JP2015121418A - 電気負荷駆動装置の異常検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】小規模な回路構成でノイズの影響も受けにくい異常検出装置の提供。【解決手段】電気負荷3をFET7でローサイド駆動する装置1では、バッテリ電圧VBから電気負荷3を通り出力端子5へ至る電流経路の断線故障と出力端子5のグランドショートとを区別して検出するために、レベル判別回路11と電圧印加回路13を備える。レベル判別回路11は、端子5の電圧Voが、バッテリ電圧VBとグランド電圧(=0V)との間の所定電圧よりも高いハイレベルと該所定電圧より低いローレベルとの、何れであるかを判別し、判別結果を示す信号Sbをマイコン9に出力する。電圧印加回路13は、マイコン9からハイの信号Scが与えられると、端子5に故障判定用電圧(V1)を印加する。マイコン9は、FET7がオフのときに電圧Voがローなら、電圧印加回路13を動作させ、その状態での電圧Voが、ハイなら断線故障、ローならグランドショート、と判定する。【選択図】図1
Description
本発明は、電気負荷をローサイド駆動形態で駆動する装置の異常検出装置に関する。
ローサイド駆動形態の電気負荷駆動装置では、電源電圧に一端が接続された電気負荷の他端が接続される出力端子と、その出力端子とグランド(=0V)との間に設けられたトランジスタ等からなる通電用スイッチとを備え、その通電用スイッチをオンさせることで、電気負荷に電流を流す。
この種の電気負荷駆動装置において、電源電圧から電気負荷を通って出力端子へ至る電流経路(電気負荷自体を含む)の断線故障と、出力端子のグランドへの短絡故障(以下、グランドショートという)とを、区別して検出する技術として、例えば特許文献1に記載のものがある。
特許文献1の技術では、電源電圧と出力端子との間にプルアップ抵抗を設けると共に、出力端子とグランドとの間にプルダウン抵抗を設けることにより、通電用スイッチがオフされているときの出力端子の電圧(以下、出力電圧という)が、断線故障時とグランドショート時と正常時とで、異なる3通りの電圧となるようにしている。また、電源電圧を抵抗で分圧することにより、大小2つの判定電圧として、第1の判定電圧Vth1と第2の判定電圧Vth2(<Vth1)とを生成している。そして、通電用スイッチがオフされているときの出力電圧Voと、2つの判定電圧Vth1,Vth2とを、2つの比較器によって比較し、「Vo>Vth1」ならば正常、「Vth1≧Vo≧Vth2」ならば断線故障、「Vth2>Vo」ならばグランドショート、と判定している。
上記の技術では、2つの判定電圧を生成しなければならないことと、その2つの判定電圧と出力電圧とを2つの比較器で比較しなければならないことから、回路の大規模化を招いてしまう。また、出力電圧が、2つの判定電圧で区切られる3つの電圧領域のうちの何れに入っているかを判定することにより、異常(故障)の有無と種類を判定する構成であるため、出力電圧にノイズ(外乱ノイズ)が混入した場合に誤判定しやすくなる。
そこで、本発明は、小規模な回路構成で実現でき、ノイズの影響も受けにくい異常検出装置の提供を目的としている。
第1発明の異常検出装置が用いられる電気負荷駆動装置は、電源電圧に一端が接続された電気負荷の他端が接続される出力端子と、出力端子と電源電圧よりも低い基準電圧との間に直列に設けられ、オンすることで電気負荷に電流を流す通電用スイッチと、通電用スイッチをオン/オフさせる駆動制御手段とを備える。
そして、第1発明の異常検出装置は、レベル判別回路と、電圧印加回路と、電圧印加制御手段と、故障判定手段とを備えることにより、電源電圧から電気負荷を通って出力端子へ至る電流経路の断線故障と、出力端子の基準電圧への短絡故障(以下、グランドショートともいう)とを、区別して検出する。
レベル判別回路は、出力端子の電圧である出力電圧が、電源電圧と基準電圧との間の所定電圧よりも高いハイレベルと、その所定電圧よりも低いローレベルとの、何れであるかを判別する。
また、電圧印加回路は、動作指令が与えられることで動作して、出力端子に前記所定電圧よりも高い故障判定用電圧を印加する。
電圧印加制御手段は、通電用スイッチがオフされていて、レベル判別回路による判別結果がローレベルである場合に、電圧印加回路に動作指令を出力して該電圧印加回路を動作させる。
電圧印加制御手段は、通電用スイッチがオフされていて、レベル判別回路による判別結果がローレベルである場合に、電圧印加回路に動作指令を出力して該電圧印加回路を動作させる。
そして、故障判定手段は、電圧印加制御手段が電圧印加回路を動作させると、その状態でのレベル判別回路による判別結果に基づいて、前記断線故障と前記短絡故障(グランドショート)との何れが生じているかを判定する。
ここで、通電用スイッチがオフされている場合、正常ならば、出力電圧は電源電圧になるため、レベル判別回路による判別結果はハイレベルになる。
一方、断線故障又はグランドショートが生じると、通電用スイッチがオフされている場合でも、出力電圧は前記所定電圧より高くならず、レベル判別回路による判別結果はローレベルになる。
一方、断線故障又はグランドショートが生じると、通電用スイッチがオフされている場合でも、出力電圧は前記所定電圧より高くならず、レベル判別回路による判別結果はローレベルになる。
よって、通電用スイッチがオフされていて、レベル判別回路による判別結果がローレベルである場合には、断線故障又はグランドショートが生じているということになり、どちらの異常が生じているかを判別するために、電圧印加制御手段は、電圧印加回路を動作させる。
電圧印加回路を動作すると、出力端子に故障判定用電圧(>所定電圧)が印加されるため、発生している異常が断線故障であれば、出力電圧が前記所定電圧よりも高くなり、レベル判別回路による判別結果がハイレベルになる。また、発生している異常がグランドショートであれば、電圧印加回路が動作しても出力電圧は基準電圧に固定されるため、レベル判別回路による判別結果がローレベルになる。
このため、故障判定手段は、電圧印加回路が動作している状態でのレベル判別回路による判別結果から、断線故障とグランドショートとの何れが生じているかを判定することができる。具体的には、故障判定手段は、レベル判別回路による判別結果がハイレベルであれば、断線故障が生じていると判定し、レベル判別回路による判別結果がローレベルであれば、グランドショートが生じていると判定することができる。
このような異常検出装置によれば、出力電圧を複数の判定電圧と比較する必要がなく、出力電圧がハイレベルかローレベルかの、二値の判定を行うことで、断線故障とグランドショートとを区別して検出することができる。このため、回路構成を小規模なものにすることができ、また、出力電圧にノイズが混入しても誤判定しにくくなる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明が適用された実施形態の電気負荷駆動装置としての電子制御装置(以下、ECUという)について説明する。尚、本実施形態のECUは、車両に搭載された電気負荷を駆動する。また、電気負荷に電流を流すための電源電圧は、車両のバッテリ電圧(車載バッテリのプラス端子の電圧)である。
図1に示すように、本実施形態のECU1の外部では、電気負荷3の一端がバッテリ電圧VBに接続されている。
そして、ECU1は、電気負荷3のバッテリ電圧VB側とは反対側の端部が車両内配線(いわゆるワイヤハーネス)を介して接続される出力端子5と、出力端子5と基準電圧としてのグランド(詳しくは、0Vのグランド電位)との間に直列に設けられ、オンすることで電気負荷3に電流を流す通電用スイッチとしてのトランジスタ(この例ではMOSFET(電界効果トランジスタ)であり、以下単に、FETという)7と、FET7のオン/オフを制御するマイコン9とを備える。
そして、ECU1は、電気負荷3のバッテリ電圧VB側とは反対側の端部が車両内配線(いわゆるワイヤハーネス)を介して接続される出力端子5と、出力端子5と基準電圧としてのグランド(詳しくは、0Vのグランド電位)との間に直列に設けられ、オンすることで電気負荷3に電流を流す通電用スイッチとしてのトランジスタ(この例ではMOSFET(電界効果トランジスタ)であり、以下単に、FETという)7と、FET7のオン/オフを制御するマイコン9とを備える。
図1の例では、FET7は駆動用IC10に内蔵されている。駆動用IC10は、マイコン9から出力される駆動信号Saがハイレベルになると、FET7をオンさせる。駆動信号Saのハイレベルは、マイコン9に供給される動作用の電源電圧(この例では5V)と同じであり、駆動信号Saのローレベルはグランド電圧(この例では0V)である。FET7がオンすると、出力端子5がグランドに導通して、電気負荷3に電流が流れる。マイコン9は、電気負荷3を制御するための情報に基づいて、駆動信号Saの出力レベルをハイレベルとローレベルとに切り換える。尚、駆動用IC10を設けずに、FET7を単体で設ける構成でも勿論良い。
更に、ECU1は、バッテリ電圧VBから電気負荷3を通って出力端子5へ至る電流経路の断線故障と、出力端子5のグランドへの短絡故障であるグランドショートとを、区別して検出するための回路として、レベル判別回路11と電圧印加回路13とを備える。
断線故障は、電気負荷3自体の断線も含む。また、グランドショートは、電気負荷3から出力端子5へ至る配線や電気負荷3自体のグランドへのショートを含む。
レベル判別回路11は、出力端子5の電圧である出力電圧Voが、バッテリ電圧VBとグランドとの間の所定電圧よりも高いハイレベルと、その所定電圧よりも低いローレベルとの、何れであるかを判別し、そのハイ/ローレベル判別結果をマイコン9に出力する回路である。
レベル判別回路11は、出力端子5の電圧である出力電圧Voが、バッテリ電圧VBとグランドとの間の所定電圧よりも高いハイレベルと、その所定電圧よりも低いローレベルとの、何れであるかを判別し、そのハイ/ローレベル判別結果をマイコン9に出力する回路である。
その役割を果たすため、レベル判別回路11は、出力端子5に一端が接続された抵抗21と、抵抗21の他端にベースが接続され、エミッタがグランドに接続されたNPNトランジスタ(以下単に、トランジスタという)23と、トランジスタ23のコレクタと5Vのラインとの間に接続されたプルアップ用の抵抗25とを備える。
トランジスタ23は、ベース抵抗27とベース・エミッタ間抵抗29とが内蔵された抵抗内蔵トランジスタである。このため、トランジスタ23のパッケージ内のベース(トランジスタ23の真のベースであり、抵抗27と抵抗29との接続点)には、内蔵の抵抗27と外部の抵抗21との直列抵抗を介して、出力端子5が接続される。また、トランジスタ23のパッケージ内のベースは、内蔵の抵抗29を介してグランドに接続される。
抵抗25によって5Vにプルアップされたトランジスタ23のコレクタの電圧は、当該レベル判別回路11による出力電圧Voのハイ/ローレベル判別結果を表す検出信号Sbとして、マイコン9に入力される。トランジスタ23がオフならば、検出信号Sbはハイレベルとなり、トランジスタ23がオンならば、検出信号Sbはローレベルになる。検出信号Sbのハイレベルは電源電圧レベル(この例では5V)であり、検出信号Sbのローレベルはグランド電圧(この例では0V)である。
抵抗21は、トランジスタ23のベース電流を制限すると共に、トランジスタ23がオンする特性を設定するために設けられている。
そして、抵抗21の抵抗値は、トランジスタ23に内蔵されている抵抗27,29の各抵抗値とトランジスタ23の動作特性を考慮して、出力電圧Voが、グランド電圧(この例では0V)よりも高く且つバッテリ電圧VBよりは低い所定電圧(例えば3V)を超えている場合に、トランジスタ23がオンするように設定されている。以下では、その所定電圧のことを、オン電圧という。
そして、抵抗21の抵抗値は、トランジスタ23に内蔵されている抵抗27,29の各抵抗値とトランジスタ23の動作特性を考慮して、出力電圧Voが、グランド電圧(この例では0V)よりも高く且つバッテリ電圧VBよりは低い所定電圧(例えば3V)を超えている場合に、トランジスタ23がオンするように設定されている。以下では、その所定電圧のことを、オン電圧という。
また、出力電圧Voをハイレベルとローレベルとの二値信号としてみた場合、本実施形態では、出力電圧Voがオン電圧よりも高いことが、ハイレベルに相当し、出力電圧Voがオン電圧よりも低いことが、ローレベルに相当する。
このため、出力電圧Voがオン電圧よりも高いハイレベルの場合には、トランジスタ23がオンして、検出信号Sbがローレベルになり、逆に、出力電圧Voがオン電圧よりも低いローレベルの場合には、トランジスタ23がオフして、検出信号Sbがハイレベルになる。つまり、検出信号Sbのハイ/ローレベルは、レベル判別回路11による出力電圧Voのハイ/ローレベル判別結果を反転させたものとなる。
電圧印加回路13は、マイコン9から出力されるオン指令信号Scがハイレベルになると動作して、出力端子5に、上記オン電圧よりも高い故障判定用電圧V1(この例ではバッテリ電圧VB)を印加する回路である。オン指令信号Scのハイレベルは、後述するトランジスタ35をオンできる電圧であり、オン指令信号Scのローレベルは、そのトランジスタ35をオフする電圧である。ハイレベルのオン指令信号Scは、電圧印加回路13を動作させる動作指令に相当する。
電圧印加回路13は、バッテリ電圧VBにエミッタが接続された電圧印加用スイッチとしてのPNPトランジスタ(以下単に、トランジスタという)31と、トランジスタ31のコレクタと出力端子5との間に設けられた抵抗33と、トランジスタ31のベースにコレクタが接続され、エミッタがグランドに接続されたNPNトランジスタ(以下単に、トランジスタという)35とを備える。そして、トランジスタ35のベースに、マイコン9からのオン指令信号Scが供給される。
このため、マイコン9からのオン指令信号Scがハイレベルになると、トランジスタ35がオンして、トランジスタ31がオンし、出力端子5に抵抗33を介してバッテリ電圧VBが印加される。尚、トランジスタ31がオンした場合に、前述のグランドショートが生じていたとしても、抵抗33があるため、トランジスタ31に破壊や劣化を招くような過電流が流れることが防止される。
上記の構成を有するECU1において、正常であれば、図2及び図3に示すように、マイコン9からの駆動信号Saがローレベルの場合には、FET7がオフして出力電圧Voがハイレベル(この場合バッテリ電圧VB)になるため、検出信号Sbはローレベルになる。また、駆動信号Saがハイレベルの場合には、FET7がオンして出力電圧Voがローレベル(FET7での電圧降下分を無視すればグランド電圧。この例では0V)になるため、検出信号Sbはハイレベルになる。そして、マイコン9は、正常時には、オン指令信号Scをローレベルのままにする。
次に、マイコン9が行う診断処理について説明する。マイコン9が行う処理は、マイコン9内のCPU(図示省略)が、マイコン9内のメモリ(図示省略)に記憶されたプログラムを実行することで実現される。
マイコン9は、図4の診断処理を例えば一定時間毎に実行する。
図4に示すように、マイコン9は、診断処理を開始すると、まずS110にて、通電用スイッチとしてのFET7をオンさせているか(即ち、駆動信号Saをハイレベルにしているか)否かを判定する。
図4に示すように、マイコン9は、診断処理を開始すると、まずS110にて、通電用スイッチとしてのFET7をオンさせているか(即ち、駆動信号Saをハイレベルにしているか)否かを判定する。
そして、マイコン9は、FET7をオンさせている場合には、S120にて、レベル判別回路11からの検出信号Sbを読み込み、その検出信号Sbに基づいて、出力電圧Voがローレベルであるか否かを判定する。マイコン9は、検出信号Sbがハイレベルであれば、出力電圧Voがローレベルであると判定することとなり、その場合には、S130に進んで、正常(具体的には、FET7が正常にオンしている)と判定する。そして、その場合には、例えば、正常を示す情報をメモリに記憶した後、当該診断処理を終了する。
また、マイコン9は、上記S120にて、検出信号Sbがローレベルであれば、出力電圧Voがハイレベルであると判定することとなり、その場合には、S140に進んで、FET7(通電用スイッチ)のオン不能な異常であるオープン故障が生じていると判定する。そして、その場合には、例えば、FET7のオープン故障を示す情報をメモリに記憶した後、当該診断処理を終了する。
一方、マイコン9は、上記S110にて、FET7をオンさせていない(オフさせている)と判定した場合には、S150に進む。
マイコン9は、S150では、レベル判別回路11からの検出信号Sbを読み込み、その検出信号Sbに基づいて、出力電圧Voがハイレベルであるか否かを判定する。マイコン9は、検出信号Sbがローレベルであれば、出力電圧Voがハイレベルであると判定することとなり、その場合には、S160に進んで、正常と判定する。そして、その場合には、例えば、正常を示す情報をメモリに記憶した後、当該診断処理を終了する。
マイコン9は、S150では、レベル判別回路11からの検出信号Sbを読み込み、その検出信号Sbに基づいて、出力電圧Voがハイレベルであるか否かを判定する。マイコン9は、検出信号Sbがローレベルであれば、出力電圧Voがハイレベルであると判定することとなり、その場合には、S160に進んで、正常と判定する。そして、その場合には、例えば、正常を示す情報をメモリに記憶した後、当該診断処理を終了する。
また、マイコン9は、上記S150にて、検出信号Sbがハイレベルであれば、出力電圧Voがローレベルであると判定することとなり、その場合には、S170に進んで、異常が生じていると判定する。この場合には、異常として、前述の断線故障とグランドショートとの、何れかが生じていると考えられる。どちらの異常が生じていても、FET7がオフしている場合の出力電圧Voが前述のオン電圧より高くならず、トランジスタ23がオンしないため、検出信号Sbがハイレベルになる(つまり、レベル判別回路11による出力電圧Voのハイ/ローレベル判別結果がローレベルになる)。尚、この例では、断線故障の場合、出力電圧Voは、少なくともトランジスタ23内のベース・エミッタ間抵抗29のプルダウン作用によってグランド電圧になる。
そこで、マイコン9は、断線故障とグランドショートとのどちらが生じているかを判別するために、次のS180にて、電圧印加回路13を動作させる。具体的には、オン指令信号Scをハイレベルにして、トランジスタ35及びトランジスタ31をオンさせる。
そして、マイコン9は、次のS190にて、レベル判別回路11からの検出信号Sb(即ち、電圧印加回路13を動作させた状態での検出信号Sb)を読み込み、その検出信号Sbに基づいて、出力電圧Voがハイレベルであるか否かを判定する。
マイコン9は、検出信号Sbがローレベルであれば、出力電圧Voがハイレベルであると判定することとなり、その場合には、S200に進んで、断線故障が生じていると判定する。発生している異常が断線故障であれば、電圧印加回路13が動作した(トランジスタ31がオンした)ことにより、出力電圧Voがオン電圧よりも高くなる(つまりハイレベルになる)からである。そして、マイコン9は、その場合には、例えば、断線故障の発生を示す情報をメモリに記憶し、その後、S220に進む。
また、マイコン9は、上記S190にて、検出信号Sbがハイレベルであれば、出力電圧Voがローレベルであると判定することとなり、その場合には、S210に進んで、グランドショートが生じていると判定する。発生している異常がグランドショートであれば、電圧印加回路13が動作しても(トランジスタ31がオンしても)、出力電圧Voはグランド電圧(この例では0V)に固定されてオン電圧より高くならない(つまりローレベルになる)からである。そして、マイコン9は、その場合には、例えば、グランドショートの発生を示す情報をメモリに記憶し、その後、S220に進む。
マイコン9は、発生している異常が断線故障とグランドショートとのどちらであるかを判別した後、S220に進むこととなり、そのS220にて、電圧印加回路13の動作を停止させる。具体的には、オン指令信号Scをローレベルにしてトランジスタ35及びトランジスタ31をオフさせる。そして、その後、当該診断処理を終了する。
次に、ECU1の作用について、図5と図6を用い説明する。
図5に示すように、例えば、時刻t1で断線故障が発生し、駆動信号Saがハイレベルからローレベルになった後の時刻t2で、マイコン9が図4の断線処理を行ったとする。
図5に示すように、例えば、時刻t1で断線故障が発生し、駆動信号Saがハイレベルからローレベルになった後の時刻t2で、マイコン9が図4の断線処理を行ったとする。
その時刻t2では、「駆動信号SaがローレベルでFET7がオフされているのに、検出信号Sbがハイレベル(出力電圧Voがローレベル)である」という状態が生じるため、マイコン9は、S110で「NO」、S150で「NO」と判定して、異常が発生していると判定することとなる(S170)。
そして、マイコン9は、時刻t3に示すように、オン指令信号Scをハイレベルにして電圧印加回路13を動作させる(S180)。すると、発生している異常は断線故障であるため、出力電圧Voがローレベルからハイレベルになり、検出信号Sbがハイレベルからローレベルになる。このため、マイコン9は、S190で「YES」と判定し、時刻t4に示すように、断線故障が発生していると判定することとなる(S200)。その後、マイコン9は、時刻t5に示すように、オン指令信号Scをローレベルに戻して電圧印加回路13の動作を停止させる(S220)。
また、図6に示すように、例えば、時刻t11でグランドショートが発生し、駆動信号Saがハイレベルからローレベルになった後の時刻t12で、マイコン9が図4の断線処理を行ったとする。
その時刻t12では、図5の時刻t2と同様に、「駆動信号SaがローレベルでFET7がオフされているのに、検出信号Sbがハイレベル(出力電圧Voがローレベル)である」という状態が生じる。このため、マイコン9は、S110で「NO」、S150で「NO」と判定して、異常が発生していると判定することとなる(S170)。
そして、マイコン9は、時刻t13に示すように、オン指令信号Scをハイレベルにして電圧印加回路13を動作させる(S180)。しかし、発生している異常はグランドショートであるため、出力電圧Voはローレベルのままとなり、検出信号Sbもハイレベルから変わらない。このため、マイコン9は、S190で「NO」と判定し、時刻t14に示すように、グランドショートが発生していると判定することとなる(S210)。その後、マイコン9は、時刻t15に示すように、オン指令信号Scをローレベルに戻して電圧印加回路13の動作を停止させる(S220)。
以上このようなECU1によれば、出力電圧Voを複数の判定電圧と比較する必要がなく、出力電圧Voがハイレベルかローレベルかの、二値の判定を行うことで、断線故障とグランドショートとを区別して検出することができる。つまり、出力電圧Voの二値判定により、異常か否かと、異常であれば、その異常が断線故障とグランドショートとの何れであるかとを、判定することができる。このため、異常検出のための回路構成を小規模なものにすることができ、また、出力電圧Voにノイズが混入しても誤判定しにくくなる。
また、マイコン9は、FET7をオフしているときに、出力電圧Voがハイレベルである場合には(S150:YES)、正常と判定し(S160)、出力電圧Voがローレベルである場合には、異常と判定して(S170)、その場合に、図4におけるS180以降の処理により異常の種類を判別している。このため、正常判定もできる。
また、マイコン9は、発生している異常が断線故障とグランドショートとのどちらであるかを判別した後、電圧印加回路13の動作を停止させる(S220)。このため、次回の診断に影響はない。
また、電圧印加回路13は、故障判定用電圧V1としてのバッテリ電圧VBと出力端子5との間に直列に設けられたトランジスタ31と抵抗33とを備え、トランジスタ31がオンすることで、出力端子5に抵抗33を介してバッテリ電圧VBを印加する回路である。
このため、電圧印加回路13の構成が簡単である。また、前述したように、グランドショートが発生している場合に、トランジスタ31に流れる電流を抵抗33により制限して、トランジスタ31を保護することができる。
また、故障判定用電圧V1としては、例えば、バッテリ電圧VBから生成した別の電圧でも良いが、上記実施形態のように、故障判定用電圧V1としてバッテリ電圧VBを用いれば、特別に電圧を生成する必要がないため有利である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。また、前述の数値も一例であり他の値でも良い。
例えば、駆動用IC10とレベル判別回路11と電圧印加回路13とからなる回路部分と、マイコン9との間に、ICや他のマイコン等からなる信号処理装置を設け、その信号処理装置が、上記回路部分とマイコン9との間における信号の入出力を行うように構成しても良い。その場合、マイコン9と信号処理装置との間は、例えば、シリアル通信によって信号の入出力が行われるように構成することもできる。つまり、マイコン9から信号処理装置へ、駆動信号Saとオン指令信号Scとの各レベルが通信によって指令され、信号処理装置は、指令されたレベルの駆動信号Saを駆動用IC10に出力すると共に、指令されたレベルのオン指令信号Scを電圧印加回路13に出力する。そして、信号処理装置は、レベル判別回路11による検出信号Sbのレベルを通信によってマイコン9に送信する。また、マイコン9と信号処理装置とが通信する形態の場合、マイコン9は、ECU1とは別の装置に搭載されていても良い。
例えば、駆動用IC10とレベル判別回路11と電圧印加回路13とからなる回路部分と、マイコン9との間に、ICや他のマイコン等からなる信号処理装置を設け、その信号処理装置が、上記回路部分とマイコン9との間における信号の入出力を行うように構成しても良い。その場合、マイコン9と信号処理装置との間は、例えば、シリアル通信によって信号の入出力が行われるように構成することもできる。つまり、マイコン9から信号処理装置へ、駆動信号Saとオン指令信号Scとの各レベルが通信によって指令され、信号処理装置は、指令されたレベルの駆動信号Saを駆動用IC10に出力すると共に、指令されたレベルのオン指令信号Scを電圧印加回路13に出力する。そして、信号処理装置は、レベル判別回路11による検出信号Sbのレベルを通信によってマイコン9に送信する。また、マイコン9と信号処理装置とが通信する形態の場合、マイコン9は、ECU1とは別の装置に搭載されていても良い。
一方、レベル判別回路11は、比較器(コンパレータ)によって構成しても良い。その場合でも、レベル判別回路11は1つの比較器で構成することができる。
また、通電用スイッチとしては、FET7とは異種類のトランジスタ(例えば、バイポーラトランジスタや、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)等)でも良い。また、トランジスタ23,31,35の各々についても、バイポーラトランジスタとは異種類のトランジスタでも良い。
また、通電用スイッチとしては、FET7とは異種類のトランジスタ(例えば、バイポーラトランジスタや、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)等)でも良い。また、トランジスタ23,31,35の各々についても、バイポーラトランジスタとは異種類のトランジスタでも良い。
また、上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。また、上述したECUの他、当該ECUを構成要素とするシステム、当該ECUとしてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、異常検出方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
1…ECU(電気負荷駆動装置としての電子制御装置)、VB…バッテリ電圧(電源電圧)、V1…故障判定用電源電圧、3…電気負荷、5…出力端子、7…FET(通電用スイッチ)、9…マイコン、11…レベル判別回路、13…電圧印加回路
Claims (6)
- 電源電圧(VB)に一端が接続された電気負荷(3)の他端が接続される出力端子(5)と、
前記出力端子と前記電源電圧よりも低い基準電圧との間に直列に設けられ、オンすることで前記電気負荷に電流を流す通電用スイッチ(7)と、
前記通電用スイッチをオン/オフさせる駆動制御手段(9)と、
を備えた電気負荷駆動装置(1)に用いられ、
前記電源電圧から前記電気負荷を通って前記出力端子へ至る電流経路の断線故障と、前記出力端子の前記基準電圧への短絡故障とを、区別して検出する異常検出装置であって、
前記出力端子の電圧である出力電圧が、前記電源電圧と前記基準電圧との間の所定電圧よりも高いハイレベルと、前記所定電圧よりも低いローレベルとの、何れであるかを判別するレベル判別回路(11)と、
動作指令が与えられることで動作して、前記出力端子に前記所定電圧よりも高い故障判定用電圧(V1)を印加する電圧印加回路(13)と、
前記通電用スイッチがオフされていて、前記レベル判別回路による判別結果が前記ローレベルである場合に、前記電圧印加回路に前記動作指令を出力して前記電圧印加回路を動作させる電圧印加制御手段(9,S180,S220)と、
前記電圧印加制御手段が前記電圧印加回路を動作させると、その状態での前記レベル判別回路による判別結果に基づいて、前記断線故障と前記短絡故障との何れが生じているかを判定する故障判定手段(9,S190〜S210)と、
を備えることを特徴とする異常検出装置。 - 請求項1に記載の異常検出装置において、
前記故障判定手段は、
前記レベル判別回路による判別結果が前記ハイレベルであれば、前記断線故障が生じていると判定し、前記レベル判別回路による判別結果が前記ローレベルであれば、前記短絡故障が生じていると判定すること、
を特徴とする異常検出装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の異常検出装置において、
前記通電用スイッチがオフされているときに、前記レベル判別回路による判別結果が前記ハイレベルである場合には、正常であると判定し、前記判別結果がローレベルである場合には、異常であると判定する異常検出手段(9,S150〜S170)を備え、
前記電圧印加制御手段と前記故障判定手段は、
前記通電用スイッチがオフされており、且つ、前記異常検出手段により異常であると判定された場合に動作すること、
を特徴とする異常検出装置。 - 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の異常検出装置において、
前記電圧印加制御手段は、
前記故障判定手段による判定が終了した後、前記動作指令の出力を停止して前記電圧印加回路の動作を停止させること(S220)、
を特徴とする異常検出装置。 - 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の異常検出装置において、
前記電圧印加回路は、
前記故障判定用電圧と前記出力端子との間に直列に設けられた電圧印加用スイッチ(31)と抵抗(33)とを備え、前記電圧印加用スイッチがオンすることで、前記出力端子に前記抵抗を介して前記故障判定用電圧を印加する回路であること、
を特徴とする異常検出装置。 - 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の異常検出装置において、
前記故障判定用電圧は、前記電源電圧であること、
を特徴とする異常検出装置。
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