JP2014169164A - 紙葉類の厚さ検出装置、紙幣判定装置及び紙幣取扱装置 - Google Patents

紙葉類の厚さ検出装置、紙幣判定装置及び紙幣取扱装置 Download PDF

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Abstract

【課題】基準ローラと検知ローラおよび変位検出センサを取付けるフレームの熱変形をなくす機構により、紙葉類の厚みを正確に検出する。
【解決手段】第一のフレーム2内に、回転軸3に取付けられた複数の基準ローラ5と、回転軸10に取付けられた複数の検知ローラ11と、検知ローラ11各々に対向して配置された複数の変位検出センサ27、28とで紙葉類の厚さ検出装置を構成する。第一のフレーム2の回転軸3、10の軸上に玉軸受け6、8、14、16の取付け穴を設ける。基準ローラ5と検知ローラ11の回転軸の両端部は玉軸受け6、8、14、16の内輪に固定する。基準ローラ5と検知ローラ11の一端の玉軸受け6、14の外輪は取付け穴30、40に固定する。基準ローラ5と検知ローラ11の玉軸受け8、16の外輪は取付け穴36、46に回転軸3及び回転軸10の軸方向にのみ可動自在に配置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、紙幣、有価証券、切手及び小切手などに貼られたテープ、紙、シール等を検出するための紙葉類の厚さ検出装置、それを有する紙幣判定装置及び紙幣取扱装置に関する。
現金自動取引装置に備えられる紙幣取扱装置や自動販売機等のように紙幣を取り扱う装置では、テープ、紙等で変造された紙幣を鑑別することが重要であり、そのための紙葉類の厚さ検出装置及びそれを有する紙幣判定装置が備えられている。
特開平2002−316746号公報には、固定ローラ取付治具と筐体間の取付すきまに温度変化があっても所定量以下のしめしろに保てるように、樹脂製の固定ローラ取付治具の熱膨張分を考慮したしまりばめとしたり、筐体と嵌合する樹脂製の固定ローラ取付治具の筐体と接する面取り部分を樹脂製の固定ローラ取付治具の熱膨張分を考慮した寸法公差のしまりばめとなるような寸法にすることにより、温度変化があっても対向したローラ間の隙間を所定量以下に保つことで安定した出力を得られる紙葉類の厚さ検出装置が開示されている。
特開2002−316746号公報
しかし、特開平2002−316746号公報に記載の紙葉類の厚さ検出装置は、温度変化による固定ローラの軸受けと筺体との隙間の低減には効果があるが、筺体の軸方向の熱変形に対しては十分な予防効果が得られない。
本発明は、上記の課題を解決することを目的とするものであり、基準ローラと検知ローラおよび変位検出センサを取付ける筺体(フレーム)の熱変形をなくす機構により、紙葉類の厚みを正確に検出できる紙葉類の厚さ検出装置を提供し、且つ紙葉類の厚さ検出装置を紙幣判定装置に搭載した場合の厚さ検出装置のフレームの熱変形をなくす機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の紙葉類の厚さ検出装置は、第一のフレーム2内に平行に設けられた回転軸3及び回転軸10を有し、回転軸3に取付けられ、紙葉類の搬送方向に対して直角方向に配置された複数の基準ローラ5と、基準ローラ5の位置に対応して配置され、その外輪が基準ローラ5に接触して回転軸10を中心に回転する複数の検知ローラ11と、複数の検知ローラ11の各々に対向して配置され、複数の検知ローラ11の変位を検出する複数の変位検出センサ27、28とを備え、複数の基準ローラ5と複数の検知ローラ11の外輪との間の接触部に紙葉類を搬送させて、紙葉類の厚さを検出する紙葉類の厚さ検出装置において、第一のフレーム2の回転軸3及び回転軸10の軸上にこれらの回転軸の玉軸受け6、8、14、16の取付け穴30、36、40、46を設け、基準ローラ5と検知ローラ11の回転軸3及び回転軸10の両端部は玉軸受け6、8、14、16の内輪に固定し、基準ローラ5と検知ローラ11の一端の玉軸受け6、14の外輪は一方の取付け穴30、40に固定し、基準ローラ5と検知ローラ11の他端の玉軸受け8、16の外輪は他方の取付け穴36、46に回転軸3及び回転軸10の軸方向にのみ可動自在に配置する。
本発明の紙葉類の厚さ検出装置によれば、回転軸とフレームが熱変動により伸縮した場合でも、フレームの変形を防ぐことができるので、紙葉類の厚さを高精度に検出することが可能であり、紙幣が二枚以上重なっている重送およびテープ、紙等で変造された紙幣等を高精度に検出できる。
本発明の紙葉類の厚さ検出装置の斜視図である。 図1の断面図である。 本発明の紙葉類の厚さ検出装置を紙幣判定装置に適用した一例を示す平面図である。 図3の側面図である。 本発明の紙葉類の厚さ検出装置の搬送ガイドの一例を示す拡大図である。 搬送ガイドを構成する薄板ガイド部の一例を示す。 搬送ガイドを構成する上ガイド60及び下ガイド75の一例を示す。 搬送ガイドを構成する上ガイド65の一例を示す。 本発明の紙葉類の厚さ検出装置の他の一例を示す断面図である。 本発明の紙葉類の厚さ検出装置のスクレーパの一例を示す内部構成図である。 本発明の紙葉類の厚さ検出装置を有する紙幣取扱装置を示す。
本発明の紙葉類の厚さ検出装置を用いた紙幣取扱装置の一実施例を図11に示す。図11の紙幣取扱装置90は、現金預け入れ時に供給された紙幣96aを収納するための紙幣の分離と現金払い出し時に利用者が指定した金額を払い出すための紙幣供給受取機構91と、紙幣搬送路92a、92bと、紙幣の絵柄を検出する画像センサと、紙幣の磁気パターンを検出する磁気センサと、紙幣の蛍光画像を検出する蛍光センサからなる紙幣の金種又は真偽を判定する真偽判定装置と、紙幣が二枚以上重なっている重送およびテープ、紙等で変造された紙幣を検出する本発明の紙葉類の厚さ検出装置を用いて紙幣の真偽を判定する紙幣判定装置97と、紙幣の収納時と払い出し時に一時的に紙幣を蓄積しておく一時スタッカ93と、機械処理ができない紙幣を収納するための紙幣回収箱94と、金種別に紙幣96bを収納し払い出すための金種収納箱95a、95b、95cと、で構成される。
次に、図11に示す紙幣取扱装置90の動作について説明する。現金預け入れ時は紙幣供給受取機構91に供給された紙幣96aは一枚ずつ分離され搬送路92aに供給される。紙幣判定装置97において紙幣が真券であるか偽券であるかを鑑別し、また、紙幣が一枚か二枚以上かを判別する。紙幣が真券であり、且つ一枚の場合は一時スタッカ93に蓄積され取引金額を表示する。一方、供給した紙幣に問題がある場合は供給した全ての紙幣は紙幣供給受取機構91に戻される。取引が成立した場合は再び紙幣判定装置97を通り紙幣が一枚か二枚以上かをチェックしてそれぞれの金種収納箱95に収納する。現金払い出し時には金種収納箱95の紙幣96bを一枚ずつ分離し搬送路92bに供給する。紙幣判定装置97において紙幣が一枚か二枚以上かを判別する。紙幣が一枚の場合は紙幣供給受取機構91に払い出される。二枚以上及び折れ券の場合は一時スタッカ93に蓄積され、その後、紙幣回収箱94に収納される。なお、紙幣判定装置97は往復どちらの方向から紙幣が搬送されても鑑別可能なように構成されている。
次に、本発明の紙葉類の厚さ検出装置の一実施例を図1、図2を用いて説明する。図1は紙葉類の厚さ検出装置の略全体構成を示す斜視図である。図2は図1の厚さ検出装置の断面図である。
図1に示す紙葉類の厚さ検出装置1は、回転駆動機構(図示せず)により回転力が伝達され回転軸3に設けられた基準ローラ5a〜5jが回転するローラと、回転軸10に設けられた検知ローラ11a〜11jが基準ローラ5a〜5jに押付けられて従動回転するローラと、基準ローラ5a〜5jと検知ローラ11a〜11jの接触部を紙葉類が通過した時の紙葉類の厚みに応じて上方向に移動する検知ローラ11a〜11jの動きを検出する渦電流変位センサなどの変位検出センサ27a〜27jと28a〜28jで構成される。このように、基準ローラ5a〜5jと検知ローラ11a〜11jは、紙葉類の全領域を検出できるように紙葉類搬送方向と直角方向に多数配置されている。
また、回転軸3、10の両端部は、玉軸受け6、8、14、16を介してセンサフレーム2に取付けられ玉軸受け6、14、16の内輪が止めねじ7、15、17(図2に示す)で固定されている。また、基準ローラ5a〜5jと検知ローラ11a〜11j間の押付力は、回転軸3と10の軸間距離で設定する。また、変位検出センサ27a〜27jと28a〜28jは回路基板26に設けられ回路基板26がセンサフレーム2に取付けられている。
検知ローラ11a〜11jは、金属などの円筒状部材からなる外輪12と、外輪12と回転軸10との間にはゴムなどの柔らかい弾性部材13が充填されている。また、図2に示すように、弾性部材13は、外輪12の両端部に分割して設けることもできる。また、弾性部材13と外輪12は、接着または非接着とすることができる。これにより、基準ローラ5a〜5jと検知ローラ11a〜11jとの間に紙葉類が通過すると弾性部材13が紙葉類の厚み分だけ変形して外輪12が上方向に移動する。すなわち、弾性部材13に圧力が伝達され弾性部材13が変形することで、ローラが偏心し外輪12が上方向に移動する。この移動量を変位検出センサ27a〜27jと28a〜28jで検出して紙葉類の厚みに応じた変位検出信号Vを出力する。
なお、この変位検出信号Vは図11に示す現金自動取扱装置の紙幣判定装置97の判定処理部(図示せず)に送られる。判定処理部は、変位検出信号Vと紙幣が検知ローラを通過した時のスキュー(搬送方向の傾き)、シフト(回転軸方向の位置)の姿勢信号から紙幣が二枚以上重なった重送か、テープ等が貼られた変造券かを判定し、その判定信号を出力する。なお、姿勢信号は、紙幣のスキューがない状態に変位検出信号Vを修正するためと、紙幣が検知ローラを通過した位置を求めるために使用する。
図1、図2で示すようにセンサフレーム2は一体成形された略直方体の一つのブロックで構成することができる。基準ローラ5a〜5jと検知ローラ11a〜11jを取付ける面は平行面であって、変位検出センサを設けた回路基板26を取付ける面は前記平行面と直交している。また、各対向する面間に貫通穴を形成し、基準ローラ5a〜5jと検知ローラ11a〜11jと回路基板26をそれぞれ対応する面に取り付けている。なお、回路基板26を取付ける面の対向面には貫通穴を設けなくとも良い。また、センサフレーム2の側面に設けたねじ穴18、ピン穴19は、この紙葉類の厚さ検出装置1を図11に示す紙幣判定装置97の装置フレームに取付けるために設けられている。
このように、一体成形されたセンサフレーム2に基準ローラ5a〜5jと検知ローラ11a〜11jと回路基板26を取付けることにより、外部から伝達される振動に対して基準ローラ5a〜5jと検知ローラ11a〜11jと回路基板26は同位相で振動するため変位検出信号Vには振動ノイズが現れないので検出精度を向上できる効果がある。
図2に図1の厚さ検出装置1の断面図を示す。図2では厚さ検出装置1の中央部の記載を省いている。なお、図1と同じ符号は説明を省略する。基準ローラ5a〜5jの回転軸3の一端は止めねじ7で玉軸受け6の内輪32に固定され、他端は締り嵌め等で玉軸受け8の内輪22に固定されている。また、玉軸受け6と8はセンサフレーム2に設けた取付け穴30、36に外輪23、33が接触し嵌めこまれている。取付け穴30、36はセンサフレーム2を貫通する穴である。また、玉軸受け6の外輪33は取付け穴30に設けた段差部31に止め板34により押し当てられ止めねじ35でセンサフレーム2に固定されている。
センサフレーム2が変形すると変位検出センサを設けた回路基板26が変形し、検知ローラと変位検出センサ間の距離が変動するので正確な紙幣の厚さを検出できない問題がある。
本構成においては、回転軸3とセンサフレーム2が熱変動により伸縮した場合には、玉軸受け8とセンサフレーム2とは軸方向に滑りが発生するのでセンサフレーム2の変形を防ぐことができる。
同様に、検知ローラ11a〜11jの回転軸10の両端は止めねじ15、17で玉軸受け14、16の内輪42、20に固定されている。玉軸受け14、16はセンサフレーム2に設けた取付け穴40、46に外輪21、43が接触し嵌めこまれている。取付け穴40、46はセンサフレーム2を貫通する穴である。また、玉軸受け14の外輪43は取付け穴40に設けた段差部41に止め板44により押し当てられ、止めねじ45でセンサフレーム2に固定されている。また、符号4は回転駆動機構に結合する歯車の取付け部を示す。なお、センサフレーム2の金属部材にはアルミ、ステンレス、鉄、銅、鋳物などが使用できる。
以上の構成により、回転軸10とセンサフレーム2が熱変動により伸縮した場合でも、玉軸受け16とセンサフレーム2とは軸方向に滑りが発生するのでセンサフレーム2の変形を防ぐ効果がある。さらに、センサフレーム2と回転軸3、10および玉軸受け6、8、14、16を同じ材質、又は、熱膨張係数が同じか近い材質にすれば、熱変動による伸縮が減少するのでより好適である。
本発明の紙葉類の厚さ検出装置の他の一実施例を図3、図4を用いて説明する。
図3は厚さ検出装置1を図11に示す紙幣判定装置97の装置フレーム53a、53bに取付けた平面図を示す。また、図4は図3の側面図を示す。なお、点線部は厚さ検出装置1および紙幣判定装置97の内部の構成を示す。なお、図1、図2と同じ符号の説明は省略する。
図3、図4は、紙幣判定装置97と、紙幣判定装置97に取付けられた画像センサなどの他のセンサ51と、ジャム除去時などに開閉できる開閉フレーム52a、52bと、装置フレーム53a、53bと、装置フレーム53a、53bに設けられた開閉フレーム52a、52bの回転軸54と、センサフレーム2のねじ穴18に挿入しセンサフレーム2の側面を装置フレーム53aに固定するねじ55と、センサフレーム2のピン穴19に挿入し厚さ検出装置1の自重を支えるための支持ピン56と、支持ピン56を装置フレーム53bに固定するためのねじ部57およびセンサフレーム2のピン穴19に挿入するためのピン部58と、基準ローラに回転力を伝達する歯車59と、紙幣搬送方向を示す符号69を示す。
なお、開閉フレーム52aと52b、装置フレーム53aと53bは図示しない連結部材で結合されている。また、図4に開閉フレーム52a、52bを装置フレーム53a、53bに固定するためのアーム76と、開閉フレーム52a、52bに設けたアーム76の回転軸77と、装置フレーム53a、53bに設けた固定ピン78を示す。
このように、厚さ検出装置1を紙幣判定装置97の装置フレーム53a、53bに取付ける場合、厚さ検出装置1のセンサフレーム2の回転軸3、10を固定する側面の一方を装置フレーム53aに固定する。また、センサフレーム2の他方は自重により撓むので、装置フレーム53bに設けた支持ピン56によりセンサフレーム2のピン穴19に挿入し厚さ検出装置1の自重を支えるようにした自由支持の構成とする。これにより、センサフレーム2が熱変動により伸縮した場合でも、支持ピン56とセンサフレーム2のピン穴19の接触部で滑りが発生しセンサフレーム2は拘束されないのでセンサフレーム2の変形を防ぐことができる。
本発明の紙葉類の厚さ検出装置の搬送ガイドの一実施例を図3〜図8を用いて説明する。なお、図1〜図4と同じ符号の説明は省略する。
ここでは、本発明の基準ローラ5a〜5jと検知ローラ11a〜11jに設ける上ガイド60、61、65と下ガイド70、75の構成について説明する(図5参照)。これらのガイドは紙幣をローラに挿入するために必要な構成であって、紙幣の一部が折れた折れ券、紙幣の一部が切れている切れ券、紙幣がカールしているカール券などをジャムが発生しないように前記ローラに誘導し噛みこませるために必要な構造である。
なお、本発明では基準ローラ5および検知ローラ11それぞれの隣接ローラ間の隙間が数mmと狭いため、隣接するローラ間には剛性の弱い厚さ数mmの薄板のガイドを挿入する必要がある。そのため、薄板のガイドをローラに接触しないように取付け、且つ、ガイドに作用する外力でガイドが変形しない構造にする必要がある。
図3乃至図5で示すように、本実施例は、センサフレーム2に取付けられた上ガイド60、61と、上ガイド61に設けられ検知ローラ11a〜11jのローラ隣接間の隙間に挿入された薄板ガイド部62a〜62iと、上ガイド60に設けられた上ガイド61の薄板ガイド部62a〜62iとの嵌合部73a〜73iと、開閉フレーム52aと52bに取付けられた上ガイド65と、上ガイド65に設けられた上ガイド61の薄板ガイド部63a〜63iを差込むための切欠部74a〜74iと、上ガイド61、62をセンサフレーム2に固定するねじ66と、上ガイド60、65と下ガイド70、75に設けたられた上流部、下流部のガイドの切欠部に挿入する櫛歯部68からなる。
図5は基準ローラ5a、5bと検知ローラ11a、11b間の上ガイド60、61、65と、下ガイド70、75の構成を示す断面図である。上ガイド60、61と下ガイド70は厚さ検出装置1のセンサフレーム2にねじ66で取付けられている。また、図3、図4に示すように、上ガイド65は紙幣判定装置97の開閉フレーム52a、52bに取付けられている。また、図4に示すように、下ガイド75は紙幣判定装置97の装置フレーム53a、53bに取付けられている。
上ガイド61と下ガイド70には基準ローラ5a〜5jおよび検知ローラ11a〜11jの隣接ローラ間の数mmの狭い隙間にガイドを挿入するために厚さ数mmの薄板からなる薄板ガイド部62a〜62iと71a〜71iを設ける。
また、図6に示すように薄板ガイド部62(62a〜62iを示す)の一端に上ガイド60の嵌合部73a〜73i(嵌合部73については図7参照)と遊嵌するための凹部80とテーパ81を設ける。
また、図8に示すように薄板ガイド部62(62a〜62iを示す)の他端には上ガイド65の切欠部74(74a〜74iを示す)に若干の隙間を設けて差込むことのできる突起部63(63a〜63iを示す)を設ける。符号82、83はテーパを示す。同様に、図6に示すように薄板ガイド部71(71a〜71iを示す)の一端には下ガイド75の嵌合部72a〜72iと遊嵌するための凹部80とテーパ81を設ける。
また、図7に示すように嵌合部73(73a〜73iを示す)と嵌合部72(72a〜72iを示す)には、側面84と凸部85とテーパ86を設ける。上記ガイドの材質は樹脂などが好適である。また、凹部と凸部を入れ替えても良い。なお、テーパ81、82、83、86は紙幣が角に引っ掛らないようにカットしたものである。
このように、基準ローラ、検知ローラの隣接ローラ間に差込まれた薄板ガイド部の先端部を上流側の固定されたガイドあるいは下流側の固定されたガイドに遊嵌させる構造にしたため薄板ガイドに外力が作用しても変形を防ぐことができる。
さらに、図8に示すように、上ガイド61に複数の薄板ガイド部62、63が設けられているが、薄板ガイド部の取付け間隔に誤差があった場合でも薄板ガイド部63が切欠部74に遊嵌することで薄板ガイド部をローラに接触させることなく取付けることができる。
本発明の紙葉類の厚さ検出装置の他の一実施例を図9を用いて説明する。図9は図3のセンサフレーム2の支持ピン56をL型金具87に変更したものである。なお、図1〜図8と同じ符号の説明は省略する。
L型金具87は装置フレーム53bにねじ89で固定されている。センサフレーム2の一端は自重により撓むので自重を支えるためにL型金具87に載せられている。なお、L型金具87にリブ88を設けセンサフレーム2の紙幣搬送方向への移動を規制することもできる。
これにより、センサフレーム2が熱変動により伸縮した場合には、L型金具87とセンサフレーム2の接触部で滑りが発生しセンサフレーム2は拘束されないのでセンサフレーム2の変形を防ぐことができる。
本発明の紙葉類の厚さ検出装置のスクレーパの一実施例を図10を用いて説明する。なお、図1〜図9と同じ符号の説明は省略する。
ここでは、厚さ検出装置1の基準ローラ5a〜5j、検知ローラ11a〜11jに付着したごみを除去するためのスクレーパ100、110の構成を説明する。基準ローラ、検知ローラには紙幣からのインク、紙粉などの異物が付着する。これを除去しないと紙幣厚さの検出精度が低下する問題がある。
スクレーパ100は、検知ローラ11a(11b〜11jにも対応する)の外周の2箇所で接触するM型ブレード101と、M型ブレード101の突起部102、103と、M型ブレード101を内蔵し検知ローラ11aの回転中心の方向にのみ移動できるように支持するフォルダー105と、M型ブレード101とフォルダー105との間に挿入されM型ブレード101を検知ローラ11aの外周に押圧するためのばね104と、フォルダー105をセンサフレーム2に固定するねじ106からなる。なお、スクレーパ100には検知ローラ11a〜11jごとにM型ブレード101とフォルダ105が設けられている。また、前記ローラの接線と突起部102、103の接触角度、すなわち突起部102,103がローラ外周と接触する角度は90゜より大きい方がごみの掻き落としの効率がよい。そのため、ローラの正転時、逆転時に対応した2個の突起部102、103が必要となる。また、M型ブレード101の材質は樹脂、アルミ、銅など好適である。同様に、基準ローラ5a(5b〜5jにも対応する)に取付けられたスクレーパ110も同じ構成である。また、基準ローラ5a(5b〜5jにも対応する)の下側に、掻き落としたごみを回収するためのトレイ107を設ける。なお、トレイ107は、スクレーパ100、110のうちいずれか一方のみに設けてもよい。
これにより、ローラの外周の2箇所で接触するM型ブレード101によりローラの正転時、逆転時のどちらにおいてもごみを掻き落とすことができる。また、M型ブレード101の突起部102、103が磨耗してもばね104で押圧しているため性能を劣化させずにごみを掻き落とすことができる。また、掻き落としたごみを回収するためのトレイ107を設けたためにごみを飛散せないのでローラへの再付着などが起こらないので信頼性向上に効果がある。
これまでの説明では、変位検出器に渦電流式変位センサを用いているが、静電容量式変位センサ、光学式変位センサ、接触式変位センサなどが使用できる。また、本発明の紙葉類の厚さ検出装置を現金自動取扱装置、自動販売機の紙幣の厚さ検出装置に適用できる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…厚さ検出装置、2…センサフレーム、3…回転軸、4…紙葉類、5a〜5j…基準ローラ、6、8、14、16…玉軸受け、7、15…止めねじ、18…ねじ穴、19…ピン穴、10…回転軸、11a〜11j…検知ローラ、12…外輪、13…弾性部材、26…回路基板、27a〜27j…変位検出センサ、28a〜28j…変位検出センサ

Claims (15)

  1. 第一のフレーム内に平行に設けられた2つの回転軸を有し、前記回転軸の一方に取付けられ、紙葉類の搬送方向に対して直角方向に配置された複数の基準ローラと、前記複数の基準ローラの位置に対応して配置され、その外輪が前記基準ローラに接触して前記回転軸の他方を中心に回転する複数の検知ローラと、前記複数の検知ローラの各々に対向して配置され、前記複数の検知ローラの変位を検出する複数の変位検出センサとを備え、前記複数の基準ローラと前記複数の検知ローラの外輪との間の接触部に紙葉類を搬送させて、前記紙葉類の厚さを検出する紙葉類の厚さ検出装置において、
    前記第一のフレームの前記2つの回転軸の軸上に前記2つの回転軸の玉軸受けの取付け穴を設け、
    前記基準ローラと前記検知ローラの前記2つの回転軸の両端部は前記玉軸受けの内輪に固定し、
    前記基準ローラと前記検知ローラの一端の前記玉軸受けの外輪は前記一方の取付け穴に固定し、
    前記基準ローラと前記検知ローラの他端の前記玉軸受けの外輪は前記他方の取付け穴に前記回転軸の軸方向にのみ可動自在に配置したことを特徴とする紙葉類の厚さ検出装置。
  2. 請求項1記載の紙葉類の厚さ検出装置において、
    前記第一のフレームは一体成形された略直方体の一つのブロック構造で各対向する面間に貫通穴を形成し、
    前記基準ローラと前記検知ローラの玉軸受けの外輪を取付ける面は平行面であって、前記複数の変位検出センサを設けた基板を取付ける面は前記平行面と直交していることを特徴とする紙葉類の厚さ検出装置。
  3. 請求項1に記載の紙葉類の厚さ検出装置を内蔵する紙幣判定装置において、
    前記第一のフレームの前記基準ローラと前記検知ローラを取付ける面の一方を第二のフレームの対向する面の一方に固定し、
    前記第一のフレームの前記固定側と反対側の端部を前記第二のフレームの前記固定側と反対側のフレームに固定した部材で前記第一のフレームの自重を支持することを特徴とする紙幣判定装置。
  4. 請求項2に記載の紙葉類の厚さ検出装置を内蔵する紙幣判定装置において、
    前記第一のフレームの前記基準ローラと前記検知ローラを取付ける面の一方を第二のフレームの対向する面の一方に固定し、
    前記第一のフレームの前記固定側と反対側の端部を前記第二のフレームの前記固定側と反対側のフレームに固定した部材で前記第一のフレームの自重を支持することを特徴とする紙幣判定装置。
  5. 請求項1に記載の紙葉類の厚さ検出装置を内蔵する紙幣判定装置において、
    前記第一のフレームに固定され前記基準ローラと前記検知ローラそれぞれの隣接ローラ間に挿入する薄板ガイドは、前記薄板ガイドの挿入側の端部に凹部を形成し、前記薄板ガイドと接続する他のガイドの凸部と遊嵌させるようにしたことを特徴とする紙幣判定装置。
  6. 請求項2に記載の紙葉類の厚さ検出装置を内蔵する紙幣判定装置において、
    前記第一のフレームに固定され前記基準ローラと前記検知ローラそれぞれの隣接ローラ間に挿入する薄板ガイドは、前記薄板ガイドの挿入側の端部に凹部を形成し、前記薄板ガイドと接続する他のガイドの凸部と遊嵌させるようにしたことを特徴とする紙幣判定装置。
  7. 請求項1に記載の紙葉類の厚さ検出装置において、
    前記基準ローラと前記検知ローラの少なくとも一方の外周に接触する2個の突起部を有するブレードを備え、前記ローラの外周に付着した異物を掻き落とすようにしたことを特徴とする紙葉類の厚さ検出装置。
  8. 請求項2に記載の紙葉類の厚さ検出装置において、
    前記基準ローラと前記検知ローラの少なくとも一方の外周に接触する2個の突起部を有するブレードを備え、前記ローラの外周に付着した異物を掻き落とすようにしたことを特徴とする紙葉類の厚さ検出装置。
  9. 請求項7記載の紙葉類の厚さ検出装置において、
    前記ブレードで掻き落とした異物を回収するトレイを有することを特徴とする紙葉類の厚さ検出装置。
  10. 請求項8記載の紙葉類の厚さ検出装置において、
    前記ブレードで掻き落とした異物を回収するトレイを有することを特徴とする紙葉類の厚さ検出装置。
  11. 請求項1記載の紙葉類の厚さ検出装置を有する紙幣取扱装置。
  12. 請求項2記載の紙葉類の厚さ検出装置を有する紙幣取扱装置。
  13. 請求項3記載の紙幣判定装置を有する紙幣取扱装置。
  14. 請求項4記載の紙幣判定装置を有する紙幣取扱装置。
  15. 請求項5記載の紙幣判定装置を有する紙幣取扱装置。
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