JP2013226822A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. インクを中間転写体に付与して中間画像を記録する工程、及び、前記中間画像を加熱して記録媒体に転写する工程を有する画像記録方法であって、
   前記インクが、色材、並びに、結晶性樹脂で構成されるコア部分及び非晶性樹脂で構成されるシェル部分を有する樹脂微粒子を含有し、
   前記転写工程において、前記中間画像を加熱する温度が、前記コア部分を構成する前記結晶性樹脂の融点以上であり、かつ、前記シェル部分を構成する前記非晶性樹脂のガラス転移点以上であることを特徴とする画像記録方法。
2. 前記インク中の前記樹脂微粒子に占める、前記シェル部分の割合（質量％）が、前記コア部分の割合（質量％）に対して、質量比率で０．１２倍以上９．００倍以下である請求項１に記載の画像記録方法。
3. 前記インク全質量を基準とした、前記樹脂微粒子の含有量（質量％）が、前記色材の含有量（質量％）に対して、質量比率で０．５倍以上２０．０倍以下である請求項１又は２に記載の画像記録方法。
4. 前記コア部分を構成する前記結晶性樹脂が、アルキル鎖の炭素数が１２以上である（メタ）アクリル酸アルキルエステルの重合体である請求項１乃至３の何れか１項に記載の画像記録方法。
5. 前記シェル部分を構成する前記非晶性樹脂が、アルキル鎖の炭素数が１以上１１以下である（メタ）アクリル酸アルキルエステルの重合体である請求項１乃至４の何れか１項に記載の画像記録方法。
6. 前記インクは、インクジェット方式で前記中間転写体に付与される請求項１乃至５の何れか１項に記載の画像記録方法。
7. 前記結晶性樹脂は、アルキル鎖の炭素数が１２以上である（メタ）アクリル酸アルキルエステルの重合体、オレフィンの重合体、オレフィンと酢酸ビニルの共重合体、及びオレフィンと（メタ）アクリル酸の共重合体から選択される少なくとも１種である請求項１乃至６の何れか１項に記載の画像記録方法。
8. 前記非晶性樹脂は、アルキル鎖の炭素数が１以上１１以下である（メタ）アクリル酸アルキルエステルの重合体、環状構造を有する（メタ）アクリル酸アルキルエステルの重合体、芳香族ビニル化合物の重合体、及びポリウレタン樹脂から選択される少なくとも１種である請求項１乃至７の何れか１項に記載の画像記録方法。
9. 前記中間画像を加熱する温度が２５℃以上２００℃以下である請求項１乃至８の何れか１項に記載の画像記録方法。
10. 前記中間画像を加熱することによって、前記結晶性樹脂が液体状態に変化し、前記非晶性樹脂がゴム状態に変化する請求項１乃至９の何れか１項に記載の画像記録方法。
11. 前記画像記録方法が、さらに液体組成物を中間転写体に付与する工程を有し、
    前記インクを中間転写体に付与して中間画像を記録する工程は、前記液体組成物が付与された中間転写体に、前記インクを付与して中間画像を記録する工程である請求項１乃至１０の何れか１項に記載の画像記録方法。
12. 前記液体組成物は、インクの成分を析出または凝集する反応剤を含有する請求項１１に記載の画像記録方法。