JP3216224B2 - コンバイン等の走行装置 - Google Patents

コンバイン等の走行装置

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JP3216224B2 JP12026792A JP12026792A JP3216224B2 JP 3216224 B2 JP3216224 B2 JP 3216224B2 JP 12026792 A JP12026792 A JP 12026792A JP 12026792 A JP12026792 A JP 12026792A JP 3216224 B2 JP3216224 B2 JP 3216224B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバイン等の走行
装置に関し、クロ−ラを外側へ展開させて、メンテネン
スを容易化しようとする。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】クロ
−ラを有するクロ−ラフレ−ムは、車体に対して一体的
であり、クロ−ラフレ−ムに沿って配設せる転輪の一部
を移動させて、クロ−ラの張圧を緩めた状態にして、ク
ロ−ラフレ−ムからクロ−ラを外すのが一般的である。
従ってこの左右のクロ−ラを左右各クロ−ラフレ−ムに
対して脱着するのに手数を要する。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、クローラ1
を張設したクローラフレーム2の先端に駆動スプロケッ
ト17を設け、この駆動スプロケット17にはスプロケ
ット軸3を一体的に設け、このスプロケット軸3の外周
をホイルパイプ15で被覆すると共に、このホイルパイ
プ15と、駆動軸5を内装していて伝動ケース14から
突設されたホイルパイプ6とを上下方向のヒンジ7を介
して回動自在に枢着し、前記スプロケット軸3内端と駆
動軸5外端との間にはクラッチ16部を介在させたこと
を特徴とするコンバイン等の走行装置の構成とする。
【0004】
【作用】クローラの脱着時には、クローラフレーム2が
車体4の外方へ位置するようにこれをヒンジ7回りに回
動させる。この状態でクローラフレーム2に対してクロ
ーラ1を掛け外したり走行部の点検、補修、清掃作業等
を行なう。
【0005】
【発明の効果】この発明では、クローラフレーム2を外
側に回動させたときには、クラッチ16が外れてクロー
ラは自由に回転し得る状態になるので、クローラの掛け
外し、あるいは取り付け作業が容易になり、あまり労力
を要さずに補修、点検等を行なうことができる。そし
て、クローラフレーム2を再び元の状態に戻せばクラッ
チ16が自動的に接続されて動力伝達系も確保されるの
で作業者に何ら負担を掛けずに作業を行なうことができ
る。又、ヒンジ7はホイルパイプ6,15間に設けられ
ているので支持強度も十分で耐久性も向上する
【0006】
【実施例】図1〜図4に示すコンバインの実施例にあっ
ては、クロ−ラ1を外側へ展開するときは、コンバイン
の車体4をジャッキアップする。コンバイン車体4は、
下方に左右一対のクロ−ラ1を有し、上側には、刈取装
置8、この刈取装置8で刈取搬送される穀稈を受けて脱
穀する脱穀装置9、脱穀収穫粒を収容するグレンタンク
10、脱穀済排稈を切断処理する排稈カッタ−11や排
稈結束装置12、これら各作業部やクロ−ラ1等を伝動
するエンジンE、及び操縦席13等を搭載して、コンバ
イン作業を行う構成としている。
【0007】走行伝動装置14が車体4の前部に設けら
れて、この伝動ケ−スから左右両側方へホイルパイプ6
が突出され、内部には駆動軸5が軸装される。ホイルパ
イプ6の側端部で前側には、上下方向のヒンジ7によっ
て、クロ−ラフレ−ム2前端部に一体でスプロケット軸
3内装のホイルパイプ15を枢支し、クロ−ラフレ−ム
2をクロ−ラ1を有したまゝで、車体4下側と外側との
間を、このヒンジ7回りに水平状に回動A自在とするこ
とができる。
【0008】クロ−ラフレ−ム2を車体4側へ回動した
状態では、左右クロ−ラフレ−ム2を平行状とすること
ができ、ホイルパイプ6の外側端とホイルパイプ15の
内側端とを接合させることができ、このとき、これらの
ホイルパイプ6,15内の駆動軸5端部とスプロケット
軸3端部との間はドッグクラッチ形態のクラッチ16部
として、連動しうる関係に設ける。クロ−ラフレ−ム2
を外側へ展開Aした状態では、このクラッチ16も開放
して、スプロケット軸3は伝動されない。
【0009】左右の各クロ−ラフレ−ム2には、該前端
部のスプロケット軸3外側端のスプロケット17の他
に、転輪18を配設し、後端部には前後に移動してクロ
−ラ1を張圧する張圧転輪19等を設け、これらのスプ
ロケット17と転輪18,19に亘ってゴム製のクロ−
ラ1を巻き付けて、駆動軸5から伝動されるスプロケッ
ト17の駆動によって、クロ−ラ1を走行駆動させるこ
とができる。
【0010】車体4の下側で左右両側部には、支持脚2
0を設けて、内側へ回動した状態のクロ−ラフレ−ム2
を支持することができ、ピン等によって連結することが
できる。クロ−ラフレ−ム2を展開Aするときはこのピ
ンを外しておく。21,22は、車体4の前後部に装着
のジャッキで、クロ−ラフレ−ム2を展開Aするとき
は、予め車体4の前後部をこのジャッキアップすること
により、左右のクロ−ラ1を走行床面から浮上させてお
く。23は、クロ−ラフレ−ム2の後端部を床面に対し
て支持するスタンドである。
【0011】前記ホイルパイプ15とクロ−ラフレ−ム
2との間を回動自在に構成する形態では、ヒンジ7ピン
によってホイルパイプ15が6に対して一体であって
も、クロ−ラフレ−ム2は上下に回動できるから、前記
スタンド23を外すことによって、図4のようにクロ−
ラ1の後部を下動させて接地することができる。
【0012】図5、図6においては、クロ−ラフレ−ム
2の支持脚20に対する取付構成例を示すもので、各支
持脚20の下端部を外側に向けて上下二又状の案内片2
5に形成し、この案内片25間に角パイプ状のクロ−ラ
フレ−ム2を嵌合させて、この案内片25の外側に上下
方向のピン24を挿込んで、クロ−ラフレ−ム2の取着
を行うことができる。
【0013】図7、図8は、支持脚20の下端部におい
て、外側方へピン26を突設し、このピン26に対して
クロ−ラフレ−ム2のピン穴27を嵌合させて支持する
もので、このピン26先端部の締付ナット28を外すこ
とによって、クロ−ラフレ−ム2の前記ヒンジ7回りの
回動によって嵌脱させることができる。
【0014】図9、図10は、クロ−ラ1の一部に切欠
部29を形成したもので、クロ−ラ1の外側への展開A
をより広くするものである。前記のような構成によって
クロ−ラ1をヒンジ7回りに外側へ回動Aさせるとき
は、クロ−ラ1の内側縁がホイルパイプ6に当接して、
クロ−ラ1の展開角度が制限されるが、クロ−ラ1の内
側縁の一個所、乃至数個所に、このホイルパイプ6と嵌
合できる切欠部29を形成しておくことにより、この切
欠部29をホイルパイプ6に合せた位置で展開して、展
開角度を大きくすることができる。
【0015】図11、図12においては、ホイルパイプ
6,15をエルボ状に形成して、これらの上下方向に沿
うたてパイプ部分30,31で回動自在に嵌合して、ヒ
ンジ7部を構成する。この形態では、ヒンジ7がホイル
パイプ6,15の中心軸上に設定されて、このたてパイ
プ部分30,31の中心に沿って軸受されるたて軸32
によって、駆動軸5からスプロケット軸3を常時連動
し、前記の如きクラッチ16を不要とする。このような
構成では、伝動装置14の床面を高くすることができ
る。
【0016】なお、HSTは伝動装置14の入力軸32
側の油圧無段変速装置で、リバ−サと主変速を行うこと
ができ、入力軸32上の変速ギヤ33で副変速を行うこ
とができる。34は操向クラッチである。
【図面の簡単な説明】
【図1】クロ−ラの平面図。
【図2】コンバインの側面図。
【図3】コンバインの正面図。
【図4】クロ−ラ部の作用を示す正面図。
【図5】一部別実施例を示すクロ−ラ部の側面図。
【図6】その正面図。
【図7】一部別実施例を示す正面図。
【図8】その分解正面図。
【図9】一部別実施例を示す平面図。
【図10】そのクロ−ラの平面図。
【図11】一部別実施例を示す平面図。
【図12】その正面図。
【符号の説明】
1 クロ−ラ 2 クロ−ラフレ−ム 4 車体 5 駆動軸 6 ホイルパイプ 7 ヒンジ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クローラ1を張設したクローラフレーム2
    の先端に駆動スプロケット17を設け、この駆動スプロ
    ケット17にはスプロケット軸3を一体的に設け、この
    スプロケット軸3の外周をホイルパイプ15で被覆する
    と共に、このホイルパイプ15と、駆動軸5を内装して
    いて伝動ケース14から突設されたホイルパイプ6とを
    上下方向のヒンジ7を介して回動自在に枢着し、前記ス
    プロケット軸3内端と駆動軸5外端との間にはクラッチ
    16部を介在させたことを特徴とするコンバイン等の走
    行装置。
JP12026792A 1992-05-13 1992-05-13 コンバイン等の走行装置 Expired - Fee Related JP3216224B2 (ja)

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