JP2014157400A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り出し回路における配線のライン及びスペース寸法の狭幅化による狭額縁化の限界を打破し、なお且つタッチパネルを箱型立体化せずに、狭額縁化が可能な画像表示裝置を提供する。
【解決手段】画像表示装置100は、画像表示パネル20と、その表示面20aの前方にタッチパネル10を含み、タッチパネルは、シート状の透明可撓性基材1の少なくとも片面上に、画像表示パネルの表示の表示エリアAd内から非表示エリアAe内の一部にまで形成されたセンサ電極2と、センサ電極2を外部回路に接続するために非表示エリアでセンサ電極に接続された不透明な取り出し回路3とを含み、取り出し回路を有する取り出し部10bが、少なくとも表示エリアの全域を含む本体部10aに対して、画像表示パネルの側面20bに対峙するように折り曲げ線BLで折り曲げられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルを備えた画像表示裝置に関する。特に、狭額縁化が可能な画像表示裝置に関する。
近年、各種画像表示装置の入力装置としてタッチパネルが普及している。タッチパネルは抵抗膜方式など各種位置検知方式のものが実用化されており、最近では特にマルチタッチ(多点同時入力)が可能な静電容量方式のタッチパネルが注目されている。
図4は、タッチパネルを備える従来の画像表示装置200の一例を示す図である。図4(a)は平面図、図4(b)は、図4(a)の平面図中、C−C線での断面図である。
図4に示すように、タッチパネルを備えた従来の画像表示装置200では、画像表示パネル20と、この画像表示パネル20の表示面20aの前方に配置された従来のタッチパネル40とを備えている。従来のタッチパネル40は、画像表示パネル20の表示が観察可能とされる表示エリアAd内に位置するように位置検知用のセンサ電極41が形成されている。さらに、このセンサ電極41は、駆動回路など外部回路に電気的に接続するために、表示エリアAdの外縁外側の非表示エリアAe内の一部まで延びており、非表示エリアAe内で取り出し回路42に接続されている。そして、取り出し回路42は、その先に、FPC(フレキシブルプリント板)などからなる引き出し部材60が電気的に接続され、この引き出し部材60によって、コネクタなどを介して外部回路に電気的に接続される。
取り出し回路42は、導電性の点で、銅箔エッチングや銀ペースト印刷などで、層それ自体が不透明となる導体によって形成されている。
このため、取り出し回路42は、ITO(インジウムスズ酸化物)などの透明金属酸化物膜を用いて形成されたセンサ電極41とは異なり、不可視化が困難であるため、こうした従来のタッチパネル40を備えた従来の画像表示装置200では、同図に示すように、ベゼル50bや枠印刷31などによって見えないように隠す構造の表示部としている。なお、同図で破線で描いてあるベゼル50bがある場合は、これと重なる様に描いてある枠印刷31は不要となる。
そして、筐体50のベゼル50bや、従来のタッチパネル40の前方に配置されることがある前面保護板30に設けた枠印刷31があれば、表示画面は、その分、筐体50より一回り小さくなるため、ベゼル50bや枠印刷31などの額縁の幅は狭いことが望まれる。
このような観点から、ベゼル50bや枠印刷31などの額縁を狭くできる構造とする狭額縁化の各種工夫が提案されている。
例えば、取り出し回路42の配線のライン/スペース寸法を、例えば、50μm/50μmなどと、狭幅化して額縁幅1mm以下を可能にした構成の他、取り出し回路42の配線となる導体に金属材料のみで形成された導電性の高い材料を用いて、取り出し回路42を低抵抗化した構成(特許文献1)、或いは、タッチパネルを箱型の立体形状として、その側面に取り出し回路42を設けた構成(特許文献2)などである。
特開2001−216090号公報 特開2010−146418号公報
しかしながら、取り出し回路42における配線のライン/スペース寸法での狭幅化、或いは、特許文献1のような取り出し回路42の配線の低抵抗化には、自ずと限界がある。また、特許文献2のようなタッチパネルを箱型に立体化する構造では、既存の製造設備を適用することが困難であり、コスト高となる問題があった。
すなわち、本発明の課題は、取り出し回路における配線のライン及びスペース寸法の狭幅化による狭額縁化の限界を打破し、なお且つタッチパネルを箱型立体化せずに、狭額縁化が可能な画像表示裝置を提供することである。
そこで、本発明では、次のような構成の画像表示装置とした。
画像表示パネルと、この画像表示パネルの表示面の前方に配置されたタッチパネルとを含み、
前記タッチパネルは、
シート状の透明可撓性基材と、
前記透明可撓性基材の少なくとも片面上であって、前記画像表示パネルの表示が観察可能とされる表示エリア内から前記表示エリアの外縁外側である非表示エリアのうちの一部にまで形成されたセンサ電極と、
前記センサ電極を外部回路に電気的に接続するための回路であって、前記非表示エリアで前記センサ電極に電気的に接続された不透明な取り出し回路と、
を含み、
前記取り出し回路を有する取り出し部が、少なくとも前記表示エリアの全域を含み前記取り出し部が連結されている本体部に対して、前記画像表示パネルの前記表示面に対する側面に対峙するように折り曲げられている、
画像表示装置。
本発明によれば、取り出し回路における配線のライン及びスペース寸法の狭幅化による狭額縁化の限界を打破し、なお且つタッチパネルを箱型立体化せずに、狭額縁化を可能にすることができる。
本発明による画像表示装置の一実施形態を説明する平面図(a)、断面図(b)、センサ電極の部分拡大平面図(c)、及び、タッチパネルの平面展開形状を示す平面図(d)。 本発明による画像表示装置の変形形態例であり、タッチパネルにおいて取り出し部を2連結する形態を説明する平面図(a)と本体部の形状を示す平面図(b)。 本発明による画像表示装置の変形形態例であり、取り出し部が接続する本体部の辺に対して取り出し回路の配線を一部平行に形成した形態を説明する、折り曲げ前の平面展開図(a)、折り曲げ後の断面図(b)及び側面図(c)。 タッチパネルを備えた従来の画像表示装置の一例を示す平面図(a)、及び断面図(b)。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面は概念図であり、説明上の都合に応じて適宜、構成要素の縮尺関係、縦横比等は誇張されていることがある。
[1]画像表示装置
先ず、本発明による画像表示装置を、図1(a)の平面図、図1(b)の断面図、図1(c)の部分拡大平面図、及び、図1(d)のタッチパネルの平面展開形状を示す平面図
に示す一実施形態例を参照して説明する。図1(b)の断面図は、図1(a)の平面図中においてC−C線での断面図である。また、図1(a)では、タッチパネル10のみを描いてあり、他の構成要素の図示は省略している。
図1に示す実施形態の画像表示装置100は、画像表示パネル20と、この画像表示パネル20の表示面20aの前方に配置されたタッチパネル10とを含む装置である。「前方」とは、表示面20aに対して、画像表示パネル20の表示を観察する観察者が位置する側を意味し、表示面20aに対する鉛直方向と捉えることができる。
そして、タッチパネル10は、シート状の透明可撓性基材1と、
透明可撓性基材1の少なくとも片面上であって、画像表示パネル20の表示が観察可能とされる表示エリアAd内から表示エリアAdの外縁外側である非表示エリアAeのうちの一部にまで形成されたセンサ電極2と、
このセンサ電極2を外部回路に電気的に接続するための回路であって、非表示エリアAeでセンサ電極2に電気的に接続された不透明な取り出し回路3と、を含み、
しかも、取り出し回路3を有する取り出し部10bが、少なくとも表示エリアAdの全域を含み取り出し部10bが連結されている本体部10aに対して、画像表示パネル20の表示面20aに対する側面20bに対峙するように折り曲げられている。取り出し部10bが表示面20aに対する側面20bに対峙するように折り曲げられた部分は、折り曲げ線BLの部分である。
センサ電極2のパターンは、図1では投影型静電容量方式であり、X方向とY方向に延びる複数のセンサ電極2を、模式的に描いてある。
ただし、本実施形態においては、タッチパネル10の位置検知方式は特に制限はない。例えば、抵抗膜方式などであってもよい。
ただし、取り出し回路3の配線数が多くなる方式の方が、狭額縁化の効果をより活かし易い点では好ましく、例えば、投影型静電容量方式は好適である。
このような構成とすることによって、本発明による画像表示装置100は、取り出し回路3を有する取り出し部10bが、画像表示パネル20の側面20bに対峙するように折り曲げられているので、取り出し回路3における配線のライン及びスペース寸法の狭幅化による狭額縁化の限界を打破し、なお且つタッチパネルを箱型立体化せずに、狭額縁化を可能にすることができる。
狭額縁化とは、表示エリアAdの外側のベゼル50bや枠印刷31、或いはこれら両方の重なる部分を除いた合計の額縁部分の幅をより狭くすることであり、望まれる額縁幅は、表示エリアAdのサイズ、例えば、4インチ相当の小型サイズの場合と、50インチ相当の大型サイズの場合とでは異なり、小型の方が大型に比べてより狭い幅が望まれる。小型で言えば、狭額縁化とは、例えば、5mm以下、好ましくは3mm以下、より好ましくは2mm以下とすることである。
以下、構成要素ごとに詳述する。
『表示エリアAdと非表示エリアAe』
表示エリアAdは、画像表示パネル20の表示を、その表示面20aの前方から観察可能なエリアである。
非表示エリアAeは、表示エリアAdの外縁の外側のエリアであり、画像表示パネル20の表示を、その表示面20aの前方から観察不可能なエリアである。
表示エリアAdは、画像表示パネル20の画像を、ベゼル50bや枠印刷31によって遮られることなく視認可能である。よって、非表示エリアAe内の取り出し回路3は、画像表示パネル20の表示を観察する観察者から見えてしまうことはない。
本発明においては、この表示エリアAd及び非表示エリアAeを、タッチパネル10に対して、折り曲げられている取り出し部10bを平面に展開した状態の平面形状における領域などに対しても、例えば「表示エリアAdを含む本体部10a」などと、言うことにする。
『タッチパネル10』
タッチパネル10は、その基材として可撓性を有する透明可撓性基材1を有する。その結果、外部回路への取り出し回路3を有する取り出し部10bが、画像表示パネル20の側面20bに対峙するように、少なくとも表示エリアAdの全域を含むように位置する本体部10aに対して、折り曲げ線BLとする部分で折り曲げられようになっている。
そして、本実施形態においては、取り出し回路3を有する取り出し部10bは、本体部10aに対して折り曲げ線BLの部分で折り曲げられることで、画像表示パネル20の側面20bに対峙する。さらに、本実施形態における取り出し部10bは、側面20bに対峙する部分の先が延びており、画像表示パネル20の裏側面20cにも対峙するように、第2の折り曲げ線BL2の部分で折り曲げられている。したがって、画像表示パネル20の裏側で、コネクタなどで外部回路と電気的に接続できるようになっている。
「対峙する」とは、図1の実施形態で例示するように、取り出し部10bと側面とが互いに断面直線状にして平行関係になることのみを言うのではない。取り出し部10bと側面20bとが向き合っていればよい。
なお、本発明においては、取り出し部10bが裏側面20cに対峙することは、必須ではない。
《本体部10aと取り出し部10b》
タッチパネル10は、本体部10aと取り出し部10bとを含んでいる。
本体部10aと取り出し部10bとの関係は、表示エリアAdと非表示エリアAeとの関係で言えば、本体部10aは、少なくとも表示エリアAdの全領域を含むように位置し、さらに、非表示エリアAeの一部を含むように位置する部分である。一方、取り出し部10bは、表示エリアAdに位置せず、非表示エリアAeに位置する部分である。
本体部10aと取り出し部10bとの関係を、これら相互の関係で言えば、折り曲げ線BLを挟んで、表示エリアAdに近い側の部分が本体部10aであり、表示エリアAdから遠い側の部分が取り出し部10bである。折り曲げ線BLが図1に示す実施形態のように第2の折り曲げ線BL2も有するなど、或る取り出し部10bについて複数有するときは、このうちの最も表示エリアAdに近い折り曲げ線BLが、取り出し部10bと本体部10aとの境界となる。
図1に示す本実施形態では、取り出し部10bは、図1(d)の平面図に示す、折り曲げられた取り出し部10bを全て平面に展開した状態のタッチパネル10の平面視形状のように、長方形形状の表示エリアAdに対応した本体部10aの同じく長方形形状の4辺の全ての外側に、長方形形状の4個の取り出し部10bが、直線状の折り曲げ線BLの部分で折り曲げられるようにして設けられている。
取り出し部10bは、図1に示す本実施形態においては、本体部10aから外側に突き出した部分であり、取り出し部10の大きさは、本体部10aの大きさにもよるが、通常、本体部10aよりも面積的に小さい。
図1の実施形態において、取り出し部10bは、図4で例示した従来のタッチパネル40で言えば、取り出し回路42が形成されていた非表示エリアAeの部分に対応する。
図1(b)の断面図では、取り出し部10bは本体部10aに対して直角に折り曲げられているように描いてあるが、取り出し部10bを折り曲げ線BLで折り曲げるとき、折り曲げ線BLの部分で、直角に折ってもよいが、取り出し回路3の断線防止などの観点からは、断面形状にて曲線を含むように折り曲げられることが好ましい。例えば、画像表示パネル20側となる内側で、半径0.5〜5mm程度の曲率半径で折り曲げるとよい。
外側が曲率半径を持つとき、折り曲げ線BLの位置は、本体部10aの外側の面、つまりタッチパネル10の操作者側の面が、平面から曲面に変化しだす部分を、折り曲げ線BLとすることができる。
《透明可撓性基材1》
透明可撓性基材1は、シート状であり、透明且つ可撓性で電気絶縁性の基材であれば特に制限はなく、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンレフタレートなどのポリエステル系樹脂、或いは、ポリエーテルエーテルケトン、アクリル系樹脂、シクロポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂などを用いた樹脂フィルムを使用することができる。なお、ここで言う「透明」とは無色透明であることが好ましいが、個々のタッチパネル用途に於いて要求される諸特性、特に表示の視認性に実用上支障の無い範囲であれば、着色透明のものを用いることもできる。
本発明において、「シート」、「フィルム」の用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いに区別しない。
本発明において、透明可撓性基材1の透明とは、タッチパネルを透して見る画像表示パネルの表示の視認性を損なわない程度に透明であることを意味する。
本発明において、透明可撓性基材1の可撓性とは、取り出し部10bを画像表示パネル20の側面20bに対峙するように、本体部10aに対して、折り曲げられるのに最低限必要な可撓性以上の可撓性を有することを意味する。したがって、少なくとも、本体部10aと取り出し部10bとの境界である折り曲げ線BLの部分となる透明可撓性基材1には、ガラス板のような剛直な材料は使用されない。
透明可撓性基材1の厚みは、可撓性、機械的強度、取り扱い性などの点で、上記材料の場合、例えば15〜200μm、通常、25〜100μmである。この範囲未満であると、機械的強度、取り扱い性が低下することがあり、この範囲を超えると、必要な可撓性が得られないことがあるからである。
透明可撓性基材1は、位置検知方式が抵抗膜方式である場合には、2枚の透明可撓性基材1を、それぞれに形成されるセンサ電極2が対向するような向きの配置で用いることができる。
位置検知方式が投影型静電容量方式である場合には、透明可撓性基材1は、少なくとも1枚が用いられ、2枚が用いられることもある。投影型静電容量方式が必要とする2方向のセンサ電極2のそれぞれが、別々の透明可撓性基材1に形成されるときは、透明可撓性基材1は2枚用いられ、当該センサ電極2のそれぞれが同じ透明可撓性基材1に形成されるときは、透明可撓性基材1は1枚が用いられる。
《センサ電極2》
センサ電極2は、位置検知用の電極である。センサ電極2は、タッチパネル10の本体部10aの表示エリアAd内となる領域に形成される。このため、センサ電極2は、画像表示パネル20の表示の視認に支障を来たさないように、透視性導電層4によって形成されている。
また、センサ電極2は、非表示エリアAe内の取り出し回路3と電気的に接続されるようにするために、非表示エリアAe内の一部にまで、表示エリアAdから延長されて形成される。
<透視性導電層4>
透視性導電層4における「透視性」とは、タッチパネル10を透して見る画像表示パネル20の表示の視認性を損なわない程度に、画像表示パネル20の表示を目視できることを意味する。したがって、透視性導電層4としては、層自体は不透明だがメッシュ状に形成されることで、大局的に見れば、見かけ上透明であるかのように見える開口部4aOを有する導電メッシュ層4aと、層自体が透明である開口部の無い透明導電層の両方が含まれる。
本実施形態においては、この透視性導電層4として、層自体は不透明だがメッシュ状に形成された導電メッシュ層4aを採用している。図1(c)の部分拡大平面図は、透視性導電層4として形成された導電メッシュ層4aのメッシュパターンの一例を示す。
導電メッシュ層4aは、表示エリアAdを例えば40V型モニターディスプレイのように大面積にしても、ITOなどの透明金属酸化物膜に比べて、表面抵抗率を低く維持しやすい利点がある。
また、センサ電極2と取り出し回路3とを同一材料で形成してある本実施形態において、センサ電極2に求められる表面抵抗率と、取り出し回路3に求められる導電性とを、センサ電極2とする導電メッシュ層4aのメッシュパターンの形状(特に、線幅及び開口面積率)と、取り出し回路3の配線の線幅とを調整することによって、非メッシュで形成する場合に比べて、両立させやすいという利点がある。
ただ、本発明においては、透視性導電層4としては、ITO薄膜、IZO(インジウム亜鉛酸化物)薄膜などのような層自体が透明な透明金属酸化物膜からなるメッシュ状に形成されない透明導電層を採用してもよい。
また、本発明においては、センサ電極2と取り出し回路3とは異種材料で形成されていてもよい。
〔導電メッシュ層4a〕
導電メッシュ層4aは、導電性材料による導体がメッシュパターン状にで形成されてなる層である。導電性材料としては、銅、金、銀、白金、錫、アルミニウム、ニッケル等の高導電性金属(これらの合金も含む)を用いることができる。特にこれらの高導電性金属は、ITO薄膜等の透明金属酸化物膜に比べて、導電メッシュ層4aを形成した面の表面抵抗率を低くできる利点がある。高導電性金属を用いた導電メッシュ層4aは、金属箔や金属蒸着膜などの金属層のエッチングによるパターンニング、或いは、金属粉末とバインダ樹脂を含む導電ペースト等を用いた印刷法など、公知の形成法で形成することができる。バインダ樹脂として、熱硬化性樹脂、電離放射線硬化性樹脂、熱可塑性樹脂などを用いることができる。なかでも、アクリレート系の電離放射線硬化性樹脂は、硬化が迅速で且つ導電メッシュ層4aの強度にも優れ、好ましい樹脂の一種である。又、銀の粉末は高導電率を得る上で好ましいものの一種である。
本実施形態においては、導電メッシュ層4aは、透明可撓性基材1の一方の面上に接着剤層(図示略)を介して接着された銅箔をエッチングによってパターンニングして形成されている。銅箔は、電解銅箔でもよいし、蒸着やスパッタで形成された蒸着銅箔でもよい。銅箔の厚みは、例えば10μm、極薄銅箔では1μmなどとすることができる。又、接着剤としては、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等からなる公知のものを使用することができる。
導電メッシュ層4aは、本発明においては、許容されるならば、表面抵抗率は金属からなる場合に比べて高くなるが、ITO薄膜、IZO(インジウム亜鉛酸化物)薄膜のような透明金属酸化物膜、或いは直径が1μm未満の銀の繊維(所謂「銀ナノワイヤー」)を透明樹脂バインダ中に分散させた塗膜を、開口部の無いベタパターンで電極パターンを形成する場合の厚みよりも厚くして、透明性の低下により注視すれば導電メッシュ層4aのメッシュパターンが視認できる程度の透明導電膜で、メッシュ状に形成されたものでもよい。
導電メッシュ層4aのメッシュパターンのパターン形状は、特に制限はない。図1(c)のメッシュパターンは、正方格子のパターンである。メッシュパターンは、こうした正方格子以外に、三角格子、長方形格子、五角格子、六角格子などの周期性を有する規則的パターン、或いは、ランダムな形状の開口部4aOを含む不規則的パターンでもよい。開口部4aOの形状は、図1(c)に示される正方格子のメッシュパターンの場合、開口部4aOは正方形である。また、開口部4aOは三角格子では三角形、五角格子では五角形、六角格子では六角形となる。
また、導電メッシュ層4aのメッシュパターンとしては、導体が平行線群乃至ストライプ状に形成され、導体によって全周囲を取り囲まれた開口部4aOが存在しないパターンも含む。
導電メッシュ層4aは、そのメッシュパターンが有する開口部4aOなど導体非形成部によって、透視性を確保している。
導電メッシュ層4aの線は、図1(c)に例示のような直線のみからなる形状以外に、曲線のみからなる形状、直線と曲線とからなる形状でもよい。
導電メッシュ層4aの線幅は、導電メッシュ層4aが金属からなる不透明な場合は、透明性が要求される表示エリアAdの内部については、視認距離に応じた不可視性及び要求される表面抵抗率により適宜設定する。例えば、線幅は50μm以下、好ましくは30μm以下、より好ましくは15μm以下、さらに好ましくは10μm以下とするとよい。下限は、例えば、センサ電極2に要求される導電性を確保し、又、断線を回避する為に1μm以上、好ましくは3μm以上とする。
導電メッシュ層4aが図1(c)のように、導体非形成部が全周囲を導体で取り囲まれた開口部4aOを有する場合、開口部4aOの大きさは、導電メッシュ層4aが金属からなる不透明な場合は、例えば、50〜2000μmである。開口部4aOの大きさ、線幅、導電メッシュ層4aの層自体の体積抵抗率及び厚みが、表面抵抗率に影響する。センサ電極2として要求される表面抵抗率に応じて、これらは決定される。
なお、ここで、開口部4aOの大きさとは、開口部4aOが多角形形状の場合、最長の対角線長として定義する。
メッシュパターンが規則的パターンである場合、その開口部4aO乃至は導体非形成部
の周期性と、画像表示パネルの画素配列の周期性とが干渉して、モアレが生じることがある。モアレが生じる場合には、導電メッシュ層4aのメッシュパターンの開口部4aO乃至は導体非形成部の配列方向を、画像表示パネルの画素配列の配列方向に対して傾ける、いわゆるバイアス角を設定してもよい。図1(c)に示す、導電メッシュ層4aのメッシュパターンは、45度のバイアス角が設定された例である。バイアス角は、0度超過、90度未満の範囲内で設定される。バイアス角を設定することによって、モアレを目立たなくさせることができる。
不規則なメッシュパターンとしては、本出願人によって公開された特許である、特開2012−178556号公報(電磁波遮蔽材、積層体および画像表示装置)、特開2013−5013号公報(透明アンテナ、及び画像表示装置)などで開示される、ボロノイ図を利用して画成することができるメッシュパターンを、採用することもできる。このメッシュパターンは、周期性を極めて効果的に低減することができ、その結果、バイアス角の設定をしなくても、モアレ発生を極めて効果的に低減することができる。
《取り出し回路3》
取り出し回路3は、センサ電極2を外部回路に接続するための不透明な回路である。このため、取り出し回路3は、センサ電極2を外部回路に接続するための配線を少なくとも有する。
なお、センサ電極2が抵抗膜方式の電極である場合、センサ電極2は抵抗膜であり、センサ電極2は、通常、直角四角形の形状をしており、このため、取り出し回路3は、その4辺に沿って帯状の取り出し電極が電気的に接続され、配線は、この取り出し電極に電気的に接続される。
したがって、この場合、取り出し回路3は、配線と取り出し電極とを有する。
取り出し回路3の配線の線幅は、10〜300μm、好ましくは30〜100μm、より好ましくは30〜50μmである。
取り出し回路3の配線と配線との間のスペースであるライン間隔は、通常、線幅と同程度とすることができる。
ただ、本発明においては、取り出し回路3を有する取り出し部10bは、画像表示パネル20の側面20bに対峙するように折り曲げるので、こうした取り出し部10bに形成された取り出し回路3の配線は、額縁幅に影響しないようにできる。
取り出し回路3の材料及びその形成方法については、センサ電極2として説明したなかで層自体が不透明な材料及び形成方法を採用することができる。この際、本発明においては、取り出し回路3は、センサ電極2と同一材料で形成してもよく、異種材料で形成してもよい。
『画像表示パネル20』
画像表示パネル20としては、液晶表示パネル、プラズマ画像表示パネル、EL(電界発光)パネル、電子ペーパーなどの各種画像表示パネルの他、ブラウン管などを用いることができる。これらは、画像を動的に表示できるものであるが、画像表示パネル20としては、画像を動的に表示できず、例えば案内地図など印刷物や写真など画像を静的に表示するものであってもよい。
本発明においては、画像表示パネル20には、画像表示装置100内において、画像表示パネル20を単体として固定するフレームがある場合は、当該フレームも含めて画像表示パネル20と言う。こうした構成では、取り出し部10bが画像表示パネル20の側面に対峙するとは、より具体的には当該フレームの側面が画像表示パネル20としての側面20bに対峙することを意味する。
もちろん、画像表示パネル20はタッチパネル10と同一のフレームで固定されていてもよい。この場合は、取り出し部10bは当該フレームの内側で画像表示パネル20の側面20bに対峙する構造となる。
『その他の構成要素』
図1は、本発明による画像表示装置100の一例として、その基本的な構成例を示すものであった。本発明による画像表示装置100は、さらに、額縁幅に直接的に関係し得る、前面保護板30、筐体50の他、図示はしないが、その用途に応じて、入出力回路、各種制御回路、電源回路など、画像表示装置における公知の構成要素を含み得る。以下、前面保護板30及び筐体50について説明する。
《前面保護板30》
図1(b)の断面図にて、一点鎖線で示すように、画像表示装置100は、タッチパネル10の前方に、前面保護板30を設けてもよい。前面保護板30としては、ガラス板、樹脂板などを用いることができる。前面保護板30により、タッチパネル10の表面保護などをすることができる。
本発明においては、図1(b)で例示するように、前面保護板30に枠印刷31を設ける場合、取り出し回路3を隠蔽する必要がないようにできる為、枠印刷31の幅を従来よりも狭くして狭額縁化することができる。
《筐体50》
図1(b)の断面図にて、破線で示すように、画像表示装置100は、筐体50を備えていてもよく、通常は筐体50を備える。筐体50にベゼル50bを設ける場合、取り出し回路3を隠蔽する必要がないようにできる為、ベゼル50bの幅を従来よりも狭くして狭額縁化することができる。
『変形形態』
本発明の画像表示装置100は、上記した形態以外のその他の形態をとり得る。以下、その一部を説明する。
《タッチパネル10における変形形態》
先ず、タッチパネル10における変形形態を説明する。
<取り出し部10b>
取り出し部10bに関係する変形形態は各種あり得るがその中の一部を説明する。
〔取り出し部10bの個数〕
上記実施形態では、取り出し部10bは、本体部10aに対して、本体部10aの形状である長方形の辺の数である4と同数の4個設けた例であった。
しかし、本発明においては、取り出し部10bの個数は、1個以上であれば任意である。例えば、取り出し部10bは、四角形状の本体部10aの互いに隣接する2辺のそれぞれに1個ずつ合計2個設けてもよい。また、本体部10aの1つの辺に2個以上複数設けてもよい。
図2の平面図に示すタッチパネル10は、その一例を示す。同図に示すタッチパネル10は、センサ電極2を2方向設ける場合におけるセンサ電極2を模式的に示す。同図では、センサ電極2は、投影型静電容量方式に対応できるものであり、X方向に延びる複数のセンサ電極2xと、X方向と直交するY方向に延びる複数のセンサ電極2yとが、互いに絶縁されて形成されていることを示す。
こうした、センサ電極2x及びセンサ電極2yからなるセンサ電極2に対して、同図に例示するように、X方向に延びるセンサ電極2xに対しては、本体部10aに対してX方向のいずれかに(同図では右側)1個の取り出し部10bを設け、この取り出し部10bにセンサ電極2xから、取り出し回路3をx方向に延ばして形成する。一方、y方向に延びるセンサ電極2yに対しては、本体部10aに対してy方向のいずれかに(同図では下側)1個の取り出し部10bを設け、この取り出し部10bにセンサ電極2yから、取り出し回路3をy方向に延ばして形成する。
こうした構成とすることによって、取り出し回路3の配線を表示エリアAdの外縁に沿って形成することなく、言い換えると本体部10aの辺に平行に形成することなく、取り出し回路3の配線と外部回路との電気的な接続を、額縁部の幅に影響せずに、額縁部の幅に無関係に行うことができる。
〔取り出し部10bの形状及び、本体部10aとの位置関係〕
上記実施形態では、取り出し部10bは、平面視で長方形の本体部10aに対して、その4辺の全部に、それぞれの4辺と同一幅の長方形形状で設けた例であった。
また、上記図2で例示した変形形態では、図2(b)で示すように図面右下部に僅かに四角形の切り込みを有する略長方形形状である本体部10aに対して、その長方形と見立てた4辺のうち隣接する2辺に切り込みを除く幅と同一幅で設けた例であった。
しかし、本発明においては、取り出し部10bの形状、及び本体部10aとの接続位置は、任意である。
例えば、本発明においては、取り出し部10bが、本体部10aと接する長さは、当該取り出し部10bが接する本体部10aの辺の長さに比べて小さくてもよい。この場合の取り出し部10bは、本体部10aの辺の中央部、或いは辺の中央部からずれた位置、辺の端部分など、任意である。
取り出し部10bの形状は、L字型など、折れ線形状、非直線的形状、曲線形状などとしてもよい。
こうした構成とすることによって、タッチパネル10と接続する外部回路と、タッチパネル10との、位置関係の設計の自由度を高めることができる。
〔取り出し部10bにおける取り出し回路3の延在方向〕
取り出し回路3の延在方向については、取り出し回路3の変形形態であるが、取り出し部10bの形状にも密接に関係し得るため、取り出し部10bの変形形態のなかで説明する。
概念的模式図でもある図1で説明した上記実施形態では、全ての取り出し部10bにおいて、各々が有する取り出し回路3は、当該取り出し回路3が形成されている取り出し部10bが連結している本体部10aの辺に直角方向に延びているように描いてあった。
しかし、本発明においては、画像表示パネル20の側面20bに対峙するように折り曲げられている取り出し部10bに形成された取り出し回路3の配線3wについては、表示エリアAdの外縁に平行乃至は略平行に引き回されている部分があってもよい。換言すると、取り出し回路3の配線3wは、表示エリアAdの外縁に沿って引き回されている部分があってもよい。さらに換言すると、取り出し回路3の配線3wは、本体部10aの外縁に沿って引き回されている部分があってもよい。
ここで、略平行とは平行から±5度以内に収まる角度関係であるとすることができる。
図3は、その一実施形態を示す。図3(a)はタッチパネル10において、取り出し回路3の配線3wを、当該取り出し回路3が形成されている取り出し部10bが設けられている本体部の辺に対して、平行に延びる部分を有するように形成した形態を説明する折り曲げ前の平面展開図である。図3(b)は折り曲げ後の断面図であり、図3(a)の平面図中においてC−C線でのタッチパネル10の断面図である。図3(c)は、折り曲げ後の取り出し部10bの側面図であり、図3(b)において図面右側から左側を観察したときの図である。
なお、同図では、センサ電極2のパターン形状の図示は省略してある。
同図に例示する取り出し部10bは、長方形の本体部10aの短辺に対して当該短辺の全長に亘って設けられ、本体部10a側とは反対側に突出部10btを含んでいることで、凸字形状となった取り出し部10bを一個設けた例でもある。ここで、突出部10btの幅については、配線3wの延在方向と直交する方向(図3(a)では上下方向)の幅は、本体部10aの同方向の幅に比べて小さい。この取り出し部10bは、凸字形状の凸の字の底部に該当する部分が本体部10aの短辺と連結した形状である。
そして、このタッチパネル10は、折り曲げ線BLに沿って、取り出し部10bを本体部10aに対して折り曲げて、画像表示装置100に組み込まれる。
図3(c)の側面図で示されるように、折り曲げられた後の取り出し部10bにおいて、取り出し回路3のうち、図面で左右方向に延びている配線3wは、この取り出し部10bが接続される本体部10aの辺に平行に延びる配線3wであり、従来ならば、額縁幅への影響を考慮するものであった。
こうした構成とすることによって,取り出し部10bにおける取り出し回路3の配線3wの線幅やライン間隔は、額縁幅に無関係に、設けることができることになる。また、ライン及びスペース寸法を、額縁幅とは無関係に設定できる利点も得られる。
しかも、取り出し回路3を、当該取り出し回路3が形成されている取り出し部10bが連結する本体部10aの辺と平行に延びる部分を設けることで、取り出し回路3の配線3wを、取り出し部10bにおける外部回路とのコネクタなどによる接続端子5などの接続部で、接続する外部回路の装置内での位置に応じた部分に纏めることが可能となる。その結果、取り出し部10bは、同図のように、突出部10btを含んだ形状とすることができる。そして、この結果、取り出し部10bは、突出部10btによって、外部回路との接続のためのコネクタなどの接続部品をより小さくできる。
また、こうした形態とすることによって、タッチパネル10と接続する外部回路と、タッチパネル10との、位置関係の設計の自由度を高めることができる。
取り出し部10bが、取り出し回路3の配線3wのうち、表示エリアAdの外縁に平行乃至は略平行に引き回されている部分を有する配線3wを複数有するときは、その全部において、折り曲げ線BLより先の、つまり、本体部10aから遠い方の、折れ曲がった部分の取り出し部10bの領域に位置することが好ましい。額縁部の幅に無関係に配線3wを引き回せるからである。
しかし、本発明においては、取り出し部10bが、取り出し回路3の配線3wのうち、表示エリアAdの外縁に平行乃至は略平行に引き回されている部分を有する配線3wを複数有するときは、そのうちの少なくも1本が、折り曲げ線BLより先の折り曲がった部分の取り出し部10bの領域に位置していることによっても、その分による狭額縁化の効果が得られる。
〔FPCなど引き出し部材60の一体化〕
突出部10btの先端近傍などには、取り出し回路3は外部回路との接続部となる位置に、接続端子5を設けることができる。突出部10btは、図4で例示した従来のタッチパネル40において、FPCなどの引き出し部材60に機能的に該当する部分とすることができる。
<折り曲げられていない外部回路との引き出し部>
上記実施形態では、取り出し部10bは、長方形の表示エリアAdに対して、その四辺の全部に対応して4個設けられており、この取り出し部10bの全てが、画像表示パネル20の側面20bに対峙するように、折り曲げられていた。
本発明においては、取り出し部10bとは、折り曲げ線BLで本体部10aに対して折り曲げられた部分であるとした。
しかし、本発明においては、本体部10aのセンサ電極2を外部回路に電気的に接続する機能は取り出し部10bと同じだが、側面20bに対峙するように折り曲げられていない部分であって、表示エリアAdを含む本体部10aと一体となっている部分(ここでは、これを「引き出し部」と言うことにする)を、タッチパネル10が有していてもよい。
例えば、図2で例示した2個の取り出し部10bを有する変形形態を借りて説明すると、図面左右方向であるX方向で本体部10aに連結した取り出し部10bを折り曲げ線BLで折り曲げずに、この取り出し部10bの部分を「引き出し部」として、そのまま、本体部10aの部分と同一面をなすようして使うか、画像表示パネル20の側面20bに対峙するまでは至らない範囲で僅かに画像表示パネル20側に傾けて使うなどする場合である。こうした形態は、当該「引き出し部」の方向に空間的余裕がある構造の画像表示装置100において可能となる。
こうした形態においても、本発明においては、画像表示パネル20の側面20bに対峙するように折り曲げられている取り出し部10bについて、その取り出し回路3における配線3wのライン及びスペース寸法の狭幅化による狭額縁化の限界を打破し、なお且つタッチパネルを箱型立体化せずに、狭額縁化を可能にすることができる。
<センサ電極2>
センサ電極2の電極パターンは、その位置検知方式に応じたものでよく、公知の各種パターンを採用することができる。
本発明においては、センサ電極2の位置検知方式としては、透視性導電層4をセンサ電極2として必要とする位置検知方式であれば、いずれの方式でもよい。したがって、抵抗膜方式、投影型静電容量方式以外にも、表面型静電容量方式、マトリックス方式などでもよい。
各位置検知方式におけるセンサ電極2のパターンは任意であり、公知の各種パターンを採用することができる。
〔両面仕様〕
センサ電極2は、透明可撓性基材1の表裏いずれかの片面に形成された「片面仕様」でもよく、表裏両面に形成された「両面仕様」でもよい。両面仕様の形態は、位置検知方式が投影型静電容量方式の場合などで採用することができる。
両面仕様とすることで、片面仕様ならば透明可撓性基材1を2枚必要なところを、1枚の透明可撓性基材1で、タッチパネル10としての必要なセンサ電極2を完備することができ、部品点数の削減、薄型化に寄与することができる。
前記図2の平面図で示したタッチパネル10を参照して更に説明すれば、両面仕様は、透明可撓性基材1の表裏いずれか一方の面にセンサ電極2xを形成し、これとは反対側の他方の面にセンサ電極2yを形成することで、両面仕様とすることができる。
<取り出し回路3>
上記取り出し部10bにおける変形形態で説明したように、取り出し回路3の配線3wは、表示エリアAdの外縁に沿って形成されている部分があってもよい。
こうした形態とすることによって、タッチパネル10と接続する外部回路と、タッチパネル10との、位置関係の設計の自由度を高めることができる。
〔取り出し部10bまで延長されたセンサ電極2〕
取り出し回路3と接続されるために非表示エリアAeに延長されたセンサ電極2、より具体的には位置検知能力はない部分となっている可能性のあるセンサ電極2の導体が、折り曲げ線BLを跨いで取り出し部10bまで延長されていてもよい。
ただし、センサ電極2が透明金属酸化物膜、とりわけITOなどで形成されている場合は、折り曲げに弱く折り曲げ線BLの部分で導電性が低下することがあるので、折り曲げ線BLよりも表示エリアAd側の内側に留めておくことが好ましい。
〔接続端子5〕
図3の変形形態において例示した接続端子5は、取り出し回路3の外部回路との接続部となる部分である。同図に示されるように、取り出し部10bの先端近傍における取り出し回路3の配線3wの先端に、接続端子5を設けてもよい。接続端子5によって、外部回路との接続の信頼性を向上させることができる。取り出し回路3は、配線3wと接続端子5とを含む回路となる。
接続端子5は、単に取り出し回路3の配線3wの線幅をその部分だけ広くしたものでもよいし、取り出し回路3の配線3wの表面に、金めっきなどを施した構造としてもよい。
〔取り出し回路3の形成面〕
上記実施形態では、取り出し回路3は、この取り出し回路3が電気的に接続されるセンサ電極2とともに、透明可撓性基材1の片面上に設けられた接着剤層表面という同一層面に接して形成されているものとして説明した。
しかし、本発明においては、透明可撓性基材1の同一面上であったとしても、センサ電極2と取り出し回路3とは、同一層面に接して形成されていなくてもよい。例えば、表示エリアAdの内部においては、透明可撓性基材1上に設けた接着剤層の上にセンサ電極2を形成し、表示エリアAdの外部に於いては、取り出し回路3と透明可撓性基材1間に、接着剤層を介さずに、取り出し回路3を透明可撓性基材1に直接形成してもよい。
〔取り出し回路3とセンサ電極2との形成材料の異同〕
上記実施形態では、取り出し回路3は、センサ電極2と同一材料で形成されていた。つまり、取り出し回路3は、取り出し部10bで外部回路と電気的に接続する配線の先端まで、センサ電極2と同一材料で透明可撓性基材1の同一面上に形成されていた。
しかし、本発明においては、取り出し回路3は、センサ電極2と異種材料で形成されていてもよく、また、当該取り出し回路3が電気的に接続されるセンサ電極2が形成される透明可撓性基材1の面上とは反対側の異なる面上に形成されている部分があってもよい。
取り出し回路3とセンサ電極2とが、同一材料で、且つ透明可撓性基材1の同一面上に形成されている方が、異種材料で形成されていたり、透明可撓性基材1の表裏面に形成されていたりする場合に比べて、同時形成できるため、生産性及びコスト的には有利になる点では好ましいが、異なる面上に形成されている部分がある構成とすることによって、設計の自由度を高めることができる。例えば、両面仕様において、透明可撓性基材1のいずれか片面側に、透明可撓性基材1を貫通するスルーホールによって接続部を纏めることもできる。
<透視性導電層4としての導電メッシュ層4a>
上記実施形態に於いては、透視性導電層4しての導電メッシュ層4aを構成する導電性材料として、透明可撓性基材1上に接着剤層を介して積層した銅箔を用いている。
しかし、本発明に於いては、該導電性材料としてこれに代えて、透明可撓性基材1の一方の面上に導電性金属層を薄膜で蒸着、スパッタ、無電解メッキ等の方法により形成し、該薄膜の導電性金属層上に導電性金属を電解メッキ法によって厚膜形成したものを用いることも出来る。
薄膜で形成する導電性金属層としては、例えば、銅、銀、クロム、ニッケル−クロム合金等からなる厚さ0.1〜0.5μmの層を用いることが出来る。又、厚膜で形成する導電性金属層としては、例えば、銅、銀等からなる厚さ1〜5μmの層を用いることが出来る。
<保護層>
本発明においては、図示はしないが、取り出し回路3、センサ電極2などにおいて、他の構成要素と電気的な接触が必要でない部分では、これらの表面を保護するために、保護フィルムを貼り付けるなどして保護層を設けてもよい。保護層を設けることによって、信頼性を向上させることができる。
<タッチパネル駆動回路の一体化>
本発明においては、タッチパネル10は、取り出し部10b或いは前記「引き出し部」
で接続する外部回路のうち、タッチパネル10を駆動するためのタッチパネル駆動回路を、取り出し部10b或いは前記「引き出し部」における取り出し回路3に直接、ハンダ、導電性接着剤等を介して電気的に接続しておいてもよい。
こうした構成とすることによって、タッチパネル10について、タッチパネル駆動回路も含めた品質管理が容易となる。
<異方性導電材の使用>
タッチパネル10は、抵抗膜方式では2面のセンサ電極2が互いに対向配置され、投影型静電容量方式では2方向のセンサ電極2が互いに絶縁配置される。
このとき、本発明においては、タッチパネル10は、それぞれのセンサ電極2が別々の透明可撓性基材1に形成されたり、透明可撓性基材1の表裏に分けて形成されたりするときは、2枚の透明可撓性基材1の間に、異方性導電フィルム(ACF)や異方性導電ペースト(ACP)などの異方性導電材を用いて回路を電気的に接続して、一方の透明可撓性基材1側の取り出し部10b或いは前記「引き出し部」で纏めてもよい。
こうした構成とすることによって、接続部の設計の自由度を高めることができる。
<本体部10aは剛直で、取り出し部10bが可撓性>
本発明においては、タッチパネル10は、取り出し部10bが折り曲げられて用いられる。したがって、取り出し部10bが折り曲げ可能なように、可撓性を有する透明可撓性基材1が用いられている。
しかし、本発明においては、本体部10aは折り曲げられる必要はない。したがって、基材を2枚用いる形態では、そのうちの1枚に透明可撓性基材1を用い、他の一枚は透明ガラス基材を本体部10aのみに用いることも可能である。ただし、透明ガラス基材上に形成されたセンサ電極2及びこれを電気的に外部回路に接続するための取り出し回路3は、異方性導電材などによって透明可撓性基材1側に電気的に接続させて、最終的には透明可撓性基材1が用いられている取り出し部10bによって、折り曲げられて、外部回路との電気的な接続を行う構造とすることができる。
《画像表示装置100全体としての変形形態》
次に、画像表示装置100全体としての変形形態を説明する。
<部材間の樹脂充填>
図1では、タッチパネル10、画像表示パネル20、及び、前面保護板30のそれぞれの部材の間は、空隙を有するように描いてあるが、これらの間は、粘着シートなど透明樹脂層で埋め尽くしてもよい。こうした構成とすることによって、部材間における表面反射が減り、表面反射によって表示画質が低下するのを抑制することができる。
[2]用途
本発明による画像表示裝置100は、タブレットコンピュータなどの携帯情報端末、スマートフォンなどの各種電話機、テレビジョン受像裝置、パーソナルコンピュータ、電子書籍端末、モニターディスプレイ、デジタルカメラ、デジタルフォトフレーム、計測器、医療用機器、遊戯機器、事務用機器、現金自動支払機、電子黒板、自販機、案内表示板などの、位置入力手段を表示部等に備えた画像表示装置に広く適用できる。
1 透明可撓性基材
2 センサ電極
2x (X方向の)センサ電極
2y (Y方向の)センサ電極
3 取り出し回路
3w 配線
4 透視性導電層
4a 導電メッシュ層
4aO 開口部
5 接続端子
10 タッチパネル
10a 本体部
10b 取り出し部
10bt 突出部
20 画像表示パネル
20a 表示面
20b 側面
20c 裏側面
30 前面保護板
31 枠印刷
40 従来のタッチパネル
41 センサ電極
42 取り出し回路
50 筐体
50b ベゼル
60 引き出し部材
100 画像表示装置
200 従来の画像表示装置
Ad 表示エリア
Ae 非表示エリア
BL 折り曲げ線
BL2 第2の折り曲げ線

Claims (1)

  1. 画像表示パネルと、この画像表示パネルの表示面の前方に配置されたタッチパネルとを含み、
    前記タッチパネルは、
    シート状の透明可撓性基材と、
    前記透明可撓性基材の少なくとも片面上であって、前記画像表示パネルの表示が観察可能とされる表示エリア内から前記表示エリアの外縁外側である非表示エリアのうちの一部にまで形成されたセンサ電極と、
    前記センサ電極を外部回路に電気的に接続するための回路であって、前記非表示エリアで前記センサ電極に電気的に接続された不透明な取り出し回路と、
    を含み、
    前記取り出し回路を有する取り出し部が、少なくとも前記表示エリアの全域を含み前記取り出し部が連結されている本体部に対して、前記画像表示パネルの前記表示面に対する側面に対峙するように折り曲げられている、
    画像表示装置。
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