JP2014169228A - 毛髪処理剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】毛先の指通りを確保しつつ、毛髪への感触向上成分のオーバーコンディショニング(過度の吸着や蓄積)による毛髪の硬化を防止するとともに、毛髪にツヤを付与することができる毛髪処理剤組成物を提供する。
【解決手段】本発明の毛髪処理剤組成物は、(A)カチオン性高分子(例えば、塩化ジメチルジアリルアンモニウム単位を含有するポリマー、カチオン化セルロース及びカチオン化グアガムからなる群から選ばれる少なくとも1種が挙げられる。)と、(B)Nε−ラウロイル−L−リジンと、を含有する。
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪処理剤組成物に関する。更に詳しくは、本発明は、毛先の指通りを確保しつつ、毛髪の感触を向上させるための感触向上成分のオーバーコンディショニング(過度の吸着や蓄積)による毛髪の硬化を防止するとともに、毛髪にツヤを付与することができる毛髪処理剤組成物に関する。
リンス、コンディショナー及びトリートメント等の毛髪処理剤組成物の役割は、毛髪に、毛髪の感触を向上させる効果を有する感触向上成分を付与することである。しかし、この感触向上成分には長所だけでなく、欠点も存在する。例えば、感触向上成分の一つであるカチオン性高分子は、毛髪との親和性が高く吸着させやすいという反面、過度の吸着により毛髪が逆に硬くなってしまうという問題がある。更には、連続使用による毛髪への蓄積により、硬さが感じられるようになってしまう問題がある。
そのため、従来より、オーバーコンディショニング(過度の吸着や蓄積)によって毛髪が硬化してしまうことの改善を目的とする毛髪処理剤の開発が検討されている。
具体的には、例えば、カチオン性高分子化合物に金属石鹸微粒子を組み合わせることで、使用時の指通りや乾燥後の櫛通りを改善することができる組成物が提案されている(特許文献1参照)。
また、アミノ酸を側鎖に持つアミノ酸変性カチオン化ポリマーを使用することで、乾燥後に柔らかくベタつきのないサラサラな仕上がり感を得ることができる組成物が提案されている(特許文献2参照)。
更に、カチオン性高分子化合物に炭酸カルシウムを組み合わせることで、繰り返し使用しても高分子の毛髪への堆積による感触の悪化、毛髪の硬化などを改善することができる組成物が提案されている(特許文献3参照)。
また、カチオン性高分子化合物に炭酸カルシウム、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤を組み合わせることで、繰り返し使用しても高分子の毛髪への堆積による感触の悪化、毛髪の硬化などを改善することができる組成物が提案されている(特許文献4参照)。
特開2000−053541号公報 特開2003−034704号公報 特表2004−532256号公報 特表2005−506312号公報
上記特許文献等の従来技術によれば、連続使用等による感触向上成分の毛髪への蓄積は軽減され、毛髪の硬化を改善できるかもしれない。しかしながら、得られる改善効果は、未だ十分に満足できるものではなく、更なる改善が求められているのが現状である。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、毛先の指通りを確保しつつ、毛髪の感触を向上させるための感触向上成分のオーバーコンディショニングによる毛髪の硬化を防止するとともに、毛髪にツヤを付与することができる毛髪処理剤組成物を提供することを目的とする。
本発明は以下の通りである。
[1](A)カチオン性高分子と、(B)Nε−ラウロイル−L−リジンと、を含有することを特徴とする毛髪処理剤組成物。
[2]毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、前記(A)カチオン性高分子の含有割合は0.001〜2質量%であり、前記(B)Nε−ラウロイル−L−リジンの含有割合は0.01〜2質量%である前記[1]に記載の毛髪処理剤組成物。
[3]前記(A)カチオン性高分子は、塩化ジメチルジアリルアンモニウム単位を含有するポリマー、カチオン化セルロース及びカチオン化グアガムからなる群から選ばれる少なくとも1種である前記[1]又は[2]に記載の毛髪処理剤組成物。
[4]前記(B)Nε−ラウロイル−L−リジンに対する、前記(A)カチオン性高分子の含有量(質量%)の比の値(カチオン性高分子/Nε−ラウロイル−L−リジン)が、0.05〜20である前記[1]乃至[3]のうちのいずれか一項に記載の毛髪処理剤組成物。
本発明の毛髪処理剤組成物(即ち、上記[1]の構成の毛髪処理剤組成物)によれば、カチオン性高分子及びNε−ラウロイル−L−リジンを含有しているため、毛先の指通りを確保しつつ、毛髪の柔軟性を確保することができるとともに、毛髪にツヤを付与することができる。
また、カチオン性高分子及びNε−ラウロイル−L−リジンの各含有割合を特定の範囲とした場合(即ち、上記[2]の構成の毛髪処理剤組成物である場合)には、毛先の指通り及び毛髪の柔軟性をより向上させることができ、更に毛髪のツヤも向上させることができる。
更に、カチオン性高分子として、特定の化合物を用いた場合(即ち、上記[3]の構成の毛髪処理剤組成物である場合)には、毛先の指通りをより向上させることができる。
また、Nε−ラウロイル−L−リジンに対する、カチオン性高分子の含有量の比の値を特定の範囲とした場合(即ち、上記[4]の構成の毛髪処理剤組成物である場合)には、毛先の指通り及び毛髪の柔軟性をより向上させることができ、更に毛髪のツヤも向上させることができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の毛髪処理剤組成物は、(A)カチオン性高分子(以下、「成分(A)」ともいう。)と、(B)Nε−ラウロイル−L−リジン(以下、「成分(B)」ともいう。)と、を含有する。
<成分(A)>
本発明の毛髪処理剤組成物は、成分(A)として、カチオン性高分子を含有する。
具体的なカチオン性高分子としては、例えば、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース(市販名;カチナール LC−100;東邦化学工業(株)製)、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(ラウリルジメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド等のカチオン化セルロース;塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]グアガム(市販名;JAGUAR EXCEL;三昌(株)製)等のカチオン化グアガム;デキストラン塩化ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムエーテル等のカチオン化デキストランのような、セルロース誘導体、天然ガム、澱粉、デキストラン等の多糖類をカチオン化して得られるカチオン化多糖;塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]加水分解カゼイン、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]加水分解コラーゲン、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]加水分解シルク、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]加水分解ケラチン、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]加水分解コムギたん白、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]加水分解コンキオリン、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ステアリルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解ケラチン、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ステアリルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解コラーゲン、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ステアリルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解シルク、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ステアリルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解カゼイン、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ステアリルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解コムギたん白、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ステアリルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解コンキオリン、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ラウリルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解ケラチン、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ラウリルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解コラーゲン、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ラウリルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解シルク、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ラウリルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解カゼイン、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ラウリルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解コムギたん白、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ラウリルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解コンキオリン、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ヤシ油アルキルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解大豆たん白、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ヤシ油アルキルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解カゼイン、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ヤシ油アルキルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解コラーゲン、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ヤシ油アルキルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解シルク、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ヤシ油アルキルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解ケラチン、塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(ヤシ油アルキルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解コンキオリン等のような加水分解たん白質をカチオン化して得られるカチオン化加水分解たん白;ポリ塩化ジメチルジアリルアンモニウム(市販名;マーコート100;ルーブリゾール(株)製);塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体(市販名;マーコート550;ルーブリゾール(株)製)、β−メタクリロキシエチルトリメチルアンモニウム・アクリルアミド共重合物、ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合物ジエチル硫酸塩(市販名;GAFQUAT 755N、;ISPジャパン(株)製)、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム等のカチオン化ビニル系又はアクリル系ポリマー;N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩・N,N−ジメチルアクリルアミド・ジメタクリル酸ポリエチレングリコール等のポリグリコールポリアミン縮合物;アジピオン酸ジメチル−アミノヒドロキシプロピルジエチルトリアミン共重合体;アミノエチルアミノプロピル・メチルポリシロキサン共重合体等が挙げられる。尚、これらのカチオン性高分子は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
特に、本発明においては、上述の(A)カチオン性高分子のなかでも、塩化ジメチルジアリルアンモニウム単位を含有するポリマー、カチオン化セルロース及びカチオン化グアガムからなる群から選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
上記カチオン性高分子の重量平均分子量は特に限定されないが、例えば、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)分析による標準ポリスチレン換算で、50,000以上とすることができる。
また、カチオン性高分子の配合割合は特に限定されないが、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、0.001〜2質量%であることが好ましく、より好ましくは0.01〜1.5質量%、更に好ましくは0.01〜1質量%である。この含有割合が上記範囲内である場合、毛髪の柔軟性を確保しつつ、毛先の指通りをより向上させることができる。
<成分(B)>
本発明の毛髪処理剤組成物は、成分(B)として、Nε−ラウロイル−L−リジンを含有する。
Nε−ラウロイル−L−リジンの含有割合は、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、0.01〜2.0質量%であることが好ましく、より好ましくは0.05〜1.0質量%、更に好ましくは0.1〜1.0質量%である。この含有割合が上記範囲内である場合、毛先の指通りを確保しつつ、毛髪の柔軟性をより向上させることができ、更に毛髪のツヤも向上させることができる。
また、上記成分(B)に対する、上記成分(A)の含有量(質量%)の比の値(カチオン性高分子/Nε−ラウロイル−L−リジン)は、0.05〜20であることが好ましく、より好ましくは0.07〜10、更に好ましくは0.1〜10である。
この比の値が上記範囲内である場合、毛先の指通り及び毛髪の柔軟性をより向上させることができ、更に毛髪のツヤも向上させることができる。
また、本発明の毛髪処理剤組成物のpHは、3.0〜7.0であることが好ましく、より好ましくは4.0〜6.0である。このpHが上記の範囲である場合、毛髪の膨潤もしくは毛髪の過収斂によるダメージ防止の観点から好ましい。
<他の成分>
本発明の毛髪処理剤組成物には、上述の各成分以外にも、必要に応じて、他の成分が配合されていてもよい。
上記他の成分としては、例えば、精製水等の水、油性成分、溶剤、界面活性剤、高分子化合物、酸性染料、染毛色材、糖、防腐剤、キレート化剤、安定剤、pH調整剤、植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン、香料、酸化防止剤、紫外線吸収剤、及び無機塩等を挙げることができる。
尚、これらの他の成分は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記油性成分としては、例えば、油脂、ロウ、炭化水素、高級脂肪酸、アルキルグリセリルエーテル、エステル、及びシリコーン等が挙げられる。
油脂としては、例えば、オリーブ油、ツバキ油、シア脂、アーモンド油、サフラワー油、ヒマワリ油、大豆油、綿実油、ゴマ油、トウモロコシ油、ナタネ油、コメヌカ油、コメ胚芽油、ブドウ種子油、アボカド油、マカダミアナッツ油、ヒマシ油、ヤシ油、及び月見草油等が挙げられる。尚、これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、油脂の配合割合は特に限定されないが、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、0.1〜10質量%であることが好ましく、より好ましくは0.2〜5質量%である。
ロウとしては、例えば、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ホホバ油、及びラノリン等が挙げられる。尚、これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
炭化水素としては、例えば、パラフィン、オレフィンオリゴマー、ポリイソブテン、水添ポリイソブテン、ミネラルオイル、スクワラン、ポリブテン、ポリエチレン、マイクロクリスタリンワックス、及びワセリン等が挙げられる。尚、これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、炭化水素の配合割合は特に限定されないが、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、0.1〜10質量%であることが好ましく、より好ましくは0.5〜5質量%である。
高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、及びラノリン脂肪酸等が挙げられる。尚、これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、高級脂肪酸の配合割合は特に限定されないが、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、0.1〜10質量%であることが好ましく、より好ましくは0.5〜5質量%である。
アルキルグリセリルエーテルとしては、例えば、バチルアルコール、キミルアルコール、セラキルアルコール、及びイソステアリルグリセリルエーテル等が挙げられる。尚、これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、アルキルグリセリルエーテルの配合割合は特に限定されないが、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、0.1〜10質量%であることが好ましく、より好ましくは0.5〜5質量%である。
エステルとしては、例えば、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ステアリル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸イソトリデシル、パルミチン酸2−エチルへキシル、リシノール酸オクチルドデシル、10〜30の炭素数を有する脂肪酸からなるコレステリル/ラノステリル、乳酸セチル、酢酸ラノリン、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、カプリン酸セチル、トリカプリル酸グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、コハク酸ジオクチル、コハク酸ジエトキシエチル、及び2−エチルヘキサン酸セチル等が挙げられる。尚、これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、エステルの配合割合は特に限定されないが、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、0.1〜10質量%であることが好ましく、より好ましくは0.5〜5質量%である。
シリコーンとしては、例えば、ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、末端水酸基変性ジメチルポリシロキサン(ジメチコノール)、650〜10000の平均重合度を有する高重合シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン[例えば、(PEG/PPG/ブチレン/ジメチコン)コポリマー]、アミノ変性シリコーン、ベタイン変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、及びフッ素変性シリコーン等が挙げられる。尚、これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、シリコーンの配合割合は特に限定されないが、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、0.1〜10質量%であることが好ましく、より好ましくは0.5〜7質量%である。
上記溶剤としては、例えば、水、及び有機溶媒等が挙げられる。
有機溶媒としては、例えば、エタノール、イソプロパノール、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、グリコール、及びグリセリン等が挙げられる。
グリコールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、及び1,3−ブチレングリコール等が挙げられる。
グリセリンとしては、例えば、グリセリン、ジグリセリン、及びポリグリセリン等が挙げられる。
尚、これらの溶剤は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、溶剤の配合割合は特に限定されないが、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、0.1〜10質量%であることが好ましく、より好ましくは0.5〜7質量%である。
上記界面活性剤は、洗浄成分として配合されるほか、各成分を可溶化させる可溶化剤として配合できる。また、組成物の粘度を調整したり粘度安定性を向上させたりするために配合できる。
界面活性剤としては、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤としては、例えば、ポリアルキレンアルキルエーテル、アルキレンソルビタン脂肪酸エステル、アルキレンアルキルグリコール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン脂肪酸アミド、脂肪族アルカノールアミド、アルキルグルコシド等が挙げられる。
ポリアルキレンアルキルエーテルとしては、例えば、ポリオキシエチレン(以下、「POE」ともいう)セチルエーテル、POEステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、POEオレイルエーテル、POEラウリルエーテル、POEオクチルドデシルエーテル、POEヘキシルデシルエーテル、POEイソステアリルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEオクチルフェニルエーテル、及びポリオキシプロピレンアルキルエーテル等が挙げられる。
アルキレンソルビタン脂肪酸エステル又はアルキレンアルキルグリコール脂肪酸エステルとしては、例えば、モノオレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEソルビタン、モノパルミチン酸POEソルビタン、モノラウリン酸POEソルビタン、トリオレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEグリセリン、モノミリスチン酸POEグリセリン、テトラオレイン酸POEソルビット、ヘキサステアリン酸POEソルビット、モノラウリン酸POEソルビット、POEソルビットミツロウ、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、親油型モノオレイン酸グリセリン、親油型モノステアリン酸グリセリン、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、ショ糖脂肪酸エステル、モノラウリン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、モノオレイン酸デカグリセリル、及びモノミリスチン酸デカグリセリル等が挙げられる。
ポリオキシアルキレン脂肪酸アミド又は脂肪族アルカノールアミドとしては、例えば、ポリオキシエチレン(2EO)ラウリン酸モノエタノールアミド(但し、括弧内の記載は、オキシエチレン基の付加モル数を表す。以下同様。)、ポリオキシエチレン(3EO)ラウリン酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレン(5EO)ラウリン酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレン(10EO)ラウリン酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレン(15EO)ラウリン酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレン(2EO)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレン(5EO)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレン(10EO)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、及びポリオキシプロピレン(12EO)ミリスチン酸モノエタノールアミド等が挙げられる。なかでも、ポリオキシエチレン(2EO)ラウリン酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレン(3EO)ラウリン酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレン(5EO)ラウリン酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレン(10EO)ラウリン酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレン(15EO)ラウリン酸モノエタノールアミドが好ましい。
また、アルキルグルコシドとしては、例えば、アルキル(C8〜16)グルコシド、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、及びポリオキシエチレンジオレイン酸メチルグルコシド等が挙げられる。
尚、これらのノニオン性界面活性剤は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、ノニオン性界面活性剤の配合割合は特に限定されないが、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、0.1〜10質量%であることが好ましく、より好ましくは0.1〜5質量%である。
カチオン性界面活性剤としては、例えば、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(市販名;レボン TM−18;三洋化成工業(株)製)、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン、塩化メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム、及びメチル硫酸ベヘニルトリメチルアンモニウム等が挙げられる。尚、これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、カチオン性界面活性剤の配合割合は特に限定されないが、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、0.1〜10質量%であることが好ましく、より好ましくは1〜7質量%である。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン等のアルキル硫酸エステル塩、POEラウリルエーテル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、及びテトラデセンスルホン酸ナトリウム等が挙げられる。また、(C6〜C24)アルキルエーテルカルボン酸、ヒドロキシ(C6〜C24)アルキルエーテルカルボン酸、ポリオキシアルキレン化した(C6〜C24)アルキルエーテルカルボン酸、ポリオキシアルキレン化した(C6〜C24)アルキルアリールエーテルカルボン酸、ポリオキシアルキレン化した(C6〜C24)アルキルアミドエーテルカルボン酸、及び、これらのアルカリ金属塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等)、有機アミン塩(例えば、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、及びモノイソプロパノールアミン塩等)等が挙げられる。更には、POEラウリルエーテルリン酸及びその塩、N−ラウロイルグルタミン酸塩類、及びN−ラウロイルメチル−β−アラニン塩類等が挙げられる。尚、これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、アニオン性界面活性剤の配合割合は特に限定されないが、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、0.1〜10質量%であることが好ましく、より好ましくは0.1〜5質量%である。
両性界面活性剤としては、例えば、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、及びココアンホ酢酸ナトリウム等が挙げられる。尚、これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、両性界面活性剤の配合割合は特に限定されないが、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、0.1〜10質量%であることが好ましく、より好ましくは0.1〜5質量%である。
上記高分子化合物としては、ノニオン性高分子、アニオン性高分子、両性高分子が挙げられる。尚、この高分子化合物の重量平均分子量は特に限定されないが、例えば、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)分析による標準ポリスチレン換算で、50,000以上とすることができる。
ノニオン性高分子としては、例えば、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、デキストリン、ガラクタン、プルラン、高重合ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/ビニルアセテート共重合体、ビニルピロリドン/ビニルアセテート/ビニルプロピオネート共重合体(例えば、BASF社製、商品名「ルビスコール」等)、ジメチルヒダントインホルムアルデヒド樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、ポリ(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリル酸アミド系共重合体等が挙げられる。尚、これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、ノニオン性高分子の配合割合は特に限定されないが、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、0.01〜3質量%であることが好ましく、より好ましくは0.1〜1質量%である。
アニオン性高分子としては、例えば、キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、アラビアガム、ペクチン、及びカルボキシビニルポリマー等が挙げられる。尚、これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、アニオン性高分子の配合割合は特に限定されないが、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、0.01〜1質量%であることが好ましく、より好ましくは0.01〜0.5質量%である。
両性高分子は、例えば、N−メタクリロイルエチルN,N−ジメチルアンモニウムα−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸ブチル共重合体(市販名;ユカフォーマーAM−75;三菱化学(株)製)、アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル・アクリル酸オクチルアミド共重合体(市販名;アンフォマー28−4910;ナショナルスターチ社製)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体(市販名;マーコート280,295;オンデオ・ナルコ社製)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド・アクリル酸の三元重合体(市販名;マーコートプラス3330,3331;オンデオ・ナルコ社製)、アクリル酸・アクリル酸メチル・塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム共重合体(市販名;マーコート2001;オンデオ・ナルコ社製)等が挙げられる。尚、これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、両性高分子の配合割合は特に限定されないが、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、0.01〜1質量%であることが好ましく、より好ましくは0.1〜1質量%である。
上記糖としては、例えば、ソルビトール、マルトース、グリコシルトレハロース、及びN−アセチルグルコサミン等が挙げられる。尚、これらは1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記防腐剤としては、例えば、パラベン、メチルパラベン、及び安息香酸ナトリウム等が挙げられる。尚、これらは1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記キレート化剤としては、例えば、エデト酸(エチレンジアミン四酢酸(EDTA))及びその塩類、ジエチレントリアミン五酢酸及びその塩類、並びにヒドロキシエタンジホスホン酸(エチドロン酸、HEDP)及びその塩類等が挙げられる。尚、これらは1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記安定剤としては、例えば、フェナセチン、8−ヒドロキシキノリン、アセトアニリド、ピロリン酸ナトリウム、バルビツール酸、尿酸、及びタンニン酸等が挙げられる。尚、これらは1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記pH調整剤としては、例えば、乳酸、レブリン酸、グリコール酸、酒石酸、リンゴ酸、ピロリドンカルボン酸(PCA)、コハク酸、及びクエン酸等が挙げられる。尚、これらは1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記酸化防止剤としては、例えば、アスコルビン酸、及び亜硫酸塩等が挙げられる。尚、これらは1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記無機塩としては、例えば、塩化ナトリウム、及び炭酸ナトリウム等が挙げられる。尚、これらは1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
<毛髪処理剤組成物の剤型>
本発明の毛髪処理剤組成物の剤型は特に限定されない。具体的には、例えば、クリーム状、乳液等の適宜な剤型にして用いることができる。また、エアゾール、ノンエアゾール等とすることもできる。
また、本発明の毛髪処理剤組成物は、シャンプー、リンス、コンディショナー、トリートメント、カーリング剤、パーマ剤、ストレートパーマ剤などの縮毛矯正剤、脱色剤、酸化染毛剤などの用途に使用できる。
以下、実施例を挙げて、本発明の実施の形態を更に具体的に説明する。但し、本発明は、これらの実施例に何ら制約されるものではない。ここで、部は、特記しない限り質量基準である。
[1]化学処理毛髪サンプルの調整
毛束サンプル(同一人毛、毛径;60〜100マイクロメートル)を用いて、「レセ パウダーブリーチ EX」(ホーユー株式会社製、ブリーチ剤)で30℃、30分処理した後、水洗し、シャンプーを行いドライヤーにて乾かした。そして、処理した毛束のうち、明度、感触が同等の化学処理毛髪を選択し、下記の性能評価に用いた。
[2]毛髪処理剤組成物の調製
表1〜表3に示すように、各成分を含む実施例1〜14、比較例1〜8の各毛髪処理剤組成物を常法に従って調製した。
尚、表中における各成分の数値は、毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合における含有割合(質量%)である。
[3]性能評価(毛先の指通り及び毛髪の柔軟性)
上記[1]のように準備した化学処理毛髪サンプル10gを水洗し、毛髪洗浄剤(ホーユー株式会社製、「プロマスターカラーケアLX スタイリッシュライン」)で洗浄した後、再度水洗した。次いで、化学処理毛髪サンプル全体に、実施例1〜14、比較例1〜8の毛髪処理剤組成物3gを均等に塗布した後、水洗し、タオルドライ後、ドライヤーで乾かした。上記操作を10回繰り返した後の、毛先の指通り、毛髪の柔軟性及び毛髪のツヤについて評価を行った。
毛先の指通り、毛髪の柔軟性及び毛髪のツヤの評価項目に関しては、それぞれ、上述のように処理した評価用毛髪サンプルに対して、20名のパネラーに「良い」、「良いとは言えない」の二者択一で評価させ、20名中、「良い」と回答したパネラーが17〜20名である場合が評価点5、13〜16名である場合が評価点4、9〜12名である場合が評価点3、5〜8名である場合が評価点2、4名以下である場合が評価点1とした。尚、これらの評価結果を各表に示す。
Figure 2014169228
Figure 2014169228
Figure 2014169228
[4]実施例の効果
表1〜表3によれば、比較例1〜8の毛髪処理剤組成物における「毛先の指通り」の評価結果は2又は3であり、「毛髪の柔軟性」の評価結果は2〜4であり、「毛髪のツヤ」の評価結果は2又は3であり、毛先の指通り、毛髪の柔軟性及び毛髪のツヤに優れたものはなかった。
これに対して、実施例1〜14の毛髪処理剤組成物における「毛先の指通り」の評価結果は3〜5であり、「毛髪の柔軟性」の評価結果は3〜5であり、「毛髪のツヤ」の評価結果は3又は4であり、毛先の指通り、毛髪の柔軟性及び毛髪のツヤの全てに優れており、実施例群は比較例群よりも優れた結果であった。
更に、実施例13のサンプルを1ヶ月間連用したところ、毛先の指通り、毛髪の柔軟性及び毛髪のツヤに関して、実施例13と同等の優れた評価を得た。
以上のことから、本実施例における毛髪処理剤組成物は、毛先の指通りを確保しつつ、毛髪の柔軟性を確保するとともに、毛髪にツヤを付与することができることが確認できた。
本発明の毛髪処理剤組成物によれば、連続使用等による毛髪への感触向上成分のオーバーコンディショニング(過度の吸着や蓄積)によって毛髪が硬くなってしまうことを防止することができるとともに、指通りを向上させることができる。更には十分なツヤが毛髪に付与される。そのため、毛髪の指通りを確保しつつ、毛髪の柔軟性を確保するとともに、毛髪にツヤを付与することができ、毛髪処理剤分野において、幅広く用いることができる。

Claims (4)

  1. (A)カチオン性高分子と、(B)Nε−ラウロイル−L−リジンと、を含有することを特徴とする毛髪処理剤組成物。
  2. 毛髪処理剤組成物全体を100質量%とした場合に、前記(A)カチオン性高分子の含有割合は0.001〜2質量%であり、前記(B)Nε−ラウロイル−L−リジンの含有割合は0.01〜2質量%である請求項1に記載の毛髪処理剤組成物。
  3. 前記(A)カチオン性高分子は、塩化ジメチルジアリルアンモニウム単位を含有するポリマー、カチオン化セルロース及びカチオン化グアガムからなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1又は2に記載の毛髪処理剤組成物。
  4. 前記(B)Nε−ラウロイル−L−リジンに対する、前記(A)カチオン性高分子の含有量(質量%)の比の値(カチオン性高分子/Nε−ラウロイル−L−リジン)が、0.05〜20である請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の毛髪処理剤組成物。
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