JP2014162312A - クローラ走行装置 - Google Patents

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Kenichi Ishido
健一 石戸
Takashi Iritani
孝 入谷
Koji Yoshikawa
浩司 吉川
Hiroyuki Kimoto
博之 木本
Yasunori Mitsuki
泰規 満生
Makoto Shinohara
誠 篠原
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Abstract

【課題】クローラベルトの耐久性と推進効率の低下を抑制することができるクローラ走行装置を提供する。
【解決手段】クローラベルト15と、ベルト周方向に間隔を隔ててクローラベルト15に埋設された複数の芯金18と、ベルト周方向で隣り合う芯金18の間毎に、当該芯金18が露出する状態でクローラベルト15に形成された係合孔20と、クローラベルト15を駆動回動させる駆動輪体10と、係合孔20に入り込んで芯金18に接触するように、駆動輪体10の外周部に突設された輪体周方向で複数の係合突起21と、を備え、係合突起21の芯金18に対する接触面22,23が、駆動輪体10の回転軸芯Xを中心とする基礎円Cのインボリュート曲線Lに沿った面を備えている。
【選択図】図7

Description

本発明は、クローラベルトと、ベルト周方向に間隔を隔てて前記クローラベルトに埋設された複数の芯金と、ベルト周方向で隣り合う前記芯金の間毎に、当該芯金が露出する状態で前記クローラベルトに形成された係合孔と、前記クローラベルトを駆動回動させる駆動輪体と、前記係合孔に入り込んで前記芯金に接触するように、前記駆動輪体の外周部に突設された輪体周方向で複数の係合突起と、を備えているクローラ走行装置に関する。
特許文献1には、駆動輪体の駆動回転により、係合孔に入り込んでいる係合突起で芯金を押圧して、クローラベルトを所定の方向に回動させるクローラ走行装置が開示されている。
係合突起の芯金に対する接触面は、通常、係合突起の突出方向に沿って、単一の円弧面形状或いは半径が異なる複数の円弧面が連続する形状に形成されている。
特開2011−173569号公報
このため、駆動輪体が駆動回転されたときに、一つの係合突起が芯金に対する接触を開始してからその芯金に対して所定姿勢で係合するまでの間、及び、一つの係合突起が芯金に対する離間を開始してからその芯金に対する係合が解除されるまでの間の、係合突起と芯金との接触位置の移動に伴って、係合突起の芯金に対する押圧方向が変化する可能性がある。
係合突起の芯金に対する押圧方向が変化すると、クローラベルトの耐久性が低下したり、駆動輪体の動力ロスが増大して推進効率の低下を招く懸念がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、クローラベルトの耐久性の低下、及び、推進効率の低下を抑制することができるクローラ走行装置を提供することを目的とする。
本第1発明によるクローラ走行装置の特徴構成は、クローラベルトと、ベルト周方向に間隔を隔てて前記クローラベルトに埋設された複数の芯金と、ベルト周方向で隣り合う前記芯金の間毎に、当該芯金が露出する状態で前記クローラベルトに形成された係合孔と、前記クローラベルトを駆動回動させる駆動輪体と、前記係合孔に入り込んで前記芯金に接触するように、前記駆動輪体の外周部に突設された輪体周方向で複数の係合突起と、を備え、前記係合突起の前記芯金に対する接触面が、前記駆動輪体の回転軸芯を中心とする基礎円のインボリュート曲線に沿った面を備えている点にある。
本第1発明のクローラ走行装置は、前記係合突起の前記芯金に対する接触面が、前記駆動輪体の回転軸芯を中心とする基礎円のインボリュート曲線に沿った面を備えている。
このため、一つの係合突起が芯金に対する接触を開始してからその芯金に対して所定姿勢で係合するまでの間、及び、一つの係合突起が芯金に対する離間を開始してからその芯金に対する係合が解除されるまでの間の、係合突起と芯金との接触位置の移動にかかわらず、係合突起の芯金に対する押圧方向を各接触位置においてインボリュート曲線に対して直交する一定方向に維持し易い。
したがって、本第1発明のクローラ走行装置であれば、クローラベルトの耐久性の低下、及び、推進効率の低下を抑制することができる。
本第2発明によるクローラ走行装置の特徴構成は、クローラベルトと、ベルト周方向に間隔を隔てて前記クローラベルトに埋設された複数の芯金と、ベルト周方向で隣り合う前記芯金の間毎に、当該芯金が露出する状態で前記クローラベルトに形成された係合孔と、前記クローラベルトを駆動回動させる駆動輪体と、前記係合孔に入り込んで前記芯金に接触するように、前記駆動輪体の外周部に突設された輪体周方向で複数の係合突起と、を備え、前記芯金の前記係合突起に対する接触面が、前記駆動輪体の回転軸芯を中心とする基礎円のインボリュート曲線に対して各接触位置において直交する法線を有する面を備えている点にある。
本第2発明のクローラ走行装置は、前記芯金の前記係合突起に対する接触面が、前記駆動輪体の回転軸芯を中心とする基礎円のインボリュート曲線に対して各接触位置において直交する法線を有する面を備えている。
このため、一つの係合突起が芯金に対する接触を開始してからその芯金に対して所定姿勢で係合するまでの間、及び、一つの係合突起が芯金に対する離間を開始してからその芯金に対する係合が解除されるまでの間の、係合突起と芯金との接触位置の移動にかかわらず、係合突起の芯金に対する押圧方向を各接触位置においてインボリュート曲線に対して直交する一定方向に維持し易い。
したがって、本第2発明のクローラ走行装置であれば、クローラベルトの耐久性の低下、及び、推進効率の低下を抑制することができる。
本第3発明によるクローラ走行装置の特徴構成は、クローラベルトと、ベルト周方向に間隔を隔てて前記クローラベルトに埋設された複数の芯金と、ベルト周方向で隣り合う前記芯金の間毎に、当該芯金が露出する状態で前記クローラベルトに形成された係合孔と、前記クローラベルトを駆動回動させる駆動輪体と、前記係合孔に入り込んで前記芯金に接触するように、前記駆動輪体の外周部に突設された輪体周方向で複数の係合突起と、を備え、前記係合突起の前記芯金に対する接触面が、前記駆動輪体の回転軸芯を中心とする基礎円のインボリュート曲線に沿った面を備え、前記芯金の前記係合突起に対する接触面が、前記インボリュート曲線に対して各接触位置において直交する法線を有する面を備えている点にある。
本第3発明のクローラ走行装置は、前記係合突起の前記芯金に対する接触面が、前記駆動輪体の回転軸芯を中心とする基礎円のインボリュート曲線に沿った面を備え、前記芯金の前記係合突起に対する接触面が、前記インボリュート曲線に対して各接触位置において直交する法線を有する面を備えている。
このため、一つの係合突起が芯金に対する接触を開始してからその芯金に対して所定姿勢で係合するまでの間、及び、一つの係合突起が芯金に対する離間を開始してからその芯金に対する係合が解除されるまでの間の、係合突起と芯金との接触位置の移動にかかわらず、係合突起の芯金に対する押圧方向を各接触位置においてインボリュート曲線に対して直交する一定方向に維持し易い。
また、係合突起と芯金との接触位置を滑らかに移動させることができる。
したがって、本第3発明のクローラ走行装置であれば、係合突起と芯金との互いの摺接による摩耗を抑制しながら、クローラベルトの耐久性の低下、及び、推進効率の低下を抑制することができる。
本第1発明、本第2発明及び本第3発明の他の特徴構成は、前記接触面が、前進走行時に接触する面である点にある。
本構成であれば、前進走行時における推進効率の低下を抑制することができる。
本第1発明、本第2発明及び本第3発明の他の特徴構成は、前記接触面が、後進走行時に接触する面である点にある。
本構成であれば、後進走行時における推進効率の低下を抑制することができる。
普通型コンバインを示す側面図である。 普通型コンバインを示す平面図である。 左側クローラ走行装置を示す側面図である。 クローラベルトの幅方向に沿う断面形状を機体後方側から見た断面図である。 クローラベルトの長手方向に沿う断面図である。 クローラベルトの幅方向に沿う断面図である。 前進走行時の駆動輪体とクローラベルトとの係合を示す断面図である。 後進走行時の駆動輪体とクローラベルトとの係合を示す断面図である。 フィーダケースの内部を示す平面図である。 フィーダケースの内部を示す側面図である。 エンジンマフラーの接続構造を示す側面図である。 エンジンマフラーの接続構造を示す平面図である。 エンジンマフラーを示す斜視図である。 エンジンマフラーの排気吸入管を示す斜視図である。 エンジンマフラーの排気吐出管を示す斜視図である。 エンジンマフラーの支持構造を示す斜視図である。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図16は、本発明に係るクローラ走行装置Aを装備している普通型コンバインを示す。
図1,図2に示すように、普通型コンバインは、走行機体1と、運転部2と、脱穀装置3と、穀粒タンク4と、刈取部5と、フィーダ6とを備えている。
運転部2は走行機体1の前部に配置してある。脱穀装置3及び穀粒タンク4は運転部2の後方に左右に並べて配置してある。刈取部5は走行機体1の前方に配置してある。
フィーダ6は刈取部5の後部に配置してあり、刈取穀稈を脱穀装置3に搬送する。
走行機体1は、運転部2の運転座席2aの下方に配置したエンジンEで駆動される左右一対のクローラ走行装置Aを備えている。
左右一対のクローラ走行装置Aは、同じ構成を左右対称に備えており、右側のクローラ走行装置Aの図示を省略する。
図3は、左側のクローラ走行装置Aの全体を示す側面図である。
図1,図3に示すように、クローラ走行装置Aは、機体フレーム7の前後位置に連結フレーム8で連結されたトラックフレーム9と、トラックフレーム9の前方側に装備された駆動輪体10と、トラックフレーム9の後端側に装備された緊張輪体11と、駆動輪体10と緊張輪体11との間に配置してトラックフレーム9に支持された複数の接地転輪12及び上部案内輪体14と、各輪体10,11,14及び接地転輪12に亘って巻回されたクローラベルト15とを備えている。
トラックフレーム9は、図4に示すように機体上下方向に並べて連結された上部トラックフレーム9aと下部トラックフレーム9bとを備えている。
接地転輪12は、下部トラックフレーム9bに回転自在に支持されている。
駆動輪体10は、図1に示すように、機体フレーム7の前部に取り付けられたミッションケース16と、トラックフレーム9に固定された駆動輪体支持部10aとに駆動回転自在に支持されている。
クローラベルト15は、図4〜図6に示すように、ゴム材を無端帯状に成形することによって構成したベルト本体17と、ベルト本体17にベルト周方向に間隔を隔てた一定ピッチで埋設された複数の芯金18とを備えている。
各芯金18は、ベルト本体17の内周側に横幅方向に並んで突出する左右一対の芯金突起18aを備えている。
クローラベルト15は、芯金18の位置と対応する箇所に推進ラグ15aを備え、一対の芯金突起18aの間の部分が駆動輪体10に巻き掛けられている。
ベルト本体17には、ベルト周方向で隣り合う芯金18の間毎に、当該芯金18のうちの、一対の芯金突起18aの間で駆動輪体10が係合する輪体係合部19が露出する状態で略矩形の係合孔20が形成されている。
図4に示すように、接地転輪12の夫々は、機体横方向に並ぶ外転輪12a及び内転輪12bを備え、一対の芯金突起18aを外転輪12aと内転輪12bとの間に挟む状態でクローラベルト15を保持する、いわゆる外転輪に構成してある。
駆動輪体10は、輪体周方向で複数の係合突起21を一体に備えている。
係合突起21は、係合孔20に入り込んで芯金18の輪体係合部19に接触するように、当該駆動輪体10の外周部に周方向に間隔を隔てた一定ピッチで突設してある。
駆動輪体10は、各係合突起21を係合孔20に順次係入させることで、前進駆動力又は後進駆動力をクローラベルト15に伝達して、クローラベルト15を図7に示す前進用回動方向F、又は、図8に示す後進用回動方向Rに駆動回動させるように構成してある。
つまり、駆動輪体10は、係合孔20に入り込んだ係合突起21を係合孔20に露出している輪体係合部19に係合しながら回転することにより、クローラベルト15を駆動回動させる。
係合突起21は、図7に示すように前進走行時に輪体係合部19に対して接触する突起側前進用接触面22と、図8に示すように後進走行時に輪体係合部19に対して接触する突起側後進用接触面23とを備えている。
突起側前進用接触面22と突起側後進用接触面23の夫々は、略全面に亘って、駆動輪体10の回転軸芯Xを中心とする基礎円Cのインボリュート曲線Lに沿った面を備えた形状に形成してある。
なお、基礎円Cは、突起側前進用接触面22及び突起側後進用接触面23のいずれについても、駆動輪体10の外周面の半径Rと同じ半径の円である。
芯金18は、図7に示すように前進走行時に係合突起21に対して接触する芯金側前進用接触面24と、図8に示すように後進走行時に係合突起21に対して接触する芯金側後進用接触面25とを備えている。
芯金側前進用接触面24と芯金側後進用接触面25の夫々は、略全面に亘って、駆動輪体10の回転軸芯Xを中心とする基礎円Cのインボリュート曲線Lに対して各接触位置Pにおいて直交する法線Nを有する面を備えた形状に形成してある。
すなわち、図7に示すように、芯金側前進用接触面24が、突起側前進用接触面22を形成するインボリュート曲線Lに対して各接触位置Pにおいて直交する法線Nを有する面を備えている。
また、図8に示すように、芯金側後進用接触面25が、突起側後進用接触面23を形成するインボリュート曲線Lに対して各接触位置Pにおいて直交する法線Nを有する面を備えている。
したがって、前進走行時においても、後進走行時においても、一つの係合突起21が芯金18に対する接触を開始してからその芯金18に対して所定姿勢で係合するまでの間、及び、一つの係合突起21が芯金18に対する離間を開始してからその芯金18に対する係合が解除されるまでの間の、係合突起21と芯金18との接触位置Pの移動にかかわらず、係合突起21の芯金18に対する押圧方向を各接触位置Pにおいてインボリュート曲線Lに対して直交する法線Nに沿った一定方向に維持することができる。
フィーダ6は、図1,図9,図10に示すように、フィーダケース26と、入口側回転体27と、出口側回転体28と、左右一対の搬送チェーン29と、排塵ファン30とを備えている。
フィーダケース26は、天板26aと、底板26bと、左右の側板26cとを有している。
入口側回転体27は、フィーダケース26の前端部に回転自在に支持されている。出口側回転体28は、フィーダケース26の後端部に回転自在に支持されている。
左右一対の搬送チェーン29は、入口側回転体27と出口側回転体28とに亘って巻き掛けられている。複数の搬送板29aが左右の搬送チェーン29に亘って搬送方向に間隔を隔てて取付けられている。
出口側回転体28は、出口側ドラム31と出口側回転軸32と左右のスプロケット33とを備えている。
出口側回転軸32は、出口側ドラム31に挿通され、フィーダケース26の側板26cに設けた左右のボス部34に回転自在に支持されている。
出口側回転軸32の一端部には、エンジンE(図1参照)からの動力が入力される入力プーリ35が設けられている。
スプロケット33は、出口側回転軸32に一体回転可能に設けられ、搬送チェーン29が巻き掛けられている。
フィーダケース26の後端側(作物出口側)には、左右の側板26cに亘って補強軸36が取付けられている。補強軸36は、ボス部34よりも前端側(作物入口側)に配置されている。
ボス部34と補強軸36は、左右に配置した内部補強板37で互いに連結して補強されている。
各側板26cの内面側には、ケース補強板38が溶接で固定されている。
ケース補強板38は、側板26cのうちの、応力集中により変形が生じ易いボス部34及び補強軸36の取付け部分の周りを補強する。
ケース補強板38は、天板26a側と底板26b側とが作物出口側で連続する一連の曲線状に形成された周縁部分38aと、周縁部分38aの両端どうしを直線状に繋ぐ端縁部分38bとを有する外形に形成してある。
周縁部分38a及び端縁部分38bは、スポット溶接や断続的な隅肉溶接などで側板26cに固定してある。
ケース補強板38は、一連の曲線状に形成された周縁部分28aを側板26cに溶接固定してあるので、例えば角張った周縁部分を形成して溶接固定してある場合に比べて、周縁部分38aにおける応力集中を緩和することができる。
図11〜図13は、エンジンEの排気マニホールド39と機体後方向けて延設された排気管40との間に接続されたエンジンマフラー41を示す。
エンジンマフラー41は、図13に示すように、筒状胴部42の両端を塞ぎ板43で塞いである筒状の外形に形状され、筒軸芯が機体前後方向に沿う姿勢で機体側フレームに支持するための支持ブラケット44を一体に備えている。
筒状胴部42には、排気マニホールド39に接続するためのフランジ45を備えた直管状の排気吸入管46が筒軸芯に対して直交する姿勢で溶接固定されている。
排気吸入管46は、図14に示すように、筒状胴部42の外周面に沿って溶接固定した厚肉の補強板47に溶接固定されている。排気吸入管46を長手方向に沿って補強するリブ板48をフランジ45と補強板47とに亘って溶接固定してある。
したがって、排気吸入管46と筒状胴部42との接続部における急激な剛性変化を防止して、排気吸入管46の接続強度を高めることができる。
機体後方側の塞ぎ板43には、図15に示すように、排気管40に接続する排気吐出管49が溶接固定されている。排気吐出管49は、機体下方側に向けて屈曲する曲り管部分49aを有している。
塞ぎ板43と排気吐出管49の曲り管部分49aとに亘って、補強板50を溶接固定してある。
補強板50は、曲り管部分49aに対してその外周面に重なる姿勢で溶接固定され、塞ぎ板43に対して筒径方向に沿って溶接される塞ぎ板側端縁部分50aと、曲り管部分49aに重ねて溶接される管側端縁部分50bとを有する多角形状に形成してある。
補強板50は、曲り管部分49aの倒れを防止して、排気吐出管49と塞ぎ板43との接続強度を高めることができる。
支持ブラケット44は、図16に示すように、図示しない機体側フレームに固定される機体前後方向に長い固定板部51と、筒状胴部42を下面側から支持する一対の支持アーム52と、筒状胴部42の横側面を保持する保持アーム53とを一体に備えている。
支持アーム52は、固定板部51の両端側に配置してあり、筒状胴部42の下面に対して周方向に沿う形状に形成して、その筒状胴部42の下面に沿った周方向に溶接固定してある。
保持アーム53は、固定板部51の機体後方側端部に上方に向けて立設してあり、筒状胴部42の横側面に対して周方向に沿う形状を有する板状に形成して、筒状胴部42の横側面に沿った周方向に溶接固定してある。
保持アーム53を支持ブラケット44に設けたので、エンジンマフラー41の機体幅方向の組み付け強度を高めることができる。
〔その他の実施形態〕
1.本発明によるクローラ走行装置は、係合突起の芯金に対する接触面が、駆動輪体の回転軸芯を中心とする基礎円のインボリュート曲線に沿った面を備え、芯金の係合突起に対する接触面が、そのインボリュート曲線に対して各接触位置において直交する法線を有しない面を備えていてもよい。
2.本発明によるクローラ走行装置は、係合突起の芯金に対する接触面が、駆動輪体の回転軸芯を中心とする基礎円のインボリュート曲線に沿った面を備えておらず、芯金の係合突起に対する接触面が、駆動輪体の回転軸芯を中心とする基礎円のインボリュート曲線に対して各接触位置において直交する法線を有する面を備えていてもよい。
3.本発明によるクローラ走行装置は、係合突起の芯金に対する接触面のうちの、輪体径方向内方側部分又は輪体径方向外方側部分のみ、或いは、輪体径方向内方側と輪体径方向外方側との間の部分のみが、駆動輪体の回転軸芯を中心とする基礎円のインボリュート曲線に沿った面を備えていてもよい。
4.本発明によるクローラ走行装置は、芯金の係合突起に対する接触面のうちの、輪体径方向内方側部分又は輪体径方向外方側部分のみ、或いは、輪体径方向内方側と輪体径方向外方側との間の部分のみが、駆動輪体の回転軸芯を中心とする基礎円のインボリュート曲線に対して各接触位置において直交する法線を有する面を備えていてもよい。
5.本発明によるクローラ走行装置は、係合突起の芯金に対する接触面が、駆動輪体の外周面の半径よりも大きい半径又は小さい半径を有する基礎円のインボリュート曲線に沿った面を備えていてもよい。
6.本発明によるクローラ走行装置は、芯金の係合突起に対する接触面が、駆動輪体の外周面の半径よりも大きい半径又は小さい半径を有する基礎円のインボリュート曲線に対して各接触位置において直交する法線を有する面を備えていてもよい。
本発明は、コンバインの他、人参や玉葱などの各種作物を収穫対象とする収穫機、運搬車やバックホウなどの各種作業車などに装備されるクローラ走行装置に利用可能である。
10 駆動輪体
15 クローラベルト
18 芯金
20 係合孔
21 係合突起
22,23 係合突起の芯金に対する接触面
24,25 芯金の係合突起に対する接触面
C 基礎円
L インボリュート曲線
N 法線
P 接触位置
X 回転軸芯

Claims (5)

  1. クローラベルトと、
    ベルト周方向に間隔を隔てて前記クローラベルトに埋設された複数の芯金と、
    ベルト周方向で隣り合う前記芯金の間毎に、当該芯金が露出する状態で前記クローラベルトに形成された係合孔と、
    前記クローラベルトを駆動回動させる駆動輪体と、
    前記係合孔に入り込んで前記芯金に接触するように、前記駆動輪体の外周部に突設された輪体周方向で複数の係合突起と、を備え、
    前記係合突起の前記芯金に対する接触面が、前記駆動輪体の回転軸芯を中心とする基礎円のインボリュート曲線に沿った面を備えているクローラ走行装置。
  2. クローラベルトと、
    ベルト周方向に間隔を隔てて前記クローラベルトに埋設された複数の芯金と、
    ベルト周方向で隣り合う前記芯金の間毎に、当該芯金が露出する状態で前記クローラベルトに形成された係合孔と、
    前記クローラベルトを駆動回動させる駆動輪体と、
    前記係合孔に入り込んで前記芯金に接触するように、前記駆動輪体の外周部に突設された輪体周方向で複数の係合突起と、を備え、
    前記芯金の前記係合突起に対する接触面が、前記駆動輪体の回転軸芯を中心とする基礎円のインボリュート曲線に対して各接触位置において直交する法線を有する面を備えているクローラ走行装置。
  3. クローラベルトと、
    ベルト周方向に間隔を隔てて前記クローラベルトに埋設された複数の芯金と、
    ベルト周方向で隣り合う前記芯金の間毎に、当該芯金が露出する状態で前記クローラベルトに形成された係合孔と、
    前記クローラベルトを駆動回動させる駆動輪体と、
    前記係合孔に入り込んで前記芯金に接触するように、前記駆動輪体の外周部に突設された輪体周方向で複数の係合突起と、を備え、
    前記係合突起の前記芯金に対する接触面が、前記駆動輪体の回転軸芯を中心とする基礎円のインボリュート曲線に沿った面を備え、
    前記芯金の前記係合突起に対する接触面が、前記インボリュート曲線に対して各接触位置において直交する法線を有する面を備えているクローラ走行装置。
  4. 前記接触面が、前進走行時に接触する面である請求項1〜3のいずれか1項記載のクローラ走行装置。
  5. 前記接触面が、後進走行時に接触する面である請求項1〜3のいずれか1項記載のクローラ走行装置。
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