JP2014163460A - 防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造を簡易化できコストを削減できる防振装置を提供すること。
【解決手段】第1取付け部材11、第2取付け部材、これらの両取付け部材同士を連結するとともに第1取付け部材11の一方側の開口を閉塞する弾性体、第1取付け部材11の他方側の開口を閉塞するダイヤフラム14、ダイヤフラム14を第1取付け部材11に固定する環状の固定部材15、第1取付け部材11内の液室を主液室と副液室18とに区画し複数の連通路41、42、43が形成された仕切り部材19、及び、ダイヤフラム14に対して進退可能に配設され複数の連通路41、42、43のうちの一部における副液室18に向けた開口を該ダイヤフラム14によって開閉させるアクチュエータ20を備え、固定部材15には、第1取付け部材11における他方側の端部から該第1取付け部材11の外側に突出する支持部36が突設され、アクチュエータ20は、支持部36に固定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は防振装置に関するものである。
従来、例えば下記特許文献1に示されるような自動車のエンジン等の振動発生部を車体等の振動受部にマウントする際に用いられる防振装置が知られている。
防振装置における筒状の第1取付け部材は、車体に取り付けられる車体側ブラケット(特許文献1の図1における符号112)の筒状部に嵌合支持されている。車体側ブラケットはエンジンなどの重荷重を受けるために厚肉で高剛性に形成されている。この車体側ブラケットの底部には深絞り加工や曲げ加工が施されることにより特許文献1の図1に符号114、116、118で示されるような段差部、嵌着筒部及び係止突起が形成されており、該底部内にアクチュエータが位置決めされた状態で装着されている。
特開2003−130126号公報
しかしながら、前述した特許文献1の防振装置では下記の課題があった。
すなわち車体側ブラケットは厚肉で高剛性であるため、該車体側ブラケットの底部に前述の段差部、嵌着筒部及び係止突起を深絞り加工や曲げ加工によって精度よく形成することは容易ではなく、製造が複雑であるとともにコストが嵩んでいた。
一方、アクチュエータを車体側ブラケットに装着する代わりに該車体側ブラケットより薄肉で加工性のよい第1取付け部材に取り付けることが考えられる。しかしながら、第1取付け部材の下端部(特許文献1の図1において符号25で示される部分)はダイヤフラムを固定する目的でかしめられているため、例えば前記下端部をかしめた後該下端部に対して別部材を溶接した上でこの別部材にアクチュエータを装着する必要があり、この場合製造工数が増大することになる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、製造を簡易化できコストを削減できる防振装置を提供することを目的としている。
このような課題を解決して前記目的を達成するために本発明は以下の手段を提案している。
すなわち本発明の防振装置は、振動発生部及び振動受部のうちいずれか一方に連結される筒状の第1取付け部材、及び、他方に連結される第2取付け部材と、これらの両取付け部材同士を連結するとともに、前記第1取付け部材における軸線方向の一方側の開口を閉塞する弾性体と、前記第1取付け部材における軸線方向の他方側の開口を閉塞するダイヤフラムと、前記ダイヤフラムの外周縁部に当接した状態で前記第1取付け部材に保持されることで、前記ダイヤフラムを前記第1取付け部材に固定する環状の固定部材と、作動液が封入された前記第1取付け部材内の液室を、前記弾性体を壁面の一部とする主液室と、前記ダイヤフラムを壁面の一部とする副液室と、に区画するとともに、前記主液室と前記副液室とを連通する複数の連通路が形成された仕切り部材と、前記ダイヤフラムを前記軸線方向に挟む前記副液室の反対側に、前記ダイヤフラムに対して進退可能に配設されるとともに、前記複数の連通路のうちの一部における前記副液室に向けた開口を該ダイヤフラムによって開閉させるアクチュエータと、を備え、前記固定部材には、前記第1取付け部材における前記軸線方向の他方側の端部から該第1取付け部材の外側に突出する支持部が突設され、前記アクチュエータは、前記支持部に固定されていることを特徴とする。
本発明の防振装置では環状の固定部材を用いてダイヤフラムを第1取付け部材に固定しており、この固定部材には第1取付け部材から他方側に突出する支持部が形成されていて、該支持部に対してアクチュエータが固定されるようになっている。つまり第1取付け部材に対して固定部材によってダイヤフラム及びアクチュエータを簡単に精度よく取り付けることができる。
具体的に第1取付け部材及び固定部材は、車体に取り付けられてエンジンなどの重荷重を受ける車体側ブラケット等に比べて薄肉、軽量で小さい部品であることから、加工性がよく製造が容易であるとともに部品精度を確保しやすい。そしてこのような第1取付け部材に対して固定部材を用いてアクチュエータを装着するので、アクチュエータの取り付けが簡単であるとともに位置決め精度を確保しやすくまたこの装着のために例えば溶接を用いて製造工程を複雑にするようなこともないから、製造を簡易化できコストを削減できる。
また本発明の防振装置において、前記ダイヤフラムの外周縁部と前記固定部材とが、非接着状態で当接していることとしてもよい。
この場合、例えばダイヤフラムの外周縁部と固定部材とを接着する場合に比べてコストを削減できる。またダイヤフラムの外周縁部と固定部材とが接着されている場合においては、アクチュエータがダイヤフラムを強制振動させた際にダイヤフラムと固定部材との接着部分に振動による負荷がかかりやすくなるおそれがあるが、本発明の上記構成によればこのような負荷を抑制でき部品の耐久性が向上する。
また本発明の防振装置において、前記ダイヤフラムの外周縁部と前記固定部材とが、接着されていることとしてもよい。
この場合、ダイヤフラムの外周縁部と固定部材とが接着されて一体となっているのでアクチュエータの作動に対するダイヤフラムの追従性が向上して、所望の振動減衰機能が確実に得られやすくなる。
本発明の防振装置によれば、製造を簡易化できコストを削減できる。
本発明の一実施形態に係る防振装置の縦断面図である。 図1の防振装置の要部を示す拡大図である。 ダイヤフラムの外周縁部及び固定部材を示す縦断面図である。 ダイヤフラムの外周縁部及び固定部材の変形例を示す縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る防振装置10について図面を参照して説明する。
この防振装置10は、自動車における振動発生部であるエンジンを振動受部である車体へ支持するエンジンマウントである。
図1に示すように防振装置10は、第1取付け部材11と、第2取付け部材12と、弾性体13と、ダイヤフラム14と、固定部材15と、仕切り部材19と、アクチュエータ20と、ストッパー部材40とを備えている。
第1取付け部材11は筒状をなし、振動発生部及び振動受部のうちいずれか一方に連結される。また第2取付け部材12は振動発生部及び振動受部のうち前記一方とは異なる他方に連結される。本実施形態では第1取付け部材11は振動受部である車体に車体側ブラケット26を介して連結され、第2取付け部材12は振動発生部であるエンジンにエンジン側ブラケットを介して連結されている。弾性体13は第1取付け部材11と第2取付け部材12との間を弾性的に連結するとともに、第1取付け部材11における軸線O方向の一方側の開口を閉塞している。ダイヤフラム14は第1取付け部材11における軸線O方向の他方側の開口を閉塞している。固定部材15は環状をなし、ダイヤフラム14の外周縁部に当接した状態で第1取付け部材11に保持されることで、ダイヤフラム14を第1取付け部材11に固定している。仕切り部材19は作動液が封入された第1取付け部材11内の液室16を、弾性体13を壁面の一部とする主液室17と、ダイヤフラム14を壁面の一部とする副液室18とに区画しており、該仕切り部材19には主液室17と副液室18とを連通する複数の連通路41、42、43が形成されている。アクチュエータ20はダイヤフラム14を軸線O方向に挟む副液室18の反対側にダイヤフラム14に対して進退可能に配設されるとともに、複数の連通路41、42、43のうちの一部(本実施形態では連通路43)における副液室18に向けた開口を該ダイヤフラム14によって開閉させる構成を有している。ストッパー部材40は弾性体13から仕切り部材19側に離間されて主液室17内に配設されており、該仕切り部材19を覆うように形成されている。
ここで第1取付け部材11、第2取付け部材12、弾性体13、ダイヤフラム14、固定部材15、仕切り部材19、アクチュエータ20及びストッパー部材40の各中心軸線は共通軸上に位置している。以下ではこの共通軸を軸線Oといい、前記軸線Oに沿った方向を軸方向という。また図1において、この軸方向(軸線O方向)に沿う第2取付け部材12側(一方側)を上側といいアクチュエータ20側(他方側)を下側という。この防振装置10においては下側がバウンド側つまり当該防振装置10を設置した際に静荷重(初期荷重)が入力される方向であり、上側がリバウンド側つまり前記静荷重の入力方向とは反対側である。
第1取付け部材11には、上端部に筒状の大径部21が形成されるとともに該上端部の下側に大径部21に対して小径とされた筒状の小径部22が形成されている。第1取付け部材11の大径部21と小径部22との間には、内周側へ縮径された絞り部23が全周にわたって形成されている。また第1取付け部材11の下端部には、縦断面が径方向の内側に向けて開口するコ字状又はC字状をなす取付け筒部24が形成されている。尚、図示の例では取付け筒部24は第1取付け部材11において最も大径とされている。
取付け筒部24は、天壁24aと、周壁24bと、底壁24cとを有しており、これら壁24a、24b、24cによって径方向内側に開口するとともに周方向に沿って延びる環状の取付け溝25が形成されている。大径部21は車体側ブラケット26の筒状部27の上端部(小径部)内に嵌合されており、これにより第1取付け部材11は車体側ブラケット26を介して車体に固定されている。
また第1取付け部材11の内側には、エチレングリコールや水等の液体が封入された液室16が形成されている。液室16は弾性体13及びダイヤフラム14によって密閉封止されている。液室16は第1取付け部材11の内側に配設された仕切り部材19によって、上側の主液室17と下側の副液室18とに軸方向に区画されている。主液室17は弾性体13を隔壁の一部として形成された液室であり、弾性体13の変形により内容積が変化する。副液室18はダイヤフラム14を隔壁の一部とする液室であり、ダイヤフラム14のダイヤフラムゴム34の変形により内容積が変化する。
第2取付け部材12は軸方向に延在する柱状部材であり、第1取付け部材11の上側かつ径方向内側に配置されている。第2取付け部材12の下端部は下側に向かうに従い漸次縮径されている。第2取付け部材12の上端面には軸線Oと同軸に位置して下側に延びるねじ孔28が穿設されている。ねじ孔28には図示せぬエンジン側ブラケットのボルトがねじ込まれて固定されるようになっており、第2取付け部材12はエンジン側ブラケットを介してエンジンに固定される。第2取付け部材12において上端部と下端部との間に位置する中間部分には、径方向外側に突出したアンカ部29が形成されている。
弾性体13は第1取付け部材11の上側の開口部を閉塞するゴム体であり、外周面が第1取付け部材11の大径部21及び絞り部23の内周面に加硫接着されるとともに、内周面が第2取付け部材12の下部の外周面に加硫接着されている。弾性体13の上端部にはアンカ部29を覆うゴム被覆体30が一体形成されており、これらのゴム被覆体30及びアンカ部29によってリバウンドストッパが形成されている。弾性体13の下端部には小径部22の内周面を被覆するゴム膜31が一体形成されている。尚、弾性体13としてはゴム以外にも合成樹脂等からなる弾性体を用いることも可能である。
一方、第1取付け部材11の下側の開口部はダイヤフラム14により閉塞されている。ダイヤフラム14は第1取付け部材11の取付け筒部24の内側に嵌挿される蓋体である。ダイヤフラム14は、円板状をなし仕切り部材19にその下側から当接するとともに離間可能とされた蓋板32と、環状をなし取付け筒部24の取付け溝25内に配設される外縁ゴム33と、蓋板32の外周縁部と外縁ゴム33の内周縁部とを連結する膜状のダイヤフラムゴム34とを備えている。
図2に示すように、蓋板32にはその下側からアクチュエータ20の後述する弾性壁55の天壁62aが進退可能に当接しており、該蓋板32はアクチュエータ20の上下動に応じて仕切り部材19に対して当接又は離間されるようになっている。図示の例では、蓋板32の上面の外周縁部には上側へ向けて突出するとともに周方向に沿って延びる環状突起32aが形成されており、該蓋板32は仕切り部材19の後述する本体部材37にその下側から当接して該本体部材37の中央貫通孔44の下端開口を閉塞可能とされている。
外縁ゴム33にはその径方向外側及び上側からストッパー部材40の後述する取付け部53が当接している。また外縁ゴム33にはその下側から固定部材15の装着部35が当接している。このように外縁ゴム33は、上下方向及び径方向外側から支持された状態で取付け溝25内に固定されている。また外縁ゴム33の径方向内側には、仕切り部材19の後述するフランジ部48が接近配置されている。また外縁ゴム33の内周面における下端部には、蓋板32及び該外縁ゴム33より薄肉とされた環状のダイヤフラムゴム34がこの外縁ゴム33に一体に連結されている。ダイヤフラムゴム34は、縦断面が上側に向けて開口するU字状とされた折り返し部34aを有するゴム膜であり、副液室18に対する液体の出入りや蓋板32の上下動に応じて弾性変形可能とされている。ダイヤフラムゴム34において外縁ゴム33に連結される外周縁部は、該外周縁部以外の部位よりも若干厚肉に形成されている。
固定部材15は、第1取付け部材11の取付け筒部24に支持される環状の装着部35と、該装着部35の内周縁部から下側に向けて延びる筒状をなしアクチュエータ20を支持する支持部36とを備えている。
装着部35は円環板状をなし、取付け筒部24の底壁24cにその上側から当接して取付け溝25内に配設されており、またダイヤフラム14の外周縁部(具体的にはダイヤフラムゴム34の外周縁部及び外縁ゴム33)にその下側から当接していて、つまり装着部35はダイヤフラム14の外周縁部と底壁24cとに上下から挟まれている。本実施形態ではダイヤフラム14の外周縁部が固定部材15の装着部35に加硫接着されてはおらず、これらのダイヤフラム14の外周縁部と固定部材15の装着部35とが非接着状態で当接している。
ここで図3に示すものは本実施形態の概略構成を説明する分解図であり、図示するようにダイヤフラム14と固定部材15とは別体とされている。尚、図3に示すようにダイヤフラム14の外周縁部には外縁ゴム33が設けられていなくてもよく、また取付け筒部24の周壁24bが小径部22から下側に延設されてその径方向位置が同一(面一)とされるとともに、前記天壁24aが形成されていなくても構わない。
図2において、支持部36は装着部35の内周縁部に連結されているとともに、第1取付け部材11の下端部の取付け筒部24から該第1取付け部材11の外側(下側)へ向けて突設されている。支持部36は、装着部35の内周縁部から垂設される筒状の周壁36aと、該周壁36aの下端部から径方向外側へ向けて突出するとともに周方向に沿って延びる環状のフランジ36bとを備えており、その縦断面の形状がL字状をなしている。
図1において仕切り部材19は、内部に主液室17と副液室18とを連通する複数の連通路41、42、43が形成された本体部材37と、本体部材37の上面に接合されて本体部材37の上側開口に被せられた蓋部材38と、メンブランゴム39とを備えている。
本体部材37はストッパー部材40を介して第1取付け部材11の小径部22内に装着された平面視円形の部材であり、例えば金属や樹脂等からなる。本体部材37には、中央貫通孔44と、周溝45と、収容溝46と、補助貫通孔47と、フランジ部48とが形成されている。
中央貫通孔44は本体部材37における軸線O上に位置しているとともに、該本体部材37を上下に貫通して形成されている。周溝45は平面視C字形の円弧状をなし、本体部材37の外周縁部から若干内側に位置して周方向に沿って延びており、その全体が上側に向けて開口される一方下側に向けてはその周方向の一端部のみが開口されている。収容溝46は径方向に沿う中央貫通孔44と周溝45との間に位置して周方向に沿って延びる環状をなしており上側に向けて開口され、メンブランゴム39の後述する厚肉部39aを収容可能に形成されている。収容溝46の内面と蓋部材38とにより画成された空間は収容室51となっている。補助貫通孔47はその上側が収容溝46内に開口されているとともに本体部材37を上下に貫通しており、図示の例では互いに周方向及び径方向に間隔をあけて複数形成されている。補助貫通孔47における前記径方向に沿う断面の面積(軸線Oに垂直な断面の面積であり副液室18への開口面積)は、中央貫通孔44の前記断面の面積よりも十分に小さく設定されているとともに、該補助貫通孔47同士においても互いに異なるように複数種類設定されている。
図2において、本体部材37の下端部はストッパー部材40内に嵌合されている。フランジ部48は本体部材37の下端部から径方向外側に向けて突出するとともに、周方向に沿って延びる環状をなしている。フランジ部48はその上側からストッパー部材40の取付け部53に当接され、その下側からダイヤフラム14のダイヤフラムゴム34の外周縁部に当接された状態で、第1取付け部材11の取付け筒部24内に配設されている。
図1において、メンブランゴム39は平面視円形の弾性部材である。メンブランゴム39は、径方向外側部分をなす板状の厚肉部39aと、径方向内側部分(径方向中央部)をなし厚肉部39aより薄肉の膜状とされた薄肉部39bとを有している。厚肉部39aは収容溝46の内面との間に若干の隙間をあけて該収容溝46内に配設されている。また薄肉部39bには、該薄肉部39bを上下に貫通する孔(不図示)が形成されている。
蓋部材38は平面視円形の板状をなしており、その外径は本体部材37の外径と略同一となっている。蓋部材38には、中央孔49と、周溝開口孔(不図示)と、収容溝開口孔50とが形成されている。これらの中央孔49、前記周溝開口孔及び収容溝開口孔50は、すべて蓋部材38を上下に貫通して形成されている。
中央孔49は蓋部材38における軸線O上に位置しているとともに、メンブランゴム39の薄肉部39bの前記孔を通して本体部材37の中央貫通孔44に連通している。前記周溝開口孔は本体部材37の周溝45上に位置しているとともに、該周溝45における周方向の前記一端部とは反対側の他端部にのみ開口されている。収容溝開口孔50は本体部材37の収容溝46に開口して複数形成されている。収容溝開口孔50の前記径方向に沿う断面の面積(主液室17への開口面積)は、中央孔49の前記断面の面積よりも小さく設定されているとともに該収容溝開口孔50同士においても互いに異なるように複数種類設定されている。
このような仕切り部材19に形成された前記連通路41、42、43のうち、連通路41は蓋部材38の前記周溝開口孔及び周溝45を通して主液室17と副液室18とを連通する周方向に延びる流路である。また連通路42は、収容溝開口孔50、厚肉部39aが収容される収容室51、及び補助貫通孔47を通して主液室17と副液室18とを連通する流路である。また連通路43は、中央孔49、薄肉部39bの前記孔、及び中央貫通孔44を通して主液室17と副液室18とを連通する流路であり、該連通路43の副液室18に向けた下端開口はアクチュエータ20の後述する進退動作に伴うダイヤフラム14の蓋板32の上下動により開閉されるようになっている。
ストッパー部材40は、有頂筒状のストッパー本体52と、環状をなし該ストッパー本体52の下端部から径方向外側に突設された後さらに下側へ向けて延設され、縦断面の形状がL字状とされた取付け部53とを備えている。
ストッパー本体52の天壁52cは、仕切り部材19の蓋部材38から上側に離間して配置されているとともに該蓋部材38を覆うように形成されている。前記天壁52cの中央には該天壁52cを上下に貫通する流通孔52aが形成されている。前記天壁52cにおける流通孔52aの径方向外側には該天壁52cを厚さ方向に貫通する複数の補助流通孔52bが形成されており、これら補助流通孔52bは周方向に間隔をあけて配置されている。ストッパー本体52の周壁の下端部は仕切り部材19の本体部材37の下端部に外嵌されている。
図2において、取付け部53は第1取付け部材11の取付け筒部24の天壁24aにその下側から当接している。また取付け部53は、取付け筒部24の周壁24bにその径方向内側から接近して配置されている。取付け部53の下端開口縁は固定部材15の装着部35にその上側から当接している。
アクチュエータ20は、基材54と、基材54上を覆うように設けられ該基材54との間に気密に封止された空気室56を画成する弾性壁55と、基材54をその径方向外側から支持する環状体57と、空気室56内に配設されて弾性壁55を上側へ向けて付勢する付勢部材58とを備えている。本実施形態のアクチュエータ20は、空気室56内を負圧又は大気圧に切り替えることにより弾性壁55を上下方向に進退動作させる構成とされた所謂負圧式アクチュエータである。
基材54は、板状の底壁59と、該底壁59の径方向中央部に形成され軸線Oに同軸とされた二重筒状の内筒60及び外筒61とを備えている。内筒60の内部は空気室56内と外部空間とを連通している。特に図示しないが、内筒60にはその下側から圧力調整手段(負圧発生源)の管部材が接続される。弾性壁55は、剛性を有する有頂筒部62と、該有頂筒部62の下端部の外周縁部と基材54の底壁59の外周縁部とを連結する環状の変形膜部63とを備えている。有頂筒部62の天壁62aはダイヤフラム14の蓋板32にその下側から当接している。
環状体57は基材54の底壁59をその径方向外側から支持している。そしてこの環状体57が固定部材15の支持部36のフランジ36bにリベット等の固定手段により取り付けられていることで、アクチュエータ20は支持部36に固定されている。尚、前記環状体57が設けられずに基材54の底壁59が直接支持部36に固定されていてもよい。付勢部材58は図示の例では圧縮コイルばねとされており、弾性壁55の天壁62aにその下側から当接しかつ基材54の底壁59にその上側から当接していて、基材54に対して弾性壁55を上方付勢している。また付勢部材58の下側部分は外筒61に外挿されている。
このような構成のアクチュエータ20では、空気室56内が大気圧の状態では図2に示されるように弾性壁55の天壁62aが付勢部材58の付勢力によりダイヤフラム14の蓋板32をその下側から押し上げ、これにより該蓋板32と仕切り部材19の本体部材37とが密着するように当接して連通路43の下端開口が閉塞されるとともに、該連通路43の内部と副液室18内との連通が遮断される。
一方特に図示しないが、空気室56内が負圧とされた状態では付勢部材58の付勢力に抗って弾性壁55の変形膜部63が空気室56内の容積を減少させるように変形するとともに前記天壁62aが下方移動して、蓋板32と本体部材37との密着状態が解除される。これにより連通路43の下端開口が開放されるとともに、該連通路43の内部と副液室18内とが連通される。
次に本実施形態の防振装置10の作用(動作)について説明する。
まず、アクチュエータ20の空気室56内が大気圧とされ該アクチュエータ20がダイヤフラム14を押し上げているとともに、仕切り部材19の連通路43が閉塞された状態における作用について説明する。
防振装置10が装着された自動車のエンジンが稼働するとその振動がエンジン側ブラケットを介して第2取付け部材12に伝達され、この防振装置10には比較的周波数の低い振動つまりアイドル運転時よりも大振幅で周波数が小さいシェイク振動(低周波大振幅振動)が入力される。このとき振動入力に伴う主液室17の液圧変動に同期し、メンブランゴム39が収容室51内で軸方向に変位したり弾性変形したりすることで、該メンブランゴム39が収容室51の内面に当接して連通路42が閉塞される。このためシェイク振動による第2取付け部材12の上下方向への繰り返し移動(バウンド側への移動とリバウンド方向への移動を交互に繰り返す運動)に伴い主液室17の液圧が変動し主液室17と副液室18との間に内圧差が生じ、液室16内の液体は連通路41を通って主液室17と副液室18との間で往来する。ここで連通路41はその流路長及び断面積がシェイク振動に対応するようにチューニングされており、連通路41内を流通する液体に共振現象(液柱共振)が生じてシェイク振動が減衰され車体側に伝達される振動が低減される。
一方、例えばアイドル運転時よりもエンジンの回転数を上昇させ自動車を一定速度で走行させた場合には、この防振装置10の第2取付け部材12に比較的周波数の高い振動つまりアイドル運転時よりも振幅が小さく周波数が高い高周波小振幅振動が入力される。すると連通路41内では反共振が生じて液体の流通が規制される一方で、メンブランゴム39が収容室51内で軸方向に変位したり弾性変形したりすることにより主液室17の液圧が該収容室51内を通して副液室18に及ぼされることとなり、主液室17の大きな液圧変動が抑えられ当該防振装置10の低ばね化が図られるとともに、車体側に伝達される振動が低減される。
また例えばアイドル運転時など、この防振装置10の第2取付け部材12に前記低周波大振幅振動と前記高周波小振幅振動との間の中周波中振幅振動が入力される場合には、アクチュエータ20の空気室56内を負圧とするとともにアクチュエータ20によるダイヤフラム14の押し上げを解除することで連通路43を開放する。連通路43は、前記連通路41、42に比べて内部を往来する液体の流通抵抗が小さく液柱共振が発生しにくいことから、かかる液体の共振作用によって中周波中振幅振動に対する防振効果を奏する。
以上説明した本実施形態の防振装置10では環状の固定部材15を用いてダイヤフラム14を第1取付け部材11に固定しており、この固定部材15には第1取付け部材11から下側に突出する支持部36が形成されていて、該支持部36に対してアクチュエータ20が固定されるようになっている。つまり第1取付け部材11に対して固定部材15によってダイヤフラム14及びアクチュエータ20を簡単に精度よく取り付けることができる。
具体的に第1取付け部材11及び固定部材15は、車体に取り付けられてエンジンなどの重荷重を受ける車体側ブラケット26に比べて薄肉、軽量で小さい部品であることから、加工性がよく製造が容易であるとともに部品精度を確保しやすい。そしてこのような第1取付け部材11に対して固定部材15を用いてアクチュエータ20を装着するので、アクチュエータ20の取り付けが簡単であるとともに位置決め精度を確保しやすくまたこの装着のために例えば溶接を用いて製造工程を複雑にするようなこともないから、製造を簡易化できコストを削減できる。
またダイヤフラム14の外周縁部と固定部材15とが非接着状態で当接しているので、例えばダイヤフラム14の外周縁部と固定部材15とを接着する場合に比べてコストを削減できる。またダイヤフラム14の外周縁部と固定部材15とが接着されている場合においては、アクチュエータ20がダイヤフラム14を強制振動(強制的に上下動)させた際にダイヤフラム14と固定部材15との接着部分に振動による負荷がかかりやすくなるおそれがあるが、本実施形態の上記構成によればこのような負荷を抑制でき部品の耐久性が向上する。
ここで図4に示すものは本実施形態の変形例であり、この変形例においてはダイヤフラム14の外周縁部と固定部材15とが接着されている。具体的にダイヤフラム14の外周縁部には筒状の外縁ゴム33が形成されており、該外縁ゴム33の内周面における軸方向の中央部にダイヤフラムゴム34の外周縁部が連結されている。また固定部材15の装着部35にはその外周縁部から上側に突出して筒状の周壁35aが形成されており、該周壁35aの内周面に対して前記外縁ゴム33の外周面が加硫接着されている。
図4に示す変形例によれば、ダイヤフラム14の外周縁部と固定部材15とが接着されて一体となっているのでアクチュエータ20の作動に対するダイヤフラム14の追従性が向上して、所望の振動減衰機能が確実に得られやすくなる。
また本実施形態では第1取付け部材11内にストッパー部材40が配設されており、該ストッパー部材40の天壁52cは、主液室17内における弾性体13と仕切り部材19との間にこれら弾性体13及び仕切り部材19からそれぞれ間隔をあけて配置されている。この構成によれば、外力を受けて弾性体13が仕切り部材19側に向けて大きく変形しようとした際に該弾性体13において主液室17を向く内面が前記天壁52cに当接して、該弾性体13のそれ以上の変形が抑制される。このように弾性体13の変形量を所定以下に規制することで前述した振動減衰効果をより顕著に得ることができる。また前記天壁52cは仕切り部材19からも離間されていることから、前述のように弾性体13が変形して該天壁52cに当接した場合でも該仕切り部材19に形成された連通路41、42、43において液体の流通が妨げられるようなことが防止される。
尚、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前述の実施形態では第1取付け部材11が車体側ブラケット26を介して車体に固定され、第2取付け部材12がエンジン側ブラケットを介してエンジンに固定されているとしたが、これとは反対に第1取付け部材11がエンジン側ブラケットを介してエンジンに固定され、第2取付け部材12が車体側ブラケット26を介して車体に固定されていてもよい。
また前述の実施形態では自動車のエンジンマウントとして適用される防振装置10について説明しているが、本発明に係る防振装置は自動車以外の車両や或いは前記エンジンマウント以外に適用することも可能である。例えば、本発明に係る防振装置を建設機械に搭載された発電機のマウントとして適用することも可能であり、或いは工場等に設置される機械のマウントとして適用することも可能である。
また固定部材15の支持部36は、第1取付け部材11の下端部から下側へ向けて突設されてアクチュエータ20を固定支持できるものであればよく、その形状や固定方法は前述の実施形態で説明したものに限定されない。
また前述の実施形態では、アクチュエータ20として負圧式アクチュエータを用いて説明したがこれに限定されるものではなく、例えばそれ以外の電動式アクチュエータ等を用いても構わない。
また仕切り部材19の連通路41〜43及びメンブランゴム39の形状や数量は前述の実施形態で説明したものに限定されない。
またストッパー部材40は設けられていなくても構わない。
その他、本発明の前述の実施形態及び変形例(尚書き等)で説明した構成要素を適宜組み合わせても構わない。また本発明の趣旨を逸脱しない範囲において前述の構成要素を周知の構成要素に置き換えることも可能である。
10…防振装置 11…第1取付け部材 12…第2取付け部材 13…弾性体 14…ダイヤフラム 15…固定部材 16…液室 17…主液室 18…副液室 19…仕切り部材 20…アクチュエータ 36…支持部 41、42、43…連通路 O…軸線

Claims (3)

  1. 振動発生部及び振動受部のうちいずれか一方に連結される筒状の第1取付け部材、及び、他方に連結される第2取付け部材と、
    これらの両取付け部材同士を連結するとともに、前記第1取付け部材における軸線方向の一方側の開口を閉塞する弾性体と、
    前記第1取付け部材における軸線方向の他方側の開口を閉塞するダイヤフラムと、
    前記ダイヤフラムの外周縁部に当接した状態で前記第1取付け部材に保持されることで、前記ダイヤフラムを前記第1取付け部材に固定する環状の固定部材と、
    作動液が封入された前記第1取付け部材内の液室を、前記弾性体を壁面の一部とする主液室と、前記ダイヤフラムを壁面の一部とする副液室と、に区画するとともに、前記主液室と前記副液室とを連通する複数の連通路が形成された仕切り部材と、
    前記ダイヤフラムを前記軸線方向に挟む前記副液室の反対側に、前記ダイヤフラムに対して進退可能に配設されるとともに、前記複数の連通路のうちの一部における前記副液室に向けた開口を該ダイヤフラムによって開閉させるアクチュエータと、を備え、
    前記固定部材には、前記第1取付け部材における前記軸線方向の他方側の端部から該第1取付け部材の外側に突出する支持部が突設され、
    前記アクチュエータは、前記支持部に固定されていることを特徴とする防振装置。
  2. 請求項1に記載の防振装置であって、
    前記ダイヤフラムの外周縁部と前記固定部材とが、非接着状態で当接していることを特徴とする防振装置。
  3. 請求項1に記載の防振装置であって、
    前記ダイヤフラムの外周縁部と前記固定部材とが、接着されていることを特徴とする防振装置。
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