JP2016083796A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. インクと接触して高粘度化する反応液を中間転写体上に付与する反応液付与工程と、
   前記反応液が付与された前記中間転写体上にインクを付与して中間画像を形成する中間画像形成工程と、
   前記中間画像上に水溶性樹脂を含有する補助液を付与して中間画像層を形成する補助液付与工程と、
   前記中間画像層を記録媒体に転写する転写工程と、
   をこの順で含む記録方法であって、
   前記反応液、前記インクおよび前記補助液からなる群から選択される少なくとも一つが下記式（１）で表される化合物を含むことを特徴とする記録方法。
   

   

   （式（１）において、ｗ、ｘは２価の有機基である。ａ、ｂは水素または１価の有機基である。ｎ、ｌは１以上であり、ｎ＋ｌは２以上３００以下である。ｍは１以上７０以下である。ｐ、ｑは０または１である。）
2. 前記転写工程において、前記中間画像層の前記記録媒体との接触時の温度が前記水溶性樹脂のガラス転移点以上であり、かつ前記中間画像層の前記中間転写体からの剥離時の温度が前記水溶性樹脂のガラス転移点未満である請求項１に記載の記録方法。
3. 前記転写工程において、前記中間画像層の前記記録媒体との接触時の温度と、前記水溶性樹脂のガラス転移点との差が０℃以上３５℃以下である請求項１又は２に記載の記録方法。
4. 前記水溶性樹脂の重量平均分子量が２０００以上１００００以下である請求項１から３のいずれか１項に記載の記録方法。
5. 前記補助液付与工程の後であって前記転写工程の前に、前記中間画像層を乾燥する乾燥工程を含む請求項１から４のいずれか１項に記載の記録方法。
6. 前記反応液は多価金属イオンまたは有機酸を含有する請求項１から５のいずれか１項に記載の記録方法。
7. 前記式（１）において、ｎ、ｌは１以上７５以下である請求項１から６のいずれか１項に記載の記録方法。
8. 前記式（１）において、ｎ＋ｌは２以上１５０以下である請求項１から７のいずれか１項に記載の記録方法。
9. 前記式（１）において、ｍは１以上６０以下である請求項１から８のいずれか１項に記載の記録方法。
10. 前記インクは顔料を含有する請求項１から９のいずれか１項に記載の記録方法。
11. 前記水溶性樹脂のガラス転移点は４０℃以上１２０℃以下である請求項１から１０のいずれか１項に記載の記録方法。
12. 前記補助液が前記式（１）で表される化合物を含む請求項１から１１のいずれか１項に記載の記録方法。
13. 前記補助液中における前記式（１）で表される化合物の含有量が、前記補助液の全質量に対して、１質量％以上５質量％以下である請求項１２に記載の記録方法。
14. 前記補助液は、前記中間画像層を増粘させるためのものである請求項１から１３のいずれか１項に記載の記録方法。
15. インクと接触して高粘度化する反応液を中間転写体上に付与する反応液付与手段と、
    前記反応液が付与された前記中間転写体上にインクを付与して中間画像を形成する中間画像形成手段と、
    前記中間画像上に水溶性樹脂を含有する補助液を付与して中間画像層を形成する補助液付与手段と、
    前記中間画像層を記録媒体に転写する転写手段と、
    を備える記録装置であって、
    前記反応液、前記インクおよび前記補助液からなる群から選択される少なくとも一つが下記式（１）で表される化合物を含むことを特徴とする記録装置。
    

    

    （式（１）において、ｗ、ｘは２価の有機基である。ａ、ｂは水素または１価の有機基である。ｎ、ｌは１以上であり、ｎ＋ｌは２以上３００以下である。ｍは１以上７０以下である。ｐ、ｑは０または１である。）