JP2014161344A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】メイン制御部からサブ制御部へ送信される通知情報が改変される不正行為が行われた場合であっても、被害を最小限に抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】毎回の遊技において、複数の適切な情報がサブ制御コマンド受信手段113により受信されなければサブ制御基板73において報知演出が実行されないので、全ての通知情報を毎遊技の度に改変するのは困難であり、メイン制御基板63からサブ制御73へ送信される通知情報が改変される不正行為が行われた場合であっても、不正行為者に対して報知演出が実行されるという利益が付与され続けることを防止することができる。したがって、不正行為者により不正行為が行われた場合の被害を最小限に抑制することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、遊技機に対する不正行為を防止する技術に関する。
スロットマシン等の遊技機では、遊技の進行に関する処理や遊技の進行に合わせた演出に関する処理などの複数の処理が互いに連動して実行される。また、複数の処理が連動して実行される遊技機では、制御負担の分散化を図るために、各処理を実行するための制御基板が各処理ごとに個別に設けられて遊技機が構成されることがある。このように、複数の制御基板が設けられた遊技機では、それぞれ所定の処理が実行される各制御基板同士が信号線により接続される。そして、一の制御基板から他の制御基板へ各種の情報を含むコマンドが信号線を介して送信されることにより、各制御基板により実行される処理が連動して実行され、連動して実行される処理により一体的な遊技機の動作が実現されている。
例えば、特許文献1に記載の遊技機では、少なくとも遊技の進行に関する制御が実行されるメイン制御基板と、メイン制御基板から送信された情報に基づき遊技の進行に合わせた演出の制御が実行されるサブ制御基板とが設けられている。そして、所定の開始条件を満足した後から所定の終了条件を満足するまでの間、遊技者に有利な情報が報知される報知演出が演出としてサブ制御基板により実行され得る状態での遊技が、遊技機において次のようにして実行される。すなわち、かかる遊技機では、メイン制御基板における所定の制御結果を契機として所定の開始条件を満足したか否かがサブ制御基板において判定される。また、報知演出の実行に関する処理および所定の終了条件を満足したか否かの判定に関する処理がサブ制御基板において実行される。
具体的には、役抽選手段により決定された役抽選結果に関する情報や、決定された役抽選結果に対応する図柄が揃うことによる当該役抽選結果への入賞の有無に関する情報などの情報を含むコマンドがメイン制御基板からサブ制御基板に対して送信される。また、サブ制御基板において、メイン制御基板から送信されたコマンドに基づいて、役抽選手段による抽選結果が特定の役抽選結果であるか否かや、所定の役抽選結果に連続して入賞したか否かなどが判定される。そして、メイン制御基板から送信されたコマンドに基づく判定結果に基づいて、所定の契機であるとサブ制御基板において判定されれば、遊技者に有利な報知演出が実行され得る状態に移行するか否かの移行権利についての抽選がサブ制御基板において実行される。
また、移行権利についての抽選に当選すれば、所定の開始条件を満足するとサブ制御基板において判定されて、遊技者に有利な報知演出が実行され得る状態にサブ制御基板の制御が開始される。さらに、サブ制御基板には、遊技回数カウンタが設けられており、開始条件を満足するとサブ制御基板において判定されたときに、所定の値が遊技回数カウンタに設定される。また、サブ制御基板において遊技者に有利な報知演出が実行され得る状態に制御中である場合に、遊技が1回実行されると遊技回数カウンタの値が1ずつ減算される。そして、遊技回数カウンタの値が0になると、終了条件を満足するとサブ制御基板において判定されて、サブ制御基板における遊技者に有利な報知演出が実行され得る状態への制御が終了される。
特開2012−81176号公報(段落0133、0135ほか)
上記した遊技機に対して、メイン制御部(メイン制御基板)から送信される役抽選結果に関する情報や入賞の有無に関する情報を通知する通知情報(コマンド)が不正に改変される不正行為が問題となっている。具体的な手法として、メイン制御部とサブ制御部(サブ制御基板)とを接続する信号線の途中に不正電子部品が装着され、不正電子部品の作用によって、信号線を介してメイン制御部からサブ制御部に対して送信される通知情報が、移行権利についての抽選の契機となる通知情報へ改変される手法が知られている。
かかる不正行為によれば、移行権利についての抽選の機会が不当に獲得され、ひいては、サブ制御部の制御状態が、遊技者に有利な情報が報知され得る状態に不当に移行されるおそれがある。このような遊技機では、サブ制御部の制御状態が、遊技者に有利な報知演出が実行され得る状態に不正行為により一旦移行されると、サブ制御部において、所定の終了条件を満足すると判定されるまで、遊技者に有利な情報が報知され得る状態が維持されるため、不正行為による被害が拡大する。
本発明は、上記した課題に鑑みて為されたものであり、メイン制御部からサブ制御部へ送信される通知情報が改変される不正行為が行われた場合であっても、被害を最小限に抑制することができる技術を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明の遊技機は、それぞれ複数種類の図柄を可変表示する複数の可変表示列を有する表示手段と、前記表示手段の可変表示を開始させるスタートスイッチと、前記各可変表示列それぞれに対応して設けられその可変表示を停止させる複数のストップスイッチとを備え、前記スタートスイッチおよび前記各ストップスイッチが操作される遊技を1回ずつ実行する遊技機において、少なくとも遊技の進行に関する制御を行うメイン制御部と、前記メイン制御部から送信された情報に基づき遊技の進行に合わせた演出の制御を行うサブ制御部と、を備え、前記メイン制御部は、特定の役抽選結果を含む複数の役抽選結果のうちのいずれか1つを1回の遊技における役抽選結果として抽選により決定する役抽選手段と、前記各ストップスイッチの操作に基づき、前記表示手段により可変表示されている前記各図柄を前記役抽選手段により決定された当該役抽選結果に対応した表示態様で停止させる停止制御手段と、前記停止制御手段により停止制御されて停止した前記表示手段による前記各図柄の表示態様の判定を行う図柄判定手段と、前記図柄判定手段による判定結果に基づき、遊技者に所定の利益を付与する利益付与手段と、前記サブ制御部に前記演出として遊技者に有利な報知演出を許可するか否かを示す報知許可状態を設定する報知許可状態設定手段と、前記メイン制御部の情報を通知情報として前記サブ制御部に送信する送信手段と、前記通知情報として前記送信手段により送信される前記メイン制御部の情報を選択する通知情報選択手段と、を備え、前記通知情報選択手段は、1回の遊技毎に、前記報知許可状態が不許可状態の場合は、当該役抽選結果を特定可能な第1の情報を前記通知情報として選択し、前記報知許可状態が許可状態の場合は、前記第1の情報と前記報知許可状態が許可状態であると特定可能な第2の情報とを前記通知情報として選択するものであり、前記サブ制御部は、前記送信手段により送信された前記通知情報を受信する受信手段と、前記演出を実行する演出実行手段と、前記演出実行手段により実行される前記演出の内容を前記受信手段により受信された前記通知情報に基づいて決定する演出内容決定手段と、を備え、前記演出には、前記特定の役抽選結果に対応して予め定められた前記遊技者に有利な報知演出が含まれており、前記演出内容決定手段は、前記受信手段により前記通知情報として受信された前記第1の情報により特定される当該役抽選結果が前記遊技者に有利な報知演出が予め定められた前記特定の役抽選結果の場合に、同じ遊技において、前記受信手段により前記通知情報として前記第2の情報が受信された場合には、前記遊技者に有利な報知演出を前記演出実行手段により実行される前記演出の内容として決定し、同じ遊技において、前記受信手段により前記通知情報として前記第2の情報が受信されない場合には、前記遊技者に有利な報知演出を前記演出実行手段により実行される前記演出の内容として決定しないことを特徴とする遊技機(請求項1)。
このように構成された発明では、特定の役抽選結果を含む複数の役抽選結果のうちのいずれか1つが1回の遊技における役抽選結果として役抽選手段により抽選により決定される。また、複数の役抽選結果に含まれる特定の役抽選結果に対応する演出として予め定められた遊技者に有利な報知演出をサブ制御部に許可するか否かを示す報知許可状態が報知許可状態設定手段によりメイン制御部において設定される。また、送信手段によりメイン制御部の情報が通知情報としてサブ制御部に送信されるが、1回の遊技毎に、報知許可状態が不許可状態の場合は、役抽選手段により決定された当該役抽選結果を特定可能な第1の情報が通知情報として通知情報選択手段により選択され、報知許可状態が許可状態の場合は、第1の情報と報知許可状態が許可状態であると特定可能な第2の情報とが通知情報として通知情報選択手段により選択される。
また、サブ制御部において、送信手段により送信された通知情報が受信手段により受信され、演出実行手段により実行される演出の内容が受信手段により受信された通知情報に基づいて演出内容決定手段により決定される。すなわち、受信手段により通知情報として受信された第1の情報により特定される役抽選手段により決定された当該役抽選結果が遊技者に有利な報知演出が予め定められた特定の役抽選結果である場合に、同じ遊技において、受信手段により通知情報として第2の情報が受信された場合には、遊技者に有利な報知演出が演出実行手段により実行される演出の内容として演出内容決定手段により決定される。また、同じ遊技において、受信手段により通知情報として第2の情報が受信されない場合には、遊技者に有利な報知演出が演出実行手段により実行される演出の内容として演出内容決定手段により決定されない。
そのため、従来と異なり、遊技者に有利な報知演出がサブ制御部において実行され得るか否かは、メイン制御部の報知許可状態設定手段により設定される。また、1回の遊技において、第1の情報および第2の情報の両情報がサブ制御部において適切に受信されなければ、遊技者に有利な報知演出が演出実行手段により実行される演出の内容として演出内容決定手段により決定されることがない。したがって、毎回の遊技において、複数の適切な情報が受信手段により受信されないと遊技者に有利な報知演出が実行されないので、メイン制御部からサブ制御部へ送信される通知情報が不正行為者により改変される不正行為が行われた場合であっても、1回の遊技においてメイン制御部からサブ制御部に送信される複数の情報の全てを改変するのは困難であり、サブ制御部において遊技者に有利な報知演出が不正に実行されるのを防止することができる。
また、不正行為者は、メイン制御部からサブ制御部へ送信される通知情報を毎回の遊技において改変しなければ、毎回の遊技において遊技者に有利な報知演出を不正に実行させることができない。そのため、不正行為者がたとえ1回の遊技において偶然に不正行為に成功した場合であっても、次回の遊技では再度不正行為に成功しなければ報知演出が不正に実行されるおそれがない。したがって、複数の情報を毎回の遊技において改変するのは困難であり、不正行為者が偶然に不正行為に成功した遊技の次回以降の遊技において、不正行為者が報知演出が実行されるという利益を不正に獲得し続けることが困難であるので、不正行為が行なわれた場合の被害を最小限に抑制することができる。
また、前記複数の役抽選結果には、それぞれ種類が異なる複数の前記特定の役抽選結果が含まれており、前記第2の情報は、前記報知許可状態が許可状態の場合に、それぞれ前記報知許可状態が許可状態であると特定可能な情報であって、前記各特定の役抽選結果ごとに異なる情報が設定される個別情報を備え、前記通知情報選択手段は、前記報知許可状態が許可状態で当該役抽選結果が前記各特定の役抽選結果のいずれかである場合は、当該役抽選結果に対応した情報が設定された前記個別情報を前記通知情報として選択し、前記演出内容決定手段は、前記各特定の役抽選結果ごとに異なる情報のうち、前記第1の情報により特定された前記特定の役抽選結果に対応した情報が設定された前記個別情報が受信された場合には、前記遊技者に有利な報知演出を前記演出実行手段により実行される前記演出の内容として決定し、前記第1の情報により特定された前記特定の役抽選結果に対応した情報が設定された前記個別情報が受信されない場合には、前記遊技者に有利な報知演出を前記演出実行手段により実行される前記演出の内容として決定しないようにしてもよい(請求項2)。
このようにすると、複数の役抽選結果には、それぞれ種類が異なる複数の特定の役抽選結果が含まれており、第2の情報は、報知許可状態が許可状態の場合に、それぞれ報知許可状態が許可状態であると特定可能な情報であって、各特定の役抽選結果ごとに異なる情報が設定される個別情報を備えている。また、報知許可状態が許可状態で役抽選手段により決定された当該役抽選結果が各特定の役抽選結果のいずれかである場合は、当該役抽選結果に対応した情報が設定された個別情報が通知情報として通知情報選択手段により選択される。
また、個別情報に設定される各特定の役抽選結果の種類ごとに異なる情報のうち、第1の情報により特定された特定の役抽選結果の種類に対応した情報が設定された個別情報が受信された場合には、遊技者に有利な報知演出が演出実行手段により実行される演出の内容として演出内容決定手段により決定される。また、個別情報に設定される各特定の役抽選結果の種類ごとに異なる情報のうち、第1の情報により特定された特定の役抽選結果の種類に対応した情報が設定された個別情報が受信されない場合には、遊技者に有利な報知演出が演出実行手段により実行される演出の内容として演出内容決定手段により決定されない。
そのため、第1の情報および第2の情報が受信手段により受信された場合であっても、第2の情報が備える個別情報に設定された情報に対応する特定の役抽選結果の種類と、第1の情報により特定される特定の役抽選結果の種類とが一致しなければ、遊技者に有利な報知演出が演出実行手段により実行される演出の内容として演出内容決定手段により決定されるおそれがない。すなわち、毎回の遊技において、第1の情報が受信手段により受信されると共に、該第1の情報に対応する情報を含む個別情報が第2の情報として受信手段により受信されなければ遊技者に有利な報知演出が実行されないので、報知演出が不正に実行されるには、メイン制御部からサブ制御部へ送信される第1の情報および個別情報の両情報がサブ制御部において報知演出が実行されるように改変される必要がある。そのため、不正行為者が不正に報知演出が実行されるという利益を獲得しようとする場合に、サブ制御部に送信される複数の情報が適切な組み合わせとなるように改変される必要があるので、メイン制御部からサブ制御部に送信される情報を不正に改変するのがより困難であり、サブ制御部において遊技者に有利な報知演出が不正に実行されるのをさらに確実に防止することができるので、不正行為者が、不正に報知演出が実行されるという利益を獲得し続けることの困難性をさらに高めることができる。
また、前記第2の情報は、前記報知許可状態が許可状態の場合に、前記個別情報とは異なるタイミングで前記送信手段により送信されるものであって、前記報知許可状態が許可状態であると特定可能な情報が設定される共通情報をさらに備え、前記通知情報選択手段は、前記報知許可状態が許可状態である場合は、前記共通情報を前記通知情報としてさらに選択し、前記演出内容決定手段は、前記第1の情報により特定された前記特定の役抽選結果に対応した情報が設定された前記個別情報が受信された場合であっても、前記共通情報が受信されない場合には、前記遊技者に有利な報知演出を前記演出実行手段により実行される前記演出の内容として決定することを取り消す決定取消手段を備えるようにしてもよい(請求項3)。
このように構成すれば、第2の情報は、報知許可状態が許可状態の場合に、個別情報とは異なるタイミングで送信手段により送信されるものであって、報知許可状態が許可状態であると特定可能な情報が設定される共通情報をさらに備えている。また、報知許可状態が許可状態である場合は、共通情報が通知情報として通知情報選択手段によりさらに選択され、第1の情報により特定された特定の役抽選結果に対応した情報が設定された個別情報が受信された場合であっても、共通情報が受信されない場合には、遊技者に有利な報知演出を演出実行手段により実行される演出の内容として決定することが、演出内容決定手段が備える決定取消手段により取り消される。
したがって、毎回の遊技において、適切な第1の情報、個別情報および共通情報が受信手段により受信されなければ遊技者に有利な報知演出が実行されないので、メイン制御部からサブ制御部へ送信される第1の情報、個別情報および共通情報の全ての情報をサブ制御部において報知演出が実行されるように改変するのがさらに困難であり、サブ制御部において遊技者に有利な報知演出が不正に実行されるのをより一層確実に防止することができる。
また、共通情報を役抽選手段による抽選タイミングに関係なくメイン制御部からサブ制御部に送信手段により送信することができ、受信手段により受信された共通情報に基づいて報知演出の有無をサブ制御部において決定することができるので、不正行為者が不正に報知演出が実行されるという利益を獲得し続けることの困難性をさらに高めることができる。
また、前記演出内容決定手段は、前記受信手段により前記通知情報として受信された前記第1の情報により特定される当該役抽選結果が前記各特定の役抽選結果のいずれかである場合に、当該役抽選結果に対応して設けられた前記遊技者に有利な報知演出を前記演出として決定するための演出決定用情報を設定し、同じ遊技において、前記演出決定用情報により決定される前記遊技者に有利な報知演出に対応する前記役抽選結果に対応した情報が設定された前記個別情報が受信された場合には、前記第1の情報により特定された当該役抽選結果に対応した情報が設定された前記個別情報が受信されたとして、前記演出決定用情報に基づいて前記遊技者に有利な報知演出を前記演出実行手段により実行される前記演出の内容として決定するようにしてもよい(請求項4)。
このように構成すると、受信手段により通知情報として受信された第1の情報により特定される役抽選手段により決定された当該役抽選結果が各特定の役抽選結果のいずれかである場合に、当該役抽選結果に対応して設けられた遊技者に有利な報知演出を演出として決定するための演出決定用情報が演出内容決定手段により設定される。また、同じ遊技において、演出内容決定手段により設定された演出決定用情報により決定される遊技者に有利な報知演出に対応する役抽選結果の種類に対応した情報が設定された個別情報が受信された場合には、第1の情報に基づいて特定された当該役抽選結果に対応した情報が設定された個別情報が受信されたとして、演出内容決定手段により設定された演出決定用情報に基づいて遊技者に有利な報知演出が演出実行手段により実行される演出の内容として演出内容決定手段により決定される。したがって、演出内容を決定するための演出決定用情報を用いて報知演出を実行するか否かを決定することができるので、演出内容を決定する処理および報知演出を実行するか否かを決定する処理を演出決定用情報を用いて演出内容決定手段において効率よく実行することができる。
また、個別情報が適切か否かを判定するための処理と、演出内容を決定するための処理とに、演出決定用情報を共用することができるので、処理に使用される記憶領域の削減を図ることができる。
また、前記通知情報選択手段は、前記報知許可状態が不許可状態の場合は、前記報知許可状態が不許可状態であると特定可能な第3の情報を前記通知情報としてさらに選択し、前記演出内容決定手段は、前記受信手段により前記通知情報として前記第3の情報が受信された場合には、前記遊技者に有利な報知演出を前記演出実行手段により実行される前記演出の内容として決定しないようにしてもよい(請求項5)。
このようにすれば、報知許可状態が不許可状態の場合は、報知許可状態が不許可状態であると特定可能な第3の情報が通知情報として通知情報選択手段によりさらに選択される。また、受信手段により通知情報として第3の情報が受信された場合には、遊技者に有利な報知演出が演出実行手段により実行される演出の内容として演出内容決定手段により決定されない。したがって、報知許可状態が不許可状態であると特定可能な第3の情報が通知情報としてサブ制御部に送信されることにより、サブ制御部において、第3の情報が受信手段により受信されたか否かに基づいて、報知許可状態が不許可状態であるか否かを演出内容決定手段により簡単に決定することができる。
また、サブ制御部において受信手段により第3の情報が受信されたタイミングで報知演出を実行しないことを決定することができるので、報知演出を実行するか否かの決定するための処理の処理時間の短縮を図ることができる。
本発明によれば、毎回の遊技において、複数の適切な情報が受信手段により受信されなければサブ制御部において報知演出が実行されないので、メイン制御部からサブ制御部へ送信される通知情報が改変される不正行為が行われた場合であっても、不正行為者に対して報知演出が実行されるという利益が付与され続けることを防止することができる。したがって、不正行為者により不正行為が行われた場合の被害を最小限に抑制することができる。
本発明にかかる遊技機の第1実施形態たるスロットマシンの斜視図である。 リールの図柄配列を示す図である。 スロットマシンの電気的構成を示すブロック図である。 メイン制御基板およびサブ制御基板の機能を示す機能ブロック図である。 当選役とリールの図柄およびメダルの払出枚数との関係を示す図である。 抽選テーブルと当選役グループとの関係を示す図である。 メイン制御基板から送信されるコマンドについて説明するための図である。 当選役グループと報知演出との関係を示す図である。 サブ制御基板において受信されたコマンドと報知演出実行の有無との関係を示す図である。 メイン制御処理を示すフローチャートである。 メイン制御処理を示すフローチャートである。 サブ制御処理を示すフローチャートである。 本発明の変形例におけるコマンドについて説明するための図である。 本発明にかかる遊技機の第2実施形態たるスロットマシンの電気的構成を示すブロック図である。 図14のスロットマシンの動作を説明するための図であって、(A)は状態コマンドを示し、(B)はサブ制御基板において受信されたコマンドと報知演出実行の有無との関係を示す図である。
<第1実施形態>
本発明にかかる遊技機の第1実施形態たるスロットマシンについて、図1〜図12を参照して説明する。
(構成)
図1および図2を参照して、スロットマシン1の構成の概略について説明する。図1は本発明にかかる遊技機の第1実施形態たるスロットマシンの斜視図であり、図2はリールの図柄配列を示す図である。
この実施形態におけるスロットマシン1は、メダルなどの遊技媒体が規定数投入されることを条件とする遊技者のスタートスイッチ19およびストップスイッチ21L,21M,21Rの操作に基づいて1回の遊技が実行されるものであって、例えば、図1に示すように構成されている。すなわち、このスロットマシン1では、筐体3の前面が前面パネル5により開閉自在に閉塞され、この前面パネル5のほぼ中央高さの位置に操作板7が配設されると共に、この操作板7の上方に正面板9が配設されている。
そして、この正面板9には横長矩形の表示窓11が設けられている。また、表示窓11の内側には、複数種類の図柄を予め定められた順序で可変表示する左・中・右リール13L,13M,13R(本発明の「表示手段」に相当)が配置されている。図2に示すように、左・中・右リール13L,13M,13Rには、例えば「B1(ベル1)」「B2(ベル2)」「B3(ベル3)」「Cherry(チェリー)」を含む複数種類の図柄が合計21個、所定の配列でそれぞれ設けられている(なお、図2では、説明を容易なものとするため、この実施形態の説明に必要なリールの図柄のみを図示している)。また、各図柄には、0番から20番までのコマ番号が順に付されている。そして、例えば、コマ番号0番から20番までの図柄が印刷されたリールテープがリールの周面に貼り付けられて各リール13L,13M,13Rがそれぞれ形成される。また、各リール13L,13M,13Rが回転すると、コマ番号20番、19番、…、0番、20番、…の予め定められた順に複数種類の図柄がそれぞれ表示窓11に変動表示される。表示窓11からは、各リール13L,13M,13Rの回転が停止すると、図柄が上段、中段および下段にそれぞれ1個の合計3個ずつ覗くように設定されている。すなわち、3個すべてのリール13L,13M,13Rが停止すると、縦3列横3行に配列された合計9個の図柄が表示窓11に停止表示されるようになっている。
また、各リール13L,13M,13Rをそれぞれ独立して回転駆動できるように、各リール13L,13M,13Rには、それぞれステッピングモータにより構成されるリールモータ14L,14M,14R(本発明の「表示手段」に相当)が連結されている。
更に、操作板7には、内部に貯留されているクレジットメダルから1枚ずつのメダル投入を指示するためのベットスイッチ15、クレジットメダルから1ゲーム(遊技)あたりの最大投入枚数(3枚に設定されている)のメダル投入を指示するための最大ベットスイッチ17、各リール13L,13M,13Rを回転させて各図柄の可変表示を開始させるレバー状のスタートスイッチ19、左・中・右リール13L,13M,13Rの回転をそれぞれ停止させて各図柄の可変表示を停止させる左・中・右ストップスイッチ21L,21M,21R、クレジットメダルを払い出すための精算スイッチ23、およびメダル投入口25が設けられている。なお、この実施形態では、1ゲーム(1回の遊技)に必要なメダル投入数(規定数)は、3枚の1種類が設定されている。また、各リール13L,13M,13Rそれぞれにより複数種類の図柄を可変表示する可変表示列が形成されており、各ストップスイッチ21L,21M,21Rは、各リール13L,13M,13Rそれぞれに対応して設けられている。
また、正面板9の上方のほぼ中央には、動画などを表示して遊技者に当選や入賞などを告知したり、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作態様を報知したりする演出を行うための液晶表示器27が設けられ、液晶表示器27のすぐ上方には、各種の入賞図柄が表示された説明パネル29が設けられ、液晶表示器27および説明パネル29の左右には、音楽や音声などによる演出を行うためのスピーカ31L,31Rがそれぞれ設けられている。また、説明パネル29およびスピーカ31L,31Rの上辺には中央ランプ部33Mが配設され、その左右には左・右ランプ部33L,33Rがそれぞれ配設されている。各ランプ部33M,33L,33Rには、それぞれ発光ダイオードなどの光源が配設されている。これらのランプ部33M,33L,33Rは一体的に形成され、遊技者に当選や入賞を告知するなどの演出を行うための上部ランプ部33を構成している。
また、操作板7の下方には、装飾画などが表示された下部パネル35が設けられ、この下部パネル35の左右には、それぞれ複数の光源が例えば2列に並んで配置された下部ランプ部37L,37Rが設けられている。また、下部パネル35の下方には、メダルの払出口39や、この払出口39から払い出されるメダルを受けるメダル受け41が設けられている。また、正面板9には入賞ラインが描かれ、正面板9の左下隅にはクレジットメダルの貯留枚数を表示するクレジット表示器45が配設されている。このクレジット表示器45は、例えば2個の7セグメントLEDで構成され、2桁の貯留枚数(最大で50枚)が表示可能になっている。
また、各リール13L,13M,13Rを支持する支持枠体が、筐体3内の後壁に固定されている。筐体3内の支持枠体の下方には、メダルを払出口39に排出するためのホッパーユニット43が配設されている。また、メダル投入口25付近の裏面側には、メダル投入口25に投入されたメダルが正規のものか否かを選別して正規のメダルのみをホッパーユニット43に導くメダルセレクタ48が配設されている。
続いて、スロットマシン1の電気的な構成について図3〜図9を参照して説明する。図3はスロットマシンの電気的構成を示すブロック図、図4はメイン制御基板およびサブ制御基板の機能を示す機能ブロック図である。また、図5は当選役とリールの図柄およびメダルの払出枚数との関係を示す図、図6は抽選テーブルと当選役グループとの関係を示す図である。また、図7はメイン制御基板から送信されるコマンドについて説明するための図、図8は当選役グループと報知演出との関係を示す図、図9はサブ制御基板において受信されたコマンドと報知演出実行の有無との関係を示す図である。
図3において、投入センサ53は、筐体3内部のメダル投入口25近傍であってメダルセレクタ48部分に設けられ、メダル投入口25に投入されたメダルを1枚ずつ検出するものである。払出センサ54は、ホッパーユニット43の出口に設けられ、払出口39に払い出されるメダルを1枚ずつ検出するものである。
左・中・右位置センサ55L,55M,55Rは、左・中・右リール13L,13M,13Rの回転位置をそれぞれ検出するためのもので、例えば、左・中・右リール13L,13M,13Rにそれぞれ設けられた突起部を検出するフォトインタラプタからなり、左・中・右リール13L,13M,13Rが回転すると、一周ごとに突起部を検出してその検出信号をメイン制御基板63に出力する。この実施形態では、例えば左・中・右位置センサ55L,55M,55Rが上記突起部を検出したときに、それぞれコマ番号20番の図柄が表示窓11の中段に位置するように構成されている。
ホッパーモータ57は、ホッパーユニット43に配設され、その駆動によりメダルを払出口39に向けて払い出すものである。
また、このスロットマシン1では、少なくとも遊技の進行に関する制御を行うメインCPU61が実装されたメイン制御基板63と、メイン制御基板63から送信された情報に基づき遊技の進行に合わせた演出の制御を行うサブCPU71が実装されたサブ制御基板73とが別々に設けられており、メイン制御基板63からサブ制御基板73に対して各種のデータがコマンド形式で一方通行で送信される。
メイン制御基板63のRAM65はスロットマシン1の遊技に関するデータを一時的に記憶するものであり、これにより、後述するフラグ格納手段651などの各種の記憶領域が形成される。また、メイン制御基板63のROM67は予め設定されたデータ(抽選テーブル671、停止テーブル672など)を含む遊技機用プログラム(スロットマシン1用のプログラム)を記憶する。
また、メイン制御基板63のメインCPU61は、タイマ割込などの割込機能を有し、ROM67に記憶された遊技機用プログラムを実行することにより、遊技の進行に関する処理を行う。また、メインCPU61は、後述する役抽選手段103による抽選処理における役抽選結果に関するデータ、各ストップスイッチ21L,21M,21R、スタートスイッチ19等の遊技者により操作される操作器具の操作に関するデータ、などのメイン制御基板63の制御状態に関する情報を示す種々のデータをコマンド形式でサブ制御基板73(サブCPU71)に送信する。
また、サブ制御基板73のメモリ75は、各種データを一時的に記憶するRAM部と、演出用の各種プログラムなどを記憶するROM部とを備えている。また、サブ制御基板73のサブCPU71は、タイマ割込などの割込機能を有し、サブCPU71は、メインCPU61から送信されるスロットマシン1に関する各種のデータ(役抽選手段103による抽選処理における役抽選結果、各ストップスイッチ21L,21M,21R、スタートスイッチ19等の操作器具が操作されたか、などに関するデータ)に基づいてメモリ75に格納されたプログラムを実行することで、遊技者に対する遊技に関連する演出の内容を決定する。また、サブ制御基板73のサブCPU71は、決定された演出の内容に基づいて、サブ制御基板73が有するI/Oポートを介して、液晶表示器27やスピーカ31L,31Rなどの演出機器の制御を行う。
なお、この実施形態では、メイン制御基板63により本発明の「メイン制御部」が構成され、サブ制御基板73により本発明の「サブ制御部」が構成されている。
(メイン制御基板)
次に、メイン制御基板63について詳細に説明する。図4に示すように、メイン制御基板63は、ROM67に格納されたプログラムを実行することにより実現される種々の機能や、ハードウェアが制御されることにより実現される種々の機能を備えている。
(1)遊技制御手段100
遊技制御手段100は、スロットマシン1の遊技を制御するものであり、操作態様判定手段100aを備えている。
a)操作態様判定手段100a
操作態様判定手段100aは、スロットマシン1に対する遊技者の操作態様を判定するものである。具体的には、各ベットスイッチ15,17、スタートスイッチ19、各ストップスイッチ21L,21M,21Rなどのスロットマシン1が備える各種スイッチに対する遊技者による操作の態様や、メダル投入口25への遊技者によるメダルの投入操作の態様など、遊技者によるスロットマシン1に対する種々の操作の態様を判定する。
次に、スロットマシン1において実行される遊技の概略について説明する。
この実施形態では、スロットマシン1は、3枚のメダルにより遊技が行われるように構成されており、投入センサ53、ベットスイッチ15または最大ベットスイッチ17により3枚のメダルのスロットマシン1への投入を検出すると、表示窓11の中央(中段)の水平な入賞ライン(センターライン)が有効となる。そして、規定数である3枚のメダルの投入を条件にスタートスイッチ19が操作されたことを検出すると、乱数を使用した抽選処理により、図6に示すように、予め設定された複数の役抽選結果(当選役グループ「左ベル」「中ベル」「右ベル」「中段チェリー」、ハズレ)のいずれかが、1回の遊技における役抽選結果として役抽選手段103により決定される。また、左・中・右リール13L,13M,13Rの全ての回転を開始させ、表示窓11に表示される各リール13L,13M,13Rの図柄を各リール13L,13M,13Rの回転角に合わせて判別することを開始する。
その後、左・中・右リール13L,13M,13Rが加速されて、所定の回転速度に達すると、すべてのストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効となる。すべてのストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効となった後、左ストップスイッチ21Lが操作されたことを検出すると左リールを停止させ、中ストップスイッチ21Mが操作されたことを検出すると中リール13Mを停止させ、右ストップスイッチ21Rが操作されたことを検出すると右リール13Rを停止させる。このように、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作により、各ストップスイッチ21L,21M,21Rに対応する左・中・右リール13L,13M,13Rの回転が停止する。
そして、3個すべての左・中・右ストップスイッチ21L,21M,21Rを操作し終えると、3個すべての左・中・右リール13L,13M,13Rの回転が停止する。このとき、図5に示すように入賞ライン上に当選役のいずれかに対応した図柄の組合せが揃うと、入賞となる。そして、入賞した当選役に応じた枚数のメダルが、払出口39から払い出される。
図5は、当選役の具体例を示したものである。図5中の「左リール」、「中リール」、「右リール」はそれぞれ左・中・右リール13L,13M,13Rの入賞ライン上の図柄を示し、「払出枚数」は各当選役に対応した図柄の組合せが入賞ライン上に揃ったときに遊技者へ払い出されるメダルの枚数を示している。また、「any」は、どの図柄でも良いことを示している。
(2)役抽選手段103
役抽選手段103は、ハズレを含む複数の役抽選結果のうちのいずれか1つを現在の遊技における役抽選結果として、乱数と抽選テーブル671とを使用した抽選処理により決定するものである。図6に示すように、抽選テーブル671には、乱数値と各役抽選結果(各当選役グループ)との対応関係が定義されている。なお、この実施形態では、抽選テーブル671には、後述する乱数発生手段103が発生させる乱数の全範囲中において各役抽選結果それぞれが対応付けされている領域を示す抽選データが格納されている。
また、図6に示すように、当選役グループ「左ベル」には、当選役「中段ベル」「一枚役1〜4」が対応付けされ、当選役グループ「中ベル」には、当選役「中段ベル」「一枚役5〜8」が対応付けされ、当選役グループ「右ベル」には、当選役「中段ベル」「一枚役9〜12」が対応付けされ、当選役グループ「中段チェリー」には、当選役「中段チェリー」が対応付けされている。そして、役抽選手段103による役抽選結果が、当選役グループのいずれかへの当選である場合には、当選した当選役グループに対応付けされている全ての当選役に当選し、対応付けされている全ての当選役に入賞可能な状態になるように構成されている。なお、以下では、後述する報知演出の対象となる特定の役抽選結果(報知対象役)である当選役グループ「左ベル」「中ベル」「右ベル」を「ベルグループ」と称して説明を行う。
a)乱数発生手段103a
乱数発生手段103aは、抽選用の乱数を所定の乱数値範囲内(本実施の形態では、0〜16383の範囲)で発生させるものである。乱数発生手段103aは、例えば、発振回路と、この発振回路が発生させたクロック信号をカウントするカウンタ回路とによって構成することができる。
b)乱数抽出手段103b
乱数抽出手段103bは、乱数発生手段103が発生させた乱数値を抽出するもので、乱数発生手段103aが発生させた乱数値を所定の条件で抽出する。この実施形態では、乱数抽出手段103bは、スタートスイッチ19が操作されたタイミングで、現在の遊技における役抽選手段103の抽選処理に使用される乱数値を抽出する。
なお、乱数発生手段103aは、カウンタ回路などによって構成されるため、乱数発生手段103aが発生させる数値は、厳密には乱数ではない。しかしながら、スタートスイッチ19が操作されるタイミングはランダムであると考えられるため、乱数抽出手段103bが抽出する数値は、実質的には乱数として取り扱うことができる。
c)抽選結果決定手段103c
抽選結果決定手段103cは、現在の遊技において乱数抽出手段103bにより抽出された乱数値に基づいて現在の遊技における役抽選結果を決定するものである。すなわち、この実施形態では、抽選結果決定手段103cは、抽選テーブル671を参照し、乱数抽出手段103bにより抽出された乱数値が、抽選テーブル671により定義されている各役抽選結果に対応した乱数値の領域のうち、どの領域に属するかを判定することにより、現在の遊技における役抽選結果を決定する。
本実施の形態では、抽選結果決定手段103cは、図6に示す「抽選順序」の順番で抽選データを順次選択し、乱数抽出手段103bが抽出した乱数の値から、選択した抽選データの値を順次減算する。そして、減算の結果が0を下回りマイナスになれば、このときに選択されている抽選データに対応する当選役グループに対応付けされている乱数の領域に乱数抽出手段103bにより抽出された乱数値が属し、当該抽選データに対応する当選役グループに当選していると判定して、この当選役グループを現在の遊技における役抽選結果として決定する。また、最後に選択した抽選データによっても当選とならない場合にはハズレを現在の遊技における役抽選結果として決定する。
d)抽選結果記憶手段103d
抽選結果記憶手段103dは、抽選結果決定手段103cにより決定された役抽選結果を記憶するためのものである。本実施の形態では、抽選結果記憶手段103dは、フラグ格納手段651に格納される役抽選結果識別フラグに、図6に示す、役抽選結果を識別するための抽選結果識別データを設定する。なお、図示されていないが、役抽選結果がハズレの場合は抽選結果識別データとして「0」が設定される。
(3)リール検出手段107
リール検出手段107は、左・中・右位置センサ55L,55M,55Rの検出信号と、左・中・右リール13L,13M,13Rを駆動する各リールモータ14L,14M,14Rへの供給パルス数とに基づき、左・中・右リール13L,13M,13Rの回転位置をそれぞれ検出するものである。すなわち、このリール検出手段107は、左・中・右リール13L,13M,13Rの回転中および回転停止時に、所定の基準位置(この実施形態では例えば、表示窓11の中段)に位置する図柄に対応するコマ番号をそれぞれ検出する。
(4)停止制御手段108
停止制御手段108は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作に基づき、停止テーブル672を用いて各リール13L,13M,13Rの停止制御を行って、各リール13L,13M,13Rにより可変表示される各図柄を役抽選手段103の役抽選結果に対応した表示態様で停止させるものである。すなわち、停止制御手段108は、1回の遊技毎に、抽選結果決定手段103cにより決定された役抽選結果と、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作態様に基づき各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
図6に示すとおり、「ベルグループ」のいずれかに当選した場合には、最初に操作されるストップスイッチの種類に応じて入賞ライン上に揃う図柄が異なり、入賞する当選役が異なるように設定されている。なお、図6中の「最初に操作されたストップスイッチ」の欄に記載された「左」・「中」・「右」はそれぞれ左・中・右ストップスイッチ21L,21M,21Rに対応している。また、「左」・「中」・「右」の各欄に記載された「○」・「×」は同一行に記載された当選役に対応した図柄の組合せ(図5参照)が入賞ライン上に揃うか否かを示し、具体的には、「○」は揃うことを示し、「×」は揃わないことを示している。
停止テーブル672は、役抽選手段103の役抽選結果それぞれに対応して複数のテーブルが設定されている。この停止テーブル672は、各リール13L,13M,13Rの停止位置を決定するためのものであって、ストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されたときのリール13L,13M,13Rの回転位置に応じて、各リール13L,13M,13Rの滑りコマ数をあらかじめ定めたものである。停止テーブル672は、この実施形態では、各リール13L,13M,13Rそれぞれについて、対応するストップスイッチ21L,21M,21Rの停止操作順序に対応して滑りコマ数が異なるように形成されている。すなわち、例えば、左リール13Lが1番目に停止(第1停止)されたときと、2番目に停止(第2停止)されたときと、3番目に停止(第3停止)されたときとで滑りコマ数(テーブルデータ)が異なるように、停止テーブル672は、各リール13L,13M,13Rの停止操作順序に対応して定められている。
具体的には、停止テーブル672は、各リール13L,13M,13Rそれぞれについて、対応する各ストップスイッチ21L,21M,21Rが1番目に操作されたときの第1停止用の停止テーブルと、2番目に操作されたときの第2停止用の停止テーブルと、3番目に操作されたときの第3停止用の停止テーブルとを個別に備えている。そして、各リール13L,13M,13Rそれぞれに対応する第1停止用の停止テーブルと、第2停止用の停止テーブルと、第3停止用の停止テーブルとには、役抽選手段103の役抽選結果に対応して、異なる滑りコマ数が定められている。
そして、停止制御手段108は、役抽選手段103の役抽選結果と、操作態様判定手段100aにより判定された、各ストップスイッチ13L,13M,13Rのうち、いずれのストップスイッチが何番目に操作されたのかという情報とに基づいて、複数の停止テーブル672の中から一の停止テーブル672を選択する。次に、この選択した一の停止テーブル672と、各リール13L,13M,13Rのうち、操作されたストップスイッチに対応するリールの、ストップスイッチが操作されたときの回転位置とから、操作されたストップスイッチに対応するリールの滑りコマ数を決定する。
ここで、滑りコマ数が0と決定されれば、直ちにリールの回転を停止させる。すなわち、滑りコマ数が0と決定されると、ストップスイッチが操作されたときに表示窓11の上段に表示されていた図柄は、そのまま表示窓11の上段に停止表示される。また、滑りコマ数が1と決定されれば、1コマ分だけリールを回転させて停止させる。すなわち、滑りコマ数が1と決定されると、ストップスイッチが操作されたときに表示窓11の上段に表示されていた図柄は、リールの回転方向に1コマずれて、表示窓11の中段に停止表示される。
また、停止制御手段108は、役抽選手段103の役抽選結果が当選役グループのいずれかへの当選であれば、この役抽選結果に基づいて選択された停止テーブル672と、各ストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されたときの各リール13L,13M,13Rの回転位置とから、当選役グループに設定されている当選役のいずれかに入賞するように各リール13L,13M,13Rの滑りコマ数を決定して、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。また、停止制御手段108は、役抽選手段103による役抽選結果がハズレであれば、この役抽選結果に基づいて選択された停止テーブル672と、各ストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されたときの各リール13L,13M,13Rの回転位置とから、複数の当選役のいずれにも入賞しないように各リール13L,13M,13Rの滑りコマ数を決定して、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
ところで、滑りコマ数には上限が設けられており、各リール13L,13M,13Rがそれぞれ所定の回転位置にあるタイミングで各ストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されなければ、停止制御手段108は、たとえ役抽選手段103による役抽選結果が当選役グループのいずれかへの当選であっても、表示窓11に表示される図柄が当選役に対応した入賞態様で停止表示されるようにリール13L,13M,13Rを停止制御することができない。したがって、停止制御手段108は、役抽選手段103の役抽選結果に基づいて、各リール13L,13M,13Rがそれぞれ所定の回転位置にあるタイミングでストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されることを条件にして、表示窓11に表示される図柄が当選役に対応した入賞態様で停止表示されるようにリール13L,13M,13Rを停止制御する。
本実施の形態では、役抽選手段103の役抽選結果が複数の当選役に同時に当選する当選役グループに決定された場合、すなわち、複数の当選役に重複当選した場合に、停止制御手段108は、予め定めた優先順位で図柄を入賞ライン上に停止させる。すなわち、図6に示す各当選役グループ「左ベル」「中ベル」「右ベル」のいずれかに当選することにより、複数の当選役に同時に当選している場合に、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作順序に対応して、優先的に入賞ライン上に揃える図柄(当選役)が異なるように、停止テーブル672に滑りコマ数が定められている。また、停止制御手段108は、操作態様判定手段100aにより判定される各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作順序に対応した停止テーブル672を選択することにより、操作順序に対応した役が入賞ラインに揃うように構成されている。
具体的には、図6に示すように、例えば役抽選手段103による役抽選結果が当選役グループ「左ベル」に当選であった場合に、操作態様判定手段100aにより、最初に左ストップスイッチ21Lに対して操作が行われたと判定されると、最も遊技者に有利である役「中段ベル」に対応した図柄が入賞ライン上に揃った状態で表示されるように各リール13L,13M,13Rが停止制御手段108により停止制御される。その一方で、操作態様判定手段100aにより、最初に左ストップスイッチ21Lに対して操作が行われなかったと判定されると、「中段ベル」に対応した図柄が入賞ライン上に揃った状態で表示されることはない。すなわち、当選した当選役グループ(「左ベル」「中ベル」「右ベル」)に対応して予め設定された操作順序でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されたと操作態様判定手段100aにより判定されない限り、当選役グループに含まれる遊技者に最も有利な役に対応した表示態様で図柄が表示されることはない。
なお、この実施形態では、次のようにして各リール13L,13M,13Rは停止制御手段108により停止制御される。例えば、役抽選手段103による役抽選結果が当選役グループ「左ベル」への当選であった場合に、1回目に操作されたストップスイッチの種類に応じて、対応するリールにおいて、入賞する当選役の種類が最も多い図柄が優先して入賞ライン上に停止表示される。例えば、1回目に左ストップスイッチ21Lが操作された場合には、「B1」の図柄が入賞ライン上に停止表示されれば、当選役グループ「左ベル」に含まれる全ての当選役(「中段ベル」「一枚役1」〜「一枚役4」)に入賞可能となるので、図柄「B1」が入賞ライン上に停止表示されるように停止制御される。
一方、1回目に中ストップスイッチ21Mが操作された場合には、「B2」の図柄が入賞ライン上に停止表示されれば、当選役グループ「左ベル」に含まれる2種類の当選役(「一枚役1」「一枚役2」)に入賞可能となり、「B3」の図柄が入賞ライン上に停止表示されれば、当選役グループ「左ベル」に含まれる2種類の当選役(「一枚役3」「一枚役4」)に入賞可能となる。これに対し、「B1」の図柄が入賞ライン上に停止表示されてしまうと、入賞可能となるのは、当選役グループ「左ベル」に含まれる1種類の当選役(「中段ベル」)のみとなる。したがってこの場合、図柄「B1」が入賞ライン上に停止表示されるように中リール13Mが停止制御されることはなく、中ストップスイッチ21Mの操作タイミングに応じて、図柄「B2」「B3」のいずれかが入賞ライン上に停止表示されるように中リール13Mが停止制御される。
また、1回目に右ストップスイッチ21Lが操作された場合には、「B2」の図柄が入賞ライン上に停止表示されれば、当選役グループ「左ベル」に含まれる2種類の当選役(「一枚役1」「一枚役3」)に入賞可能となり、「B3」の図柄が入賞ライン上に停止表示されれば、当選役グループ「左ベル」に含まれる2種類の当選役(「一枚役2」「一枚役4」)に入賞可能となる。これに対し、「B1」の図柄が入賞ライン上に停止表示されてしまうと、入賞可能となるのは、当選役グループ「左ベル」に含まれる1種類の当選役(「中段ベル」)のみとなる。したがって、この場合、図柄「B1」が入賞ライン上に停止表示されるように右リール13Rが停止制御されることはなく、右ストップスイッチ21Rの操作タイミングに応じて、図柄「B2」「B3」のいずれかが入賞ライン上に停止表示されるように右リール13Rが停止制御される。
次に、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの2回目の操作以降は、すでに停止表示されている図柄との組み合わせで、メダルの払出枚数が最も多い当選役に入賞するように、各リール13L,13M,13Rが停止制御手段108により停止制御される。例えば、1回目に左ストップスイッチ21Lが操作された場合には、図柄「B1」が入賞ライン上に停止表示されており、当選役「中段ベル」「一枚役1」〜「一枚役4」のいずれにも入賞可能である。したがって、入賞したときのメダルの払出枚数が最も多い当選役「中段ベル」に入賞するように、中・右リール13M,13Rが停止制御手段108により停止制御される。
また、1回目に中ストップスイッチ21Mが操作された場合には、図柄「B2」「B3」のいずれかが入賞ライン上に停止表示されており、「一枚役1」〜「一枚役4」のいずれかに入賞可能である。このとき、「一枚役1」〜「一枚役4」のいずれに入賞したときのメダルの払出枚数も全て同数(1枚)であるので、左・右ストップスイッチ21L,21Rの操作タイミングに応じて、「一枚役1」〜「一枚役4」のいずれかに入賞するように、左・右リール13L,13Rが停止制御手段108により停止制御される。
また、1回目に右ストップスイッチ21Rが操作された場合には、図柄「B2」「B3」のいずれかが入賞ライン上に停止表示されており、「一枚役1」〜「一枚役4」のいずれかに入賞可能である。このとき、「一枚役1」〜「一枚役4」のいずれに入賞したときのメダルの払出枚数も全て同数(1枚)であるので、左・中ストップスイッチ21L,21Mの操作タイミング応じて、「一枚役1」〜「一枚役4」のいずれかに入賞するように、左・中リール13L,13Mが停止制御手段108により停止制御される。
そして、同様にして、例えば役抽選手段103による役抽選結果が当選役グループ「中ベル」に当選であった場合に、操作態様判定手段100aにより、最初に中ストップスイッチ21Mに対して操作が行われたと判定されると、最も遊技者に有利である役「中段ベル」に対応した図柄が入賞ライン上に揃った状態で表示されるように各リール13L,13M,13Rが停止制御手段108により停止制御される。また、同様にして、例えば役抽選手段103による役抽選結果が当選役グループ「右ベル」に当選であった場合に、操作態様判定手段100aにより、最初に右ストップスイッチ21Rに対して操作が行われたと判定されると、最も遊技者に有利である役「中段ベル」に対応した図柄が入賞ライン上に揃った状態で表示されるように各リール13L,13M,13Rが停止制御手段108により停止制御される。
なお、「中段ベル」に入賞可能な状態の場合には、どのようなタイミングでストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されても、「中段ベル」に係る図柄が必ず入賞ライン上に揃うように左・中・右リール13L,13M,13Rの図柄が配置されているため、必ず「中段ベル」に入賞する。すなわち、当選グループ「左ベル」「中ベル」「右ベル」のいずれかに当選した場合に、各当選役グループそれぞれに予め設定されている遊技者に有利な操作態様で各ストップスイッチ21L,21M,21Rが遊技者により操作されれば、各ストップスイッチ21L,21M,21Rがどのようなタイミングで操作されても、「中段ベル」に対応した図柄が入賞ライン上に揃うように各リール13L,13M,13Rが停止制御手段108により停止制御される。
(5)報知許可状態設定手段105
報知許可状態設定手段105は、サブ制御基板73に演出として遊技者に有利な報知演出を許可するか否かを示す報知許可状態を設定するものである。本実施の形態では、サブ制御基板73において実行される遊技者に有利な報知演出として、遊技者に有利なストップスイッチ21L,21M,21Rの操作態様を報知する演出が採用されている。また、報知許可状態は、所定の開始条件を満足した場合に、報知演出が許可された許可状態となり、所定の終了条件を満足した場合に許可状態が終了する。
本実施の形態では、「中段チェリー」に入賞した場合に、報知許可状態の開始条件を満足したとして、フラグ格納手段651に格納される報知許可フラグの状態が報知許可状態が許可状態であることを示すONに設定される。また、予め設定された回数(例えば、20回)の遊技が実行されると、報知許可状態の終了条件を満足したとして、フラグ格納手段651に格納される報知許可フラグの状態が報知許可状態が不許可状態であることを示すOFFに設定される。
なお、例えば、フラグ格納手段651を形成する記憶領域を構成する各ビットのうちの1ビットを報知許可フラグとして割り当て、当該ビットのON、OFFを設定することにより、報知許可フラグの状態をフラグ格納手段651に格納することができる。
(6)通知情報選択手段106
通知情報選択手段106は、1回の遊技毎に、通知情報としてコマンド形式でサブ制御基板73に送信されるメイン制御基板63の情報を選択するためのものである。
本実施の形態では、通知情報選択手段106は、役抽選手段103による抽選処理における役抽選結果に関するデータ、各ストップスイッチ21L,21M,21R、スタートスイッチ19等の遊技者により操作される操作器具の操作に関するデータ、などの種々のデータをサブ制御基板73(サブCPU71)に通知情報として送信するための情報として選択する。通知情報選択手段106により選択された情報は、所定形式のコマンドに格納され、後述するサブ制御コマンド送信手段112によりサブ制御基板73に通知情報として送信される。なお、本実施の形態では、コマンドは、コマンドの種類を特定するためのデータ部とコマンドの種類に応じた内容を特定するためのパラメータ部とを含む構成となっている。
具体的には、通知情報選択手段106は、役抽選手段103による抽選処理が実行された後に、報知許可状態設定手段105により設定された報知許可フラグの状態に関係なく、役抽選結果識別フラグを参照して、図6および図7に示すように、役抽選手段103による役抽選結果を特定可能な抽選結果識別データ(本発明の「第1の情報」に相当)を通知情報として選択する。選択された抽選結果識別データは、サブ制御基板73が役抽選結果を特定するための役抽選結果通知コマンドのパラメータ部に設定される。
また、通知情報選択手段106は、報知許可状態設定手段105により報知許可フラグがONに設定されて報知許可状態が許可状態であり、役抽選結果が「ベルグループ」への当選である場合には、図7に示すように、それぞれ報知許可状態が許可状態であると特定可能な情報であって、当選役グループ(「左ベル」「中ベル」「右ベル」)ごとに異なる情報が設定される許可個別データ(本発明の「個別情報」、「第2の情報」に相当)を通知情報としてさらに選択する。すなわち、役抽選結果が、それぞれ、当選役グループ「左ベル」である場合には「1」が設定された許可個別データが通知情報として選択され、当選役グループ「中ベル」である場合には「2」が設定された許可個別データが通知情報として選択され、当選役グループ「右ベル」である場合には「3」が設定された許可個別データが通知情報として選択される。そして、選択された許可個別データは、サブ制御基板73が報知許可状態を特定するための情報コマンドのパラメータ部に設定される。なお、情報コマンドに許可個別データが設定されていれば、サブ制御基板73において、報知許可状態が許可状態であると特定される。
また、通知情報選択手段106は、報知許可状態設定手段105により報知許可フラグがOFFに設定されて報知許可状態が不許可状態である場合には、図7に示すように、報知許可状態が不許可状態であると特定可能な不許可データ(本発明の「第3の情報」に相当)を通知情報としてさらに選択する。すなわち、図7に示すように「0」が設定された不許可データが通知情報として選択される。そして、選択された不許可データは、サブ制御基板73が報知許可状態を特定するための情報コマンドのパラメータ部に設定される。なお、情報コマンドに不許可データが設定されていれば、サブ制御基板73において、報知許可状態が不許可状態であると特定される。
図7は、情報コマンドのパラメータ部に設定されるデータの一例を示すものであり、上記したように、報知許可フラグがONであるときに、「左ベル」に当選した場合は「1」が、「中ベル」に当選した場合は「2」が、「右ベル」に当選した場合は「3」が、許可個別データとして通知情報選択手段106によりそれぞれ選択される。一方、報知許可フラグがOFFであるときには、当選役グループ「左ベル」「中ベル」「右ベル」のいずれに当選した場合であっても、共通の「0」が不許可データとして通知情報選択手段106により選択される。
(7)図柄判定手段109
図柄判定手段109は、リール検出手段107により検出された各リール13L,13M,13Rそれぞれの回転位置に基づき、停止制御手段108により停止制御されて停止した各リール13L,13M,13Rによる各図柄の表示態様が、予め定められた表示態様であるかどうかの判定を行うものである。
具体的には、本実施の形態では、図柄判定手段109は、図5の「中段ベル」「一枚役1」〜「一枚役12」「中段チェリー」に示す表示態様で図柄が入賞ライン上に揃うと、小役入賞と判定する。
(8)払出制御手段110
払出制御手段110(本発明の「利益付与手段」に相当)は、図柄判定手段109による判定結果に基づき、遊技者に所定の利益を付与するものである。この実施形態では、払出制御手段110は、図柄判定手段109により小役入賞と判定されたときに、ホッパーユニット43を動作させて、入賞した当選役に対応した払出数だけメダルを払い出すことにより、遊技者に利益を付与する。
(9)設定可否制御手段111
設定可否制御手段111は、メダル等の遊技媒体の賭け数の設定の可否を制御するためのものである。本実施の形態では、メダルセレクタ48の動作を制御することにより、メダル受入可と受入不可とを切換える。また、ベットスイッチ15および最大ベットスイッチ17が操作されたときの賭け数の設定可否を制御する。
(10)サブ制御コマンド送信手段112
サブ制御コマンド送信手段112(本発明の「送信手段」に相当)は、メイン制御基板63からサブ制御基板73へ、通知情報選択手段106により選択された種々の情報を含むコマンドを通知情報として一方通行で送信するものである。すなわち、サブ制御コマンド送信手段112は、通知情報選択手段106により選択された情報により作成された役抽選結果通知コマンドや情報コマンドなど、メイン制御基板63の情報を含むコマンドを通知情報としてサブ制御基板73へ送信する。
(サブ制御基板)
次に、サブ制御基板73について詳細に説明する。サブ制御基板73は、メイン制御基板63から通知情報として送信されたコマンドを受信し、メイン制御基板63の動作や状態に応じた演出を行うものである。図4に示すように、サブ制御基板73は、メモリ75に格納されたプログラムを実行することにより実現される種々の機能や、ハードウェアが制御されることにより実現される種々の機能を備えている。
(11)サブ制御コマンド受信手段113
サブ制御コマンド受信手段113は、メイン制御基板63のサブ制御コマンド送信手段112により送信された種々のデータを含むコマンドを受信するものである。サブ制御コマンド受信手段113は、メイン制御基板63から通知情報として送信されるコマンドを受信し、コマンドを受信すれば、演出内容決定手段114に通知を行う。
(12)演出態様記憶手段751
演出態様記憶手段751は、遊技者に有利な報知演出を含む演出の態様を決定するための演出態様識別データ(本発明の「演出決定用情報」に相当)を記憶するためのものである。本実施の形態では、サブ制御基板73のメモリ75が備えるROM部の所定の記憶領域により演出態様記憶手段751が形成されている。
図8に示すように、「ベルグループ」の当選役グルーブそれぞれに対応して演出態様を決定するための演出態様識別データが予め定められている。なお、図8では図示を省略しているが、役抽選結果が当選役グループ「中段チェリー」に対応した演出態様識別データ、役抽選結果が「ハズレ」に対応した演出態様識別データも予め定められている。
(13)演出内容決定手段114
演出内容決定手段114は、メイン制御基板63のサブ制御コマンド送信手段112により送信されたコマンドに含まれる情報に基づいて、演出の内容を決定するためのものである。具体的には、遊技の進行や、役抽選手段103の役抽選結果などに対応して予め設定された演出パターンから、液晶表示器27に表示される動画を決定したり、スピーカ31L,31Rから流れる音楽や音声を決定したり、上部ランプ部33や下部ランプ部37L,37Rの光源を一斉にあるいは個別に点滅したりするなどの演出を決定する。
また、本実施の形態では、図8に示すように、演出内容決定手段114は、演出態様記憶手段751に記憶されている演出態様識別データから、受信された役抽選結果通知コマンドに含まれる抽選結果識別データにより特定される役抽選結果(当選役グループ)に対応する演出態様識別データを選択する。例えば、役抽選結果通知コマンドの抽選結果識別データにより特定された役抽選結果が、それぞれ、当選役グループ「左ベル」である場合には、当選役グループ「左ベル」に対応した演出態様識別データとして「1」が選択され、当選役グループ「中ベル」である場合には、当選役グループ「中ベル」に対応した演出態様識別データとして「2」が選択され、当選役グループ「右ベル」である場合には、当選役グループ「右ベル」に対応した演出態様識別データとして「3」が選択される。
なお、図8に示すように、各演出態様識別データ「1」〜「3」には、それぞれ、各当選役グループ「左ベル」「中ベル」「右ベル」それぞれに対応して予め定められた遊技者に有利な報知演出が対応付けされている。本実施の形態では、「ベルグループ」のいずれかに当選した場合に、当選した当選役グループに対応する遊技者に有利な報知演出が実行されることにより、各ストップスイッチ21L,21M,21Rが報知演出に従って遊技者により操作されると、遊技者がより多くのメダルが獲得できるように構成されている。
また、演出内容決定手段114は、図9に示すように、サブ制御コマンド受信手段113により受信された役抽選結果通知コマンドの抽選結果識別データにより特定される役抽選手段103の役抽選結果が「ベルグループ」のいずれかである場合に、同じ遊技において、当選した当選役グループに対応する許可個別データを含む情報コマンドがサブ制御コマンド受信手段113により受信されれば、役抽選結果通知コマンドの抽選結果識別データに基づいて選択された演出態様識別データに対応した遊技者に有利な報知演出を演出の内容として決定する。また、演出内容決定手段114は、図9に示すように、役抽選結果通知コマンドの抽選結果識別データにより特定された役抽選結果が「ベルグループ」のいずれかである場合であっても、サブ制御コマンド受信手段113により受信された情報コマンドに、役抽選結果通知コマンドの抽選結果識別データにより特定される役抽選結果に対応した許可個別データが格納されていなければ、遊技者に有利な操作態様がわかる報知演出を演出の内容として決定しない。
本実施の形態では、図8および図9に示すように、役抽選結果通知コマンドの抽選結果識別データに基づいて演出内容決定手段114により選択された演出態様識別データと一致する許可個別データを含む情報コマンドがサブ制御コマンド受信手段113により受信された場合に、役抽選結果通知コマンドの抽選結果識別データにより特定された役抽選結果(当選役グループ)に対応した情報が設定された許可個別データを含む情報コマンドがサブ制御コマンド受信手段113により受信されたとして、選択されている演出態様識別データに対応付けされた遊技者に有利な報知演出が演出内容決定手段114により演出の内容として決定される。すなわち、選択済みの演出態様識別データにより決定される遊技者に有利な演出に対応付けされた当選役グループに対応する情報が設定された許可個別データを含む情報コマンドがサブ制御コマンド受信手段113により受信された場合に、選択されている演出態様識別データに対応付けされた遊技者に有利な報知演出が演出内容決定手段114により演出の内容として決定される。
具体的には、図9に示すように、役抽選結果通知コマンドのパラメータ部(抽選結果識別データ)が「1」のコマンドが受信された場合は、演出態様識別データとして「1」が選択されるが、受信された情報コマンドに含まれる許可個別データが「1」であれば、情報コマンドに含まれる許可個別データと、選択された演出態様識別データとが一致するので、役抽選結果通知コマンドの抽選結果識別データに対応する許可個別データを含む情報コマンドが受信されたとして、遊技者に有利な操作態様がわかる報知演出が実行される。また、抽選結果識別データが「2」または「3」のコマンドが受信された場合も、同様に、受信された情報コマンドのパラメータ部に設定された情報が、選択された演出態様識別データ、すなわち、役抽選結果通知コマンドのパラメータ部に設定された抽選結果識別データに対応した許可個別データであれば、遊技者に有利な操作態様がわかる報知が実行される。
なお、演出内容決定手段114は、液晶表示器27に各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作順序を表示したり、スピーカ31L,31Rにより各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作順序を音声により報知したり、各ストップスイッチ21L,21M,21Rそれぞれに設けられたランプを所定順序で点滅させることにより各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作順序を報知したり、各リール13L,13M,13Rそれぞれに設けられたバックライトを所定順序で点滅させることにより各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作順序を報知したりする演出を演出内容として決定する。
一方、図9に示すように、役抽選結果通知コマンドのパラメータ部(抽選結果識別データ)が「1」のコマンドが受信された場合は、演出態様識別データとして「1」が選択されるが、受信された情報コマンドのパラメータ部が「1」以外であれば、遊技者に有利な操作態様がわかる報知が実行されない。また、役抽選結果通知コマンドの抽選結果識別データが「2」または「3」のコマンドが受信された場合も、同様に、受信された情報コマンドのパラメータ部に設定された情報が、役抽選結果通知コマンドのパラメータ部に設定された抽選結果識別データに対応した許可個別データでなければ、遊技者に有利な操作態様がわかる報知が実行されない。
また、演出内容決定手段114は、図9に示すように、パラメータ部に不許可データである「0」が設定された情報コマンドがサブ制御コマンド受信手段113により受信された場合には、遊技者に有利な報知演出を演出の内容として決定しない。
なお、演出内容決定手段114により決定された演出内容に関するデータを含む信号が、表示制御手段115および音声制御手段116に送信される。
(14)表示制御手段115
表示制御手段115(本発明の「演出実行手段」に相当)は、演出内容決定手段114から送信された信号に含まれるデータに基づいて、液晶表示器27に動画(画像)を表示したり、上部ランプ部33や下部ランプ部37L,37Rなどの光源を一斉にあるいは個別に点滅したりするなどの演出を実行するものである。
(15)音声制御手段116
音声制御手段116(本発明の「演出実行手段」に相当)は、演出内容決定手段114から送信された信号に含まれるデータに基づいて、スピーカ31L,31Rから音楽を流したり、音声を出力したりするなどの演出を実行するものである。
本実施の形態では、例えば、「1」の演出態様決定データを受信した場合は、「左ベル」に当選したことがわかる演出や、最初に左ストップスイッチ21Lを操作するよう促す演出が実行される。
なお、本実施の形態では、例えば、演出態様識別データ「1」〜「3」に関連する情報が受信された場合には、液晶表示器27に各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作順序を表示したり、スピーカ31L,31Rにより各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作順序を音声により報知したり、各ストップスイッチ21L,21M,21Rそれぞれに設けられたランプを所定順序で点滅させることにより各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作順序を報知したり、各リール13L,13M,13Rそれぞれに設けられたバックライトを所定順序で点滅させることにより各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作順序を報知したりする演出が、表示制御手段115および音声制御手段116により実行される。
(動作)
次に、図10〜図12を参照して、この実施形態における動作の一例について説明する。なお、この実施形態では、報知許可状態が許可状態(報知許可フラグがON)のときに、「ベルグループ」(「左ベル」「中ベル」「右ベル」)のいずれかに当選した場合に、当選した当選役グループに対応して設定された遊技者に有利となる各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作順序を報知する報知演出が実行される。
また、以下で説明する動作は、上記した種々の機能および手段と、説明は省略したが、メイン制御基板63のメインCPU61およびサブ制御基板73のサブCPU71が種々のプログラムを実行することにより実現されるその他の機能とにより実行される処理である。また、以下の処理で実行される各種のフラグをON(オン)またはOFF(オフ)に設定したり、各種のフラグに値を設定したりする処理については、周知の技術であるので、その詳細な説明は省略する。
1.メイン処理
図10および図11を参照してメイン制御処理について説明する。図10および図11はメイン制御処理を示すフローチャートであり、図11は図10に続くフローチャートである。
メイン制御処理はメイン制御基板63において実行される処理であり、メダルが投入されることにより賭け数として規定数(3枚)が設定されたかどうかが判定され(ステップS100)、規定数が賭け数として設定されるまで待機する(ステップS100でNO)。規定数のメダルが投入されれば(ステップS100でYES)、スタートスイッチ19が操作されるまで待機し(ステップS101でNO)、スタートスイッチ19が操作されれば遊技を開始し(ステップS101でYES)、設定可否制御手段111により、賭け数の設定が不可能な状態に設定される(ステップS102)。
次に、役抽選手段103による抽選処理が実行され(ステップS103)、サブ制御コマンド送信手段112により、役抽選結果がサブ制御基板へ通知される(ステップS104)。また、役抽選処理の後、役抽選結果が報知対象役(AT対象結果)である「ベルグループ」に当選であるか否かが判定される(ステップS105)。報知対象役に当選であれば(ステップS105でYES)、ステップS106へ進み、報知対象役に当選でなければ(ステップS105でNO)、ステップS110へ進む。
ステップS106では、報知許可状態が許可状態であるか不許可状態であるかが判定され、許可状態であれば(ステップS106でYES)、通知情報選択手段106により、情報コマンドのパラメータ部に設定されるデータとして役抽選結果に対応した許可個別データが選択され(ステップS107)、不許可状態であれば(ステップS106でNO)、通知情報選択手段106により、情報コマンドのパラメータ部に設定されるデータとして不許可データが選択される(ステップS108)。そして、ステップS107またはステップS108において選択された情報に基づいて作成された情報コマンドがサブ制御基板73に送信される(ステップS109)。
続いて、各リール13L,13M,13Rの回転が開始され(ステップS110)、回転中の各リール13L,13M,13Rそれぞれに対応する各ストップスイッチ21L,21M,21Rのいずれかが操作されるまで待機し(ステップS200でNO)、各ストップスイッチ21L,21M,21Rのいずれかが操作されれば(ステップS200でYES)、停止制御手段108によるリール回転の停止制御により、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転が停止される(ステップS201)。
そして、全てのリール13L,13M,13Rの回転が停止されるまでステップS200、ステップS201の処理が繰返して実行され(ステップS202でNO)、全てのリール13L,13M,13Rが停止されれば(ステップS202でYES)、図柄判定手段109により図柄の判定が行われる(ステップS203)。そして、図柄判定手段109による判定結果に基づいて、必要に応じて払出制御手段110によりメダル払出処理が実行される(ステップS204)。
続いて、報知許可フラグがOFFであれば(ステップS205でNO)、ステップS206へ進み、報知許可フラグがONであれば(ステップS205でYES)、ステップS207へ進む。
ステップS206では報知許可状態の開始条件が成立したか否かが判定され、報知許可状態の開始条件が成立していれば(ステップS206でYES)、報知許可フラグがONに設定される(ステップS208)。その後、ステップ210へ進む。一方、報知許可状態の開始条件が成立していなければ(ステップS206でNO)、ステップ210へ進む。
ステップS207では、報知許可状態の終了条件が成立したか否かが判定され、報知許可状態の終了条件が成立していれば(ステップS207でYES)、報知許可フラグがOFFに設定され(ステップS209)、その後、ステップ210へ進む。一方、報知許可状態の終了条件が成立していなければ(ステップS207でNO)、ステップ210へ進む。
そして、ステップS210において、設定可否制御手段111により、賭け数の設定が可能な状態に設定されることで、1回の遊技が終了する。その後、ステップS100からの処理が繰り返し実行される。
2.サブ制御処理
図12を参照してサブ制御処理について説明する。図12はサブ制御処理を示すフローチャートである。
図12に示すサブ制御処理は、サブ制御基板73において実行される処理であり、まず、メイン制御基板63から送信されたコマンドがサブ制御コマンド受信手段113により受信されるまで待機し(ステップS301でNO)、コマンドが受信されると(ステップS301でYES)、役抽選結果通知コマンドであるか否かが判定される(ステップS302)。役抽選結果通知コマンドであれば(ステップS302でYES)、役抽選結果通知コマンドの抽選結果識別データにより特定される役抽選結果が記憶され(ステップS304)、役抽選結果に対応する演出態様識別データが選択されて(ステップS305)、ステップS301へ戻る。一方、役抽選結果通知コマンドでなければ(ステップS302でNO)、ステップS303へ進む。
ステップS303では、受信されたコマンドが情報コマンドであるか否かが判定される(ステップS303)。受信されたコマンドが情報コマンドであれば(ステップS303でYES)、ステップ306へ進む。一方、受信されたコマンドが情報コマンドでなければ(ステップS303でNO)、受信コマンドに対応した処理が実行され(ステップS307)、ステップS301へ戻る。
ステップS306では、ステップS305で演出内容決定手段114により選択された演出態様識別データと受信された情報コマンドのパラメータ部に設定されている許可個別データとが一致するか否かにより、所定の許可個別データであるか否かが判定される。所定の許可個別データであれば(ステップS306でYES)、遊技者にとって有利な情報を報知する報知演出が実行され(ステップS308)、ステップS301へ戻る。一方、所定の許可個別データでなければ(ステップS306でNO)、遊技者にとって有利な情報を報知する報知演出が実行されることなく、ステップS301へ戻る。
以上のように、この実施形態では、特定の役抽選結果である「ベルグループ」を含む複数の役抽選結果のうちのいずれか1つが1回の遊技における役抽選結果として役抽選手段103により抽選により決定される。また、複数の役抽選結果に含まれる「ベルグループ」に対応する演出として予め定められた遊技者に有利な報知演出をサブ制御基板73に許可するか否かを示す報知許可フラグが報知許可状態設定手段105によりメイン制御基板63において設定される。また、サブ制御コマンド送信手段112によりメイン制御基板63の情報が通知情報としてコマンド形式でサブ制御基板73に送信されるが、1回の遊技毎に、報知許可フラグがOFFの場合は、役抽選手段103により決定された当該役抽選結果を特定可能な抽選結果識別データが通知情報として通知情報選択手段106により選択され、報知許可フラグがONの場合は、抽選結果識別データと報知許可フラグがONであると特定可能な許可個別データとが通知情報として通知情報選択手段106により選択される。
また、サブ制御基板73において、サブ制御コマンド送信手段112によりコマンド形式で送信された通知情報がサブ制御コマンド受信手段113により受信され、表示制御手段115および音声制御手段116により実行される演出の内容がサブ制御コマンド受信手段113により受信されたコマンド形式の通知情報に基づいて演出内容決定手段に114より決定される。すなわち、サブ制御コマンド受信手段113により通知情報として受信された役抽選結果通知コマンドの抽選結果識別データにより特定される役抽選結果が「ベルグループ」のいずれかである場合に、同じ遊技において、サブ制御コマンド受信手段113により、当該役抽選結果に対応する許可個別データが設定された情報コマンドが受信された場合には、当該役抽選結果に対応して予め定められた遊技者に有利な報知演出が演出の内容として演出内容決定手段114により決定される。
そのため、従来と異なり、遊技者に有利な報知演出がサブ制御基板73において実行され得るか否かは、メイン制御基板63の報知許可状態設定手段105により設定される。また、1回の遊技において、抽選結果識別データおよび許可個別データの両情報が適切な組み合わせでサブ制御基板73おいて適切に受信されなければ、遊技者に有利な報知演出が演出の内容として演出内容決定手段114により決定されることがない。したがって、毎回の遊技において、複数の適切な情報がサブ制御コマンド受信手段113により受信されないと遊技者に有利な報知演出が実行されないので、メイン制御基板63からサブ制御基板73へ送信される通知情報(コマンド)が不正行為者により改変される不正行為が行われた場合であっても、1回の遊技においてメイン制御基板63からサブ制御基板73に送信される抽選結果識別データおよび許可個別データの両情報を改変するのは困難であり、サブ制御基板73において遊技者に有利な報知演出が不正に実行されるのを防止することができる。
また、不正行為者は、メイン制御基板63からサブ制御基板73へ送信される通知情報(コマンド)を毎回の遊技において改変しなければ、毎回の遊技において遊技者に有利な報知演出を不正に実行させることができない。そのため、不正行為者がたとえ1回の遊技において偶然に不正行為に成功した場合であっても、次回の遊技では再度不正行為に成功しなければ報知演出が不正に実行されるおそれがない。したがって、複数の情報を毎回の遊技において改変するのは困難であり、不正行為者が偶然に不正行為に成功した遊技の次回以降の遊技において、不正行為者が報知演出が実行されるという利益を不正に獲得し続けることが困難であるので、不正行為が行なわれた場合の被害を最小限に抑制することができる。
また、サブ制御コマンド受信手段113により受信された抽選結果識別データにより特定される役抽選結果に応じて、演出の内容を決定するための演出態様識別データが演出内容決定手段114により設定される。また、同じ遊技において、演出内容決定手段114により設定された演出態様識別データに一致する許可個別データがサブ制御受信手段113により受信された場合には、抽選結果識別データにより特定される役抽選結果に対応する許可個別データが受信されたとして、演出内容決定手段114により設定された演出態様識別データに基づいて遊技者に有利な報知演出が演出の内容として演出内容決定手段114により決定される。したがって、演出内容を決定するための演出態様識別データを用いて報知演出を実行するか否かを決定することができるので、演出内容を決定する処理および報知演出を実行するか否かを決定する処理を演出態様識別データを用いて演出内容決定手段114において効率よく実行することができる。また、許可個別データが適切か否かを判定するための処理と、演出内容を決定するための処理とに、演出態様識別データを共用することができるので、処理に使用されるメモリの記憶領域の削減を図ることができる。
また、報知許可フラグがOFFの場合は、報知許可状態が不許可状態であると特定可能な不許可データが通知情報として通知情報選択手段106により選択される。また、サブ制御基板受信手段113により通知情報として不許可データを含む情報コマンドが受信された場合には、遊技者に有利な報知演出が演出の内容として演出内容決定手段114により決定されない。したがって、報知許可フラグがOFFであると特定可能な不許可データを含む情報コマンドが通知情報としてサブ制御基板73に送信されることにより、サブ制御基板73において、不許可データがサブ制御コマンド受信手段113により受信されたか否かに基づいて、報知許可フラグがON状態であるかOFF状態であるかを演出内容決定手段114により簡単に決定することができる。
また、サブ制御基板73においてサブ制御コマンド受信手段113により不許可データが受信されたタイミングで報知演出を実行しないことを決定することができるので、例えば、適切な許可個別データが受信されたか否かを判定するために所定の待ち時間を設け、所定の待ち時間の間に許可個別データが受信されなければ報知演出が実行されないように構成された場合などと比較すると、報知演出を実行するか否かの決定するための処理の処理時間の短縮を図ることができる。
なお、受信された許可個別データが、役抽選結果に対応した許可個別データであるか否かを判定する方法としては、抽選結果識別データと許可個別データとを直接比較してもよい。例えば、抽選結果識別データと許可個別データとが一致するか否かによって判定してもよいし、抽選結果識別データに所定の演算をした結果が許可個別識別データと一致するか否かによって判定してもよい。
(変形例)
次に、図13を参照して変形例について説明する。図13は本発明の変形例におけるコマンドについて説明するための図である。
この変形例が上記した実施形態と異なるのは、「ベルグループ」に当選したときに、情報コマンドのパラメータ部に当選役グループ(「左ベル」「中ベル」「右ベル」)ごとに異なる許可個別データが設定されず、図13に示すように、情報コマンドのパラメータ部に報知許可状態が許可状態(報知許可フラグがON)であると特定可能な同一のデータ(この変形例では「1」)が第2の情報として設定される点である。このように構成しても上記した実施形態と同様の効果を奏することができると共に、抽選結果識別データおよび第2の情報(「1」)がサブ制御基板73により受信されることにより報知演出が実行されるように構成することで、簡易な処理を実現することができる。
<第2実施形態>
本発明にかかる遊技機の第2実施形態たるスロットマシンについて、図14および図15を参照して説明する。図14は本発明にかかる遊技機の第2実施形態たるスロットマシンの電気的構成を示すブロック図、図15は図14のスロットマシンの動作を説明するための図であって、(A)は状態コマンドを示し、(B)はサブ制御基板において受信されたコマンドと報知演出実行の有無との関係を示す図である。
この実施形態が上記した実施形態と異なるのは、図15(A)に示すように、報知許可状態が許可状態(報知許可フラグがON)の場合に、許可個別データ(情報コマンド)とは異なるタイミングでサブ制御コマンド送信手段112により送信されるものであって、報知許可状態が許可状態であると特定可能な設定データ(本発明の「共通情報」に相当)が設定される状態コマンドが併用される点である。状態コマンドは、報知許可状態が許可状態である場合に、通知情報選択手段106により通知情報としてさらに選択される設定データがパラメータ部に設定されたものであり、サブ制御コマンド送信手段112により、情報コマンドとは異なるタイミング(例えば、スタートレバーの操作を検知したとき)でサブ制御基板73に送信される。なお、図15(A)に示すように、設定データには、役抽選結果にかかわらず同一の値が設定される(不許可状態「0」、許可状態「1」)。
また、図14に示すように、演出内容決定手段114は、役抽選結果通知コマンドに含まれる抽選結果識別データにより特定された役抽選結果が「ベルグループ」のいずれかへの当選であり、当選した当選役グループに対応する許可個別データを含む情報コマンドが受信された場合であっても、報知許可状態が許可状態であることを特定可能な設定データ(この実施形態では「1」)が設定された状態コマンドがサブ制御コマンド受信手段113により受信されない場合には、遊技者に有利な報知演出を演出の内容として決定することを取り消す決定取消手段114aを備えている。
このように構成されたスロットマシン1では、図15(B)に示すように、適切な許可個別データがサブ制御コマンド受信手段113により受信された場合であっても、状態コマンドの設定データにより特定される報知許可状態が不許可状態であれば、決定取消手段114aにより報知演出が演出の内容として決定されることが取り消されるので、報知演出が実行されない。
したがって、毎回の遊技において、適切な抽選結果識別データ、許可個別データおよび設定データがサブ制御コマンド受信手段113により受信されなければ遊技者に有利な報知演出が実行されないので、メイン制御基板63からサブ制御基板73へ送信される抽選結果識別データ、許可個別データおよび設定データの全ての情報をサブ制御基板73において報知演出が実行されるように改変するのがさらに困難であり、サブ制御基板73において遊技者に有利な報知演出が不正に実行されるのをより一層確実に防止することができる。
また、状態コマンドを役抽選手段103による抽選タイミングに関係なくメイン制御基板63からサブ制御基板73にサブ制御コマンド送信手段112により送信することができ、サブ制御コマンド受信手段113により受信された状態コマンド(設定データ)に基づいて報知演出の有無をサブ制御基板73において決定することができるので、不正行為者が不正に報知演出が実行されるという利益を獲得し続けることの困難性をさらに高めることができる。
また、状態コマンドの設定データにより特定される報知許可状態が許可状態の場合に、許可個別データとして不適切なデータが受信された場合は、不正行為者により、コマンドの改変がされている蓋然性が高いため、スロットマシン1が設置されているホールの警報ランプを点灯させたり、警報ブザーを鳴らしたりするなどのエラー処理が実行されるようにするとよい。このようにすることで、不正行為が行なわれることを抑止することができる。
なお、エラー処理としては、エラーである旨を表示制御手段115や音声制御手段116を用いて、スロットマシン1が設置されているホールの従業員に不正行為が通知されるようにしてもよい。また、エラー処理は、スロットマシン1の電源を入れ直す等の所定の操作を行なわない限り、継続されるようにするとよい。また、状態コマンド(設定データ)により特定される報知許可状態が不許可状態の場合に、許可個別データとして適切なデータが受信された場合も、同様にしてエラー処理が実行されるようにするとよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、役抽選手段により1回の遊技における役抽選結果として決定される役抽選結果の種類は上記した例に限られるものではなく、さらに、スイカ、リプレイなどの図柄を追加することにより小役を追加したり、特別遊技状態に移行するための特別役をさらに追加してもよい。
また、上記した実施形態では特定の役(例えば「中段チェリー」)に入賞した場合に報知許可状態設定手段105が報知許可フラグをONに設定するように構成されているが、報知許可フラグをONに設定する条件としては上記した例に限らず、例えば、特別遊技状態から通常遊技状態に移行することを条件として報知許可フラグがONに設定されるように構成してもよい。また、規定の遊技数への到達(例えば1000ゲームの間に特別役に非当選)、予め設定された順序で役抽選結果に当選(例えばリプレイ→スイカ→チェリー)、所定の当選役に設定回数連続して当選(例えばスイカ→スイカ→スイカ→スイカ→スイカ)、設定回数連続してハズレ(例えば15ゲーム連続してハズレ)、設定回数連続してストップスイッチの押し順に正解、などの条件を報知許可フラグがONに設定される条件としてもよい。
また、これらの条件を満足することを条件として、所定の抽選確率で、報知許可フラグをONにするか否かを決定するための抽選処理を行い、当該抽選処理に当選することによ報知許可フラグがONに設定されるように構成してもよい。また、時間的な要素(例えば所定の時刻に遊技(ゲーム)が開始される)を報知許可フラグがONに設定される条件としてもよく、報知許可状態設定手段105が報知許可フラグをONに設定する条件は、スロットマシン1において実行される遊技の態様に応じて、適宜、最適な条件を設定すればよい。
また、上記した実施形態では、当選した報知対象役の種類が異なっても、遊技者が得られる利益は同一のものとしたが、特定の操作態様のみ期待値が高くなったり低くなったりするように、遊技者が得られる利益に差を設けてもよい。また、利益付与手段により遊技者に付与される利益は、メダルの枚数に限られるものではなく、当選役への当選確率が通常よりも高く設定された抽選テーブル671が選択されるようにして遊技者に利益が付与されるようにしたり、報知演出が実行される報知期間を延長することにより遊技者に利益が付与されるようにしたりするなど、どのようなものであってもよい。また、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作態様に応じて選択される抽選テーブル671を変更することにより当選役への当選確率を変動させたり、操作態様に応じて報知期間の長さを変動させたりするなどして、操作態様ごとに遊技者に対する有利度を異ならせることができる。
また、上記した実施形態では、報知演出の内容として、各ストップスイッチ21L,21M,21Rを操作する順序が採用されているが、報知対象役に対応した操作態様は各ストップスイッチ21L,21M,21Rの押し順に限られるものではなく、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングなど、停止制御手段108により各リール13L,13M,13Rの停止制御に影響を与える各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作の態様を、報知対象役の操作態様として採用することができる。
また、上記した実施形態では、サブ制御部による演出のみによって、報知を実行しているが、可変表示列が可変表示を開始する順番など、サブ制御部による演出と同時にメイン制御部による演出を行い、操作態様等を報知しても良い。同様に、メイン制御部に接続される三桁の7セグメント表示器を設け、それぞれ左ストップスイッチ21L,中ストップスイッチ21M,右ストップスイッチ21Rを操作する順番を報知するなど、特別の表示器を設けて報知を行っても良い。こうすることで、メイン制御部とサブ制御部とがともに報知を実行していることを確認でき、不正や故障を早期に発見することができる。
また、上記した実施形態では、本発明の遊技機としてスロットマシン1を例に挙げて説明したが、スロットマシンとパチンコ機とを組み合わせた遊技機(所謂、パロット)に本発明を適用してもよく、このような遊技機に本発明を適用すれば、遊技媒体としてのパチンコ球を採用すればよい。また、本発明の遊技機として、コンピュータプログラムが実行されることによるビデオゲームを採用してもよい。また、本発明の表示手段を、液晶ディスプレイやCRTなどの画像表示装置を用いて、この画像表示装置に複数の図柄を順次表示させることにより構成してもよい。また、可変表示列の数は2列以上であればよく、遊技の態様に応じて適宜最適な数の可変表示列を構成すればよい。
そして、それぞれ複数種類の図柄を可変表示する複数の可変表示列を有する表示手段と、前記表示手段の可変表示を開始させるスタートスイッチと、前記各可変表示列それぞれに対応してその可変表示を停止させる複数のストップスイッチとを有する遊技機に本発明を広く適用することができる。
1…スロットマシン(遊技機)、13L,13M,13R…リール(表示手段)、14L,14M,14R…リールモータ(表示手段)、19…スタートスイッチ、21L,21M,21R…ストップスイッチ、63…メイン制御基板(メイン制御部)、73…サブ制御基板(サブ制御部)、103…役抽選手段、105…報知許可状態設定手段、106…通知情報選択手段、108…停止制御手段、109…図柄判定手段、110…払出制御手段(利益付与手段)、112…サブ制御コマンド送信手段(送信手段)、113…サブ制御コマンド受信手段(受信手段)、114…演出内容決定手段、114a…決定取消手段、115…表示制御手段(演出実行手段)、116…音声制御手段(演出実行手段)

Claims (5)

  1. それぞれ複数種類の図柄を可変表示する複数の可変表示列を有する表示手段と、前記表示手段の可変表示を開始させるスタートスイッチと、前記各可変表示列それぞれに対応して設けられその可変表示を停止させる複数のストップスイッチとを備え、前記スタートスイッチおよび前記各ストップスイッチが操作される遊技を1回ずつ実行する遊技機において、
    少なくとも遊技の進行に関する制御を行うメイン制御部と、
    前記メイン制御部から送信された情報に基づき遊技の進行に合わせた演出の制御を行うサブ制御部と、
    を備え、
    前記メイン制御部は、
    特定の役抽選結果を含む複数の役抽選結果のうちのいずれか1つを1回の遊技における役抽選結果として抽選により決定する役抽選手段と、
    前記各ストップスイッチの操作に基づき、前記表示手段により可変表示されている前記各図柄を前記役抽選手段により決定された当該役抽選結果に対応した表示態様で停止させる停止制御手段と、
    前記停止制御手段により停止制御されて停止した前記表示手段による前記各図柄の表示態様の判定を行う図柄判定手段と、
    前記図柄判定手段による判定結果に基づき、遊技者に所定の利益を付与する利益付与手段と、
    前記サブ制御部に前記演出として遊技者に有利な報知演出を許可するか否かを示す報知許可状態を設定する報知許可状態設定手段と、
    前記メイン制御部の情報を通知情報として前記サブ制御部に送信する送信手段と、
    前記通知情報として前記送信手段により送信される前記メイン制御部の情報を選択する通知情報選択手段と、を備え、
    前記通知情報選択手段は、
    1回の遊技毎に、
    前記報知許可状態が不許可状態の場合は、当該役抽選結果を特定可能な第1の情報を前記通知情報として選択し、前記報知許可状態が許可状態の場合は、前記第1の情報と前記報知許可状態が許可状態であると特定可能な第2の情報とを前記通知情報として選択するものであり、
    前記サブ制御部は、
    前記送信手段により送信された前記通知情報を受信する受信手段と、
    前記演出を実行する演出実行手段と、
    前記演出実行手段により実行される前記演出の内容を前記受信手段により受信された前記通知情報に基づいて決定する演出内容決定手段と、を備え、
    前記演出には、前記特定の役抽選結果に対応して予め定められた前記遊技者に有利な報知演出が含まれており、
    前記演出内容決定手段は、
    前記受信手段により前記通知情報として受信された前記第1の情報により特定される当該役抽選結果が前記遊技者に有利な報知演出が予め定められた前記特定の役抽選結果の場合に、
    同じ遊技において、前記受信手段により前記通知情報として前記第2の情報が受信された場合には、前記遊技者に有利な報知演出を前記演出実行手段により実行される前記演出の内容として決定し、
    同じ遊技において、前記受信手段により前記通知情報として前記第2の情報が受信されない場合には、前記遊技者に有利な報知演出を前記演出実行手段により実行される前記演出の内容として決定しない
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記複数の役抽選結果には、それぞれ種類が異なる複数の前記特定の役抽選結果が含まれており、
    前記第2の情報は、
    前記報知許可状態が許可状態の場合に、それぞれ前記報知許可状態が許可状態であると特定可能な情報であって、前記各特定の役抽選結果ごとに異なる情報が設定される個別情報を備え、
    前記通知情報選択手段は、
    前記報知許可状態が許可状態で当該役抽選結果が前記各特定の役抽選結果のいずれかである場合は、当該役抽選結果に対応した情報が設定された前記個別情報を前記通知情報として選択し、
    前記演出内容決定手段は、
    前記各特定の役抽選結果ごとに異なる情報のうち、
    前記第1の情報により特定された前記特定の役抽選結果に対応した情報が設定された前記個別情報が受信された場合には、前記遊技者に有利な報知演出を前記演出実行手段により実行される前記演出の内容として決定し、
    前記第1の情報により特定された前記特定の役抽選結果に対応した情報が設定された前記個別情報が受信されない場合には、前記遊技者に有利な報知演出を前記演出実行手段により実行される前記演出の内容として決定しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第2の情報は、
    前記報知許可状態が許可状態の場合に、前記個別情報とは異なるタイミングで前記送信手段により送信されるものであって、前記報知許可状態が許可状態であると特定可能な情報が設定される共通情報をさらに備え、
    前記通知情報選択手段は、
    前記報知許可状態が許可状態である場合は、前記共通情報を前記通知情報としてさらに選択し、
    前記演出内容決定手段は、
    前記第1の情報により特定された前記特定の役抽選結果に対応した情報が設定された前記個別情報が受信された場合であっても、前記共通情報が受信されない場合には、前記遊技者に有利な報知演出を前記演出実行手段により実行される前記演出の内容として決定することを取り消す決定取消手段を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記演出内容決定手段は、
    前記受信手段により前記通知情報として受信された前記第1の情報により特定される当該役抽選結果が前記各特定の役抽選結果のいずれかである場合に、当該役抽選結果に対応して設けられた前記遊技者に有利な報知演出を前記演出として決定するための演出決定用情報を設定し、
    同じ遊技において、前記演出決定用情報により決定される前記遊技者に有利な報知演出に対応する前記役抽選結果に対応した情報が設定された前記個別情報が受信された場合には、前記第1の情報により特定された当該役抽選結果に対応した情報が設定された前記個別情報が受信されたとして、前記演出決定用情報に基づいて前記遊技者に有利な報知演出を前記演出実行手段により実行される前記演出の内容として決定する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の遊技機。
  5. 前記通知情報選択手段は、
    前記報知許可状態が不許可状態の場合は、前記報知許可状態が不許可状態であると特定可能な第3の情報を前記通知情報としてさらに選択し、
    前記演出内容決定手段は、
    前記受信手段により前記通知情報として前記第3の情報が受信された場合には、前記遊技者に有利な報知演出を前記演出実行手段により実行される前記演出の内容として決定しない
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の遊技機。
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