JP5242186B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置に関し、特に半導体チップの温度が所定温度以上になった場合に外部に知らせる温度検知回路を有する半導体装置に関する。
1つのパッケージ内に、メモリだけでなくマイクロプロセッサやセンサ等も組み込んだSiP(system in package)用のメモリチップにおいては、近年、メモリチップ内部の温度が所定の温度以上になった場合に、当該メモリを制御する制御装置(マイクロプロセッサなど)に、その情報を出力する機能が要求されている。
温度検知回路の一例としては、特許文献1の図1〜図4に、遅延時間の温度依存性が大きい遅延回路と、温度依存性が小さい遅延回路のそれぞれから出力信号が出力される順番を温度検知信号として使用する構成が示されている。
特開平5−266658号公報
上述した特許文献1の発明は、製造上のばらつきの少ない温度検知回路を得ることを目的としている。すなわち、製造上のばらつきに起因する検知温度の揺らぎは、メモリチップ内部に組み込まれた温度検知回路にとって最も大きな解決すべき課題であるが、どんな回路であっても製造上のばらつきを完全に無くすことはできず、この揺らぎ分を考慮して、その分だけ検知温度を少し高めに設定したり、また、チューニングと呼称される、ウェハテスト段階での補正処理を施すようにしている。
しかし、チューニングを行うためには、チューニング回路を設ける必要があるが、チューニングの範囲を広くしたり、精度を高めようとすると、チューニング回路が大規模なものとなったり、制御が複雑となって、チューニングにコストと時間を要するという問題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、温度検知回路を有する半導体装置において、コストの増加を抑制しつつ、高いチューニング精度を維持するとともに、チューニングに要する時間の増加を抑制できる半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施の形態において、チューニング回路を構成する可変抵抗に加えて、BGR回路のVBGR電圧の出力ノードと可変抵抗との間に接続された付加抵抗と、可変抵抗と基準電圧との間に接続された付加抵抗とを有し、付加抵抗のそれぞれに並列して、Nチャネル型のMOSトランジスタが接続されている。
チューニング回路に、底上げ回路を付加することで、テスト時には、チューニング回路の回路規模はそのままで、第3の信号の電圧を一定レベルだけ底上げすることが可能となり、検知温度を大幅に下降させることができ、テスト時と通常時とで検知温度が大幅に異なる場合であっても、チューニング回路の規模を増大させる必要がなく、コストの増加を防止できるとともに、高いチューニング精度を維持でき、チューニングに要する時間の増加も抑制できる。
<チューニングについて>
発明の説明に先だって、図1〜図7を用いて、一般的な温度検知回路の構成および動作について説明する。
図1は、温度検知回路を内蔵したメモリチップ100の構成を示すブロック図である。 図1に示すメモリチップ100は、メモリセル20、メモリセル20の制御回路30、メモリセル20のリフレッシュ動作のタイミングを管理するリフレッシュカウンタ40および温度検知回路50を備え、制御回路30には、外部ピンP1を介して、クロック信号や制御信号が入力され、外部ピンP2を介してデータの入出力が行われる。
温度検知回路50は、メモリチップ100の保証温度の上限に基づいて検知温度を設定し、チップ内部が保証温度以上になった場合に温度警告信号TWを所定の電位(例えば”H”)として外部ピンP3を介して外部に出力する構成となっている。
メモリチップ100の外部に設けられたメモリのコントローラーは、温度警告信号TWをモニタし、温度警告信号TWが”L”ならばメモリチップ100は正常動作状態にあるものとして扱い、温度警告信号TWが”H”ならば、メモリチップ100の温度が高くなってメモリのデータ保持特性が低下したものと判断し、データ保持をするためのリフレッシュインターバルを短くするような制御を、例えばリフレッシュカウンタ40の設定を変更するなどして、メモリデータを維持する制御を行う。
図2は、温度検知回路50の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示す温度検知回路50は、温度依存性の小さなバンドギャップリファレンス電圧(VBGR電圧:第2の信号)と温度依存の大きなベース・エミッタ間電圧(VBE電圧)を発生するBGR(band-gap-reference)回路1と、VBGR電圧のレベルをシフトさせてシフト電圧(VSHIFT電圧)を生成するレベルシフト回路5と、VBE電圧(第1の信号)とVSHIFT電圧(第3の信号)とを比較して、温度判定結果を出力する比較器2(比較回路)と、比較器2が出力する温度判定結果を受け、予め定めた所定の期間ごとに更新して温度警告信号TWとして出力する出力制御回路3とを備えている。
レベルシフト回路5は、BGR回路1のVBGR電圧の出力ノードと基準電圧(共通接続部の電圧)との間に直列に接続された可変抵抗R1およびR2で構成される分割抵抗を有し、両者の接続ノードがVSHIFT電圧の出力ノードとなって、抵抗分割によりVBGR電圧のレベルを変更する構成となっている。
そして、可変抵抗R1およびR2の抵抗値を変更することで、VSHIFT電圧のレベルをプラス、マイナス10%程度の範囲でシフトさせることができる。可変抵抗R1およびR2の抵抗値を変更してVSHIFT電圧のレベルをシフトさせることで温度検知回路50のチューニングを行うので、レベルシフト回路5はチューニング回路と呼称することができる。
図3は、レベルシフト回路5の構成と、温度検知回路50の動作確認に使用される模擬回路4の構成を、等価回路として示した図であり、図3では可変抵抗R1の構成のみを例示している。
図3に示すように、可変抵抗R1は直列に接続された複数の抵抗Ra、Rb、RcおよびRdと、抵抗Ra〜Rdのそれぞれに並列して接続されたヒューズHa、Hb、HcおよびHdによって構成されている。
また、ヒューズHa〜Hdのそれぞれに直列して、Nチャネル型のMOSトランジスタTa、Tb、TcおよびTdが接続されて模擬回路4を構成している。
可変抵抗R1は、任意のヒューズを切断すると、そのヒューズに並列する抵抗を電流が流れることになり、その抵抗値が可変抵抗R1の抵抗値となる。切断するヒューズを増やせば、その分だけ可変抵抗R1の抵抗値が高くなる。なお、図3の可変抵抗R1は、説明を簡単化するために抵抗値を高める方向にしか可変できない構成を示したが、抵抗値を下げる方向に可変できる可変抵抗を構成することも可能であることは言うまでもない。
ここで、ヒューズHa〜Hdの切断は、ウェハテストの段階で、温度検知回路50の動作を確認した後に、レーザー照射による切断、あるいは過電流を流すことで実施されるが、一旦、切断してしまうと元に戻せないので、温度検知回路50の動作確認においては、模擬回路4を用いて、ヒューズHa〜Hdを切断した状態と同じ状態を模擬的に作り出す。
すなわち、各ヒューズに直列するMOSトランジスタTa、Tb、TcおよびTdをオフ状態にすれば、そのヒューズを切断した状態と同じになり、当該ヒューズに並列する抵抗を電流が流れることになる。
温度検知回路50の温度検知動作のテストに際しては、図3を用いて説明した模擬回路4により、MOSトランジスタTa〜Tdを任意に制御することで、任意のMOSトランジスタをオフ状態にすることで可変抵抗の抵抗値を変更し、その状態で所定の温度を検知するか否かを確認する。温度検知を確認した後には、オフ状態にしたMOSトランジスタに接続されるヒューズを実際に切断することで、可変抵抗の抵抗値を決定する。これがチューニング動作である。
レベルシフト回路5は、可変抵抗R1およびR2を構成する複数の抵抗の個数を増やすほど抵抗値の変更幅を小さくできるが、その分、模擬回路4を構成するMOSトランジスタも増えて規模が大きくなり、また、各MOSトランジスタのオン、オフ制御を行う回路の規模も大きくなる。
図4に、BRG回路1の構成を示す。図4に示すBRG回路1は、基準電圧発生回路として一般的な回路であり、バイポーラトランジスタの特性を利用してVBGR電圧を発生させる。
図4に示すBRG回路1は、差動増幅器A1の出力と基準電圧との間に、抵抗RA1とダイオード接続されたNPN型のバイポーラトランジスタQ1とが直列に接続され、同じく、差動増幅器A1の出力と基準電圧との間に、抵抗RA、RBとダイオード接続されたNPN型のバイポーラトランジスタQ2とが直列に接続された構成を有している。そして、抵抗RAとRBとの接続ノードの電位が差動増幅器A1の−端子に与えられ、抵抗RA1とバイポーラトランジスタQ1との接続ノードの電位が差動増幅器A1の+端子に与えられ、差動増幅器A1の出力がVBGR電圧となり、抵抗RA1とバイポーラトランジスタQ1との接続ノードの電位がVBE電圧となる。
図4よりVBE電圧は、単純なダイオード特性であり、一般的なダイオードの順方向電圧となって、負の温度特性を有することが判る。
ここで、バイポーラトランジスタQ2の個数=N、抵抗RAおよびRBの抵抗値をそれぞれRAおよびRBとした場合、VBGR電圧は以下の数式(1)で表される。
VBGR=VBE+VT・ln(N)・(1+RA/RB)・・・(1)
また、ボルツマン定数=k、素電荷=q、絶対温度=T、飽和電流=Is、コレクタ電流=Ic、熱電圧VTおよびVBE電圧は、それぞれ、以下の数式(2)および(3)で表される。
VT=kT/q・・・(2)
VBE=VT・ln(Ic/Is)・・・(3)
上記数式(1)より、VBE電圧の温度特性に対して、抵抗RAおよびRBの値を調整することにより、温度特性が異なるVBGR電圧が発生することが判る。VBGR電圧は、VBE電圧の温度特性に比べると温度依存性が極めて小さく、ほぼ一定レベルを示すが、一定レベルに限定されるものではなく、VBE電圧の温度特性とは異なる特性を有する電圧であれば温度判定に使用可能である。
そして、VBGR電圧は、可変抵抗R1およびR2の抵抗値によってシフトさせることができるので、このVBGR電圧をシフトさせたVSHIFT電圧とVBE電圧とが交わるポイントが、例えば92℃で交差するように可変抵抗R1およびR2の抵抗値を設定することで、判定温度を調整することが可能となる。
図5は、横軸に温度(℃)、縦軸に電圧(V)を示し、VSHIFT電圧を変更することで、VSHIFT電圧とVBE電圧とが交わるポイント、すなわち検知温度が変わる状態を示す図であり、VSHIFT電圧を変化させて92℃を検知温度とする例を示している。
また、比較器2(図2)はヒステリシス特性を持つように構成され、チップ内部温度の判定レベル付近での温度警告信号TWの変動を抑制する構成となっている。すなわち、比較器2にヒステリシス特性を持たせない場合、チップ内部検知温度が92℃近傍にある場合、92℃から僅かに低い方にずれると温度警告信号TWが”L”となったり、また、その直後に92℃となると”H”になったりして安定しない現象が起きる。温度警告信号TWが変動すると、それを受けた外部の回路も動作が安定せず、消費電力が増大することになる。
これに対し、比較器2がヒステリシス特性を持つことで、温度が上昇して92℃に達する場合と、温度が下降して92℃に達する場合とで、比較器2の特性が変わるので、92℃を境界として敏感に反応することを防止できる。
図6は、横軸に温度(℃)、縦軸に温度警告信号TWのレベル”L”および”H”を示し、比較器2のヒステリシス特性を模式的に示している。
ここで、図7には比較器2の構成の一例を示す。
図7に示すように、比較器2においては、定電流源CSと基準電圧との間には、直列に接続された、Pチャネル型のMOSトランジスタT1およびNチャネル型のMOSトランジスタT3、Pチャネル型のMOSトランジスタT2およびNチャネル型のMOSトランジスタT6を備えている。
そして、MOSトランジスタT3およびT6のそれぞれのドレインと基準電圧との間には、Nチャネル型のMOSトランジスタT4およびT5が接続され、MOSトランジスタT4のゲートはMOSトランジスタT5およびT6のドレインに接続され、MOSトランジスタT5のゲートはMOSトランジスタT3およびT4のドレインに接続されている。
なお、MOSトランジスタT1およびT2のゲートには、それぞれVSHIFT電圧およびVBE電圧が与えられる。
また、電源VCCと基準電圧との間には、直列に接続された、Pチャネル型のMOSトランジスタT11およびNチャネル型のMOSトランジスタT13、Pチャネル型のMOSトランジスタT12およびNチャネル型のMOSトランジスタT14を備えている。そして、MOSトランジスタT11およびT12のゲートは共通してMOSトランジスタT12のドレインに接続され、MOSトランジスタT11のドレインはインバータG1の入力に接続され、インバータG1の出力が比較器2の出力となる。
また、MOSトランジスタT3のドレインおよびゲートは共通してMOSトランジスタT14のゲートに接続され、MOSトランジスタT6のドレインおよびゲートは共通してMOSトランジスタT13のゲートに接続される構成となっている。
ゲートが互いのドレインに接続されたMOSトランジスタT4およびT5で構成されるヒステリシス回路を備えることで、VSHIFT電圧およびVBE電圧の一方が変化した場合でも、現状の出力を維持しようとするフィードバックが働くことで、比較器2がヒステリシス特性を持つことになる。
<実施の形態1>
次に、本発明に係る実施の形態1の温度検知回路の構成および動作について、図8〜図12を用いて説明する。
図8は実施の形態1の温度検知回路50Aの構成を示すブロック図である。なお、図2を用いて説明した温度検知回路50と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
また、温度検知回路50Aは、図1に示したメモリチップ100の温度検知回路50に換えて使用することができる。
図8に示す温度検知回路50Aは、レベルシフト回路5を構成する可変抵抗R1およびR2に加えて、BGR回路1のVBGR電圧の出力ノードと可変抵抗R1との間に接続された付加抵抗RU(第1の抵抗)と、可変抵抗R2と基準電圧との間に接続された付加抵抗RD(第2の抵抗)とを有し、付加抵抗RUおよびRDのそれぞれに並列して、Nチャネル型のMOSトランジスタTU(第1のトランジスタ)およびTD(第2のトランジスタ)が接続されている。
そして、MOSトランジスタTUおよびTDのゲートには、それぞれ、チューニング時に”H”(非チューニング時に”L”)となるチューニング信号Tuneと、チューニング時に”L”(非チューニング時に”H”)となる反転チューニング信号/Tuneが与えられる構成となっている。
チューニング時には、MOSトランジスタTUがオン状態、MOSトランジスタTDがオフ状態であるので、レベルシフト回路5には、可変抵抗R1およびR2に加えて付加抵抗RDが加わることとなり、可変抵抗R1、R2および付加抵抗RDの抵抗分割によってVSHIFT電圧が決まることになる。この結果、チューニング時(すなわちテストモード)には、非チューニング時(すなわち通常モード)に比べてVSHIFT電圧が一定レベルだけ高くなり、結果的に検知温度を一律に下げることができる。
なお、可変抵抗R1、R2を構成する複数の抵抗の1つよりも、5倍から10倍程度大きな値に設定されるが、これに限定されるものではなく、付加抵抗RDの抵抗値は、MOSトランジスタTUがオフからオンになることによるレベルシフト回路に流れる電流量の変化を抑制する値に設定すれば良い。
ここで、付加抵抗RDは、テストモード時に、VSHIFT電圧を一定レベルだけ高めるので、付加抵抗RDおよびMOSトランジスタTDをSHIFT電圧の底上げ回路と呼称することができる。
また、付加抵抗RDおよびRUの抵抗値は実質的に等しく、付加抵抗RUは、付加抵抗RDを設けたことでチューニング時と非チューニング時とでレベルシフト回路5に流れる電流量が変わることを防止するために設けられているので、付加抵抗RUおよびMOSトランジスタTUも底上げ回路を構成するものと言える。
ここで、図9および図10には、通常モードでの温度検知回路50Aの動作を示し、図11および図12には、テストモードでの温度検知回路50Aの動作を示す。
図9においては、横軸に温度(℃)、縦軸に電圧(V)を示し、通常モードでは、VSHIFT電圧とVBE電圧とが交わるポイント、すなわち検知温度が92℃であることが示されている。
図10は、横軸に温度(℃)、縦軸に温度警告信号TWのレベル”L”および”H”を示し、通常モードでの比較器2のヒステリシス特性を模式的に示しており、検知温度92℃に対して、温度が上昇する場合と、温度が下降する場合とで、比較器2の特性が変わることを示している。
また、図11においては、横軸に温度(℃)、縦軸に電圧(V)を示し、テストモードでは、VSHIFT電圧が高くなって、VSHIFT電圧とVBE電圧とが交わるポイント、すなわち検知温度が85℃に変わることが示されている。
図12は、横軸に温度(℃)、縦軸に温度警告信号TWのレベル”L”および”H”を示し、テストモードでの比較器2のヒステリシス特性を模式的に示しており、検知温度85℃に対して、温度が上昇する場合と、温度が下降する場合とで、比較器2の特性が変わることを示している。
ここで、図5を用いて説明したように、温度検知回路50(図2)においては、可変抵抗R1およびR2の抵抗値を調整することで、VSHIFT電圧の増減を行って検知温度を調整することができる。この調整範囲を広げるには、可変抵抗R1およびR2の抵抗値の変更範囲を広げる必要があり、それに伴って、それぞれを構成する複数の抵抗や、ヒューズの個数、および模擬回路4(図3)を構成するMOSトランジスタの個数を増やさなければ微調整ができなくなるので、回路規模が大きくなり、また、模擬回路4の制御も複雑となる。従って、レベルシフト回路5の調整範囲は、温度検知回路50の製造上のばらつきに起因する検知温度の揺らぎを完全に調整するほど広くは設定されていない。
しかし、温度検知回路50Aにおいては、レベルシフト回路5に、付加抵抗RDを加えることで、テストモードでは、レベルシフト回路5の回路規模はそのままで、VSHIFT電圧を一定レベルだけ高めることが可能となり、テストモードと通常モードとで、検知温度が大幅に異なる場合にも対応することができる。以下、テストモードと通常モードとで、検知温度が大幅に異なる理由について説明する。
すなわち、本来、検知温度はメモリチップの保証温度上限値、例えば85℃に設定すべきであるが、検知温度の揺らぎを考慮して、目標温度は1割程度高め、例えば92℃に設定することで、85℃より低い温度で温度警告信号TWが”H”になることを防止している。
一方、ウェハテストにおける高温テストでは、保証温度上限値でテストを行うので、温度検知回路の製造上のばらつきが小さい場合、検知温度を92℃に設定していると、85℃のテストでは温度警告信号TWは常に”L”レベルを出力することになり、正確なテスト結果が得られない。だからと言って、ウェハテストにおける高温テストを、85℃だけでなく92℃でも行うようにシステムを変えることはコスト的にも容易ではないし、92℃は便宜的な値であるので、これでテストをすることは得策ではない。
そこで、温度検知回路50Aでは、テストモードにおいては検知温度を保証温度上限値まで下げることで、85℃付近で温度警告信号TWが、”L”から”H”に変わることを確認するようにしている。
さらに、この状態で、レベルシフト回路5の可変抵抗R1およびR2を模擬回路4を用いて変更することでチューニングを行い、85℃で温度警告信号TWが、”L”から”H”に変わるように設定する。
チューニング後は通常モードになるが、この場合は、MOSトランジスタTUがオフ状態、MOSトランジスタTDがオン状態となり、VSHIFT電圧が低くなって、検知温度が92℃に戻ることになる。この場合、温度検知回路50Aは85℃でチューニング済みであるので、92℃において温度警告信号TWが、”L”から”H”に変わることとなる。
以上説明したように、温度検知回路50Aにおいては、レベルシフト回路5を構成する可変抵抗R1およびR2に加えて、検知温度を目標温度から保証温度上限値にまで下降させる付加抵抗RDを備えることで、ウェハテストにおける高温テストで、温度検知回路50Aの動作を確認でき、正確なチューニングが可能となるので、ウェハテストのコストの増加を防止できる。
また、テストモードと通常モードとで検知温度が大幅に異なる場合であっても、付加抵抗RDを備えることで、チューニング回路の規模を増大させる必要がなく、高いチューニング精度を維持できるとともに、チューニングに要する時間の増加を抑制できる。
なお、温度検知にBGR回路1を使用することで、比較的簡単な構造の温度検知回路を得ることができる。
<実施の形態2>
次に、本発明に係る実施の形態2の温度検知回路の構成および動作について、図13〜図16を用いて説明する。
図13は実施の形態2の温度検知回路50Bの構成を示すブロック図である。なお、図8を用いて説明した温度検知回路50Aと同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図13に示す温度検知回路50Bにおいては、比較器2Aが、通常モードではヒステリシス特性を持つが、テストモードではヒステリシス特性を持たないように構成されている。
図14においては、横軸に温度(℃)、縦軸に電圧(V)を示し、テストモードでは、VSHIFT電圧が高くなって、VSHIFT電圧とVBE電圧とが交わるポイント、すなわち検知温度が85℃に変わることが示されている。
また、図15は、横軸に温度(℃)、縦軸に温度警告信号TWのレベル”L”および”H”を示し、比較器2Aのテストモードでの特性を模式的に示している。図15より、検知温度85℃において、温度警告信号TWのレベルが”H”となり、ヒステリシスを持たない特性であることが判る。
図16には比較器2Aの構成の一例を示すが、図7に示した比較器2と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図16に示すように、比較器2Aにおいては、MOSトランジスタT3とT4のドレイン間にスイッチ素子SW1が配設され、MOSトランジスタT5とT6のドレイン間にスイッチ素子SW2が配設された構成となっている。
スイッチ素子SW1およびSW2は、通常モードではオン状態となり、テストモードではオフ状態となるように制御されるので、テストモードでは、ゲートが互いのドレインに接続されたMOSトランジスタT4およびT5(ヒステリシス回路)が機能せず(オンせず)、ヒステリシス特性が解除されることになる。なお、図16に示す比較器2Aの構成は一例であり、MOSトランジスタT4およびT5の代わりに、キャパシタを使用することでヒステリシス特性を持たせた構成とし、当該キャパシタの接続をオン、オフすることで、ヒステリシスを持つ場合と持たない場合とを切り替える構成としても良い。
図12を用いて説明した比較器2のように、テストモードにおいてもヒステリシス特性を有する場合、ヒステリシス特性のどちらの特性で温度検出がされているかの判別がつかないので、検知温度を正確に知得するには、温度を上昇させて検出する動作と、温度を下降させて検出する動作を行う必要があり、検知温度の正確な値の知得に時間がかかり、テストコストが増加するという問題があった。
しかし、本実施の形態2のように、テストモードではヒステリシス特性を解消できるように構成された比較器2Aを用いることで、正確な検知温度の知得が容易となり、テストコストが増加することを防止できる。
なお、比較器2Aは、図2および図8に示した温度検知回路50および50Aにそれぞれ適用しても良く、その場合も、テストモードにおいて、正確な検知温度(この場合は92℃)の知得が容易となることは言うまでもない。
<実施の形態3>
次に、本発明に係る実施の形態3の温度検知回路の構成および動作について、図17〜図21を用いて説明する。
図17は実施の形態3の温度検知回路50Cの構成を示すブロック図である。なお、図8を用いて説明した温度検知回路50Aと同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
ここで、図2に示した温度検知回路50や、図8に示した温度検知回路50Aにおいては、通常モードでは、チップ内部の温度判定結果をリアルタイムに出力しているわけではなく、出力制御回路3において、所定の期間ごとに判定結果を更新して外部に出力しており、この所定の期間は、メモリチップ100(図1)内部のリフレッシュカウンタ40の上位カウンタの立ち上がりエッジに同期して行われている。
一方、図17に示す温度検知回路50Cの出力制御回路3Aは、テストモードでは、リフレッシュカウンタ40の上位カウンタの立ち上がりエッジに同期して判定結果を外部に出力するのではなく、任意のタイミングで判定結果を外部に出力する構成となっている。
図18は、出力制御回路3Aの構成を示すブロック図である。
図18に示すように、出力制御回路3Aは、比較器2から出力される検出信号を受けるラッチ回路31と、ラッチ回路31の出力を受け、温度警告信号TWとして出力するバッファ32と、通常モードでは、リフレッシュカウンタ40から出力されるリフレッシュ信号(上位カウンタのカウント信号)を受け、任意のパルス幅を有するワンショットパルスを生成してラッチ回路31に与えるワンショットパルス回路33とを備えている。
図19は、ワンショットパルス回路33の構成の一例を示す図である。
図19に示すように、ワンショットパルス回路33は、共にリフレッシュ信号を受けるディレイ回路DLおよびインバータG21と、ディレイ回路DLおよびインバータG21の出力を受けるNOR回路G22と、NOR回路G22の出力を受けるインバータG23と、インバータG23の出力およびチューニング時に”L”となる反転チューニング信号/Tuneを受けて、ワンショットパルスを出力するNAND回路G24とを備えている。
このような構成のワンショットパルス回路33は、リフレッシュ信号を受けることで、図20に示すように、リフレッシュ信号の立ち上がりエッジに同期したワンショットパルスを出力する。このワンショットパルスの幅は、ディレイ回路DLでの遅延時間によって任意に設定可能である。
図21は、ラッチ回路31の構成の一例を示すブロック図である。
図21に示すように、ラッチ回路31は、ワンショットパルス回路33から出力されるワンショットパルスによってオンオフ制御され、入力ゲートとなるNチャネル型のMOSトランジスタT21と、MOSトランジスタT21の後段にループ接続されたインバータG10およびG11とを備えている。
このような構成のラッチ回路31においては、通常モード時には、ワンショットパルス回路33から出力されるワンショットパルスが立ち上がるタイミングで比較器2から出力される検出信号を取り込み、上記検出信号をバッファ32に出力することとなる。従って、検出信号の出力タイミングはワンショットパルスが”H”となっている長さ、すなわちパルス幅で任意に設定することができる。
一方、テストモード時には、ワンショットパルス回路33は、反転チューニング信号/Tuneが”L”となることで、NAND回路G24は、常時活性状態”H”となり、ラッチ回路31ではMOSトランジスタT21が常時オン状態となって、比較器2から出力される検出信号を常時、バッファ32に出力することとなる。
このような構成を採ることで、テストモードにおいては、レベルシフト回路5の可変抵抗R1およびR2の抵抗値を変更して判定結果を確認する場合に、リフレッシュカウンタの上位カウンタとは無関係に、常時、判定結果を得ることができるので、比較的長期のパルス周期となるリフレッシュ信号に同期して判定結果を得る場合に比べて、チューニングに要する時間を低減することができ、結果的にテストコストを削減することができる。
なお、出力制御回路3Aは、図2に示した温度検知回路50に適用しても良く、また、図8および図13に示した温度検知回路50Aおよび50Bにそれぞれ適用しても良く、その場合も、上記と同様の効果を奏することとなる。
<変形例>
以上説明した実施の形態3においては、テストモード時には、常時、判定結果を得る構成を示したが、リフレッシュカウンタ40から出力される上位カウンタのカウント信号の他に、下位カウンタのカウント信号を利用することで、判定結果の出力タイミングを変更可能な構成としても良い。
図22は、図18に示した出力制御回路3Aに代わる出力制御回路3Bの構成を示す図である。
図22に示すように、出力制御回路3Bにおいては、通常モードでは、リフレッシュカウンタ40から出力されるリフレッシュ信号A(上位カウンタのカウント信号)をワンショットパルス回路330に与え、テストモードでは、リフレッシュカウンタ40から出力されるリフレッシュ信号B(下位カウンタのカウント信号)をワンショットパルス回路330に切り替えて与える切り替えスイッチ34を備えている。ここで、切り替えスイッチ34の切り替え制御には、チューニング時に”L”となる反転チューニング信号/Tuneを用いる。
ワンショットパルス回路330は、リフレッシュ信号AおよびBを受けて、それぞれの立ち上がりのタイミングで、任意のパルス幅を有するワンショットパルスを生成してラッチ回路31に与えるが、リフレッシュ信号Bのパルス周期(第2の周期)は、リフレッシュ信号Aのパルス周期(第1の周期)に比べて短いので、チューニングに要する時間を低減することができ、結果的にテストコストを削減することができる。
なお、図23に示すように、ワンショットパルス回路330の構成は、基本的には図19に示したワンショットパルス回路33と同様であるが、インバータG23の出力はインバータG25に与えられて、反転して出力される点が異なっている。
温度検知回路を内蔵したメモリチップの構成を示すブロック図である。 温度検知回路の構成を示すブロック図である。 レベルシフト回路および模擬回路4の構成を、等価回路として示した図である。 BRG回路の構成を示す図である。 VSHIFT電圧を変更することで、検知温度が変わる状態を示す図である。 比較器のヒステリシス特性を模式的に示す図である。 比較器の構成を示す図である。 本発明に係る実施の形態1の温度検知回路の構成を示すブロック図である。 通常モードでの検知温度を示す図である。 通常モードでの比較器のヒステリシス特性を模式的に示す図である。 テストモードでの検知温度の変更を示す図である。 テストモードでの比較器のヒステリシス特性を模式的に示す図である。 本発明に係る実施の形態2の温度検知回路の構成を示すブロック図である。 テストモードでの検知温度の変更を示す図である。 テストモードでは比較器のヒステリシス特性が解消されていることを模式的に示す図である。 テストモードではヒステリシス特性を解消できる比較器の構成を示す図である。 本発明に係る実施の形態3の温度検知回路の構成を示すブロック図である。 出力制御回路の構成を示すブロック図である。 ワンショットパルス回路の構成を示す図である。 ワンショットパルスの発生タイミングを示す図である。 ラッチ回路の構成を示す図である。 出力制御回路の変形例の構成を示すブロック図である。 ワンショットパルス回路の変形例の構成を示す図である。
符号の説明
2,2A 比較器、3A 出力制御回路、5 レベルシフト回路、R1,R2 可変抵抗、50A,50B,50C 温度検知回路。

Claims (8)

  1. 半導体チップが予め定めた判定温度に達したかどうかを検出する温度検知回路を備え、
    前記温度検知回路は、
    温度特性を有する第1の信号の出力回路と、
    前記第1の信号とは温度特性が異なる第2の信号の出力回路と、
    前記第2の信号の電圧を第1の所定値シフトさせることで第3の信号を出力するチューニング回路と、
    前記第1の信号と第3の信号とを比較する比較回路とを有し、
    前記チューニング回路は、
    前記温度検知回路の温度検知動作のテスト時に、前記第3の信号の電圧を第2の所定値高くする底上げ回路を有し、
    前記チューニング回路は、レベルシフト回路を有し、
    前記底上げ回路は、
    前記第2の信号の出力回路と前記レベルシフト回路との間に接続される、第1の抵抗と前記第1の抵抗と並列に接続される第1のトランジスタと、
    前記レベルシフト回路と基準電圧との間に接続される、第2の抵抗と前記第2の抵抗と並列に接続される第2のトランジスタとを有し、
    前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとは、相補的にオンする、半導体装置。
  2. 半導体チップが予め定めた判定温度に達したかどうかを検出する温度検知回路を備え、
    前記温度検知回路は、
    温度特性を有する第1の信号の出力回路と、
    前記第1の信号とは温度特性が異なる第2の信号の出力回路と、
    前記第2の信号の電圧を第1の所定値シフトさせることで第3の信号を出力するチューニング回路と、
    前記第1の信号と第3の信号とを比較する比較回路とを有し、
    前記チューニング回路は、
    前記温度検知回路の温度検知動作のテスト時に、前記第3の信号の電圧を第2の所定値高くする底上げ回路を有し、
    前記比較回路は、ヒステリシス回路を有し、
    前記温度検知回路の通常動作時にはヒステリシス回路をオンし、前記テスト時には前記ヒステリシス回路をオフする、半導体装置。
  3. 半導体チップが予め定めた判定温度に達したかどうかを検出する温度検知回路を備え、
    前記温度検知回路は、
    温度特性を有する第1の信号の出力回路と、
    前記第1の信号とは温度特性が異なる第2の信号の出力回路と、
    前記第2の信号の電圧を第1の所定値シフトさせることで第3の信号を出力するチューニング回路と、
    前記第1の信号と第3の信号とを比較する比較回路とを有し、
    前記チューニング回路は、
    前記温度検知回路の温度検知動作のテスト時に、前記第3の信号の電圧を第2の所定値高くする底上げ回路を有し、
    前記比較回路の出力を受け、外部出力信号を出力する出力制御回路を備え、
    前記出力制御回路は、
    前記温度検知回路の通常動作時には、前記外部出力信号として、前記比較回路の前記出力を所定の周期で出力し、
    前記テスト時には、前記外部出力信号として、前記比較回路の前記出力を常時出力する、半導体装置。
  4. 半導体チップが予め定めた判定温度に達したかどうかを検出する温度検知回路を備え、
    前記温度検知回路は、
    温度特性を有する第1の信号の出力回路と、
    前記第1の信号とは温度特性が異なる第2の信号の出力回路と、
    前記第2の信号の電圧を第1の所定値シフトさせることで第3の信号を出力するチューニング回路と、
    前記第1の信号と第3の信号とを比較する比較回路とを有し、
    前記チューニング回路は、
    前記温度検知回路の温度検知動作のテスト時に、前記第3の信号の電圧を第2の所定値高くする底上げ回路を有し、
    前記比較回路の出力を受け、外部出力信号を出力する出力制御回路を備え、
    前記出力制御回路は、
    前記温度検知回路の通常動作時には、前記外部出力信号を第1の周期で出力し、前記テスト時には、前記外部出力信号を前記第1の周期より短い第2の周期で出力する、半導体装置。
  5. 半導体チップが予め定めた判定温度に達したかどうかを検出する温度検知回路を備え、
    前記温度検知回路は、
    温度特性を有する第1の信号の出力回路と、
    前記第1の信号とは温度特性が異なる第2の信号の出力回路と、
    前記第2の信号の電圧を第1の所定値シフトさせることで第3の信号を出力するチューニング回路と、
    前記第1の信号と第3の信号とを比較する比較回路とを有し、
    前記チューニング回路は、
    レベルシフト回路と、
    前記第2の信号の出力回路と前記レベルシフト回路との間に接続される、第1の抵抗と前記第1の抵抗と並列に接続される第1のトランジスタと、
    前記レベルシフト回路と基準電圧との間に接続される、第2の抵抗と前記第2の抵抗と並列に接続される第2のトランジスタとを有し、
    前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとは、動作モード信号に応じ相補的にオンする、半導体装置。
  6. 前記レベルシフト回路は、
    前記第2の信号の電圧を分圧する分割抵抗を有する、請求項1または請求項5記載の半導体装置。
  7. 前記第2の抵抗の抵抗値は、前記第1のトランジスタがオフからオンになることによる前記レベルシフト回路に流れる電流量の変化を抑制する値に設定される、請求項記載の半導体装置。
  8. 前記第1の抵抗の抵抗値と、前記第2の抵抗の抵抗値とは実質的に等しい、請求項記載の半導体装置。
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