JPH076752Y2 - コンバインの駆動機構 - Google Patents

コンバインの駆動機構

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JPH076752Y2
JPH076752Y2 JP1036189U JP1036189U JPH076752Y2 JP H076752 Y2 JPH076752 Y2 JP H076752Y2 JP 1036189 U JP1036189 U JP 1036189U JP 1036189 U JP1036189 U JP 1036189U JP H076752 Y2 JPH076752 Y2 JP H076752Y2
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JP
Japan
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pulley
shaft
drive
reaping
mowing
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JP1036189U
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JPH02100421U (ja
Inventor
康文 上田
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はコンバインにおいて、刈取搬送部を補修点検の
為の、運転席から離れる方向へ回動開放可能とした構成
において、刈取搬送部の駆動機構に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来から、脱穀装置の選別ファン軸より、動力を刈取駆
動固定ケースに入力し、該刈取駆動固定ケースの軸よ
り、フィードチェーンと刈取駆動回動ケースに動力を伝
達する技術は、同一出願人より実願昭63-131156号(実
開平2-52543号)公報の如き技術が出願されているので
ある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は該従来の技術を改善し、刈取駆動固定ケースよ
り刈取駆動回動ケースへ動力を伝達する、2本の軸とプ
ーリーの位置を変更し、該2本の軸の間に刈取回動枢支
軸5を配置することにより、刈取搬送部32を点検補修の
為に、側方へ回動した場合において、刈取駆動固定ケー
スから刈取駆動回動ケースを駆動する為に巻回されたV
ベルトが邪魔となったり、またはVベルトが緊張方向と
ならないように構成したものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明する。
刈取搬送部32を、脱穀装置Dの前方に配置した側方回動
支点軸5を中心に側方へ回動開放可能とした構成におい
て、脱穀装置Dの前部側方に固定配置した刈取駆動固定
ケース1の軸3にVプーリー22を固定し、刈取搬送部32
と共に側方回動支点軸5を中心に回動する刈取駆動回動
ケース26の刈取回動駆動軸4にVプーリー12を固定し、
前記側方回動支点軸5の外側位置に、Vプーリー22とV
プーリー12を前後に配置し、両者の間にVベルト17を巻
回して動力伝達を可能とすると共に、Vプーリー22とV
プーリー12の間で、Vプーリー12の近傍位置内側に側方
回動支点軸5を配置したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成を説明する。
第1図は、本考案のコンバインの駆動機構を示す平面
図、第2図は同じく側面図、第3図は刈取駆動固定ケー
ス1の平面図、第4図は同じく側面断面図、第5図は同
じく後面断面図である。
第1図において、脱穀装置Dの前面に刈取搬送部32を配
置しており、該刈取搬送部32の進行方向右側面に運転席
Sを配置している。
刈取搬送部32は回動軸筒31の部分で後端部を枢支した構
成としており、先端を上下に回動して刈り高さ調節を可
能としている。
また該回動軸筒31の右端の回動枢支部33を外し、左端の
回動枢支部18を側方回動支点軸5を中心に左側へ回動す
ることにより、刈取搬送部32の後面と脱穀装置Dの間の
空間を開放することができ、該刈取搬送部32の駆動部分
の点検補修を可能としているのである。
次に、第2図と第1図を併用して構成を説明する。
脱穀装置Dの選別ファン軸2に固定したVプーリー19よ
りVベルト16を介して、機体フレーム11上に固定した刈
取駆動固定ケース1の入力軸3のVプーリー13に動力伝
達しているのである。
そして該刈取駆動固定ケース1より、第5図に示す如
く、入力軸3がそのまま右側に突出しており、該入力軸
3の右側突出端にVプーリー22を固設しており、該Vプ
ーリー22と、刈取回動駆動軸4のVプーリー12へVベル
ト17が巻回され、動力が刈取駆動固定ケース1から刈取
駆動回動ケース26に伝達されているのである。
前記刈取回動駆動軸4は回動軸筒31の中に長く配置され
ており、刈取搬送部32の上下回動の中心部と同一軸心に
構成され、Vプーリー12の回転を刈取駆動回動ケース26
内に伝達しているのである。
該刈取駆動回動ケース26内のベベルギアにより駆動方向
を変更されて、刈取駆動部伝達ケース27と引越し駆動部
伝達ケース28を介して、それぞれの部分へ動力伝達され
ているのである。
次に第3図,第4図,第5図において刈取駆動固定ケー
ス1の構成を説明する。
刈取駆動固定ケース1は機体フレーム11の上に固定され
ており、該刈取駆動固定ケース1の入力軸3の部分に選
別ファン軸2より動力がVベルト16を介して伝達されて
いる。
そして刈取駆動固定ケース1内を入力軸3が通過する部
分にウォーム23とウォームホイール15が噛合されてお
り、減速回転されたウォームホイール15がウォームホイ
ール軸6を駆動している。該ウォームホイール軸6の上
端にベベルギア14が固設されており、該ベベルギア14が
フィードチェーン駆動軸7のベベルギア20と噛合してい
る。
該構成により、刈取駆動固定ケース1の左側に突出した
フィードチェーン駆動軸7を駆動し、該フィードチェー
ン駆動軸7に固設されたスプロケットによりフィードチ
ェーン30を駆動している。
また第5図において示す如く、刈取駆動固定ケース1と
併置して右側に側方回動支点軸5の支持台21が立設され
ており、該支持台21の上に側方回動支点軸5が固設され
ており、該側方回動支点軸5に回動枢支部18が遊嵌され
ている。
該回動枢支部18と回動軸筒31との間が開いており、回動
軸筒31の中心に刈取回動駆動軸4が軸受支持されてお
り、該刈取回動駆動軸4の左側端部にVプーリー12が固
定されている。該Vプーリー12の先端部と側方回動支点
軸5の中心との間には第3図の間隔Tが構成されている
のである。また側方回動支点軸5の中心と入力軸3の右
端に固定されたVプーリー22の後端までの距離がaであ
る。
故に第3図において示す如く、側方回動支点軸5を中心
に回動軸筒31を点検補修の為に回動開放すると、Vプー
リー12は側方回動支点軸5を中心に、第3図のVプーリ
ー12′の位置まで回動するのであり、該Vプーリー12′
の位置は刈取駆動固定ケース1側のVプーリー22の側に
近寄る位置となるので、Vベルト17は刈取搬送部32の回
動により、緊張する方向ではなくて緩む方向となるので
ある。
また側方回動支点軸5の中心とVプーリー22のベルト嵌
入溝の中心との距離が、第3図の平面図において示す如
く、間隔tと近い位置に配置されているので、刈取搬送
部32を僅かに回動して点検補修をする場合には、Vベル
ト17をVプーリー22とVプーリー12から外すことなく作
業を行うことが出来るのである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
第1に、側方回動支点軸5の中心位置とVプーリー22の
中心位置との間隔tが小さいので、刈取搬送部32を僅か
に回動して点検補修を行う場合には、Vベルト17が大き
く緩むことがないので、該Vベルト17を外すことなく簡
単に刈取搬送部32を回動して点検補修をすることが出来
るのである。
第2に、刈取搬送部32を大きく回動する場合にも、Vプ
ーリー12がVプーリー22に近付く方向に移動することと
なるので、Vベルト17はより外しやすなり、点検終了後
に嵌める場合にも嵌め易くなるので、点検補修が容易と
なったものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本考案のコンバインの駆動機構を示す平面
図、第2図は同じく側面図、第3図は刈取駆動固定ケー
ス1の平面図、第4図は同じく側面断面図、第5図は同
じく後面断面図である。 1……刈取駆動固定ケース 2……選別ファン軸 3……入力軸 4……刈取回動駆動軸 5……側方回動支点軸 6……ウォームホイール軸 7……フィードチェーン駆動軸 12,22……Vプーリー 17……Vベルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】刈取搬送部32を、脱穀装置Dの前方に配置
    した側方回動支点軸5を中心に側方へ回動開放可能とし
    た構成において、脱穀装置Dの前部側方に固定配置した
    刈取駆動固定ケース1の軸3にVプーリー22を固定し、
    刈取搬送部32と共に側方回動支点軸5を中心に回動する
    刈取駆動回動ケース26の刈取回動駆動軸4にVプーリー
    12を固定し、前記側方回動支点軸5の外側位置に、Vプ
    ーリー22とVプーリー12を前後に配置し、両者の間にV
    ベルト17を巻回して動力伝達を可能とすると共に、Vプ
    ーリー22とVプーリー12の間で、Vプーリー12の近傍位
    置内側に側方回動支点軸5を配置したことを特徴とする
    コンバインの駆動機構。
JP1036189U 1989-01-30 1989-01-30 コンバインの駆動機構 Expired - Lifetime JPH076752Y2 (ja)

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JP1036189U JPH076752Y2 (ja) 1989-01-30 1989-01-30 コンバインの駆動機構

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JP1036189U JPH076752Y2 (ja) 1989-01-30 1989-01-30 コンバインの駆動機構

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Publication Number Publication Date
JPH02100421U JPH02100421U (ja) 1990-08-09
JPH076752Y2 true JPH076752Y2 (ja) 1995-02-22

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ID=31217956

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JP3851250B2 (ja) * 2002-09-06 2006-11-29 ヤンマー農機株式会社 コンバイン
JP4700020B2 (ja) * 2007-03-08 2011-06-15 ヤンマー株式会社 コンバイン

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JPH02100421U (ja) 1990-08-09

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