JP2014162311A - クローラ走行装置 - Google Patents

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健一 石戸
Koji Yoshikawa
浩司 吉川
Hiroyuki Kimoto
博之 木本
Takashi Iritani
孝 入谷
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Abstract

【課題】推進効率の低下を抑制することができるクローラ走行装置を提供する。
【解決手段】クローラベルト15と、ベルト周方向に間隔を隔ててクローラベルト15に埋設された複数の芯金18と、ベルト周方向で隣り合う芯金18の間毎に、当該芯金18が露出する状態でクローラベルト15に形成された係合孔と、クローラベルト15を駆動回動させる駆動輪体10と、係合孔に入り込んで芯金18に接触するように、駆動輪体10の外周部に突設された輪体周方向で複数の係合突起21と、を備え、係合突起21の芯金18に対する接触面30が、芯金18と面一に接触する面一接触面32を係合突起21の突出方向に沿って備えている。
【選択図】図6

Description

本発明は、クローラベルトと、ベルト周方向に間隔を隔てて前記クローラベルトに埋設された複数の芯金と、ベルト周方向で隣り合う前記芯金の間毎に、当該芯金が露出する状態で前記クローラベルトに形成された係合孔と、前記クローラベルトを駆動回動させる駆動輪体と、前記係合孔に入り込んで前記芯金に接触するように、前記駆動輪体の外周部に突設された輪体周方向で複数の係合突起と、を備えているクローラ走行装置に関する。
特許文献1には、駆動輪体の駆動回転により、係合孔に入り込んでいる係合突起で芯金を押圧して、クローラベルトを所定の方向に回動させるクローラ走行装置が開示されている。
係合突起の芯金に対する接触面は、通常、係合突起の突出方向に沿って、単一の円弧面形状或いは半径が異なる複数の円弧面が連続する形状に形成されている。
特開2011−173569号公報
このため、駆動輪体が駆動回転されたときに、係合突起が芯金に対して係合してから係合が解除されるまでの間、係合突起が芯金に対して係合突起の幅方向に沿った線状に接触する可能性がある。
係合突起が芯金に対して線状に接触すると、係合突起と芯金との接触圧が増大し、係合突起と芯金のいずれか又は双方が早期に摩耗し易い懸念がある。
係合突起と芯金のいずれか又は双方が摩耗すると、駆動輪体の動力ロスが増大して推進効率の低下を招くおそれがある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、推進効率の低下を抑制することができるクローラ走行装置を提供することを目的とする。
本発明によるクローラ走行装置の特徴構成は、クローラベルトと、ベルト周方向に間隔を隔てて前記クローラベルトに埋設された複数の芯金と、ベルト周方向で隣り合う前記芯金の間毎に、当該芯金が露出する状態で前記クローラベルトに形成された係合孔と、前記クローラベルトを駆動回動させる駆動輪体と、前記係合孔に入り込んで前記芯金に接触するように、前記駆動輪体の外周部に突設された輪体周方向で複数の係合突起と、を備え、前記係合突起の前記芯金に対する接触面が、前記芯金と面一に接触する面一接触面を前記係合突起の突出方向に沿って備えている点にある。
本構成のクローラ走行装置は、前記係合突起の前記芯金に対する接触面が、前記芯金と面一に接触する面一接触面を前記係合突起の突出方向に沿って備えている。
このため、駆動輪体を駆動回転させたときに、係合突起と芯金との接触圧が小さくなるように、係合突起を芯金に対して広い接触面積で接触させることができる。
したがって、本構成のクローラ走行装置であれば、係合突起と芯金のいずれか又は双方が早期に摩耗し難くなり、駆動輪体の動力ロスを少なくして、推進効率の低下を抑制することができる。
なお、面一接触面の加工精度は、許容される製作誤差の範囲内の精度であればよい。
本発明の他の特徴構成は、前記面一接触面を前記係合突起の前記駆動輪体からの立ち上がり部分に備えている点にある。
本構成であれば、係合突起の芯金に対する係合開始時に衝撃的に係合し易い、係合突起の立ち上がり部分と芯金との接触圧を小さくすることができる。
したがって、係合突起の立ち上がり部分と芯金とのいずれか又は双方の摩耗を効果的に抑制することができる。
本発明の他の特徴構成は、前記芯金が、前記駆動輪体に対して輪体径方向から対向する輪体対向面と、前記係合突起に対して輪体周方向から対向する突起対向面と、前記輪体対向面と前記突起対向面とを繋ぐ繋ぎ面とを有し、前記面一接触面が、前記繋ぎ面と面一に接触する面を備えている点にある。
本構成であれば、芯金のうちの、係合突起の芯金に対する係合開始時に衝撃的に係合し易い、輪体対向面と突起対向面とを繋ぐ繋ぎ面と、係合突起との接触圧を小さくすることができる。
したがって、係合突起と繋ぎ面とのいずれか又は双方の摩耗を効果的に抑制することができる。
本発明の他の特徴構成は、前記芯金が、前記駆動輪体に対して輪体径方向から対向する輪体対向面と、前記係合突起に対して輪体周方向から対向する突起対向面と、前記輪体対向面と前記突起対向面とを繋ぐ繋ぎ面とを有し、前記面一接触面が、前記突起対向面と面一に接触する面を備えている点にある。
本構成であれば、係合突起と芯金の突起対向面との接触圧を小さくすることができる。
したがって、係合突起と突起対向面とのいずれか又は双方の摩耗を効果的に抑制することができる。
本発明の他の特徴構成は、前記芯金が、前記駆動輪体に対して輪体径方向から対向する輪体対向面と、前記係合突起に対して輪体周方向から対向する突起対向面と、前記輪体対向面と前記突起対向面とを繋ぐ繋ぎ面とを有し、前記面一接触面が、前記繋ぎ面及び前記突起対向面と面一に接触する面を備えている点にある。
本構成であれば、係合突起と芯金の繋ぎ面及び突起対向面との接触圧を小さくすることができる。
したがって、係合突起と繋ぎ面及び突起対向面とのいずれか又は双方の摩耗を効果的に抑制することができる。
本発明の他の特徴構成は、前記面一接触面が、前記繋ぎ面のうちの前記輪体対向面に連続する側の一部分と面一に接触する面を備えている点にある。
本構成であれば、繋ぎ面のうちの輪体対向面に連続する側の一部分と係合突起との接触圧を小さくすることができる。
本発明の他の特徴構成は、前記面一接触面が、前記突起対向面のうちの前記繋ぎ面に連続する側の一部分と面一に接触する面を備えている点にある。
本構成であれば、突起対向面のうちの繋ぎ面に連続する側の一部分と係合突起との接触圧を小さくすることができる。
本発明の他の特徴構成は、前記突起対向面が扁平面を有し、前記繋ぎ面が曲面を有している点にある。
本構成であれば、繋ぎ面の面積を大きく確保し易く、繋ぎ面と係合突起との接触圧を効率良く小さくすることができる。
本発明の他の特徴構成は、前記面一接触面は、前進走行時に前記芯金に対して面一に接触する面である点にある。
本構成であれば、前進走行時における駆動輪体の動力ロスを少なくして、推進効率の低下を抑制することができる。
本発明の他の特徴構成は、前記面一接触面は、後進走行時に前記芯金に対して面一に接触する面である点にある。
本構成であれば、後進走行時における駆動輪体の動力ロスを少なくして、推進効率の低下を抑制することができる。
普通型コンバインを示す側面図である。 左側クローラ走行装置を示す側面図である。 クローラベルトの幅方向に沿う断面形状を機体後方側から見た断面図である。 クローラベルトの長手方向に沿う断面図である。 クローラベルトの幅方向に沿う断面図である。 前進走行時の係合突起と輪体係合部(芯金)との係合状態を示す断面図である。 係合突起の斜視図である。 後進走行時の係合突起と輪体係合部(芯金)との係合状態を示す断面図である。 連結フレームを示す斜視図である。 連結フレームとトラックフレームとの接続部分を機体後方側から見た断面図である。 連結フレームとトラックフレームとの接続部分を機体内方側から見た断面図である。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図11は、本発明に係るクローラ走行装置Aを装備している普通型コンバインを示す。
図1に示すように、普通型コンバインは、走行機体1と、運転部2と、脱穀装置3と、穀粒タンク4と、刈取部5と、フィーダ6とを備えている。
運転部2は走行機体1の前部に配置してある。脱穀装置3及び穀粒タンク4は運転部2の後方に左右に並べて配置してある。刈取部5は走行機体1の前方に配置してある。
フィーダ6は刈取部5の後部に配置してあり、刈取穀稈を脱穀装置3に搬送する。
走行機体1は、運転部2の運転座席2aの下方に配置したエンジンEで駆動される左右一対のクローラ走行装置Aを備えている。
左右一対のクローラ走行装置Aは、同じ構成を左右対称に備えており、右側のクローラ走行装置Aの図示を省略する。
図1,図2に示すように、クローラ走行装置Aは、機体フレーム7に対して機体前後方向の二箇所において連結フレーム8a,8bで連結されたトラックフレーム9と、トラックフレーム9の前方側に装備された駆動輪体10と、トラックフレーム9の後端側に装備された緊張輪体11と、駆動輪体10と緊張輪体11との間に配置してトラックフレーム9に支持された複数の接地転輪12及び上部案内輪体14と、各輪体10,11,14及び接地転輪12に亘って巻回されたクローラベルト15とを備えている。
トラックフレーム9は、図3に示すように機体上下方向に並べて連結された上部トラックフレーム9aと下部トラックフレーム9bとを備えている。
接地転輪12は、下部トラックフレーム9bに回転自在に支持されている。
駆動輪体10は、図1に示すように、機体フレーム7の前部に取り付けられたミッションケース16と、トラックフレーム9に固定された駆動輪体支持部12aとに駆動回転自在に支持されている。
接地転輪12は、図3,図9に示すように下部トラックフレーム9bに溶接固定した転輪用ボス部35に図示しない軸受けを介して回転自在に支持されている。
図9〜図11に示すように、上部トラックフレーム9aの上部に一対の鋼製板材からなる輪体支持フレーム36が溶接固定されている。上部案内輪体14は、輪体支持フレーム36に溶接固定した輪体用ボス部37に図示しない軸受けを介して回転自在に支持されている。
クローラベルト15は、図3〜図5に示すように、ゴム材を無端帯状に成形することによって構成したベルト本体17と、ベルト本体17にベルト周方向に間隔を隔てた一定ピッチで埋設された複数の芯金18とを備えている。
各芯金18は、ベルト本体17の内周側に横幅方向に並んで突出する左右一対の芯金突起18aを備えている。
クローラベルト15は、芯金18の位置と対応する箇所に推進ラグ15aを備え、一対の芯金突起18aの間の部分が駆動輪体10に巻き掛けられている。
ベルト本体17には、ベルト周方向で隣り合う芯金18の間毎に、当該芯金18のうちの、一対の芯金突起18aの間で駆動輪体10が係合する輪体係合部19が露出する状態で略矩形の係合孔20が形成されている。
図3に示すように、接地転輪12の夫々は、機体横方向に並ぶ外転輪12a及び内転輪12bを備え、一対の芯金突起18aを外転輪12aと内転輪12bとの間に挟む状態でクローラベルト15を保持する、いわゆる外転輪に構成してある。
駆動輪体10は、輪体周方向で複数の係合突起21を一体に備えている。
係合突起21は、係合孔20に入り込んで芯金18の輪体係合部19に接触するように、当該駆動輪体10の外周部に周方向に間隔を隔てた一定ピッチで突設してある。
駆動輪体10は、各係合突起21を係合孔20に順次係入させることで、前進駆動力又は後進駆動力をクローラベルト15に伝達して、クローラベルト15を図6に示す前進用回動方向F、又は、図8に示す後進用回動方向Rに駆動回動させるように構成してある。
つまり、駆動輪体10は、係合孔20に入り込んだ係合突起21を係合孔20に露出している輪体係合部19に係合しながら回転することにより、クローラベルト15を駆動回動させる。
輪体係合部19は、図6,図8に示すように、駆動輪体10の周面に対して輪体径方向から対向して一連に接触する円弧面からなる輪体対向面22と、推進ラグ15aの側を形成する扁平面からなる底面23と、図6に示すように係合突起21に対して前進走行時に輪体周方向から対向する輪体径方向に沿う扁平面からなる前進側突起対向面24と、図8に示すように係合突起21に対して後進走行時に輪体周方向から対向する扁平面からなる後進側突起対向面25と、輪体対向面22と前進側突起対向面24とを一連に繋ぐ円弧面などの曲面からなる前進側頂部繋ぎ面26と、輪体対向面22と後進側突起対向面25とを一連に繋ぐ円弧面などの曲面からなる後進側頂部繋ぎ面27と、底面23と前進側突起対向面24とを一連に繋ぐ円弧面などの曲面からなる前進側底部繋ぎ面28と、底面23と後進側突起対向面25とを一連に繋ぐ円弧面などの曲面からなる後進側底部繋ぎ面29とを有する形状に形成してある。
曲面からなる各繋ぎ面26〜29は、単一の円弧面からなる曲面の他、曲率が互いに異なる複数の円弧面の組み合わせからなる曲面、或いは、楕円面の一部や曲率が互いに異なる複数の楕円面の組み合わせからなる曲面などあってもよい。
輪体係合部19のベルト長手方向に沿う断面形状は、ベルト長手方向における幅の中心線Lに対して左右対称に形成してある。
係合突起21は、図6,図7に示すように前進走行時に輪体係合部19に対して接触する突起側前進用接触面30と、図8に示すように後進走行時に輪体係合部19に対して接触する突起側後進用接触面31とを備えている。
突起側前進用接触面30は、図6,図7に示すように、係合突起21の駆動輪体10からの立ち上がり部分に、芯金18と面一に接触する前進用面一接触面32を係合突起21の突出方向に沿って一連に備えている。
前進用面一接触面32は、前進側突起対向面24及び前進側頂部繋ぎ面26と面一に接触する面からなる。
前進用面一接触面32のうちの、前進側突起対向面24と面一に接触する面部分は、前進側突起対向面24のうちの前進側頂部繋ぎ面26に連続する側の一部分に接触する面である。
突起側後進用接触面31は、図8に示すように、係合突起21の駆動輪体10からの立ち上がり部分に、芯金18と面一に接触する後進用面一接触面33を係合突起21の突出方向に沿って一連に備えている。
後進用面一接触面33は、後進側突起対向面25及び後進側頂部繋ぎ面27と面一に接触する面からなる。
後進用面一接触面33のうちの、後進側突起対向面25と面一に接触する面部分は、後進側突起対向面25のうちの後進側頂部繋ぎ面27に連続する側の一部分に接触する面である。
図9〜図11は、機体フレーム7とトラックフレーム9とを機体後方側で連結している連結フレーム8bを示す。
連結フレーム8bは、機体フレーム7と上部トラックフレーム9aとに亘って機体前後方向に間隔を隔てて溶接固定された二枚の連結フレーム板38と、連結フレーム板38の対向面どうしを接続するように溶接固定された連結接続板39と、輪体支持フレーム36の側の連結フレーム板38の下端部分に重ねて溶接固定された連結補強板40と、二枚の連結フレーム板38の下端縁どうしを接続するように溶接固定された下端接続板41と、上部トラックフレーム9aの機体内方側面に重ねて溶接固定されたフレーム補強板42とを備えている。
各連結フレーム板38の下端側は、上部トラックフレーム9aの上面に沿ってトラックフレーム幅方向に延設して、当該上部トラックフレーム9aの上面に載せた姿勢で上部トラックフレーム9aに溶接固定してある。
各連結フレーム板38,連結接続板39,連結補強板40及び下端接続板41は、上部トラックフレーム9a及びフレーム補強板42に溶接固定してある。
一対の鋼製板材からなる輪体支持フレーム36と機体後方側の連結フレーム板38は、輪体支持フレーム36の端縁を連結フレーム板38の側面に当接させて互いに溶接固定してある。
連結接続板39は、各連結フレーム板38の外周縁に沿わせて溶接固定してある。
連結補強板40は、十分な溶接長さを確保するために、その外周縁部だけでなく、連結補強板40に形成した貫通孔40aの周縁部を上部トラックフレーム9aの側面に溶接してある。
下端接続板41は、フレーム補強板42の側ほど幅広に形成する円弧状の端縁41aを機体前後方向の両端部に有し、各連結フレーム板38及び連結補強板40の下端縁とフレーム補強板42の板面とに亘って溶接固定してある。
上記連結フレーム8bによれば、二枚の連結フレーム板38と連結接続板39とで断面形状がコの字状に形成された大きな剛性を備えたフレーム体43により、機体フレーム7とトラックフレーム9とを強固に固定することができる。
また、フレーム体43の下端側を、連結補強板40,下端接続板41及びフレーム補強板42を介して長い溶接長で上部トラックフレーム9aに固定してあるので、走行機体1の荷重をトラックフレーム9に広く分散して伝達することができる。
特に、下端接続板41は、フレーム補強板42の側ほど幅広の円弧状の端縁41aをフレーム補強板42に溶接固定してあるので、走行機体1の荷重をトラックフレーム9に対して一層広く分散して伝達することができる。
つまり、下端接続板41の端縁41aをフレーム補強板42の側ほど幅広に形成してあるので、下端41aをフレーム補強板42に対して直交する直線状に形成してある場合に比べて、フレーム補強板42に対して長い溶接長を確保することができるとともに、下端41aを円弧状に形成してあるので、溶接部分の応力を更に分散することができる。
このため、連結部に作用する応力を低減して、疲労寿命の向上を図ることができる。
〔その他の実施形態〕
1.本発明によるクローラ走行装置は、係合突起の芯金に対する接触面が、芯金の頂部繋ぎ面にのみ面一に接触する面一接触面を備えていてもよい。
2.本発明によるクローラ走行装置は、係合突起の芯金に対する接触面が、芯金の頂部繋ぎ面のうちの輪体対向面に連続する側の一部分とのみ面一に接触する面一接触面を備えていてもよい。
3.本発明によるクローラ走行装置は、係合突起の芯金に対する接触面が、芯金の突起対向面にのみ面一に接触する面一接触面を備えていてもよい。
4.本発明によるクローラ走行装置は、係合突起の芯金に対する接触面を、係合突起の立ち上がり部分よりも突出方向外方側部分、つまり、駆動輪体の外周面から離れた箇所に有していてもよい。
5.本発明によるクローラ走行装置は、芯金のうちの輪体係合部の断面形状を、角部が曲線状に連続する矩形形状の他、外周側(接地側)が内周側(駆動転輪側)よりも長い台形状や、内周側(駆動転輪側)が外周側(接地側)よりも長い台形状に形成してあってもよい。
本発明は、コンバインの他、人参や玉葱などの各種作物を収穫対象とする収穫機、運搬車やバックホウなどの各種作業車などに装備されるクローラ走行装置に利用可能である。
10 駆動輪体
15 クローラベルト
18 芯金
20 係合孔
21 係合突起
22 輪体対向面
24,25 突起対向面
26,27 繋ぎ面
30,31 係合突起の芯金に対する接触面
32,33 面一接触面

Claims (10)

  1. クローラベルトと、
    ベルト周方向に間隔を隔てて前記クローラベルトに埋設された複数の芯金と、
    ベルト周方向で隣り合う前記芯金の間毎に、当該芯金が露出する状態で前記クローラベルトに形成された係合孔と、
    前記クローラベルトを駆動回動させる駆動輪体と、
    前記係合孔に入り込んで前記芯金に接触するように、前記駆動輪体の外周部に突設された輪体周方向で複数の係合突起と、を備え、
    前記係合突起の前記芯金に対する接触面が、前記芯金と面一に接触する面一接触面を前記係合突起の突出方向に沿って備えているクローラ走行装置。
  2. 前記面一接触面を前記係合突起の前記駆動輪体からの立ち上がり部分に備えている請求項1記載のクローラ走行装置。
  3. 前記芯金が、前記駆動輪体に対して輪体径方向から対向する輪体対向面と、前記係合突起に対して輪体周方向から対向する突起対向面と、前記輪体対向面と前記突起対向面とを繋ぐ繋ぎ面とを有し、
    前記面一接触面が、前記繋ぎ面と面一に接触する面を備えている請求項1又は2記載のクローラ走行装置。
  4. 前記芯金が、前記駆動輪体に対して輪体径方向から対向する輪体対向面と、前記係合突起に対して輪体周方向から対向する突起対向面と、前記輪体対向面と前記突起対向面とを繋ぐ繋ぎ面とを有し、
    前記面一接触面が、前記突起対向面と面一に接触する面を備えている請求項1又は2記載のクローラ走行装置。
  5. 前記芯金が、前記駆動輪体に対して輪体径方向から対向する輪体対向面と、前記係合突起に対して輪体周方向から対向する突起対向面と、前記輪体対向面と前記突起対向面とを繋ぐ繋ぎ面とを有し、
    前記面一接触面が、前記繋ぎ面及び前記突起対向面と面一に接触する面を備えている請求項1又は2記載のクローラ走行装置。
  6. 前記面一接触面が、前記繋ぎ面のうちの前記輪体対向面に連続する側の一部分と面一に接触する面を備えている請求項3又は5記載のクローラ走行装置。
  7. 前記面一接触面が、前記突起対向面のうちの前記繋ぎ面に連続する側の一部分と面一に接触する面を備えている請求項4又は5記載のクローラ走行装置。
  8. 前記突起対向面が扁平面を有し、前記繋ぎ面が曲面を有している請求項3〜7のいずれか1項記載のクローラ走行装置。
  9. 前記面一接触面は、前進走行時に前記芯金に対して面一に接触する面である請求項1〜8のいずれか1項記載のクローラ走行装置。
  10. 前記面一接触面は、後進走行時に前記芯金に対して面一に接触する面である請求項1〜8のいずれか1項記載のクローラ走行装置。
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