JP6768603B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
機体前部の刈取部にて刈り取られた穀稈を機体後方に搬送する搬送装置が備えられ、
前記搬送装置に、
穀稈搬送用の筒型のケースと、前記ケースに横向きに貫通する状態で固定されたボス部材と、前記ボス部材の内部に挿通される状態で前記ケースの内部に架設される駆動軸と、前記ケースの内部において前記ボス部材のケース内部側の端部と隣り合う状態で設けられ、前記駆動軸に一体回転自在に支持された搬送駆動用の駆動輪体とが備えられ、
前記駆動輪体の側面に、前記ボス部材に対して径方向に間隔をあけ且つ軸芯方向に重なり合う状態で、前記ボス部材側に向かって突出する筒状部が設けられている点にある。
前記駆動輪体の前記軸端側とは反対側が受止め支持された状態で、前記駆動軸の軸端側から前記カラーを締め付けることによって、前記駆動輪体が軸芯方向に位置決めされていると好適である。
前記基端部に、径方向に貫通するボルト挿通孔が形成され、
前記ボルト挿通孔に挿通されるボルトの先端が前記駆動軸の外周面に接当することにより、前記駆動輪体が軸芯方向において位置決めされていると好適である。
図1及び図2に示すように、このコンバインは、左右一対のクローラ走行装置1を備えた走行機体2に、軸流型の脱穀装置3と穀粒貯留用の穀粒タンク4が左右に並列する状態で備えられるとともに、穀粒タンク4の前方に運転部5が備えられている。脱穀装置3の前部に横軸芯P1周りに上下揺動自在に刈取穀稈を搬送する穀稈搬送装置6が連結され、この穀稈搬送装置6の前端に略機体横幅に相当する刈幅を有する刈取部7が連結されている。走行機体2の後部には、穀粒タンク4に貯留されている穀粒を外部に排出する穀粒排出装置8が備えられている。
回転リール18について説明する。
回転リール18は、一対の支持アーム22,22の先端部に回転自在に支持された駆動軸23、この駆動軸23の左右端部に一体回転自在に設けた側面視で五角形のリール枠24、左右一対のリール枠24の五つの頂部同士にわたって一本ずつ位置する配置で架設された円形のパイプ材で成るタイン支持部25、右側部に位置して駆動軸23の軸芯X1に対して偏芯した軸芯X2周りで回転自在な五角形の補助回転体26等が備えられている。タイン支持部25には、横方向に間隔をあけて穀稈掻き込み用の複数のタイン27(掻き込み爪)が設けられている。
穀稈搬送装置6について説明する。
図1に示すように、穀稈搬送装置6は、機体前部下方側に位置する刈取部7の後端部から機体後部上方側に位置する脱穀装置3の穀稈投入部にわたって延びる状態で設けられ、図3に示すように、穀稈搬送用の角筒型の搬送ケース31と、その搬送ケース31の内部に位置するチェーン回動式の搬送機構32とを備えている。
図3に示すように、搬送ケース31の機体後部側に横向きの駆動軸33が架設され、搬送ケース31の機体前部側に横向きの従動軸34が架設されている。駆動軸33には、軸芯方向に間隔をあけて一対の搬送駆動用の駆動輪体としての駆動スプロケット35が備えられている。従動軸34の径方向外方側には、従動軸34と一体回転する状態で大径ドラム状の従動輪体36が備えられている。
図5に示すように、駆動スプロケット35には、径方向外側に位置して複数の噛み合い用突起35aを有する噛み合い係合部35Aと、径方向内側に位置して噛み合い係合部35Aよりも軸芯方向に幅広の基端部35Bとが備えられている。そして、基端部35Bに径方向に貫通するボルト挿通孔62が形成され、ボルト挿通孔62に挿通する状態で、先端部が駆動軸33の外周面に接当する状態でボルト63が装着されている。ボルト63の先端部は平坦面に形成されており、駆動軸33の外周面に当て付けた状態で摩擦により、駆動スプロケット35の軸芯方向の位置決めを行っている。
(1)上記実施形態では、ボス部材37の外周部等に作用する巻付き防止部材72が、ボス部材37と筒状フレーム56とに固定された支持部材73に支持され、且つ、駆動スプロケット35と搬送ケース31の側壁31Aとの間を略覆うように幅広に設けられる構成としたが、この構成に代えて、次の(1−1)〜(1−4)のように構成するものでもよい。
図14に示すように、巻付き防止部材72が、略L字形の板体からなり、搬送ケース31の側壁31Aに沿って延びる縦向き部76と水平姿勢の横向き部77とを備え、縦向き部76が搬送ケース31の側壁31Aに取り付けられた支持台78に固定される構成である。すなわち、搬送ケース31の側壁31Aにおけるボス部材37と筒状フレーム56との間に位置する箇所に一体的に支持台78が取付けられている。詳述はしないが、支持台78は、前後両側端部にボス部材37及び筒状フレーム56の外周面に沿うように凹部が形成されており、上下両側端部が側壁31Aに溶接にて一体的に連結されている。巻付き防止部材72の縦向き部76が支持台78にボルト締結により固定されている。巻付き防止部材72の横向き部77は、上記実施形態と同様な構成である。
図15に示すように、巻付き防止部材72が、縦向き部76と横向き部77とを備え、縦向き部76が支持台78に固定される構成は、上記(1−1)と同じであるが、巻付き防止部材72の横向き部77における第1作用部74が、筒状フレーム56側に向かうほど順次幅狭となる構成である。このように構成すると、巻付き防止部材72によって巻付きが解除された穀稈が横向き部77における幅狭部分に形成されたスペースを通して下方に落下して脱穀装置3に搬送される。
図16に示すように、巻付き防止部材72が、縦向き部76と横向き部77とを備え、縦向き部76が支持台78に固定される構成は、上記(1−1)と同じであるが、巻付き防止部材72の第1作用部74における駆動スプロケット35に臨む位置に、例えば、布等の軟質材からなるハンプ79が備えられている。ハンプ79は、上側から当て板80で挟んで固定され、駆動スプロケット35に向かうほど径方向外方に傾斜する状態で設けられている。
図17に示すように、巻付き防止部材72が、縦向き部76と横向き部77とを備え、縦向き部76が支持台78に固定される構成は、上記(1−1)と同じであるが、巻付き防止部材72の横向き部77が筒状フレーム56に向かうほど下側に向かうように傾斜姿勢で設けられる構成である。
図18に示すように、巻付き防止部材72が、縦向き部76を備え、縦向き部76が支持台78に固定される構成は、上記(1−1)と同じであるが、駆動スプロケット35の横側に位置して、ワラ屑等を駆動スプロケット35側に近づくとともに下方側に向けて流下案内する案内面81を有する構成である。
7 刈取部
31 ケース
33 駆動軸
35 駆動輪体
35a 噛み合い用突起
35A 噛み合い係合部
35B 基端部
37 ボス部材
62 ボルト挿通孔
64 筒状部
65 鍔状部
70 カラー
Claims (5)
- 機体前部の刈取部にて刈り取られた穀稈を機体後方に搬送する搬送装置が備えられ、
前記搬送装置に、
穀稈搬送用の筒型のケースと、前記ケースに横向きに貫通する状態で固定されたボス部材と、前記ボス部材の内部に挿通される状態で前記ケースの内部に架設される駆動軸と、前記ケースの内部において前記ボス部材のケース内部側の端部と隣り合う状態で設けられ、前記駆動軸に一体回転自在に支持された搬送駆動用の駆動輪体とが備えられ、
前記駆動輪体の側面に、前記ボス部材に対して径方向に間隔をあけ且つ軸芯方向に重なり合う状態で、前記ボス部材側に向かって突出する筒状部が設けられているコンバイン。 - 前記ボス部材と前記筒状部とが軸芯方向に重なり合う領域において、前記ボス部材及び前記筒状部のいずれか一方又は両方に、径方向に沿う状態で相手側に向かって延びる鍔状部が突出形成されている請求項1に記載のコンバイン。
- 前記ボス部材及び前記筒状部のいずれか一方又は両方において、相手側の前記鍔状部が近接する箇所に、前記鍔状部が入り込む凹入部が形成されている請求項2に記載のコンバイン。
- 前記駆動軸の外周部のうち前記駆動輪体よりも軸端側に位置する箇所にカラーが備えられ、
前記駆動輪体の前記軸端側とは反対側が受止め支持された状態で、前記駆動軸の軸端側から前記カラーを締め付けることによって、前記駆動輪体が軸芯方向に位置決めされている請求項1から3のいずれか1項に記載のコンバイン。 - 前記駆動輪体は、径方向外側に位置して複数の噛み合い用突起を有する噛み合い係合部と、径方向内側に位置して前記噛み合い係合部よりも軸芯方向に幅広の基端部とが備えられ、
前記基端部に、径方向に貫通するボルト挿通孔が形成され、
前記ボルト挿通孔に挿通されるボルトの先端が前記駆動軸の外周面に接当することにより、前記駆動輪体が軸芯方向において位置決めされている請求項1から4のいずれか1項に記載のコンバイン。
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