JP2014167282A - ロータリ圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出弁が中心線に対して左右対称でバランスが良く、吐出弁押さえの組付け後に吐出弁の誤組付けの検査を行なうことができるロータリ圧縮機を得ること。
【解決手段】ロータリ圧縮機において、吐出弁部を構成するリード弁型の吐出弁200Sを、長手方向の中心線に対して線対称に形成し、リベット取付側の端部の長手方向の中心線を挟んだ一側に弁体表裏判別マーク200Seを設け、リベット孔201Sdからリベット取付側の端部までの長さを、吐出弁押さえ201Sのリベット孔201Sdからリベット取付側の端部までの長さより長くし、前記吐出弁200Sと前記吐出弁押さえ201Sを端板160Sに組付けたとき、前記弁体表裏判別マーク200Seを前記吐出弁押さえ201Sの端部から露出させ、前記弁体表裏判別マーク200Seの位置を目視可能とした。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば、空気調和機に使用されるロータリ圧縮機に関する。
従来、ロータリ圧縮機の圧縮部12(図1参照)の下端板160S及び上端板160Tには、図9及び図10に示す第1、第2溝部563S、563Tが形成され、図7〜図10に示すように、第1、第2溝部563S、563T内には、第1、第2吐出孔190S、190Tを開閉するリード弁型の第1、第2吐出弁500S、500T及び第1、第2吐出弁500S、500Tの撓み開弁量を制限するための第1、第2吐出弁押さえ501S、501Tが、第1、第2リベット203S、203Tにより取付けられている。第1、第2溝部563S、563Tの第1、第2吐出孔190S、190T側は、径(幅)が拡大されて第1、第2吐出孔側拡径部563Sb、563Tbが形成されている。
図10に示すように、第1、第2吐出弁500S、500T及び第1、第2吐出弁押さえ501S、501Tは、第1、第2溝部563S、563Tの底部に設けられた第1、第2リベット孔191S、191T、第1、第2吐出弁500S、500Tの第1、第2リベット孔500Sd、500Td及び第1、第2吐出弁押さえ501S、501Tの第1、第2リベット孔501Sd、501Tdを通した第1、第2リベット203S、203Tにより、第1、第2溝部563S、563T内に組付けられている。
第1、第2吐出孔側拡径部563Sb、563Tbの径(幅)が拡大されて第1、第2吐出孔側拡径部563Sb、563Tbが形成されているのは、第1、第2吐出孔190S、190Tから吐出され、第1、第2吐出弁500S、500Tを押し開いて噴出する圧縮冷媒ガスの流路を確保するためである。
第1、第2吐出弁500S、500Tは、ばね鋼のロール鋼板からプレス打抜き加工により製造されるため、ロールの外側である第1、第2吐出弁500S、500Tの表面は、ロールの巻癖により、僅かに凸面となっている。そのため、第1、第2吐出弁500S、500Tの表面が、第1、第2吐出孔190S、190Tの第1、第2弁座190Sa、190Taと当接するように第1、第2吐出弁500S、500Tを組付けた場合(誤組付け)、第1、第2吐出弁500S、500Tが弁座190Sa、190Taから離れる方向に反ってしまい、冷媒の漏れが発生し、ロータリ圧縮機の性能が低下する。
そのため、図7に示すように、第1、第2吐出弁500S、500Tの長手方向の中心線Cを挟んだ一側にずらした位置に切欠き部500Se、500Teを設け、第1、第2吐出弁500S、500Tの組付け時に、切欠き部500Se、500Teを長手方向の中心線Cを挟んだ一側に位置させ(切欠き部500Se、500Teが長手方向の中心線Cを挟んだ他側に位置するように組付けると誤組付けとなる)、第1、第2吐出弁500S、500Tの裏面が、第1、第2吐出孔190S、190Tの弁座190Sa、190Taと当接するようにしている。
また、従来、吐出弁装置を備えた主軸受、シリンダ、副軸受、偏心したピン部を持つシャフト、前記シャフトの回転により偏心回転するローラを有して構成された圧縮要素と、前記圧縮要素を駆動する回転子及び固定子を有して構成された電動機と、前記圧縮要素及び電動機を収納した密閉容器とを備え、前記吐出弁装置は吐出孔を設けた前記主軸受の窪みに弁がリベットで締結されて構成され、前記窪みは、台座リベット孔を有する台座と、前記台座の外周形状に沿った内周壁部とを備え、前記内周壁部は、前記台座リベット孔を中心とする回転方向に対して前記弁の位置決めをするための平行部分と、前記平行部分を円弧状に結ぶ円弧状部とを備え、前記弁は、前記吐出孔を開閉する可動部と、弁リベット孔を有する固定部とを備え、前記固定部は、前記内周壁部の形状に沿う外周形状を有すると共に、前記台座リベット孔に合致する前記リベット孔を有し、前記台座リベット孔及び前記弁リベット孔を貫通する前記リベットにより前記主軸受に取り付けられているロータリ圧縮において、前記内周壁部の平行部分の中心線を前記吐出孔の中心と前記台座リベット孔の中心とを結ぶ直線に対して偏心させ、弁の表裏の誤組立を防止するロータリ圧縮機が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−101503号公報
しかしながら、図7〜図10を参照して説明した上記従来の技術によれば、第1、第2吐出弁500S、500Tの第1、第2リベット孔500Sd、500Tdから弁後端までの長さLは、第1、第2吐出弁押さえ501S、501Tの第1、第2リベット孔501Sd、501Tdから押さえ後端までの長さLと同一の長さとなっていて、第1、第2吐出弁500S、500T及び第1、第2吐出弁押さえ501S、501Tの組付け後に、第1、第2吐出弁500S、500Tの誤組付けを検査しようとしても、切欠き部500Se、500Teが第1、第2吐出弁押さえ501S、501Tの下に隠れて検査ができない、という問題がある。
また、上記特許文献1に開示された従来のロータリ圧縮機は、内周壁部の平行部分の中心線を吐出孔の中心と台座リベット孔の中心とを結ぶ直線に対して偏心させているので、弁の形状が非対称でバランスが悪く、開閉動作時に弁が捩れ動作し、長期間稼働すると弁が疲労変形して閉塞性が悪くなる、という問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、吐出弁が長手方向の中心線に対して線対称でバランスが良く、吐出弁押さえの組付け後に吐出弁の誤組付けの検査を行なうことができるロータリ圧縮機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、上部に冷媒の吐出部が設けられ下部側面に冷媒の吸入部が設けられ密閉された縦置きの圧縮機筐体と、前記圧縮機筐体の下部に配置され、環状のシリンダと、軸受部及び吐出弁部を有し前記シリンダの端部を閉塞する端板と、前記軸受部に支持された回転軸の偏芯部に嵌合され前記シリンダのシリンダ内壁に沿って該シリンダ内を公転し前記シリンダ内壁との間に作動室を形成する環状ピストンと、前記シリンダのベーン溝内から前記作動室内に突出して前記環状ピストンに当接し前記作動室を吸入室と圧縮室とに区画するベーンと、を備え、前記吸入部を通して冷媒を吸入し、前記圧縮機筐体内を通して前記吐出部から冷媒を吐出する圧縮部と、前記圧縮機筐体の上部に配置され、前記回転軸を介して前記圧縮部を駆動するモータと、を備えるロータリ圧縮機において、前記吐出弁部を構成するリード弁型の吐出弁を、長手方向の中心線に対して線対称に形成し、リベット取付側の端部の長手方向の中心線を挟んだ一側に弁体表裏判別マークを設け、リベット孔から前記リベット取付側の端部までの長さを、吐出弁押さえのリベット孔からリベット取付側の端部までの長さより長くし、前記吐出弁と前記吐出弁押さえを前記端板に組付けたとき、前記弁体表裏判別マークが前記吐出弁押さえの端部から露出し、前記弁体表裏判別マークの位置を目視可能としたことを特徴とする。
本発明によれば、吐出弁が長手方向の中心線に対して線対称でバランスが良く、吐出弁押さえの組付け後に吐出弁の誤組付けの検査を行なうことができる、という効果を奏する。
図1は、本発明に係るロータリ圧縮機の実施例を示す縦断面図である。 図2は、実施例の第1、第2の圧縮部の上から見た横断面図である。 図3は、実施例の第1、第2吐出弁を示す平面図である。 図4は、実施例の第1、第2吐出弁押さえを示す平面図である。 図5は、実施例の第1、第2吐出弁及び第1、第2吐出弁押さえを組付けた上、下端板の部分平面図である。 図6は、図5のA−A線に沿う部分断面図である。 図7は、従来の第1、第2吐出弁を示す平面図である。 図8は、従来の第1、第2吐出弁押さえを示す平面図である。 図9は、従来の第1、第2吐出弁及び第1、第2吐出弁押さえを組付けた上、下端板の部分平面図である。 図10は、図9のB−B線に沿う部分断面図である。
以下に、本発明に係るロータリ圧縮機の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明に係るロータリ圧縮機の実施例を示す縦断面図であり、図2は、実施例の第1、第2の圧縮部の上から見た横断面図である。
図1に示すように、実施例のロータリ圧縮機1は、密閉された縦置き円筒状の圧縮機筐体10の下部に配置された圧縮部12と、圧縮機筐体10の上部に配置され、回転軸15を介して圧縮部12を駆動するモータ11と、を備えている。
モータ11のステータ111は、円筒状に形成され、圧縮機筐体10の内周面に焼きばめされて固定されている。モータ11のロータ112は、円筒状のステータ111の内部に配置され、モータ11と圧縮部12とを機械的に接続する回転軸15に焼きばめされて固定されている。
圧縮部12は、第1の圧縮部12Sと、第1の圧縮部12Sと並列に配置され第1の圧縮部12Sの上側に積層された第2の圧縮部12Tと、を備えている。図2に示すように、第1、第2の圧縮部12S、12Tは、第1、第2側方張出部122S、122Tに、放射状に第1、第2吸入孔135S、135T、第1、第2ベーン溝128S、128Tが設けられた環状の第1、第2シリンダ121S、121Tを備えている。第1、第2シリンダ121S、121Tには、第1、第2ベーン溝128S、128Tから位相角度180°離れた位置に、第1、第2側方凸部122St、122Ttが設けられている。
図2に示すように、第1、第2シリンダ121S、121Tには、モータ11の回転軸15と同心に、円形の第1、第2シリンダ内壁123S、123Tが形成されている。第1、第2シリンダ内壁123S、123T内には、シリンダ内径よりも小さい外径の第1、第2環状ピストン125S、125Tが夫々配置され、第1、第2シリンダ内壁123S、123Tと、第1、第2環状ピストン125S、125Tとの間に、冷媒ガスを吸入し圧縮して吐出する第1、第2作動室130S、130Tが形成される。
第1、第2シリンダ121S、121Tには、第1、第2シリンダ内壁123S、123Tから径方向に、シリンダ高さ全域に亘る第1、第2ベーン溝128S、128Tが形成され、第1、第2ベーン溝128S、128T内に、夫々平板状の第1、第2ベーン127S、127Tが、摺動自在に嵌合されている。
図2に示すように、第1、第2ベーン溝128S、128Tの奥部には、第1、第2シリンダ121S、121Tの外周部から第1、第2ベーン溝128S、128Tに連通するように第1、第2スプリング穴124S、124Tが形成されている。第1、第2スプリング穴124S、124Tには、第1、第2ベーン127S、127Tの背面を押圧する第1、第2ベーンスプリング126S、126Tが挿入されている。
ロータリ圧縮機1の起動時は、この第1、第2ベーンスプリング126S、126Tの反発力により、第1、第2ベーン127S、127Tが、第1、第2ベーン溝128S、128T内から第1、第2作動室130S、130T内に突出し、その先端が、第1、第2環状ピストン125S、125Tの外周面に当接し、第1、第2ベーン127S、127Tにより、第1、第2作動室130S、130Tが、第1、第2吸入室131S、131Tと、第1、第2圧縮室133S、133Tとに区画される。
また、第1、第2シリンダ121S、121Tには、第1、第2ベーン溝128S、128Tの奥部と圧縮機筐体10内とを、図1に示す開口部Rで連通して圧縮機筐体10内の圧縮された冷媒ガスを導入し、第1、第2ベーン127S、127Tに、冷媒ガスの圧力により背圧をかける第1、第2圧力導入路129S、129Tが形成されている。
第1、第2シリンダ121S、121Tには、第1、第2吸入室131S、131Tに外部から冷媒を吸入するために、第1、第2吸入室131S、131Tと外部とを連通させる第1、第2吸入孔135S、135Tが設けられている。
また、図1に示すように、第1シリンダ121Sと第2シリンダ121Tの間には、中間仕切板140が配置され、第1シリンダ121Sの第1作動室130S(図2参照)と第2シリンダ121Tの第2作動室130T(図2参照)とを区画、閉塞している。第1シリンダ121Sの下端部には、下端板160Sが配置され、第1シリンダ121Sの第1作動室130Sを閉塞している。また、第2シリンダ121Tの上端部には、上端板160Tが配置され、第2シリンダ121Tの第2作動室130Tを閉塞している。
下端板160Sには、副軸受部161Sが形成され、副軸受部161Sに、回転軸15の副軸部151が回転自在に支持されている。上端板160Tには、主軸受部161Tが形成され、主軸受部161Tに、回転軸15の主軸部153が回転自在に支持されている。
回転軸15は、互いに180°位相をずらして偏心させた第1偏心部152Sと第2偏心部152Tとを備え、第1偏心部152Sは、第1の圧縮部12Sの第1環状ピストン125Sに回転自在に嵌合し、第2偏心部152Tは、第2の圧縮部12Tの第2環状ピストン125Tに回転自在に嵌合している。
回転軸15が回転すると、第1、第2環状ピストン125S、125Tが、第1、第2シリンダ内壁123S、123Tに沿って第1、第2シリンダ121S、121T内を図2の反時計回りに公転し、これに追随して第1、第2ベーン127S、127Tが往復運動する。この第1、第2環状ピストン125S、125T及び第1、第2ベーン127S、127Tの運動により、第1、第2吸入室131S、131T及び第1、第2圧縮室133S、133Tの容積が連続的に変化し、圧縮部12は、連続的に冷媒ガスを吸入し圧縮して吐出する。
図1に示すように、下端板160Sの下側には、下マフラーカバー170Sが配置され、下端板160Sとの間に下マフラー室180Sを形成している。そして、第1の圧縮部12Sは、下マフラー室180Sに開口している。すなわち、下端板160Sの第1ベーン127S近傍には、第1シリンダ121Sの第1圧縮室133Sと下マフラー室180Sとを連通する第1吐出孔190S(図2参照)が設けられ、第1吐出孔190Sには、圧縮された冷媒ガスの逆流を防止するリード弁型の第1吐出弁200Sが配置されている。
下マフラー室180Sは、環状に形成された1つの室であり、第1の圧縮部12Sの吐出側を、下端板160S、第1シリンダ121S、中間仕切板140、第2シリンダ121T及び上端板160Tを貫通する冷媒通路136(図2参照)を通して上マフラー室180T内に連通させる連通路の一部である。下マフラー室180Sは、吐出冷媒ガスの圧力脈動を低減させる。また、第1吐出弁200Sに重ねて、第1吐出弁200Sの撓み開弁量を制限するための第1吐出弁押さえ201Sが、第1吐出弁200Sとともにリベットにより固定されている。第1吐出孔190S、第1吐出弁200S及び第1吐出弁押さえ201Sは、下端板160Sの第1吐出弁部を構成している。
図1に示すように、上端板160Tの上側には、上マフラーカバー170Tが配置され、上端板160Tとの間に上マフラー室180Tを形成している。上端板160Tの第2ベーン127T近傍には、第2シリンダ121Tの第2圧縮室133Tと上マフラー室180Tとを連通する第2吐出孔190T(図2参照)が設けられ、第2吐出孔190Tには、圧縮された冷媒ガスの逆流を防止するリード弁型の第2吐出弁200Tが配置されている。また、第2吐出弁200Tに重ねて、第2吐出弁200Tの撓み開弁量を制限するための第2吐出弁押さえ201Tが、第2吐出弁200Tとともにリベットにより固定されている。上マフラー室180Tは、吐出冷媒の圧力脈動を低減させる。第2吐出孔190T、第2吐出弁200T及び第2吐出弁押さえ201Tは、上端板160Tの第2吐出弁部を構成している。第1、第2吐出弁部の詳細については、後述する。
第1シリンダ121S、下端板160S、下マフラーカバー170S、第2シリンダ121T、上端板160T、上マフラーカバー170T及び中間仕切板140は、複数の通しボルト175等により一体に締結されている。通しボルト175等により一体に締結された圧縮部12のうち、上端板160Tの外周部が、圧縮機筐体10にスポット溶接により固着され、圧縮部12を圧縮機筐体10に固定している。
円筒状の圧縮機筐体10の外周壁には、軸方向に離間して下部から順に、第1、第2貫通孔101、102が、第1、第2吸入管104、105を通すために設けられている。また、圧縮機筐体10の外側部には、独立した円筒状の密閉容器からなるアキュムレータ25が、アキュムホルダー252及びアキュムバンド253により保持されている。
アキュムレータ25の天部中心には、冷凍サイクルの蒸発器に接続するシステム接続管255が接続され、アキュムレータ25の底部に設けられた底部貫通孔257には、一端がアキュムレータ25の内部上方まで延設され、他端が、第1、第2吸入管104、105の他端に接続される第1、第2低圧連絡管31S、31Tが接続されている。
冷凍サイクルの低圧冷媒をアキュムレータ25を介して第1、第2の圧縮部12S、12Tに導く第1、第2低圧連絡管31S、31Tは、吸入部としての第1、第2吸入管104、105を介して第1、第2シリンダ121S、121Tの第1、第2吸入孔135S、135T(図2参照)に接続されている。すなわち、第1、第2吸入孔135S、135Tは、冷凍サイクルの蒸発器に並列に接続されている。
圧縮機筐体10の天部には、冷凍サイクルと接続し高圧冷媒ガスを冷凍サイクルの凝縮器側に吐出する吐出部としての吐出管107が接続されている。すなわち、第1、第2吐出孔190S、190Tは、冷凍サイクルの凝縮器に接続されている。
圧縮機筐体10内には、およそ第2シリンダ121Tの高さまで潤滑油が封入されている。また、潤滑油は、回転軸15の下部に挿入された羽根ポンプ(図示せず)により、回転軸15の下端部に取付けられた給油パイプ16から吸上げられ、圧縮部12を循環し、摺動部品の潤滑を行なうと共に、圧縮部12の微小隙間のシールをしている。
次に、図3〜図6を参照して実施例のロータリ圧縮機1の特徴的な構成である第1、第2吐出弁部について説明する。図3は、実施例の第1、第2吐出弁を示す平面図であり、図4は、実施例の第1、第2吐出弁押さえを示す平面図であり、図5は、実施例の第1、第2吐出弁及び第1、第2吐出弁押さえを組付けた上、下端板の部分平面図であり、図6は、図5のA−A線に沿う部分断面図である。
図3に示すように、実施例の第1、第2吐出弁200S、200Tは、第1、第2リベット孔200Sd、200Tdが設けられた第1、第2リベット取付部200Sa,200Taと、第1、第2吐出孔閉塞部200Sb、200Tbと、第1、第2リベット取付部200Sa,200Taよりも幅の狭い第1、第2中間部200Sc、200Tcとを有している。第1、第2吐出弁200S、200Tは、長手方向の中心線Cに対して線対称に形成されている。第1、第2リベット取付部200Sa、200Taの後端部(リベット取付側の端部)の長手方向の中心線Cを挟んだ一側には、弁体表裏判別マークとしての第1、第2切欠き部200Se、200Teが設けられている。弁体表裏判別マークは、切欠き部に限定されず、孔、凹部、凸部又は色マーク等であってもよい。
第1、第2吐出弁200S、200Tは、ばね鋼のロール鋼板からプレス打抜き加工により製造され、図3に示すように、第1、第2リベット取付部200Sa、200Taの長手方向の中心線Cを挟んだ一側に第1、第2切欠き部200Se、200Teが位置するとき、ロールの外側である第1、第2吐出弁200S、200Tの表面が、図3の紙面の裏側から表側に向かって、僅かに凸面となっている。
図4に示すように、実施例の第1、第2吐出弁押さえ201S、201Tは、平面視で角のとれた長方形に形成され、第1、第2リベット孔201Sd、201Td及び第1、第2冷媒ガス抜き孔201Sf、201Tfが設けられ、図4の紙面の裏側から表側に向かって反るように形成されている。第1、第2冷媒ガス抜き孔201Sf、201Tfは、第1、第2吐出弁200S、200Tの第1、第2吐出孔閉塞部200Sb、200Tbが開いて図3の紙面の表側に向かって動くとき、第1、第2吐出弁200S、200Tと第1、第2吐出弁押さえ201S、201Tとの間に滞留している冷媒ガスを逃し、第1、第2吐出弁200S、200Tの第1、第2吐出孔閉塞部200Sb、200Tbが図3の紙面の裏側に向かって動いて閉じるとき、冷媒ガスを供給して、第1、第2吐出弁200S、200Tの弁開閉抵抗を減らすためのものである。
図3及び図4に示すように、第1、第2吐出弁200S、200Tの第1、第2リベット孔201Sd、201Tdから第1、第2リベット取付部200Sa、200Taの後端部(リベット取付側の端部)までの長さLを、第1、第2吐出弁押さえ201S、201Tの第1、第2リベット孔201Sd、201Tdから後端部(リベット取付側の端部)までの長さLより長くしている。
図5及び図6に示すように、ロータリ圧縮機の圧縮部12(図1参照)の下、上端板160S、160Tには、第1、第2溝部163S、163Tが形成され、第1、第2溝部163S、163Tの第1、第2吐出孔190S、190T側は、径(幅)が拡大されて第1、第2吐出孔側拡径部163Sb、163Tbが形成されている。また、第1、第2リベット孔191S、191Tから第1、第2溝部163S、163Tの反吐出孔側の端部までの長さは、第1、第2吐出弁200S、200Tの第1、第2リベット孔201Sd、201Tdから第1、第2リベット取付部200Sa、200Taの後端部(リベット取付側の端部)までの長さLに対応して従来よりも長くしている。
第1、第2溝部163S、163T内には、第1、第2吐出弁200S、200T及び第1、第2吐出弁押さえ201S、201Tが、第1、第2リベット203S、203Tにより組付けられる。図5に示すように、第1、第2吐出弁200S、200Tの第1、第2リベット孔200Sd、200Tdから第1、第2リベット取付部200Sa、200Taの後端部(リベット取付側の端部)までの長さLは、第1、第2吐出弁押さえ201S、201Tの第1、第2リベット孔201Sd、201Tdから後端部(リベット取付側の端部)までの長さLより長いので、第1、第2吐出弁200S、200Tの長手方向の中心線Cを挟んだ一側の後端部に位置する第1、第2切欠き部200Se、200Teは、第1、第2吐出弁押さえ201S、201Tの後端部から露出し、目視可能である。
そのため、図5に示すように、第1、第2切欠き部200Se、200Teが、長手方向の中心線Cを挟んだ一側の後端部に位置していれば、第1、第2吐出弁200S、200Tの裏面が、第1、第2吐出孔190S、190Tの第1、第2弁座190Sa、190Taと当接する正しい組付け状態にあることがわかる。逆に、第1、第2切欠き部200Se、200Teが、長手方向の中心線Cを挟んだ他側に位置していれば、誤組付け状態であり、分解、再組付けの必要がある。
以上説明した、実施例の第1、第2吐出弁部の構成によれば、第1、第2吐出弁200S、200Tの第1、第2リベット孔200Sd、200Tdから第1、第2リベット取付部200Sa、200Taの後端部(リベット取付側の端部)までの長さLを、第1、第2吐出弁押さえ201S、201Tの第1、第2リベット孔201Sd、201Tdから後端部(リベット取付側の端部)までの長さLより長くしたので、第1、第2吐出弁200S、200T及び第1、第2吐出弁押さえ201S、201Tの組付け後に第1、第2吐出弁200S、200Tの誤組付けの検査を行なうことができる。また、第1、第2吐出弁200S、200Tを、中心線Cに対して線対称に形成したので、バランスが良く、開閉動作時に弁が捩れ動作することはない。
以上、本発明の実施例として、第1、第2の圧縮部12S、12Tを備えるツインロータリ圧縮機について説明したが、本発明は、圧縮部が1つのシングルロータリ圧縮機、第1の圧縮部の吐出冷媒を第2の圧縮部でさらに圧縮する2段圧縮ロータリ圧縮機などにも適用することができる。
1 ロータリ圧縮機
10 圧縮機筐体
11 モータ
12 圧縮部
15 回転軸
16 給油パイプ
25 アキュムレータ
31S 第1低圧連絡管(低圧連絡管)
31T 第2低圧連絡管(低圧連絡管)
101 第1貫通孔(貫通孔)
102 第2貫通孔(貫通孔)
104 第1吸入管(吸入管、吸入部)
105 第2吸入管(吸入管、吸入部)
107 吐出管(吐出部)
111 ステータ
112 ロータ
12S 第1の圧縮部(圧縮部)
12T 第2の圧縮部(圧縮部)
121S 第1シリンダ(シリンダ)
121T 第2シリンダ(シリンダ)
122S 第1側方張出部(側方張出部)
122T 第2側方張出部(側方張出部)
122St 第1側方凸部
122Tt 第2側方凸部
123S 第1シリンダ内壁(シリンダ内壁)
123T 第2シリンダ内壁(シリンダ内壁)
124S 第1スプリング穴(スプリング穴)
124T 第2スプリング穴(スプリング穴)
125S 第1環状ピストン(環状ピストン)
125T 第2環状ピストン(環状ピストン)
126S 第1ベーンスプリング(ベーンスプリング)
126T 第2ベーンスプリング(ベーンスプリング)
127S 第1ベーン(ベーン)
127T 第2ベーン(ベーン)
128S 第1ベーン溝(ベーン溝)
128T 第2ベーン溝(ベーン溝)
129S 第1圧力導入路(圧力導入路)
129T 第2圧力導入路(圧力導入路)
130S 第1作動室(作動室)
130T 第2作動室(作動室)
131S 第1吸入室(吸入室)
131T 第2吸入室(吸入室)
133S 第1圧縮室(圧縮室)
133T 第2圧縮室(圧縮室)
135S 第1吸入孔(吸入孔)
135T 第2吸入孔(吸入孔)
136 冷媒通路
140 中間仕切板
151 副軸部
152S 第1偏心部(偏心部)
152T 第2偏心部(偏心部)
153 主軸部
160S 下端板(端板)
160T 上端板(端板)
161S 副軸受部(軸受部)
161T 主軸受部(軸受部)
163S 第1溝部(溝部)
163T 第2溝部(溝部)
163Sb 第1吐出孔側拡径部(吐出孔側拡径部)
163Tb 第2吐出孔側拡径部(吐出孔側拡径部)
170S 下マフラーカバー(マフラーカバー)
170T 上マフラーカバー(マフラーカバー)
175 通しボルト
180S 下マフラー室(マフラー室)
180T 上マフラー室(マフラー室)
190S 第1吐出孔(吐出孔)
190T 第2吐出孔(吐出孔)
200S 第1吐出弁(吐出弁)
200T 第2吐出弁(吐出弁)
200Sa 第1リベット取付部(リベット取付部)
200Ta 第2リベット取付部(リベット取付部)
200Sb 第1吐出孔閉塞部(吐出孔閉塞部)
200Tb 第2吐出孔閉塞部(吐出孔閉塞部)
200Sc 第1中間部(中間部)
200Tc 第2中間部(中間部)
200Sd 第1リベット孔(リベット孔)
200Td 第2リベット孔(リベット孔)
200Se 第1切欠き部(切欠き部、弁体表裏判別マーク)
200Te 第2切欠き部(切欠き部、弁体表裏判別マーク)
201S 第1吐出弁押さえ(吐出弁押さえ)
201T 第2吐出弁押さえ(吐出弁押さえ)
201Sd 第1リベット孔(リベット孔)
201Td 第2リベット孔(リベット孔)
201Sf 第1冷媒ガス抜き孔(冷媒ガス抜き孔)
201Tf 第2冷媒ガス抜き孔(冷媒ガス抜き孔)
203S 第1リベット(リベット)
203T 第2リベット(リベット)
252 アキュムホルダー
253 アキュムバンド
255 システム接続管
257 底部貫通孔
R 第1、第2圧力導入路の開口部

Claims (1)

  1. 上部に冷媒の吐出部が設けられ下部側面に冷媒の吸入部が設けられ密閉された縦置きの圧縮機筐体と、
    前記圧縮機筐体の下部に配置され、環状のシリンダと、軸受部及び吐出弁部を有し前記シリンダの端部を閉塞する端板と、前記軸受部に支持された回転軸の偏芯部に嵌合され前記シリンダのシリンダ内壁に沿って該シリンダ内を公転し前記シリンダ内壁との間に作動室を形成する環状ピストンと、前記シリンダのベーン溝内から前記作動室内に突出して前記環状ピストンに当接し前記作動室を吸入室と圧縮室とに区画するベーンと、を備え、前記吸入部を通して冷媒を吸入し、前記圧縮機筐体内を通して前記吐出部から冷媒を吐出する圧縮部と、
    前記圧縮機筐体の上部に配置され、前記回転軸を介して前記圧縮部を駆動するモータと、
    を備えるロータリ圧縮機において、
    前記吐出弁部を構成するリード弁型の吐出弁を、長手方向の中心線に対して線対称に形成し、リベット取付側の端部の長手方向の中心線を挟んだ一側に弁体表裏判別マークを設け、リベット孔から前記リベット取付側の端部までの長さを、吐出弁押さえのリベット孔からリベット取付側の端部までの長さより長くし、前記吐出弁と前記吐出弁押さえを前記端板に組付けたとき、前記弁体表裏判別マーク前記吐出弁押さえの端部から露出し、前記弁体表裏判別マークの位置を目視可能としたことを特徴とするロータリ圧縮機。
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