JP2014153112A - 温度検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度に応じて抵抗値が変化する温度センサを用いた温度検出装置において、温度の検出精度を向上させる。
【解決手段】温度検出装置1は、一端がグランド電位に接続された温度センサ3の他端と電源電圧Vccとの間に、直列に設けられた2つの抵抗5,7と、抵抗5,7のうち、電源電圧Vcc側の抵抗7の両端に、2つの出力端子が接続されたトランジスタ9と、マイコン11とを備える。そして、マイコン11は、抵抗5と温度センサ3との接続点P1の電圧であるセンサ電圧VSの、温度に対する特性を、トランジスタ9のオンとオフとを切り換えることにより、第1の特性と第2の特性とに切り換える。そして、マイコン11は、センサ電圧VSに基づいて温度を算出するが、トランジスタ9をオンさせている場合には、トランジスタ9の下流側の出力端子の電圧VTを検出し、該電圧VTとセンサ電圧VSとに基づいて温度を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、温度に応じて抵抗値が変化する温度センサを用いた温度検出装置に関する。
この種の温度検出装置では、一端がグランドラインに接続された温度センサの他端と、電源電圧との間に、プルアップ用の抵抗を設けることで、その抵抗と温度センサとの接続点に、温度センサの抵抗値に応じた電圧であって、検出対象の温度に応じた電圧であるセンサ電圧を発生させる。そして、温度検出装置は、センサ電圧を検出し、そのセンサ電圧の検出値から検出対象の温度を算出する。
更に、特許文献1には、プルアップ用の抵抗として、2つの直列な抵抗を設けると共に、その2つの抵抗のうち、電源電圧側の抵抗の両端に、トランジスタの2つの出力端子を接続する構成が記載されている。
そして、特許文献1に記載の温度検出装置では、トランジスタのオンとオフとを切り換えて、プルアップ用抵抗の抵抗値を変えることにより、温度に対するセンサ電圧の特性を、第1の特性と第2の特性とに切り換えている。この構成により、温度センサの故障を確実に検出できるようにしたり、温度の検出精度を高めることができるようにしている。
特開2009−250613号公報
従来の温度検出装置では、上記トランジスタのオン時における出力端子間の電圧が、該トランジスタの経時劣化や温度などの要因で変化することを想定していない。このため、トランジスタをオンさせている場合において、温度の検出精度が低下する。
そこで、本発明は、温度の検出精度を向上させることを目的としている。
本発明の温度検出装置は、検出対象の温度に応じて抵抗値が変化すると共に、一端が基準電位に接続された温度センサの他端と、基準電位よりも高い電源電圧との間に、直列に設けられた複数の抵抗と、前記複数の抵抗のうち、一端が温度センサの前記他端に接続された第1の抵抗よりも電源電圧側に設けられている第2の抵抗の両端に、2つの出力端子が接続されたトランジスタと、第1の抵抗と温度センサとの接続点の電圧であるセンサ電圧の、前記温度に対する特性を、前記トランジスタのオンとオフとを切り換えることにより、第1の特性と第2の特性とに切り換える切換手段と、前記センサ電圧を検出し、該センサ電圧に基づいて前記温度を算出する検出手段と、を備える。
そして、検出手段は、前記トランジスタがオンされている場合には、前記トランジスタの2つの出力端子のうち、下流側の出力端子の電圧であるトランジスタ出力電圧を検出し、該トランジスタ出力電圧と前記センサ電圧とに基づいて前記温度を算出する。
この温度検出装置によれば、トランジスタのオン時における出力端子間の電圧が変化しても、トランジスタをオンさせている場合には、実際のトランジスタ出力電圧を検出し、その検出値も用いて温度を算出するため、温度の検出精度が向上する。
第1実施形態の温度検出装置の構成図である。 温度に対するセンサ電圧VSの特性の一例を表すグラフである。 温度検出処理を表すフローチャートである。 断線検出処理を表すフローチャートである。 第2実施形態のトランジスタ診断処理を表すフローチャートである。 トランジスタのオン故障判定値とオフ故障判定値と異常判定値との設定範囲を説明する説明図である。 第3実施形態のトランジスタ診断処理を表すフローチャートである。
本発明が適用された実施形態の温度検出装置について説明する。
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態の温度検出装置1は、基準電位としてのグランド電位(=0V)に一端が接続された温度センサ3の他端に、一端が接続された第1の抵抗(以下単に、抵抗ともいう)5と、第1の抵抗5の他端と電源電圧Vccとの間に接続された第2の抵抗(以下単に、抵抗ともいう)7と、第2の抵抗7の両端に2つの出力端子が接続されたトランジスタ9と、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)11と、マルチプレクサ(MPX)13と、を備えている。
温度センサ3は、検出対象の温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタであり、本実施形態では、温度上昇に伴い抵抗値が減少する温度特性(即ち、負の温度特性)を有したものである。温度センサ3は、例えば、自動車に搭載されたエンジンの排気管に設けられ、そのエンジンの排気温度を、検出対象の温度として検出する。尚、温度センサ3としては、温度上昇に伴い抵抗値が増加する温度特性(即ち、正の温度特性)を有したものを用いることもできる。
電源電圧Vccは、一定の電圧であり、本実施形態では5Vであるが、5V以外の電圧でも良い。
トランジスタ9は、本実施形態ではPNPトランジスタである。トランジスタ9のコレクタが、抵抗7の端部のうち、下流側の端部(抵抗5側の端部)に接続され、トランジスタ9のエミッタが、抵抗7の端部のうち、上流側の端部(電源電圧Vcc側の端部)に接続されている。尚、トランジスタ9は、NPNトランジスタでも良いし、バイポーラトランジスタ以外の種類のトランジスタでも良い。
マルチプレクサ13には、第1の抵抗5と温度センサ3との接続点P1の電圧であるセンサ電圧VSが、抵抗15を介して入力される。抵抗15は、グランド電位に一端が接続されたコンデンサ18と共にノイズフィルタを成す。尚、上記接続点P1とグランド電位との間にも、ノイズ除去用のコンデンサ17が接続されている。
また、マルチプレクサ13には、トランジスタ9の2つの出力端子(コレクタとエミッタ)のうち、下流側の出力端子であるコレクタの電圧(以下、トランジスタ出力電圧という)VTが、抵抗16を介して入力される。抵抗16は、グランド電位に一端が接続されたコンデンサ19と共にノイズフィルタを成す。
マルチプレクサ13は、入力されるセンサ電圧VSとトランジスタ出力電圧VTとの一方を、マイコン11からの指示に従い選択して、マイコン11に出力する。
マイコン11は、プログラムを実行するCPU21と、実行対象のプログラムや固定のデータ等が記憶されたROM22と、CPU21による演算結果等が記憶されるRAM23と、A/D変換器(ADC)24とを備えている。
マイコン11は、センサ電圧VSとトランジスタ出力電圧VTとの各々を、マルチプレクサ13を介して択一的に入力し、その各電圧VS,VT(詳しくは、各電圧VS,VTの電圧値)を、A/D変換器24によりA/D変換することで検出する。
温度センサ3は、トランジスタ9のオフ時には、直列な2つの抵抗5,7を介して電源電圧Vccにプルアップされるが、トランジスタ9のオン時には、トランジスタ9及び抵抗5を介して電源電圧Vccにプルアップされる。
このため、温度センサ3の抵抗値をRSとし、抵抗5の抵抗値をR5とし、抵抗7の抵抗値をR7とすると、トランジスタ9のオフ時において、センサ電圧VSは、電源電圧VccをRSと「R5+R7」とで分圧した電圧になり、下記の式1で表される。
VS=Vcc×RS/(RS+R5+R7)…式1
そして、式1を変形すると、RSは下記の式2で表される。
RS=VS×(R5+R7)/(Vcc−VS)…式2
また、トランジスタ9のオン時において、センサ電圧VSは、トランジスタ出力電圧VTをRSとR5とで分圧した電圧になり、下記の式3で表される。
VS=VT×RS/(RS+R5)…式3
そして、式3を変形すると、RSは下記の式4で表される。
RS=VS×R5/(VT−VS)…式4
このように、センサ電圧VSは、温度センサ3の抵抗値(RS)に応じて変化し、延いては、検出対象の温度に応じて変化するが、トランジスタ9のオフ時とオン時とでは、温度に対する変化特性が相違することとなる。そして、マイコン11は、トランジスタ9のベース電流を制御して、該トランジスタ9のオンとオフとを切り換えることにより、センサ電圧VSの温度に対する特性を、第1の特性と第2の特性とに切り換える。
本実施形態では、トランジスタ9のオン時には、センサ電圧VSの温度に対する特性が、図2におけるL1の線で示す第1の特性となり、トランジスタ9のオフ時には、センサ電圧VSの温度に対する特性が、図2におけるL4の線で示す第2の特性となるように、抵抗5,7の抵抗値を設定している。例えば、本実施形態では、抵抗5の抵抗値(R5)を6.0kΩに設定し、抵抗7の抵抗値(R7)を200kΩに設定している。
尚、図2において、L2の線で示す特性は、トランジスタ9のオン時において、トランジスタ9のコレクタ−エミッタ間電圧(出力端子間の電圧)Vceが最小側にばらつくことによりセンサ電圧VSが最大側にばらついた場合の特性である。また、図2において、L3の線で示す特性は、トランジスタ9のオン時において、トランジスタ9のコレクタ−エミッタ間電圧Vceが最大側にばらつくことによりセンサ電圧VSが最小側にばらついた場合の特性である。
温度センサ3は、温度上昇に伴って抵抗値(RS)が減少することから、図2に示すように、センサ電圧VSは、温度が高くなるほど低くなる。
そして、本実施形態では、図2に示すように、トランジスタ9のオン時には、例えば100℃よりも高い温度領域において、センサ電圧VSが線形に近い特性となるように、抵抗5,7の抵抗値を設定している。
また、トランジスタ9のオフ時には、第2の抵抗7がプルアップ用抵抗として有効になるため、図2に示すように、トランジスタ9のオン時と比較すると、全ての温度領域においてセンサ電圧VSが低くなる。このため、トランジスタ9のオン時には、センサ電圧VSが最大で5V近くにまで上昇するのに対し、トランジスタ9のオフ時におけるセンサ電圧VSは、最大でも4.5V程度にしかならない。更に、本実施形態では、図2に示すように、トランジスタ9のオフ時には、例えば200℃よりも低い温度領域において、センサ電圧VSが線形に近い特性となるように、抵抗5,7の抵抗値を設定している。
そして、マイコン11は、少なくともセンサ電圧VSの検出値を用いて、温度センサ3の抵抗値(RS)を算出し、そのRSの算出値を、RSと温度との対応関係を示すROM22内の抵抗値/温度変換マップにあてはめることで、検出対象の温度を算出する。つまり、算出したRSを温度に換算する。
更に、マイコン11は、高温時には、トランジスタ9をオンさせて、センサ電圧VSの温度に対する特性を第1の特性にし、低温時には、トランジスタ9をオフさせて、センサ電圧VSの温度に対する特性を第2の特性にする。このような特性の切り換えにより、全ての温度領域において、センサ電圧VSが線形に近い特性になるようにして、温度の検出精度が良好となるようにしている。
一方、温度センサ3が断線すると、センサ電圧VSは、温度に拘わらず、電源電圧Vccと同じ5Vになる。また、温度センサ3が正常であっても、低温時においてトランジスタ9をオンさせていると、センサ電圧VSは、図2におけるL1又はL2の線で示すように、5V近くにまで上昇する。
このため、トランジスタ9をオンさせたままでは、低温時において、温度センサ3が正常なのか断線したのかを、センサ電圧VSから判別することができなくなる。
これに対し、マイコン11は、低温時において、トランジスタ9をオフさせるため、温度センサ3が正常ならば、センサ電圧VSは、図2におけるL4の線で示すように、最大でも4.5V程度にしかならない。よって、温度センサ3が正常なのか断線したのかを、センサ電圧VSから判別することができるようになる。
尚、トランジスタ9を設けずに、センサ電圧VSの温度に対する特性を、図2におけるL4の線の特性(第2の特性)に固定したとすると、温度センサ3の断線を全ての温度領域において検出できるものの、高い温度領域において、センサ電圧VSの温度に対する変化量が小さくなるため、温度の検出精度(検出分解能)が低下してしまう。このため、本実施形態では、トランジスタ9のオン/オフによりセンサ電圧VSの温度に対する特性を切り換えることで、全ての温度領域において、温度の検出精度を良好にすることと、温度センサ3の断線を検出できるようにすることとを、両立させている。
ここで、トランジスタ9をオンさせている場合に、温度センサ3の抵抗値(RS)は、前述の式4によって算出することができる。
そして、式4で用いるトランジスタ出力電圧VTは、電源電圧Vccよりもトランジスタ9のコレクタ−エミッタ間電圧Vceだけ低い電圧であるため、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが一定値であると仮定すれば、式4におけるVTを固定値として、温度センサ3の抵抗値(RS)を算出することができる。
しかし、実際、コレクタ−エミッタ間電圧Vceは、トランジスタ9の経時劣化や温度などの要因で変化する。例えば、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが0V〜0.3Vの範囲でばらつくとすると、センサ電圧VSは、同じ温度であっても、図2におけるL2の線で示す最大値とL3の線で示す最小値との間でばらつく。
このため、逆に、センサ電圧VSが同じであっても、実際の温度にばらつきが生じることとなる。例えば、図2におけるΔTの矢印で示すように、温度が100℃付近の領域では、センサ電圧VSが同じ4Vであっても、そのセンサ電圧VSが示す温度には20℃前後の差が生じることとなり、その差が温度の検出誤差になる。
そこで、本実施形態において、マイコン11は、トランジスタ9をオンさせている場合には、センサ電圧VSだけでなく、実際のトランジスタ出力電圧VTも検出し、その検出したトランジスタ出力電圧VTとセンサ電圧VSとの両方を用いて、温度センサ3の抵抗値(RS)を算出することにより、温度の検出精度を向上させている。
次に、マイコン11が行う処理について、図3,図4を用い説明する。尚、マイコン11が行う処理は、CPU21がROM22内のプログラムを実行することで実現される。
マイコン11は、温度検出装置1への電源投入に伴い動作を開始すると、図3の温度検出処理を一定時間毎に行う。例えば、温度検出装置1へは、自動車のイグニッションスイッチがオンされると電源が投入される。また、マイコン11は、起動すると、最初はトランジスタ9をオフさせる。つまり、トランジスタ9の初期駆動状態はオフである。尚、トランジスタ9の初期駆動状態はオンであっても良い。
図3に示すように、マイコン11は、温度検出処理を開始すると、まずS110にて、トランジスタ9のオン期間中であるか否か(即ち、現在トランジスタ9をオンさせているか否か)を判定する。
そして、トランジスタ9のオン期間中でなければ(即ち、トランジスタ9のオフ期間中であれば)、S120にて、センサ電圧VSを検出する。具体的には、マルチプレクサ13にセンサ電圧VSを出力させ、そのセンサ電圧VSをA/D変換する。
次にS130にて、前述の式2に、S120で検出したセンサ電圧VSを代入することにより、温度センサ3の抵抗値(RS)を算出し、そのRSの算出値を前述の抵抗値/温度変換マップにあてはめることで、検出対象の温度を算出する。尚、式2において、R5,R7,Vccの各々は、既知の固定値を用いる。また、算出した温度のことを、検出温度という。
次にS140にて、S130による検出温度が第1閾値Tha以上であるかを判定する。そして、マイコン11は、検出温度が第1閾値Tha以上でなければ、そのまま当該温度検出処理を終了するが、検出温度が第1閾値Tha以上であれば、S150にて、トランジスタ9をオフからオンさせ、その後、当該温度検出処理を終了する。
第1閾値Thaは、センサ電圧VSの温度に対する特性を、低温検出用の第2の特性から高温検出用の第1の特性へと切り換える閾値であり、本実施形態では例えば200℃に設定されている(図2参照)。
また、マイコン11は、上記S110にて、トランジスタ9のオン期間中であると判定した場合には、S160に移行して、センサ電圧VSとトランジスタ出力電圧VTとの両方を検出する。具体的には、マルチプレクサ13にセンサ電圧VSを出力させて、そのセンサ電圧VSをA/D変換した後、マルチプレクサ13にトランジスタ出力電圧VTを出力させて、そのトランジスタ出力電圧VTをA/D変換する。
次にS170にて、前述の式4に、S160で検出したセンサ電圧VSとトランジスタ出力電圧VTを代入して、温度センサ3の抵抗値(RS)を算出し、そのRSの算出値を前述の抵抗値/温度変換マップにあてはめることで、検出対象の温度を算出する。尚、式4において、R5は、既知の固定値を用いる。
次にS180にて、S170による検出温度が第2閾値Thb以下であるかを判定する。そして、マイコン11は、検出温度が第2閾値Thb以下でなければ、そのまま当該温度検出処理を終了するが、検出温度が第2閾値Thb以下であれば、S190にて、トランジスタ9をオンからオフさせ、その後、当該温度検出処理を終了する。
第2閾値Thbは、センサ電圧VSの温度に対する特性を、第1の特性から第2の特性へと切り換える閾値であり、第1閾値Thaよりも小さく、本実施形態では例えば100℃に設定されている(図2参照)。つまり、2つの特性の切り換えポイントにヒステリシスを設けており、このことにより、切り換えポイントに近い温度の検出を行う場合に、特性切換のハンチングが生じることを防止している。
また、マイコン11は、温度センサ3の断線を検出するための処理として、図4の断線検出処理を、例えば一定時間毎に行う。
図4に示すように、マイコン11は、断線検出処理を開始すると、まずS210にて、センサ電圧VSを検出し、その検出したセンサ電圧VSが断線判定値Vtho以上であるか否かを判定する。そして、センサ電圧VSが断線判定値Vtho以上でなければ、そのまま当該断線検出処理を終了するが、センサ電圧VSが断線判定値Vtho以上であれば、S220に進む。S220では、温度センサ3が断線していると判断して、例えば、温度センサ3が断線したことを示す故障情報をRAM23又は不揮発性メモリ(図示省略)に記憶したり、温度センサ3の異常を示す警告灯を点灯させたりする処理を行う。そして、その後、当該断線検出処理を終了する。
断線判定値Vthoは、温度センサ3が正常な場合のセンサ電圧VSの最大値よりも大きく、5Vよりは小さい値に設定されている。本実施形態においては、図2に示すように、100℃以下の温度領域では、トランジスタ9がオフされることから、トランジスタ9がオンされている場合のセンサ電圧VSの最大値よりも、トランジスタ9がオフされている場合のセンサ電圧VSの最大値の方が大きい。このため、温度センサ3が正常な場合のセンサ電圧VSの最大値は、トランジスタ9がオフされている場合のセンサ電圧VSの最大値(本例では4.5V)である。よって、断線判定値Vthoは、4.5Vより大きく5Vよりは小さい値(例えば、4.8V)に設定されている。
以上のような温度検出装置1において、マイコン11は、トランジスタ9をオンさせている場合には、センサ電圧VSだけでなく、トランジスタ出力電圧VTも検出し、その検出したトランジスタ出力電圧VTとセンサ電圧VSとに基づいて、温度センサ3の抵抗値(延いては、検出対象の温度)を算出する。尚、電源電圧Vccは既知であることから、トランジスタ出力電圧VTを検出して温度の算出に用いるということは、トランジスタ9のコレクタ−エミッタ間電圧Vceを検出して温度の算出に用いるということでもある。
このため、本実施形態の温度検出装置1によれば、トランジスタ9のコレクタ−エミッタ間電圧Vceが変化しても、温度の検出精度が悪化せず、つまりは、温度の検出精度が向上する。
また例えば、検出温度に基づいて、排気管に設けられたA/F(空燃比)センサのヒータを制御するのであれば、温度の検出精度が向上することにより、ヒータの制御精度も向上することとなる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態の温度検出装置について説明するが、温度検出装置の符号としては、第1実施形態と同じ“1”を用いる。また、第1実施形態と同様の構成要素や処理についても、第1実施形態と同じ符号を用いる。そして、このことは、後述する他の実施形態についても同様である。
第2実施形態の温度検出装置1では、第1実施形態と比較すると、マイコン11が、図5のトランジスタ診断処理を例えば一定時間毎に行う。尚、トランジスタ診断処理の実行周期は、温度検出処理の実行周期と比べて、短くても良いし、長くても良いし、同じでも良い。
図5に示すように、マイコン11は、トランジスタ診断処理を開始すると、まずS310にて、トランジスタ9のオフ期間中であるか否か(即ち、現在トランジスタ9をオフさせているか否か)を判定する。
そして、トランジスタ9のオフ期間中であれば、S320にて、トランジスタ出力電圧VTを検出し、その検出したトランジスタ出力電圧VTがオン故障判定値Vth1以上であるか否かを判定する。
このS320にて、トランジスタ出力電圧VTがオン故障判定値Vth1以上ではないと判定した場合には、そのまま当該トランジスタ診断処理を終了するが、トランジスタ出力電圧VTがオン故障判定値Vth1以上であると判定した場合には、S330に進む。
そして、S330では、トランジスタ9にオン故障が生じていると判断して、例えば、トランジスタ9にオン故障が生じたことを示す故障情報をRAM23又は不揮発性メモリ(図示省略)に記憶したり、異常の発生を示す警告灯を点灯させたりする処理を行う。そして、その後、当該トランジスタ診断処理を終了する。尚、オン故障とは、トランジスタ9がオフしなくなった異常であり、ショート故障であるとも言える。
また、マイコン11は、S310にて、トランジスタ9のオフ期間中ではない(即ち、オン期間中である)と判定した場合には、S340に移行する。
そして、S340にて、トランジスタ出力電圧VTを検出し、その検出したトランジスタ出力電圧VTがオフ故障判定値Vth2以下であるか否かを判定する。
このS340にて、トランジスタ出力電圧VTがオフ故障判定値Vth2以下ではないと判定した場合には、そのまま当該トランジスタ診断処理を終了するが、トランジスタ出力電圧VTがオフ故障判定値Vth2以下であると判定した場合には、S350に進む。
そして、S350では、トランジスタ9にオフ故障が生じていると判断して、例えば、トランジスタ9にオフ故障が生じたことを示す故障情報をRAM23又は不揮発性メモリ(図示省略)に記憶したり、異常の発生を示す警告灯を点灯させたりする処理を行う。そして、その後、当該トランジスタ診断処理を終了する。尚、オフ故障とは、トランジスタ9がオンしなくなった異常であり、オープン故障であるとも言える。
次に、オン故障判定値Vth1とオフ故障判定値Vth2とについて、図6を用い説明する。
図6において、L5とL6の各線は、トランジスタ9がオンしている場合の、トランジスタ出力電圧VTと検出対象の温度との関係を表している。そして、L5,L6のうち、L5の線は、トランジスタ出力電圧VTのティピカル値(標準値)を表し、L6の線は、トランジスタ出力電圧VTの最小値を表している。
また、図6において、L7〜L9の各線は、トランジスタ9がオフしている場合の、トランジスタ出力電圧VTと検出対象の温度との関係を表している。そして、L7〜L9のうち、L7の線は、トランジスタ出力電圧VTのティピカル値を表し、L8の線は、トランジスタ出力電圧VTの最大値を表し、L9の線は、トランジスタ出力電圧VTの最小値を表している。
尚、L6,L9の線が表すトランジスタ出力電圧VTの最小値とは、回路を構成する各素子の特性ばらつきや回路の周囲温度等によってトランジスタ出力電圧VTが最小側にばらついた場合の値である。同様に、L8の線が表すトランジスタ出力電圧VTの最大値とは、回路を構成する各素子の特性ばらつきや回路の周囲温度等によってトランジスタ出力電圧VTが最大側にばらついた場合の値である。また、図6の中央付近において、L5,L6の線が急に低下しているのは、本実施形態では、検出対象の温度が上昇するとトランジスタ9の周囲温度も上昇することを想定していることと、トランジスタ9のコレクタ−エミッタ間電圧Vceが正の温度特性を有すること、とを表している。但し、実際には、L5,L6の線は、検出対象の温度が上昇するのに応じて緩やかに低下するのであるが、図示の便宜上、図6の中央付近で急に低下するように図示している。
そして、オン故障判定値Vth1は、図6におけるV1よりも大きく、且つ、図6におけるV2よりは小さい値に設定されている。V1は、トランジスタ9のオフ期間において、トランジスタ9が正常な場合(即ちオフしている場合)のVTの最大値である。V2は、トランジスタ9のオフ期間において、トランジスタ9が異常な場合(即ちオンしてしまっている場合)のVTの最小値である。このため、トランジスタ9のオフ期間において、トランジスタ出力電圧VTがオン故障判定値Vth1以上であれば、トランジスタ9がオン故障していると判定することができる。
また、オフ故障判定値Vth2は、図6におけるV3よりも大きく、且つ、図6におけるV4よりは小さい値に設定されている。V3は、トランジスタ9のオン期間において、トランジスタ9が異常な場合(即ちオフしてしまっている場合)のVTの最大値である。V4は、トランジスタ9のオン期間において、トランジスタ9が正常な場合(即ちオンしている場合)のVTの最小値である。このため、トランジスタ9のオン期間において、トランジスタ出力電圧VTがオフ故障判定値Vth2以下であれば、トランジスタ9がオフ故障していると判定することができる。
以上のような温度検出装置1によれば、トランジスタ9の異常を、オン故障とオフ故障とを区別して検出することができる。
また、トランジスタ9の正常/異常を確認することができるため、センサ電圧VSの確からしさを確認することができる。そして、トランジスタ9の異常(オン故障又はオフ故障)を検出した場合には、例えば、温度の検出動作を停止する等のフェイルセーフ処置を実施することにより、誤った温度検出結果を得てしまうことを回避することができる。
[第3実施形態]
第3実施形態の温度検出装置1では、第2実施形態と比較すると、マイコン11が、図5のトランジスタ診断処理に代えて、図7のトランジスタ診断処理を行う。
図7に示すように、マイコン11は、トランジスタ診断処理を開始すると、まずS410にて、トランジスタ9のオフ期間中であるか否かを判定する。
そして、トランジスタ9のオフ期間中であれば、S420にて、トランジスタ出力電圧VTを検出し、その検出したトランジスタ出力電圧VTを、Voffとして記憶する。Voffは、トランジスタ9をオフさせた場合のトランジスタ出力電圧VTである。
次に、マイコン11は、S430にて、トランジスタ9をオンさせる。そして、次のS440にて、トランジスタ出力電圧VTを検出し、その検出したトランジスタ出力電圧VTを、Vonとして記憶する。Vonは、トランジスタ9をオンさせた場合のトランジスタ出力電圧VTである。
次に、マイコン11は、S450にて、トランジスタ9をオフさせる。つまり、トランジスタ9を、当該トランジスタ診断処理の開始前の状態に戻す。そして、その後、S500に進む。
また、マイコン11は、S410にて、トランジスタ9のオフ期間中ではない(即ち、オン期間中である)と判定した場合には、S460に移行する。そして、S460にて、トランジスタ出力電圧VTを検出し、その検出したトランジスタ出力電圧VTを、Vonとして記憶する。
次に、マイコン11は、S470にて、トランジスタ9をオフさせる。そして、次のS480にて、トランジスタ出力電圧VTを検出し、その検出したトランジスタ出力電圧VTを、Voffとして記憶する。
次に、マイコン11は、S490にて、トランジスタ9をオンさせる。つまり、トランジスタ9を、当該トランジスタ診断処理の開始前の状態に戻す。そして、その後、S500に進む。
マイコン11は、S500では、VonとVoffとの差ΔV(=Von−Voff)を算出し、その差ΔVが異常判定値Vth3以下であるか否かを判定する。
そして、差ΔVが異常判定値Vth3以下でないと判定した場合には、そのまま当該トランジスタ診断処理を終了するが、差ΔVが異常判定値Vth3以下であると判定した場合には、S510に進む。
マイコン11は、S510では、トランジスタ9に異常が生じていると判断して、例えば、トランジスタ9に異常が生じたことを示す故障情報をRAM23又は不揮発性メモリ(図示省略)に記憶したり、異常の発生を示す警告灯を点灯させたりする処理を行う。そして、その後、当該トランジスタ診断処理を終了する。
つまり、トランジスタ診断処理では、トランジスタ9のオンとオフとを切り換えて、トランジスタ9をオンさせた場合のトランジスタ出力電圧VTと、トランジスタ9をオフさせた場合のトランジスタ出力電圧VTとの差ΔVを検出している。そして、その差ΔVが異常判定値Vth3以下であるか否かを判定し、差ΔVが異常判定値Vth3以下であれば、トランジスタ9が状態変化せずに異常であると判断する。
次に、異常判定値Vth3について、図6を用い説明する。
トランジスタ9のオン時におけるトランジスタ出力電圧VTと、トランジスタ9のオフ時におけるトランジスタ出力電圧VTとの差を、Vdifとすると、異常判定値Vth3は、Vdifの最小値よりも小さい値に設定すれば良い。
本実施形態では、図6におけるL7の線で示すように、トランジスタ9のオフ時におけるトランジスタ出力電圧VTは、検出対象の温度に対して大きく変化すると共に、検出対象の温度が低いほど大きくなる。一方、図6におけるL5の線で示すように、トランジスタ9のオン時におけるトランジスタ出力電圧VTは、大きくは変化しない。
このため、検出対象の温度が検出範囲における最低値(この例では−50℃)の場合に、Vdifが最小となる。
例えば、本実施形態では、図6に示すように、検出対象の温度が−50℃の場合に、トランジスタ9のオフ時におけるトランジスタ出力電圧VTが4.5Vとなり、トランジスタ9のオン時におけるトランジスタ出力電圧VTが4.9Vとなる。このため、Vdifの最小値は、0.4V(=4.9V−4.5V)となり、異常判定値Vth3は、0.4Vよりも小さい値(例えば0.3V)に設定している。
ここで、トランジスタ9のオン時におけるトランジスタ出力電圧VTと、トランジスタ9のオフ時におけるトランジスタ出力電圧VTとは、両方ともに、ティピカル値に対して同じ増減方向にばらつく。このため、Vdifの最小値は、トランジスタ出力電圧VTのティピカル値を対象にして考えれば良い。
つまり、本第3実施形態のトランジスタ診断処理によれば、トランジスタ9のオン故障とオフ故障とを区別して検出することはできないものの、回路を構成する各素子の特性ばらつきや温度特性を考慮することなく、異常判定値Vth3を定めることができる。このため、例えば第2実施形態のトランジスタ診断処理におけるオン故障判定値Vth1と比較すると、異常判定値Vth3を設定するための設計作業は容易となる。よって、本第3実施形態のトランジスタ診断処理によれば、第2実施形態と同様の効果が得られる上に、設計が容易という利点がある。また、全ての温度領域においてトランジスタ9の異常を検出することができる。
尚、第3実施形態のトランジスタ診断処理(図7)と、第2実施形態のトランジスタ診断処理(図5)との、何れを実施するかは、適宜決定すれば良い。例えば、トランジスタ9の故障モードを区別して検出する必要があれば、第2実施形態のトランジスタ診断処理を実施するように構成すれば良い。また、トランジスタ9の異常を全ての温度領域で素早く検出したいのであれば、第3実施形態のトランジスタ診断処理を実施するように構成すれば良い。
また、変形例として、図7のトランジスタ診断処理によってトランジスタ9が異常であると判断したなら、図5のトランジスタ診断処理を行って、トランジスタ9の故障モードがオン故障とオフ故障との何れであるかを判別する、という構成を採ることもできる。逆に、図5のトランジスタ診断処理によってトランジスタ9のオン故障とオフ故障との何れかが生じていると判断したなら、図7のトランジスタ診断処理を行って、トランジスタ9が本当に異常であるか否かを確認する、という構成を採ることもできる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、電源電圧Vccと第2の抵抗7との間に、別のプルアップ用抵抗が設けられていても良い。また、抵抗5,7の一方又は両方が、複数の直列な抵抗から構成されていても良い。その複数の抵抗を1つの抵抗と見なすことができるからである。また、基準電位は、グランド電位とは異なる電位でも良い。また、温度センサ3は、温度に応じて抵抗値が変化するものであれば、サーミスタ以外でも良い。また、検出対象の温度は、エンジンの排気温度以外でも良い。
また、特許請求の範囲に記載された内容の範囲において、前述した実施形態の構成や処理のうちの、何れかの組み合わせを変える変形や、一部を削除する変形等を行うことも勿論可能である。例えば、トランジスタ診断処理を行わない構成にしても良い。
1…温度検出装置、3…温度センサ、5…第1の抵抗、7…第2の抵抗、9…トランジスタ、11…マイコン、P1…接続点

Claims (4)

  1. 検出対象の温度に応じて抵抗値が変化すると共に、一端が基準電位に接続された温度センサ(3)の他端と、前記基準電位よりも高い電源電圧との間に、直列に設けられた複数の抵抗(5,7)と、
    前記複数の抵抗のうち、一端が前記温度センサの前記他端に接続された第1の抵抗(5)よりも前記電源電圧側に設けられている第2の抵抗(7)の両端に、2つの出力端子が接続されたトランジスタ(9)と、
    前記第1の抵抗と前記温度センサとの接続点(P1)の電圧であるセンサ電圧の、前記温度に対する特性を、前記トランジスタのオンとオフとを切り換えることにより、第1の特性と第2の特性とに切り換える切換手段(11,S140,S150,S180,S190)と、
    前記センサ電圧を検出し、該センサ電圧に基づいて前記温度を算出する検出手段(11,S110〜S130,S160,S170)と、を備え、
    前記検出手段は、前記トランジスタがオンされている場合には、前記トランジスタの前記2つの出力端子のうち、下流側の出力端子の電圧であるトランジスタ出力電圧を検出し、該トランジスタ出力電圧と前記センサ電圧とに基づいて前記温度を算出すること(S160,S170)、
    を特徴とする温度検出装置。
  2. 請求項1に記載の温度検出装置において、
    前記切換手段が前記トランジスタをオンさせている場合に、前記トランジスタ出力電圧がオフ故障判定値以下であるか否かを判定し、前記トランジスタ出力電圧が前記オフ故障判定値以下であれば、前記トランジスタにオフ故障が生じていると判断するオフ故障検出手段(11,S340,S350)を備えること、
    を特徴とする温度検出装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の温度検出装置において、
    前記切換手段が前記トランジスタをオフさせている場合に、前記トランジスタ出力電圧がオン故障判定値以上であるか否かを判定し、前記トランジスタ出力電圧が前記オン故障判定値以上であれば、前記トランジスタにオン故障が生じていると判断するオン故障検出手段(11,S320,S330)を備えること、
    を特徴とする温度検出装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の温度検出装置において、
    前記トランジスタのオンとオフとを切り換えて、前記トランジスタをオンさせた場合の前記トランジスタ出力電圧と、前記トランジスタをオフさせた場合の前記トランジスタ出力電圧との差を検出し、前記差が異常判定値以下であるか否かを判定して、前記差が前記異常判定値以下であれば、前記トランジスタが異常であると判断する異常検出手段(11,S410〜S510)を備えること、
    を特徴とする温度検出装置。
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