JP2008101503A - ロータリ圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータリ圧縮機において、組立性の低下や加工性の低下を招くことなく、吐出弁装置の誤組立を確実に防止すること。
【解決手段】ロータリ圧縮機は主軸受5の窪み13に弁14がリベットで締結された吐出弁装置を備える。窪み13は台座リベット孔13aを有する台座と台座の外周形状に沿った内周壁部13eとを備える。内周壁部13eは回転方向に対して弁の位置決めを司る平行部分13eと平行部分13eを円弧状に結ぶ円弧状部13eを備える。弁14は可動部14dと固定部14cを備える。固定部14cは、内周壁部13eの形状に沿う外周形状を有し、台座リベット孔13aに合致する弁リベット孔14aを有する。内周壁部13eの平行部分13eの中心線Lは吐出孔13bの中心と台座リベット孔13aの中心とを結ぶ直線Lに対して偏心させてある。
【選択図】図12

Description

本発明は、ロータリ圧縮機に係り、特に冷凍サイクルに用いるロータリ圧縮機に好適なものである。
従来、冷凍サイクルに用いられるロータリ圧縮機として、特開平8−219057号公報(特許文献1)に示される構造が知られている。
特許文献1に示されるロータリ圧縮機は、密閉容器の上側に電動要素を、下側に圧縮要素が収納されており、レシーバタンクからの冷媒流体は、入口から吸入され、圧縮要素で圧縮され、前記圧縮要素のメインフレームと呼ばれている主軸受に備えられる吐出弁装置から吐出され、電動要素の周囲及び電動要素の中を通り出口から排出される。この吐出弁装置は主軸受の窪みに設けられる弁座、弁、弁押さえ及び取り付けリベットから構成される。
この特許文献1の図7及び図8に示された吐出弁装置の構造では、主軸受の窪みのリベット孔の周辺は、そのリベット孔を中心とする回転方向に対する弁の位置決めを司るための平行部分とこの平行部分を円弧状に結ぶ円弧状部とからなる内周壁部を備えている。この平行部分の中心線はリベット孔と弁座の中心を結んだ直線と一致している。また、その窪みに取り付けられる弁は、弁座を開閉する可動部と、リベット孔を有する固定部とを備えている。この弁のリベット孔周辺の形状は、窪みの内周壁部形状に沿う外周形状を有すると共に、窪みのリベット孔に合致するリベット孔を有している。
さらには、特許文献1の図2又は図9に示される吐出弁装置の構造では、弁又は窪みの内周壁部の形状を凹部と凸部とし、これら組み合わせた形状としている。
また、従来、冷凍サイクルに用いられるロータリ圧縮機として、特開2000−130380号公報(特許文献2)に示される構造が知られている。
この特許文献2の構造では、特許文献2の図2(C)に示されているように、弁のリベット孔の周辺に切欠を設けることで、弁の弁座と当接すべき面(以下、表面とする)とこの表面の反対側の面(以下、裏面とする)の判別が識別できるようになっている。
特開平8−219057号公報 特開2000−130380号公報
ところで、ロータリ圧縮機に用いられる弁は、一般的に、素材からプレス打ち抜き加工により製造されているため、弁の表面と弁の裏面とでは反りや外縁部の形状等が異なる。このため、弁の裏面が弁座と当接するように吐出弁装置を組み立てた場合(即ち、誤組立となった場合)には、弁と弁座との当接部からの冷媒の漏れが増大し、圧縮機の性能が低下する可能性がある。
しかしながら、特許文献1の図2、図7から図9に示された吐出弁装置の構造では、弁の表面と裏面のどちらを弁座に当接させるようにしても組立が可能であるため、誤組立によって弁と弁座との当接部からの冷媒の漏れが増大し、圧縮機の性能が低下する可能性がある。さらには、特許文献1の図2又は図9に示された吐出弁装置の構造では、窪みの内周壁部の形状が凸部又は凹部となるため、加工性の良好なエンドミルを用いた窪みの内周壁部の加工が困難となって加工性が低下するおそれがある。
また、特許文献2の吐出弁装置の構造では、表面と裏面の判別を弁の切欠による識別に頼っているため、弁の表面と裏面を取り違えて組み立てる可能性が排除できず、誤組立によって弁と弁座との当接部からの冷媒の漏れが増大し、圧縮機の性能が低下する可能性がある。
本発明の目的は、組立性の低下や加工性の低下を招くことなく、吐出弁装置の誤組立を確実に防止できるロータリ圧縮機を提供することにある。
前述の目的を達成するために、本発明は、吐出弁装置を備えた主軸受、シリンダ、副軸受、偏心したピン部を持つシャフト、前記シャフトの回転により偏心回転するローラを有して構成された圧縮要素と、前記圧縮要素を駆動する回転子及び固定子を有して構成された電動機と、前記圧縮要素及び電動機を収納した密閉容器とを備え、前記吐出弁装置は吐出孔を設けた前記主軸受の窪みに弁がリベットで締結されて構成され、前記窪みは、台座リベット孔を有する台座と、前記台座の外周形状に沿った内周壁部とを備え、前記内周壁部は、前記台座リベット孔を中心とする回転方向に対して前記弁の位置決めを司るための平行部分と、前記平行部分を円弧状に結ぶ円弧状部とを備え、前記弁は、前記吐出孔を開閉する可動部と、弁リベット孔を有する固定部とを備え、前記固定部は、前記内周壁部の形状に沿う外周形状を有すると共に、前記台座リベット孔に合致する前記弁リベット孔を有し、前記台座リベット孔及び前記弁リベット孔を貫通する前記リベットにより前記主軸受に取り付けられているロータリ圧縮機において、前記内周壁部の平行部分の中心線を前記吐出孔の中心と前記台座リベット孔の中心とを結ぶ直線に対して偏心させた構成にしたことにある。
係る本発明のより好ましい具体的な構成例は次の通りである。
(1)前記内周壁部の平行部分の中心線が前記吐出孔の中心と前記台座リベット孔の中心とを結ぶ直線に対して偏心する量εと、前記台座リベット孔の直径dと、の関係をd/10≦ε≦dとしたこと。
(2)前記内周壁部の平行部分の中心線が、前記吐出孔の中心と前記台座リベット孔の中心とを結ぶ直線に対して、前記シリンダの中心から径方向へ遠ざかる方向に偏心していること。
係る本発明のロータリ圧縮機によれば、組立性の低下や加工性の低下を招くことなく、吐出弁装置の誤組立を確実に防止できる。
以下に、本発明の一実施形態のロータリ圧縮機を、図1から図13を用いて説明する。
まず、本実施形態のロータリ圧縮機の全体構成に関して図1を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態のロータリ圧縮機の縦断面図である。
ロータリ圧縮機20は、密閉容器1の中に、圧縮要素21と電動機22とを収納している。圧縮要素21は、吐出弁装置9を備えた主軸受5と、シリンダ6と、副軸受7と、偏心したピン部4aを持つシャフト4と、前記ピン部4aに嵌め合わされ、シャフト4の回転により偏心回転するローラ8と、カバー10とを備えて構成されている。電動機22は、圧縮要素21を駆動する、回転子3と固定子2とからなっている。
前記構成にて電動機22に通電されると、回転子3が回転されて圧縮要素21を駆動する。これにより、冷媒流体は、吸込口11からシリンダ6のシリンダ室内に吸入され、圧縮要素21により圧縮され、吐出弁装置9からカバー10の内部に吐出される。この吐出冷媒は、カバー10に設けられた冷媒流通孔10aを通って密閉容器1内に吐出され、さらには、固定子2と回転子3との間に存在する隙間や固定子2に設けられた冷媒通路(図示せず)を通り、密閉容器1内の上部に導かれた後、吐出口12から密閉容器1外に排出される。なお、本実施形態では、使用する冷媒をR410Aとし、使用する冷凍機油をエステル油としている。これ以外の冷媒、及び冷凍機油を用いても構わない。
密閉容器1は、円筒状の部材と、その端面を閉塞するための底部及び蓋部からなる鋼製の容器であり、その厚みは2mmから5mmである。
電動機22は直流電動機であり、固定子2はプレス打ち抜き加工により成型された略円環状の電磁鋼板を積層し、リベットやかしめ、あるいは溶接等で一体に接合することで構成されている。回転子3は、固定子2と同様にプレス打ち抜き加工により成型された中央に孔を有する略円盤形状の電磁鋼板を積層し、その積層された電磁鋼板内に永久磁石を複数個埋め込むことにより構成されている。
次に、主軸受5及び吐出弁装置9について図2から図5を参照しながら説明する。図2は吐出弁装置9を備えた主軸受5の上面図、図3は吐出弁装置9の拡大平面図、図4は弁が閉じている場合の図3のA−A断面図、図5は弁が開いている場合の図3のA−A断面図である。
主軸受5は、図2に示すように、圧縮要素21を締結するためのボルト孔5bと、吐出冷媒中に含まれている冷凍機油を密閉容器下部に通すための開口部5aとを備えている。なお、主軸受5は、鋳物、もしくは焼結部材を加工することにより成っている。
吐出弁装置9は、図2から図5に示すように、主軸受5に設けられた窪み13に弁14と弁押さえ15がリベット16で締結されることで構成されている。圧縮要素21の動作により、圧縮要素21のシリンダ6内の圧縮空間内の圧力が、吐出空間内の圧力より高くなると、弁15は図5に示すように弁押さえ15に沿うように変形し、冷媒が吐出孔13bから矢印の如く吐出される。
次に、吐出弁装置9を構成する個々の部材について、詳細に説明する。
図6は吐出弁装置9を構成する主軸受5の窪み13の平面図、図7は図6のB−B断面図である。
窪み13は、加工性の良いエンドミルを用いた機械加工で成型するため、その内周壁が直線とエンドミルの直径より大きな径の円や円弧形状の組み合わせで構成されている。図6及び図7に示したとおり、窪み13は、台座リベット孔13aと、吐出孔13bと、弁座13dと、台座13cと、ザグリ部13fとを備えている。台座リベット孔13aは台座13cの中央部分に設けられている。ザグリ部13fは、図5に示す如く、吐出孔13bから吐出された冷媒が流動するための十分な空間を確保し、流動抵抗が大きくなることを防ぐ目的で設けられている。
窪み13の内周壁は、台座13cの外周形状に沿った形状で、台座13c及び台座リベット孔13aの周辺の壁面を構成する内周壁部13eを備えている。この内周壁部13eは、台座リベット孔13aを中心とする回転方向に対して弁14の位置決めを司るための平行部分13eと、この平行部分13eを円弧状に結ぶ円弧状部13eとを備えている。換言すれば、台座13cの外周形状は、内周壁部13eの平行部分13eと円弧状部13eとに一致する形状である。なお、平行部分13eの間の寸法は、弁座13dの外径とほぼ同じ寸法となっている。
而して、内周壁部13eの平行部分13eの中心線Lを、吐出孔13bの中心と台座リベット孔13aの中心とを結ぶ直線Lに対して偏心させている。そして、中心線Lが直線Lに対して偏心する量εと、台座リベット孔13aの直径dと、の関係をd/10≦ε≦dとすることが好ましい。係る設定とすることにより、窪み13と弁装置との間に存在するクリアランス、及び、各部材の公差によるリベット孔位置、及びリベット孔径を考慮しても、確実にリベット16の挿入を不可能とすることができる。即ち、圧縮機の組立性の低下や性能の低下を招くことなく、吐出弁装置9の誤組立を防止することができる。なお、実用的には、ε=d/5程度とすることがより好ましく、本実施形態では、台座リベット孔13aの直径を4mm〜6mmとしているので、偏心量εは0.8mm〜1.2mmである。
さらに、本実施形態では、中心線Lは、直線Lに対して、シャフト4及びシリンダ6の中心から径方向へ遠ざかる方向に偏心させている。これは、窪み13(弁座13d)の部分、即ち主軸受5の薄肉部分を圧縮空間(シリンダ6の内径側)から遠ざけるためである。係る構成によって、圧縮空間の圧力による主軸受部分の変形を抑制し、主軸受5とローラ8との間の漏れによる性能低下や摩擦による信頼性低下を防ぐことができる。
図8は吐出弁装置9を構成する弁14の平面図、図9は図8のC−C断面図である。なお、図9中に破線で示した弁14の形状は、弁14が開いたときの形状、即ち、弁14が弁押さえ15の形状に沿うように変形したときの形状を示している。
弁14は、図8及び図9に示すように、窪み13に設けられた弁座13dに当接して吐出孔13bを開閉する可動部14dと、リベット16が貫く弁リベット孔14aと、リベット16により固定される固定部14cとを備えている。弁リベット孔14aは固定部14cの中央部に設けられている。
可動部14dは、図8及び図9の矢印で示した範囲で構成され、直線Lに対して線対称な形状となっている。可動部14dの弁リベット孔14aに近い側が2本の平行線で挟まれる直線状の形状となっている。2本の平行線の間隔は、弁座13dの外径よりも小さくなっているため、この直線状の部分の変形が柔軟に起こり、滑らかな弁動作を可能としている。
弁リベット孔14aは、その中心が直線L上に位置し、台座リベット孔13aと同じ径で同じ位置に対応するように設けられている。
固定部14cは、その弁座13dに当接する部分が弁座13d及び窪み13の内周壁部13eに合致した形状となっている。即ち、固定部14cの台座13dに取り付けられる部分の外周は、平行部分14cと、この平行部分14cを円弧状に結ぶ円弧状部14cとからなっており、この平行部分14cの中心線Lに対して線対称形状となっている。この平行部分14cの中心線Lを直線Lに対して偏心量εで偏心させている。また、固定部14cには、弁座13dに当接させるべき表面、その反対側の裏面を目視により識別するための識別用切欠14bを有している。
図10は吐出弁装置9を構成する弁押さえ15の上面図、図11は図10のD−D断面図である。
弁押さえ15は、図10及び図11に示すように、弁14dの可動部が当接する部分15cと、弁押さえリベット孔15aを有する固定部15bとを備えており、弁14の変形した状態と同一の形状している。即ち、固定部15bの弁14に取り付けられる部分の外周は、平行部分15bと、この平行部分15bを円弧状に結ぶ円弧状部15bとからなっており、この平行部分15bの中心線Lに対して線対称形状となっている。この平行部分15bの中心線Lを直線Lに対して偏心量εで偏心させている。係る構成により、組立時に、弁14を確実に固定するとともに、弁押さえリベット孔15aを中心とする回転方向の位置決めを容易にしている。また、弁押さえ15における弁14dの可動部が当接する部分15cは、断面が円弧状に反った形状となっており、弁15が反って吐出口が開いたときの弁14の動きを、滑らかに制限することを可能にしている。
次に、吐出弁装置9を組み立てる際の、窪み13と弁14の幾何学的関係について説明する。
図12は窪み13に弁14を正常にセットした正組立状態を示す平面図である。この正組立状態は、弁14の弁座13dに当接すべき表面が弁座13dに当接するように、窪み13に弁14をセットした状態である。この正組立状態では、台座13cに設けられた台座リベット孔13aの位置と弁14に設けられた弁リベット孔14aとの位置は、図12に示す如く一致するので、これらの座リベット孔13a及び弁リベット孔14aにリベット16を挿入し、吐出弁装置9を組み立てることが可能である。
一方、図13は窪み13に弁14を間違ってセットした誤組立状態を示す平面図である。この誤組立状態は、弁14の弁座13dに当接すべき表面と反対側の裏面が弁座13dに当接するようにセットした状態である。この誤組立状態では、台座13cに設けられた台座リベット孔13aの位置と弁14に設けられた弁リベット孔14aとの位置は、図13に示す如く不一致となり、台座リベット孔13aと弁リベット孔14aとの重複する部分が小さくなり、リベット16の挿入が不可能となる。
本発明の一実施形態のロータリ圧縮機の縦断面図である。 図1のロータリ圧縮機における主軸受の平面図である。 図1のロータリ圧縮機における吐出弁装置の拡大平面図である。 弁が閉じている場合の図3のA−A断面図である。 弁が開いている場合の図3のA−A断面図である。 図2の主軸受の窪みの平面図である。 図6のB−B断面図である。 図3の吐出弁装置の弁の平面図である。 図8のC−C断面図である。 図3の吐出弁装置の弁押さえの平面図である。 図10のD−D断面図である。 図3の吐出弁装置の弁の正組立状態を示す平面図である。 図3の吐出弁装置の弁の誤組立状態を示す平面図である。
符号の説明
1…密閉容器、2…電動機固定子、3…電動機回転子、4…シャフト、5…主軸受、6…シリンダ、7…副軸受、8…ローラ、9…吐出弁装置、10…カバー、11…吸込口、12…吐出口、13…窪み、13a…台座リベット孔、13b…吐出孔、13c…台座、13d…弁座、13e…内周壁部、13e…平行部分、13e…円弧状部、13f…ザグリ部、14…弁、14a…弁リベット孔、14b…識別用切欠、14c…固定部、14d…可動部、15…弁押さえ、16…リベット、20…ロータリ圧縮機、21…圧縮要素、22…電動機。

Claims (3)

  1. 吐出弁装置を備えた主軸受、シリンダ、副軸受、偏心したピン部を持つシャフト、前記シャフトの回転により偏心回転するローラを有して構成された圧縮要素と、
    前記圧縮要素を駆動する回転子及び固定子を有して構成された電動機と、
    前記圧縮要素及び電動機を収納した密閉容器とを備え、
    前記吐出弁装置は吐出孔を設けた前記主軸受の窪みに弁がリベットで締結されて構成され、
    前記窪みは、台座リベット孔を有する台座と、前記台座の外周形状に沿った内周壁部とを備え、
    前記内周壁部は、前記台座リベット孔を中心とする回転方向に対して前記弁の位置決めを司るための平行部分と、前記平行部分を円弧状に結ぶ円弧状部とを備え、
    前記弁は、前記吐出孔を開閉する可動部と、弁リベット孔を有する固定部とを備え、
    前記固定部は、前記内周壁部の形状に沿う外周形状を有すると共に、前記台座リベット孔に合致する前記弁リベット孔を有し、前記台座リベット孔及び前記弁リベット孔を貫通する前記リベットにより前記主軸受に取り付けられているロータリ圧縮機において、
    前記内周壁部の平行部分の中心線を前記吐出孔の中心と前記台座リベット孔の中心とを結ぶ直線に対して偏心させた
    ことを特徴としたロータリ圧縮機。
  2. 請求項1において、前記内周壁部の平行部分の中心線が前記吐出孔の中心と前記台座リベット孔の中心とを結ぶ直線に対して偏心する量εと、前記台座リベット孔の直径dと、の関係をd/10≦ε≦dとしたことを特徴としたロータリ圧縮機。
  3. 請求項1又は2において、前記内周壁部の平行部分の中心線が、前記吐出孔の中心と前記台座リベット孔の中心とを結ぶ直線に対して、前記シリンダの中心から径方向へ遠ざかる方向に偏心していることを特徴としたロータリ圧縮機。
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