横向きあるいは下向きに開放されるものであり、塵埃や雨水等の水分が入り込むおそれが少ない。
図10に示すように、被接続部188は、横向き延設部140aにおける中間部支柱143に近い位置に設けられており、エアー抜き管183が接続される燃料タンク170側の被接続部198が燃料タンク170の上面における中間部支柱143に近接した箇所に形成されている。そして、エアー抜き管183が中間部支柱143に沿って上方に延びる状態で備えられ、エアー抜き管183を上方に延びる姿勢で中間部支柱143に保持する保持部材199が備えられている。
このように構成することで、エアー抜き管183が上下方向に沿って略直線状に延びることになり、折れ曲がり部分が形成されないことから、燃料ポンプ176の作動により急激に燃料が供給されて、燃料タンク170内が減圧することがあっても、エアー抜き管183の折れ曲がり部にて経路が詰まり外気(エアー)が吸引できなくなる等の不利のない状態で良好に燃料供給を行うことができる。
図8に示すように、ウォーターセパレータ178とオイルフィルタ179とが、燃料タンク170の左側下部に位置する状態で備えられている。又、図9に示すように、燃料タンク170の燃料貯留量を示す残量表示部材としての燃料ゲージ200が、燃料タンク170の左側(機体横幅方向他端側の一例)の縦面部170bに備えられている。燃料ゲージ200は、上下両側がタンク内に連通した透明管にて構成され、燃料タンク170内の油面と同じ高さの油面にて燃料貯留量を示すことができる。
ウォーターセパレータ178、オイルフィルタ179、及び、燃料ゲージ200の夫々が、燃料タンク170と脱穀装置7の側壁部7Aとの間に位置する状態で備えられている。このように、燃料タンク170と脱穀装置7とで挟まれた狭い空間にそれらを配備することで、例えば、袋詰め回収された大重量の収納袋Fが接触したり、外物が干渉することに起因して損傷するおそれが少ないものとなる。
〔別実施形態〕
(1)給油管185の注油用の先端開口部186を平面視で給油口184と同じ位置に設けてもよい。
(1)給油管185の注油用の先端開口部186を平面視で給油口184と同じ位置に設けてもよい。
(2)エアー抜き管183を複数本備えるものでもよい。
(3)オイルフィルタ179を、燃料タンク170の上方側や下方側等、脱穀装置7の側壁部7Aとの間の隙間以外に備えるものでもよい。
(4)燃料タンク170の機体前方側に、穀粒を貯留しておき、スクリューコンベアにて排出するグレンタンクを備える構成としてもよい。
(5)残量表示部材200が燃料タンク170の右側に備えられるものでもよい。
(6)本発明は、普通形コンバインに限らず、自脱型コンバインに適用してもよい。
本発明は、燃料タンクを備えたコンバインに適用できる。
7 脱穀装置
7A 側壁部
8 袋詰め回収部
11 エンジン
170 燃料タンク
170a 上面
170b 縦面部
179 オイルフィルタ
182 燃料戻し管
183 エアー抜き管
184 給油口
185 給油管
186 先端開口部
187 作業台
200 残量表示部材
7A 側壁部
8 袋詰め回収部
11 エンジン
170 燃料タンク
170a 上面
170b 縦面部
179 オイルフィルタ
182 燃料戻し管
183 エアー抜き管
184 給油口
185 給油管
186 先端開口部
187 作業台
200 残量表示部材
Claims (13)
- 機体後部における機体横幅方向一端側箇所に燃料タンクが備えられ、
前記燃料タンクの上面における機体横幅方向一端側箇所に作業台が形成されているコンバイン。 - 前記燃料タンクに燃料を供給するための給油口が、前記上面における機体横幅方向他端側に寄った位置に形成されている請求項1記載のコンバイン。
- 前記給油口に連通する状態で接続される給油管の注油用の先端開口部が、平面視で前記給油口よりも機体後方側に寄った位置に設けられている請求項2記載のコンバイン。
- 前記燃料タンク内のエアーを抜くためのエアー抜き管が、前記上面における機体横幅方向他端側に寄った位置に接続されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記エアー抜き管が、前記上面における機体横幅方向他端側であって且つ機体前方側に寄った位置に接続されている請求項4記載のコンバイン。
- エンジンからの戻り燃料を前記燃料タンク内に戻すための燃料戻し管が、前記上面における機体横幅方向他端側に寄った位置に接続されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記燃料戻し管が、前記上面における機体横幅方向他端側に寄った箇所であって且つ機体前方側に寄った位置に接続されている請求項6記載のコンバイン。
- 前記燃料タンクが、機体に搭載された脱穀装置の機体後端側箇所又は排ワラ処理装置の横側方に位置する状態で備えられている請求項1〜7のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記燃料タンクからエンジンに供給される燃料に作用するオイルフィルタが、前記燃料タンクと前記脱穀装置の側壁部との間に位置する状態で備えられている請求項8記載のコンバイン。
- 前記燃料タンクの燃料貯留量を示す残量表示部材が、前記燃料タンクの機体横幅方向他端側の縦面部に備えられている請求項1〜9のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記燃料タンクの機体前方側に、脱穀処理された穀粒を袋詰め状態で回収する袋詰め回収部が備えられている請求項1〜10のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記作業台が、燃料補給作業の際に、補給用燃料が貯留された燃料貯留容器を載置支持する燃料容器載置台である請求項1〜11のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記作業台が、メンテナンス作業の際に作業者が上に乗る踏み台である請求項1〜12のいずれか1項に記載のコンバイン。
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