JP2014169887A - 検査用プローブ、および、それを備えるicソケット - Google Patents

検査用プローブ、および、それを備えるicソケット Download PDF

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Abstract

【課題】電気信号を伝送する伝送経路の抵抗値を確実かつ安定的に低減できるとともに、バネ部が座屈することなく、しかも、大電流の用途に適すること。
【解決手段】検査用プローブ16Aiは、銅合金製の薄板材料でプレス加工成形され、半導体装置DVの電極部DVbに対し選択的に当接する接点部を有するデバイス側プランジャ16Aと、プリント配線基板18のコンタクトパッドに選択的に当接する接点部を有する基板側プランジャ16Bと、デバイス側プランジャ16Aと基板側プランジャ16Bとを互いに離隔する方向に付勢するばね部16Dと、ばね部16Dの内側に配さればね部16Dを摺動可能としつつばね部16Dの直進性を保持する円筒状の支持軸16Cとを含んで構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、検査用プローブ、および、それを備えるICソケットに関する。
電子機器などに実装される電子装置としての半導体装置において、一般に、実装される以前の段階でその潜在的欠陥を除去するための試験が半導体装置用ソケットを介してなされる。このような試験、または、実装に供される半導体装置用ソケットは、一般に、ICソケットと称され、例えば、特許文献1にも示されるように、プリント配線基板(テストボード、または、実装基板)上に配される。ICソケットは、上述の半導体装置とプリント配線基板とを電気的に接続する複数の検査用プローブ(特許文献1においては、コンタクトと呼称されている)をベース部材内に備えている。
検査用プローブは、例えば、特許文献1における図1に示されるように、半導体装置の電極に当接する複数の板状の接触片を含んでなるプランジャと、プランジャを付勢するコイルバネユニットとを含んで構成されている。プランジャは、銅合金からなる薄板でプレス加工されることにより成形される。また、コイルバネユニットは、ステンレス線材、または、ピアノ線材で成形され、プランジャの下部が挿入されるバネ部分と、バネ部分に連なる密着巻き部分とから構成されている。
このような検査用プローブは、プランジャからコイルバネユニットを介して電気信号を伝送するためにコイルバネユニットの抵抗値の低減が必要不可欠である。そこで、抵抗値の低減を図るべく、コイルバネユニットの密着巻き部分を密着させたり、あるいは、コイルバネユニットの表面処理として、厚付けメッキが、金(Au)、銅(Cu)、銀(Ag)等の比較的抵抗値の低い材料でコイルバネユニットに施されている。
また、特許文献2における図10にも示されるように、検査用プローブにおいては、部品点数を減らし伸縮量を大きくとるためにその上側および下側の接触部と、ばね部と、短絡片とが一体に成形されるものが提案されている。その短絡片は、ばね部が圧縮されていない場合、その下端部が下側の接触部に接触せず、ばね部が圧縮される場合、短絡片の下端部が下側の接触部に接触するものとされる。これにより、上側の接触部と下側の接触部とが、短絡片を介して導通されることとなる。
特開2010−157386号公報 特開2006−266869号公報
特許文献1では、上述の検査用プローブにおいて使用されるコイルバネユニットの材料は、耐荷重および耐久性の要求からピアノ線材やステンレス線材が多いのでコイルバネユニットの抵抗値の低減の改善は、メッキ皮膜だけでは限界がある。その際、メッキを比較的厚くコイルバネユニットに施すことにより、メッキ工程でコイルバネユニット同士が固着しやすいという製造上の問題も伴う場合がある。また、密着巻き部分による流路短縮は、不安定となる場合があり、特に、3(A)を超える大電流の用途には不向きである。
さらに、そのような検査用プローブは、バネ部分の端部に挿入されバネ部分を保持する係止部を、プランジャの下部に有している。そのプランジャとコイルバネユニットとを組み付ける場合、その係止部とバネ部分の端部との間の隙間の寸法調整が要求されるので生産性の向上の観点からそのような寸法調整工程を省くことが望まれる。
特許文献2において、検査用プローブのばね部は、検査用プローブの中心軸線に対し直交する方向の力に弱いという強度的な問題があるので上側の接触部の位置出しが容易ではない。また、ばね部が圧縮される場合、短絡片がばね部の中心軸線と一致していないのでばね部が大きく座屈する虞もある。さらに、短絡片の下端部が下側の接触部に一点で接触する構成なので検査用プローブが傾いたとき、接触荷重が変化することにより、内部接触、内部摺動、内部抵抗値がそれぞれ、不安定となる問題も伴う。
以上の問題点を考慮し、本発明は、検査用プローブ、および、それを備えるICソケットであって、電気信号を伝送する伝送経路の抵抗値を確実かつ安定的に低減できるとともに、バネ部が座屈することなく、しかも、大電流の用途に適する検査用プローブ、および、それを備えるICソケットを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る検査用プローブは、被検査物の電極部に選択的に当接する接点部を有し銅合金材料で成形される第1プランジャと、配線基板の電極部に選択的に当接する接点部を有し銅合金材料で成形される第2のプランジャと、第1プランジャの一端、および、第2プランジャの一端と一体に成形され、第1プランジャおよび第2プランジャを互いに離隔する方向に付勢するばね部と、ばね部の内側に所定の隙間をもって配されるように第2プランジャの他端と一体に円筒状に成形され、ばね部を摺動可能に案内する支持軸と、を備え、第1プランジャの接点部が、被検査物の電極部に当接する場合、支持軸の一端が第1プランジャの内周部に対し摺接することを特徴とする。
また、一対の弾性を有する接触片を一端に有する支持軸の他端は、第2のプランジャの接点部を形成するものであってもよい。ばね部の内周部と支持軸の外周部との間における所定の隙間は、ばね部の直進性を保つように設定されてもよい。ばね部における支持軸の縦断面に沿った断面形状は、矩形状とされてもよい。第1プランジャの接点部は、少なくとも3個の突起部を共通の円周上に有するものでもよい。第2のプランジャの接点部は、球状であってもよい。
また、第1プランジャ、第2のプランジャ、ばね部、および、支持軸は、共通の板状のブランク材が曲げ加工されることにより、成形されてもよい。
さらに、本発明に係るICソケットは、複数個の上述の検査用プローブと、検査用プローブを収容するプローブ収容部と、各検査用プローブの接点部が当接する電極部を複数個有する半導体装置を着脱可能に収容する半導体装置載置部とを有し、検査用プローブと電気的に接続される配線基板上に配されるハウジングと、を備えて構成される。
本発明に係る検査用プローブ、および、それを備えるICソケットによれば、被検査物の電極部に選択的に当接する接点部を有し銅合金材料で成形される第1プランジャと、配線基板の電極部に選択的に当接する接点部を有し銅合金材料で成形される第2のプランジャと、第1プランジャの一端、および、第2プランジャの一端と一体に成形され、第1プランジャおよび第2プランジャを互いに離隔する方向に付勢するばね部と、ばね部の内側に所定の隙間をもって配されるように第2プランジャの他端と一体に円筒状に成形され、ばね部を摺動可能に案内する支持軸と、を備えるのでバネ部が座屈することなく、しかも、電気信号を伝送する伝送経路の抵抗値を低減し大電流の用途に適することとなる。また、第1プランジャの接点部が、被検査物の電極部に当接する場合、支持軸の一端が第1プランジャの内周部に対し摺接するので内部抵抗が安定することによって、伝送経路の抵抗値を確実かつ安定的に低減できることとなる。
本発明に係る検査用プローブの一例の外観を示す斜視図である。 図1に示される例における正面図である。 本発明に係るICソケットの一例の構成を概略的に示す構成図である。 (A)、(B)、および(C)は、それぞれ、図3に示される例における検査用プローブの動作説明に供されるICソケットのA部の断面図である。 (A),(B)は、それぞれ、図1に示される例における上面図および下面図であり、(C)は、図1において矢印Aの示す方向から見た正面図である。 図1に示される例における側面図である。 (A)は、図1に示される例における断面図であり、(B)は、図1に示される例における動作説明に供される部分断面図であり、(C)は、(B)における部分断面図である。 (A)、(B)、(C)、および、(D)は、それぞれ、図1に示される例における一連の成形工程の説明に供される図である。 (A)は、本発明に係る検査用プローブの他の一例の外観を示す図であり、(B)は、(A)に示される例における成形に用いられるブランク材を示す図である。 (A)は、本発明に係る検査用プローブのさらなる他の一例の外観を示す図であり、(B)は、(A)に示される例における成形に用いられるブランク材を示す図である。
図3は、本発明に係るICソケットの一例の構成を概略的に示す。
図3において、ICソケットは、所定のプリント配線基板18の実装面上に複数個、配置されている。なお、図3においては、1個のICソケットを代表的に示す。ICソケットは、プリント配線基板(テストボード)18の実装面に形成されるコンタクトパッドと被検査物として装着される半導体装置DVの電極部DVbとを電気的に接続するものとされる。半導体装置DVは、例えば、BGA型のパッケージ内に集積回路を備えるものとされる。半導体装置DVの底部には、複数個の電極部DVa(図3および図4(C)参照)が縦横に形成されている。なお、半導体装置は、BGA型のパッケージに限られることなく、例えば、LGA型のパッケージであってもよい。
プリント配線基板18は、例えば、ガラスエポキシ樹脂で作られ、後述する検査用プローブ16Ai(i=1〜n,nは正の整数)の配置に対応し格子状に形成される複数のコンタクトパッドからなる電極群(不図示)を一方の表面部の略中央部に有している。その周囲には、後述する小ねじBS1が挿入される透孔18bが4箇所に形成されている。
ICソケットは、上述の各透孔18bに挿入される4本の小ねじBS1と、4個のナットNu、平ワッシャWaおよびスプリングワッシャSWで締結されることにより、プリント配線基板18の実装面に固定される。
ICソケットは、上述の複数個の検査用プローブ16Aiと、検査用プローブ16Aiを協働して内側に収容するハウジング10およびロアプレート12と、を主な要素として構成されている。
ハウジング10は、絶縁材料、例えば、プラスチックで作られており、図3に示されるように、上部における中央部に凹部状の半導体装置載置部10Aを有している。半導体装置載置部10Aは、半導体装置DVの各電極部DVaを着脱可能に収容するとともに、半導体装置DVの各電極部DVaを各検査用プローブ16Aiの接点部に対し位置決めするものとされる。半導体装置DVは、その外周部が半導体装置載置部10Aの内周部に嵌合されることにより位置決めされる。半導体装置載置部10Aの底部には、各検査用プローブ16Aiの接点部が突出している。
各検査用プローブ16Aiは、半導体装置載置部10Aの下方部分を形成するプローブ収容部10Bにおける複数個の貫通孔10bi(i=1〜n,nは正の整数)に挿入されている。貫通孔10biは、一端が半導体装置載置部10Aの底部に開口し、他端が後述するロアプレート12が嵌合されるロアプレート装着部10Dに開口するように形成されている。貫通孔10biは、検査用プローブ16Aiにおけるデバイス側プランジャ16Aの下部と、ばね部16Dおよび支持軸部16Cを収容する大径部と、大径部に連なりデバイス側プランジャ16Aの上部が通過する小径部10dとから形成されている。これにより、大径部と小径部10dとの境界部分には、段差部が形成されている。
半導体装置載置部10Aの周囲における各角部の4箇所には、小ネジBS1が挿入される透孔10Cが形成されている。
さらに、ハウジング10の半導体装置載置部10Aの真下となる下端部に形成されるロアプレート装着部10Dには、ロアプレート12が装着されている。ロアプレート12は、図3に示されるように、その位置決め孔がハウジング10に固定される位置決めピン14に嵌合することにより、ロアプレート装着部10Dに対する相対位置が位置決めされている。また、皿小ネジBS2がロアプレート12の孔を介してロアプレート装着部10Dの上方に位置するハウジング10の雌ねじ孔にねじ込まれることにより、ロアプレート12は、ロアプレート装着部10Dに固定される。
板状のロアプレート12は、図4(A)に拡大されて示されるように、複数個の貫通孔10biに対応した複数の貫通孔12bi(i=1〜n,nは正の整数)を有している。貫通孔12biは、各検査用プローブ16Aiにおける基板側プランジャ16Bの上部と、ばね部16Dの一部および支持軸部16Cの一部を収容する大径部と、大径部に連なり基板側プランジャ16Bの下部が通過する小径部12eとから形成されている。これにより、その大径部と小径部12eとの境界部分には、段差部が形成されている。貫通孔12biの大径部の直径は、貫通孔10biの大径部の直径と略同一に設定されている。
ハウジング10におけるロアプレート装着部10Dの周辺には、図3に示されるように、プリント配線基板18の位置決め孔18Pに嵌合される位置決めピン10Pが、設けられている。
検査用プローブ16Aiは、図1に拡大されて示されるように、半導体装置DVの電極部DVbに対し選択的に当接する接点部を有する第1プランジャとしてのデバイス側プランジャ16Aと、プリント配線基板18のコンタクトパッドに選択的に当接する接点部を有する基板側プランジャ16Bと、デバイス側プランジャ16Aと基板側プランジャ16Bとを互いに離隔する方向に付勢するばね部16Dと、ばね部16Dの内側に配さればね部16Dを摺動可能としつつばね部16Dの直進性を保持する円筒状の支持軸16Cとを含んで構成されている。
検査用プローブ16Aiは、銅合金製の薄板材料で後述する一連のプレス加工工程により一体成形されている。
デバイス側プランジャ16Aは、図5(A)に示されるように、異径管のような形状とされ、4個の尖頭状の突起部を共通の円周上に有する接点部16apを一端に有している。円筒状のデバイス側プランジャ16Aは、図7(A)に拡大されて示されるように、一端に上述の接点部16apが形成される小径部16acと、小径部16acに連なる大径部16aeとを内側に有している。デバイス側プランジャ16Aにおける小径部16acと大径部16aeとの境界に対応する外周部には、段差部16adが形成されている。段差部16adは、検査用プローブ16Aiが貫通孔10biに装着されたとき、上述のプローブ収容部10Bにおける貫通孔10biの段差部に係合される。デバイス側プランジャ16Aの大径部16aeの端部は、ばね部16Dの湾曲部16D1の一端に一体に連結されている。なお、接点部16apにおける尖頭状の突起部の個数は、斯かる例に限られることなく、2個、または、5個以上形成されてもよく、好ましくは、少なくとも3個あればよい。
第2プランジャとしての基板側プランジャ16Bは、図1および図5(C)に拡大されて示されるように、異径管のような形状とされ、二重管状に形成される接点部を一端に有している。基板側プランジャ16Bは、図7(A)に拡大されて示されるように、一端の外周部に上述の球状の接点部が形成される小径部と、その小径部に連なる大径部とを内側に有している。基板側プランジャ16Bにおける小径部と大径部との境界に対応する外周部には、段差部16bdが形成されている。段差部16bdは、検査用プローブ16Aiが貫通孔10biに装着されたとき、上述のロアプレート12の貫通孔12biの段差部に係合される。基板側プランジャ16Bの大径部の端部は、ばね部16Dの湾曲部16D5の一端に一体に連結されている。小径部は、球状の接点部を有するので当接時、配線基板のコンタクトパッドが損傷されることが回避される。
図7(A)に拡大されて示されるように、デバイス側プランジャ16Aの大径部16aeの内部と基板側プランジャ16Bの大径部および小径部の内部との間には、円筒状の支持軸16Cが配されている。支持軸16Cの一端は、図7(C)に示されるように、所定の間隔をもって互いに向かい合う一対の接触片16C1および16C2を有している。一対の接触片16C1および16C2は、それぞれ、略半円形の断面形状を有し、弾性変位可能とされている。一対の接触片16C1および16C2の直径Daは、図7(A)、(B)、および(C)に拡大されて示されるように、例えば、支持軸16Cの中間部の直径よりも小であって、デバイス側プランジャ16Aの小径部16acの内周部に所定の圧力で摺接するように設定されている。後述するように、基板側プランジャ16Bの大径部および小径部が、かしめられることにより、支持軸16Cの他端は、基板側プランジャ16Bの大径部および小径部内に嵌着されている。
螺旋状のばね部16Dは、図2に拡大されて示されるように、支持軸16Cの外周部に所定の隙間をもって巻装されている。ばね部16Dの中心軸線は、支持軸16Cの中心軸線と略一致している。その所定の隙間は、後述するように、摺動するばね部16Dの直進性を保持するように設定されている。ばね部16Dは、互いに連結される湾曲部16D1,16D2,16D3,16D4,16D5,16D6,16D7,16D8,および、16D9を支持軸16Cの中心軸線に沿って千鳥掛け状に有している。これにより、湾曲部16D6の折り曲げ部が、湾曲部16D1と湾曲部16D2との間に所定の隙間をもって形成されている。また、図6に拡大されて示されるように、湾曲部16D2の折り曲げ部が、湾曲部16D6と湾曲部16D7との間に所定の隙間をもって形成されている。また、湾曲部16D1〜16D9の横断面形状は、略矩形状とされるので円形断面に比してねじりこわさ(G・Ip)(G:剪断弾性係数、Ip:断面二次極モーメント)が大となり、ばね定数も大となる。
その際、湾曲部16D1〜16D9は、それぞれ、デバイス側プランジャ16Aおよび基板側プランジャ16Bの移動に応じて互いに近接または離隔可能に形成されている。従って、ばね部16Dは、図4(A)乃至(C)に示されるように、支持軸16Cの中心軸線に沿って伸縮自在とされ、デバイス側プランジャ16Aおよび基板側プランジャ16Bを互いに離隔する方向に付勢する。
なお、上述のばね部16Dは、9個の湾曲部を有しているが、斯かる例に限られることなく、例えば、デバイス側プランジャ16Aおよび基板側プランジャ16Bの接点部に必要とされる接触圧力に応じてその湾曲部の個数が増減され、また、湾曲部の形状が変更されてもよい。
上述の斯かる構成において、図4(A)に示されるように、各検査用プローブ16Aiが、ハウジング10のプローブ収容部10Bにおける複数個の貫通孔10bi,および、ロアプレート12の貫通孔12bi内に装着された後、図4(B)に示されるように、ICソケットがプリント配線基板18の実装面に固定される。その際、基板側プランジャ16Bの接点部がプリント配線基板18のコンタクトパッドによりロアプレート12の貫通孔12bi内にばね部16Dの付勢力に抗して押し込まれる。そして、半導体装置DVが、半導体装置載置部10Aの内周部に位置決めされ装着されるとき、図4(C)に示されるように、デバイス側プランジャ16Aの接点部16apが半導体装置DVの電極部DVbに当接した状態で、デバイス側プランジャ16Aの一部がプローブ収容部10Bにおける貫通孔10bi内に押し込まれる。その際、図7(B)、(C)に拡大されて示されるように、支持軸16Cの一対の接触片16C1および16C2がデバイス側プランジャ16Aの小径部16acの内周部に所定の圧力で摺接するのでデバイス側プランジャ16Aの接点部16apおよび電極部DVbと、基板側プランジャ16Bの接点部およびコンタクトパッドとが、支持軸16Cの中心軸線に沿った最短距離で電気的に接続されることとなる。これにより、検査用プローブ16Aiは、電気信号を伝送する伝送経路の抵抗値を確実かつ安定的に低減できるとともに、支持軸16Cにより全体的に支持されるのでばね部16Dが座屈することなく、しかも、大電流の用途に適することとなる。
また、本発明に係る検査用プローブ16Aiの一例においては、銅合金材料で一体に成形されているので従来、耐荷重や耐久性等の要求から使用するコイルパネ材料は、ピアノ線やステンレス鋼線等の鉄系の磁性材料が使用されていたので加速度センサー、ジャイロのような磁気センサー等を検査する装置においては、検査に障害となる磁界が形成されるのでその装置内に鉄系の磁性材料が使用された検査用プローブを使用できないという問題も解消できることとなる。
上述した検査用プローブ16Aiを製造するにあたっては、先ず、図8(A)に拡大されて示されるように、銅合金製の薄板材料を、所定の金型を用いて打ち抜くことにより、ブランク材26を一体成形する。図8(A)においては、同時に複数枚成形されたブランク材のうちの1枚のブランク材26を代表的に示す。
1枚のブランク材26は、検査用プローブ16Aiにおけるデバイス側プランジャ16Aに対応する部分26Aと、基板側プランジャ16Bに対応する部分26Bとを連結するばね部16Dに対応する部分26Dと、部分26Bに連結片26Ctを介して結合された支持軸16Cに対応する部分26Cと、から構成されている。デバイス側プランジャ16Aの接点部16apを形成する凹凸状の端部26apが、部分26Aの一端に形成されている。また、大径部16aeを形成する拡張部26adが、部分26Aの他端に形成されている。
部分26Dは、湾曲部16D1〜16D9にそれぞれ対応して互いに連結される湾曲部26D1〜26D9を有している。部分26Bは、一端が湾曲部26D5に連結され、他端が連結片26Ctの一端に連結されている。細長い連結片26Ctの他端は、部分26Cに連結されている。部分26Cは、他端部に一対の接触片16C1および16C2を形成する一対の突起片26C1および26C2を所定の間隔をもって平行に有している。
次に、図8(B)に示されるように、平坦な部分26Cが円筒状に丸められることにより、支持軸となる円筒部26´Cが形成される。これにより、一対の突起片26C1および26C2が互いに向き合うこととなる。
続いて、図8(C)に示されるように、連結片26Ctが円筒部26´Cを伴って部分26Bに重なるように折り曲げられる。これにより、部分26Dの湾曲部26D1〜26D9に交差し重なる支持軸26“Cが形成される。
そして、図8(D)に示されるように、部分26A、部分26Dは、細長い円筒状に折り曲げられる。その際、部分26Dの湾曲部26D1〜26D9は、それぞれ、支持軸26“Cの外周部に所定の間隔をもって巻装される。これにより、図8(D)に示されるように、成形された検査用プローブ16Aiが得られる。
上述した本発明に係る検査用プローブの一例においては、ばね部16Dは、均等の幅の複数個の湾曲部16D1〜16D9が互いに連結されることにより形成されているが、斯かる例に限られることなく、例えば、ばね部におけるばね荷重および耐久性の調整、ならびに、変位時の直進性の調整のためにばね部における湾曲部における連結部および折り曲げ部の幅および断面形状を図9(A)および(B)、図10(A)および(B)に示されるように、変化させてもよい。その際、各湾曲部の幅とは、ばね部が薄板材料で打ち抜かれて成形される場合、湾曲部における打ち抜く方向に対して直交する方向の長さをいう。
図9(A)および図10(A)に示される検査用プローブも、図3に示されるICソケットに用いられ、そのICソケットの一部を構成するものとされる。
図9(A)に拡大されて示されるように、検査用プローブ36Aiは、半導体装置DVの電極部DVbに対し選択的に当接する接点部を有する第1プランジャとしてのデバイス側プランジャ36Aと、上述のプリント配線基板18のコンタクトパッドに選択的に当接する接点部を有する基板側プランジャ36Bと、デバイス側プランジャ36Aと基板側プランジャ36Bとを互いに離隔する方向に付勢するばね部36Dと、ばね部36Dの内側に配さればね部36Dを摺動可能としつつばね部36Dの直進性を保持する円筒状の支持軸36Cとを含んで構成されている。
検査用プローブ36Aiは、銅合金製の薄板材料で一連のプレス加工工程により一体成形されている。
デバイス側プランジャ36Aは、図9(A)に示されるように、異径管のような形状とされ、4個の尖頭状の突起部を共通の円周上に有する接点部36apを一端に有している。円筒状のデバイス側プランジャ36Aは、一端に上述の接点部36apが形成される小径部と、小径部に連なる大径部とを内側に有している。その小径部とその大径部とは連通している。デバイス側プランジャ36Aにおける小径部と大径部との境界に対応する外周部には、段差部36adが形成されている。段差部36adは、検査用プローブ36Aiが上述のICソケットにおけるハウジング10の貫通孔10biに装着されたとき、上述のプローブ収容部10Bにおける貫通孔10biの段差部に係合される。デバイス側プランジャ36Aの大径部の端部は、ばね部36Dの湾曲部36D1の一端に一体に連結されている。
第2プランジャとしての基板側プランジャ36Bは、異径管のような形状とされ、二重管状に形成される接点部を一端に有している。基板側プランジャ36Bは、一端の外周部に上述の球状の接点部が形成される小径部と、その小径部に連なる大径部とを内側に有している。基板側プランジャ36Bにおける小径部と大径部との境界に対応する外周部には、段差部36bdが形成されている。段差部36bdは、検査用プローブ36Aiが貫通孔10biに装着されたとき、上述のロアプレート12の貫通孔12biの段差部に係合される。基板側プランジャ36Bの大径部の端部は、ばね部36Dの湾曲部36D5の一端に一体に連結されている。
デバイス側プランジャ36Aの大径部の内部と基板側プランジャ36Bの大径部および小径部の内部との間には、円筒状の支持軸36Cが配されている。支持軸36Cの一端は、所定の間隔をもって互いに向かい合う一対の接触片36C1および36C2を有している。一対の接触片36C1および36C2は、それぞれ、略半円形の断面形状を有し、弾性変位可能とされている。一対の接触片36C1および36C2の直径Daは、例えば、支持軸36Cの中間部の直径よりも小であって、デバイス側プランジャ36Aの小径部の内周部に所定の圧力で摺接するように設定されている。後述するように、基板側プランジャ36Bの大径部および小径部が、かしめられることにより、支持軸36Cの他端は、基板側プランジャ36Bの大径部および小径部内に嵌着されている。
螺旋状のばね部36Dは、支持軸36Cの外周部に所定の隙間をもって巻装されている。ばね部36Dの中心軸線は、支持軸36Cの中心軸線と略一致している。その所定の隙間は、後述するように、摺動するばね部36Dの直進性を保持するように設定されている。ばね部36Dは、互いに連結される湾曲部36D1,36D2,36D3,36D4,36D5,36D6,36D7,36D8,および、36D9を支持軸36Cの中心軸線に沿って千鳥掛け状に有している。これにより、湾曲部36D6の折り曲げ部が、湾曲部36D1と湾曲部36D2との間に所定の隙間をもって形成されている。湾曲部36D2の折り曲げ部が、湾曲部36D6と湾曲部36D7との間に所定の隙間をもって形成されている。その際、湾曲部36D1の一端と湾曲部36D6の一端との連結部分の中央部には、その連結部分の幅が変化するような膨らみが形成されている。同様な膨らみは、湾曲部36D6の他端と湾曲部36D2の一端との連結部分の中央部、湾曲部36D2の他端と湾曲部36D7の一端との連結部分の中央部、湾曲部36D7の他端と湾曲部36D3の一端との連結部分の中央部、湾曲部36D3の他端と湾曲部36D8の一端との連結部分の中央部、湾曲部36D8の他端と湾曲部36D4の一端との連結部分の中央部、湾曲部36D4の他端と湾曲部36D9の一端との連結部分の中央部、湾曲部36D9の他端と湾曲部36D5の一端との連結部分の中央部に、それぞれ、形成されている。これにより、膨らみが、支持軸36Cの中心軸線に沿って略一直線上に形成されることとなる。
その際、湾曲部36D1〜36D9は、それぞれ、デバイス側プランジャ36Aおよび基板側プランジャ36Bの移動に応じて互いに近接または離隔可能に形成されている。従って、ばね部36Dは、支持軸36Cの中心軸線に沿って伸縮自在とされ、デバイス側プランジャ36Aおよび基板側プランジャ36Bを互いに離隔する方向に付勢する。
なお、上述のばね部36Dは、9個の湾曲部を有しているが、斯かる例に限られることなく、例えば、デバイス側プランジャ36Aおよび基板側プランジャ36Bの接点部に必要とされる接触圧力に応じてその湾曲部の個数が増減され、また、湾曲部の形状が変更されてもよい。
上述の斯かる構成において、各検査用プローブ36Aiが、ハウジング10のプローブ収容部10Bにおける複数個の貫通孔10bi,および、ロアプレート12の貫通孔12bi内に装着された後、ICソケットがプリント配線基板18の実装面に固定される。その際、基板側プランジャ36Bの接点部がプリント配線基板18のコンタクトパッドによりロアプレート12の貫通孔12bi内にばね部36Dの付勢力に抗して押し込まれる。そして、半導体装置DVが、半導体装置載置部10Aの内周部に位置決めされ装着されるとき、デバイス側プランジャ36Aの接点部36apが半導体装置DVの電極部DVbに当接した状態で、デバイス側プランジャ36Aの一部がプローブ収容部10Bにおける貫通孔10bi内に押し込まれる。その際、支持軸36Cの一対の接触片36C1および36C2がデバイス側プランジャ36Aの小径部の内周部に所定の圧力で摺接するのでデバイス側プランジャ36Aの接点部36apおよび電極部DVbと、基板側プランジャ36Bの接点部およびコンタクトパッドとが、支持軸36Cの中心軸線に沿った最短距離で電気的に接続されることとなる。これにより、検査用プローブ36Aiは、電気信号を伝送する伝送経路の抵抗値を確実かつ安定的に低減できるとともに、支持軸36Cにより全体的に支持されるのでばね部36Dが座屈することなく、しかも、大電流の用途に適することとなる。
また、本発明に係る検査用プローブ36Aiの一例においては、銅合金材料で一体に成形されているので従来、耐荷重や耐久性等の要求から使用するコイルパネ材料は、ピアノ線やステンレス鋼線等の鉄系の磁性材料が使用されていたので加速度センサー、ジャイロのような磁気センサー等を検査する装置においては、検査に障害となる磁界が形成されるのでその装置内に鉄系の磁性材料が使用された検査用プローブを使用できないという問題も解消できることとなる。
上述した検査用プローブ36Aiを製造するにあたっては、先ず、図9(B)に拡大されて示されるように、銅合金製の薄板材料を、所定の金型を用いて打ち抜くことにより、ブランク材46を一体成形する。図9(B)においては、同時に複数枚成形されたブランク材のうちの1枚のブランク材46を代表的に示す。
1枚のブランク材46は、検査用プローブ36Aiにおけるデバイス側プランジャ36Aに対応する部分46Aと、基板側プランジャ36Bに対応する部分46Bとを連結するばね部36Dに対応する部分46Dと、部分46Bに連結片46Ctを介して結合された支持軸36Cに対応する部分46Cと、から構成されている。デバイス側プランジャ36Aの接点部36apを形成する凹凸状の端部46apが、部分46Aの一端に形成されている。また、大径部を形成する拡張部46adが、部分46Aの他端に形成されている。
部分46Dは、湾曲部36D1〜36D9にそれぞれ対応して互いに連結される湾曲部46D1〜46D9を有している。部分46Bは、一端が湾曲部46D5に連結され、他端が連結片46Ctの一端に連結されている。細長い連結片46Ctの他端は、部分46Cに連結されている。部分46Cは、他端部に一対の接触片46C1および46C2を形成する一対の突起片46C1および46C2を所定の間隔をもって平行に有している。
次に、上述の例と同様に、平坦な部分46Cが円筒状に丸められることにより、支持軸となる円筒部が形成される。これにより、一対の突起片46C1および46C2が互いに向き合うこととなる。
続いて、上述の例と同様に、連結片46Ctが円筒部を伴って部分46Bに重なるように折り曲げられる。これにより、部分46Dの湾曲部46D1〜46D9に交差し重なる支持軸が形成される。
そして、上述の例と同様に、部分46A、部分46Dは、細長い円筒状に折り曲げられる。その際、部分46Dの湾曲部46D1〜46D9は、それぞれ、支持軸の外周部に所定の間隔をもって巻装される。これにより、図9(A)に示されるように、成形された検査用プローブ36Aiが得られる。
また、図10(A)に示される例において、検査用プローブ56Aiは、半導体装置DVの電極部DVbに対し選択的に当接する接点部を有する第1プランジャとしてのデバイス側プランジャ56Aと、上述のプリント配線基板18のコンタクトパッドに選択的に当接する接点部を有する基板側プランジャ56Bと、デバイス側プランジャ56Aと基板側プランジャ56Bとを互いに離隔する方向に付勢するばね部56Dと、ばね部56Dの内側に配さればね部56Dを摺動可能としつつばね部56Dの直進性を保持する円筒状の支持軸56Cとを含んで構成されている。
検査用プローブ56Aiは、銅合金製の薄板材料で一連のプレス加工工程により一体成形されている。
デバイス側プランジャ56Aは、図10(A)に示されるように、異径管のような形状とされ、4個の尖頭状の突起部を共通の円周上に有する接点部56apを一端に有している。円筒状のデバイス側プランジャ56Aは、一端に上述の接点部56apが形成される小径部と、小径部に連なる大径部とを内側に有している。その小径部とその大径部とは連通している。デバイス側プランジャ56Aにおける小径部と大径部との境界に対応する外周部には、段差部56adが形成されている。段差部56adは、検査用プローブ56Aiが上述のICソケットにおけるハウジング10の貫通孔10biに装着されたとき、上述のプローブ収容部10Bにおける貫通孔10biの段差部に係合される。デバイス側プランジャ56Aの大径部の端部は、ばね部56Dの湾曲部56D1の一端に一体に連結されている。
第2プランジャとしての基板側プランジャ56Bは、異径管のような形状とされ、二重管状に形成される接点部を一端に有している。基板側プランジャ56Bは、一端の外周部に上述の球状の接点部が形成される小径部と、その小径部に連なる大径部とを内側に有している。基板側プランジャ56Bにおける小径部と大径部との境界に対応する外周部には、段差部56bdが形成されている。段差部56bdは、検査用プローブ56Aiが貫通孔10biに装着されたとき、上述のロアプレート12の貫通孔12biの段差部に係合される。基板側プランジャ56Bの大径部の端部は、ばね部56Dの湾曲部56D5の一端に一体に連結されている。
デバイス側プランジャ56Aの大径部の内部と基板側プランジャ56Bの大径部および小径部の内部との間には、円筒状の支持軸56Cが配されている。支持軸56Cの一端は、所定の間隔をもって互いに向かい合う一対の接触片56C1および56C2を有している。一対の接触片56C1および56C2は、それぞれ、略半円形の断面形状を有し、弾性変位可能とされている。一対の接触片56C1および56C2の直径Daは、例えば、支持軸56Cの中間部の直径よりも小であって、デバイス側プランジャ56Aの小径部の内周部に所定の圧力で摺接するように設定されている。後述するように、基板側プランジャ56Bの大径部および小径部が、かしめられることにより、支持軸56Cの他端は、基板側プランジャ56Bの大径部および小径部内に嵌着されている。
螺旋状のばね部56Dは、支持軸56Cの外周部に所定の隙間をもって巻装されている。ばね部56Dの中心軸線は、支持軸56Cの中心軸線と略一致している。その所定の隙間は、後述するように、摺動するばね部56Dの直進性を保持するように設定されている。ばね部56Dは、互いに連結される湾曲部56D1,56D2,56D3,56D4,56D5,56D6,56D7,56D8,および、56D9を支持軸56Cの中心軸線に沿って千鳥掛け状に有している。これにより、湾曲部56D6の折り曲げ部が、湾曲部56D1と湾曲部56D2との間に所定の隙間をもって形成されている。湾曲部56D2の折り曲げ部が、湾曲部56D6と湾曲部56D7との間に所定の隙間をもって形成されている。その際、湾曲部56D1の折り曲げ部の幅は、他の部分の幅に比して大に変化するように形成されている。同様に、各湾曲部56D2〜56D9の折り曲げ部の幅は、他の部分の幅に比して大に変化するように形成されている。これにより、比較的幅の大きい折り曲げ部が、支持軸56Cの中心軸線に沿って略一直線上に形成されることとなる。
その際、湾曲部56D1〜56D9は、それぞれ、デバイス側プランジャ56Aおよび基板側プランジャ56Bの移動に応じて互いに近接または離隔可能に形成されている。従って、ばね部56Dは、支持軸56Cの中心軸線に沿って伸縮自在とされ、デバイス側プランジャ56Aおよび基板側プランジャ56Bを互いに離隔する方向に付勢する。
なお、上述のばね部56Dは、9個の湾曲部を有しているが、斯かる例に限られることなく、例えば、デバイス側プランジャ56Aおよび基板側プランジャ56Bの接点部に必要とされる接触圧力に応じてその湾曲部の個数が増減され、また、湾曲部の形状が変更されてもよい。
上述の斯かる構成において、各検査用プローブ56Aiが、ハウジング10のプローブ収容部10Bにおける複数個の貫通孔10bi,および、ロアプレート12の貫通孔12bi内に装着された後、ICソケットがプリント配線基板18の実装面に固定される。その際、基板側プランジャ56Bの接点部がプリント配線基板18のコンタクトパッドによりロアプレート12の貫通孔12bi内にばね部56Dの付勢力に抗して押し込まれる。そして、半導体装置DVが、半導体装置載置部10Aの内周部に位置決めされ装着されるとき、デバイス側プランジャ56Aの接点部56apが半導体装置DVの電極部DVbに当接した状態で、デバイス側プランジャ56Aの一部がプローブ収容部10Bにおける貫通孔10bi内に押し込まれる。その際、支持軸56Cの一対の接触片56C1および56C2がデバイス側プランジャ56Aの小径部の内周部に所定の圧力で摺接するのでデバイス側プランジャ56Aの接点部56apおよび電極部DVbと、基板側プランジャ56Bの接点部およびコンタクトパッドとが、支持軸56Cの中心軸線に沿った最短距離で電気的に接続されることとなる。これにより、検査用プローブ56Aiは、電気信号を伝送する伝送経路の抵抗値を確実かつ安定的に低減できるとともに、支持軸56Cにより全体的に支持されるのでばね部56Dが座屈することなく、しかも、大電流の用途に適することとなる。
また、本発明に係る検査用プローブ56Aiの一例においては、銅合金材料で一体に成形されているので従来、耐荷重や耐久性等の要求から使用するコイルパネ材料は、ピアノ線やステンレス鋼線等の鉄系の磁性材料が使用されていたので加速度センサー、ジャイロのような磁気センサー等を検査する装置においては、検査に障害となる磁界が形成されるのでその装置内に鉄系の磁性材料が使用された検査用プローブを使用できないという問題も解消できることとなる。
上述した検査用プローブ56Aiを製造するにあたっては、先ず、図10(B)に拡大されて示されるように、銅合金製の薄板材料を、所定の金型を用いて打ち抜くことにより、ブランク材66を一体成形する。図10(B)においては、同時に複数枚成形されたブランク材のうちの1枚のブランク材66を代表的に示す。
1枚のブランク材66は、検査用プローブ56Aiにおけるデバイス側プランジャ56Aに対応する部分66Aと、基板側プランジャ56Bに対応する部分66Bとを連結するばね部56Dに対応する部分66Dと、部分56Bに連結片66Ctを介して結合された支持軸56Cに対応する部分66Cと、から構成されている。デバイス側プランジャ56Aの接点部56apを形成する凹凸状の端部66apが、部分66Aの一端に形成されている。また、大径部を形成する拡張部66adが、部分66Aの他端に形成されている。
部分66Dは、湾曲部56D1〜56D9にそれぞれ対応して互いに連結される湾曲部66D1〜66D9を有している。部分66Bは、一端が湾曲部66D5に連結され、他端が連結片66Ctの一端に連結されている。細長い連結片66Ctの他端は、部分66Cに連結されている。部分66Cは、他端部に一対の接触片66C1および66C2を形成する一対の突起片66C1および66C2を所定の間隔をもって平行に有している。
次に、上述の例と同様に、平坦な部分66Cが円筒状に丸められることにより、支持軸となる円筒部が形成される。これにより、一対の突起片66C1および66C2が互いに向き合うこととなる。
続いて、上述の例と同様に、連結片66Ctが円筒部を伴って部分66Bに重なるように折り曲げられる。これにより、部分66Dの湾曲部66D1〜66D9に交差し重なる支持軸が形成される。
そして、上述の例と同様に、部分66A、部分66Dは、細長い円筒状に折り曲げられる。その際、部分66Dの湾曲部66D1〜66D9は、それぞれ、支持軸の外周部に所定の間隔をもって巻装される。これにより、図10(A)に示されるように、成形された検査用プローブ56Aiが得られる。
10 ハウジング
12 ロアプレート
16Ai,36Ai 検査用プローブ
16A、36A デバイス側プランジャ
16B,36B 基板側プランジャ
16D,36D ばね部
16C,36C 支持軸
16C1,16C2,36C1,36C2 接触片
DV 半導体装置

Claims (8)

  1. 被検査物の電極部に選択的に当接する接点部を有し銅合金材料で成形される第1プランジャと、
    配線基板の電極部に選択的に当接する接点部を有し銅合金材料で成形される第2のプランジャと、
    前記第1プランジャの一端、および、前記第2プランジャの一端と一体に成形され、該第1プランジャおよび第2プランジャを互いに離隔する方向に付勢するばね部と、
    前記ばね部の内側に所定の隙間をもって配されるように前記第2プランジャの他端と一体に円筒状に成形され、該ばね部を摺動可能に案内する支持軸と、を備え、
    前記第1プランジャの接点部が、前記被検査物の電極部に当接する場合、前記支持軸の一端が前記第1プランジャの内周部に対し摺接することを特徴とする検査用プローブ。
  2. 一対の弾性を有する接触片を一端に有する前記支持軸の他端は、前記第2のプランジャの接点部を形成することを特徴とする請求項1記載の検査用プローブ。
  3. 前記ばね部の内周部と前記支持軸の外周部との間における前記所定の隙間は、前記ばね部の直進性を保つように設定されることを特徴とする請求項1記載の検査用プローブ。
  4. 前記ばね部における前記支持軸の縦断面に沿った断面形状は、矩形状とされることを特徴とする請求項1記載の検査用プローブ。
  5. 前記第1プランジャの接点部は、少なくとも3個の突起部を共通の円周上に有することを特徴とする請求項1記載の検査用プローブ。
  6. 前記第2のプランジャの接点部は、球状であることを特徴とする請求項2記載の検査用プローブ。
  7. 前記第1プランジャ、前記第2のプランジャ、前記ばね部、および、前記支持軸は、共通の板状のブランク材が曲げ加工されることにより、成形されることを特徴とする請求項1記載の検査用プローブ。
  8. 複数個の請求項1記載の検査用プローブと、
    前記検査用プローブを収容するプローブ収容部と、該各検査用プローブの接点部が当接する電極部を複数個有する半導体装置を着脱可能に収容する半導体装置載置部とを有し、前記検査用プローブと電気的に接続される配線基板上に配されるハウジングと、
    を具備して構成されるICソケット。
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