JP2010127970A - 半導体装置の製造不良箇所の予測方法、予測装置及び予測プログラム - Google Patents

半導体装置の製造不良箇所の予測方法、予測装置及び予測プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来のホットスポット予測方法は予測処理に多くの時間がかかる問題があった。
【解決手段】本発明の半導体装置の製造不良箇所の予測方法は、露光工程における光学的なパターンのずれに起因する半導体装置の製造不良箇所の予測方法であって、レイアウトパターンの所定の位置にサイトを設定するサイト生成ステップ(S2)と、前記レイアウトパターンのエッジを所定のルールに基づき移動させるエッジ移動ステップ(S3)と、前記サイト上の移動後のエッジに対応する結像位置を算出する結像位置算出ステップ(S4)と、前記サイト上の前記結像位置と前記レイアウトパターンのエッジとの誤差情報を記憶する誤差チェックステップ(S5)と、を複数回数反復処理し、前記誤差情報に基づき前記第1のレイアウトデータにおいて前記結像位置が不安定な箇所を抽出し、抽出された箇所をホットスポットとして予測する。
【選択図】図1

Description

本発明にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法、予測装置及び予測プログラムは、半導体基板上に形成される回路パターンに光学近接補正を加えるOPC(Optical Proximity Correct)処理における半導体装置の製造不良箇所の予測方法、予測装置及び予測プログラムに関する。
近年、半導体の製造プロセスの微細化が進んでいる。この微細化に伴い、半導体の製造工程のうち露光工程において、光学近接効果により、レチクルパターンと実際の形成される半導体基板上の回路パターンとのずれが顕著になってきている。ここで、レチクルパターンとは、露光マスクのことであり、レイアウト工程において生成される回路パターンの画像データ(以下、GDSデータと称す)に基づくパターンを有するものである。また、光学近接効果とは、光の干渉の影響によりレチクルパターンと実際に半導体基板上に露光されるパターンとにずれが生じる現象である。
この光学近接効果による半導体装置の製造不良を検出する方法の一例が特許文献1に開示されている。特許文献1では、GDSデータに対してエッジ位置を確認するEPE(Edge Placement Error)チェックを行い、パターン間の距離が近い部分をリソグラフィの危険箇所として抽出する。そして、半導体基板上に回路パターンを形成した後に、露光工程後のウェハの管理において危険箇所として抽出された部分についてはより精度の高い試料寸法測定方法を適用する。これにより、特許文献1では、リソグラフィの不良に起因する半導体装置の故障を精度よく検出する。
また、このような光学近接効果の影響を小さくするために、近年の半導体装置のレイアウト工程では、光学近接効果をGDSデータ上で補正する光学近接補正(以下、OPC(Optical Proximity Correct)処理と称す)を行う。このOPC処理の一例が特許文献2に開示されている。
特許文献2において開示されているウェハイメージモデリング及び予測システム100の処理フローを図10に示す。図10に示すように、特許文献2に開示されるOPC処理では、まず、回路データから(デザイン)レイアウトデータ(シリコンモデル)を生成する(102)。そして、オンシリコン予測(104)を行い、オンシリコン予測の結果に基づき、レイアウトデータのエラー検出及びその報告(106)を行う。そして、エラーフィクサーにてレイアウトデータのエラーを修正する(108)。これにより、修正された設計データを得る(110)。
このオンシリコン予測の詳細を図11に示す。図11に示すように、オンシリコン予測では、半導体基板上に形成されるパターンの外形予測、ホットスポット予測、感度表示予測、マスクエラー増大因子(MEEF)、プロセスウインドウ予測及び正規化イメージ・ログスロープ(NILS)予測の少なくとも1つを出力する。
特許文献2では、最終的なレイアウトパターンを作成する前に、光学近接効果により不良が発生すると予測される危険箇所を抽出し、抽出した危険箇所を考慮してレイアウトパターンの修正及びOPC処理を行う。これにより、特許文献2では、OPC処理の効率及び精度を向上させることができる。
また、一般的にOPC処理は非常に時間のかかる処理であるため、処理の効率化について特許文献3〜5にその高速化手法が開示されている。特許文献3では、予めリソグラフィ(露光工程)における不具合が発生しそうな箇所を特定しておき、特定した箇所に対してのみエラーの検出及びその修正を行う。また、特許文献4では、レイアウトパターンを複数のブロックに分割し、コンピュータを並列動作させることによりOPC処理の高速化を実現する。特許文献5では、OPC処理をブロック(レイアウトセル)毎に完了させておき、1チップに対するOPC処理を行う場合は、ブロックの境界部分についてのエラー検出及びその修正を行う。
特開2007−248087号公報 特表2007−536564号公報 特開2006−126745号公報 特開2008−64820号公報 特開2008−20751号公報
しかしながら、特許文献2〜5に記載の技術では、いずれも光学近接効果を加味して半導体基板上に形成される回路パターンを光強度シミュレーションにより予測したGDSデータ(コンターと称す)を生成する。その後、コンターに対してデザインルールチェックを行う。そして、このデザインルールチェックの結果に基づき半導体装置の製造不良の危険箇所を予測する。このとき、光強度シミュレーションは非常に多くの計算量を要する演算であるため、コンターの生成には多くの時間がかかる。従って、特許文献2〜5では、コンターの生成に多くの時間がかかり設計時間が増大する問題が発生する。
本発明にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法の一態様は、半導体装置の製造工程のうちの露光工程における光学的なパターンのずれに起因する半導体装置の製造不良箇所の予測方法であって、半導体基板上に形成される回路のデータに基づき生成された第1のレイアウトデータのレイアウトパターンの所定の位置にサイトを設定するサイト生成ステップと、前記レイアウトパターンのエッジを所定のルールに基づき移動させるエッジ移動ステップと、前記サイト上の移動後のエッジに対応する結像位置を算出する結像位置算出ステップと、前記サイト上の前記結像位置と前記レイアウトパターンのエッジとの誤差を算出し、算出された誤差を誤差情報として記憶する誤差チェックステップと、を複数回数反復処理し、前記誤差情報に基づき前記第1のレイアウトデータにおいて前記結像位置が不安定な箇所を抽出し、抽出された箇所を製造不良の危険性が高い領域として予測する。
本発明にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測装置の一態様は、半導体装置の製造工程のうちの露光工程における光学的なパターンのずれに起因する半導体装置の製造不良箇所の予測する予測装置であって、半導体基板上に形成される回路のデータに基づき生成された第1のレイアウトデータのレイアウトパターンの所定の位置にサイトを設定するサイト生成部と、前記レイアウトパターンのエッジを所定のルールに基づき移動させるエッジ移動部と、前記サイト上の移動後のエッジに対応する結像位置を算出する結像位置算出部と、前記サイト上の前記結像位置と前記レイアウトパターンのエッジとの誤差を算出し、算出された誤差を誤差情報として出力する誤差チェック部と、前記誤差情報に基づき前記第1のレイアウトデータにおいて前記結像位置が不安定な箇所を抽出し、抽出された箇所を製造不良の危険性が高いホットスポット領域として抽出するホットスポット情報生成部と、を有する。
本発明にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測プログラムの一態様は、記憶装置と演算装置とを備えたコンピュータ上で動作し、半導体装置の製造工程のうちの露光工程における光学的なパターンのずれに起因する半導体装置の製造不良箇所を予測する予測プログラムであって、前記半導体装置の回路のデータに基づき生成された第1のレイアウトデータを前記記憶装置から読み出し、前記第1のレイアウトデータのレイアウトパターンの所定の位置にサイトを設定するサイト生成ステップと、前記レイアウトパターンのエッジを所定のルールに基づき移動させるエッジ移動ステップと、前記サイト上の移動後のエッジに対応する結像位置を算出する結像位置算出ステップと、前記サイト上の前記結像位置と前記レイアウトパターンのエッジとの誤差を算出し、算出された誤差を誤差情報として記憶する誤差チェックステップと、を前記演算装置に実行させ、前記演算装置において、前記誤差情報に基づき前記第1のレイアウトデータにおいて前記結像位置が不安定な箇所を抽出し、抽出された箇所を製造不良の危険性が高い領域として予測する。
本発明にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法、予測装置、及び、予測プログラムでは、第1のレイアウトデータのレイアウトパターンのエッジを移動させ、サイト上の移動後のエッジに対する結像位置を計算する。そして、サイト上の結像位置と第1のレイアウトデータのレイアウトパターンのエッジ位置との誤差を算出して誤差情報を出力する。本発明にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法、予測装置、及び、予測プログラムでは、この誤差情報に基づきエッジの結像位置が不安定な部分を製造不良の危険性が高い箇所として予測する。つまり、本発明にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法、予測装置、及び、予測プログラムでは、コンターを生成することなく、簡単な数値計算のみで製造不良の危険性が高い箇所を予測することができる。
本発明にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法、予測装置、及び、予測プログラムによれば、半導体装置の製造不良の危険性が高い箇所の予測を高速化することができる。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法のフローチャートを図1に示す。図1に示すフローチャートは、本実施の形態における半導体設計工程のうちレイアウトデータに対するOPC処理のフローを示すものである。本実施の形態では、図1に示すフローチャートを開始する前に回路設計工程があり、図1に示すフローチャートが終了した後に更にレチクル製造及び半導体の製造工程がある。また、本実施の形態にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測は、OPC処理内の処理の1つとして行われるものであるが、この製造不良箇所予測は他の処理とは独立した処理として行われても構わない。
図1に示すように、本実施の形態にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法では、まず、回路設計工程において生成された回路データから第1のレイアウトデータを生成する(ステップS1)。この第1のレイアウトデータは、回路データに基づき生成される画像データであって、以下の説明では、GDSデータと称す。
続いて、本実施の形態にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測は、OPC処理に含まれるOPC前処理の処理フローを用いて露光工程(リソグラフィ)において不良箇所が発生する危険性の高い箇所(ホットスポット)を予測する。このOPC前処理では、後述するステップS9において行われるOPC処理において行われる処理フローを用いるのみであって、第1のレイアウトパターンに対して最終的な光学近接補正は行わない。
OPC前処理では、まず、ステップS1において生成されたGDSデータを読み込み、GDSデータ上のレイアウトパターンにサイトを設定する(ステップS2)。ここで、サイトとは、GDSデータ上のレイアウトパターンのエッジ、後述するステップS3にて行われるエッジ移動後のレイアウトパターンのエッジ及び後述するステップS4のエッジ結像位置の算出処理により算出される結像位置と交差する直線情報である。そして、ステップS4、ステップS5ではこのサイトと計算対象の辺の交点座標を計算する。
続くエッジ移動ステップでは、ステップS2において読み込んだGDSデータに対して光学近接効果を加味したレイアウトパターンのエッジの移動を行う(ステップS3)。ステップS3では、予め決められたルールに従ってエッジの移動処理が行われ、レイアウトパターンのパターン幅及びターン長の拡大又は縮小が行われる。そして、ステップS3のエッジ移動ステップでは、このエッジの移動量をエッジ移動量情報として出力する。
続いて、エッジ結像位置の算出ステップでは、ステップS3において移動されたエッジ位置に対応する結像位置を算出する(ステップS4)。このエッジ結像位置の算出ステップでは、サイト上に位置するエッジ移動後のエッジに対して結像位置を算出し、結像位置の座標情報を出力する。
次いで、誤差チェックステップ(例えば、EPE(Edge Placement Error)チェック)では、エッジ結像位置とGDSデータのレイアウトパターンのエッジ位置との誤差を算出し、誤差情報として出力する(ステップS5)。誤差チェックステップでは、サイト上のエッジ結像位置の座標情報とサイト上のレイアウトパターンのエッジ位置の座標情報とを比較することでそのずれ量を算出する。
そして、ステップS2〜S5の処理が予め規定回数に達したか否かを判断する(ステップS6)。本実施の形態では、ステップS2〜S5のOPC前処理の終了判定条件として反復回数を用いるが、誤差チェックステップにおいて算出される誤差が所定の値を下回ることを終了条件としても構わない。ステップS6の終了条件が満たされていない場合は、ステップS2〜S5を再度実行する。このとき、各反復処理において算出されるエッジ移動量情報と誤差情報とは反復処理毎に蓄積される。また、ステップS6の終了条件が満たされている場合はステップS7へと進む。
ステップS7では、エッジの移動量情報及び誤差情報の少なくとも一方を用いてリソグラフィの欠陥が発生する可能性の高い箇所を予測し、予測された箇所をホットスポット情報として出力する。より具体的には、反復処理の回数が多くなってもエッジの移動量が収束しない箇所はリソグラフィの欠陥が発生する可能性が高いホットスポットとして予測される。また、誤差情報に含まれる誤差値が反復回数が多くなっても収束しない箇所も同様にホットスポットとして予測される。ホットスポット情報は、エッジの移動量が収束しない又は誤差情報の誤差値が不安定な箇所のパターンの座標情報を含む。
続くワイヤリペアステップでは、ホットスポット情報により特定されるレイアウトパターンを変更し、第2のレイアウトデータ(修正後GDSデータ)を生成する(ステップS8)。例えば、回路データとホットスポット情報をP&Rツール(Place and Routeツール)に入力し、第1のレイアウトデータとは異なるレイアウトパターンを有する修正後GDSデータを生成する。
そして、ステップS9のOPC処理では、修正後GDSデータを入力データとしてこの修正後GDSデータに対して光学近接補正を加え、第3のレイアウトデータ(OPC後GDSデータ)を生成する。ステップS9のOPC処理では、OPC前処理、リソグラフィシミュレーション及びルールチェックが行われる。このとき、ステップS9のOPC処理では、OPC前処理によりOPC後GDSデータを出力し、OPC後GDSデータに対してリソグラフィシミュレーションを行い、コンターを出力する。そして、コンターに対してデザインルールチェックを行う。なお、コンターは、OPC後GDSデータに対して露光を行った場合に半導体基板上に結像するレイアウトパターンの外形を求めたものである。例えば、コンターは、OPC後GDSデータに対応する光強度の等高線情報として計算され、半導体基板上のレイアウトパターンの外形と近似する形状を有する。
ステップS9においてデザインルール上の欠陥がないと判断されることでOPC後GDSデータが確定する。なお、ステップS9においてデザインルール上の欠陥があった場合は、再度ステップS2からの処理を行うことが好ましい。
続いて、図1に示した製造欠陥箇所の予測フロー(ステップS2〜S7)について具体的なレイアウトパターンを参照して、より具体的に説明する。まず、図2(a)〜(g)に製造欠陥が生じる可能性のない、つまり、OPC処理を行うことに問題のないレイアウトパターンを示す。そして、図2を参照してステップS2〜S6の処理について説明する。
図2(a)は、ステップS2において読み込まれるGDSデータに含まれるレイアウトパターンGpa1の外形について示すものである。そして、ステップS2では、レイアウトパターンGpa1に対してサイトSi1〜Si8を設定する。図2(a)に示すように、サイトSi1〜Si8は、レイアウトパターンGpa1のエッジに対して交差する直線である。
図2(b)は、レイアウトパターンGpa1に対してエッジの移動を行い、OPCパターンOpa1に相当するエッジを生成したレイアウトの概略図を示す。図2(b)に示すようにOPCパターンOpa1は、レイアウトパターンGpa1よりも広い領域を有する。これは、半導体基板上に形成される結像パターンは、一般的に光学近接効果によりレイアウトパターンGpa1よりも小さくなるためである。なお、ステップS3のエッジ移動ステップでは、OPCパターンOpa1を生成することなく移動後のエッジ位置の座標情報を生成するのみである。
図2(c)は、OPCパターンOpa1に対してエッジ結像位置を計算する場合のレイアウトパターンの概略図を示す。図2(c)では、結像位置の具体例を示すために、半導体基板上に結像されるパターンを示すコンターパターンCpa1を示したが、ステップS4のエッジ結像位置計算ステップでは、サイトSi1〜Si8上における結像位置の座標を求めるのみである。また、図2(c)では、コンターパターンCpa1は、サイトSi1及びサイトSi5においてレイアウトパターンGpa1の内側に結像位置が存在する。そのため、ステップS5の誤差チェックステップにおいてこの誤差が算出され、次の反復処理では、誤差を小さくするためのエッジ位置の移動処理が行われる。
図2(d)は、2回目の反復処理において行われるエッジ移動処理後のレイアウトパターンの概略図を示す。図2(d)に示すように2回目の反復処理におけるエッジ移動ステップでは、前回の誤差チェックステップにおいて結像位置がレイアウトパターンGpa1の内側であったため、サイトSi1及びサイトSi5に該当する部分のOPCパターンOpa1を拡大したOPCパターンOpc2に対応するエッジ位置座標を生成する。
図2(e)は、OPCパターンOpa2に対してエッジ結像位置を計算する場合のレイアウトパターンの概略図を示す。図2(e)では、結像位置の具体例を示すために、半導体基板上に結像されるパターンを示すコンターパターンCpa2を示したが、ステップS4のエッジ結像位置計算ステップでは、サイトSi1〜Si8上における結像位置の座標を求めるのみである。また、図2(e)では、コンターパターンCpa2は、サイトSi1及びサイトSi5においてレイアウトパターンGpa1の外側に結像位置が存在する。そのため、ステップS5の誤差チェックステップにおいてこの誤差が算出され、次の反復処理では、誤差を小さくするためのエッジ位置の移動処理が行われる。
図2(f)は、3回目の反復処理において行われるエッジ移動処理後のレイアウトパターンの概略図を示す。図2(f)に示すように3回目の反復処理におけるエッジ移動ステップでは、前回の誤差チェックステップにおいて結像位置がレイアウトパターンGpa1の内側であったため、サイトSi1及びサイトSi5に該当する部分のOPCパターンOpa1を縮小したOPCパターンOpc3に対応するエッジ位置座標を生成する。
図2(g)は、OPCパターンOpa3に対してエッジ結像位置を計算する場合のレイアウトパターンの概略図を示す。図2(g)では、結像位置の具体例を示すために、半導体基板上に結像されるパターンを示すコンターパターンCpa3を示したが、ステップS4のエッジ結像位置計算ステップでは、サイトSi1〜Si8上における結像位置の座標を求めるのみである。また、図2(g)では、コンターパターンCpa3のエッジ位置は、サイトSi1〜サイトSi8においてレイアウトパターンGpa1のエッジとほぼ同じ位置に存在する。そのため、ステップS5の誤差チェックステップにおいて算出される誤差はほぼゼロとなり、その後の反復処理においてこのエッジ位置は移動の対象から外される。
ここで、図2(a)〜(g)において示した処理における結像位置と理想回路パターン(例えば、レイアウトパターンOpa1)のエッジ位置との誤差と処理の反復回数との関係を図3に示す。図3に示すように、図2に示す例では、反復回数が増加する度に誤差量が小さくなり、3回目の反復処理が完了した時点で誤差量はほぼゼロとなり、誤差が収束する。つまり、図2に示すレイアウトパターンGpa1ではホットスポット情報は抽出されない。
続いて、ステップS7においてホットスポット情報が抽出されるレイアウトパターンを図4、5、7に示し、これらのパターンについて説明する。なお、図4、5、7においてはサイトの表示を省略する。
図4に示す例では、レイアウトパターンGpb1と、レイアウトパターンGpb1に3方向が囲まれるレイアウトパターンGpb2と、が配置される(図4(a))。そして、エッジ移動ステップにおいて、図4(a)に示すレイアウトパターンに対してエッジの移動を行った場合のレイアウトパターンの概略図を図4(b)に示す。図4(b)に示す概略図は、レイアウトパターンGpb1、Gpb2に対応するOPCパターンOpb1、Opb2を示した。そして、図4(b)に示したOPCパターンOpb1、Opb2に対して結像位置を算出した場合に算出されるコンターパターンCpb1、Cpb2を図4(c)に示す。図4(c)に示すように、この場合、コンターパターンCpb2の長手方向のパターン長が光学近接効果により拡大し、コンターパターンCpb1との距離が近くなる(領域A)。また、コンターパターンCpb2は長手方向においてレイアウトパターンGpb2よりも長いパターン長となる(領域A)。そのため、次の反復処理では、OPCパターンOpb2においてOPCパターンOpb1に対向する短辺を長手方向に後退させる。
図4(d)に、2回目の反復処理においてエッジ移動処理がなされた場合のOPCパターンOpb3の概略図を示す。そして、図4(d)に示したOPCパターンOpb1、Opb3に対して結像位置を算出した場合に算出されるコンターパターンCpb1、Cpb3を図4(e)に示す。図4(e)に示すように、この場合、コンターパターンCpb3の長手方向のパターン長が光学近接効果により縮小し、コンターパターンCpb1との距離が遠くなる(領域B)。また、コンターパターンCpb3は長手方向においてレイアウトパターンGpb2よりも短いパターン長となる(領域B)。そのため、次の反復処理では、コンターパターンCpb3とレイアウトパターンGpb2との誤差を小さくするために再度OPCパターンOpb3の長手方向の長さを長くする。
しかし、OPCパターンOpb2又はOPCパターンOpb3の長手方向のエッジ移動に対してコンターパターンの変動が大きいため、反復処理を継続しても例えば図4(c)と図4(e)の状態を繰り返すことになる。そのため、図4に示す例では、領域A又は領域Bをエッジ移動量が安定しない(又は収束しない)領域としてホットスポット情報として登録する。そして、ステップS8のワイヤリペアステップにおいて例えばレイアウトパターンGpb1とレイアウトパターンGpb2との距離を大きくし、OPC処理におけるパターンの収束性を向上させる。
また、図5に示す例では、レイアウトパターンGpc1と、レイアウトパターンGpc1の辺と対向する短辺を有するレイアウトパターンGpc2、Gpc3と、が配置される(図5(a))。そして、エッジ移動ステップにおいて、図5(a)に示すレイアウトパターンに対してエッジの移動を行った場合のレイアウトパターンの概略図を図5(b)に示す。図5(b)に示す概略図は、レイアウトパターンGpc1〜Gpc3に対応するOPCパターンOpc1〜Opc3を示した。そして、図5(b)に示したOPCパターンOpc1〜Opc3に対して結像位置を算出した場合に算出されるコンターパターンCpc1〜Cpc3を図5(c)に示す。図5(c)に示すように、この場合、コンターパターンCpc2、Cpc3の長手方向のパターン長が光学近接効果により拡大し、コンターパターンCpc1においてコンターパターンCpc2、Cpc3と近接する部分のパターン幅が広くなる(領域C)。この領域Cでは、コンターパターンCpc2、Cpc3とコンターパターンCpc1との距離が近くなる。また、コンターパターンCpc2、Cpc3は長手方向においてレイアウトパターンGpc2、Gpc3よりも長いパターン長となる(領域C)。そのため、次の反復処理では、OPCパターンOpc2、Opc3においてOPCパターンOpc1に対向する辺を長手方向に後退させる。
図5(d)に、2回目の反復処理においてエッジ移動処理がなされた場合のOPCパターンOpc4〜Opc6の概略図を示す。そして、図5(d)に示したOPCパターンOpc4〜Opc6に対して結像位置を算出した場合に算出されるコンターパターンCpc4〜Cpc6を図5(e)に示す。図5(e)に示すように、この場合、コンターパターンCpc5、Cpc6の長手方向のパターン長が光学近接効果により縮小し、コンターパターンCpc4との距離が遠くなる(領域D)。また、コンターパターンCpc5、Cpc6は長手方向においてレイアウトパターンGpc2、Gpc3よりも短いパターン長となる(領域D)。更に、コンターパターンCpc4においてコンターパターンCpc4、Cpc5と近接する部分のパターン幅が狭くなる(領域D)。この領域Dでは、コンターパターンCpc5、Cpc6とコンターパターンCpc4との距離が遠くなる。そのため、次の反復処理では、コンターパターンCpc4、Cpc5とレイアウトパターンGpc2、Gpc3との誤差を小さくするために再度OPCパターンOpc5、Opc6の長手方向の長さを長くする。
しかし、OPCパターンOpc5又はOPCパターンOpc6の長手方向のエッジ移動に対してコンターパターンの変動が大きいため、反復処理を継続しても例えば図5(c)と図5(e)の状態を繰り返すことになる。そのため、図5に示す例では、領域C又は領域Dをエッジ移動量が安定しない(又は収束しない)領域としてホットスポット情報として登録する。そして、ステップS8のワイヤリペアステップにおいて例えばレイアウトパターンGpc1とレイアウトパターンGpc2、Gpc3との距離を大きくし、OPC処理におけるパターンの収束性を向上させる。
図4、5において説明したレイアウトパターンにおける結像位置と理想回路パターン(例えば、レイアウトパターンOpb1、Opb2又はレイアウトパターンGpc1〜Gpc3)のエッジ位置との誤差と処理の反復回数との関係を図6に示す。図6に示すように、図4、5に示す例では、反復回数が増加しても誤差量が小さくならず、誤差量自体も収束しない。つまり、図4、5に示すレイアウトパターンでは領域A〜Dがホットスポット情報としては抽出される。
また、ホットスポット情報が抽出されるレイアウトパターンの別の例を図7に示す。図7に示す例では、レイアウトパターンGpd1〜Gpd4を有する。レイアウトパターンGpd1、Gpd2は図面横方向に延在するパターンである。また、レイアウトパターンGpd3、Gpd4は、レイアウトパターンGpd1、Gpd2に挟まれ、かつ、短辺が対向するパターンである。
そして、エッジ移動ステップにおいて、図7(a)に示すレイアウトパターンに対してエッジの移動を行った場合のレイアウトパターンの概略図を図7(b)に示す。図7(b)に示す概略図は、レイアウトパターンGpd1〜Gpd4に対応するOPCパターンOpd1〜Opc4を示した。そして、図7(b)に示したOPCパターンOpd1〜Opd3に対して結像位置を算出した場合に算出されるコンターパターンCpd1〜Cpd4を図7(c)に示す。図7(c)に示すように、この場合、コンターパターンCpd2、Cpd3の長手方向のパターン長が光学近接効果により短縮する(領域E)。この領域Eでは、コンターパターンCpd3、Cpd4と距離が遠くなる。また、コンターパターンCpd3、Cpd4は長手方向においてレイアウトパターンGpd3、Gpd4よりも長いパターン長となる(領域E)。そのため、次の反復処理では、OPCパターンOpd3、Opd4の距離が近くなるようにエッジ位置を変更する。
図7(d)に、2回目の反復処理においてエッジ移動処理がなされた場合のOPCパターンOpd1〜Opd4の概略図を示す。図7(d)に示すように、図7に示す例では、本来であれば2回目の反復処理においてOPCパターンOpd3、Opd4の距離を近づけなければならないが、レチクル製造の最小配線間隔Dに起因してこの距離を近づけることができない。そのため、図7(e)に示すように、OPCパターンOpd1〜Opd4に対して結像位置を算出した場合に算出されるコンターパターンCpd1〜Cpd4は、図7(c)で示したコンターパターンと同じものとなる。従って、その後反復処理を継続しても、コンターパターンCpd3、Cpd4の距離は近くならない。このような場合においても、本実施の形態にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法では、ステップS7のリソグラフィ欠陥箇所の抽出ステップにおいて、誤差情報の値から領域Eをホットスポットとして抽出する。なお、図7に示す例では、ステップS8のワイヤリペアステップにおいて、レイアウトパターンGpd3、Gpd4の距離が遠くなるようにパターンを修正する。
図7において説明したレイアウトパターンにおける結像位置と理想回路パターン(例えば、レイアウトパターンOpd1〜Opd4)のエッジ位置との誤差と処理の反復回数との関係を図8に示す。図8に示すように、図7に示す例では、反復回数が増加しても誤差量は収束するものの、誤差量が小さくならない。
ここで、上記において説明した半導体装置の製造不良箇所の予測方法をハードウェアにて実現した場合について説明する。本実施の形態にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法を実現する製造不良箇所予測装置20のブロック図を図9に示す。図9に示すように、製造不良箇所予測装置20は、OPC前処理部21、ホットスポット情報生成部22、ワイヤリペア部23、OPC処理部24を有する。なお、ワイヤリペア部23及びOPC処理部24は、製造不良箇所予測装置20とは異なる装置として実装されていても構わない。また、製造不良箇所予測装置20は、表示装置10、入力装置11、記憶装置30と接続される。
表示装置10は、製造不良箇所予測装置20を操作するためのインタフェースを表示する。入力装置11は、ユーザーが製造不良箇所予測装置20を操作するための入力インタフェースである。記憶装置30は、製造不良箇所予測装置20に与えるデータ及び製造不良箇所予測装置20が出力するデータを格納する。
OPC前処理部20は、サイト生成部25、エッジ移動処理部26、エッジ結像位置算出部27、誤差チェック部(例えば、EPEチェック部)28、終了判定部29を有する。サイト生成部25は、図1のステップS2のサイト生成ステップを実行するものである。より具体的には、サイト生成部25は、記憶装置30からGDSデータを読み出し、読み出したGDSデータに対してサイトを設定する。
エッジ移動処理部26は、図1のステップS3のエッジ移動ステップを実行するものである。より具体的には、サイト生成部25が記憶装置30から読み出したGDSデータに含まれるレイアウトパターンのエッジを所定のルールに基づき移動させる。そして、エッジ移動処理部26は、反復処理毎にエッジ移動量情報を記憶装置30に蓄積する。
エッジ結像位置算出部27は、図1のステップS4のエッジ結像位置算出ステップを実行する。より具体的には、エッジ移動部26が生成した移動後のエッジの半導体基板上における結像位置の座標情報を算出する。また、このエッジ結像位置算出部27は、サイト生成部27が設定したサイト上の座標情報を計算する。
EPEチェック部28は、図1のステップS5の誤差チェックステップを実行するものである。より具体的には、EPEチェック部28は、サイト上の結像位置とレイアウトパターンのエッジ位置との誤差を算出し、算出された誤差を誤差情報として出力する。なお、この結像位置とレイアウトパターンのエッジ位置は同一のサイト上に位置するものとする。EPEチェック部26は、算出した誤差情報を反復処理毎に記憶装置30に蓄積する。
終了判定部29は、図1のステップS6のOPC前処理の終了判定ステップを実行するものである。より具体的には、終了判定部29は、誤差チェック部28が出力する誤差情報と反復処理回数の少なくとも一方の情報に基づき、OPC前処理部21の反復処理を継続するか否かを判断する。なお、本実施の形態では、終了判定部29は、反復処理回数により終了判定を行う構成とした。
ホットスポット情報生成部22は、図1のステップS7のリソグラフィ欠陥箇所抽出ステップを実行する。より具体的には、ホットスポット情報生成部22は、エッジの移動量情報及び誤差情報の少なくとも一方を用いてリソグラフィの欠陥が発生する可能性の高い箇所を予測し、予測された箇所をホットスポット情報として出力する。そして、ホットスポット情報は、記憶装置30に記憶される。
ワイヤリペア部23は、図1のステップS8のワイヤリペアステップを実行するものである。より具体的には、ワイヤリペア部23は、記憶装置30からホットスポット情報及びGDSデータを読み出し、ホットスポット情報に含まれる危険予測箇所に相当するGDSデータのレイアウトパターンを修正する。そして、ワイヤリペア部23は、修正を施したGDSデータを修正後GDSデータとして記憶装置30に格納する。
OPC処理部24は、図1のステップS9のOPC処理ステップを実行するものである。より具体的には、OPC処理部24は、上記のOPC前処理部21を用いてOPC後GDSデータを生成し、このOPC後GDSデータに対してリソグラフィシミュレーション及びルールチェックを行う。つまり、OPC処理部24は、リソグラフィシミュレーションとルールチェックを行うのみである。また、OPC処理ステップ(ステップS9)の処理は、OPC前処理部21及びOPC処理部24により実現される。
このように本実施の形態にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法は、処理の各フローをハードウェアに実行させることで実現できる。このとき、製造不良箇所予測装置20の各ブロックは、それぞれ演算を行うが、この演算をCPU(Central Processing Unit)等の汎用演算回路に行わせることもできる。汎用演算回路を用いる場合、演算回路に対して半導体装置の製造不良箇所の予測方法の各処理フローを実行させる予測プログラムを演算回路にて実行する。そして、予測プログラムに基づき演算回路及び記憶装置30を動作させることで本実施の形態に半導体装置の製造不良箇所の予測方法をハードウェア上に搭載されたプログラムにより実現することができる。
上記説明より、本実施の形態にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法では、OPC前処理においてOPCパターンの外形を求めるエッジ移動ステップ(ステップS3)で出力されるエッジ移動量情報、あるいは、誤差チェックステップ(ステップS5)で出力される誤差情報に基づき製造不良(リソグラフィ不良)の発生の可能性が高い箇所を予測することができる。このOPC前処理では、光学近接効果による結像パターンのずれの算出をサイト上の座標に対してのみ行う。つまり、OPC前処理では、コンターパターンが生成されない。しかしながら、本実施の形態にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法では、少ない計算量で半導体装置の製造不良箇所の危険性が高い箇所(ホットスポット)を予測することができる。また、短い時間でホットスポットを予測することができることから、本実施の形態にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法は、設計工程の時間を短縮することができる。
この設計工程の時間短縮の効果は、回路が高密度に集積され、複雑なレイアウトパターンを有する半導体装置の設計において非常に顕著なものとなる。例えば、複雑なレイアウトパターンでは、ホットスポット情報に基づきレイアウトパターンを一度修正しても、更に別の箇所でホットスポットが形成される場合がある。このような場合、複数回のホットスポットの予測及びその修正が必要になる。そのため、複雑なレイアウトパターンを有する半導体装置を設計する場合に、ホットスポットの予測回数が増加すると設計工程にかかる時間が膨大になる場合がある。このような場合に本実施の形態にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法を用いることで、複数回のホットスポット予測のそれぞれの回の時間を短縮することができるため、設計工程の時間短縮の効果をより顕著に得ることができる。
また、本実施の形態にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法では、予測されたホットスポット情報に基づきGDSデータを修正し、リソグラフィ不良の発生が予測される箇所を修正する。これにより、修正後GDSデータに基づき生成されるOPC後GDSデータに基づき形成される半導体装置のリソグラフィ不良を回避することができる。
また、本実施の形態にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法では、ホットスポットの予測に用いられる情報をOPC処理に含まれるOPC前処理の処理フローを用いて生成する。つまり、本実施の形態にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法を実現するために、新たな処理フローを追加することがない。従って、本実施の形態にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法は、他のOPC処理の高速化方法に比べて実現が容易である。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
実施の形態1にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測方法の処理を示すフローチャートである。 ホットスポットが発生しないレイアウトパターンの例である。 図2に示すレイアウトパターンにおける誤差の収束状態を示すグラフである。 ホットスポットが発生するレイアウトパターンの第1の例である。 ホットスポットが発生するレイアウトパターンの第2の例である。 図4、5に示すレイアウトパターンにおける誤差の収束状態を示すグラフである。 ホットスポットが発生するレイアウトパターンの第3の例である。 図7に示すレイアウトパターンにおける誤差の収束状態を示すグラフである。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造不良箇所の予測装置のブロック図である。 特許文献1に記載の半導体装置の製造不良箇所の予測方法の処理を示すフローチャートである。 特許文献1に記載の半導体装置の製造不良箇所の予測方法の処理を示すフローチャートのうちオンシリコン予測フローの詳細を示す図である。
符号の説明
10 表示装置
11 入力装置
20 製造不良箇所予測装置
21 OPC前処理部
22 ホットスポット情報生成部
23 ワイヤリペア部
24 OPC処理部
25 サイト生成部
26 エッジ移動処理部
27 エッジ結像位置算出部
28 EPEチェック部
29 終了判定部
30 記憶装置
Si1〜Si8 サイト
Gpa1、Gpb1、Gpb2 レイアウトパターン
Gpc1〜Gpc3、Gpd1〜Gpd4 レイアウトパターン
Opa1、Opb1〜Opb3 OPCパターン
Opc1〜Opc6、Opd1〜Opc4 OPCパターン
Cpa1、Cpa1〜Cpa3 コンターパターン
Cpc1〜Cpc6、Cpd1〜Cpc4 コンターパターン

Claims (18)

  1. 半導体装置の製造工程のうちの露光工程における光学的なパターンのずれに起因する半導体装置の製造不良箇所の予測方法であって、
    半導体基板上に形成される回路のデータに基づき生成された第1のレイアウトデータのレイアウトパターンの所定の位置にサイトを設定するサイト生成ステップと、
    前記レイアウトパターンのエッジを所定のルールに基づき移動させるエッジ移動ステップと、
    前記サイト上の移動後のエッジに対応する結像位置を算出する結像位置算出ステップと、
    前記サイト上の前記結像位置と前記レイアウトパターンのエッジとの誤差を算出し、算出された誤差を誤差情報として記憶する誤差チェックステップと、を複数回数反復処理し、
    前記誤差情報に基づき前記第1のレイアウトデータにおいて前記結像位置が不安定な箇所を抽出し、抽出された箇所を製造不良の危険性が高い領域として予測する半導体装置の製造不良箇所の予測方法。
  2. 前記誤差情報は、前記反復処理の一反復処理毎に算出される誤差情報を蓄積した情報である請求項1に記載の半導体装置の製造不良箇所の予測方法。
  3. 前記エッジ移動ステップは、前記反復処理の一反復処理毎に算出されるエッジ移動量情報を反復処理毎に蓄積する請求項1に記載の半導体装置の製造不良箇所の予測方法。
  4. 前記サイトは、前記レイアウトパターンのエッジ位置とエッジ移動ステップにおいて移動されたエッジ位置と前記結像位置とを横切る直線情報であって、
    前記結像位置算出ステップでは、前記サイトと前記エッジ移動ステップにおいて移動されたエッジ位置との交点座標を前記結像位置として算出し、
    前記誤差チェックステップでは、前記サイトと前記レイアウトパターンのエッジ位置との交点座標と前記結像位置との誤差を算出する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造不良箇所の予測方法。
  5. 前記製造不良の危険性が高い領域は、前記誤差情報と前記エッジ移動ステップにおいて出力されるエッジ移動量情報の少なくとも一方に基づき求められる請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造不良箇所の予測方法。
  6. 前記半導体装置は、第3のレイアウトデータに基づき製造されるものであって、前記第3のレイアウトデータは、前記予測の結果に基づき前記第1のレイアウトデータのレイアウトパターンを補正して生成される第2のレイアウトデータに対して光学近接補正処理を行い生成される請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造不良箇所の予測方法。
  7. 半導体装置の製造工程のうちの露光工程における光学的なパターンのずれに起因する半導体装置の製造不良箇所の予測する予測装置であって、
    半導体基板上に形成される回路のデータに基づき生成された第1のレイアウトデータのレイアウトパターンの所定の位置にサイトを設定するサイト生成部と、
    前記レイアウトパターンのエッジを所定のルールに基づき移動させるエッジ移動部と、
    前記サイト上の移動後のエッジに対応する結像位置を算出する結像位置算出部と、
    前記サイト上の前記結像位置と前記レイアウトパターンのエッジとの誤差を算出し、算出された誤差を誤差情報として出力する誤差チェック部と、
    前記誤差情報に基づき前記第1のレイアウトデータにおいて前記結像位置が不安定な箇所を抽出し、抽出された箇所を製造不良の危険性が高いホットスポット領域として抽出するホットスポット情報生成部と、
    を有する半導体装置の製造不良箇所の予測装置。
  8. 前記誤差チェック部が出力する前記誤差情報と反復処理回数の少なくとも一方の情報に基づき、前記エッジ移動部、前記結像位置算出部及び前記誤差チェック部による反復処理を継続するか否かを判断する終了判定部を有する請求項7に記載の半導体装置の不良箇所の予測装置。
  9. 前記誤差情報は、前記反復処理の一反復処理毎に算出される誤差情報を蓄積した情報である請求項8に記載の半導体装置の製造不良箇所の予測方法。
  10. 前記エッジ移動部は、前記反復処理の一反復処理毎に算出されるエッジの移動量情報を反復処理毎に蓄積する請求項8に記載の半導体装置の製造不良箇所の予測方法。
  11. 前記サイトは、前記レイアウトパターンのエッジ位置とエッジ移動ステップにおいて移動されたエッジ位置と前記結像位置とを横切る直線情報であって、
    前記結像位置算出部は、前記サイトと前記エッジ移動ステップにおいて移動されたエッジ位置との交点座標を前記結像位置として算出し、
    前記誤差チェック部では、前記サイトと前記レイアウトパターンのエッジ位置との交点座標と前記結像位置との誤差を算出する請求項7乃至10のいずれか1項に記載の半導体装置の製造不良箇所の予測装置。
  12. 前記半導体装置上に形成される回路パターンに対応した第3のレイアウトデータを生成するOPC処理部を有し、
    前記OPC処理部は、前記ホットスポット情報に基づき前記第1のレイアウトデータのレイアウトパターンを補正して生成される第2のレイアウトデータに対して光学近接補正処理を行い前記第3のレイアウトパターンを生成する請求項7乃至11のいずれか1項に記載の半導体装置の製造不良箇所の予測装置。
  13. 記憶装置と演算装置とを備えたコンピュータ上で動作し、半導体装置の製造工程のうちの露光工程における光学的なパターンのずれに起因する半導体装置の製造不良箇所を予測する予測プログラムであって、
    前記半導体装置の回路のデータに基づき生成された第1のレイアウトデータを前記記憶装置から読み出し、前記第1のレイアウトデータのレイアウトパターンの所定の位置にサイトを設定するサイト生成ステップと、
    前記レイアウトパターンのエッジを所定のルールに基づき移動させるエッジ移動ステップと、
    前記サイト上の移動後のエッジに対応する結像位置を算出する結像位置算出ステップと、
    前記サイト上の前記結像位置と前記レイアウトパターンのエッジとの誤差を算出し、算出された誤差を誤差情報として記憶する誤差チェックステップと、を前記演算装置に実行させ、
    前記演算装置において、前記誤差情報に基づき前記第1のレイアウトデータにおいて前記結像位置が不安定な箇所を抽出し、抽出された箇所を製造不良の危険性が高い領域として予測する半導体装置の製造不良箇所の予測プログラム。
  14. 前記誤差チェックステップにおいて出力される前記誤差情報及び反復回数の少なくとも一方の情報に基づき、前記エッジ移動部、前記結像位置算出部及び前記誤差チェック部による反復処理を継続するか否かを判断する終了判定ステップを前記演算装置に実行させる請求項13に記載の半導体装置の不良箇所の予測プログラム。
  15. 前記誤差情報は、前記反復処理の一反復処理毎に算出される誤差情報を蓄積した情報である請求項14に記載の半導体装置の製造不良箇所の予測プログラム。
  16. 前記エッジ移動ステップは、前記反復処理の一反復処理毎に算出されるエッジ移動量情報を反復処理毎に蓄積する請求項14に記載の半導体装置の製造不良箇所の予測プログラム。
  17. 前記サイトは、前記レイアウトパターンのエッジ位置とエッジ移動ステップにおいて移動されたエッジ位置と前記結像位置とを横切る直線情報であって、
    前記結像位置算出ステップでは、前記サイトと前記エッジ移動ステップにおいて移動されたエッジ位置との交点座標を前記結像位置として算出し、
    前記誤差チェックステップでは、前記サイトと前記レイアウトパターンのエッジ位置との交点座標と前記結像位置との誤差を算出する請求項12乃至15のいずれか1項に記載の半導体装置の製造不良箇所の予測プログラム。
  18. 前記半導体装置上に形成される回路パターンに対応した第3のレイアウトデータを生成するOPC処理ステップを前記演算装置に実行させ、
    前記OPC処理ステップにおいて、前記ホットスポット情報に基づき前記第1のレイアウトデータのレイアウトパターンを補正して生成される第2のレイアウトデータに対して光学近接補正処理を行い前記第3のレイアウトパターンを生成する請求項12乃至16のいずれか1項に記載の半導体装置の製造不良箇所の予測プログラム。
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