JP6865641B2 - コンバイン - Google Patents

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本発明は、走行機体の前部に連結された刈取部と、刈取部からの刈取穀稈を無端チェーンの回転駆動によって走行機体の後方向きに搬送するフィーダと、が備えられたコンバインに関する。
従来、この種のコンバインとしては、フィーダは、フィーダケースと、フィーダケースにおける搬送方向での一端部側に、走行機体の左右方向に沿った横軸芯周りに回転可能な状態で、前記横軸芯方向に間隔をあけた状態に位置している一対のスプロケットと、フィーダケースにおける搬送方向での他端部側に、横軸芯周りに回転可能な状態で支持されている回転体と、一対のスプロケットと回転体とに亘って巻き掛けられている一対の無端チェーンと、無端チェーンの長手方向に間隔をあけた位置に、一対の無端チェーンに亘って取り付けられて、無端チェーンの回転に伴って刈取穀稈を搬送方向に移動させる搬送体と、を備えたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
そして、スプロケットは、図8に示すように、スプロケット100の周方向に隣接する歯Hどうしの間に位置して無端チェーン102のピン部102Aが係入可能な凹部103を、備えて構成されている。
また、凹部103は、隣合う歯Hのうち、周方向において一方側に位置する歯Hの周方向での他方側の側部103aと、周方向において他方側に位置する歯Hの周方向での一方側の側部103bとが、無端チェーン102のピン部102Aの外周面に沿って連続した湾曲形状に形成してあった。
特開2015−35984号公報(図3〜5)
フィーダケース内においては、スプロケットの凹部に、搬送途中の一部の刈取穀稈が嵌まり込み、そのまま無端チェーンとの間に挟まれてスプロケットと共に回転することがある。
上述した従来のコンバインによれば、図8に示すように、スプロケット100の凹部103の内周部は、無端チェーン102のピン部102Aの外周面に沿った湾曲形状であるから、その凹部103に刈取穀稈Kが位置すると、その上にピン部102Aが乗るために、無端チェーン102のその部分が拡径側に押し上げられた状態となる。
スプロケット100の凹部103のピッチPs(スプロケット100の軸芯と、凹部103に噛合い状態のピン部102Aの軸芯との距離を半径とした円周上での直線離間距離)と、無端チェーン102のピン部102AのピッチPc(隣合うピン部102Aどうしの離間距離)とは同じ寸法に設定されているから、刈取穀稈Kでピン部102Aが拡径側に押し上げられることによって、隣接するピン部102Aは、対応する凹部103の中心から周方向に位置ずれした配置となる(図8〜図10参照)。
従って、隣接個所では、ピン部102Aが凹部103の底から浮き上がった状態となる。このピン部102Aの位置ずれは、隣接する各ピン部102Aにそれぞれ累積された状態で現れる。そして、位置ずれの累積量が凹部103のピッチに達すると、一歯ずれた状態で噛合うようになる(図10参照)。
その結果、間隔をあけて平行に配置されている一対の無端チェーンの内の一方が、搬送方向において一歯ずれた状態(歯飛びという)となる。
歯飛びが生じると、一対の無端チェーンにわたって取り付けられている搬送体も搬送方向に対して傾斜した姿勢になり、無端チェーンと搬送体との取付部に偏応力が作用し、変形や破損する虞がある。
また、搬送体が傾斜している状態は、無端チェーンが緩んでいる状態と勘違いし易いから、誤った認識を生み、無端チェーンの張りを強める等の誤対応をとってしまう虞もある。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、スプロケットの凹部に他物が嵌まり込んでも歯飛びが生じ難いコンバインを提供するところにある。
本発明の特徴は、走行機体の前部に連結された刈取部と、
前記刈取部によって刈り取られた刈取穀稈を前記走行機体の後方向きに搬送するフィーダと、が備えられ、
前記フィーダに、フィーダケースと、前記フィーダケースにおける搬送方向での一端部側に、前記走行機体の左右方向に沿った横軸芯周りに回転可能な状態で、前記横軸芯方向に間隔をあけた状態に位置している複数のスプロケットと、前記フィーダケースにおける搬送方向での他端部側に、横軸芯周りに回転可能な状態で支持されている回転体と、前記各スプロケットと前記回転体とに亘って巻き掛けられている複数の無端チェーンと、前記無端チェーンの長手方向に間隔をあけた位置に、前記複数の無端チェーンに亘って取り付けられて、前記無端チェーンの回転に伴って前記刈取穀稈を搬送方向に移動させる搬送体と、が備えられ、
前記スプロケットに、前記スプロケットの周方向に隣接する歯どうしの間に位置して前記無端チェーンのピン部が係入可能な凹部が備えられ、
前記凹部に、隣合う前記歯のうち、前記周方向において一方側に位置する歯の前記周方向での他方側の側部と、前記周方向において他方側に位置する歯の前記周方向での一方側の側部と、前記他方側の側部と前記一方側の側部とに亘って設けられ、前記周方向に沿う平坦形状の底部と、が備えられ、
前記無端チェーンは、複数のリンク部材が複数の前記ピン部により連結されて構成されており、隣合う前記ピン部のそれぞれが、前記スプロケットにおける隣合う前記凹部に入り込んで、一つの前記凹部に一つの前記ピン部のみが係入するように構成され、
前記底部の前記周方向における長さは、前記歯の根元の前記周方向の長さよりも長く、かつ前記ピン部の直径の2倍以上に設定されているところにある。
本発明によれば、スプロケットの凹部を挟んで対向する歯側部(前記一方の側部と前記他方の側部)にわたって、スプロケットの周方向に沿う平坦形状の底部を形成し、底部に単に平坦部が設けられているということだけでなく、底部の周方向における平坦部の長さが、歯の根元の周方向の長さよりも長く設定されてあるため、凹部の開口幅を、平坦部のない従来に比べてさらにより長く形成することができる。そして、底部そのものは、上述のように、スプロケットの周方向に沿う平坦形状に形成してあるから、凹部内で、無端チェーンのピン部が前記周方向に沿って移動することが許容される。
従って、凹部内に刈取穀稈等の他物が嵌まり込んでも、凹部内でピン部が前記周方向に沿って移動することで前記他物を避ける方向に逃げることが可能となる。よって、従来のように、凹部内で他物の直上にピン部が重なって大きく拡径方向に移動するのを緩和することができる。
また、隣接する他の凹部においても、同様に嵌合するピン部が前記周方向に移動できるから、隣接する各凹部それぞれにおいても、ピン部が歯の側部に乗り上げ難くなり、その結果、前記歯飛びが生じ難くなる。
また、本構成によれば、無端チェーンにおいて隣合うピン部のそれぞれが、スプロケットにおける隣合う凹部に入り込むように構成されているため、無端チェーンとスプロケットとが嵌合する際にしっかりと噛み合い、回転駆動力の伝達をより確実に行えるようになる。
さらに、本構成によれば、底部の周方向における長さをピン部の直径の2倍以上とすることによって、従来のスプロケットと比べて、周方向での歯の数を半分以下に減らすことができるため、加工手間の削減により部材コストの低減を図れる。
コンバインの左側面図である。 フィーダの左側面視断面図である。 フィーダの上面視断面図である。 無端チェーンの構造を示す説明図である。 スプロケットと無端チェーンとの嵌合状況(刈取穀稈が嵌り込む前)を示す説明図である。 スプロケットと無端チェーンとの嵌合状況(刈取穀稈が嵌り込んだ後)を示す説明図である。 スプロケットの要部拡大図である。 従来例のスプロケットと無端チェーンとの嵌合状況を示す説明図である。 従来例のスプロケットと無端チェーンとの嵌合状況を示す説明図である。 従来例のスプロケットと無端チェーンとの嵌合状況を示す説明図である。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るコンバインの一実施形態である普通型コンバインを示すもので、左右一対のクローラ走行装置1を備えた走行機体2に、軸流型の脱穀装置3と穀粒貯留用の穀粒タンク4が左右に並列して配備されている。
穀粒タンク4の前方には、運転部5が配備されている。
脱穀装置3の前部に横軸芯周りに上下揺動自在に刈取穀稈搬送用のフィーダ6が連結され、このフィーダ6の前端に、略機体横幅に相当する刈幅を有する刈取部7が連結されている。
刈取部7の前部上方には、植立した作物を後方に掻き込む回転リール8が装備されている。また、穀粒タンク4に貯留されている穀粒を外部に排出する穀粒排出装置9が備えられている。
運転部5における運転座席10の下方にエンジン11が搭載され、機体前部下方にミッションケース12が備えられている。また、ミッションケース12の上部横側に静油圧式無段変速装置にて構成される主変速装置(不図示)が備えられている。
刈取部7は、角パイプや断面L字形のアングル材等を連結して構成される刈取部フレーム27に、背面を形成する背板28、底面を形成する搬送デッキ29、左右側面を形成する左右一対の側板30のそれぞれを連結して取り付け固定した枠組み構造体を構成している。
搬送デッキ29の前端に沿って左右の側板30に亘ってバリカン型の刈取装置32が配備されている。また、左右の側板30に亘って、刈取穀稈Kを機体横幅方向中間側に向けて寄せ集め搬送する横送りオーガ33が架設され、フィーダ6の前端入口に刈取穀稈Kを供給できるように構成されている。
フィーダ6について説明する。
図1〜3に示すように、フィーダ6は、角筒状に形成されたフィーダケース37と、そのフィーダケース37の内部で、搬送方向での後端部側(一端部側に相当)に、走行機体2の左右方向に沿った横軸芯X1周りに回転駆動可能な状態に備えられた駆動軸38と、駆動軸38に横軸芯X1方向に間隔をあけて備えられた一対のスプロケット39と、フィーダケース37における搬送方向での前端部側(他端部側に相当)に、横軸芯X2周りに回転可能な状態で支持されているドラム(回転体の一例)41と、各スプロケット39とドラム41とに亘って巻き掛けられている一対の無端チェーン42と、無端チェーン42の長手方向に間隔をあけた位置に、一対の無端チェーン42に亘って横向きに取り付けられて、無端チェーン42の回転に伴って刈取穀稈Kを引っ掛けて搬送方向に移動させる搬送体43と、無端チェーン42の張力を調整可能な張力調整機構44と、を備えている。
説明を加えると、エンジン11からの動力が駆動軸38に伝達され、それに伴って駆動軸38と共に一対のスプロケット39が回転することで、無端チェーン42が回転駆動される。無端チェーン42の回転に伴って、搬送体43が搬送方向に沿って移動し、刈取穀稈Kを搬送することができる。
本実施形態においては、刈取穀稈Kの搬送経路は、無端チェーン42の下弦側とフィーダケース37の底部分との間の空間が対象となり、図中のスプロケット39が、横軸芯X1周りに左回転する状態が正転状態となる。
無端チェーン42は、図4に示すように、複数のリンク部材Lが複数のピン部42Aにより連結されて構成されており、図5に示すように、隣合うピン部42Aのそれぞれが、スプロケット39における隣合う凹部Uに入り込むように構成されている。
より詳細には、無端チェーン42は、図3に示すように、多数のリンク部材Lを縦列状態に連結して構成されており、フィーダ6の幅方向に間隔をあけて一対の無端チェーン42が平行に配備されている。
リンク部材Lの基本構造は、図4に示すように、縦列方向に間隔をあけて平行に配置された一対のピン42Aa(又はブッシュ42Ab)と、一対のピン42Aa(又はブッシュ42Ab)の一端部どうし、及び、他端部どうしをそれぞれ連結する一対の外プレート42Ba(又は内プレート42Bb)と、ブッシュ42Abに外嵌するローラ42Acとを備えて構成されている。
一対のピン42Aaと一対の外プレート42Baとを備えた外リンクL1と、一対のブッシュ42Abと一対の内プレート42Bbとを備えた内リンクL2とを、縦列方向に交互に連設してある。
外リンクL1と内リンクL2との連結部分は、内リンクL2のブッシュ42Abの内空部に、外リンクL1のピン42Aaが内嵌することで、両リンクL1,L2が、ピン42Aa周りに、揺動可能な状態に連結されている。
ピン42Aaとブッシュ42Abとローラ42Acとを備えてピン部42Aが構成されている。このピン部42Aが、後述するスプロケット39の凹部Uに係入することで、スプロケット39の回転駆動力が無端チェーン42に伝達され、無端チェーン42全体が、図2中の矢印方向に沿って循環できる。
尚、全ての外リンクL1の内、縦列方向に間隔をあけて配置されている一部の外リンクL1には、図2、図3に示すように、左右の無端チェーン42に亘る状態に前記搬送体43が取り付けられている。
具体的には、該当する外リンクL1は、外プレート42Baに、搬送体43を取り付ける為のフランジ部fが備えられ、そのフランジ部fに搬送体43がネジ固定されている。
また、搬送体43は、断面「U」字形の細長部材で構成してあり、断面「U」の湾曲開口が、無端チェーン42の循環軌跡の外方を向く状態に取り付けられている。
尚、無端チェーン42には、上述の外リンクL1と内リンクL2との間に介在させるオフセットリンクL3を使用する場合もある(図3、図4参照)。オフセットリンクL3を使用することで、無端チェーン42の長さ調整を行える。また、オフセットリンクL3や、それに隣接するリンクLは、連結解除を可能とする構造として、ピン42Aaにボルトナット(図4参照)を使用したり、又は、棒状のピンに抜止係止ピンを係止させる構造(不図示)を採用することができる。
無端チェーン42の長手方向におけるピン部42AのピッチPcは、後述するスプロケット39の凹部UのピッチPsと同じ値に設定されている(図5参照)。
スプロケット39について説明する。
スプロケット39は、図5に示すように、スプロケット39の周方向に沿って複数の歯Hが設けてあり、隣合う歯Hどうしの間の凹部Uに、無端チェーン42のピン部42Aが係入できるように形成されている。尚、本実施形態における歯Hの歯先53は、周方向に沿った平坦形状に形成してある。
凹部Uは、隣合う歯Hのうち、前記周方向(スプロケット39の周方向)において一方側に位置する歯Hの前記周方向での他方側の側部50と、前記周方向において他方側に位置する歯Hの前記周方向での一方側の側部52と、他方側の側部50と一方側の側部52とに亘る底部51と、を備えている。
底部51は、前記周方向に沿う平坦形状に形成してあり、他方側の側部50と一方側の側部52とは、無端チェーン42のローラ42Acの外形に沿う湾曲形状に形成してある。そして、図7に示すように、底部51の周方向における長さ51aは、歯Hの根元の周方向の長さh1よりも長く設定されている(51a>h1)。この場合、底部51の周方向における長さ51aが、ローラ42Acの外径寸法R(ピン部42Aの直径に相当)の2倍以上であると好適である。
従って、凹部U内に係入する無端チェーン42のピン部42Aは、凹部U内で、底部51の前記周方向の幅51aの範囲における任意の箇所に位置することが可能となる。
その結果、図6に示すように、凹部U内に刈取穀稈Kが嵌まり込んだまま、スプロケット39の凹部Uに無端チェーン42のピン部42Aが係入しても、ピン部42Aが移動できるだけの十分な余裕が凹部U内にあるため、ピン部42Aは、前記周方向に沿って移動することで刈取穀稈Kを除くことができ、刈取穀稈Kの上に乗り上げるような状態を回避できる。
よって、隣接する各ピン部42Aも、該当する凹部U内で、同様に位置ずれした状態でそれぞれの係入を維持することができ、前記歯飛びを防止することができる。
本実施形態のコンバインによれば、スプロケット39と無端チェーン42との間に刈取穀稈Kが挟まっても、上述のように、前記歯飛びが生じ難くなる。この効果は、スプロケット39の正転・逆転、何れの方向の回転時にも期待することができる。
本実施形態のコンバインによれば、無端チェーン42において隣合うピン部42Aのそれぞれが、スプロケット39における隣合う凹部Uに入り込むように構成されているため、無端チェーン42とスプロケット39とが嵌合する際にしっかりと噛み合い、回転駆動力の伝達をより確実に行えるようになる。
本実施形態のコンバインによれば、底部51の周方向における長さ51aをピン部42Aの直径Rの2倍以上とすることによって、従来のスプロケットと比べて、周方向での歯Hの数を半分以下に減らすことができるため、加工手間の削減により部材コストの低減を図れる。
また、歯先53が前記周方向に沿った平坦形状であるから、無端チェーン42との嵌合時に、引っ掛かり難い。即ち、歯飛びの防止と、スプロケット39と無端チェーン42とのスムーズな回転駆動力伝達とを、より好適に実現することが可能となる。
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
〈1〉フィーダ6は、先の実施形態で説明した形状や構造に限るものではなく、例えば、ドラム41とスプロケット39との配置は、前端側がドラム41で、後端側がスプロケット39である例に替えて、前端側がスプロケット39で、後端側がドラム41となる前後反対側の設定であってもよい。
また、回転体41そのものをドラムに替えて、スプロケットによって構成してあってもよい。
また、スプロケット39は、駆動軸38に備えるものに限らず、従動軸に配置するものであってもよい。
〈2〉スプロケット39は、先の実施形態で説明した形状や構造に限るものではなく、適宜、変更が可能である。また、歯Hの数も限定されるものではない。
〈3〉前記底部51は、周方向に沿う平坦形状に構成されているが、ここでいう平坦形状には、単なる平坦面に限るものではなく、スプロケット39の周方向に沿った曲面形状等であってもよく、要するに、凹部U内で、ピン部42Aが、刈取穀稈Kを除けて前記周方向に沿って位置ずれできることを実現できる範囲での平坦形状を含んで平坦形状と総称する。
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
当該コンバインは、キャビン付のコンバインにも利用することができる。
2 走行機体
6 フィーダ
7 刈取部
37 フィーダケース
39 スプロケット
41 ドラム(回転体の一例)
42 無端チェーン
42A ピン部
43 搬送体
50 他方側の側部
51 底部
51a 周方向の長さ
52 一方側の側部
53 歯先
H 歯
h1 周方向の長さ
K 刈取穀稈
R ローラの外径寸法(ピン部の直径に相当)
U 凹部
X1 横軸芯
X2 横軸芯
L リンク部材

Claims (1)

  1. 走行機体の前部に連結された刈取部と、
    前記刈取部によって刈り取られた刈取穀稈を前記走行機体の後方向きに搬送するフィーダと、が備えられ、
    前記フィーダに、フィーダケースと、前記フィーダケースにおける搬送方向での一端部側に、前記走行機体の左右方向に沿った横軸芯周りに回転可能な状態で、前記横軸芯方向に間隔をあけた状態に位置している複数のスプロケットと、前記フィーダケースにおける搬送方向での他端部側に、横軸芯周りに回転可能な状態で支持されている回転体と、前記各スプロケットと前記回転体とに亘って巻き掛けられている複数の無端チェーンと、前記無端チェーンの長手方向に間隔をあけた位置に、前記複数の無端チェーンに亘って取り付けられて、前記無端チェーンの回転に伴って前記刈取穀稈を搬送方向に移動させる搬送体と、が備えられ、
    前記スプロケットに、前記スプロケットの周方向に隣接する歯どうしの間に位置して前記無端チェーンのピン部が係入可能な凹部が備えられ、
    前記凹部に、隣合う前記歯のうち、前記周方向において一方側に位置する歯の前記周方向での他方側の側部と、前記周方向において他方側に位置する歯の前記周方向での一方側の側部と、前記他方側の側部と前記一方側の側部とに亘って設けられ、前記周方向に沿う平坦形状の底部と、が備えられ、
    前記無端チェーンは、複数のリンク部材が複数の前記ピン部により連結されて構成されており、隣合う前記ピン部のそれぞれが、前記スプロケットにおける隣合う前記凹部に入り込んで、一つの前記凹部に一つの前記ピン部のみが係入するように構成され、
    前記底部の前記周方向における長さは、前記歯の根元の前記周方向の長さよりも長く、かつ前記ピン部の直径の2倍以上に設定されているコンバイン。
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