JP2014182219A - 欠陥箇所予測装置、識別モデル生成装置、欠陥箇所予測プログラムおよび欠陥箇所予測方法 - Google Patents

欠陥箇所予測装置、識別モデル生成装置、欠陥箇所予測プログラムおよび欠陥箇所予測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】欠陥が発生する箇所を予測できる欠陥箇所予測装置、識別モデル生成装置、欠陥箇所予測プログラムおよび欠陥箇所予測方法を提供する。
【解決手段】抽出部41は、リソグラフィ工程において欠陥が発生する配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層の欠陥箇所の周辺のレイアウトパターンの特徴を示す特徴情報を抽出する。生成部42は、抽出部41により抽出された特徴情報から欠陥箇所を識別する識別モデルを生成する。予測部43は、生成部42により生成された識別モデルを用いて、複数の配線層のレイアウトパターンを含む設計データの検査対象の配線層のレイアウトパターンから欠陥が発生する箇所を予測する。
【選択図】図1

Description

本発明は、欠陥箇所予測装置、識別モデル生成装置、欠陥箇所予測プログラムおよび欠陥箇所予測方法に関する。
近年、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路は、微細化技術の進展により、トランジスタや配線の寸法が光の波長よりも小さくなっている。この影響により、リソグラフィ工程において、設計されたレイアウトパターンどおりに形成されたマスクにより露光を行っても、光近接効果(Optical Proximity Effect)により、レイアウトパターンどおりに露光できない箇所が集積回路に生じる場合がある。例えば、レイアウトパターンどおりに形成されたマスクによりウエハ上に配線パターンを露光しても、ウエハ上に形成される配線パターンが細くなって断線したり、逆に配線パターンが太くなってショートしたり、といった欠陥が発生する場合がある。
図22は、レイアウトパターンおよび形成される配線パターンの一例を示す図である。図22の例では、図22(A)に示すレイアウトパターンをウエハ上に露光した場合、光近接効果により、図22(B)に示すように配線の一部が細くなって断線などの欠陥が発生している。
集積回路の設計では、欠陥の発生を抑止してレイアウトパターンを忠実にウエハ上に形成すべく、一般に、レイアウトパターンに対し、予め光近接効果による劣化を見込んだ補正、いわゆるOPC(Optical Proximity Correction)を施すことが行なわれる。図23は、レイアウトパターンに対しOPCを施した一例を示す図である。図23(A)は、図22に示すレイアウトパターンに対しOPCを施した例を示している。図23(A)では、OPCを施したことにより、図22(B)で配線の一部が細くなる欠陥箇所の配線形状が一部細くなるように補正されている。図23(A)に示すレイアウトパターンをウエハ上に転写すると、ウエハ上には、図23(B)に示すようなパターンが形成される。
OPCを行なうためには、製造前のレイアウトパターンにおいて、欠陥が発生する箇所を予測する必要がある。欠陥が発生する箇所を予測する技術としては、次のようなものがある。
例えば、レイアウトパターンによるリソグラフィ工程自体をシミュレートすることにより、欠陥が発生する箇所を予測する技術がある。このシミュレーションによる予測は、欠陥が発生する箇所を精度よく予測できるが、近年の集積回路の高集積化、大規模化により予測に多大な時間がかかる。例えば、シミュレーションによる欠陥箇所の予測には数週間かかる場合もある。
そこで、近年、パターン認識による手法が注目されている。例えば、このパターン認識による手法では、欠陥が発生した過去の設計データの欠陥が発生した配線層のレイアウトパターンから欠陥が発生した箇所の特徴を抽出する。そして、パターン認識による手法では、設計データの検査対象とする配線層に同じ特徴を有する箇所を欠陥候補として抽出する。
特開2010−237598号公報 特開2000−314954号公報
しかしながら、近年の微細化に伴い、隣接する他の配線層の影響により検査対象の配線層に欠陥が発生する場合があり、従来のパターン認識による手法では、欠陥が発生する箇所を予測できない場合があった。
一側面では、欠陥が発生する箇所を予測できる欠陥箇所予測装置、識別モデル生成装置、欠陥箇所予測プログラムおよび欠陥箇所予測方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、欠陥箇所予測装置は、抽出部と、生成部と、予測部とを有する。抽出部は、リソグラフィ工程において欠陥が発生する配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層の欠陥箇所の周辺のレイアウトパターンの特徴を示す特徴情報を抽出する。生成部は、前記抽出部により抽出された特徴情報から欠陥箇所を識別する識別モデルを生成する。予測部は、前記生成部により生成された識別モデルを用いて、複数の配線層のレイアウトパターンを含む設計データの検査対象の配線層のレイアウトパターンから欠陥が発生する箇所を予測する。
欠陥が発生する可能性の高い箇所を予測できる。
図1は、欠陥箇所予測装置の全体構成を示す図である。 図2は、サンプルデータに含まれるサンプルパターンの一例を示す図である。 図3は、露光を行うリソグラフィ装置の構成を模式的に示した図である。 図4は、ウエハ上に照射される光の強度分布の一例を示す図である。 図5は、複数の配線層により構成された集積回路の一例を示す図である。 図6は、複数の配線層により構成された集積回路の他の一例を示す図である。 図7は、レイアウトパターンの一例を示す図である。 図8は、ドロネー三角分割の流れを説明する図である。 図9は、ドロネー図の一例を示す図である。 図10は、三角形の属性の一例を示す図である。 図11は、凸頂点と凹頂点の一例を示す図である。 図12は、サンプルパターンをパターン中心からの距離に応じて複数の領域に分けた一例を示す図である。 図13は、特徴情報の一例を示す図である。 図14は、ホットスポット位置情報の例を示す図である。 図15は、レイアウトパターンおよび形成される配線パターンの一例を示す図である。 図16は、識別モデルの生成の流れを説明する図である。 図17は、識別モデルを生成して欠陥箇所を予測する全体的な処理の流れを概略的に示した図である。 図18は、特徴ベクトル抽出処理の手順を示すフローチャートである。 図19は、モデル生成処理の手順を示すフローチャートである。 図20は、欠陥箇所予測処理の手順を示すフローチャートである。 図21は、欠陥箇所予測プログラムを実行するコンピュータを示す図である。 図22は、レイアウトパターンおよび形成される配線パターンの一例を示す図である。 図23は、レイアウトパターンに対しOPCを施した一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる欠陥箇所予測装置、識別モデル生成装置、欠陥箇所予測プログラムおよび欠陥箇所予測方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。そして、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下では「欠陥箇所」を「ホットスポット」とも言う。
実施例1に係る欠陥箇所予測装置10について説明する。図1は、欠陥箇所予測装置の全体構成を示す図である。欠陥箇所予測装置10は、LSI等の集積回路のパターン形成工程で生じる欠陥箇所の位置、特にリソグラフィ工程で光近接効果により生じる欠陥箇所を予測する装置である。欠陥箇所予測装置10は、例えば、パーソナルコンピュータやサーバコンピュータなどのコンピュータなどである。欠陥箇所予測装置10は、1台のコンピュータとして実装してもよく、また、複数台のコンピュータによるクラウドとして実装することもできる。なお、本実施例では、欠陥箇所予測装置10を1台のコンピュータとした場合を例として説明する。欠陥箇所予測装置10は、CAD(Computer Aided Design)装置などの設計者による集積回路の設計を支援する回路設計ソフトウェアが動作する設計装置であってもよい。図1に示すように、欠陥箇所予測装置10は、入力部20と、表示部21と、通信I/F(インタフェース)部22と、記憶部23と、制御部24とを有する。
入力部20は、各種の情報を入力する入力デバイスである。入力部20としては、マウスやキーボードなどの操作の入力を受け付ける入力デバイスが挙げられる。入力部20は、各種の情報の入力を受付ける。例えば、入力部20は、欠陥箇所の予測に関する各種の操作の入力を受け付ける。入力部20は、ユーザからの操作入力を受け付け、受け付けた操作内容を示す操作情報を制御部24に入力する。
表示部21は、各種情報を表示する表示デバイスである。表示部21としては、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)などの表示デバイスが挙げられる。表示部21は、各種情報を表示する。例えば、表示部21は、登録画面や、操作画面、予測結果画面など各種の画面を表示する。
通信I/F部22は、他の装置との間で通信制御を行うインタフェースである。通信I/F部22は、不図示のネットワークを介して他の装置と各種情報を送受信する。例えば、通信I/F部22は、他の装置から後述するサンプルデータ30や検査対象データ33として用いる設計データやレイアウトパターンのデータを受信する。通信I/F部22としては、LANカードなどのネットワークインタフェースカードを採用できる。なお、欠陥箇所予測装置10は、メモリカードなどの記憶媒体を介してサンプルデータ30および検査対象データ33などの情報を取得してもよい。また、サンプルデータ30および検査対象データ33は、入力部20から入力されてもよい。
記憶部23は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスクなどの記憶装置である。なお、記憶部23は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)などのデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。
記憶部23は、制御部24で実行されるOS(Operating System)や各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部23は、後述する欠陥箇所の予測に用いる各種のプログラムを記憶する。さらに、記憶部23は、制御部24で実行されるプログラムで用いられる各種データを記憶する。例えば、記憶部23は、サンプルデータ30と、特徴情報31と、識別モデル情報32と、検査対象データ33と、ホットスポット情報34とを記憶する。
サンプルデータ30は、欠陥箇所を識別する識別モデルを生成するために用いる複数のサンプルパターンを記憶したデータである。サンプルデータ30には、サンプルパターンとして用いる、欠陥の有無が既知であるレイアウトパターンが記憶されている。例えば、サンプルデータ30には、サンプルパターンとして、リソグラフィ工程において欠陥が発生する配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層の欠陥箇所の周辺のレイアウトパターンが記憶されている。また、サンプルデータ30には、サンプルパターンとして、欠陥が発生するレイアウトパターンに類似するが、欠陥が発生していない配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層のレイアウトパターンも記憶されている。このサンプルパターンとしては、集積回路の設計データを用いてもよい。例えば、サンプルパターンとしては、実際に集積回路の製造を行った結果、リソグラフィ工程において欠陥が発生した集積回路の設計データを用いてもよい。また、サンプルパターンとしては、シミュレーションにより欠陥の発生が予測された集積回路の設計データを用いてもよい。サンプルデータ30は、サンプルパターンを構成する矩形や多角形の頂点座標リストと、欠陥の有無に関するホットスポット情報とを含む。
図2は、サンプルデータに含まれるサンプルパターンの一例を示す図である。頂点座標リストには、配線層毎に、サンプルパターンを構成する複数の図形のそれぞれの頂点座標が1行毎に記録されている。例えば、図2の例では、第1配線層(LAYER1)のパターンとして、矩形RECT1の4つの頂点座標や、多角形POLY2の7つの頂点座標が示されている。頂点座標リストとしては、GDS(Graphic Data System)、OASIS(Open Artwork System Interchange Standard)等の既存の図形データフォーマットを利用してもよい。
ここで、サンプルパターンのサイズについて説明する。集積回路は、リソグラフィ工程において、レイアウトパターンどおりに形成されたマスクを用いて露光することにより配線パターンが形成される。図3は、露光を行うリソグラフィ装置の構成を模式的に示した図である。リソグラフィ装置50では、光源51から出射された光を、レンズ52を介してマスク53へ照射し、マスク53を透過した光を投影レンズ54により集光してウエハ55上へ照射する。リソグラフィ装置50は、レイアウトパターンを一定の範囲ずつ分けてウエハ55上に露光する。図4は、ウエハ上に照射される光の強度分布の一例を示す図である。図4に示すグラフの横軸は、光軸の位置に対応するウエハ55上の露光中心からの距離を示す。グラフの縦軸は、光の強度を示す。図4に示すように、ウエハ55上に照射される光の強度は、露光中心からの距離が離れるほど低下する傾向がある。ウエハ55上に1回の露光で露光する領域は、光の強度が一定以上の範囲とされている。例えば、リソグラフィ装置50は、図4に示すように露光中心の次に極大となる光の強度が露光中心から最初に得られる距離Lを1辺の長さとした正方形領域ずつに分けてウエハ55上にパターンを露光する。サンプルパターンは、欠陥の発生位置を略中心位置とした、一度に露光する領域と略同サイズのパターンとされている。例えば、サンプルパターンは、距離Lを1辺の長さとした正方形領域のパターンとされている。
特徴情報31は、サンプルデータ30の各サンプルパターンの特徴を記憶したデータである。特徴情報31には、後述する抽出部41により抽出されたサンプルパターンの特徴に関する情報が格納される。
識別モデル情報32は、欠陥箇所を識別する識別モデルを記憶したデータである。識別モデル情報32には、後述する生成部42により生成された識別モデルに関する情報が格納される。
検査対象データ33は、欠陥の発生箇所の検査を行う設計データである。検査対象データ33は、欠陥の発生箇所を検査する配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層のレイアウトパターンを少なくとも含む。
ホットスポット情報34は、識別された欠陥箇所に関する情報を記憶したデータである。ホットスポット情報34には、識別モデル情報32に記憶された各識別モデルを用いて後述する予測部43により予測された欠陥箇所の位置などの情報が格納される。
制御部24は、欠陥箇所予測装置10を制御するデバイスである。制御部24としては、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路を採用できる。制御部24は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部24は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。例えば、制御部24は、受付部40と、抽出部41と、生成部42と、予測部43と、出力部44とを有する。
受付部40は、各種の受付を行う。例えば、受付部40は、サンプルデータ30として用いるレイアウトパターンの登録を受付ける。また、受付部40は、検査対象の設計データの登録を受付ける。例えば、受付部40は、図示しない登録画面を表示させ、登録画面からサンプルデータ30として用いるレイアウトパターンおよび検査対象の設計データの登録を受付ける。登録されたレイアウトパターンは、サンプルデータ30として記憶される。登録された検査対象の設計データは、検査対象データ33として記憶される。
また、受付部40は、各種の操作指示を受け付ける。例えば、受付部40は、図示しない操作画面を表示させ、ホットスポットの検証開始の指示を受け付ける。なお、受付部40は、ネットワークを介して他の装置に各種の画面を表示させ、各種の受付けを行ってもよい。
ここで、隣接する他の配線層の影響により欠陥が発生する例を説明する。図5は、複数の配線層により構成された集積回路の一例を示す図である。図5の例は、レイアウトパターンが第1配線層から第3配線層のパターンとされており、第1配線層から第3配線層の各層パターンが線種を変えて示されている。また、図5の例では、第2配線層に形成される配線がドットのパターンにより示されている。また、図5の例では、第1配線層および第3配線層に形成されるビア(via)が斜線のパターンにより示されている。図5に示すように、第2配線層の配線には、第2配線層のレイアウトパターンどおりに配線が形成されていない欠陥箇所60が発生している。
図6は、複数の配線層により構成された集積回路の他の一例を示す図である。図6の例でも、第1配線層から第3配線層までのレイアウトパターンが線種を変えて示されている。また、図6の例でも、第2配線層に形成された配線がドットのパターンにより示されている。また、図6の例でも、第1配線層に形成されたビアが斜線のパターンにより示されている。図6に示すように、第2配線層の配線には、配線が細くなる欠陥箇所61が発生している。
このように、集積回路には、隣接する他の配線層の影響により検査対象の配線層に欠陥が発生する場合がある。特に、集積回路には、他の配線層にビアが配置された際に周辺で欠陥が発生する場合がある。
抽出部41は、サンプルデータ30に記憶された複数のサンプルパターンのそれぞれからパターンの特徴を抽出する。例えば、抽出部41は、サンプルパターンとして記憶された、リソグラフィ工程において欠陥が発生する配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層の欠陥箇所の周辺のレイアウトパターンの特徴を示す特徴情報を抽出する。この特徴情報は、パターンの特徴を示すものであれば何れでもよい。例えば、抽出部41は、欠陥が発生する配線層の配線および当該配線層に隣接する隣接配線層のビアの配置のレイアウトパターンを求める。図7は、レイアウトパターンの一例を示す図である。図7に示すレイアウトパターンには、欠陥が発生する配線層の配線と共に、隣接配線層のビアの配置が含まれている。そして、抽出部41は、特徴情報として、求めたレイアウトパターンから、レイアウトパターンを構成する図形間の相対位置関係に関する特徴量を含む第1特徴ベクトルを抽出する。例えば、抽出部41は、レイアウトパターンを構成する図形の頂点を結んでドロネー三角分割(Delaunay triangulation)を行って、図形の頂点を結んで得られる複数の三角形を求める。
図8は、ドロネー三角分割の流れを説明する図である。図8(A)は、配線パターンの一例を示している。図8(B)は、図8(A)に示す配線パターンに対し生成されるボロノイ図(Voronoi diagram)を示している。図8(C)は、図8(A)に示す配線パターンもしくは図8(B)に示すボロノイ図に対し生成されるドロネー図(Delaunay diagram)である。なお、図8(A)〜図8(C)において、ドットのパターン部分は、配線部分を示している。
抽出部41は、図8(A)に示すレイアウトパターンの配線部分の頂点座標を求め、求められた頂点座標から図8(B)に示すボロノイ図を生成する。ボロノイ図は、平面または空間上の点集合の各点について、どの点に最も近いかによって分割して生成される図である。そして、抽出部41は、図8(B)に示すボロノイ図から、隣接する領域の母点(generatrix)どうしを結ぶことにより、図8(C)に示すドロネー図を生成する。このドロネー図は、各図形間の相対位置関係を表現する。
図9は、ドロネー図の一例を示す図である。図9の例は、図7に示したレイアウトパターンを構成する図形の各頂点を結んでドロネー三角分割を行ったドロネー図である。
抽出部41は、ドロネー図から三角形毎に、三角形の属性を求める。この属性としては、頂点座標、頂点が属する配線層、面積、周囲長、三角形の各内角などが挙げられる。なお、属性には、他の項目を加えてもよく、いずれかの項目を除いてもよい。図10は、三角形の属性の一例を示す図である。図10の例では、三角形毎にレコードを分けて、属性として、三角形の頂点1〜3についての座標および配線層と、面積(area)、周囲長(peri)、三角形の内角1〜3(angle1〜angle3)が示されている。
抽出部41は、各サンプルパターンについて各種の特徴量をそれぞれ求め、サンプルパターン毎に、各特徴量を要素とした第1特徴ベクトルを生成する。例えば、抽出部41は、特徴量として、ビアの頂点を含まない三角形について、三角形の個数、三角形の平均面積、三角形の最小面積、三角形の最大面積、ビアの頂点を含まない全三角形での重心座標を求める。また、抽出部41は、特徴量として、ビアの頂点を含む三角形について、三角形の個数、三角形の平均面積、三角形の最小面積、三角形の最大面積、ビアの頂点を含む全三角形での重心座標を求める。そして、抽出部41は、求めた各特徴量を要素とした第1特徴ベクトルを生成する。図9には、レイアウトパターンの第1特徴ベクトルの一例が示されている。
なお、第1特徴ベクトルの要素については、上述のものに限定されるものではなく、他の要素を加えてもよく、いずれかの要素を除いてもよい。例えば、抽出部41は、ビアの頂点を含まない三角形およびビアの頂点を含む三角形について、頂点の数、三角形の辺の数、面積の標準偏差、面積の小さい所定数の三角形の各重心とレイアウトパターンの中心との間の距離などを要素として求めてもよい。面積の小さい所定数の三角形の各重心とレイアウトパターンの中心との間の距離は、レイアウトパターンにおける細かい図形が、パターン中心に近い箇所に存在するか、パターン中心から遠い箇所に存在するかを示す指標となる。
また、頂点には、凸頂点と凹頂点がある。図11は、凸頂点と凹頂点の一例を示す図である。頂点の数は、凸頂点の数と凹頂点の数を別に求めてよい。図11は、凸頂点および凹頂点の一例を示す図である。
さらに、第1特徴ベクトルの要素は、サンプルパターンを複数の領域に分けて、それぞれの領域毎に求めた特徴としてもよい。例えば、第1特徴ベクトルの要素は、サンプルパターンをパターン中心からの距離に応じて複数の領域に分けて、それぞれの領域毎に求めてもよい。図12は、サンプルパターンをパターン中心Xからの距離に応じて複数の領域に分けた一例を示す図である。図12の例では、サンプルパターンを、中心Xからの半径r、半径r、半径rにより領域に分けている。例えば、抽出部41は、半径r1、半径r、半径rそれぞれ内の領域毎に、凸頂点の数、凹頂点の数、隣接上配線層のビア頂点数、隣接下配線層のビア頂点数を属性として第1特徴ベクトルを生成してもよい。このように、パターン中心からの距離に応じて複数の領域に分けて特徴を抽出することにより、各領域の特徴を個別に抽出できる。例えば、中心Xに近い領域と中心Xから離れた位置も含む領域の特徴を個別に抽出できる。これにより、欠陥に対するそれぞれの領域の影響を後述する識別モデルに反映させることができる。なお、領域は、重複させないように定めてよい。例えば、領域は、半径r以内の領域、半径rから半径r以内の領域、半径rよりも大きい領域と分けてもよい。
図12の例では、サンプルパターンの属性は以下のようになる。
半径r内の配線の凸頂点数:0
半径r内の配線の凹頂点数:0
半径r内の隣接上配線層のビア頂点数:6
半径r内の隣接下配線層のビア頂点数:6
半径r内の配線の凸頂点数:10
半径r内の配線の凹頂点数:0
半径r内の隣接上配線層のビア頂点数:9
半径r内の隣接下配線層のビア頂点数:2
半径r内の配線の凸頂点数:3
半径r内の配線の凹頂点数:1
半径r内の隣接上配線層のビア頂点数:9
半径r内の隣接下配線層のビア頂点数:6
この場合、図12に示すサンプルパターンの第1特徴ベクトルは、例えば、以下のように求まる。
第1特徴ベクトル:(0,0,6,6,10,0,9,2,3,1,9,6)
なお、上述した例において、抽出部41は、ボロノイ図からドロネー図を生成しているが、例えば逐次添加法を用いることにより、ボロノイ図を生成することなく、配線パターンを成す各図形の頂点座標からドロネー図を生成することも可能である。
また、上述した例において、抽出部41は、ドロネー図から特徴量を抽出しているが、レイアウトパターンを構成する図形の頂点に対し生成されるボロノイ図における多角形に基づき、相対位置関係に関する特徴量を抽出してもよい。
上述した特徴量は、図形間の相対位置関係に関する値であるため、各サンプルパターンの中心位置が多少ずれたとしても、大きく変動することがない。これにより、サンプルパターンと検出対象パターンの中心位置にズレがある場合でも欠陥箇所の有無を識別できる。
抽出部41は、各サンプルパターンの抽出した第1特徴ベクトルを予め既知であるホットスポット情報とともに、特徴情報31として記憶部23に格納する。なお、ホットスポット情報は、前述した通り、対応パターンにホットスポットが有るか無いかを示す情報であり、ホットスポットが有る場合に“1”、ホットスポットが無い場合に“0”となる。
図13は、特徴情報の一例を示す図である。図13に示す特徴情報31には、各行に1つのサンプルパターンから抽出された第1特徴ベクトルと、当該1個のパターンのホットスポット情報とが記録される。図13の例では、第1特徴ベクトルの要素を(f,f,f,・・・,f)と8個の要素とした場合を示している。ここで、第1特徴ベクトルに含まれる特徴量f,f,f,・・・,fとしては、上述した特徴量が用いられる。なお、特徴情報31の行番号が、各特徴ベクトルの識別情報として用いられる。また、ホットスポット情報は、ホットスポットへのなりやすさを示すため、例えば、0〜1の範囲内の値を用いてもよい。
生成部42は、抽出部41により抽出された第1特徴ベクトルを含む特徴情報31に基づき、ホットスポットの有無を識別する識別モデルを生成する。例えば、抽出部41は、特徴ベクトルの各要素とされた特徴量に対して所定の演算を行って、欠陥が発生しているかを算出する演算式を識別モデルとして生成する。例えば、特徴ベクトルを(f,f,f・・・,f)とする。f,f,f・・・,fは、それぞれ特徴ベクトルの要素とされた特徴量である。mは、要素とされた特徴量の個数であり、要素とされた特徴量が3個の場合、「3」となる。そして、抽出部41は、以下の(1)式に示すように、特徴ベクトルの各要素fにそれぞれの重み値Wを乗算して合算した値を欠陥度Gとして算出する演算式を識別モデルとして生成するものとする。欠陥度Gは、例えば、0〜1の範囲で1に近いほど欠陥箇所がある可能性が高く、0に近いほど欠陥箇所がある可能性が低いものとする。
Figure 2014182219
生成部42は、特徴情報31に記憶された特徴ベクトルの各要素の特徴量f,f,f・・・,fを上述の(1)式に代入し、欠陥が発生している場合、欠陥度Gを「1」とし、欠陥が発生していない場合、欠陥度Gを「0」とした演算式を求める。そして、生成部42は、各演算式の重み値Wをパラメータとし、例えば、最小二乗法、サポートベクタ回帰といった既知の回帰分析手法を用いた機械学習によりフィッティングを行い、各演算式の欠陥度Gに近い値が得られる重み値Wの値を求める。生成部42は、求めた重み値Wの値を代入した(1)式を識別モデルとして生成する。そして、生成部42は、生成した識別モデルを識別モデル情報32として格納する。この識別モデルは、登録されたサンプルデータ30毎に生成される。よって、サンプルデータ30が複数登録された場合、記憶部23には、識別モデルが複数格納される。
予測部43は、識別モデル情報32に記憶された各識別モデルを用いて、検査対象データ33から欠陥が発生する箇所を予測する。例えば、予測部43は、検査対象データ33とされた設計データのレイアウトパターンを識別モデルのサンプルパターンに応じたサイズに分割する。予測部43は、分割された各レイアウトパターンのそれぞれからパターンの特徴を抽出する。例えば、予測部43は、検査対象の配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層のレイアウトパターンから、レイアウトパターンを構成する図形間の相対位置関係に関する特徴量を含む第2特徴ベクトルを抽出する。この第2特徴ベクトルの各要素は、識別モデルの演算に用いる各要素とする。すなわち、識別モデルが特徴量f,f,f・・・,fを用いて欠陥度Gを算出する場合、予測部43は、第2特徴ベクトルの要素として特徴量f,f,f・・・,fを少なくとも抽出する。
予測部43は、分割された各レイアウトパターンからそれぞれ抽出された第2特徴ベクトルの各要素の特徴量f,f,f・・・,fを識別モデルの式にそれぞれ代入して欠陥度Gをそれぞれ求める。予測部43は、欠陥度Gが所定の閾値以上の分割されたレイアウトパターン部分について、欠陥が発生していると識別する。本実施例において、欠陥があると識別されたレイアウトパターン部分の中心位置は、ホットスポットの発生位置に対応する。したがって、予測部43は、分割後のレイアウトパターンにホットスポットが有ると識別した場合、分割後のレイアウトパターンの中心位置を予測対象パターンにおけるホットスポットの位置として推定・予測する。予測部43は、推定・予測したホットスポットの位置、つまりX座標値およびY座標値を、ホットスポット情報34として記憶部23に格納する。
図14は、ホットスポット位置情報の例を示す図である。図14に示す例では、各ホットスポットを識別する識別情報としてIDと、当該IDによって特定されるホットスポットの位置を示すX座標値およびY座標値と、当該IDによって特定されるホットスポットのスコアとが対応付けられて記録されている。スコアとしては、欠陥度Gを記録するが、例えば、ホットスポットの有無に対応して“1”または“0”を記録してもよい。
出力部44は、予測結果を出力する。例えば、出力部44は、ホットスポット情報34に記憶されたホットスポットの位置を表示部21に予測結果画面として表示させる。
次に、具体的な例を挙げて説明する。図15は、レイアウトパターンおよび形成される配線パターンの一例を示す図である。図15の例では、2つのレイアウトパターンA、Bが示されている。レイアウトパターンA、Bは、検査対象とする配線層に隣接する上下の隣接配線層にビアが形成されている。レイアウトパターンAは、ウエハ上に露光した場合、光近接効果により、配線パターンが太くなる欠陥が発生する。一方、レイアウトパターンBは、ウエハ上に露光しても、配線パターンに欠陥が発生しない。レイアウトパターンA、Bは、検査対象とする配線層のみのパターンで見た場合、共にパターンCとなる。
図16は、識別モデルの生成の流れを説明する図である。なお、以下では、説明を簡易化するため、特徴ベクトルとして抽出する項目が2つの場合を例にして説明する。図16には、図15に示した2つのレイアウトパターンA、Bが示されている。例えば、2つのレイアウトパターンA、Bをサンプルパターンとし、特徴量fをパターン中心Xから半径r2の円内に包含される三角形の数とし、特徴量fをパターン中心Xから半径r1の円内に包含される三角形の数として特徴ベクトルを求める。この場合、レイアウトパターンAの特徴ベクトルvaおよびレイアウトパターンBの特徴ベクトルvbは、以下の(2)(3)式のようになる。
va:(19,9) (2)
vb:(20,6) (3)
それぞれの特徴ベクトルva、vbをそれぞれ上述の(1)式に代入すると、以下の(4)(5)式のようになる。なお、レイアウトパターンAは、欠陥が発生するため欠陥度Gを「1」とする。レイアウトパターンBは、欠陥が発生しないため欠陥度Gを「0」とする。
f(va)=19×W+9×W=1 (4)
f(vb)=20×W+6×W=0 (5)
この(4)(5)式から重み値W1、は、以下の(6)(7)式のように求まる。
=−0.909・・・ (6)
=0.3030・・・ (7)
欠陥箇所予測装置10は、この重み値W1、の値を代入した(1)式を識別モデルとして欠陥の発生を予測することにより、レイアウトパターンA、Bについて欠陥が発生するか否かの予測が可能になる。
次に、本実施例に係る欠陥箇所予測装置10が実行する処理の流れを図17〜図20を参照しながら説明する。図17は、識別モデルを生成して欠陥箇所を予測する全体的な処理の流れを概略的に示した図である。
図17に示すように、欠陥箇所予測装置10による処理は、識別モデル生成処理と検出処理との二つに分けられる。識別モデル生成処理は、ホットスポットの有無が既知であるサンプルデータ30に基づきホットスポット識別モデルを生成する処理である。識別モデル生成処理は、特徴ベクトル抽出処理(S1)とモデル生成処理(S2)とを含む。検出処理は、生成されたホットスポット識別モデルを用いて予測対象パターンにおけるホットスポットの位置を予測・検出する処理である。検出処理は、欠陥箇所予測処理(S3)を含む。識別モデル生成処理および検出処理は、操作画面からそれぞれ処理開始を指示する所定の操作が行われたタイミングで実行される。
欠陥箇所予測装置10による処理を開始するに先立ち、記憶部23には、サンプルデータ30が予め記憶され、登録される。
欠陥箇所予測装置10は、特徴ベクトル抽出処理(S1)により、各サンプルパターンを構成する図形間の相対位置関係に関する特徴量を含む第1特徴ベクトルを抽出する。抽出された第1特徴ベクトルは、各サンプルパターンのホットスポット情報とともに、特徴情報31として記憶部23に格納される。この特徴ベクトル抽出処理については、後述の図18にて処理を詳細に説明する。
欠陥箇所予測装置10は、特徴情報31が得られると、モデル生成処理(S2)により、ホットスポットの有無を識別する識別モデルを生成する。生成された識別モデルは記憶部23に格納される。このモデル生成処理については、後述の図19にて処理を詳細に説明する。
欠陥箇所予測装置10は、識別モデルが得られるとともに、ホットスポットの検出行う検査対象データ33が設定されると、検査対象データ33に対する欠陥箇所予測処理(S3)を実行する。この欠陥箇所予測処理については、後述の図20にて処理を詳細に説明する。
欠陥箇所予測装置10は、欠陥箇所予測処理(S3)により、検査対象データ33のレイアウトパターンを分割して第2特徴ベクトルを抽出し、識別モデルに基づき、欠陥の有無を識別する。検出されたホットスポットの位置は、ホットスポット情報34として記憶部23に格納される。
次に、特徴ベクトル抽出処理について説明する。図18は、特徴ベクトル抽出処理の手順を示すフローチャートである。
抽出部41は、サンプルデータ30に記憶されたサンプルパターンの中から未選択のサンプルパターンを選択する(S10)。
抽出部41は、選択したサンプルパターンから、レイアウトパターンを構成する図形間の相対位置関係に関する特徴量を含む第1特徴ベクトルを抽出する(S11)。例えば、抽出部41は、レイアウトパターンを構成する図形の頂点を結んでドロネー三角分割を行って、図形の頂点を結んで得られる複数の三角形を求める。そして、抽出部41は、複数の三角形から各種の特徴量を求め、各特徴量を要素とした第1特徴ベクトルを抽出する。
抽出部41は、全てのサンプルパターンの選択が完了したか否かを判断する(S12)。未選択のサンプルパターンが存在する場合(S12否定)、抽出部41は、S10に移行して未選択のサンプルパターンからの第1特徴ベクトルを抽出する。一方、全てのサンプルパターンを選択した場合(S12肯定)、処理を終了する。
以上の処理によって、サンプルデータ30の各サンプルパターンからそれぞれ第1特徴ベクトルが取得される。取得された各第1特徴ベクトルは、各サンプルパターンのホットスポット情報とともに、特徴情報31として記憶部23に格納される。
次に、モデル生成処理について説明する。図19は、モデル生成処理の手順を示すフローチャートである。
生成部42は、特徴情報31から欠陥が発生するレイアウトパターンおよび欠陥が発生していないレイアウトパターンについてそれぞれ第1特徴ベクトルを読み出す(S20)。生成部42は、それぞれの第1特徴ベクトルの各要素の特徴量を上述の(1)式に代入し、欠陥が発生する場合、欠陥度Gを「1」とし、欠陥が発生していない場合、欠陥度Gを「0」とした演算式を求める(S21)。
そして、生成部42は、機械学習によるフィッティングを行い、各演算式の欠陥度Gに近い値が得られる重み値の値を求める(S22)。生成部42は、求めた重み値の値を代入した識別モデルとして生成する(S23)。そして、生成部42は、生成した識別モデルを識別モデル情報32に格納し(S24)、処理を終了する。
以上の処理によって、識別モデル情報32には、サンプルデータ30から生成された識別モデルが記憶される。
次に、欠陥箇所予測処理について説明する。図20は、欠陥箇所予測処理の手順を示すフローチャートである。
予測部43は、識別モデル情報32に記憶された識別モデルの中から未選択の識別モデルを選択する(S30)。予測部43は、検査対象データ33とされた設計データのレイアウトパターンを、選択された識別モデルのサンプルパターンに応じたサイズに分割する(S31)。
予測部43は、分割された各レイアウトパターンの検査対象の配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層のレイアウトパターンから、選択された識別モデルで用いる第2特徴ベクトルをそれぞれ抽出する(S32)。そして、予測部43は、分割されたレイアウトパターン毎に、第2特徴ベクトルの各要素の特徴量を、選択された識別モデルに代入して欠陥度Gをそれぞれ求める(S33)。
予測部43は、欠陥度Gが所定の閾値以上の分割されたレイアウトパターン部分について、欠陥が発生すると識別し、分割後のレイアウトパターンの中心位置をホットスポットの位置をホットスポット情報34に格納する(S34)。
予測部43は、全ての識別モデルの選択が完了したか否かを判定する(S35)。未選択の識別モデルが存在する場合(S35否定)、予測部43は、S30に移行して未選択の識別モデルを選択して欠陥箇所の識別を行う。一方、全ての識別モデルを選択した場合(S35肯定)、処理を終了する。
このように、欠陥箇所予測装置10は、リソグラフィ工程において欠陥が発生する配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層の欠陥箇所の周辺のレイアウトパターンの特徴を示す特徴情報を抽出する。欠陥箇所予測装置10は、抽出された特徴情報から欠陥箇所を識別する識別モデルを生成する。欠陥箇所予測装置10は、生成された識別モデルを用いて、複数の配線層のレイアウトパターンを含む設計データの検査対象の配線層のレイアウトパターンから欠陥が発生する箇所を予測する。これにより、欠陥箇所予測装置10は、欠陥が発生する箇所を予測できる。
また、欠陥箇所予測装置10は、欠陥が発生する配線層の配線および当該配線層に隣接する隣接配線層のビアの配置の特徴を示す特徴情報を抽出する。これにより、欠陥箇所予測装置10は、隣接配線層のビアによって欠陥が発生する場合に、欠陥が発生する箇所を予測できる。
また、欠陥箇所予測装置10は、欠陥が発生した配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層の欠陥箇所の周辺のレイアウトパターンから、当該レイアウトパターンを構成する図形間の相対位置関係に関する特徴量を含む第1特徴ベクトルを抽出する。欠陥箇所予測装置10は、抽出された第1特徴ベクトルに基づき、欠陥箇所の有無を識別する識別モデルを生成する。欠陥箇所予測装置10は、検査対象の配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層のレイアウトパターンから、当該レイアウトパターンを構成する図形間の相対位置関係に関する特徴量を含む第2特徴ベクトルを抽出する。欠陥箇所予測装置10は、抽出された第2特徴ベクトルと、識別モデルとに基づき、欠陥が発生する箇所を予測する。このように、パターンを構成する図形間の相対位置関係に関する特徴量を用いることにより、パターンの基準位置のズレに伴う特徴ベクトルのばらつきが回避される。これにより、欠陥箇所予測装置10は、サンプルデータ30とされたレイアウトパターンと検査対象のレイアウトパターンの中心位置等にズレがあり、形状比較で類似度が低く判定される場合でも欠陥箇所の有無を識別できる。従って、ホットスポットの検出精度/予測精度が向上する。
また、欠陥箇所予測装置10は、相対位置関係に関する特徴量を、レイアウトパターンを構成する図形の頂点を結んで得られる複数の三角形に基づき抽出する。これにより、欠陥箇所予測装置10は、レイアウトパターンの中心位置のズレにかかわらず、構成する図形の特徴を抽出できる。
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、開示の技術は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
例えば、上記の実施例では、レイアウトパターンの特徴を抽出して識別モデルの生成と、識別モデルを用いた欠陥箇所の予測とを同じ1つの装置で行う場合について説明したが、開示の装置はこれに限定されない。例えば、レイアウトパターンの特徴を抽出して識別モデルの生成と、識別モデルを用いた欠陥箇所の予測とを別の装置で行ってもよい。例えば、1つの目のコンピュータがレイアウトパターンの特徴を抽出して識別モデルを生成し、2つの目のコンピュータが1つの目のコンピュータから識別モデルを取得し、取得した識別モデルを用いた欠陥箇所の予測を行ってもよい。この場合、1つの目のコンピュータが識別モデル生成装置に該当し、2つの目のコンピュータが欠陥箇所予測装置に該当する。
また、上記の実施例では、サンプルデータ30から特徴情報としてレイアウトパターンの特徴を示す特徴ベクトルを抽出して識別モデルを生成する場合について説明したが、開示の装置はこれに限定されない。例えば、特徴情報としてレイアウトパターンから欠陥が発生する配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層の欠陥箇所の周辺のパターンを抽出し、抽出したパターンを識別モデルとしても欠陥箇所の予測を行ってもよい。
また、上記の実施例では、レイアウトパターンを構成する図形の頂点を結んでドロネー三角分割を行って、レイアウトパターンを構成する図形間の相対位置関係に関する特徴量を抽出する場合について説明したが、開示の装置はこれに限定されない。特徴量の抽出の手法は、何れでもあってよい。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的状態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図1に示す受付部40、抽出部41、生成部42、予測部43および出力部44の各処理部が適宜統合または分割されてもよい。また、各処理部にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[欠陥箇所予測プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することもできる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムの一例を説明する。図21は、欠陥箇所予測プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図21に示すように、コンピュータ300は、CPU310、ROM(Read Only Memory)320、HDD(Hard Disk Drive)330、RAM(Random Access Memory)340を有する。これら310〜340の各部は、バス400を介して接続される。
ROM320には上記実施例の各処理部と同様の機能を発揮する欠陥箇所予測プログラム320aが予め記憶される。例えば、上記実施例の受付部40、抽出部41、生成部42、予測部43および出力部44と同様の機能を発揮する欠陥箇所予測プログラム320aを記憶させる。なお、欠陥箇所予測プログラム320aについては、適宜分離しても良い。
HDD330には、各種データを記憶する。例えば、HDD330は、OSや各種データを記憶する。
そして、CPU310が、欠陥箇所予測プログラム320aをROM320から読み出して実行することで、実施例の各処理部と同様の動作を実行する。すなわち、欠陥箇所予測プログラム320aは、実施例の受付部40、抽出部41、生成部42、予測部43および出力部44と同様の動作を実行する。
なお、上記した欠陥箇所予測プログラム320aについては、必ずしも最初からROM320に記憶させることを要しない。欠陥箇所予測プログラム320aはHDD330に記憶させてもよい。
例えば、コンピュータ300に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、Compact Disk Read Only Memory(CD−ROM)、Digital Versatile Disk(DVD)、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」にプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ300に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などにプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
10 欠陥箇所予測装置
20 入力部
21 表示部
22 通信I/F部
23 記憶部
24 制御部
30 サンプルデータ
31 特徴情報
32 識別モデル情報
33 検査対象データ
34 ホットスポット情報
40 受付部
41 抽出部
42 生成部
43 予測部
44 出力部

Claims (8)

  1. リソグラフィ工程において欠陥が発生する配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層の欠陥箇所の周辺のレイアウトパターンの特徴を示す特徴情報を抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出された特徴情報から欠陥箇所を識別する識別モデルを生成する生成部と、
    前記生成部により生成された識別モデルを用いて、複数の配線層のレイアウトパターンを含む設計データの検査対象の配線層のレイアウトパターンから欠陥が発生する箇所を予測する予測部と、
    を有することを特徴とする欠陥箇所予測装置。
  2. 前記抽出部は、前記欠陥が発生する配線層の配線および当該配線層に隣接する隣接配線層のビアの配置の特徴を示す特徴情報を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の欠陥箇所予測装置。
  3. 前記抽出部は、前記欠陥が発生した配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層の欠陥箇所の周辺のレイアウトパターンから、当該レイアウトパターンを構成する図形間の相対位置関係に関する特徴量を含む第1特徴ベクトルを抽出し、
    前記生成部は、抽出された前記第1特徴ベクトルに基づき、前記欠陥箇所の有無を識別する識別モデルを生成し、
    前記予測部は、検査対象の配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層のレイアウトパターンから、当該レイアウトパターンを構成する図形間の相対位置関係に関する特徴量を含む第2特徴ベクトルを抽出し、抽出された前記第2特徴ベクトルと、前記識別モデルとに基づき、欠陥が発生する箇所を予測する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の欠陥箇所予測装置。
  4. 前記相対位置関係に関する特徴量は、レイアウトパターンを構成する図形の頂点を結んで得られる複数の三角形に基づき抽出される
    ことを特徴とする請求項3に記載の欠陥箇所予測装置。
  5. リソグラフィ工程において欠陥が発生した配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層の欠陥箇所の周辺のレイアウトパターンの特徴を示す特徴情報から生成された欠陥箇所を識別する識別モデルを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された識別モデルを用いて、複数の配線層のレイアウトパターンを含む設計データの検査対象の配線層のレイアウトパターンから欠陥が発生する箇所を予測する予測部と、
    を有することを特徴とする欠陥箇所予測装置。
  6. リソグラフィ工程において欠陥が発生した配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層の欠陥箇所の周辺のレイアウトパターンの特徴を示す特徴情報を抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出された特徴情報から欠陥箇所を識別する識別モデルを生成する生成部と、
    を有することを特徴とする識別モデル生成装置。
  7. コンピュータに、
    リソグラフィ工程において欠陥が発生した配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層の欠陥箇所の周辺のレイアウトパターンの特徴を示す特徴情報を抽出し、
    抽出された特徴情報から欠陥箇所を識別する識別モデルを生成し、
    生成された識別モデルを用いて、複数の配線層のレイアウトパターンを含む設計データの検査対象の配線層のレイアウトパターンから欠陥が発生する箇所を予測する
    処理を実行させることを特徴とする欠陥箇所予測プログラム。
  8. コンピュータが、
    リソグラフィ工程において欠陥が発生した配線層および当該配線層に隣接する隣接配線層の欠陥箇所の周辺のレイアウトパターンの特徴を示す特徴情報を抽出し、
    抽出された特徴情報から欠陥箇所を識別する識別モデルを生成し、
    生成された識別モデルを用いて、複数の配線層のレイアウトパターンを含む設計データの検査対象の配線層のレイアウトパターンから欠陥が発生する箇所を予測する
    処理を実行することを特徴とする欠陥箇所予測方法。
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