JP2014160208A5 - - Google Patents
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Description
前記課題を達成するための具体的手段は以下の通りである。
即ち、請求項1に係る発明は、
互いに異なる色を呈するn種(nは2以上の整数)のトナーを有し、
前記トナーが、コア粒子と前記コア粒子を被覆するシェル層とを有するコアシェル構造のトナーであり、
第nのトナーのトナー表面における離型剤の存在率をW1(n)としたときに、下記式(1)の関係を満たし、
第nのトナーの前記コア粒子中における離型剤の存在率をW2(n)としたときに、下記式(2)の関係を満たすトナーセットである。
即ち、請求項1に係る発明は、
互いに異なる色を呈するn種(nは2以上の整数)のトナーを有し、
前記トナーが、コア粒子と前記コア粒子を被覆するシェル層とを有するコアシェル構造のトナーであり、
第nのトナーのトナー表面における離型剤の存在率をW1(n)としたときに、下記式(1)の関係を満たし、
第nのトナーの前記コア粒子中における離型剤の存在率をW2(n)としたときに、下記式(2)の関係を満たすトナーセットである。
W1(n−1)<W1(n) 式(1)
W2(n−1)>W2(n) 式(2)
W2(n−1)>W2(n) 式(2)
請求項2に係る発明は、
前記トナーの少なくとも一種が、結着樹脂として非晶性樹脂と結晶性樹脂とを含有し、
前記結晶性樹脂の融解温度Tcと前記離型剤の融解温度Twとの差の絶対値が5℃以下である請求項1に記載のトナーセットである。
前記トナーの少なくとも一種が、結着樹脂として非晶性樹脂と結晶性樹脂とを含有し、
前記結晶性樹脂の融解温度Tcと前記離型剤の融解温度Twとの差の絶対値が5℃以下である請求項1に記載のトナーセットである。
請求項3に係る発明は、
請求項1又は請求項2に記載のトナーセットを用いて複数のトナー像を形成する複数のトナー像形成工程と、
前記複数のトナー像を記録媒体上に転写する転写工程と、
前記複数のトナー像を前記記録媒体上に定着する定着工程と、を有し、
前記記録媒体上に転写された前記複数のトナー像における前記記録媒体側からn番目のトナー像を構成するトナーのトナー表面における離型剤の存在率をW1(n)としたときに、下記式(3)の関係を満たし、
前記記録媒体上に転写された前記複数のトナー像における前記記録媒体側からn番目のトナー像を構成するトナーのコア粒子中における離型剤の存在率をW2(n)としたときに、下記式(4)の関係を満たす画像形成方法である。
請求項1又は請求項2に記載のトナーセットを用いて複数のトナー像を形成する複数のトナー像形成工程と、
前記複数のトナー像を記録媒体上に転写する転写工程と、
前記複数のトナー像を前記記録媒体上に定着する定着工程と、を有し、
前記記録媒体上に転写された前記複数のトナー像における前記記録媒体側からn番目のトナー像を構成するトナーのトナー表面における離型剤の存在率をW1(n)としたときに、下記式(3)の関係を満たし、
前記記録媒体上に転写された前記複数のトナー像における前記記録媒体側からn番目のトナー像を構成するトナーのコア粒子中における離型剤の存在率をW2(n)としたときに、下記式(4)の関係を満たす画像形成方法である。
請求項4に係る発明は、
請求項2に記載のトナーセットを用いて複数のトナー像を形成する複数のトナー像形成工程と、
前記複数のトナー像を記録媒体上に転写する転写工程と、
前記複数のトナー像を前記記録媒体上に定着する定着工程と、を有し、
前記記録媒体上に転写された前記複数のトナー像における前記記録媒体側からn番目のトナー像を構成するトナーのトナー表面における離型剤の存在率をW1(n)としたときに、下記式(3)の関係を満たし、
前記記録媒体上に転写された前記複数のトナー像における前記記録媒体側からn番目のトナー像を構成するトナーのコア粒子中における離型剤の存在率をW2(n)としたときに、下記式(4)の関係を満たし、
前記記録媒体上に転写された前記複数のトナー像における前記記録媒体側から1番目のトナー像を構成するトナーが結着樹脂として非晶性樹脂と結晶性樹脂とを含有し、前記結晶性樹脂の融解温度Tcと前記離型剤の融解温度Twとの差の絶対値が5℃以下である画像形成方法である。
請求項2に記載のトナーセットを用いて複数のトナー像を形成する複数のトナー像形成工程と、
前記複数のトナー像を記録媒体上に転写する転写工程と、
前記複数のトナー像を前記記録媒体上に定着する定着工程と、を有し、
前記記録媒体上に転写された前記複数のトナー像における前記記録媒体側からn番目のトナー像を構成するトナーのトナー表面における離型剤の存在率をW1(n)としたときに、下記式(3)の関係を満たし、
前記記録媒体上に転写された前記複数のトナー像における前記記録媒体側からn番目のトナー像を構成するトナーのコア粒子中における離型剤の存在率をW2(n)としたときに、下記式(4)の関係を満たし、
前記記録媒体上に転写された前記複数のトナー像における前記記録媒体側から1番目のトナー像を構成するトナーが結着樹脂として非晶性樹脂と結晶性樹脂とを含有し、前記結晶性樹脂の融解温度Tcと前記離型剤の融解温度Twとの差の絶対値が5℃以下である画像形成方法である。
請求項5に係る発明は、
前記定着工程における定着圧力が、0.7kgf/cm2以上2.0kgf/cm2以下である請求項3又は請求項4に記載の画像形成方法である。
前記定着工程における定着圧力が、0.7kgf/cm2以上2.0kgf/cm2以下である請求項3又は請求項4に記載の画像形成方法である。
請求項1又は請求項2に係る発明によれば、トナー表面における離型剤の存在率が特定の関係を満たさない場合に比較して、定着画像の荒れが発生しにくいトナーセットが提供される。
請求項3〜請求項5に係る発明によれば、転写された複数のトナー像における記録媒体側からn番目のトナー像を構成するトナーのトナー表面における離型剤の存在率が特定の関係を満たさない場合に比較して、定着画像の荒れが発生しにくい画像形成方法が提供される。
請求項3〜請求項5に係る発明によれば、転写された複数のトナー像における記録媒体側からn番目のトナー像を構成するトナーのトナー表面における離型剤の存在率が特定の関係を満たさない場合に比較して、定着画像の荒れが発生しにくい画像形成方法が提供される。
Claims (5)
- 互いに異なる色を呈するn種(nは2以上の整数)のトナーを有し、
前記トナーが、コア粒子と前記コア粒子を被覆するシェル層とを有するコアシェル構造のトナーであり、
第nのトナーのトナー表面における離型剤の存在率をW1(n)としたときに、下記式(1)の関係を満たし、
第nのトナーの前記コア粒子中における離型剤の存在率をW2(n)としたときに、下記式(2)の関係を満たすトナーセット。
W1(n−1)<W1(n) 式(1)
W2(n−1)>W2(n) 式(2) - 前記トナーの少なくとも一種が、結着樹脂として非晶性樹脂と結晶性樹脂とを含有し、
前記結晶性樹脂の融解温度Tcと前記離型剤の融解温度Twとの差の絶対値が5℃以下である請求項1に記載のトナーセット。 - 請求項1又は請求項2に記載のトナーセットを用いて複数のトナー像を形成する複数のトナー像形成工程と、
前記複数のトナー像を記録媒体上に転写する転写工程と、
前記複数のトナー像を前記記録媒体上に定着する定着工程と、を有し、
前記記録媒体上に転写された前記複数のトナー像における前記記録媒体側からn番目のトナー像を構成するトナーのトナー表面における離型剤の存在率をW1(n)としたときに、下記式(3)の関係を満たし、
前記記録媒体上に転写された前記複数のトナー像における前記記録媒体側からn番目のトナー像を構成するトナーのコア粒子中における離型剤の存在率をW2(n)としたときに、下記式(4)の関係を満たす画像形成方法。
W1(n−1)<W1(n) 式(3)
W2(n−1)>W2(n) 式(4) - 請求項2に記載のトナーセットを用いて複数のトナー像を形成する複数のトナー像形成工程と、
前記複数のトナー像を記録媒体上に転写する転写工程と、
前記複数のトナー像を前記記録媒体上に定着する定着工程と、を有し、
前記記録媒体上に転写された前記複数のトナー像における前記記録媒体側からn番目のトナー像を構成するトナーのトナー表面における離型剤の存在率をW1(n)としたときに、下記式(3)の関係を満たし、
前記記録媒体上に転写された前記複数のトナー像における前記記録媒体側からn番目のトナー像を構成するトナーのコア粒子中における離型剤の存在率をW2(n)としたときに、下記式(4)の関係を満たし、
前記記録媒体上に転写された前記複数のトナー像における前記記録媒体側から1番目のトナー像を構成するトナーが結着樹脂として非晶性樹脂と結晶性樹脂とを含有し、前記結晶性樹脂の融解温度Tcと前記離型剤の融解温度Twとの差の絶対値が5℃以下である画像形成方法。
W1(n−1)<W1(n) 式(3)
W2(n−1)>W2(n) 式(4) - 前記定着工程における定着圧力が、0.7kgf/cm2以上2.0kgf/cm2以下である請求項3又は請求項4に記載の画像形成方法。
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