JP2014166876A - 袋体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、汚染水から環境汚染物質を除去する機能を備え、汚染水による土壌汚染を効果的に防止できる袋体を提供する。
【解決手段】一方の開口に封緘する手段を有し、外側シートおよび透水性内側シートを有する少なくとも二重のシートよりなる壁面および底面を有する袋体であって、該壁面および底面のうち少なくとも一面が、該外側シートおよび透水性内側シートの中間に熱融着性繊維および吸着性粒子が含有された吸収層を有する面である袋体。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、環境汚染物質を含むがれき(瓦礫)・廃材、表土、汚泥、草木落ち葉などの廃棄物を収納して仮置きする際などに使用される廃棄物保管用袋に好適な袋体に関する。
例えば、建造物が破壊されて生じるがれきなどの廃棄物、環境汚染物質の飛散を防止するために土嚢袋やフレキシブルコンテナ等の容器に入れられた環境汚染物質を含む表土、汚泥、草木落ち葉は、屋外の所定の土地に仮置きされた後、処分される。
仮置きの際、廃棄物に、放射性物質、重金属類などの環境汚染物質が含まれたり付着したりしている場合には、降雨などにより廃棄物に水が染み込み、その水は環境汚染物質を取り込んだ後、汚染水となって廃棄物から染み出し、周囲の土壌を汚染するおそれがある。 そこで、廃棄物を仮置きする場合には、このような土壌汚染を防止するために、その下に、加硫ゴムを主成分とする組成物や熱可塑性エラストマー組成物から形成された防水シートを敷くことが一般に行われている(例えば特許文献1参照。)。
廃棄物を封入封緘した容器は、仮置き場所の土壌との間に防水シートを敷いた上に置かれて保管され、さらに、雨水等がかからないように耐候性・防水性のあるシートで覆うことが好ましいとされ、また、放射性の環境汚染物質である場合は、遮蔽のために覆土を行うことが好ましいと考えられている。
特開平5−9307号公報
しかしながら、廃棄物が水分を含む場合や、何らかの原因で防水シートや容器が傷つき、雨などの水が廃棄物に染み込んだ場合に、廃棄物に含まれたり付着したりしていた環境汚染物質を取り込んだ汚染水が廃棄物から流出した際に、防水シートで仮置き場所の土壌から遮られていても、汚染水の量が多い場合には仮置き場所の土壌と容器との間に敷いた防水シート上に広がってしまい、防水シートの周端部から土壌へと移行したり、仮置き場所の土壌と容器との間に敷いた防水シートが破損した場合には汚染水が漏れ出してしまう場合があり。 さらに、容器として土嚢袋などを用いた場合には、汚染水の流出を留めることが出来ず、また、遮蔽や保管場所の防水のために使用する土嚢との区別が出来るように保管する必要があるなどの問題もあった。
本発明の目的は、汚染水から環境汚染物質を除去する機能を備え、汚染水による土壌汚染を効果的に防止できる袋体を提供することである。 さらに本発明の袋体の表面に内容物情報を表示することにより適切に管理することができる袋体を提供することができ、環境汚染物質を含むがれき(瓦礫)・廃材、表土、汚泥、草木、落ち葉などの廃棄物を収納して仮置きする際に使用される廃棄物保管用袋として好適に用いることができる。
本発明は以下の構成を有する。
[1]一方の開口に封緘する手段を有し、外側シートおよび透水性内側シートを有する少なくとも二重のシートよりなる壁面および底面を有する袋体であって、該壁面および底面のうち少なくとも一面が、該二重のシートの中間に熱融着性繊維および吸着性粒子が含有された吸収層を有する面である袋体。
[2]前記外側シートと透水性内側シートの内、少なくとも一方が繊維シートである[1]記載の袋体。
[3]前記外側シートが透気性である[1]または[2]に記載の袋体。
[4]前記外側シートが合成繊維クロスとクラフト紙とを積層したペーパークロスであって、袋体の外面がクラフト紙である、[1]乃至[3]のいずれかに記載の袋体。
[5]前記吸着性粒子がゼオライトである、[1]乃至[4]のいずれかに記載の袋体。
本発明によれば、汚染水から環境汚染物質を除去する機能をも備え、汚染水による土壌汚染を効果的に防止する袋体を提供できる。
は本発明の袋体の一例を示す斜視図である。 本発明の袋体の他の一例を示す斜視図である。
以下、本発明を詳細に説明する。
<袋体>
図1aは、本発明の一実施形態例である袋体の構成を示す斜視図であり、袋を構成する筒状体壁面の断面構造を示すため、部分的に断面を示した参考斜視図である。 この袋体10は、筒状体の一端が封鎖された平袋の形態を示す一例であり、他の一端は米麦紙袋と同様の封緘手段を有し紐15で結束して封緘することができる例である。そして、図1bは袋体10の筒状体壁面の断面の拡大図であり、該筒状体を構成する外側シート11と透水性内側シート13の二重のシートの中間に熱融着繊維と吸着性微粒子14よりなる吸収層12よりなる壁面を有している。
図2aは、本発明の他の実施形態例である袋体の構成を示す斜視図であり、袋を構成する周壁面と底面の断面構造を示すため、部分的に断面を示した参考斜視図である。この袋体20は、上方が開口し底面を有する形態を示す一例であり、袋を吊り下げるための吊り下げ部16を有し、上方の開口部は封緘することができる廃棄物の投入口17となっている例である。 そして、底面および周壁面は、外側シート11と透水性内側シート13の二重のシートの中間に熱融着繊維と吸着性微粒子14よりなる吸収層12よりなる面で構成されている。 図2bは袋体20の底面の断面の拡大図であり、該筒状体を構成する外側シート11と透水性内側シート13の二重のシートの中間に熱融着繊維と吸着性微粒子14よりなる吸収層12よりなる壁面を有している。
この袋体10または20は、環境汚染物質を含むがれき・廃材、表土、汚泥、草木、落ち葉などの廃棄物を屋外に仮置きする際などに好適に使用されるものである。袋体10または20は、夫々、吸収層12を有する面が下側となるように配置された状態で、仮置きに使用されることが好ましい。本発明の袋体の形態はこれら図1、図2に示したものに限定されるものではなく、本発明の構成は、ひだつき袋、角袋など種々の形態の袋で実施することができる。
このように廃棄物を封入・封緘した袋体が、内側の透水性シートを介して吸収層を有していると、雨などの水が廃棄物に染み込み、廃棄物に含まれたり付着したりしていた環境汚染物質がこの水に取り込まれ、その後、汚染水として廃棄物から流出した際には、該汚染水は、該透水性内側シートを介して吸収層に吸収され、ついで、該吸収層に含まれる吸着性粒子が、汚染水中の環境汚染物質を吸着して汚染水から除去する。そして、このように吸着性粒子により少なくとも一部の環境汚染物質が除去された水(以下、処理水という場合がある。)は、既に環境汚染物質が低減されたものであるため、仮置き場土壌への汚染は抑制される。
環境汚染物質としては、例えば、放射性セシウム、放射性ストロンチウムなどの放射性物質、重金属類などが挙げられる。
また、筒状あるいは箱状に内側透水性シート、外側シートおよび吸収層を接合し、袋体を形成する方法としては、ホットメルト、ヒートシール、粘着剤などにより接着する方法や、縫製など公知の袋体を製造する方法を適宜使用する事が出来る。 また、縫製した箇所には、そこから汚染水や処理水の流出を防止するために、防水性のシートを目貼りする等、公知の方法で防水処理を行うことが好ましい。
[透水性内側シート]
本発明の袋体の内側面に使用されるシートは、透水性シートが使用される。袋体に封入された廃棄物は、該透水性シートを介して吸収層に隣接し、廃棄物中に水分として存在する環境汚染物質を取り込んだ汚染水は、該透水性内側シートを通過して吸収層に吸収される。また、袋体の内容物である廃棄物が吸収層と直接接触することを防ぎ、吸収層中の吸着性粒子が脱落して袋の内部に拡散することを防止する。
透水性内側シートとしては、汚染水が浸み通ることが可能であって、強度も良好な薄手のシートが好適に用いられる。このようなシートとしては、例えばスパンボンド不織布、スパンレース不織布、ニードルパンチ不織布などの不織布や、織布など、長繊維から形成されたものや、クラフト紙などの紙類や開孔を設けたフィルムなどの1種以上を使用することが出来る。
[外側シート]
外側シートは、防水性を有し、吸収層中の吸着性粒子により環境汚染物質が除去された処理水が、仮置き場の土壌に移行しないようにする。外側シートは、防水性を有していればよく、例えば、加硫ゴムを主成分とするようなゴムシート、熱可塑性エラストマーを主成分とするプラスチックシート、織布や不織布などの繊維シートにゴムを含浸した複合シート、これらのうちの2種以上の積層物などを用いて、単層または多層で形成されるが、突刺強度に優れる点から、樹脂繊維などの繊維を含んで形成された繊維シートであることが好ましい。このような層としては、例えば、樹脂繊維が網状に分布してなるフィルムを積層して熱融着した樹脂多層フィルムを用いた層も用いることができる。
このような樹脂多層フィルムは、突刺強度に優れるため、該樹脂多層フィルムからなる外側シートを備えた袋体に、不規則な形状の破片などを含むがれきなどを封入した場合でも、袋体の壁面または底面に穴が開いたり、破れたりしにくい。そのため、袋体の穴や破れた箇所から、処理水が仮置き場の土壌へと移行することを抑制できる。さらに、上述の樹脂多層フィルムに対して、他の樹脂をコーティングしたり、ラミネートしたりして組み合わせた複合樹脂フィルムも外側シート形成に好適である。
樹脂繊維が網状に分布してなるフィルムとしては、割繊維フィルムがある。割繊維フィルムとは、例えば特開2011−225247号公報に記載されているように、互いに平行に延びる幹繊維と、幹繊維に対して交差して延び、隣接する幹繊維同士を繋ぐ枝繊維とによって構成され、幹繊維と枝繊維の間が開口部となっているフィルムである。
このようなフィルムは、例えば、相対的に融点の高い高融点層(例えば高密度ポリエチレン層。)と、その両面に積層された相対的に融点の低い低融点層(例えば低密度ポリエチレン層。)とからなる3層構造の原反フィルムから製造できる。
具体的には、まず、多層インフレーション法あるいは多層Tダイ法などの押出成形により、上述の3層構造の原反フィルムを製造し、ついで、この原反フィルムに対して、千鳥状に多数の平行なスリットを縦方向(フィルム流れ方向)に沿って形成する。スリットは、スプリッター、熱刃などで形成できる。その後、スリットの形成された原反フィルムを縦方向に延伸し、さらにこれと直交する方向に拡幅することにより、幹繊維がほぼ縦方向に配列された割繊維フィルムが得られる。延伸倍率(配向倍率)は、1.1〜15倍が好ましく、3〜10倍であることがより好ましい。
このような割繊維フィルムを複数枚用意し、延伸方向が互いに直交するように、例えば1枚ずつ互い違いに重ね合わせて加熱し、熱融着した樹脂多層フィルムは、延伸処理された繊維が縦方向と横方向の両方向に配向しているため、突刺強度が非常に優れ、非透水性層14の形成に適している。樹脂多層フィルムにおける割繊維フィルムの積層数には特に制限はなく、防水性が得られる層数とすればよいが、防水性および突刺強度と、取扱性との兼ね合いなどから、4〜10層の範囲で積層することが好ましい。
上述のような割繊維フィルムを2枚積層したフィルムとしては、例えば、JX日鉱日石ANCI株式会社から販売されている「ワリフ(登録商標)」が挙げられる。
一方、袋体の外側シートが透気性であると、汚染水が吸収層で吸着性粒子により少なくとも一部の環境汚染物質が除去されて処理水になると共に、水分を袋体壁面または底面から外部に水蒸気として蒸散することにより、余剰の水分のみを袋体内部から除去することができるため、廃棄物に含有される水分が多い場合や、廃棄物に染み込んだ水が多量であった場合でも、処理水の量を減少させて、処理水としても流出するおそれを減らすことができるため好ましい。
このような外側シート用の資材としては、タイベックと呼ばれる0.5〜10μmのポリエチレンの極細長繊維をランダムに積層し、熱と圧力で結合させた高密度の不織布シートは強度、耐久性もあり、透湿性、防水性に優れるため本発明袋体の外側シートとして使用することができる。
また、ポリピロピレンやポリエチレンなどのフィルムをスリットし、延伸して糸状にしたヤーンで織りあげられた樹脂クロスは、強度に優れ、かつ通気性、透水性があるため、袋用などの包装資材に広く使用されている。 これらの樹脂クロスにクラフト紙をドライラミネート等で接着したペーパークロスと呼ばれるシートは、縫製箇所の縫い目が変形する「縫い目笑い」と呼ばれる現象も起こり難く、通気性を有しながら適度な防水性があるため、本発明袋体の外側シートとして使用することができる。 ペーパークロスに使用される樹脂クロスの目の大きさとしては、例えば、5本/吋、10本/吋などがあり、目の細かいもののほうが丈夫であるが、高価になるため、目的に応じて適宜選択される。 また、袋体の最外面に印刷などの方法によって、内容物である廃棄物についての情報や、廃棄物を封入封緘した袋体の保管方法などの情報を袋体の表面に表示するなどが出来、袋体の最外面が必要な情報を印刷したクラフト紙になる様に使用することが好ましい。
本発明袋体の外側シートとしては、上記例示した各種シートに限定されるものでは無い。また外側シート厚みは、適宜設定できるが、例えば50〜1000μmが好ましい。
[吸収層]
吸収層としては、吸着性粒子を含み、水を透す透水性を備えた層であればよいが、シート状の有機多孔質材料をマトリックスとし、該有機多孔質材料中に吸着性粒子が分散状態で保持されている層が好ましい。
このような吸収層は、有機多孔質材料をマトリックスとするため、廃棄物から染み出る汚染水を良好に吸収、保持できる。そして、吸収層に含まれる吸着性粒子は、このように吸収、保持された汚染水に作用して、汚染水中の環境汚染物質を効果的に吸着する。例えば、環境汚染物質が放射性セシウムである場合、放射性セシウムは水が存在すると水に溶解してセシウムイオンとなり、吸着性粒子に良好に吸着される。なお、吸収層は多層構造であってもよい。
吸収層に含まれる吸着性粒子としては、環境中に存在する有害な環境汚染物質を吸着する作用を有するものである。
吸着性粒子としては、吸着対象の汚染物質に応じて適宜選択できるが、例えば、ゼオライト、活性白土、大谷石、シリカ、アルミナ、モレキュラーシーブ、多孔性鉱物、非晶質水酸化鉄、プルシアンブルーなどが挙げられ、これらのうちの1種以上を使用できる。吸着性粒子の形状は、粉状、顆粒状、ペレット状などのものを用いることが出来、吸着性粒子の粒度は吸収層に固着できれば特に限定するものではなく、0.5〜5000μmの範囲で適宜選ぶことが出来る。
これらのうちゼオライトは、天然ゼオライトおよび合成ゼオライトとして、結晶構造の違いにより約200種類程度存在することが知られている。合成ゼオライトは、三次元のカゴ状構造を有するアルミノケイ酸塩であって、強いイオン交換性を有する。また、天然ゼオライトは、筒状の構造を持ち、その構造と孔の大きさに特徴がある。吸着の対象となる環境汚染物質がセシウムイオンである場合などには、筒状の構造を持つ天然ゼオライトが吸着性粒子として好ましい。 好ましい天然ゼオライトの孔の大きさは、0.22〜1nmであり、0.55〜0.8nmである。
吸収層に含まれる吸着性粒子の量は、吸収層の単位面積当たり、50〜2000g/mの範囲で調整されることが好ましい。このような量であると、環境汚染物質を充分に吸着でき、かつ、吸収層から吸着性粒子が脱落しにくく、袋体の取扱性に優れる。
また、吸収層の表面および/または裏面に透水性の層を設けて吸着性粒子の脱落を防止することも出来る。この透水性の層としては、例えばスパンレース不織布、スパンボンド不織布などの長繊維不織布や、エアレイド不織布のような短繊維不織布も使用することができる。 吸着性粒子の脱落を防止するために、吸収層の表面および/または裏面に設ける透水性の層としては10〜100g/mの範囲で調節されることが好ましい。
吸収層において、吸着性粒子を保持する有機多孔質材料としては、不織布、織布、編布など、有機繊維からなり、各繊維間に空隙が形成されているシート材料や、ポリウレタン系樹脂などの樹脂を発泡成形して得られた多数の孔を有する発泡シートなどのシート状物が挙げられる。有機多孔質材料は、有機物であり焼却による減容が可能な点で好ましい。また、これら有機多孔質材料の中では不織布が好ましい。不織布の坪量(含まれる吸着性粒子を除く。)は、50〜1000g/mが好ましく、吸収層として単位面積当たり必要な吸着性粒子の量になるように、不織布を重ねて使用することができる。
不織布を構成する原料繊維としては、不織布の製造に一般に用いられる有機繊維を使用できる。このような有機繊維としては、親水性有機繊維、疎水性有機繊維が挙げられ、これらのうちの1種以上を使用できる。
親水性有機繊維としては、製紙用木材パルプ(針葉樹および/または広葉樹木材より調製される化学パルプや機械パルプなど。)、古紙パルプ、リンター、麻、綿、ケナフなどより調製される非木材植物繊維などの天然セルロース繊維や、レーヨンなどの合成繊維が挙げられる。これらのなかでは、工業的に利用しやすい点から、天然セルロース繊維が好ましい。天然セルロース繊維としては、乾燥されたパルプシートの状態で供給され、乾燥状態で機械的に粉砕、解繊されたものが好ましい。
また、疎水性有機繊維としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系繊維、ポリエステル繊維などが挙げられる。
これらのなかでも、汚染水を充分に吸収、保持しやすいことから、不織布を構成する原料繊維としては、親水性有機繊維を主に採用することが好ましい。その場合、疎水性有機繊維を併用してもよい。
原料繊維は、吸着性粒子の100質量部に対して、0.1〜50質量部程度を用いることが好ましい。原料繊維の繊維長は、不織布の製造方法などに応じて、適宜設定できる。
また、不織布には、その製造方法によっては、原料繊維とともに、加熱によりその少なくとも一部が溶融して接着性を発揮する、熱融着性接着剤を使用してもよい。熱融着性接着剤を原料繊維とともに用いてウェブを形成した場合、該ウェブを熱処理(サーマルボンド法)することにより、熱融着性接着剤の少なくとも一部が溶融して接着作用を奏し、原料繊維同士が結合した安定なシート形態の不織布を製造できる。
熱融着性接着剤としては、少なくとも一部が溶融して接着剤として作用するものであればよく、繊維状の熱融着性接着剤(以下、熱融着性繊維という。)の他、粉体状の熱融着性接着剤などが挙げられ、これらの1種以上を使用できる。
熱融着性繊維には、繊維全体が溶融して接着剤として作用するものと、繊維の一部のみが溶融して接着剤として作用するものとがあり、これらの1種以上を使用できる。熱融着性繊維の材質としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリアミドおよびポリエステルよりなる群より選ばれる1種以上が挙げられる。
繊維全体が溶融して接着剤として作用する熱融着性繊維は、好ましくはこれらのうちの1種または2種以上の混合物を用いて繊維全体が形成される。繊維の一部のみが溶融して接着剤として作用する熱融着性繊維は、好ましくはこれらのうちの1種または2種以上の混合物を用いて、溶融する部分と溶融しない部分とがそれぞれ形成される。
一部のみが溶融して接着剤として作用する繊維としては、例えば、ポリプロピレン繊維(融点160℃)からなる芯部の外周をポリエチレン層(融点130℃)で被覆した芯鞘構造の複合繊維などが挙げられる。熱融着性繊維として、このように高融点の繊維の外周に低融点の熱融着性樹脂からなる被覆層を設けた芯鞘構造の複合繊維を使用する場合には、被覆層(鞘)が溶融し芯部は溶融しない温度(例えば140℃。)で熱風処理して、被覆層のみを溶融させる。このような複合繊維を用いると、熱風処理を行っても芯部は溶融せずに安定した繊維として残存する。そのため、繊維全体が溶融する熱融着性繊維を用いた場合のように、溶融した熱融着性繊維により不織布の空隙が埋まることがなく、環境汚染物質を含む液体を空隙に充分に保持できる。
熱融着性繊維の繊維長は、不織布の製造方法などにより、適宜設定できる。
粉体状の熱融着性接着剤の材質としては、熱融着性繊維の説明において例示した材質などが挙げられる。粉体状の熱融着性接着剤を用いる場合、50〜500μm程度の粒度の粒子からなる粉体が好ましく使用できる。
不織布の一般的な製造工程としては、原料繊維からウェブを形成するウェブ形成工程と、ウェブ中の原料繊維を結合させる繊維結合工程とを有する方法がある。そして、不織布の形態としては、例えばウェブ形成工程の違いに基いて、乾式不織布、湿式不織布、スパンボンド不織布などがある。これらの不織布のうち、有機多孔質材料としては、乾式不織布が好ましい。
乾式不織布には、ウェブ形成工程としてエアレイド法が採用された不織布(エアレイド不織布)や、ウェブ形成工程としてカーディング法が採用された不織布があるが、なかでもエアレイド不織布が好ましい。エアレイド法は、空気流を利用して原料繊維を三次元的にランダムに積層させて、ウェブを形成する方法である。そのため、ウェブ形成工程としてエアレイド法を採用することにより、かさ密度が低く、繊維間の空隙が大きな不織布を製造できる。
エアレイド不織布のなかでは、ウェブ形成工程後の繊維結合工程として、熱風処理が採用された不織布が好ましい。熱風処理による繊維結合工程は、エアスルー法またはスルーエア法などとも呼ばれるサーマルボンド法の一種である。熱風処理を採用する場合には、ウェブ形成の際に、上述した熱融着性接着剤を原料繊維とともに使用する。
繊維結合工程として熱風処理を採用することにより、エアレイド法により形成された低いかさ密度、繊維間の大きな空隙を維持しつつ、原料繊維を結合させることができる。このようなエアレイド不織布は、環境汚染物質を含む汚染水を充分に吸収、保持できる。
エアレイド不織布を製造する場合、原料繊維の繊維長としては、1〜30mmが好ましく、2〜10mmがより好ましい。また、熱融着性接着剤として熱融着性繊維を使用する場合、熱融着性繊維の繊維長も、原料繊維について示した上記範囲内の繊維長が好ましい。
本明細書において繊維長は、任意に選択した50本以上の繊維をサンプルとし、これらについて電子顕微鏡観察により測定した長さの平均値である。
有機多孔質材料としてエアレイド不織布を採用し、これに吸着性粒子を保持させる場合には、エアレイド法によるウェブ形成工程において、原料繊維と熱融着性接着剤と吸着性粒子とを混合した混合物を空気流によりランダムに積層させてエアレイドウェブを形成し、該エアレイドウェブに対して熱風処理による繊維結合工程を行えばよい。あるいは、原料繊維と吸着性粒子とを混合した混合物を空気流によりランダムに積層させて、エアレイドウェブを形成し、該エアレイドウェブ上に熱融着性接着剤を付与してから、これに対して熱風処理による繊維結合工程を行えばよい。
このような方法によれば、吸着性粒子をエアレイド不織布中に分散性よく固定でき、しかも、吸着性粒子の表面が熱融着性接着剤によって過度には被覆されないため、吸着性粒子の吸着性能が良好に維持される。
この場合、熱融着性接着剤は、エアレイド不織布中に保持される吸着性粒子の100質量部に対して、5〜50質量部程度が用いられることが好ましい。このような範囲であると、エアレイド不織布中の原料繊維と吸着性粒子とを充分に固定でき、シート形状を安定に維持できるとともに、吸着性粒子の脱落も防止できる。また、熱融着性接着剤によって吸着性粒子の表面が過度に被覆されず、吸着性粒子の吸着性能も良好に維持される。
<袋体の製造方法>
次に、吸収層を構成する有機多孔質材料として、エアレイド不織布を採用した場合を例に挙げて、図1の構成の袋体の製造方法を具体的に説明する。
エアレイド不織布による吸収層は、まず、通気性のあるキャリアシートを用意し、これをコンベアに装着されて走行するメッシュ状無端ベルト上に繰り出す。そして、エアレイド法のウェブフォーミング機を用いて、機械的に解繊された原料繊維と吸着性粒子と熱融着性接着剤との混合物をメッシュ状無端ベルト側に吸気流の作用により下降させ、キャリアシート上に落下堆積させる。これにより、キャリアシート上に、原料繊維と吸着性粒子と熱融着性接着剤の混合物からなるエアレイドウェブが形成される。ついで、このエアレイドウェブをエアスルー方式により熱風処理することによって、エアレイドウェブを構成している原料繊維、吸着性粒子、熱融着性接着剤の混合物を嵩高状態で接着して、キャリアシートの上に吸収層を形成する。
吸収層の一方の面に透水性の層を設けて、その面から吸着性粒子の脱落が防止された吸収層とすることも出来る。 例えば、キャリアシートの代わりに、透水性の層を形成するためのシート、例えばスパンボンド不織布などをメッシュ状無端ベルト上に繰り出し、ついで、その上にPE(ポリエチレン)粉体などからなる熱融着性接着剤を散布してから、上述のようにエアレイド法のウェブフォーミング機を用いて、エアレイドウェブを形成する。その後、上述のようにエアスルー方式で熱風処理することにより、透水性の層を形成するためのシート上に、吸収層を形成するとともに、その片面に透水性の層が接着された吸収層を得ることができる。
吸収層において、キャリアシートが接していない側の面(上面)に、吸着性粒子の脱落を防止する透水性の層を形成する方法としては、具体的には、ホットメルト接着剤などにより、透水性の層を形成するための部材、例えばスパンレース不織布などを吸収層に積層、接着すればよい。また、キャリアシートの代わりに透水性の層を形成するためのシートを用いなかった場合には、キャリアシートを取り去って、適当な透水性の層を積層、接着することにより、表面および裏面に適当な透水性の層が設けられた吸収層を得る事も出来る。
以上のような方法により、吸着性粒子を含む吸収層の両面に、適当な透水性の層が積層された吸収層を得ることができる。
なお、吸収層の端面(周端面)は、熱処理(ヒートシール加工)により封緘されていると、吸着性粒子の脱落をより防止でき、取扱性に優れる点で好ましい。
筒状体の一端が封鎖され、他の一端を紐で結束して封緘することができる図1の平袋は、各シート等を重ねて筒状体とする手段や、該筒状体の一端を封鎖する手段として、適宜、公知の袋体の製造方法を用いて製造することができる。また、外側シートと透水性内側シートの間に吸収層を挟んだ三層構成の筒状体から製造することも、あるいは、外側シートと透水性内側シートの二重袋体とした後で、適当な大きさに断裁した吸収層を外側シートと透水性内側シートの間に挿し込むことによっても製造することができる。その際、透水性内側シートと外側シートでそれぞれ形成された筒状体から一端を閉鎖した平袋であったり、透水性内側シートと外側シートが互いに接合されている箇所が平袋の面の端辺になるような構造であったりすると、後から吸収層を挿し込む場合に作業性が優れ、また、吸収層の切れ目が袋体底面に来ることを避けられるため好ましい。
筒状体の形成や、筒状体の一端を封鎖するために各シート等を接合する手段として、縫製など接合箇所の防水性の低下のおそれがある手段を用いた場合には、必要に応じて、当該箇所に防水性のシートを貼り合せる等の対策が用いられる。
また、袋体を封緘するための手段も、袋体の開口部付近に開けられた数箇所の穴に通した紐や、巾着袋の様に取り付けた紐を用いて、開口部を絞って結束する等、適宜、公知の手段を用いることができるが、平袋や角袋のような袋体の場合には、図1に示した様に、米麦紙袋のような封緘手段、即ち、開口部の片側の壁面に開口端に平行に取り付けられて袋体の両側端辺から引き出された紐15を有し、封緘時には、開口端を平行に巻き込んで折り返し、さらに袋の両側端辺を引き合わせるように斜めに折って、紐15を結んで封緘する方法は、一旦封緘した内容物を取り出したり、再度投入したりすることが容易に出来、しかも簡単確実に袋体を封鎖することが出来るため特に好ましく用いられる。
一方、周壁と底面を有し上方に投入口が設けられた形状の袋体は、袋体の大きさに対して容量を大きくすることができる利点があるが、この場合、底面が外側シートと透水性内側シートの中間に熱融着性繊維および吸着性粒子が含有された吸収層を有する構造であることが好ましい。また、内容物が収容された袋体の取扱性の点から、吊り下げ部を有することが好ましい。
<廃棄物保管用袋の使用方法>
袋体は、建造物が破壊されて生じたがれきなどの廃棄物を屋外に仮置きする際などに、廃棄物を収容して仮置き場の土壌上に積み上げて保管される、廃棄物仮置き用廃棄物保管袋として好適に使用される。
廃棄物を封入封緘した容器は、仮置き場所の土壌と容器との間に防水シートを敷いた上に置かれて保管され、さらに、雨水等がかからないように耐候性・防水性のあるシートで覆うことが好ましいとされ、また、放射性の環境汚染物質である場合は、遮蔽のために覆土を行うことが好ましいと考えられている。
本発明の廃棄物保管用袋は、図1および2に示すように、吸収層を有する面が下側となるように配置された状態で、仮置き場の土壌の上に防水シートを敷いた上に置かれて使用されることが好ましい。
これにより、廃棄物に多量の水が含まれていた場合や、雨などの水が廃棄物に染み込み、廃棄物に由来する環境汚染物質がこの水に取り込まれた後、汚染水として廃棄物から流出した際には、先ず、廃棄物保管用袋の吸収層に含まれる吸着性粒子が、汚染水中の環境汚染物質を吸着して汚染水から除去する。そして、環境汚染物質が除去された処理水は、外側シートの存在により、廃棄物保管用袋内に留まる。 また、仮に、処理水が廃棄物保管用袋外へ移行し、防水シートの周端部から仮置き場土壌へと移行したとしても、その処理水は、既に環境汚染物質が低減されたものであるため、仮置き場への汚染は抑制される。
以上説明したように、本発明の袋体は、一方の開口に封緘する手段を有し、外側シートおよび透水性内側シートを有する少なくとも二重のシートよりなる壁面および底面を有する袋体であって、該壁面および底面のうち少なくとも一面が、該外側シートおよび透水性内側シートの中間に熱融着性繊維および吸着性粒子が含有された吸収層を有する面である袋体であるため、透水性内側シートを介した吸収層により、廃棄物に混在する汚染水から環境汚染物質を除去できる。 そのため、汚染水による土壌汚染を効果的に防止でき、例えば建造物が破壊されて生じるがれきなどの廃棄物が、処分前に屋外で仮置きされる際に使用される、仮置き用廃棄物保管用袋などとして好適に使用される。
10、20 袋体
11 外側シート
12 吸収層
13 透水性内側シート
14 吸着性粒子
15 封緘用紐
16 吊り下げ部
17 投入口

Claims (5)

  1. 一方の開口に封緘する手段を有し、外側シートおよび透水性内側シートを有する少なくとも二重のシートよりなる壁面および底面を有する袋体であって、該壁面および底面のうち少なくとも一面が、該外側シートおよび透水性内側シートの中間に熱融着性繊維および吸着性粒子が含有された吸収層を有する面である袋体。
  2. 前記外側シートおよび透水性内側シートの内、少なくとも一方が繊維シートである請求項1記載の袋体。
  3. 前記外側シートが透気性である請求項1または2に記載の袋体。
  4. 前記外側シートが合成繊維クロスとクラフト紙とを積層したペーパークロスであって、袋体の外面がクラフト紙である、請求項1乃至3のいずれかに記載の袋体。
  5. 前記吸着性粒子がゼオライトである、請求項1乃至4のいずれかに記載の袋体。
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