JP2006292941A - 光近接効果補正方法およびその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光近接効果補正の精度を高める。
【解決手段】本OPC方法は、マスクパターンを被転写物に転写して得られるパターンをシミュレーションにより予測し、シミュレーションの予測パターン(シミュレーション値)と、マスクパターンを前記被転写物に実際に転写して得られる実パターンとの差からシミュレーション誤差ΔFを求める。予測パターンの理想(設計)パターンからのずれ量ΔPから光近接効果の第1補正成分(OPC補正量)を求め、当該第1補正成分にシミュレーション誤差に応じた第2補正成分(ΔF/MEEF)を付加して補正量を算出する。そして、算出された補正量によってマスクパターンを得るためのマスクデータを補正する。
【選択図】図4

Description

本発明は、光近接効果補正を、マスクパターンを得るためのマスクデータに対して行う光近接効果方法と、その装置に関する。
近年VLSI製造において、微細化工技術を担う光リソグラフィ技術向上の重要性は益々高まってきている。ITRS(The International Technology Roadmap for Semiconductors)はDRAMハーフピッチ45nmまでは、露光波長193nmと液浸露光技術と、強い超解像技術(たとえばAlternating Phase Shift Mask(AltPSM))の併用も不可欠であるとして解像度向上のための開発の重要性を示唆している(非特許文献1)。
それと同時に、ターゲット線幅が露光波長より小さくなっている近年で、設計パターンを忠実にウェハ上に転写させるマスクパターン補正技術も不可欠となっている。それは一般的に光学的近接効果補正(Optical Proximity Correction、以下ではOPCと称する)技術として知られおり、OPC技術開発の重要性も益々高まってきている。
一般的に、OPC技術は、ルールベースの技術とモデルベースの技術に分類できる。ルールベースの技術では、たとえばある幾何的形状が他の形状の存在下で、ある臨界距離内で使用されているといった予め指定されたパターン箇所が検出された場合、当該パターン箇所に対して所定の補正が行われる。モデルベースの技術では様々なモデル、たとえば近似的物理モデルを使用して、コンピュータシミュレーションによって補正量が算出される。
一方、ルールベースの技術では、線幅とスペースで構成される補正テーブルに基づいて線幅を補正する。
一般的に180nmノードのVLSIデバイスからOPC技術が導入され、当初はルールベースOPCが主流とされていたが、90nmノード以下のVLSIデバイスの回路パターンではパターン回路の幾何的形状の複雑さ、煩雑さからルールベースOPCでは現実的なルールを見出すことが非常に困難になっている。このため、コンピュータシミュレーションを前提としたモデルベースOPCが不可欠になってきている。
モデルベースOPCに使用されるコンピュータシミュレーションは大規模なフルチップエリアに対応しなければならず、厳密な物理計算を前提とするとデータ処理速度、処理時間が共に現実的でなくなる。このため、高速計算に適したKernel等の近似的な関数を用いたシミュレーションが一般的である(非特許文献2参照)。
以下に述べるモデルベースOPCのコンピュータシミュレーションは、この技術を前提としたものである。
まず、モデルベースOPCで用いられるシミュレーションモデルの説明を行う。
シミュレーションモデルは一般的に光学モデル(露光波長、レンズ開口数(NA)、レンズ絞り(σ)、レンズ収差(デフォーカス)等)を決定する部分と、レジストプロセスまたはエッチングプロセスを決定するプロセスモデルの部分とに大別される。
前者の光学モデルは主に露光条件により決定されるもので、デフォーカス項を実験データと合わせるフィッティングの際に、通常、露光波長、NA等の光学パラメータは固定されたモデルである。
一方、後者のプロセスモデルは主に実験データを元に決定(フィッティング)されるモデルであり、たとえば化学増幅型レジスト中の酸拡散等の複雑な挙動により形成されるレジスト形状を、たとえばガウスタイプのカーネルと称する関数で近似的に表現させるモデルである。ここで述べている「フィッティング」とは図形フォーマット(たとえばGDS(Graphic Data System)フォーマット)をマスクパターンとして入力し、光学モデル(デフォーカス項)とプロセスモデルを実験値と一致するように各パラメータを調節していくことである。ここで作成したシミュレーションモデルを元にモデルベースOPCが実施される。
このようにモデルベースOPCは作成したシミュレーションモデルから出来上がりパターン形状(寸法)を予測して補正を行っていくものである。したがって、精度が高いOPCを実現させるためには、精度が高く、計算結果(シミュレーション値)が実験値とよく一致しているシミュレーションモデルの作成が不可欠となっている。シミュレーションモデルとして、たとえば光強度分布の傾きや光強度分布の最大値を引数パラメータにモデリングを行う手法など、発展的なモデリング技術も提案されている(前記非特許文献2参照)。
"2004 Update Tables Lithography" (http://www.itrs.net/Common/2004Update/2004Update.htm) N. B. Cobb, "Fast Optical and Process Proximity Correction Algorithms for Integrated Circuit Manufacturing", PhD thesis, California University, 1998.
前述したようにOPCのシミュレーションモデルは実験値とフィティングが前提となっていることから、実験値とシミュレーション値との乖離(以下、フィッティング誤差と称する)が生じた場合、フィッティング誤差がそのままOPC誤差としてリソグラフィ特性を低下させる原因となる。
たとえば、あるライン&スペース(L/S)パターンでOPCターゲット寸法が120nmである場合、そのパターンのフィッティング誤差(シミュレーション値から実験値を引いた値)が10nmである場合、OPC時にはシミュレーション上ではターゲット寸法どおり120nmに補正された場合でも、実際の寸法は110nmとなってしまうことになる。
これは、先に触れた発展的なモデリング技術を適用した場合でも同様である。つまり、この発展的なモデルリング技術によりフィッティング誤差を少なくすることはできるかもしれないが、様々なパターンのフィッティング誤差を“0”とする、または“0”に近づけていくことはしばしば困難である。とくに65nmノード以下のゲートパターンではOPC誤差が数nm程度しか許されない場合もあり、その場合のフィッティング誤差は致命的になりうる。
OPCシミュレーションモデルで実験値とシミュレーション値との間に乖離が生じる主な原因は、シミュレーションモデルが厳密な物理モデルを表現しているわけではなく、あくまでも近似的な関数で表現させているためである。とくにOPCに使用するシミュレーションモデルはチップ単位の大規模シミュレーションに対応させなければならないため、たとえばマスクやレジストの高さ方向(幅と直交する方向)を考慮した厳密な三次元シミュレーションなどはデータ処理速度および時間等の点から到底現実的ではない。したがって、代用として先に述べた簡易的なパラメータや関数を用いたシミュレーションアルゴリズムでモデリングする手法をとらなくてはならないことが、前述した実験値とシミュレーション値と乖離が生じる主な原因である。
図14はマスクのライン幅が140nm、スペース幅が100〜820nmまで振られたスルーマスクのピッチパターンについて、そのフィッティング誤差の一例を示すものである。
モデリングツールは大規模なフルチップエリアに対応した一般的な市販のモデリングツールで、高速計算に適したKernel Convolutionの手法を適用している(非特許文献2参照)。ここでの光源波長は193nm、レンズ開口数(NA)は0.75、コヒーレンスファクタ(σout/σin)は0.85/0.56である。
図14で黒丸および実線が実験値を、白丸および点線がシミュレーション値を表している。
図15は、図14の各点における実験値、シミュレーション値およびフィッティング誤差(シミュレーション値から実験値を引いた値)を示す図表である。
たとえばスペース寸法100、320、420nmではフィッティング誤差(シミュレーション値から実験値を引いた値の絶対値)は8nm以上となっている。したがって、たとえば図15のシミュレーション値を元にOPC補正量を求め、このOPC補正量を元のパターン寸法に付加したものをターゲット寸法としてOPCを行った場合、スペース100、320、420nmでは実質8nm以上の実験値とシミュレーション値の差分(OPC誤差)が生じることになる。これは、OPC補正量に潜在的にフィッティング誤差が含まれており、それを基にOPCを行っても、フィッティング誤差成分がOPC誤差に含まれたまま残るためである。そして、OPCバジェット(OPCの最大許容誤差量)がたとえば8nm以下を要求されている場合はそのバジェットを満たすことができないことになる。
本発明が解決しようとする課題は、光近接効果補正の精度を、処理速度を落とすことなく高めることである。
本発明に係る光近接効果補正方法は、マスクパターンを被転写物に転写して得られるパターンをシミュレーションにより予測するステップと、前記シミュレーションの予測パターンと、前記マスクパターンを前記被転写物に実際に転写して得られる実パターンとの差からシミュレーション誤差を求めるステップと、前記予測パターンの理想パターンからのずれ量から光近接効果の第1補正成分を求め、当該第1補正成分に前記シミュレーション誤差に応じた第2補正成分を付加して補正量を算出するステップと、前記算出された補正量によって前記マスクパターンを得るためのマスクデータを補正するステップと、を有する。
本発明は好適に、前記第2補正成分(ΔP2)は、前記シミュレーション誤差(ΔF)、レジストパターンと前記理想パターンとの誤差(ΔCDr)、前記マスクパターンと前記理想パターンとの誤差(ΔCDm)および転写倍率(M)を用いて、
ΔP2=ΔF/MEEF、および、
MEEF=(ΔCDr×M)/ΔCDm
の式から算出する。
本発明は好適に、前記マスクパターン内でパターン転写精度が所定レベルより低い箇所を検出するステップを、さらに有し、前記検出したパターン転写精度が低い箇所に対して前記第2補正成分を含む前記補正量を発生させ、他の箇所に対しては前記第1補正成分を、前記マスクデータ補正時の補正量として用いる。
さらに好適に、レジストパターンと前記理想パターンとの誤差を(ΔCDr)、前記マスクパターンと前記理想パターンとの誤差を(ΔCDm)、転写倍率を(M)としたときに、次式、すなわち、
MEEF=(ΔCDr×M)/ΔCDm
から得られるMEEFの値の大きさに応じて、前記パターン転写精度の大小を検査する。
本発明に係る光近接効果補正装置は、マスクパターンを被転写物に転写して得られるパターンをシミュレーションにより予測する予測計算部と、前記シミュレーションの予測パターンと、前記マスクパターンを前記被転写物に実際に転写して得られる実パターンとの差からシミュレーション誤差を求め、前記予測パターンの理想パターンからのずれ量から光近接効果の第1補正成分を求め、当該第1補正成分に前記シミュレーション誤差に応じた第2補正成分を付加して補正量を算出する演算手段と、前記算出された補正量によって前記マスクパターンを得るためのマスクデータを補正するマスクデータ補正部と、を有する。
本発明によれば、処理速度が速いがシミュレーション誤差が大きなモデルベースのシミュレーションを用いた場合でも、シミュレーション誤差の影響を排除または低減し、より高精度な光近接効果補正が可能になるという利点がある。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して述べる。
図1は、本実施形態で用いることが可能なモデルベースのOPC(光近接効果補正)装置の構成または処理を示すブロック図である。
図解したOPC装置は、そのOPC処理部1に、OPC設定ブロック(a)、OPCモデルブロック(b)、OPCブロック(c)およびOPC検証ブロック(d)を有する。また、入力するマスクデータをOPC補正して出力するOPC補正部2、各種パラメータ等を保管するテーブル3、および、各部を制御しOPCに関する所定の演算を実行するするマイクロコンピュータ(μ−com.)等の演算手段4を有する。
この図1に示すOPC処理部1の機能、OPC補正部2の機能ならびに演算手段4のOPCに関する演算の機能は、ハードウエアとして実現してもよいが、通常、それぞれのブロックがコンピュータ(またはコンピュータベースの処理装置)によって実行される手順の大まかな集合として実現される。この場合、各ブロック内のステップが、演算手段4に保持されているプログラム上の機能として実現可能である。なお、これらの各ブロック(処理ブロック)の機能は、以下の処理手順の説明によって明らかにする。
最初に、OPCの概要について説明する。
図2に、設計パターン(以下、ターゲットパターンという)Pにおける補正セグメントサイズ(SS)と評価点(シミュレーションポイント)とを示す。ここで「補正セグメントサイズ」とは、パターン輪郭を等間隔に分割して形成された、補正を行う単位(間隔)をいう。
ターゲットパターンPのエッジを等間隔(補正セグメントサイズ(SS))で分割し、各々の中心点を評価点とする。したがって、評価点ピッチが補正セグメントサイズ(SS)となる。
この補正セグメントサイズ(SS)および評価点の設定は図1に示すOPC設定ブロック(a)にて実行される。補正セグメントサイズ(SS)は、図1に示す「テーブル3」に予め格納されたものを読み出して用いることができる。このとき、マスク作成上の制限に起因する補正制約も設定する。
また、OPC設定ブロック(a)は、OPC時のターゲットパターンの設定・変更も行う。
OPCパラメータ設定後、図1に示すOPCブロック(c)にてOPCを実行する。
このOPCは図1に示す「予測計算部」としてのOPCブロック(c)が、所定のOPCモデルをOPCモデルブロック(b)から読み出して実行する。OPCモデルは、主に、パターン寸法測長データ(実験値)、光学条件情報(露光波長、レンズ開口数、光学参照半径等)、マスク情報(透過率、位相)、レジストモデル(近似式的情報)、エッチングモデル(近似式的情報)により構成されている。
このとき設定後の補正セグメントサイズ(SS)、評価点および補正制約は、図1に示すOPCブロック(c)に出力され、ここでOPCモデルを元に、OPCのためのシミュレーションが実行される。
補正セグメントサイズ(SS)ごとに、補正制約を考慮しながらシミュレーションを実行し、その結果を、OPC検証ブロック(d)に出力する。
OPC後は、図1に示すOPC検証ブロック(d)にて、正しく補正されたか検証するため、OPCモデルを基にOPCの検証を行う。検証の結果、補正後のパターンが目標や要求通りに収まっているならばOPCは終了し、収まっていない場合は補正パターンの幅を修正し再度、シミュレーションと検証を繰り返す。
そして、以上の操作を目標値が得られるまで繰り返す。
このOPCと検証の詳細を、図3を用いて更に説明する。
OPCでは、先ず、上記OPC設定ブロック(a)で設定した評価点においてターゲットパターンPの形状(寸法)をシミュレーションにより予測する。
図3(A)に、このとき得られた仕上がりイメージ(シミュレーション値をプロットしたパターンイメージ)を示す。このとき、仕上がりイメージのライン幅(以下、シミュレーション値とターゲットパターンPとの誤差(以下、「OPC誤差」という)ΔPが存在する。
つぎに、そのOPC誤差ΔPを最大1倍程度の倍率に変換した量を補正サイズとする。この補正サイズが、本発明における「第1補正成分」に相当する。
図3(B)に示すように、図1のOPC設定ブロック(a)で設定したエッジ分割の箇所に補正パターンHP(幅が補正サイズに相当)を発生させる。ただし、補正パターンHPを発生させた結果、上記OPC設定ブロック(a)で設定した補正制約に該当してしまう場合は補正パターンHPの発生は行わない。
これをすべての評価点、分割位置で行い、OPCの1サイクルが終了する。
そして再度、評価点において出来上がりパターン形状(寸法)を予測し(図3(A))、その結果から必要に応じて、補正パターンHPの幅を修正し、これをエッジ分割単位で繰り返し行う。この繰り返す回数は予め指定する。
そして、図1に示すOPC検証ブロック(d)にて、全ての(あるいは殆どの)エッジ分割位置で、所望の目標が達成されたと判断されると、処理を終了する。
ところが前述したように、OPCモデルが近似関数を実験値でフィッティングして形成されたものであることから、そのフィッティング誤差により、仕上がりイメージとターゲットパターンPとのOPC誤差ΔPが一定以上小さくならない(収束しない)場合がある。これは、OPCモデル(シミュレーションモデル)が、大規模LSI回路パターンの高速処理のため、厳密な物理モデルではなく簡易な近似的関数で表現されていることに起因する。
本実施の形態では、この処理の高速化を損ねることなく誤差修正するために、以下の方法をとる。
上記OPC誤差ΔPがある程度大きいことが、OPC検証ブロック(d)または演算手段4で検出されると、そこから、当該OPC誤差ΔPを含むターゲット修正情報がOPC設定ブロック(a)に出力され、ここでOPCのターゲットが変更される。
このターゲットの変更は、ターゲットパターンPを修正してもよいし、既に補正パターンHPが発生している場合は、これと同じ効果を得るために既存の補正パターンHPに一定のオフセットとして付加してもよい。
以後、OPCブロック(c)にてOPCモデルを使用してシミュレーションを行うと、上記OPC誤差ΔPが補正された結果が得られる。
以下、ターゲットパターンPを修正する場合で説明する。
本実施形態において、上記ターゲットパターンPを修正の望ましい方法として、フィッティング誤差をMEEF(Mask Error Enhancement Factor)で割った値を、OPC時のターゲット寸法に加えることでOPCモデル誤差を緩和させたOPCを実現させる方法を提案する。
ここで「フィッティング誤差」は、シミュレーション値から実験値を引いたものである。図1に示すOPC設定ブロック(a)は、そのフィッティング誤差ΔFをOPC検証ブロック(d)から取得する。また、MEEFは、マスク製造時の露光装置の条件等が定まれば、その条件下で実際にマスクパターン転写実験を行えばパターン箇所ごとに一意に得られる。OPC設定ブロック(a)は、このMEEFが予め求められてパターン箇所に関連付けて格納されたテーブル3等から取得する、あるいは、演算手段4で算出したものを取得する。
この場合、図1に示すOPC検証ブロック(d)からは、当該マスクパターンの中から、前述したOPC誤差ΔPが大きな箇所を特定する情報がOPC設定ブロック(a)に出力される。OPC設定ブロック(a)は、MEEFを、たとえばテーブル3から読み出し、またフィッティング誤差ΔFをOPC検証ブロック(d)から取得して、以下の方法で、OPC誤差ΔPが大きな箇所のターゲット寸法TSに修正を加える。
MEEFを式(1)に、修正後のターゲット寸法TSを式(2)に示す。
[数1]
MEEF=(ΔCDr×M)/ΔCDm …式(1)
[数2]
TS=TS0+(ΔF/MEEF) …式(2)
ここで「ΔCDr」はレジストCD誤差、ΔCDmはマスクCD誤差、「M」は転写倍率を表す。マスクCD誤差ΔCDmは、出来上がりマスクパターンのCD(critical dimension)箇所の実測寸法と設計寸法との誤差であり、レジストCD誤差ΔCDrは当該マスクパターンを露光・転写により形成されたレジストパターンの実測寸法と設計寸法とのCD箇所における誤差である。また、転写倍率Mは、一般に、縮小投影型露光装置の場合、その投影倍率に相当する。
これらは、たとえば図1では演算手段4により算出され、テーブル3に予め格納される。その算出の基礎データとなるレジストCD誤差ΔCDrやマスクCD誤差ΔCDmは、マスクやレジストの測長装置から、または、手入力により演算手段4に与えられる。
式(2)の「TS0」は修正前のターゲット寸法であり、OPC設定ブロック(a)が設計パターンデータから取得する。
この手法を、図4(B)に模式的に示す。
図4(A)に示す修正前のターゲット寸法TS0は、図4(B)に示すように修正によってOPC誤差ΔPだけ大きくなる(場合によっては小さくなる)。つまり、図4(A)では、第1補正成分としてOPC補正量のみが設計(理想)パターンに付加されている。
これに対し本手法が適用された図4(B)では、さらに第2補正成分として(ΔF/MEEF)が付加されて、ターゲット寸法TSが規定されている。
このように本手法では、OPCシミュレーションモデルの誤差分(ΔF/MEEF)だけ、OPCのターゲット寸法TSを調整することで、OPCトータルとして誤差を無くすことができる。
本手法はエッチング近接補正(Process Proximity Correction、以下ではPPCと称す)にも適用でき、その場合、式(1)においてΔCDrをΔCDe(エッチング時のCD誤差)に置換する。
また、本手法は、いわゆるタンデム(tandem)補正にも適用できる。
タンデム補正とは、リソグラフィ分の補正をモデルベースで行い、加工(以下、エッチング加工を例とする)分の補正をルールベースで行い、これらを統合する補正である。
より詳細にタンデム補正は、エッチング変換差を用いて、レジスト寸法のOPCのターゲット値にオフセットを付加するものである。ここで「エッチング変換差」とはレジスト寸法から、当該エッチングによりパターンが転写された被転写層の寸法を引いた値をいう。
タンデム補正における一般的な(本発明前の)レジストターゲット寸法TSres.0は、次式(3)により表される。
[数3]
TSres.0=TSetch+ΔPetch …式(3)
ここで「TSetch」はエッチング後のターゲット寸法、「ΔPetch」はエッチング変換差を表す。エッチング変換差ΔPetchは正または負の値をとる。
タンデム補正に本手法を適用することにより得られた、修正後のモデルベースOPCのレジストターゲット寸法TSres.を次式(4)で表す。式(4)内のMEEFは式(1)で表される。
[数4]
TSres.=TSetch+ΔPetch+(ΔP/MEEF)…式(4)
以下、実施例として、空間周波数変調型マスク(レベンソン型位相シフトマスク)を用いた、レジスト寸法のOPCを説明する。
図5に、OPCモデリングの対象パターンを示す。
このパターンは、7本L/Sパターンでパターンのピッチ(Pitch)は190、220、240、260、300、400、500、700nmを用いた。また、シフタ高さ(S.H.)を800nmとした。
モデリングツールは大規模なフルチップエリアに対応するため、高速計算に適したKernel Convolutionの手法を適用したものを使用した。ここでの光源波長は193nm、レンズ開口数(NA)は0.70、コヒーレンスファクタ(σ)は0.30とした。
図6は、OPCモデリング後におけるフィッティング誤差ΔFのパターンのピッチ(Pitch)依存性を示すグラフである。この図6は、各ピッチでシミュレーション値が80nmを示す時の、シミュレーション値と実験値(レジスト寸法)の差分を、パターンのピッチ(Pitch)ごとにプロットしたものである。
図6より、240nm以上のピッチでは±1nmにフィッティング誤差ΔFが収まっているが、190nmピッチにおいては、フィッティング誤差ΔFが−11nmと大きくなっていることがわかる。このことから、パターン寸法80nmをターゲットにOPCを行い、OPC後のパターンを実際のウェハに転写すると、240nm以上のピッチではシミュレーションどおり80±1nmで仕上がっているのに対し、190nmピッチでは約91nmで仕上がることが予想できる。
これを確認するため、同じOPCモデルでレジスト寸法80nmをターゲットに190、260、400、500nmピッチでOPCを行い、実際にOPC後のパターンをウェハに転写し、レジスト寸法を測定してレジスト寸法誤差(出来上がったレジストの寸法と設計寸法との差)とを算出した。
その結果を、図7の図表に示す。図7に示す「差分」は、レジスト寸法誤差のことである。レジスト寸法誤差には、図3(A)に示すOPC誤差ΔPを含む。
図8に、図6と図7の結果を比較したグラフを示す。
図8より、フィッティング誤差ΔFと、OPC後のパターンを転写したレジスト寸法誤差とは、ピッチ(Pitch)に応じてほぼ同じように変化することがわかる。これは、OPC後のレジスト寸法誤差がフィッティング誤差ΔFの影響を強く受けていることを示唆している。つまり、レジスト寸法誤差を主として支配しているのはフィッティング誤差ΔFであることがわかる。これにより、本実施の形態で、第2補正成分として(ΔF/MEEF)だけターゲット寸法TSを補正することが有効であることが明らかとなった。
本ケースは190nmピッチでフィッティング誤差が大きく(−11nm)、このような箇所で補正を強くかけることが重要である。
本例では、これを改善させるために前述した式(2)より190nmピッチのOPC誤差を向上させることを行う。ここで各ピッチにおけるラインパターン幅はOPC補正後のバイアスがかかった寸法であるとしている。
図9は、各ピッチでMEEFを求め、これをまとめたものである。
190nmピッチのMEEFは2.2であり、修正前のターゲット寸法TS0は80nm、フィッティング誤差ΔFは−11nmであるので(図6参照)、式(2)より、修正後のターゲット寸法TSは次式(5)のように求まる。
[数5]
TS=80−(11/2.2)=75 [nm]…式(5)
図10は、190nmピッチのOPCのターゲット寸法TSを80nm→75nmに修正して再度、同じOPCモデルでOPCを行い、シミュレーション値と実験値の差分(OPC精度)をプロットしたグラフである。
190nmピッチのOPC精度が−11nm→0nmと大幅に改善され、結果として190、260、400、500nmピッチトータルで、2nm(Range)のOPC精度が達成できた。
上の場合は190nmピッチのフィッティング誤差が大きかったことから、190nmピッチだけ式(2)よりOPCターゲット寸法TSの調整を行い、他のピッチ(260、400、500nm)は調整を行わなかった。ただし、たとえば他のピッチや他のパターンも同様に、フィッティング精度が悪い場合も同手法でOPCターゲット寸法TSの調整を行えば、良いOPC精度が得られることになる。
これはエッチング補正(広義のPPC:Process Proximity Correction)を行う場合でも同様である。たとえばPPCの手法の一つに、リソグラフィ(レジスト寸法)の補正をモデルベースOPCで、エッチング(加工後寸法)の補正をルールベースの補正で行うものがある(タンデム補正)。
つぎに、タンデム補正に本発明を適用した場合の例を示す。光学条件や、モデリングパターン、モデリングツールは上で例に挙げた場合と同様である。
図11は、7本のL/Sパターンにおいて190、260、400、500nmピッチの、それぞれのエッチング変換差(レジスト寸法から加工後寸法を引いたもの)と、エッチング変換差と加工後ターゲット寸法TSから導き出されるレジストターゲット寸法TSをまとめたものである。
なお、加工後ターゲット寸法TSは一律に80nmとしている。このようにレジスト補正(OPC)をモデルベースで、加工後補正をルールベースで補正を行うタンデム補正では、レジスト補正(OPC)を行う際のターゲット寸法TSは、エッチング変換差分だけ見越してオフセットをかけなくてはならない。これを図11中のレジストターゲット寸法TSに示す。
図12は、各ピッチ(190、260、400、500nm)のレジストターゲット寸法TS(図11)にシミュレーション値が示す時の、シミュレーション値と実験値の差分を、パターンピッチごとにプロットしたものである。
この場合、190nmと500nmピッチにおいてフィッティング誤差がそれぞれ−11nm、10nmと大きくなっている。図9のMEEF値を使って190nmと500nmピッチにおいて修正後のレジストターゲットの寸法を、式(4)を使って求めると次のようになる。
(1)190nmピッチ:修正後レジストターゲット=80nm−11nm/2.2 + 10nm =85nm、
(2)500nmピッチ:修正後レジストターゲット=80nm+10nm/0.5 + 20nm=120nm。
図13は、190nm、500nmピッチのOPCのレジストターゲット寸法TSをそれぞれ90→85nm、100→120nmに修正して、再度、同OPCモデルでOPCを行い、シミュレーション値と実験値の差分(OPC精度)をプロットしたものである。
190nm、500nmピッチ、それぞれのOPC精度が−11nm→0nm、10nm→−1nmと大幅に改善され、結果として190、260、400、500nmピッチトータルで、2nm(Range)のOPC精度が達成できた。
本実施形態によれば、補正量に第2補正成分(ΔF/MEEF)を含むことから、OPCモデルのフィッティング誤差を、OPCのターゲット寸法TSを調整することでOPC時に、その誤差分を打ち消すことができる。
このときOPC誤差ΔPが大きな箇所のターゲット寸法TSに修正のみ第2補正成分を付加した補正量を用いてターゲット寸法TSを算出し、OPC誤差ΔPが小さい箇所では第2補正成分を付加しない補正量とすることで元のターゲット寸法TS0を用いる。このため、必要以上に処理速度が落ちない。また、処理速度は高いが精度が低いシミュレーションモデルであっても、そのシミュレーション誤差起因のOPC精度低下を有効に防止できる。
このようにOPCのターゲットパターンを従来の固定されたものから変更することによって、OPCトータルとして高精度な補正が実現できる。
このことは、OPCモデル精度が出せないレイヤにおいて、安定して高いOPC精度が出せることを意味しており、それは裕度の高いリソグラフィプロセスが実現できることを意味している。結果として、安価で高性能な半導体素子の作成が可能となる。
本実施形態で用いることが可能な光近接効果補正の構成または処理を示すブロック図である。 設計パターンにおける補正セグメントサイズと評価点とを示す図である。 (A)〜(C)は、OPC補正方法の手順を示す図である。 (B)は本実施の形態のOPC補正方法を、(A)に示す当該方法の適用前と比較して模式的に示す図である。 OPCモデリングの対象パターンを示す図である。 フィッティング誤差のパターンのピッチ依存性を示すグラフである。 レジスト寸法とシミュレーション値との差を示す図表である。 図6と図7の結果を比較したグラフである。 ピッチごとのMEEFを示す図表である。 シミュレーション値と実験値の差分(OPC精度)をパターンピッチに対してプロットしたグラフである。 タンデム補正において、ターゲット寸法の成分をピッチごとに示す図表である。 タンデム補正において、シミュレーション値と実験値の差分をパターンピッチに対してプロットしたグラフである。 タンデム補正において、シミュレーション値と実験値の差分(OPC精度)をパターンピッチに対してプロットしたグラフである。 フィッティング誤差の一例を示すグラフである。 図14の各点における実験値、シミュレーション値およびフィッティング誤差(シミュレーション値から実験値を引いた値)を示す図表である。
符号の説明
1…OPC装置、2…OPC処理部、3…テーブル、4…演算手段、HP…補正パターン、ΔP…OPC誤差、TS…ターゲット寸法、TS0…補正前ターゲット寸法、ΔF…フィッティング誤差、S.H.…シフタ高さ、Pitch…パターンのピッチ

Claims (5)

  1. マスクパターンを被転写物に転写して得られるパターンをシミュレーションにより予測するステップと、
    前記シミュレーションの予測パターンと、前記マスクパターンを前記被転写物に実際に転写して得られる実パターンとの差からシミュレーション誤差を求めるステップと、
    前記予測パターンの理想パターンからのずれ量から光近接効果の第1補正成分を求め、当該第1補正成分に前記シミュレーション誤差に応じた第2補正成分を付加して補正量を算出するステップと、
    前記算出された補正量によって前記マスクパターンを得るためのマスクデータを補正するステップと、
    を有する光近接効果補正方法。
  2. 前記第2補正成分(ΔP2)は、前記シミュレーション誤差(ΔF)、レジストパターンと前記理想パターンとの誤差(ΔCDr)、前記マスクパターンと前記理想パターンとの誤差(ΔCDm)および転写倍率(M)を用いて、
    ΔP2=ΔF/MEEF、および、
    MEEF=(ΔCDr×M)/ΔCDm
    の式から算出する
    請求項1に記載の光近接効果補正方法。
  3. 前記マスクパターン内でパターン転写精度が所定レベルより低い箇所を検出するステップを、さらに有し、
    前記検出したパターン転写精度が低い箇所に対して前記第2補正成分を含む前記補正量を発生させ、他の箇所に対しては前記第1補正成分を、前記マスクデータ補正時の補正量として用いる
    請求項1に記載の光近接効果補正方法。
  4. レジストパターンと前記理想パターンとの誤差を(ΔCDr)、前記マスクパターンと前記理想パターンとの誤差を(ΔCDm)、転写倍率を(M)としたときに、次式、すなわち、
    MEEF=(ΔCDr×M)/ΔCDm
    から得られるMEEFの値の大きさに応じて、前記パターン転写精度の大小を検査する
    請求項3に記載の光近接効果補正方法。
  5. マスクパターンを被転写物に転写して得られるパターンをシミュレーションにより予測する予測計算部と、
    前記シミュレーションの予測パターンと、前記マスクパターンを前記被転写物に実際に転写して得られる実パターンとの差からシミュレーション誤差を求め、前記予測パターンの理想パターンからのずれ量から光近接効果の第1補正成分を求め、当該第1補正成分に前記シミュレーション誤差に応じた第2補正成分を付加して補正量を算出する演算手段と、
    前記算出された補正量によって前記マスクパターンを得るためのマスクデータを補正するマスクデータ補正部と、
    を有する光近接効果補正装置。
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