JP2012202236A - ロータリ圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】バレル研磨によりスプリング坐面のエッジを除去したベーンを備えるロータリ圧縮機を得ること。
【解決手段】ベーン溝が設けられた環状のシリンダと、回転軸の偏芯部に嵌合され前記シリンダのシリンダ内壁に沿って該シリンダ内を公転し前記シリンダ内壁との間に作動室を形成する環状ピストンと、前記ベーン溝内から前記作動室内に突出して前記環状ピストンに当接し該作動室を吸入室と圧縮室とに区画するベーンと、前記シリンダの外周部から前記ベーン溝に連通するように形成されたスプリング穴に挿入され前記ベーンの背面を押圧するベーンスプリングと、を備えて成る圧縮部を有するロータリ圧縮機において、前記ベーンの背面は、中央部に、前記ベーンスプリングに挿入される先細の凸部が形成され、該凸部の周囲のスプリング坐面は、平坦面となっている。
【選択図】図3
【解決手段】ベーン溝が設けられた環状のシリンダと、回転軸の偏芯部に嵌合され前記シリンダのシリンダ内壁に沿って該シリンダ内を公転し前記シリンダ内壁との間に作動室を形成する環状ピストンと、前記ベーン溝内から前記作動室内に突出して前記環状ピストンに当接し該作動室を吸入室と圧縮室とに区画するベーンと、前記シリンダの外周部から前記ベーン溝に連通するように形成されたスプリング穴に挿入され前記ベーンの背面を押圧するベーンスプリングと、を備えて成る圧縮部を有するロータリ圧縮機において、前記ベーンの背面は、中央部に、前記ベーンスプリングに挿入される先細の凸部が形成され、該凸部の周囲のスプリング坐面は、平坦面となっている。
【選択図】図3
Description
本発明は、空気調和機の冷凍サイクルに使用されるロータリ圧縮機に関する。
従来、ベーンのベーンスプリングが当接する端部にベーンスプリングが係合するテーパー状のリング溝を設け、リング溝低部の外周円をベーンスプリングの外径と、内周円をベーンスプリングの内径と同径としたロータリ圧縮機が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来の技術によれば、ベーンスプリングが係合するテーパー状のリング溝の底部の溝幅が狭いため、リング溝の底部をバレル研磨するときに砥石が入らず、リング溝の底部にエッジ(バリ)が残り、ロータリ圧縮機の運転中にエッジ(バリ)の欠けが発生し、その欠け片で圧縮部が異常摩耗を起こす、という問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、底部に砥石が入るようにし、バレル研磨によりスプリング坐面のエッジ(バリ)を除去したベーンを備えるロータリ圧縮機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、吸入孔及びベーン溝が設けられた環状のシリンダと、前記シリンダの端部を閉塞する閉塞板と、モータにより回転駆動される回転軸の偏芯部に嵌合され前記シリンダのシリンダ内壁に沿って該シリンダ内を公転し前記シリンダ内壁との間に作動室を形成する環状ピストンと、前記シリンダに設けられたベーン溝内から前記作動室内に突出して前記環状ピストンに当接し該作動室を吸入室と圧縮室とに区画するベーンと、前記シリンダの外周部から前記ベーン溝に連通するように形成されたスプリング穴に挿入され前記ベーンの背面を押圧するベーンスプリングと、を備えて成る圧縮部を有するロータリ圧縮機において、前記ベーンの背面は、中央部に、前記ベーンスプリングに挿入される先細の凸部が形成され、該凸部の周囲のスプリング坐面は、平坦面となっていることを特徴とする。
本発明にかかるロータリ圧縮機は、バレル研磨によりベーンのスプリング坐面のエッジ(バリ)を除去することができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかるロータリ圧縮機の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明にかかるロータリ圧縮機の実施例を示す縦断面図であり、図2は、第1、第2の圧縮部の横断面図であり、図3は、第1、第2の圧縮部のベーン溝及びスプリング穴部分の縦断面図であり、図4は、ベーン溝に嵌合された実施例のベーンを示す側面図である。
図1に示すように、実施例のロータリ圧縮機1は、密閉された縦置き円筒状の圧縮機筐体10の下部に設置された圧縮部12と、圧縮機筐体10の上部に設置され、回転軸15を介して圧縮部12を駆動するモータ11と、を備えている。
モータ11のステータ111は、圧縮機筐体10の内周面に焼きばめされて固定されている。モータ11のロータ112は、ステータ111の中央部に配置され、モータ11と圧縮部12とを機械的に接続する回転軸15に焼きばめされて固定されている。
圧縮部12は、第1の圧縮部12Sと、第1の圧縮部12Sと並列に設置され第1の圧縮部12Sの上側に積層された第2の圧縮部12Tと、を備えている。第1、第2の圧縮部12S、12Tは、第1、第2吸入孔135S、135T、第1、第2ベーン溝128S、128T及び第1、第2背圧室129S、129Tを設けるための第1、第2張出し部122S、122Tを有する環状の第1、第2シリンダ121S、121Tを備えている。
図1及び図2に示すように、第1、第2シリンダ121S、121Tには、モータ11と同心に、円形の第1、第2シリンダ内壁123S、123Tが形成されている。第1、第2シリンダ内壁123S、123T内には、シリンダ内径よりも小さい外径の環状の第1、第2環状ピストン125S、125Tが夫々配置され、第1、第2シリンダ内壁123S、123Tと、第1、第2環状ピストン125S、125Tとの間に、冷媒ガスを吸入し圧縮して吐出する第1、第2作動室130S、130T(圧縮空間)が形成される。
第1、第2シリンダ121S、121Tには、第1、第2シリンダ内壁123S、123Tから径方向に、シリンダ高さ全域に亘る第1、第2ベーン溝128S、128Tが形成され、第1、第2ベーン溝128S、128T内に、夫々平板状の第1、第2ベーン127S、127Tが、気密且つ摺動自在に嵌合されている。第1、第2ベーン127S、127Tの特徴的な形状については後述する。
図2及び図3に示すように、第1、第2ベーン溝128S、128Tの奥部には、第1、第2張出し部122S、122Tの外周部から第1、第2ベーン溝128S、128Tに連通するように第1、第2のスプリング穴128Sa、128Taが形成されている。第1、第2のスプリング穴128Sa、128Taには、第1、第2ベーン127S、127Tの背面を押圧するベーンスプリング126が挿入されている。常時は、このベーンスプリング126の反発力により、第1、第2ベーン127S、127Tが、第1、第2ベーン溝128S、128T内から第1、第2作動室130S、130T内に突出し、その先端が、第1、第2環状ピストン125S、125Tの外周面に当接し、第1、第2ベーン127S、127Tにより、第1、第2作動室130S、130T(圧縮空間)が、第1、第2吸入室131S、131Tと、第1、第2圧縮室133S、133Tとに区画される。
また、第1、第2シリンダ121S、121Tには、第1、第2ベーン溝128S、128Tの奥部と圧縮機筐体10内とを、図1の開口部Rで連通して圧縮機筐体10内の圧縮された冷媒ガスを導入し、第1、第2ベーン127S、127Tに、冷媒ガスの圧力により背圧をかける第1、第2背圧室129S、129Tが形成されている。
第1、第2シリンダ121S、121Tの第1、第2張出し部122S、122Tには、第1、第2吸入室131S、131Tに外部から冷媒を吸入するために、第1、第2吸入室131S、131Tと外部とを連通させる第1、第2吸入孔135S、135Tが設けられている。
また、図1に示すように、第1シリンダ121Sと第2シリンダ121Tの間には、中間仕切板(閉塞板)140が設置され、第1シリンダ121Sの第1作動室130Sと第2シリンダ121Tの第2作動室130Tとを区画している。第1シリンダ121Sの下端部には、下端板(閉塞板)160Sが設置され、第1シリンダ121Sの第1作動室130Sを閉塞している。また、第2シリンダ121Tの上端部には、上端板(閉塞板)160Tが設置され、第2シリンダ121Tの第2作動室130Tを閉塞している。
下端板160Sには、下軸受部161Sが形成され、下軸受部161Sに、回転軸15の下軸受支持部151が回転自在に支持されている。上端板160Tには、上軸受部161Tが形成され、上軸受部161Tに、回転軸15の上軸受支持部153が回転自在に支持されている。
回転軸15は、互いに180°位相をずらして偏心させた第1偏芯部152Sと第2偏芯部152Tとを備え、第1偏芯部152Sは、第1の圧縮部12Sの第1環状ピストン125Sに回転自在に嵌合し、第2偏芯部152Tは、第2の圧縮部12Tの第2環状ピストン125Tに回転自在に嵌合している。
回転軸15が回転すると、第1、第2環状ピストン125S、125Tが、第1、第2シリンダ内壁123S、123Tに沿って第1、第2シリンダ121S、121T内を図2の反時計回りに公転し、これに追随して第1、第2ベーン127S、127Tが往復運動する。この第1、第2環状ピストン125S、125T及び第1、第2ベーン127S、127Tの運動により、第1、第2吸入室131S、131T及び第1、第2圧縮室133S、133Tの容積が連続的に変化し、圧縮部12は、連続的に冷媒ガスを吸入し圧縮して吐出する。
図1に示すように、下端板160Sの下側には、下マフラーカバー170Sが配置され、下端板160Sとの間に下マフラー室180Sを形成している。そして、第1の圧縮部12Sは、下マフラー室180Sに開口している。すなわち、下端板160Sの第1ベーン127S近傍には、第1シリンダ121Sの第1圧縮室133Sと下マフラー室180Sとを連通する第1吐出孔190S(図2参照)が設けられ、第1吐出孔190Sには、圧縮された冷媒ガスの逆流を防止する第1吐出弁200Sが配置されている。
下マフラー室180Sは、環状に形成された1つの室であり、第1の圧縮部12Sの吐出側を、下端板160S、第1シリンダ121S、中間仕切板140、第2シリンダ121T及び上端板160Tを貫通する冷媒通路136(図2参照)を通して上マフラー室180T内に連通させる連通路の一部である。下マフラー室180Sは、吐出冷媒ガスの圧力脈動を低減させる。また、第1吐出弁200Sに重ねて、第1吐出弁200Sの撓み開弁量を制限するための第1吐出弁押さえ201Sが、第1吐出弁200Sとともにリベットにより固定されている。
図1に示すように、上端板160Tの上側には、上マフラーカバー170Tが設置され、上端板160Tとの間に上マフラー室180Tを形成している。上端板160Tの第2ベーン127T近傍には、第2シリンダ121Tの第2圧縮室133Tと上マフラー室180Tとを連通する第2吐出孔190T(図2参照)が設けられ、第2吐出孔190Tには、圧縮された冷媒ガスの逆流を防止する第2吐出弁200Tが設置されている。
また、第2吐出弁200Tに重ねて、第2吐出弁200Tの撓み開弁量を制限するための第2吐出弁押さえ201Tが、第2吐出弁200Tとともにリベットにより固定されている。上マフラー室180Tは、吐出冷媒の圧力脈動を低減させる。
第1シリンダ121S、下端板160S、下マフラーカバー170S、第2シリンダ121T、上端板160T、上マフラーカバー170T及び中間仕切板140は、ボルト175により一体に締結されている。ボルト175により一体に締結された圧縮部12のうち、上端板160Tの外周部が、圧縮機筐体10にスポット溶接により固着され、圧縮部12を圧縮機筐体10に固定している。
円筒状の圧縮機筐体10の外周壁には、軸方向に離間して下部から順に、第1、第2貫通孔101、102が、第1、第2吸入管104、105を通すために設けられている。また、圧縮機筐体10の外側部には、独立した円筒状の密閉容器からなるアキュムレータ25が、アキュムホルダー252及びアキュムバンド253により保持されている。
アキュムレータ25の天部中心には、冷凍サイクルの低圧側と接続するシステム接続管255が接続され、アキュムレータ25の底部に設けられた底部貫通孔257には、一端がアキュムレータ25の内部上方まで延設され、他端が、第1、第2吸入管104、105の他端に接続される第1、第2低圧連絡管31S、31Tが接続されている。
冷凍サイクルの低圧冷媒をアキュムレータ25を介して第1、第2の圧縮部12S、12Tに導く第1、第2低圧連絡管31S、31Tは、吸入部としての第1、第2吸入管104、105を介して第1、第2シリンダ121S、121Tの第1、第2吸入孔135S、135T(図2参照)に接続されている。すなわち、第1、第2吸入孔135S、135Tは、冷凍サイクルの低圧側に並列に連通している。
圧縮機筐体10の天部には、冷凍サイクルの高圧側と接続し高圧冷媒ガスを冷凍サイクルの高圧側に吐出する吐出部としての吐出管107が接続されている。すなわち、第1、第2吐出孔190S、190Tは、冷凍サイクルの高圧側に連通している。
圧縮機筐体10内には、およそ第2シリンダ121Tの高さまで潤滑油が封入されている。また、潤滑油は、回転軸15の下部に挿入された羽根ポンプ(図示しない)によって圧縮部12を循環し、摺動部品の潤滑及び微小隙間によって圧縮冷媒の圧縮空間を区画している箇所のシールをしている。
次に、図4を参照して、実施例のロータリ圧縮機1の特徴的な構成について説明する。図4に示すように、第1、第2ベーン127S、127Tの背面は、中央部に、ベーンスプリング126に挿入される先細の凸部127Sa、127Taが形成され、凸部127Sa、127Taの周囲のスプリング坐面127Sc、127Tcは、平坦面となっており、バレル研磨されている。
凸部127Sa、127Taの周囲のスプリング坐面127Sc、127Tcが、平坦面となっているので、バレル研磨のための砥石が入り易く、バレル研磨により、機械加工時に残ったエッジ(バリ)を確実に除去することができ、ロータリ圧縮機1の運転時のベーンスプリング126との接触によるエッジ(バリ)の欠けの発生を防止することができる。
凸部127Sa、127Taの根元部の幅Hは、ベーンスプリング126の内径と等しいか少し小さくなっている。先細の凸部127Sa、127Taの側面127Sb、127Tbの傾斜角αは、10°≦α≦30°の範囲内とするのがよい。
凸部127Sa、127Taの根元部の幅Hが、ベーンスプリング126の内径と等しいか少し小さくなっているので、凸部127Sa、127Taがベーンスプリング126を拘束し、ロータリ圧縮機1の運転時にベーンスプリングが踊ってしまうことはない。先細の凸部127Sa、127Taの側面127Sb、127Tbの傾斜角αを、10°≦α≦30°の範囲内とすれば、ベーンスプリングが、凸部127Sa、127Taに対して上下にずれて挿入された場合でも、確実に嵌合させることができる。また、バレル研磨の砥石が、凸部127Sa、127Taの側面127Sb、127Tbとスプリング坐面127Sc、127Tcが交差する隅部(凸部127Sa、127Taの根元部)に入り易く、この隅部のエッジ(バリ)の取り残しを無くすことができる。
1 ロータリ圧縮機
10 圧縮機筐体
11 モータ
12 圧縮部
15 回転軸
25 アキュムレータ
31S 第1低圧連絡管
31T 第2低圧連絡管
101 第1貫通孔
102 第2貫通孔
104 第1吸入管
105 第2吸入管
107 吐出管(吐出部)
111 ステータ
112 ロータ
12S 第1の圧縮部
12T 第2の圧縮部
121S 第1シリンダ
121T 第2シリンダ
122S 第1張出し部
122T 第2張出し部
123S 第1シリンダ内壁
123T 第2シリンダ内壁
125S 第1環状ピストン
125T 第2環状ピストン
126 ベーンスプリング
127S 第1ベーン
127T 第2ベーン
127Sa、127Ta 凸部
127Sb、127Tb 側面
127Sc、127Tc スプリング坐面
128S 第1ベーン溝
128T 第2ベーン溝
128Sa 第1スプリング穴
128Ta 第2スプリング穴
129S 第1背圧室
129T 第2背圧室
130S 第1作動室
130T 第2作動室
131S 第1吸入室
131T 第2吸入室
133S 第1圧縮室
133T 第2圧縮室
135S 第1吸入孔
135T 第2吸入孔
136 冷媒通路
140 中間仕切板(閉塞板)
151 下軸受支持部
152S 第1偏芯部
152T 第2偏芯部
153 上軸受支持部
160S 下端板(閉塞板)
160T 上端板(閉塞板)
161S 下軸受部
161T 上軸受部
170S 下マフラーカバー
170T 上マフラーカバー
175 ボルト
180S 下マフラー室
180T 上マフラー室
190S 第1吐出孔
190T 第2吐出孔
200S 第1吐出弁
200T 第2吐出弁
201S 第1吐出弁押さえ
201T 第2吐出弁押さえ
252 アキュムホルダー
253 アキュムバンド
255 システム接続管
257 底部貫通孔
R 第1、第2背圧室の開口部
10 圧縮機筐体
11 モータ
12 圧縮部
15 回転軸
25 アキュムレータ
31S 第1低圧連絡管
31T 第2低圧連絡管
101 第1貫通孔
102 第2貫通孔
104 第1吸入管
105 第2吸入管
107 吐出管(吐出部)
111 ステータ
112 ロータ
12S 第1の圧縮部
12T 第2の圧縮部
121S 第1シリンダ
121T 第2シリンダ
122S 第1張出し部
122T 第2張出し部
123S 第1シリンダ内壁
123T 第2シリンダ内壁
125S 第1環状ピストン
125T 第2環状ピストン
126 ベーンスプリング
127S 第1ベーン
127T 第2ベーン
127Sa、127Ta 凸部
127Sb、127Tb 側面
127Sc、127Tc スプリング坐面
128S 第1ベーン溝
128T 第2ベーン溝
128Sa 第1スプリング穴
128Ta 第2スプリング穴
129S 第1背圧室
129T 第2背圧室
130S 第1作動室
130T 第2作動室
131S 第1吸入室
131T 第2吸入室
133S 第1圧縮室
133T 第2圧縮室
135S 第1吸入孔
135T 第2吸入孔
136 冷媒通路
140 中間仕切板(閉塞板)
151 下軸受支持部
152S 第1偏芯部
152T 第2偏芯部
153 上軸受支持部
160S 下端板(閉塞板)
160T 上端板(閉塞板)
161S 下軸受部
161T 上軸受部
170S 下マフラーカバー
170T 上マフラーカバー
175 ボルト
180S 下マフラー室
180T 上マフラー室
190S 第1吐出孔
190T 第2吐出孔
200S 第1吐出弁
200T 第2吐出弁
201S 第1吐出弁押さえ
201T 第2吐出弁押さえ
252 アキュムホルダー
253 アキュムバンド
255 システム接続管
257 底部貫通孔
R 第1、第2背圧室の開口部
Claims (2)
- 吸入孔及びベーン溝が設けられた環状のシリンダと、
前記シリンダの端部を閉塞する閉塞板と、
モータにより回転駆動される回転軸の偏芯部に嵌合され前記シリンダのシリンダ内壁に沿って該シリンダ内を公転し前記シリンダ内壁との間に作動室を形成する環状ピストンと、
前記シリンダに設けられたベーン溝内から前記作動室内に突出して前記環状ピストンに当接し該作動室を吸入室と圧縮室とに区画するベーンと、
前記シリンダの外周部から前記ベーン溝に連通するように形成されたスプリング穴に挿入され前記ベーンの背面を押圧するベーンスプリングと、
を備えて成る圧縮部を有するロータリ圧縮機において、
前記ベーンの背面は、中央部に、前記ベーンスプリングに挿入される先細の凸部が形成され、該凸部の周囲のスプリング坐面は、平坦面となっていることを特徴とするロータリ圧縮機。 - 前記先細の凸部の側面の傾斜角αは、10°≦α≦30°の範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載のロータリ圧縮機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011064983A JP2012202236A (ja) | 2011-03-23 | 2011-03-23 | ロータリ圧縮機 |
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JP2011064983A JP2012202236A (ja) | 2011-03-23 | 2011-03-23 | ロータリ圧縮機 |
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---|---|
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2011
- 2011-03-23 JP JP2011064983A patent/JP2012202236A/ja active Pending
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