JP5364528B2 - パターンマッチング方法、パターンマッチングプログラム、電子計算機、電子デバイス検査装置 - Google Patents

パターンマッチング方法、パターンマッチングプログラム、電子計算機、電子デバイス検査装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子デバイスの回路パターン検査に利用される、検査ポイントを探索するためのパターンマッチング方法、そのプログラム、その方法を実行する電子計算機、およびその電子計算機を備えた電子デバイス検査装置に関するものである。
近年、半導体デバイスの性能向上や製造コスト低減を目的とした半導体デバイスの高密度集積化が進んでいる。このような半導体デバイスの検査を行うために、光学顕微鏡や電子顕微鏡を活用した半導体検査装置や半導体計測装置が利用されている。
これらの装置には、電子デバイス上の検査ポイントを正確に撮影するための手段として、電子デバイスの撮影画像から、検査目的のパターンや、検査ポイントを特定するためのパターンを探索する、パターンマッチング手段が搭載されている。
パターンマッチング手法には様々なものが存在する。電子デバイスの検査については、一般的に、検査の段階で、電子デバイスの撮影画像から、テンプレートと一致するパターンを画像処理によって探索する方法が利用されている。この場合、検査前に撮影した検査ポイントを特定するためのパターンの撮影画像、またはそのパターンに対応する設計データを、テンプレートとしてあらかじめ用意しておく必要がある。
電子デバイスの検査ポイントの特定に利用されるパターンとして、例えば、シリコンウエハのスクライブラインが交差する領域の中心や、プリント基板の基板マーク(十字形状)等、あるポイントを中心に点対称となるパターンが存在するポイントが利用される。
このような点対称パターンを探索対象とするパターンマッチングの実現手法として、以下のような公知技術がある。
特公平8−12050号公報 特開2001−291106号公報
上記特許文献1に開示された手法では、検査ポイントを探索する基準となるテンプレートまたは基準画像として、点対称パターンを含む画像をあらかじめ設定しなければならない。そのため、その設定が適切でない場合は、検査ポイントを正確に探索することが難しくなる。
上記特許文献2に開示された手法では、検査ポイントを探索する基準となる点対称パターンの一部が撮影画面の範囲外に存在している場合、探索の基準を設定することが困難であるため、検査ポイントを正確に探索することが難しくなる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、事前の設定の手間を簡略化しつつ正確に検査ポイントを探索することのできるパターンマッチング手法を提供することを目的とする。
本発明に係るパターンマッチング方法では、撮影画像の一部の画像領域を抽出し、その画像領域の分割画像をテンプレート画像として設定し、テンプレート画像を回転させながらパターンマッチングを行う。また、このパターンマッチングにより、画像領域内に点対称パターンが存在するか否かを判定する。
本発明に係るパターンマッチング方法によれば、検査者があらかじめ適切なテンプレートを設定するなどの事前の設定作業を簡略化して、検査ポイントを正確に探索することができる。
実施の形態1に係るパターンマッチング方法の手順を説明するフローチャートである。 検査対象の電子デバイスのうち微細な回路パターンが形成されたシリコンウエハ部分を顕微鏡で撮影した画像を示す図である。 撮影画像のパターンマッチングを行うための評価ウィンドウについて説明する図である。 評価ウィンドウ301内のテンプレートについて説明する図である。 テンプレート画像を用いて評価ウィンドウ301内のマッチングスコアを算出する手順を説明する図である。 図2〜図3で示した撮影画像について本実施の形態1に係るパターンマッチング方法を実行した結果をスコアマップとして示す図である。 実施の形態2に係るパターンマッチング方法の手順を説明するフローチャートである。 撮影画像を水平方向および垂直方向に走査する様子を示す図である。 スクライブラインではない部分をマスクして得たマスク画像の例を示す図である。 実施の形態3に係るパターンマッチング方法の手順を説明するフローチャートである。 検査者が仮評価ウィンドウを設定する際の画面イメージを示す図である。 評価ウィンドウ301内において点対称パターンが存在する部分がある程度判明している場合の動作例を説明する図である。 撮影倍率の違いによるスクライブラインの間隔差を示す図である。 実施の形態1〜6で説明したパターンマッチング方法を用いて電子デバイスを検査する電子デバイス検査装置1000の構成図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るパターンマッチング方法の手順を説明するフローチャートである。
図1のフローチャートに示す手順は、光学顕微鏡などの撮影装置で電子デバイスを撮影し、その撮影画像を用いて検査ポイントを検査するために用いるパターンマッチングの手法を示す。この手順は、上記撮影画像を受け取って同手順を実行する電子計算機などで実行することができる。以下の実施の形態でも同様である。
ここでいう電子デバイスとは、検査対象となる半導体デバイスなどの装置をいう。
この電子計算機は、演算装置、撮影画像入力部、画像表示部、操作入力部を備える。
演算装置は、CPU(Central Processing Unit)やマイコンなどで構成され、図1のフローチャートに示すパターンマッチング方法を実行する。
撮影画像入力部は、上記撮影画像を受け取る。
画像表示部は、パターンマッチングの結果等を画面表示するためのディスプレイ等の装置で構成される。
操作入力部は、オペレータが操作入力を行うための手段である。
以下、図1の各ステップについて説明する。
(図1:ステップS101)
上記電子計算機の演算装置(以下、単に演算装置と呼ぶ)は、電子デバイスの検査対象部分を撮影して得た上記撮影画像を、撮影画像入力部を介して取得する。この撮影画像は、後述の図2で改めて説明するように、スクライブラインが交差しているクロスポイントを含むものである。
(図1:ステップS102)
演算装置は、後述の図3で説明する評価ウィンドウ301を設定するとともに、その評価ウィンドウ301内の1部分を、テンプレートとして設定する。このテンプレートは、当該評価ウィンドウ301内に点対称パターンが存在するか否かを判定する際に用いられる。詳細は図3で改めて説明する。
(図1:ステップS103)
演算装置は、後述の図4〜図5で改めて説明するように、ステップS102で設定したテンプレートを回転させてテンプレート回転画像を生成する。
(図1:ステップS104)
演算装置は、後述の図5で改めて説明するように、各テンプレート回転画像と、テンプレートを回転した後の位置に相当する評価ウィンドウ301内の各部分画像との間で、パターンマッチングを行う。また、そのマッチング結果を所定の演算式などで評価したマッチングスコアを算出し、各テンプレート回転画像についてのマッチングスコアを用いて、当該評価ウィンドウ301全体の総合マッチングスコアを算出する。
(図1:ステップS105)
演算装置は、後述の図3および図5で改めて説明するように、撮影画像内で評価ウィンドウを移動させながら撮影画像を走査し、当該撮影画像の全領域の上記マッチングスコアを算出する。
(図1:ステップS106)
演算装置は、評価ウィンドウ301を用いて当該撮影画像の全領域を走査したか否かを判定する。全領域の走査を完了していればステップS107へ進み、完了していなければステップS102へ戻って同様の処理を繰り返す。
(図1:ステップS107)
演算装置は、後述の図6で改めて説明するように、ステップS102〜S105で算出したマッチングスコアに基づき、当該撮影画像内に点対称パターンが存在するか否かを判定する。
以上、本実施の形態1に係るパターンマッチング方法のフローチャートを説明した。
次に、各ステップの詳細について、図2〜図6を用いて説明する。
図2は、検査対象の電子デバイスのうち微細な回路パターンが形成されたシリコンウエハ部分を顕微鏡で撮影した画像を示す図である。
図2において、シリコンウエハの撮影画像200内には、チップ201、チップの境界となるシリコンウエハのスクライブライン203が存在している。スクライブライン203が交差する部分の中心202(クロスポイント202)は、パターンマッチングの探索対象となる。このクロスポイント202を中心として、点対称パターンが存在することが想定されるためである。
なお、図2中に示した十字マークは、クロスポイント202を明示的に説明するために図中に付与したものであり、実際のスクライブライン203上には同十字マークは存在していないことを付言しておく。
図3は、撮影画像のパターンマッチングを行うための評価ウィンドウについて説明する図である。演算装置は、撮影画像のうち1部分の画像領域を選択し、これを評価ウィンドウ301として設定する。
この評価ウィンドウ301は、撮影画像のうち1部分の正方形領域を切り出したものである。評価ウィンドウ301の形状は、必ずしも正方形でなくともよく、後述のテンプレート回転画像を用いてパターンマッチングが実行可能であればよい。
評価ウィンドウ301は、点対称パターンが存在するか否かを判定する評価単位であるということもできる。すなわち、演算装置は、撮影画像全体を一度に評価して点対称パターンが存在するか否かを判定するのではなく、撮影画像の1部分を評価ウィンドウ301として切り出してその内部に点対称パターンが存在するか否かを評価する。演算装置は、評価ウィンドウ301の位置を移動させながら、撮影画像を評価ウィンドウ301単位で走査する。
演算装置は、最終的に撮影画像の全体について評価ウィンドウ301を用いて走査し、当該撮影画像内に点対称パターンが存在するか否かを評価する。
評価ウィンドウ301の初期位置は、例えば当該撮影画像の左上の頂点とする。演算装置は、まず始めに右方向に評価ウィンドウ301を1画素ずつ移動させて当該撮影画像を走査する。走査位置が右端に達した時点で走査位置を1画素分下に移動させ、撮影画像の左端から改めて走査を行う。演算装置は、以後同様の手順を繰り返す。
なお、撮影画像の一部のみパターンマッチングを行えばよい場合は、必ずしも撮影画像の全ての部分について評価ウィンドウ301を用いて走査する必要はない。
図4は、評価ウィンドウ301内のテンプレートについて説明する図である。
本実施の形態1において、演算装置は、評価ウィンドウ301内の一部の領域を、当該評価ウィンドウ301内に点対称パターンが存在するか否かを判定するために用いるテンプレート画像として設定する。
ここでは、評価ウィンドウ301の中央を中心として4つの正方形領域に分割し、いずれかの分割画像をテンプレート画像として用いる例を示すが、評価ウィンドウ301の分割手法は、これに限られるものではない。
すなわち、評価ウィンドウ301の中心点を基準としてテンプレート画像を回転させ、点対称パターンを検出することができれば、分割手法は任意でよい。
図5は、テンプレート画像を用いて評価ウィンドウ301内のマッチングスコアを算出する手順を説明する図である。ここでは、図4で説明した左上部分の分割画像をテンプレート画像として用いる例を示すが、いずれの分割画像をテンプレート画像として設定するかは、これに限られるものではない。
演算装置は、図4の左上部分の分割画像をテンプレート画像として設定した後、テンプレート画像をそれぞれ90度、180度、および270度、右回りに回転して、3つの画像を生成する。これら3つの画像をテンプレート回転画像と呼ぶ。
演算装置は、上記3つのテンプレート回転画像と、評価ウィンドウ301の右上部分、右下部分、および左下部分のそれぞれとの間で、パターンマッチングを行う。このとき行うパターンマッチングは、テンプレート回転画像と、テンプレート回転画像を回転させた後のそれぞれの回転後の位置に相当する分割画像との間でパターンマッチングを行っていることに相当する。
これは、評価ウィンドウ301の中心を基準とする点対称パターンが当該評価ウィンドウ301内に存在している場合、テンプレート回転画像と、その回転後の位置に対応する分割画像とが、互いに合致する可能性が高いことによる。
なお、このときの評価ウィンドウ301内のパターンマッチング手法については、任意の公知技術を用いることができる。例えば、産業分野で一般的に利用されている画像相関法を用いることができる。
パターンマッチングを行った結果は、当該パターンマッチング手法に準じた評価関数などを用いて、マッチングスコアとして得られる。ここでは、マッチングスコアが高いほど、両者の合致度が高いものとする。
演算装置は、各テンプレート回転画像とその回転後の位置に対応する分割画像との間でパターンマッチングを行って得たマッチングスコアの総和を求める。この総和を、当該評価ウィンドウ301の総合マッチングスコアとする。
なお、各マッチングスコアの総和に代えて、各マッチングスコアの分散値、平均値などの統計的な指標値を、当該評価ウィンドウ301の総合マッチングスコアとすることもできる。
評価ウィンドウ301の中心がクロスポイントであった場合、各テンプレート回転画像と、評価ウィンドウ301の右上部分(領域A401)、右下部分(領域B402)、および左下部分(領域C403)のそれぞれの分割画像とは、互いに合致する度合いが高くなる。この場合、その評価ウィンドウ301の総合マッチングスコアは高くなる。
図6は、図2〜図3で示した撮影画像について本実施の形態1に係るパターンマッチング方法を実行した結果をスコアマップとして示す図である。
ここでは、評価ウィンドウ301を用いて走査した順に、評価ウィンドウ301の総合マッチングスコアを色で表した例を示した。総合マッチングスコアが高い部分は白色、総合マッチングスコアが低い部分は黒色で表している。
図6に示す例では、クロスポイント202に相当する位置601で、総合マッチングスコアが最も高くなっていることが分かる。
演算装置は、総合マッチングスコアが高い部分に点対称パターンが存在するものと判定する。例えば、総合マッチングスコアが所定の閾値以上である部分には、その部分に点対称パターンが存在するものと判定してもよいし、総合マッチングスコアが最も高い部分にのみ点対称パターンが存在するものと判定してもよい。
以上、本実施の形態1に係るパターンマッチング方法の詳細を説明した。
以上のように、本実施の形態1によれば、演算装置は、評価ウィンドウ301を移動させながら、検査対象の電子デバイスを撮影して得た撮影画像を走査し、当該撮影画像内に点対称パターンが存在するか否かを判定する。
また、演算装置は、評価ウィンドウ301の一部を分割して得た分割画像の1つを、評価ウィンドウ301内に点対称パターンが存在するか否かを判定する際に用いるテンプレート画像とする。
これにより、検査者はあらかじめテンプレート画像を設定しておく必要がないので、パターンマッチングの手順を簡略化することができる。
また、本実施の形態1によれば、演算装置は、テンプレート画像をそれぞれ90度、180度、および270度回転させて3つのテンプレート回転画像を生成し、それぞれのテンプレート回転画像と、評価ウィンドウ301の右上(領域A401)、右下(領域B402)、左下(領域C403)の分割画像との間でパターンマッチングを行う。
これにより、評価ウィンドウ301の中心を基準とする点対称パターンが当該評価ウィンドウ301内に存在しているか否かを精度良く判定することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2では、パターンマッチングのマッチングスコアに好ましくない影響を与える要素を除外して、パターンマッチングの効果を高める手法を説明する。なお、本実施の形態2で説明する手法は、実施の形態1で説明した手法と併用してもよいし、単独で実行してもよい。
パターンマッチングのマッチングスコアに好ましくない影響を与える要素を含む撮影画像の例として、実施の形態1で示した図2の撮影画像が挙げられる。同画像には、スクライブライン203以外にも、矩形のパターンが存在する。
このようなスクライブライン以外のパターンは、点対称パターンをパターンマッチングにより探索する際に、マッチングスコアに影響を与えるので、除去することができれば好ましい。
以下では、このようなマッチングスコアに影響を与えるパターンを撮影画像から除去した上で、点対称パターンを探索する手法について説明する。
なお、本実施の形態2では、以下の(条件1)〜(条件3)を前提とする。
(条件1)探索対称である点対称パターンが、スクライブラインのように撮影画像の上下左右にまたがるように存在していること。
(条件2)そのパターンが直線で構成されていること。
(条件3)非点対称パターン(スクライブライン以外のパターン)が上記のような点対称パターンとは異なる状態にあること。
図7は、本実施の形態2に係るパターンマッチング方法の手順を説明するフローチャートである。図7のフローチャートに示す手順は、実施の形態1で説明したものと同様の構成を備える電子計算機などで実行することができる。以下、図7の各ステップについて説明する。
(図7:ステップS701)
演算装置は、電子デバイスの検査対象部分を撮影して得た上記撮影画像を、撮影画像入力部を介して取得する。この撮影画像は、実施の形態1と同様に、クロスポイントを含むものである。
(図7:ステップS702)
演算装置は、後述の図8で改めて説明するように、撮影画像を水平方向に走査して、走査線上の画素の輝度分散値を、走査線毎に算出する。
(図7:ステップS703)
演算装置は、後述の図8で改めて説明するように、ステップS702で算出した輝度分散値が後述の輝度分散閾値以上である場合は、スクライブラインではない部分を走査していると判定する。次に、演算装置は、スクライブラインではない部分をマスクして、水平ラインマスク画像を生成する。
ここでいうマスクとは、スクライブラインではない部分が画像上に表れないように、当該部分を削除したり、色彩や輝度を変更したりして、撮影画像を補正することである。
(図7:ステップS704)
演算装置は、後述の図8で改めて説明するように、撮影画像を垂直方向に走査して、走査線上の画素の輝度分散値を、走査線毎に算出する。
(図7:ステップS705)
演算装置は、後述の図8で改めて説明するように、ステップS704で算出した輝度分散値が後述の輝度分散閾値以上である場合は、スクライブラインではない部分を走査していると判定する。次に、演算装置は、スクライブラインではない部分をマスクして、垂直ラインマスク画像を生成する。
(図7:ステップS706)
演算装置は、ステップS702〜S705で生成した水平ラインマスク画像と垂直ラインマスク画像を参照し、両者のいずれかにおいてスクライブラインとみなされた走査線の画像のみを抽出する。
次に、演算装置は、水平走査線上でスクライブラインとみなされた部分の画像と、垂直走査線上でスクライブラインとみなされた画像とを重ね合わせて統合し、統合マスク画像を生成する。これにより、後述の図9に示すような、水平方向と垂直方向それぞれのスクライブラインの画像のみが残されることになる。
(図7:ステップS707)
演算装置は、ステップS706で生成したマスク画像を、メモリ等の記憶装置に保存する。
(図7:ステップS708)
演算装置は、ステップS707で保存したマスク画像を用いて、検査ポイントを探索するためのパターンマッチングを実行する。このときのパターンマッチング手法は、実施の形態1で説明したものでもよいし、その他のパターンマッチング手法を用いてもよい。例えば、従来の一般的なパターンマッチング手法を用いることができる。
以上、本実施の形態2に係るパターンマッチング方法のフローチャートを説明した。
次に、ステップS703とS705の詳細について、図8〜図9を用いて説明する。
図8は、撮影画像を水平方向および垂直方向に走査する様子を示す図である。同図では撮影画像を写している画面の上下左右をまたぐようにしてスクライブラインが存在している。さらには、スクライブラインの周辺に、矩形のパターンが複数個存在している。
図8において、同撮影画像を位置x1およびx2で垂直方向に走査し、走査線上の各位置における画素の輝度を、1次元グラフ(画像プロファイルと呼ぶ)として、それぞれ図8(a)右側のX1およびX2に示した。
走査線x1は、4個の矩形パターンと水平方向のスクライブラインを交差するため、同走査線上の画素の輝度分布は離散的になっている。一方、走査線x2は、垂直方向のスクライブラインに沿っているため、同走査線上の画素の輝度分布は均一になっている。
同様に、図8において、同撮影画像を位置y1およびy2で水平方向に走査し、走査線上の各位置における画素の輝度を、1次元グラフ(画像プロファイル)として、それぞれ図8(b)下側のY1およびY2に示した。
走査線y1は、2個の矩形パターンと垂直方向のスクライブラインを交差するため、同走査線上の画素の輝度分布は離散的になっている。一方、走査線y2は、水平方向のスクライブラインに沿っているため、同走査線上の画素の輝度分布は均一になっている。
走査線x1やy1上のような、非点対称パターンを構成する部分を走査して得られた画像プロファイルは、走査線x2やy2のような、点対称パターンを構成する部分を走査して得られた画像プロファイルに比べて、輝度のばらつきが大きい。すなわち、走査線x2上や走査線y2上の画素は、輝度の分散値が大きくなっている。
演算装置は、図7のステップS703とS705において、上記のような特徴を利用して、スクライブラインの位置とスクライブラインではない部分の位置を特定し、スクライブラインではない部分をマスクすることができる。
例えば、演算装置は、各走査線上における画素の輝度の分散値を算出し、その輝度分散値が所定の輝度分散閾値以上である場合は、同走査線はスクライブラインではない部分を走査していると判定する。この輝度分散閾値は、水平走査線と垂直走査線で共通の値を用いてもよいし、個別の値を用いてもよい。
図9は、スクライブラインではない部分をマスクして得たマスク画像の例を示す図である。同図に示すマスク画像では、スクライブラインの周辺の矩形パターンがマスクされ、スクライブラインのみが残っていることが分かる。
なお、輝度分散値を用いてスクライブラインであるか否かの判定を行うための輝度分散閾値は、検査者などが任意に設定してもよいし、当該電子デバイスの設計データ等が得られる場合はこれに基づき定めてもよい。
以上、本実施の形態2に係るパターンマッチング方法の詳細を説明した。
以上のように、本実施の形態2によれば、演算装置は、撮影画像を水平方向と垂直方向に走査して走査線上の画素の輝度分散値を求め、その輝度分散値が所定の輝度分散閾値以上であるときは、その走査線はスクライブラインではない部分を走査していると判定することができる。
これにより、スクライブラインではない部分をマスクしたマスク画像を得ることができるので、スクライブラインではない部分によってパターンマッチングのマッチングスコアが受ける影響を抑え、より正確にパターンマッチングを行うことができる。したがって、電子デバイスの検査ポイントをより正確に探索することができる。
また、本実施の形態2に係るパターンマッチング方法に加えて実施の形態1で説明したパターンマッチング方法を併用することにより、実施の形態1に係るパターンマッチング方法の利点を享受することができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3では、パターンマッチングを行うための基準画像を、検査者等が自ら選択することのできるパターンマッチング方法を説明する。また、パターンマッチングを行う際の条件を、選択された基準画像に合わせて最適化することについても併せて説明する。
なお、本実施の形態3では、従来のパターンマッチング手法に慣れた検査者にとって、パターンマッチング手法の違いを意識させない工夫を行う。具体的には、演算装置は、パターンマッチング結果を報告する際に、報告形式を従来のパターンマッチング手法に合わせて補正する処理を実行する。詳細は後述する。
図10は、本実施の形態3に係るパターンマッチング方法の手順を説明するフローチャートである。図10のフローチャートに示す手順は、実施の形態1〜2で説明したものと同様の構成を備える電子計算機などで実行することができる。以下、図10の各ステップについて説明する。
(図10:ステップS1001)
演算装置は、電子デバイスの検査対象部分を撮影した上記撮影画像を、撮影画像入力部を介して取得する。この撮影画像は、実施の形態1と同様に、クロスポイントを含むものである。演算装置は、取得した撮影画像を、画像表示部に画面表示させる。
(図10:ステップS1002)
検査者等のオペレータは、コンピューターの操作入力部を操作して、仮の評価ウィンドウ領域(指定領域)を指定する。演算装置は、その領域指定を受け取り、同領域の座標を取得する。本ステップは、従来のパターンマッチング手法における、マッチングテンプレートを指定するステップに相当する。
従来のパターンマッチング手法に慣れている検査者は、本ステップで指定した領域が、そのままマッチングテンプレートとしてパターンマッチングに用いられるものと想定している。
実際には、演算装置は、本ステップで領域指定を受け取ると、後述のステップで説明するように、同領域を仮の評価ウィンドウとして取り扱う。
(図10:ステップS1003)
演算装置は、ステップS1002で指定された仮評価ウィンドウ内に点対称パターンが存在するか否かを探索する。具体的には、例えば以下のような探索手順が考えられる。
(図10:ステップS1003:探索手順1)
演算装置は、仮評価ウィンドウ内で、実施の形態1で説明したように、左上部分をテンプレート画像としてテンプレート回転画像を生成し、パターンマッチングを行う。
(図10:ステップS1003:探索手順2)
演算装置は、上記(探索手順1)を、仮評価ウィンドウのサイズやテンプレート画像のサイズなどの条件を変更しながら、いくつかの異なる条件の下で実行する。
(図10:ステップS1003:探索手順3)
演算装置は、上記探索手順1〜2の結果、マッチングスコアが所定のマッチングスコア閾値以上となる部分を発見した場合は、仮評価ウィンドウ内に点対称パターンが存在するものと判定する。
(図10:ステップS1004)
ステップS1003で点対称が見つかった場合はステップS1005へ進み、見つからなかった場合はステップS1007へ進む。
(図10:ステップS1005)
演算装置は、ステップS1003で仮評価ウィンドウ内に点対称パターンを発見した場合は、そのときの仮評価ウィンドウのサイズ等の条件を、以後のステップでパターンマッチングを行う際に用いるパラメーターとして抽出する。
(図10:ステップS1006)
演算装置は、ステップS1005で抽出したパラメーターを用いて、実施の形態1〜2で説明したいずれかのパターンマッチング方法を実行する。
このとき、演算装置は、実施の形態1〜2で説明したいずれかのパターンマッチング方法をそのまま用いてもよいし、評価ウィンドウ301内でテンプレート回転画像を生成してマッチングを行う手法のみ用いてもよい。
後者の手法を用いる場合、演算装置は、ステップS1002で設定した仮評価ウィンドウの画像と、評価ウィンドウ301の画像とが合致するか否かを、評価ウィンドウ301内でテンプレート回転画像を生成してマッチングを行うことによって判定する。
(図10:ステップS1007)
演算装置は、ステップS1002で検査者が指定した仮評価ウィンドウを用いて、従来のパターンマッチング方法など、一般的な手法によるパターンマッチングを行う。この場合には、演算装置は、仮評価ウィンドウ内の画像と合致する部分を撮影画像内から探索することになる。
以上、本実施の形態3に係るパターンマッチング方法の手順を説明した。
次に、パターンマッチング手法の違いによる結果報告の差異について説明する。
図11は、検査者が仮評価ウィンドウを設定する際の画面イメージを示す図である。図11(a)は同画面の画面イメージ、図11(b)は仮評価ウィンドウを拡大した画面イメージである。
図11において、評価ウィンドウ内にクロスポイント1102が存在している。このときの評価ウィンドウの左上座標1101は、星形マークで表されている。
一般的に用いられているパターンマッチング手法では、検査者は探索したい画像パターンを画面上で領域指定する。このとき、検査者は、同領域の左上座標と縦横サイズを画面上で指定するのが一般的である。
検査者が指定した画像領域に合致する画像パターンが撮影画像内に発見された場合は、その箇所を含む画像領域の左上座標、すなわち図11の左上座標1101に相当する座標が、探索結果として報告されるのが一般的である。これは、上記の指定方法と探索結果の報告形式を一致させるためのものである。
これに対して、本実施の形態3で説明するパターンマッチング手法では、クロスポイント1102の位置が、パターンマッチング結果として報告されることになる。
したがって、評価ウィンドウ内にクロスポイント1102が発見された場合、従来のパターンマッチング手法に慣れた検査者は、評価ウィンドウの左上座標1101が探索結果として報告されることを想定していることになる。
もし検査結果としてクロスポイント1102の座標が報告されると、検査者はクロスポイント1102が評価ウィンドウの左上座標であると誤認してしまう可能性もある。
そこで、本実施の形態3において、演算装置は、図10のステップS1006でパターンマッチングを実行し、評価ウィンドウ内に点対称パターンが発見された場合、その座標と評価ウィンドウの左上座標との差分(Δx,Δy)を算出しておく。
演算装置は、パターンマッチング結果をコンピューターの画面上に表示するなどして提示する際には、実際の点対称パターン(クロスポイント1102)の中心座標に差分(Δx,Δy)を加えた座標を提示する。
これにより、図10のステップS1006を実行した場合と、ステップS1007を実行した場合とで、探索結果の報告形式が統一される。したがって、検査者は内部的なパターンマッチング手法の違いを意識することなく、従来通りの報告形式に準じて、パターンマッチングの結果を把握することができる。
図10のステップS1002では、画面上で検査者が仮評価ウィンドウを指定することを説明したが、これに代えて、当該電子デバイスの設計データが得られる場合は、設計データ上で仮評価ウィンドウを指定するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態3では、ユーザーが撮影画像内で指定した画像領域(仮評価ウィンドウ)内に点対称パターンが存在するか否かにより、パターンマッチング手法を変更する。
点対称パターンが存在する場合は、図10のステップS1006において実施の形態1〜2いずれかのパターンマッチング手法を用いることにより、これらの実施の形態と同様の効果を発揮することはできる。
また、点対称パターンが存在しない場合は、図10のステップS1007において従来の一般的なパターンマッチング手法を用いるので、仮に実施の形態1〜2いずれの手法も用いることができない場合でも、パターンマッチングを中断する必要はない。
また、本実施の形態3において、ユーザーが撮影画像内で指定した画像領域(仮評価ウィンドウ)内に点対称パターンが存在するか否かは、実施の形態1で説明した評価ウィンドウ内の探索方法と同様の手法を用いて判定することができる。
これにより、点対称パターンの有無を確実に判定することができる。
また、本実施の形態3では、ユーザーが撮影画像内で指定した画像領域(仮評価ウィンドウ)内に点対称パターンが存在するか否かを判定する際に、仮評価ウィンドウのサイズ等のパラメーターを変更しながら、複数回探索を行う。
これにより、後のステップでパターンマッチングを行う際のパラメーターを、ユーザーが指定した仮評価ウィンドウに合わせて最適化することができる。
また、本実施の形態3において、演算装置は、実施の形態1〜2で説明したパターンマッチング方法を実行して点対称パターンを発見した場合は、その点対称パターンの中心位置に、上述の(Δx、Δy)を加えた位置を、探索結果として提示する。
これにより、従来のパターンマッチング方法に慣れている検査者は、内部的に実行されたパターンマッチング方法を意識することなく、従来通りの報告形式に準じて、パターンマッチングの結果を把握することができる。したがって、検査者がパターンマッチング手法の差異に起因して、探索結果を誤認してしまうような事態を回避することができる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4では、評価ウィンドウ内に点対称パターンが存在するか否かを判定する際の処理を簡易化する手法を説明する。
図12は、評価ウィンドウ301内において点対称パターンが存在する部分がある程度判明している場合の動作例を説明する図である。
検査対象の電子デバイスの設計データが事前に入手できるような場合には、撮影画像内において点対称パターンが存在する位置があらかじめある程度分かっていることもある。このような場合は、評価ウィンドウ301の総合マッチングスコアを算出する処理を簡易化することができる。
例えば図12において、評価ウィンドウ301の中央付近に点対称パターンが存在していることが事前に分かっている場合は、評価ウィンドウ301の中央付近のみパターンマッチングを行えば足りる。そこで、演算装置は、評価ウィンドウ301内に部分評価領域1200を設定し、この内部のみパターンマッチングを実行する。
これにより、演算装置は、評価ウィンドウ301内の全ての画素についてマッチングを行う必要がなくなるので、評価ウィンドウ301の総合マッチングスコアを算出する処理を簡易化して処理負荷を軽減することができる。
また、評価ウィンドウ301内に、非点対称パターン1201が存在している場合、部分評価領域1200内のみでパターンマッチングを行うことにより、マッチングスコアがこれら非点対称パターン1201から受ける影響を抑えることができる。
これにより、評価ウィンドウ301内に点対称パターンが存在するか否かを、確実に判定することができる。
なお、本実施の形態4で説明した手法は、上記実施の形態1〜3と併用してもよい。
例えば実施の形態1〜2では、演算装置は、評価ウィンドウ301の総合マッチングスコアを算出する際に、本実施の形態4の手法を用いることができる。
実施の形態3では、演算装置は、同様に評価ウィンドウ301の総合マッチングスコアを算出する際に本実施の形態4の手法を用いることができる。また、演算装置は、検査者が選択した仮評価ウィンドウ内に部分評価領域1200を設定し、部分評価領域1200の位置、形状、サイズなどを変更しながら、パターンマッチングを複数回実行することもできる。このとき、仮評価ウィンドウ自体のサイズを併せて変更してもよいし、部分評価領域1200のみ単独で変更してもよい。
実施の形態5.
本発明の実施の形態5では、実施の形態2で説明した輝度分散閾値を計算によって求める手法を説明する。
図13は、撮影倍率の違いによるスクライブラインの間隔差を示す図である。
仮に、図13に示す画像の画素サイズを512画素×512画素と仮定する。
図13(a)は撮影倍率が100倍のとき、図13(b)は撮影倍率が200倍のときの撮影画像を例示するものである。撮影倍率が100倍のときのスクライブラインの間隔は、50画素であるものとする。
実施の形態2において、輝度分散閾値を設定する際には、撮影倍率を用いて撮影画像上のスクライブラインの間隔をあらかじめ予測し、これに基づき輝度分散閾値を予測することができる。
例えば、電子デバイスの設計データにより、スクライブラインの間隔が130μmであり、撮影倍率100倍でスクライブラインを撮影すると、その間隔は50画素になることがあらかじめ判明していると仮定する。
実施の形態2の手法を実施する際に、撮影倍率が200倍であれば、スクライブラインの間隔は画面上で100画素になるはずである。このことを用いて、同画像上における輝度分散値を計算により算出することができる。この計算によって得られた値を、実施の形態2で説明した輝度分散閾値として用いることができる。
以上のように、本実施の形態5によれば、検査対象の電子デバイスの設計データと、撮影画像の撮影倍率とを用いて、輝度分散閾値を計算により求めることができる。
これにより、演算装置は、輝度分散閾値を電子デバイスの設計データに基づき設定することができるので、適切なマスク画像を生成することができる。
実施の形態6.
以上の実施の形態1〜5において、他の実施の形態で説明した手法をパターンマッチング手法と組み合わせてもよい。
例えば、実施の形態3において、検査者が指定した仮評価ウィンドウ内に点対称パターンが含まれている場合は、図10のステップS1006において、実施の形態1〜2それぞれで説明した手法を双方とも実行するとともに、従来の一般的なパターンマッチングも併せて実行し、各手法で得られたマッチングスコアを平均するなど統計処理して、最終的なマッチング結果としてもよい。あるいは得られた各マッチングスコアを用いて、検査者が経験に基づき判断を行ってもよい。
実施の形態7.
図14は、実施の形態1〜6で説明したパターンマッチング方法を用いて電子デバイスを検査する電子デバイス検査装置1000の構成図である。
電子デバイス検査装置1000は、顕微鏡1100、電子計算機1200を備える。
顕微鏡1100は、検査対象の電子デバイスを撮影し、その撮影画像を電子計算機1200に出力する。
電子計算機1200は、撮影画像入力部1201、演算装置1202、操作入力部1203、画像表示部1204を備える。
撮影画像入力部1201は、顕微鏡1100から撮影画像を受け取るインターフェースである。インターフェースの仕様は、任意の公知技術を用いればよい。
演算装置1202は、CPUやマイコンなどで構成され、ROM(Read Only Memory)などの記憶装置を備えている。この記憶装置には、実施の形態1〜6のいずれかで説明したパターンマッチング方法の動作を規定したプログラムが格納されている。
演算装置1202は、このプログラムが規定する動作にしたがって、実施の形態1〜6のいずれかで説明したパターンマッチング方法を実行する。
操作入力部1203は、検査者などが電子計算機1200に対して操作入力を行うための操作インターフェースである。
画像表示部1204は、液晶ディスプレイ装置などで構成されている。演算装置1202は、パターンマッチングを行った結果等を画像表示部1204に画面表示させる。
顕微鏡1100は、実施の形態1〜6の「撮影装置」に相当する。
撮影画像入力部1201は、実施の形態1〜6の「撮影画像入力部」に相当する。
演算装置1202は、実施の形態1〜6の「演算装置」に相当する。
操作入力部1203は、実施の形態1〜6の「操作入力部」に相当する。
画像表示部1204は、実施の形態1〜6の「画像表示部」に相当する。
以上、本実施の形態7に係る電子デバイス検査装置1000について説明した。
200:電子デバイスの撮影画像、201:チップ、202:クロスポイント、203:スクライブライン、301:評価ウィンドウ、400:テンプレート領域、401:領域A、402:領域B、403:領域C、601:マッチングスコアデータ、1100:顕微鏡、1200:電子計算機、1201:撮影画像入力部、1202:演算装置、1203:操作入力部、1204:画像表示部。

Claims (17)

  1. 電子デバイスを撮影して取得した撮影画像から一部の画像領域を抽出するステップと、
    前記画像領域の中心位置を基準に当該画像領域を分割して2以上の分割画像を取得するステップと、
    前記分割画像のうち1つをテンプレート画像として設定するステップと、
    前記中心位置を基準に前記テンプレート画像を回転させて2以上のテンプレート回転画像を取得するテンプレート回転ステップと、
    前記テンプレート回転画像と、前記画像領域のうち前記テンプレート回転画像の回転後の位置に対応する部分の画像との間でパターンマッチングを行い、そのマッチングスコアを算出するマッチングスコア算出ステップと、
    全ての前記テンプレート回転画像についての前記マッチングスコアを用いて前記画像領域内の総合マッチングスコアを算出する総合マッチングスコア算出ステップと、
    前記撮影画像の複数の箇所について、前記画像領域の抽出、前記分割画像の取得、前記テンプレート画像の設定、前記テンプレート画像の回転、および前記マッチングスコアの算出を行い、前記複数の箇所それぞれについて、前記総合マッチングスコアを取得するステップと、
    前記撮影画像の複数の箇所についての前記総合マッチングスコアを用いて前記撮影画像内で点対称パターンが存在する部分を判定するステップと、
    を含むことを特徴とするパターンマッチング方法。
  2. 前記テンプレート回転ステップでは、
    前記テンプレート画像をそれぞれ90度、180度、および270度回転させて3つの前記テンプレート回転画像を取得し、
    前記マッチングスコア算出ステップでは、
    各前記テンプレート回転画像と、前記画像領域のうち前記テンプレート回転画像を90度、180度、および270度回転させた後のそれぞれの位置に対応する部分の画像との間でパターンマッチングを行う
    ことを特徴とする請求項1記載のパターンマッチング方法。
  3. 前記総合マッチングスコア算出ステップでは、
    前記画像領域内の前記マッチングスコアの統計値を前記総合マッチングとして用いる
    ことを特徴とする請求項1記載のパターンマッチング方法。
  4. 電子デバイスを撮影して取得した撮影画像を走査してその走査線上の画素の輝度分散値を算出するステップと、
    前記輝度分散値が所定の輝度分散閾値以上である場合は前記走査線上の画素を均一に置き換えるステップと、
    を有し、
    前記走査線上の輝度値を均一な値に置き換えたあとの前記撮影画像を用いて前記パターンマッチングを行う
    ことを特徴とする請求項1記載のパターンマッチング方法。
  5. 前記電子デバイスの設計データを用いて前記走査線上における画素の輝度分散値の予測値を算出するステップと、
    その算出結果を前記輝度分散閾値として設定するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項4記載のパターンマッチング方法。
  6. 電子デバイスを撮影して取得した撮影画像のうち一部の指定領域を指定する領域指定ステップと、
    前記指定領域内に点対称パターンが存在するか否かをパターンマッチングによって判定する判定ステップと、
    前記点対称パターンの有無に応じてパターンマッチング方法を決定するパターンマッチング方法決定ステップと、
    を有し、
    前記パターンマッチング方法決定ステップで決定したパターンマッチング方法を用いて前記撮影画像のパターンマッチングを行う
    ことを特徴とする請求項1記載のパターンマッチング方法。
  7. 前記判定ステップでは、
    前記指定領域のサイズまたは前記分割画像のサイズを変更しながらパターンマッチングによる前記判定を複数回行い、
    パターンマッチングの結果として得られた最も高いマッチングスコアが所定のマッチングスコア閾値以上である場合は、
    前記指定領域内に点対称パターンが存在するものと判定する
    ことを特徴とする請求項記載のパターンマッチング方法。
  8. 前記判定ステップにおいて指定領域内に点対称パターンが存在するものと判定した場合は、
    そのときの前記指定領域のサイズを用いて前記撮影画像から一部の画像領域を抽出するステップと、
    前記画像領域の中心位置を基準に当該画像領域を分割して2以上の分割画像を取得するステップと、
    前記分割画像のうち1つをテンプレート画像として設定するステップと、
    前記中心位置を基準に前記テンプレート画像を回転させて2以上のテンプレート回転画像を取得するテンプレート回転ステップと、
    前記テンプレート回転画像と、前記画像領域のうち前記テンプレート回転画像の回転後の位置に対応する部分の画像との間でパターンマッチングを行い、そのマッチングスコアを算出するマッチングスコア算出ステップと、
    全ての前記テンプレート回転画像についての前記マッチングスコアを用いて前記画像領域内の総合マッチングスコアを算出する総合マッチングスコア算出ステップと、
    前記撮影画像の複数の部分について前記総合マッチングスコアを取得するステップと、
    前記撮影画像の複数の箇所についての前記総合マッチングスコアを用いて前記撮影画像内で点対称パターンが存在する部分を判定するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項記載のパターンマッチング方法。
  9. 電子デバイスを撮影して取得した撮影画像のうち一部の指定領域を指定する領域指定ステップと、
    前記画像領域を用いて前記画像領域に対応する部分に点対称パターンが存在するか否かを判定する判定ステップと、
    を有し、
    前記判定ステップで前記画像領域に対応する部分に点対称パターンが存在するものと判定した場合に、2種類以上のパターンマッチング手法を用いて、前記撮影画像のパターンマッチングを行う
    ことを特徴とする請求項1記載のパターンマッチング方法。
  10. 前記画像領域内に点対称パターンが存在する場合、その画像領域の左上頂点の座標を探索結果として提示するステップを含む
    ことを特徴とする請求項6記載のパターンマッチング方法。
  11. 前記領域指定ステップにおいて、前記指定領域の指定を受け取る際に、
    前記撮影画像の一部の領域の指定に代えて前記電子デバイスの設計データの該当領域の指定を受け取る
    ことを特徴とする請求項6またはに記載のパターンマッチング方法。
  12. 前記画像領域のうち点対称パターンが存在すると想定される部分評価領域についてのみパターンマッチングを行う
    ことを特徴とする請求項1、4、6、またはに記載のパターンマッチング方法。
  13. 前記判定ステップでは、
    前記画像領域のうち点対称パターンが存在すると想定される部分評価領域についてのみパターンマッチングを行うとともに、
    前記部分領域のサイズを変更しながらパターンマッチングによる前記判定を複数回行い、
    パターンマッチングの結果として得られた最も高いマッチングスコアが所定のマッチングスコア閾値以上である場合は、
    前記画像領域に対応する部分に点対称パターンが存在するものと判定する
    ことを特徴とする請求項記載のパターンマッチング方法。
  14. 電子デバイスを撮影して取得した撮影画像から一部の画像領域を抽出するステップと、
    前記画像領域の中心位置を基準に当該画像領域を分割して2以上の分割画像を取得するステップと、
    前記分割画像のうち1つをテンプレート画像として設定するステップと、
    前記中心位置を基準に前記テンプレート画像を回転させて2以上のテンプレート回転画像を取得するテンプレート回転ステップと、
    前記テンプレート回転画像と、前記画像領域のうち前記テンプレート回転画像の回転後の位置に対応する部分の画像との間でパターンマッチングを行い、そのマッチングスコアを算出するマッチングスコア算出ステップと、
    全ての前記テンプレート回転画像についての前記マッチングスコアを用いて前記画像領域内の総合マッチングスコアを算出する総合マッチングスコア算出ステップと、
    前記撮影画像の複数の箇所について、前記画像領域の抽出、前記分割画像の取得、前記テンプレート画像の設定、前記テンプレート画像の回転、および前記マッチングスコアの算出を行い、前記複数の箇所それぞれについて、前記総合マッチングスコアを取得するステップと、
    前記撮影画像の複数の箇所についての前記総合マッチングスコアを用いて前記撮影画像内で点対称パターンが存在する部分を判定するステップと、
    を含むパターンマッチング方法をコンピューターに実行させることを特徴とするパターンマッチングプログラム。
  15. 電子デバイスを撮影して取得した撮影画像から一部の画像領域を抽出するステップと、
    前記画像領域の中心位置を基準に当該画像領域を分割して2以上の分割画像を取得するステップと、
    前記分割画像のうち1つをテンプレート画像として設定するステップと、
    前記中心位置を基準に前記テンプレート画像を回転させて2以上のテンプレート回転画像を取得するテンプレート回転ステップと、
    前記テンプレート回転画像と、前記画像領域のうち前記テンプレート回転画像の回転後の位置に対応する部分の画像との間でパターンマッチングを行い、そのマッチングスコアを算出するマッチングスコア算出ステップと、
    全ての前記テンプレート回転画像についての前記マッチングスコアを用いて前記画像領域内の総合マッチングスコアを算出する総合マッチングスコア算出ステップと、
    前記撮影画像の複数の箇所について、前記画像領域の抽出、前記分割画像の取得、前記テンプレート画像の設定、前記テンプレート画像の回転、および前記マッチングスコアの算出を行い、前記複数の箇所それぞれについて、前記総合マッチングスコアを取得するステップと、
    前記撮影画像の複数の箇所についての前記総合マッチングスコアを用いて前記撮影画像内で点対称パターンが存在する部分を判定するステップと、
    を含むパターンマッチング方法をコンピューターに実行させるパターンマッチングプログラムを実行する演算装置と、
    前記撮影画像を受け取る撮影画像入力部と、
    を備えたことを特徴とする電子計算機。
  16. 前記パターンマッチング方法を実行する際の条件を指定する操作入力を受け取る操作入力部と、
    前記パターンマッチング方法の実行結果を画面表示する表示部と、
    を備えたことを特徴とする請求項15記載の電子計算機。
  17. 請求項15記載の電子計算機と、
    前記電子デバイスの画像を撮影する撮影装置と、
    を備えたことを特徴とする電子デバイス検査装置。
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